JP2001080787A - 搬送ユニットの調整方法及び搬送ユニットの調整治具 - Google Patents

搬送ユニットの調整方法及び搬送ユニットの調整治具

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JP2001080787A
JP2001080787A JP25882699A JP25882699A JP2001080787A JP 2001080787 A JP2001080787 A JP 2001080787A JP 25882699 A JP25882699 A JP 25882699A JP 25882699 A JP25882699 A JP 25882699A JP 2001080787 A JP2001080787 A JP 2001080787A
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Keiji Morimoto
桂司 森本
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来技術に比べて作業性がよくコストの面で
も改善された搬送ユニットの調整技術を提供すること。 【解決手段】 駆動ローラ20,22と圧着ローラ2
1,23からなるローラ機構によりペーパーPを挟持搬
送する搬送ユニット2の調整方法であって、ペーパーP
を搬送させる工程と、ペーパーPの表面に搬送方向に沿
った線をペンプロッタ65により描く工程と、圧着ロー
ラ21,23の圧着力を調整する工程とを有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、駆動ローラと圧着
ローラからなるローラ機構により感光材料を挟持搬送す
る搬送ユニットの調整方法及び調整治具に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】感光材料を取り扱う写真処理装置等にお
いては、一連の処理を行うために感光材料を搬送させる
必要がある。感光材料を搬送させるための代表的な機構
として、駆動ローラと圧着ローラとからなるローラ機構
があり、この駆動ローラと圧着ローラとで感光材料を挟
持して搬送する。かかるローラ機構は、例えば、感光材
料にデジタル画像を露光形成するための露光エンジンの
近くに配置されている。この露光エンジンは、感光材料
の搬送経路と直交する方向にライン状に形成された画像
出力面を備えている。そして、感光材料を上記ローラ機
構により一定速度で搬送させながら、1ラインごと画像
を露光していき感光材料を所定量搬送させた時点で1コ
マ分のデジタル画像が露光される。
【0003】ここで、ローラ機構における駆動ローラ及
び圧着ローラの搬送幅方向の長さは、感光材料の搬送幅
方向の長さをカバーできるだけの長さを有している。そ
して、感光材料を挟持して搬送させるためには、圧着ロ
ーラによる適切な圧着力を付与する必要があるが、圧着
ローラの搬送幅方向の両端で圧着力のバランスがとれて
いないと、感光材料が搬送経路に沿って搬送されず蛇行
した状態で搬送される。そのため、圧着力のバランスを
取るための調整を行なっている。この従来技術にかかる
調整方法について説明する。
【0004】まず、搬送ユニットを写真処理装置に組み
込んで感光材料を搬送させる。そして、感光材料の幅方
向中央に直線状の画像(露光ライン)を露光させるべ
く、露光エンジンの画像出力面の特定の素子部分から光
を出力させた状態で感光材料を搬送させる。この場合、
圧着ローラの圧着力のバランスがとれていれば、感光材
料は搬送経路に沿ってまっすぐ搬送されるから感光材料
に直線の画像が露光される。一方、圧着力のバランスが
とれていなければ、感光材料は蛇行した状態で搬送され
るから、湾曲した線が感光材料に露光されることにな
る。したがって、オペレータは、露光ラインが直線にな
るように圧着力の調整を行なう必要があり、圧着力の調
整を行なった後、再度直線状の画像を露光して感光材料
の搬送状態をチェックする。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、感光材
料に実際に直線状の画像を露光させて行なう調整方法で
あるから、露光後に感光材料を現像処理・乾燥処理する
必要があり調整が完了するまでに時間がかかり、作業性
が悪い。また、実際に感光材料を露光させるために、感
光材料の消費量が増えるためにコスト的にも損失が多
い。さらに、搬送ユニットを写真処理装置に組み込んだ
状態で調整を行なわなければならず、この点においても
作業性が良くなかった。本発明は上記実情に鑑みてなさ
れたものであり、その目的は、従来技術に比べて作業性
がよくコストの面でも改善された搬送ユニットの調整方
法及び調整治具を提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
本発明に係る搬送ユニットの調整方法は、駆動ローラと
圧着ローラからなるローラ機構により感光材料を挟持搬
送する搬送ユニットの調整方法であって、前記感光材料
を搬送させる工程と、前記感光材料の表面又は裏面に搬
送方向に沿った線をペンプロッタにより描く工程と、前
記圧着ローラの圧着力を調整する工程とを有することを
特徴とするものである。
【0007】この構成によると、感光材料を駆動ローラ
と圧着ローラとからなるローラ機構により搬送させなが
ら、ペンプロッタにより感光材料の表面又は裏面に搬送
方向に沿った線を描かせるようにする。ペンプロッタに
より線を描かせる構成であるから、感光材料を現像処理
等する必要がなくなり調整に要する時間が短縮される。
したがって、作業性が改善される。また、感光材料に露
光させる必要がないことから、搬送ユニットを写真処理
装置に組み込む必要がなく、搬送ユニット単体で調整が
可能になる。この点においても作業性が改善される。ま
た、ペンプロッタにより感光材料に線を描かせる場合
は、同じ感光材料を何回か繰り返して使用できる可能性
がある。したがって、コスト的にメリットが生じる。以
上のように、従来技術に比べて作業性がよくコストの面
でも改善された搬送ユニットの調整方法を提供すること
ができた。
【0008】本発明の好適な実施形態として、前記圧着
力の調整は調整用のネジを回転させることにより行なわ
れるものがあげられる。ネジを回転させるだけの調整で
あるから、調整作業を簡単に行なうことができる。
【0009】本発明の別の好適な実施形態として、前記
感光材料を搬送させるにあたり、前記感光材料を搬送経
路に沿った方向に搬送させるためのガイド部材が用いら
れるものがあげられる。感光材料を搬送経路に進入させ
る場合に、搬送経路に沿った方向(駆動ローラ又は圧着
ローラと直交する方向)に正確に進入させる必要があ
る。この場合、ガイド部材を用いることにより正確に感
光材料を搬送させることができる。
【0010】上記目的を達成するため本発明に係る搬送
ユニットの調整治具は、駆動ローラと圧着ローラからな
るローラ機構により感光材料を挟持搬送する搬送ユニッ
トの調整治具であって、前記ローラ機構により搬送され
る前記感光材料の表面又は裏面に搬送方向に沿った線を
描くためのペンプロッタを備えていることを特徴とする
ものである。
【0011】この構成によると、ペンプロッタにより感
光材料に線を描かせる構成であるから、感光材料を現像
処理等する必要がなくなり調整に要する時間が短縮され
る。したがって、すでに説明したように、従来技術に比
べて作業性がよくコストの面でも改善された搬送ユニッ
トの調整治具を提供することができた。
【0012】本発明の好適な実施形態として、前記感光
材料を搬送させるにあたり、前記感光材料を搬送経路に
沿った方向に搬送させるためのガイド部材が備えられて
いるものがあげられる。ガイド部材を用いることによ
り、搬送経路に沿った方向に正確に感光材料を搬送させ
ることができる。
【0013】本発明の別の好適な実施形態として、前記
ガイド部材は、前記感光材料の搬送幅方向に沿って移動
可能に構成されているものがあげられる。ガイド部材を
搬送幅方向に沿って移動可能にすることにより、感光材
料を挿入する位置を変えたり、幅の異なる感光材料を用
いる場合にも簡単に対応できるので、この点においても
作業性が改善される。
【0014】
【発明の実施の形態】本発明の好適な実施形態を図面を
用いて説明する。まず、調整されるべき搬送ユニットが
用いられている画像露光装置について図1により説明す
る。この画像露光装置は、ペーパーP(感光材料に相当
する。)にデジタル画像を露光形成させるための露光エ
ンジン1と、露光エンジン1のPLZT露光ヘッド10
の画像出力面10aから所定距離だけ離れた位置をペー
パーPの乳剤面(露光面に相当する。)が搬送されるよ
うに設定されている搬送ユニット2と、搬送ユニット2
を画像出力面10aに対して接近・離間する方向(図1
の矢印B)に移動させるための搬送ユニット移動手段3
と、ペーパーマガジン4とを備えている。
【0015】<露光エンジン>ここで露光エンジン1に
ついて説明する。この露光エンジン1は、PLZT露光
ヘッド10を備えており、このPLZT露光ヘッド10
は、ライン状に多数個配列されたセルフォックレンズ列
と、セルフォックレンズ列に対応して設けられたPLZ
T素子列及び光ファイバー列と、露光用光源とを備えて
おり、セルフォックレンズ列の一端部は画像出力面10
aとして機能する。
【0016】一方、ペーパーPは、画像出力面10aか
ら所定距離だけ離れた位置を搬送されるように構成され
ており、ペーパーPを一定速度で搬送させながら、画像
出力面10aから出力される信号に基づいて1ラインご
とにデジタル画像を露光していくことで1コマ分のデジ
タル画像を露光形成するものである。
【0017】<搬送ユニット>搬送ユニット2は、ペー
パーPの搬送経路の下手側に配置された第1駆動ローラ
20及び第1圧着ローラ21と、搬送経路の上手側に配
置された第2駆動ローラ22及び第2圧着ローラ23と
を備えており、ペーパーPは図1の矢印A方向に搬送さ
れる。また、第1、第2駆動ローラ20,22側に配置
された第1ガイド部材24と、第1、第2圧着ローラ2
1,23側に配置された第2ガイド部材25とを備えて
いる。さらに、第1、第2駆動ローラ20,22を駆動
するための第1パルスモータ26と、第1伝動ベルト2
7と、第2伝動ベルト28とを備えている。第1伝動ベ
ルト27は、モータローラ26aと大径ローラ27aに
巻回されている。第2伝動ベルト28は、小径ローラ2
7bと第1、第2駆動ローラ20,22と連動するロー
ラに巻回されている。
【0018】<搬送ユニット移動手段>搬送ユニット移
動手段3は、ペーパーPの種類にかかわらず、ペーパー
Pの乳剤面が画像出力面10aから所定距離だけ離れた
位置に設定されるように調整するものである。ペーパー
Pの乳剤面がPLZT露光ヘッド10のベストピント位
置にくるように、搬送ユニット2が取り付けられてい
る。この場合、ペーパーPの厚さtに関してはいろいろ
な種類のものがあり、仮に、平均的な厚みtを有するペ
ーパーP(以下、基準ペーパーと言う。)の乳剤面がベ
ストピント位置にくるように搬送ユニット2の位置を設
定したとしても、基準ペーパーPよりも薄い厚さや厚い
厚さのペーパーPの場合には乳剤面がベストピント位置
にこないことになり、画質が低下する原因となる。そこ
で、搬送ユニット2を矢印B方向に移動させることがで
きるようにして、ペーパーPの種類にかかわらず常に乳
剤面がベストピント位置にくるように調整するのであ
る。
【0019】搬送ユニット移動手段3は、ボールネジ3
0とボールナット31からなるボールネジ機構と、ボー
ルナット31と一体的に結合された支持部材32と、搬
送ユニット2全体を矢印B方向にスライド移動させるた
めのガイドレール33と、ボールネジ30を回転駆動す
るための第2パルスモータ34と、搬送ユニット2のホ
ームポジション(基準位置に相当する。)を検出するた
めの位置検出センサー35とを備えている。ボールネジ
30の両端は軸受30a,30bにより支持されてい
る。
【0020】ペーパーマガジン4は、長尺状のペーパー
Pをロール状に巻き取った形態で収納している。ペーパ
ーマガジン4に収納されたペーパーPは、送り出しロー
ラ5と、アドバンスローラ6により露光エンジン1の方
向へ送り出される。ペーパーPは、露光エンジン1に至
る手前で所定の長さに不図示のカッターにより切断され
る。
【0021】ペーパーセンサー7(感光材料検出手段に
相当する。)は、ペーパーマガジン4内のペーパーPの
種類又は特性を検出するものであり、このペーパーセン
サー7により検出結果によりペーパーPの厚みを知るこ
とができる。ペーパーセンサー7の構成としては、例え
ば、ペーパーマガジン4に形成されているビットパター
ンを光センサーにより読みとるものがあげられるが、も
ちろん特定の構造に限定されるものではない。
【0022】制御手段8は、画像露光装置の各部の作動
を制御するものである。制御装置8は、新しいペーパー
マガジン4が装着されると、ペーパーセンサー7からペ
ーパーPの厚さを検出し、この厚さに対応した補正移動
量を記憶装置9から読み出し、前述したホームポジショ
ンから補正移動量に対応した移動量だけ搬送ユニット2
を接近・離間移動させるために第2パルスモータ34を
駆動する。記憶装置9には、いろいろなペーパーPに関
しての上記補正移動量をあらかじめ記憶させておく。
【0023】以上のような搬送ユニット移動手段3を設
けておくことにより、ペーパーPの乳剤面がPLZT露
光ヘッド10の画像出力面10aから所定距離はなれた
位置、つまり、ベストピント位置にくるように設定する
ことができ、画質を低下させなくてすむ。
【0024】<搬送ユニットの調整治具>次に、搬送ユ
ニットの調整治具について説明する。図2は、調整治具
Jに搬送ユニットを取り付けた状態を示す側面図、図3
は、調整治具Jに搬送ユニットを取り付けた状態を示す
平面図(搬送経路を上から見た図)、図4はローラ圧着
力の調整機構を示す概略図である。
【0025】図において、調整治具Jは、搬送ユニット
2を搭載するための第1フレーム60、第2フレーム6
1、天板フレーム62とからなる取り付け土台と、第2
フレーム61に設けられている第1スライドレール63
a及び第2スライドレール63bと、第1、第2スライ
ドレール63a,63bに沿ってスライド移動可能なガ
イド部材64とを備えている。図3に示されるように、
ペーパーPを挿入する時は、ペーパーPの搬送幅方向の
一方の端面部をガイド部材64の立壁部64aに沿わせ
るようにして挿入する。幅の異なるペーパーPを挿入す
る場合や、搬送幅方向の異なる位置においてペーパーP
を挿入しようとする場合には、ガイド部材64を第1、
第2スライドレール63a,63bに沿って適切な位置
に移動させれば良い。ペーパーPは、図3の下から上方
向に沿って搬送される。
【0026】また調整治具Jの構成要素として、図2の
拡大図に示すようにペーパーPに線を描くためのペンプ
ロッタが設けられており、第1、第2圧着ローラ21,
23の間に設けられている第2ガイド部材25に、2本
のネジ67によりペン支持部材66が取り付けられる。
ペン65は取り付け部材68によりペン支持部材66に
対して取り付けられる。ペン65の先端部65aは、第
2ガイド部材25に形成された穴部25aに挿入される
ようになっている。
【0027】図4は、圧着ローラの圧着力調整機構の構
成を示す模式図である。ここでは第1圧着ローラ21に
関して説明するが、第2圧着ローラ23に関しても同様
の構成である。図4(a)は一部を分解した平面図、
(b)は側面図である。第1圧着ローラ21は4箇所の
ローラ部分を有しており、支持軸21aにより一体的に
形成されている。支持軸21aの両端は、第1支持部材
11に設けられた第1軸受13と、第2支持部材12に
設けられた第2軸受14により回転自在に軸支されてい
る。第1支持部材11の第2軸受14が設けられている
側には調整ネジ16が挿入される穴11aが形成されて
いる。
【0028】図4(b)に示されるように、第1支持部
材11と第2支持部材12とは固定ピン15により結合
されている。また、第1、第2支持部材11,12は、
共通の軸芯Xを有しており、フレーム部材27(図3参
照)に対して固定されている回転軸部材(不図示)がこ
れら第1、第2支持部材11,12に形成された軸穴に
挿入されるようになっている。穴11aに挿入される調
整ネジ16を回転させることにより、第1圧着ローラ2
1を軸芯X周りに微小量移動させることにより、第1駆
動ローラ20に対する圧着力を調整できるようにしてい
る。
【0029】図5は、実際にペーパーPを搬送させた場
合のペンプロッタによるペン跡を示す図である。ペーパ
ーPは、図5の下から上方向に搬送されるものとする。
圧着力が適正な場合には、ペーパーPは正常に搬送され
るのでペン跡Cは、ペーパーPの中央部分に直線で描か
れる。圧着力が適正でない場合には、ペン跡L1,L2
は、蛇行した状態で描かれる。ペン跡が直線になるよう
に調整ネジ16を回転させて圧着力を調整する。
【0030】図1に示す搬送ユニット2の場合には、搬
送経路に沿って下手側の第1圧着ローラ21と上手側の
第2圧着ローラ23とがあるので、調整はそれぞれ別個
独立して行なう。調整にあたり、所定のペーパーPを搬
送幅方向の中央部分を搬送させるようにし、まず、上手
側の第2圧着ローラ23の圧着力の調整を行ない、その
後、下手側の第1圧着ローラ21の圧着力の調整を行な
う。調整はペーパーPの蛇行量が所定量以下であればO
Kとする。なお、一方の圧着ローラの調整を行う時には
他方の圧着ローラは搬送経路から退避させる様にしてお
く。
【0031】図5に示すように、搬送開始時点における
ペーパーPの端部からペン跡までの寸法X1と、ペーパ
ーPを所定量搬送させた時のペーパーPの端部からペン
跡までの寸法X2とを測定し、X1−X2で計算される
寸法を蛇行量とする。
【0032】なお、調整ネジ16による調整量(調整
代)と蛇行量との関係をあらかじめ求めておくことが望
ましく、この関係を図6に示す。図6(a)は関係を表
にして示したものであり、例えば、調整代が0゜のとき
に蛇行量は−0.3mm(許容範囲内)となっている。
調整代は調整ネジ16の回転角度で示している。図6
(b)は、(a)の表をグラフ化したものである。
【0033】以上のように、ペンプロッタを用いること
により搬送ユニット2の調整を行なうにあたり、ペーパ
ーPをわざわざ現像処理・乾燥処理をしなくてすむから
オペレータの調整作業を簡単・短時間にすることができ
る。また、搬送ユニット2を画像露光装置に組み込まず
にユニット状態で調整を行なうことができるから、この
点においても調整作業を改善することができた。
【0034】<別実施形態>本実施形態における搬送ユ
ニットはデジタル画像を形成するための画像露光装置に
用いられるものであるが、本発明は、これに限定されず
その他の部分で用いられる搬送ユニットの場合にも応用
できるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】画像露光装置の主要部分の構成を示す図
【図2】調整治具に搬送ユニットを取り付けた状態を示
す側面図
【図3】調整治具に搬送ユニットを取り付けた状態を示
す平面図
【図4】ローラ圧着力の調整機構を示す模式図
【図5】ペンプロッタによるペン跡を示す図
【図6】調整代と蛇行量との関係を示す図
【符号の説明】
2 搬送ユニット 16 調整ネジ 21 第1圧着ローラ 23 第2圧着ローラ 64 ガイド部材 65 ペン C,L1,L2 ペン跡 J 調整治具 P ペーパー

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 駆動ローラと圧着ローラからなるローラ
    機構により感光材料を挟持搬送する搬送ユニットの調整
    方法であって、 前記感光材料を搬送させる工程と、 前記感光材料の表面又は裏面に搬送方向に沿った線をペ
    ンプロッタにより描く工程と、 前記圧着ローラの圧着力を調整する工程とを有すること
    を特徴とする搬送ユニットの調整方法。
  2. 【請求項2】 前記圧着力の調整は調整用のネジを回転
    させることにより行なわれることを特徴とする請求項1
    に記載の搬送ユニットの調整方法。
  3. 【請求項3】 前記感光材料を搬送させるにあたり、前
    記感光材料を搬送経路に沿った方向に搬送させるための
    ガイド部材が用いられることを特徴とする請求項1又は
    2に記載の搬送ユニットの調整方法。
  4. 【請求項4】 駆動ローラと圧着ローラからなるローラ
    機構により感光材料を挟持搬送する搬送ユニットの調整
    治具であって、 前記ローラ機構により搬送される前記感光材料の表面又
    は裏面に搬送方向に沿った線を描くためのペンプロッタ
    を備えていることを特徴とする搬送ユニットの調整治
    具。
  5. 【請求項5】 前記感光材料を搬送させるにあたり、前
    記感光材料を搬送経路に沿った方向に搬送させるための
    ガイド部材が備えられていることを特徴とする請求項4
    に記載の搬送ユニットの調整治具。
  6. 【請求項6】 前記ガイド部材は、前記感光材料の搬送
    幅方向に沿って移動可能に構成されていることを特徴と
    する請求項5に記載の搬送ユニットの調整治具。
JP25882699A 1999-09-13 1999-09-13 搬送ユニットの調整方法及び搬送ユニットの調整治具 Withdrawn JP2001080787A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011006194A (ja) * 2009-06-25 2011-01-13 Kks Ltd 首振り型脱荷コンベア

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JP2011006194A (ja) * 2009-06-25 2011-01-13 Kks Ltd 首振り型脱荷コンベア

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