JPH05270098A - プリンタのヘッドギャップ調整機構 - Google Patents

プリンタのヘッドギャップ調整機構

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JPH05270098A
JPH05270098A JP9864992A JP9864992A JPH05270098A JP H05270098 A JPH05270098 A JP H05270098A JP 9864992 A JP9864992 A JP 9864992A JP 9864992 A JP9864992 A JP 9864992A JP H05270098 A JPH05270098 A JP H05270098A
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JP
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platen
roller
carriage
paper
head
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JP9864992A
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English (en)
Inventor
Hiroaki Iwata
浩明 岩田
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Oki Electric Industry Co Ltd
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Oki Electric Industry Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 組立性やメンテナンス性に優れ、しかもヘッ
ドギャップの設定が短時間で行われ、且つ安定したヘッ
ドギャップが得られるヘッドギャップ調整機構を提供す
る。 【構成】 キャリッジシャフト11に支持されたキャリ
ッジ10と、キャリッジ10に取り付けられたフレーム
部材13と、フレーム部材13を介してキャリッジ10
に搭載された印字ヘッド14と、フレーム部材13に固
定されたリボンプロテクタ16と、リボンプロテクタ1
6との間で用紙走行路Rを形成するプラテン18と、駆
動軸19に軸着された用紙搬送用ローラ及び紙厚検出用
ローラ21と、用紙搬送用ローラに圧接しつつ回転して
印字用紙Pを搬送する押圧ローラと、プラテン18に固
定した支持部材29に軸支された紙厚検出ローラ28
と、印字ヘッド14に対してプラテン18を接近離反さ
せるプラテン駆動機構30とから成る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、プリンタ等の印字処理
部に具備される機構に係わり、特に、プラテンと印字ヘ
ッドとの間に確保される、いわゆるヘッドギャップを印
字用紙の厚さに応じて調整するための機構に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】図6は、従来のヘッドギャップ調整機構
を示す概略構成図である。図6において、51はキャリ
ッジであり、このキャリッジ51は、キャリッジシャフ
ト52とガイドシャフト53に沿ってスライド自在に支
持されている。また、キャリッジ51には印字ヘッド5
4が搭載されており、この印字ヘッド54の前方には、
キャリッジ51に固定された状態でリボンプロテクタ5
5が配設されている。
【0003】一方、印字ヘッド51の下方にはプラテン
56が対向して配設されている。このプラテン56は、
上記リボンプロテクタ55との間に用紙走行路Rを形成
している。また、プラテン56にはラック57とピニオ
ン58が取り付けられており、更にピニオン58にはパ
ルスモータ59の駆動ギア60が噛み合っている。
【0004】加えて、パルスモータ59の駆動軸にはス
リット円板61が取り付けられており、このスリット円
板61の外周部を挟み込む態様で光学センサ62が配設
されている。そして、この光学センサ62の出力信号
は、配線等を介して図示せぬ制御部に送られるようにな
っている。
【0005】斯かる機構において印字用紙Pは、用紙搬
送用のローラ63,64に挟持された状態で駆動軸65
の回転により用紙走行路Rに沿って走行する。そして、
プラテン56上の印字位置に印字用紙Pが搬送される
と、印字ヘッド54の駆動によりインクリボン66を介
して印字処理が行われ、その後、印字用紙Pは用紙排出
用のローラ67,68によって外部に排出される。
【0006】ところで、上記印字処理に際しては、印字
ヘッド54とプラテン56との間に所定のヘッドギャッ
プGが確保される。そして、このヘッドギャップGは、
以下の動作手順によって設定される。ここでは図7に示
す動作フローチャートを参照しながら動作手順を説明す
る。
【0007】まず、プリンタに印字用紙Pがセットされ
(ステップS1)、この印字用紙Pがプラテン56上の
印字位置に搬送されると(ステップS2)、パルスモー
タ59の駆動によってプラテン56が上昇し、印字用紙
Pがリボンプロテクタ55に圧接される(ステップS
3)。この時、パルスモータ59の回転は、上記圧接に
よる過負荷によって脱調(又は停止)する。そして、こ
の間のパルスモータ59の回転量は、スリット円板61
の回転に伴う光学センサ62のスリットカウント数によ
って検出され、その検出結果が制御部に送られる。
【0008】一方、制御部には、印字用紙Pが無しの状
態でプラテン56をリボンプロテクタ55に圧接させた
場合のスリットカウント数が、基準値として予め記憶さ
れている。よって、印字用紙Pが有りの状態でプラテン
56をリボンプロテクタ55に圧接させた場合のスリッ
トカウント数と上記基準値とを比較することによって、
印字用紙Pの厚さが検出される(ステップS4)。後
は、プラテン56を所定量だけ下降させることにより、
印字ヘッド54とプラテン56との間に印字用紙Pの厚
さに応じたヘッドギャップGが設定され(ステップS
5)、この時点で印字処理が開始される(ステップS
6)。
【0009】また、従来においては、プリンタの組立段
階やメンテナンス等の際に、ヘッドギャップの確認補正
作業が行われていた。この確認補正作業では、まず、実
際に機構を動作させて印字ヘッド54とプラテン56と
の間にヘッドギャップGを確保する。続いて、そのヘッ
ドギャップGが適正値になっているか否かをシックネス
ゲージ等を用いて確認する。ここで、計測したヘッドギ
ャップGが適正値になっていない場合は、制御部のプロ
グラムデータを変更してプラテン56の移動量(下降
量)を補正する。そして、この補正作業が済んだら、再
度機構を動作させて上記同様のヘッドギャップの確認作
業を行う。従来では、これら一連の確認補正作業が一度
で完了することは殆どなく、ヘッドギャップGが適正値
になるまで何回も繰り返し行われていた。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のヘッドギャップ調整機構においては、ヘッドギャッ
プの設定手順の煩雑さや、制御部におけるデータ処理時
間などが主な要因となって、印字用紙Pがセットされて
から印字処理が開始されるまで時間がかかり過ぎるとい
った問題があり、これが、印字処理の時間短縮化を進め
る上で支障を来していた。更に、ヘッドギャップの確認
補正作業も、上述したとおり非常に面倒な作業であり、
多くの手間と時間を要するものとなっていた。また、パ
ルスモータ59の停止精度や光学センサ62の検出精
度、或いは温湿度によるセンサ特性の変動等によってヘ
ッドギャップGにバラツキが生じ、印字品位に悪影響を
及ぼす虞れがあった。
【0011】本発明は、上記問題を解決するためになさ
れたもので、組立性やメンテナンス性に優れ、しかもヘ
ッドギャップの設定が短時間で行われ、且つ安定したヘ
ッドギャップを得ることができるプリンタのヘッドギャ
ップ調整機構を提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するためになされたもので、キャリッジシャフトに沿
ってスライド自在に支持されたキャリッジと、このキャ
リッジに取付位置の調整が可能に取り付けられたフレー
ム部材と、このフレーム部材を介してキャリッジに搭載
された印字ヘッドと、上記フレーム部材に固定されると
ともに、印字ヘッドの前方に配置されたリボンプロテク
タと、上記印字ヘッドと対向して設けられ、リボンプロ
テクタとの間で用紙走行路を形成するプラテンと、上記
キャリッジシャフトと平行に配設された駆動軸に軸着さ
れ、且つ用紙走行路上に配置された用紙搬送用ローラ及
び紙厚検出用ローラと、その用紙搬送用ローラに圧接し
て駆動軸の回転により印字用紙を用紙走行路に沿って搬
送する押圧ローラと、プラテンに固定された支持部材
に、紙厚検出用ローラと対向する状態で軸支された紙厚
検出ローラと、印字ヘッドに対してプラテンを接近離反
させるプラテン駆動機構とから構成されたヘッドギャッ
プ調整機構である。
【0013】
【作用】本発明のヘッドギャップ調整機構においては、
キャリッジに対してフレーム部材の取付位置を調整する
ことにより、印字ヘッド及びリボンプロテクタが上下動
して、ヘッドギャップが変化する。また、ヘッドギャッ
プの設定動作においては、プリンタにセットされた印字
用紙が、まず、紙搬送用ローラと押圧ローラとに挟持さ
れながら駆動軸の回転により用紙走行路に沿って走行
し、プラテン上の印字位置に搬送される。こうして印字
用紙が印字位置に搬送されると、プラテン駆動機構の作
動によってプラテンが印字ヘッドに対して接近してい
き、これに伴ってプラテンの支持部材に軸支された紙厚
検出ローラも紙厚検出用ローラに接近していく。その
後、紙厚検出ローラは印字用紙を介して紙厚検出用ロー
ラに圧接した状態となり、これと同時に、プラテンは印
字用紙を裏面側から支持する状態となって停止する。こ
れにより、印字ヘッドとプラテンとの間に印字用紙の厚
さに応じたヘッドギャップが確保される。
【0014】
【実施例】以下、本発明に係わるプリンタのヘッドギャ
ップ調整機構を図面に基づいて詳細に説明する。図1
は、本発明のヘッドギャップ調整機構の一実施例を示す
概略構成図である。また、図2は、実施例における各ロ
ーラの配置状態を示す斜視図であり、図3は、同プラテ
ン駆動機構を示す斜視図である。
【0015】図示したヘッドギャプ調整機構において、
10はキャリッジであり、このキャリッジ10は、キャ
リッジシャフト11とガイドシャフト12とに係合した
状態でキャリッジシャフト11に沿ってスライド自在に
支持されている。キャリッジ10の一側面には、止め螺
子等によってフレーム部材13が取り付けられている。
このフレーム部材13は、例えば、キャリッジ10に対
するフレーム部材13の取付用孔(不図示)を長孔状に
形成することにより、キャリッジ10への取付位置(本
例では上下位置)が調整できるようになっている。
【0016】印字ヘッド14は、ヘッドマウントブロッ
ク15を介してフレーム部材13に取り付けられ、更に
このフレーム部材13を介してキャリッジ10に搭載さ
れている。リボンプロテクタ16は、その一端側がフレ
ーム部材13に固定された状態で印字ヘッド14の前方
に配置されている。このリボンプロテクタ16は、印字
ヘッド14との間に介装されるインクリボン17を保護
するためのもので、インクリボン17のほぼ真下に印字
用孔16aを有している。
【0017】一方、印字ヘッド14の下方には、その印
字ヘッド14に対向してプラテン18が配設されてい
る。このプラテン18は、リボンプロテクタ15との間
で用紙走行路Rを形成している。この用紙走行路Rの入
口側には、上記キャリッジシャフト11と平行に駆動軸
19が配設されている。この駆動軸19は、フィードモ
ータMの駆動によって回転するもので、その軸上には、
図2に示すように左右一対の用紙搬送用ローラ20,2
0と紙厚検出用ローラ21,21とが軸着されている。
このような取り付け状態の下で、上記各ローラ20,2
1は用紙走行路R上に配置されている。
【0018】また、上記各ローラ20,21の中で、用
紙搬送用ローラ20に対しては押圧ローラ22が設けら
れる。この押圧ローラ22は、支軸23の所定箇所に固
定された保持金具24の先端部にそれぞれ軸支されてい
る。また、支軸23の一端にはレバー部材25が軸着さ
れており、更にこのレバー部材25の先端側には、スプ
リング26を介してプランジャ27が接続されている。
一方、紙厚検出用ローラ21に対しては紙厚検出ローラ
28が設けられる。この紙厚検出ローラ28は、プラテ
ン18の側部に固定された支持部材29の先端側に、紙
厚検出用ローラ21と対向するように軸支されている。
【0019】上記各ローラの構成においては、プランジ
ャ27の励磁状態をオンオフすることにより支軸23が
レバー部材25を介して回動する。そして、このレバー
部材25の回動に伴って、保持金具24に軸支された押
圧ローラ22が用紙搬送用ローラ20に圧接したり、用
紙搬送用ローラ20から離反したりする。ここで、用紙
搬送用ローラ20に対する押圧ローラ22の押圧力は、
スプリング26の弾性力によって所定の大きさに保持さ
れる。
【0020】したがって、印字用紙Pを搬送する際は、
プランジャ27の駆動により支軸23を所定方向に回転
させて、押圧ローラ22を用紙搬送用ローラ20に圧接
させる。この時、印字用紙Pは用紙搬送用ローラ20と
押圧ローラ22とに挟持される。続いて、フィードモー
タMを駆動して用紙搬送用ローラ20を回転させる。こ
れにより、印字用紙Pは用紙搬送用ローラ20と押圧ロ
ーラ22とに挟持された状態で用紙走行路Rに沿って搬
送される。
【0021】更に、本実施例では、印字ヘッド14に対
してプラテン18を接近離反させるプラテン駆動機構3
0(図3)が具備されており、以下のその構成を説明す
る。まず、プラテン18の両端部には縦溝18aが形成
されており、この縦溝18aをサイドフレーム31のガ
イド溝31aに係合することでプラテン18は上下動自
在に支持されている。また、左右のサイドフレーム31
間には、プラテン18とほぼ平行にガイドビーム32が
架設されている。このガイドビーム32には、スタッド
33,33をそれぞれ支点として回動するアーム部材3
4,34が取り付けられており、それら各アーム部材3
4の一片がプラテン18の下面側に接続されている。更
に、各アーム部材34の一端はそれぞれリンク棒35に
接続されており、このリンク棒35の一端側が、スプリ
ング36を介してプランジャ37に接続されている。
【0022】斯かるプラテン駆動機構30においては、
プランジャ37の励磁状態をオンオフすることでリンク
棒35が往復移動し、これに従ってアーム部材34がス
タッド33を支点に回動する。この回動動作によってプ
ラテン18はアーム部材34に押し上げられたり引き下
げられたりしながら、サイドフレーム31のガイド溝3
1aに沿って上下動する。すなわち、プラテン18が印
字ヘッド14に対して接近離反する。ここで、プラテン
18の上昇に伴って紙厚検出ローラ28が紙厚検出用ロ
ーラ21に圧接した場合、その押圧力はスプリング36
の弾性力によって所定の大きさに保持される。
【0023】このような構成からなる本実施例のヘッド
ギャップ調整機構においては、以下の動作手順によって
ヘッドギャップGが確保される。ここでは図4の動作フ
ローチャートを参照しながら動作手順を説明する。
【0024】まず、プリンタに印字用紙Pがセットされ
ると(ステップST1)、この印字用紙Pは用紙搬送用
ローラ20と押圧ローラ22の回転によってプラテン1
8上に搬送される(ステップST2)。こうして印字用
紙Pが印字位置に搬送されると、プラテン駆動機構30
の駆動によってプラテン18が上昇し、これに伴って紙
厚検出ローラ28が印字用紙Pを介して紙厚検出用ロー
ラ21に圧接される(ステップST3)。この時、プラ
テン18は印字用紙Pを裏面側から支持する状態とな
り、これと同時に、印字ヘッド14とプラテン18との
間に所定のヘッドギャップGが設定される。そして、こ
の時点で印字処理が開始される(ステップST4)。
【0025】上述した動作手順においては、印字ヘッド
14に対するプラテン18の接近距離が、紙厚検出用ロ
ーラ21に紙厚検出ローラ28が圧接することによって
規制される。よって、紙厚検出用ローラ21と紙厚検出
ローラ28の間に挟持される印字用紙Pが厚くなれば、
その分だけプラテン18が下方で停止するようになるた
め、結果としてヘッドギャップGがより大きく確保され
ることになる。
【0026】一方、実際上のヘッドギャップGの調整作
業は、プリンタの組立段階やメンテナンス等の際に、以
下のようにして行われる。すなわち、本実施例において
は、プラテン18上における印字用紙Pの上面、すなわ
ち印字面P1 が、紙厚に係わらず常に印字ヘッド14及
びリボンプロテクタ16から一定距離の所に位置するよ
うになっている。よって、印字ヘッド14から印字面P
1 までの距離を印字処理に適した寸法に設定するには、
キャリッジ10に取り付けたフレーム部材13の上下位
置を調整して、印字ヘッド14とリボンプロテクタ16
とを一体的に上下動させるようにすればよい。
【0027】更に、フレーム部材13の上下位置を設定
する手段としては、例えば図5に示すように、用紙搬送
用ローラ20と用紙排出用ローラ38のそれぞれの駆動
軸19,39に位置決め冶具40を架け渡して載置し、
この位置決め冶具40の上面40aにリボンプロテクタ
16を当接させてフレーム部材13をキャリッジ10に
固定するようにする。このようにすれば、印字ヘッド1
4から印字面P1 までの距離を、非常に精度良くしかも
簡単に適正値に設定することが可能となる。
【0028】なお、本実施例の構成では、紙厚検出ロー
ラ28の上側周面とプラテン18の上面とを同じ高さに
設定しているが、これは、紙厚検出用ローラ21が紙厚
検出ローラ28に圧接すると同時にプラテン18が印字
用紙Pを裏面側から支持するように考慮したもので、プ
リンタの用紙搬送方式等によっては一定の段差を設ける
ようにしてもよい。
【0029】また、本実施例では、用紙搬送用ローラ2
0と紙厚検出用ローラ21とを同一軸(駆動軸19)上
に設けたが、例えば、上記各ローラを分離して、それぞ
れ用紙走行路Rに沿って位置をずらせ、別々の軸に取り
付けることも容易に可能である。
【0030】
【発明の効果】以上、説明したように本発明によれば、
キャリッジに対してフレーム部材の取付位置を調整する
といった簡単な作業で、ヘッドギャップを精度良く適正
値に設定することができる。また、ヘッドギャップの設
定動作においても、従来に比較して制御部でのデータ処
理時間が不要になるとともに、より簡略された手順で行
われるようになるため、印字処理の所要時間を大幅に短
縮することが可能となる。更に、ヘッドギャップが機械
的に精度良く設定されることから、印字処理に際しては
常に安定したヘッドギャップが得られるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のヘッドギャップ調整機構の一実施例を
示す概略構成図である。
【図2】実施例における各ローラの配置状態を示す斜視
図である。
【図3】実施例におけるプラテン駆動機構を示す斜視図
である。
【図4】本発明に係わる動作フローチャートである。
【図5】ヘッドギャップの設定手順を説明する図であ
る。
【図6】従来のヘッドギャップ調整機構を示す概略構成
図である。
【図7】従来例における動作フローチャートである。
【符号の説明】
10 キャリッジ 11 キャリッジシャフト 13 フレーム部材 14 印字ヘッド 16 リボンプロテクタ 18 プラテン 19 駆動軸 20 用紙搬送用ローラ 21 紙厚検出用ローラ 22 押圧ローラ 28 紙厚検出ローラ 29 支持部材 30 プラテン駆動機構 P 印字用紙 R 用紙走行路

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 キャリッジシャフトに沿ってスライド自
    在に支持されたキャリッジと、 前記キャリッジに取付位置の調整が可能に取り付けられ
    たフレーム部材と、 前記フレーム部材を介して前記キャリッジに搭載された
    印字ヘッドと、 前記フレーム部材に固定されるとともに、前記印字ヘッ
    ドの前方に配置されたリボンプロテクタと、 前記印字ヘッドと対向して設けられ、前記リボンプロテ
    クタとの間で用紙走行路を形成するプラテンと、 前記キャリッジシャフトと平行に配設された駆動軸に軸
    着され、且つ前記用紙走行路上に配置された用紙搬送用
    ローラ及び紙厚検出用ローラと、 前記用紙搬送用ローラに圧接して前記駆動軸の回転によ
    り印字用紙を前記用紙走行路に沿って搬送する押圧ロー
    ラと、 前記プラテンに固定された支持部材に、前記紙厚検出用
    ローラと対向する状態で軸支された紙厚検出ローラと、 前記印字ヘッドに対して前記プラテンを接近離反させる
    プラテン駆動機構とから構成されたことを特徴とするプ
    リンタのヘッドギャップ調整機構。
JP9864992A 1992-03-24 1992-03-24 プリンタのヘッドギャップ調整機構 Pending JPH05270098A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100381579B1 (ko) * 2001-08-07 2003-04-26 삼성전자주식회사 잉크젯 프린터의 헤드갭 유지장치
USRE39169E1 (en) 1997-01-06 2006-07-11 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Ink ribbon cartridge having a particular spool and spindle arrangement

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