JPH0691592A - シート切断装置 - Google Patents

シート切断装置

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JPH0691592A
JPH0691592A JP4239615A JP23961592A JPH0691592A JP H0691592 A JPH0691592 A JP H0691592A JP 4239615 A JP4239615 A JP 4239615A JP 23961592 A JP23961592 A JP 23961592A JP H0691592 A JPH0691592 A JP H0691592A
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JP
Japan
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cutting
cutter
sheet
recording paper
recording
Prior art date
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JP4239615A
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English (en)
Inventor
Yukitaka Kumagai
行高 熊谷
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Olympus Corp
Original Assignee
Olympus Optical Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPH0691592A publication Critical patent/JPH0691592A/ja
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 記録シート上における記録情報の記録位置や
記録情報の記録サイズによらず、記録情報の記録位置に
応じて記録シートを正確に切断可能とする。 【構成】 カッタユニットの搬入口にカッタセンサを設
置して、画像記録形成部から送り込まれた記録紙100
に画像とともに記録されているカットマーク111,1
12,113をこのカッタセンサにより読み取ってい
る。そして、この読み取られたカットマーク111,1
12,113の検出位置から、制御回路においてXカッ
タによる切断位置の位置ずれ補正量およびYカッタによ
る切断位置の角度ずれの補正量をそれぞれ算出し、この
算出された位置ずれ補正量および角度ずれ補正量に基づ
いてそれぞれリニアパルスモータを駆動して各切断位置
を補正するようにしている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、カラー静電プロッタな
どの画像記録形成装置において、画像が形成されたロー
ル状記録紙などの記録シートを切断するために設けられ
るシート切断装置に関する。
【0002】
【従来の技術】例えばカラー静電プロッタのように記録
紙としてロール状記録紙を使用する装置には、記録後の
ロール状記録紙を自動的に切断するために従来よりシー
ト切断装置が設けられている。
【0003】シート切断装置には、ロール紙をその幅方
向(Y方向)に切断するタイプと、ロール紙を上記Y方
向に加えて搬送方向(X方向)にも切断するタイプとが
ある。Y方向に切断するタイプは、例えばA4やB4サ
イズのような比較的紙幅の小さいロール紙を切断する場
合に使用される。一方、Y,X両方向に切断するタイプ
は、例えばA3サイズを超える紙幅の大きいものや不定
形のサイズのロール紙を切断する場合に主として使用さ
れる。これら各タイプの切断装置において、ロール紙を
Y方向に切断するカッタ(Yカッタ)としては、例えば
円形の薄い金属性丸刃を紙幅より長いエッジを有した金
属製下刃に擦り合わせながら紙幅方向に移動させること
によりロール紙を切断する構成のものや、同様の下刃に
僅かに角度を持たせたエッジ部を擦り合わせることによ
りロール紙を切断するロータリカッタなどが使用され
る。また、ロール紙をX方向に切断するカッタ(Xカッ
タ)としては、円形の薄い金属製丸刃を紙の搬送方向と
同一の方向に高速度に回転させてロール紙を切断するも
のや、同様の丸刃を円筒形をなす金属製下刃に擦り合わ
せることによりロール紙を切断するものなどが多く使用
される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、このような
シート切断装置を搭載した画像形成装置のうち、特に紙
幅の大きいロール紙に画像を形成する画像形成装置で
は、CADなどにより作成された図面サイズが厳格な画
像や、ポスターあるいは地図などのカラー画像、さらに
はを洋服の型紙などの不定形画像をプリントアウトする
要求が多くある。このような要求に応えるには、ロール
紙に対するシート切断装置の位置精度を高く設定する必
要がある。
【0005】しかし、紙幅の大きいロール紙を使用した
画像形成装置では、ロール紙の搬送路長が一般に長いた
め、搬送中にロール紙の横ずれや先端ずれが大きくなり
易い。このため、ロール紙の搬送位置を常に一定に保つ
ことは難かしく、これによりロール紙の切断位置にもず
れが発生し易かった。その上、カラー画像を記録する装
置では、複数の色の位置合わせを正確に行なうために、
画像記録部の位置をロール紙の動きに合わせて移動させ
る色ずれ自動補正機構が設けられている。この種の機構
が設けられた装置では、画像記録部とシート切断装置と
の位置関係が一定ではなくなるため、ロール紙に記録さ
れた画像に対する切断位置のずれはさらに大きくなる。
【0006】本発明は上記事情に着目してなされたもの
で、その目的とするところは、記録シート上における記
録情報の記録位置や記録情報の記録サイズによらず、記
録情報の記録位置に応じて記録シートを正確に切断する
ことができるシート切断装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明は、搬送機構により搬送された情報記録済みの
記録シートを、その搬送方向およびこの搬送方向に対し
直交する方向のうちの少なくとも一方の方向に切断する
シート切断機構を有したシート切断装置において、位置
検出手段と切断位置制御手段とを新たに備えている。そ
して、位置検出手段により、上記記録シートもしくはこ
の記録シート上に記録された記録情報の位置に関する情
報を検出し、この検出された位置に関する情報に基づい
て、上記切断位置制御手段により上記シート切断機構に
よる上記記録シートの切断位置を可変制御するようにし
たものである。
【0008】
【作用】この結果本発明によれば、記録シートの搬送位
置が仮にずれたとしても、また記録シート上における情
報の記録位置がずれたとしても、これらの位置に関する
情報が切断前に位置検出手段により検出され、この検出
結果を基にシート切断機構による記録シートの切断位置
が可変制御されることになる。このため、記録シート上
における記録情報の記録位置や記録情報の記録サイズに
よらず、記録情報の記録位置に応じて記録シートを常に
正確に切断することが可能となり、高品質のシート切断
装置を提供することができる。
【0009】
【実施例】
(第1の実施例)図1は、本発明の第1の実施例に係わ
る記録紙のカッタユニットを備えたカラー静電プロッタ
の外観を示す斜視図であり、プロッタを構成する各機構
部および回路部は筐体HU内にそれぞれ収容されてい
る。このカラー静電プロッタは、特殊な表面処理を施し
たロール状の静電記録紙を使用し、このロール状静電記
録紙に例えばA0サイズのカラー図面を印刷記録可能に
構成したものである。
【0010】図2は、このカラー静電プロッタの概略構
成図である。同図において、4は紙管に静電記録紙を巻
回した記録紙ロールであり、この記録紙ロール4から巻
き戻された記録紙100は、エンコーダローラ5とエン
コーダピンチローラ5eとに挾持されて静電ヘッド1へ
搬送される。エンコーダローラ5は、上記記録紙100
を搬送する機能と、回転数から記録紙100の搬送速度
を検出する機能とを有している。上記静電ヘッド1のヘ
ッド面にはパッドローラ2が対向配置してあり、上記記
録紙100はこのパッドローラ2により静電ヘッド1の
ヘッド面に押し付けられる。そして、この状態で静電ヘ
ッド1では、図示しない情報処理装置から転送された画
像信号に従って、記録紙100に対し静電潜像の形成が
行なわれる。なお、上記エンコーダローラ5と現像ヘッ
ド1との間の搬送路には位置センサ3が配設されてお
り、この位置センサ3によって静電ヘッド1に対する記
録紙100の位置が検出される。
【0011】上記静電ヘッド1において静電潜像が形成
された記録紙100は、除電ブラシ21により潜像の非
形成部分における不要な静電気が除去された後、現像ヘ
ッド部6lへ搬送される。この現像ヘッド部6には、ブ
ラック、シアン、マゼンダおよびイエローの各現像色に
対応する4個の現像ヘッドが設けられている。そして、
これらの現像ヘッドによりそれぞれ上記記録紙100の
潜像形成面に対し湿式トナーが供給され、これにより静
電潜像のカラー現像が行なわれる。上記現像ヘッド部6
において現像が行なわれた記録紙100は、吸取りロー
ラ8と搬送ベルト15とにより挾持されることにより、
駆動ローラ9と駆動ピンチローラ12とのニップ点Aに
搬送される。この搬送過程において上記吸取りローラ8
では、記録紙100に残留する余分な湿式トナーが吸い
取られる。なお、17は上記記録紙100を上記ニップ
点Aへ案内するためのガイドである。上記ニップ点Aに
搬送された記録紙100は、駆動ローラ9と駆動ピンチ
ローラ12とにより挾持されることにより、現像途中で
あれば巻取りローラ10へ導かれ、一方現像終了後であ
ればカッタユニット50に搬送される。この搬送路の切
り替えは搬送路切替えゲート11により行なわれる。巻
取りローラ10は、巻取りピンチローラ13との間で記
録紙100を挾持することにより、上記現像途中の記録
紙100を巻き取って一時的に保管する。また、上記ニ
ップ点Aと巻取りローラ10との間の搬送路には、紙経
路センサ14が配設されている。紙経路センサ14は、
記録紙100の存在の有無を検知する。なお、18は上
記現像終了後の記録紙をカッタユニット50へ案内する
ためのガイドである。
【0012】ところで、上記カッタユニット50は次の
ように構成されている。先ず図3は、このカッタユニッ
ト50のうちカッタユニット本体501の構成を示した
側断面図である。このカッタユニット本体501は、フ
レーム501a,501b内に、記録紙100を搬送す
るための給紙ローラ機構510と、記録紙100をその
搬送方向に切断するためのXカッタユニット530と、
記録紙100を搬送方向に対し直交する方向つまり記録
紙100の幅方向に切断するためのYカッタユニット5
20とを内蔵している。
【0013】給紙ローラ機構510は、給紙ローラ51
1と、この給紙ローラ511に対し記録紙100を押し
付けるピンチローラ512とから構成され、搬送路の上
流側から搬送された記録紙100(図示せず)をYカッ
タユニット520およびXカッタユニット530に順に
供給する。
【0014】Yカッタユニット520は、記録紙100
の幅方向に高速に移動する丸刃521と、この丸刃52
1と摺接する固定刃522とを有している。そして、上
記ろ給紙ローラ機構510によって供給された記録紙1
00を、これらの丸刃521と固定刃522とで挟んで
幅方向に切断する。
【0015】Xカッタユニット530は、複数台のXカ
ッタを記録紙100の幅方向に所定の間隔で配設したも
のである。各Xカッタは、図示しないカッタモータによ
り高速度に回転駆動される丸刃531を有し、この丸刃
531により記録紙100をその搬送方向に切断する。
なお、532は排紙ローラ、533はニップローラであ
り、上記丸刃531によって切断された記録紙100は
これらのローラ532,533により挾持されてストッ
カ22へ排出される。
【0016】また、カッタユニット本体510における
記録紙100の搬入口には、カッタセンサ540が配設
されている。このカッタセンサ540は、例えばCCD
イメージセンサからなり、記録紙100の記録面に画像
とともに記録された所定のカットマークを読み取るため
に使用される。
【0017】一方、図4はカッタユニット50のうち上
記カッタユニット本体501の周辺部分の構成を主とし
て示す平面図、図5はその正面図である。カッタユニッ
ト50は、クランク状に折曲形成された一対の保持部材
51a,51bを有しており、この保持部材51a,5
1b上にはリニアボールベアリング52によって幅方向
に移動可能に上記カッタユニット本体501が保持され
ている。また、上記保持部材51bには第1のリニアパ
ルスモータ53が取着されている。この第1のリニアパ
ルスモータ53は、図示しないモータ駆動回路から供給
される駆動パルスに従ってリニア駆動シャフト53aを
その軸方向に移動させ、これによりカッタユニット本体
501の幅方向の位置を可変設定する。尚、55は圧縮
ばねであり、上記カッタユニット本体501の幅方向の
位置決めを補助する機能を有している。
【0018】また、カラー静電プロッタの本体フレーム
58aには、第2のリニアパルスモータ54が取着され
ている。この第2のリニアパルスモータ54は、図示し
ないモータ駆動回路から供給される駆動パルスに従って
リニア駆動シャフト54aをその軸方向に移動させ、こ
れによりカッタユニット本体501をその保持部材51
aごと記録紙100の搬送方向へ移動させる。また上記
保持部材51bは、本体フレーム58bに対して回動軸
57を介して回動可能に支持されている。したがって、
上記第2のパルスモータ54によりカッタユニット本体
501を記録紙100の搬送方向へ移動させると、上記
回動軸57を支点としてカッタユニット本体501は回
動する。この回動動作は、記録紙100の搬送方向に対
するカッタユニット本体501の角度を調整するために
行なわれる。尚、56は圧縮ばねであり、上記カッタユ
ニット本体501の角度調整を補助する機能を有してい
る。
【0019】図6はカッタユニット50の制御回路系の
構成を示す回路ブロック図である。この制御回路系は、
制御回路(CONT)550と、外部コントローラ56
0と、モータ駆動回路(DRV)570とを備えてい
る。このうちモータ駆動回路570は、制御回路550
から出力される駆動制御信号に従って、該当するカッタ
モータ580およびリニアパルスモータ53,54をそ
れぞれ駆動する。
【0020】制御回路550は、例えばマイクロコンピ
ュータを主制御部として有したもので、Xカッタ用およ
びYカッタ用のカッタモータ580を駆動して記録紙1
00をX方向およびY方向にそれぞれ切断させる切断制
御手段に加えて、切断位置制御手段を備えている。この
切断位置制御手段は、切断に先立ち、先ず前記カッタセ
ンサ540により撮像された記録紙100の画像情報を
取り込んで、この画像情報に含まれるカットマークの位
置を検出する。そして、このカットマークの検出位置に
基づいて記録紙100に対する切断位置の補正データを
求める。この補正データは、Xカッタユニット530に
よる切断位置の位置ずれ補正値と、Yカッタユニット5
20による切断位置の傾斜角の補正値とからなる。そし
て、これらの求められた補正値に対応する量だけ各リニ
アパルスモータ53,54を駆動するべく、モータ駆動
回路570に対し駆動制御信号を出力する。
【0021】次に、以上のように構成されたカッタユニ
ット50の動作を説明する。記録待機状態において、記
録紙ロール4から巻き出された記録紙100は、その先
端部が駆動ローラ9と駆動ピンチローラ12とによりニ
ップ点Aで挾持された状態となっている。この状態で外
部の情報処理装置から画像信号が送られると、駆動ロー
ラ9により記録紙100の搬送が開始される。そして、
静電ヘッド1において記録紙100に上記画像信号に応
じた潜像が形成され、さらに現像ヘッド6により上記潜
像の現像が行なわれる。この現像により画像が形成され
た記録紙100は、モノクロ画像の場合には搬送路切替
えゲート11が図1中の11bに示す状態になっている
ため、そのままカッタユニット50へ搬送される。これ
に対しカラー画像の場合には、搬送路切替えゲート11
が図1中の11aに示す状態になっているため、1色目
の現像がなされた記録紙100は巻取りローラ10によ
り巻き取られて一時保管される。そうして1色目の現像
が終了すると、記録紙100は駆動ローラ9により逆方
向に搬送され、これにより先端部が前記ニップ点Aの位
置に戻される。そして、この状態から記録紙100は再
び正方向に搬送され、静電ヘッド1および現像ヘッド6
においてそれぞれ2色目の潜像形成およびその現像が行
なわれる。以後、3色目および4色目の画像形成につい
ても、上記1色目および1色目の動作を繰り返すことに
より同様に行なわれる。
【0022】さて、そうして所望の画像形成が完了した
記録紙100は、搬送路切替えゲート11が切り替わる
ことによりカッタユニット50に送り込まれる。このと
き記録紙100には、画像の他にカットマークが記録さ
れている。このカットマークは、例えば図7に示すごと
くT形をなすマーク111と、L形をなすマーク112
と、−形をなすマーク113からなり、各画像形成エリ
アの境界の四角にそれぞれ記録されている。
【0023】記録紙100が送り込まれるとカッタユニ
ット50では、先ずその搬入口においてカッタセンサ5
40により上記各カットマーク111,112,113
がそれぞれ読み取られる。そして、これらのカットマー
ク像を含む画像情報は制御回路550に取り込まれる。
制御回路550では、上記画像情報からカットマーク像
を認識するための画像認識処理が行なわれ、この認識結
果から各カットマーク111,112,113の位置が
検出される。そして、これらのカットマーク111,1
12,113の検出位置に基づいて、Xカッタユニット
530による切断位置の位置ずれ補正値と、Yカッタユ
ニット520による切断位置の傾斜角の補正値とがそれ
ぞれ算出される。そうして補正値が算出されると、これ
らの補正値に対応する量だけ各リニアパルスモータ5
3,54を駆動するべく、制御回路550からモータ駆
動回路570へ駆動制御信号が出力される。このため、
モータ駆動回路570により第1のリニアパルスモータ
53および第2のリニアパルスモータ54がそれぞれ駆
動され、これにより記録紙100の幅方向に対するXカ
ッタユニット530の位置およびYカッタユニット52
0の角度がそれぞれ補正される。
【0024】そうして切断位置の補正が終了し、かつ記
録紙100上の切断位置がXカッタユニット530およ
びYカッタユニット520の切断位置に到達すると、制
御回路550からモータ駆動回路570lに対しカッタ
モータ580を駆動するべく駆動制御信号が出力され
る。この結果、カッタモータ580は駆動され、これに
より記録紙100はX方向およびY方向にそれぞれ切断
される。
【0025】この様に本実施例では、カッタユニット5
0の搬入口にカッタセンサ540を設置して、画像記録
形成部から送り込まれた記録紙100に画像とともに記
録されているカットマーク111,112,113をこ
のカッタセンサ540により読み取っている。そして、
この読み取られたカットマーク111,112,113
の検出位置から、制御回路550においてXカッタユニ
ット530による切断位置の位置ずれ補正量およびYカ
ッタユニット520による切断位置の角度ずれの補正量
をそれぞれ算出し、この算出された位置ずれ補正量およ
び角度ずれ補正量に基づいてそれぞれ第1および第2の
リニアパルスモータ53,54を駆動して各切断位置を
補正するようにしている。
【0026】したがって、本実施例であれば、記録シー
トの搬送位置が仮にずれたとしても、また記録紙100
上における画像の記録位置がずれたとしても、これらの
ずれに応じてXカッタユニット530およびYカッタユ
ニット520による各切断位置は画像ごとにその都度補
正されることになり、この結果常に高精度のカッティン
グを行なうことができる。
【0027】(第2の実施例)本実施例は、記録紙の幅
方向に複数台のXカッタを配設し、これらのXカッタの
各々に位置調整機構を設けることにより、各Xカッタに
よる切断位置を個別に補正できるようにしたものであ
る。
【0028】図8は、本実施例に係わるXカッタ60の
構成を示す正面図である。同図において、68はプロッ
タの本体フレームであり、この本体フレーム68にはリ
ニアボールベアリング63によって記録紙100の幅方
向にリニア移動可能にコ形の保持部材64が支持されて
いる。この保持部材64にはカッタモータ67が固定さ
れており、このカッタモータ67の回転軸には丸刃69
が軸着されている。この丸刃69はカッタモータ67に
よって高速に回転する。また上記カッタモータ67の回
転軸には排紙ローラ61,61が枢着されている。この
排紙ローラ61,61は、対向配設されたニップローラ
62との間で記録紙100を挾持して排出する。
【0029】一方、上記本体フレーム68にはリニアパ
ルスモータ66が取着されている。このリニアパルスモ
ータ66のリニア駆動シャフト66aは、上記保持部材
64に固定されている。したがって、上記丸刃69およ
び排紙ローラ61,61の位置は、上記リニアパルスモ
ータ66によって記録紙100の幅方向に移動調整され
る。なお、65は圧縮ばねであり、この圧縮ばね65は
上記丸刃69および排紙ローラ61,61の位置調整を
補助する。
【0030】このように構成された複数のXカッタ60
の位置調整は次のように行なわれる。すなわち、前記図
7に示したように記録紙100にはカットマーク11
1,112,113が記録されており、これらのカット
マーク111,112,113が図3に示すカッタセン
サ540によりそれぞれ読み取られる。制御回路550
では、このカッタセンサ540により読み取られた各カ
ットマーク111,112,113の画像を基に、上記
各Xカッタ60ごとの切断位置の補正量が検出される。
例えば、いま図7に示すごとく記録紙100の幅方向に
記録された5つのカットマーク111,112の位置に
対応してXカッタ60が5台配設されているとすれば、
上記5つのカットマーク111,112によりそれぞれ
検出されたX方向の各切断位置の補正量に応じて、それ
ぞれ位置的に対応するXカッタ60の位置が調整され
る。
【0031】したがって本実施例であれば、複数台のX
カッタ60による切断位置を個別に調整することができ
る。このため、カットマークの記録位置が個々にずれて
いる場合でも、これらのカットマークの位置ずれに応じ
て、対応する各Xカッタ60の位置をそれぞれ調整する
ことができ、これによりX方向の切断をより一層精密に
行なうことができる。
【0032】(第3の実施例)本実施例は、記録紙の幅
方向に配設された複数台のXカッタを共通の保持部材で
それぞれ支持し、この保持部材に位置調整機構を設ける
ことにより、各Xカッタによる切断位置を一度に補正で
きるようにしたものである。
【0033】図9は、本実施例に係わるXカッタユニッ
トの構成を示す正面図である。同図において71は共通
保持部材であり、この共通保持部材71には複数台(図
では5台)のXカッタ70,〜,70が記録紙100の
幅方向に一定の間隔を隔ててそれぞれ固定されている。
また、上記共通保持部材71には1本のニップローラ軸
76が固定されており、このニップローラ軸76には上
記各Xカッタ70,〜,70に対応して5組のニップロ
ーラ73が回転自在に枢着されている。
【0034】ところで、上記共通保持部材71は、その
両端部が各々リニアボールベアリング72,72によっ
て記録紙100の幅方向に移動可能に本体フレーム78
a,78bに支持されている。一方の本体フレーム78
bにはリニアパルスモータ74が固定されており、この
リニアパルスモータ74のリニア駆動シャフト74aは
上記共通保持部材71に固定されている。また他方の本
体フレーム78aと上記共通保持部材71との間には圧
縮ばね75が介在設置されている。上記リニアパルスモ
ータ74および圧縮ばね75は、上記各Xカッタ70,
〜,70の紙幅方向の位置を共通保持部材71ごと移動
調整する。
【0035】このような構成であるから、記録紙100
に記録された所定のカットマークの位置に応じて各Xカ
ッタ70,〜,70による切断位置のずれ量を検出し、
このずれ量に応じてリニアパルスモータ74を駆動する
ことにより、各Xカッタ70,〜,70の紙幅方向の位
置を一度に調整することができる。また、位置調整のた
めの機構を1つ設ければよいので、簡単な構成で実現で
きる利点がある。
【0036】(第4の実施例)本実施例は、Yカッタユ
ニットに専用の位置調整機構を設け、この位置調整機構
により、Yカッタユニットによる記録紙100の幅方向
に対する切断角度をXカッタユニットとは別個に調整で
きるようにしたものである。
【0037】図10は、本実施例に係わるYカッタユニ
ットの構成を示す平面図であり、80はYカッタを示し
ている。このYカッタ80は、カッタモータ81の駆動
により記録紙100の幅方向に高速移動する丸刃と、固
定刃とを有し、丸刃を固定刃に擦り合わせることにより
記録紙をその幅方向に切断するものである。このYカッ
タ80は、その一端部が本体フレーム88bに対し回動
軸82により枢着されており、これによりYカッタ80
は上記回動軸82を支点として回動可能になっている。
またYカッタ80の他端部側の本体フレーム88aに
は、リニアパルスモータ84が固定されている。このリ
ニアパルスモータ84のリニア駆動シャフト84aは、
上記Yカッタ80の他端部から延長されたシャフト83
に固定されている。
【0038】このような構成であるから、記録紙に記録
されたカットマークを図3に示したカッタセンサ540
により読み取り、この読み取ったカットマーク像の位置
からYカッタによる記録紙の幅方向に対する切断角度の
補正量を検出して、この補正量に応じてリニアパルスモ
ータ84を駆動することにより、Yカッタ80の角度を
Xカッタとは独立して調整することができる。
【0039】(第5の実施例)本実施例は、図3に示し
たカッタユニット本体501内において、Yカッタユニ
ット520およびXカッタユニット530の上流側に配
設される給紙ローラ機構510に、記録紙100の搬送
方向を可変する機構を設けたものである。
【0040】図11は、本実施例に係わる給紙ローラ機
構510の構成を示す平面図であり、90は給紙ローラ
を示している。この給紙ローラ90は、軸に複数のロー
ラを軸着したもので、この給紙ローラ90の軸の両端部
はそれぞれ本体フレーム98a,98bに対し軸受け9
1a,91bによって回転自在に軸支されている。とこ
ろで、これらの軸受け91a,91bのうち一方の軸受
け91aは、本体フレーム98aに対し記録紙100の
搬送方向に一定量だけ移動可能に取着されている。これ
に対し他方の軸受け91bは、搬送ローラ90が本体フ
レーム98bに対して記録紙100の搬送方向に回動可
能となるように枢着されている。また、本体フレーム9
8aにはリニアパルスモータ92が取着されている。こ
のリニアパルスモータ92のリニア駆動シャフト92a
は、給紙ローラ90の一端側から延長された軸に接続さ
れている。
【0041】このような構成であるから、先ず記録紙1
00に記録されたカットマークをカッタセンサ540に
より読み取り、この読み取ったカットマーク像の位置か
らYカッタによる記録紙の幅方向に対する切断角度の補
正量を検出する。そして、この補正量に応じて上記給紙
ローラ機構510のリニアパルスモータ92を駆動す
る。このようにすると、上記検出された切断角度の補正
量に応じて、記録紙100の搬送方向に対する給紙ロー
ラ90の角度が補正され、これにより記録紙100の搬
送方向の角度が補正される。このため、Yカッタには搬
送方向の角度が補正された状態で記録紙100が供給さ
れることになり、これによりYカッタでは上記カットマ
ークの位置に応じた角度で幅方向の切断が行なわれるこ
とになる。
【0042】すなわち、給紙ローラ90により記録紙1
00の搬送方向の角度を補正したのちYカッタに供給す
ることによって、Yカッタの切断角度を補正する場合と
全く等価に記録紙100の幅方向に対する切断角度の補
正を行なうことができる。 (第6の実施例)
【0043】本実施例は、色ずれ自動補正機構を備えた
カラー静電プロッタにおいて、静電ヘッドの近傍に設け
られた記録紙の位置を検出するための位置センサ3によ
り記録紙に記録されたタイミングマークを読み取り、そ
の読み取り結果と、上記位置センサからYカッタおよび
Xカッタまでの搬送距離とに基づいて、Yカッタおよび
Xカッタによる記録紙に対する切断位置を可変制御する
ようにしたものである。
【0044】図12は、本実施例に係わるカラー静電プ
ロッタの静電ヘッド部分の構成を示す平面図である。同
図において、静電ヘッド1の両端部は、それぞれY方向
制御部31およびθ方向制御部33を介してプロッタの
本体フレーム32,34に支持されている。Y方向制御
部31は、静電ヘッド1を記録紙100の幅方向に移動
可能に支持しており、図示しない制御回路の指示に従っ
て静電ヘッド1の位置を記録紙100の幅方向(Y方
向)に調節する。θ方向制御部33は、静電ヘッド1を
上記Y方向制御部31を支点として記録紙の搬送方向に
回動可能に支持しており、上記制御回路の指示に従って
静電ヘッド1の上記Y方向に対する角度θを調節する。
【0045】また、上記静電ヘッド1の両端部付近には
それぞれ位置センサ3a,3bが配設されている。これ
らの位置センサ3a,3bはともにCCDセンサからな
り、記録紙100の両サイドの有効画像領域外に記録さ
れたタイミングマーク35,35を読み取る。タイミン
グマーク35,35は、記録紙100の搬送方向に形成
される縦線パターン35aと、この縦線パターン35a
上に一定の間隔で形成される複数の横線パターン35b
とからなり、記録紙100に第1色目の画像を記録形成
する際に同時に形成される。
【0046】このような構成において、Yカッタユニッ
トによる切断位置およびXカッタユニットによる切断角
度の補正は次のように行なわれる。すなわち、先ず静電
ヘッド1により4色目、つまり最終色の潜像を形成する
際に、各位置センサ3a,3bにより記録紙100上に
記録されたタイミングマーク35が読み取られる。この
読み取られたタイミングマークの画像は制御回路(図示
せず)において画像認識処理され、これにより記録紙1
00の位置が検出される。次に制御回路では、上記記録
紙100の検出位置に基づいて、静電ヘッド1の紙幅方
向の位置補正量および搬送方向に対する角度補正量がそ
れぞれ算出される。そして、これらの補正量を基に、Y
方向制御部31およびθ方向制御部33が制御され、こ
れにより記録紙10に対する静電ヘッド1の位置および
角度が制御される。つまり、色ずれの自動補正が行なわ
れる。
【0047】一方、それとともに制御回路では、上記タ
イミングマーク35,35を基に検出した記録紙100
の位置情報と、上記各位置センサ3a,3bからYカッ
タユニットおよびXカッタユニットまでの各搬送距離と
に基づいて、Xカッタユニットの幅方向の位置補正量お
よびYカッタユニットの搬送方向の角度補正量がそれぞ
れ算出される。そして、これらの補正量に基づいてXカ
ッタユニットおよびYカッタユニットの各リニアパルス
モータが駆動され、これによりXカッタユニットの幅方
向の位置およびYカッタユニットの搬送方向の角度はそ
れぞれ適正な位置および角度に補正される。
【0048】このような構成であれば、画像の記録位置
に応じてX方向およびY方向の切断がそれぞれ正確に行
なわれることは勿論のこと、カッタセンサを不要にでき
るのでその分装置を簡単かつ安価にすることができる。
【0049】なお、本発明は上記各実施例に限定される
ものではない。例えば、上記各実施例では記録紙100
上に画像とともに記録されたカットマーク或いはタイミ
ングマークを読み取ることにより記録紙の位置を検出
し、この検出位置の情報に基づいてカッタによる切断位
置を制御するようにした。しかし、記録紙100上にカ
ットマーク或いはタイミングマークが記録されない場合
には、次のように制御すればよい。すなわち、記録紙1
00の幅方向の両端もしくは一端の位置によりXカッタ
の幅方向の位置補正量を検出し、かつ記録紙100を一
定量搬送するごとにその幅方向の一端部の位置の変化量
を検出して、この変化量からYカッタの搬送方向の角度
補正量を検出する。そして、これらの補正量に基づいて
Xカッタの幅方向の位置およびYカッタの搬送方向の角
度をそれぞれ制御する。
【0050】また、Xカッタユニットを記録紙100の
幅方向全域に渡って移動可能に構成し、かつこのXカッ
タユニットのカッタとして、赤外レーザ光の光エネルギ
により用紙を焼き切る赤外線レーザカッタや、紫外レー
ザ光の光エネルギにより用紙の微小部分を破壊して用紙
を切断する紫外線レーザカッタ、さらには極細いワイヤ
を高周波で微小に振動させて用紙を切断する超音波カッ
タなどを使用するようにしてもよい。このようにすれ
ば、記録紙100を搬送しながらXカッタの幅方向の位
置を可変制御することにより、直線ばかりでなく曲線含
む任意の形状に記録紙100を切断することができる。
また、記録紙100の搬送を停止させた状態でXカッタ
を幅方向に移動させれば、記録紙100を幅方向に切断
することができる。すなわち、XカッタによりYカッタ
の機能を果たすことができ、Yカッタを不要にすること
ができる。
【0051】その他、記録紙もしくはこの記録紙に記録
された画像の位置を検出するための位置検出手段の構成
やその設置位置、切断位置制御手段の構成やその制御手
順および制御内容、記録シートの材質や形状、Xカッタ
ユニットおよびYカッタユニットの構成などについて
も、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々変形して実施
できる。
【0052】
【発明の効果】以上詳述したように本発明は、搬送機構
により搬送された情報記録済みの記録シートを、その搬
送方向およびこの搬送方向に対し直交する方向のうちの
少なくとも一方の方向に切断するシート切断機構を有し
たシート切断装置において、位置検出手段と切断位置制
御手段とを新たに備えている。そして、位置検出手段に
より、上記記録シートもしくはこの記録シート上に記録
された記録情報の位置に関する情報を検出し、この検出
された位置に関する情報に基づいて、上記切断位置制御
手段により上記シート切断機構による上記記録シートの
切断位置を可変制御するようにしたものである。
【0053】したがって本発明によれば、記録シート上
における記録情報の記録位置や記録情報の記録サイズに
よらず、記録情報の記録位置に応じて記録シートを正確
に切断することができるシート切断装置を提供すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例に係わる記録紙のカッタ
ユニットを備えたカラー静電プロッタの外観を示す斜視
図。
【図2】本発明の第1の実施例に係わる記録紙のカッタ
ユニットを備えたカラー静電プロッタの概略構成図。
【図3】図2に示したカッタユニット本体501の構成
を示した側断面図。
【図4】図3に示したカッタユニット本体501の周辺
部分の構成を主として示す平面図。
【図5】図3に示したカッタユニット本体501の周辺
部分の構成を主として示す正面図。
【図6】カッタユニット50の制御回路系の構成を示す
回路ブロック図。
【図7】本発明の一実施例の動作説明に使用するための
図。
【図8】本発明の第2の実施例に係わるXカッタの構成
を示す正面図。
【図9】本発明の第3の実施例に係わるXカッタユニッ
トの構成を示す正面図。
【図10】本発明の第4の実施例に係わるYカッタユニ
ットの構成を示す平面図。
【図11】本発明の第5の実施例に係わる給紙ローラ機
構の構成を示す平面図。
【図12】本発明の第6の実施例に係わるカラー静電プ
ロッタの静電ヘッド部分の構成を示す平面図。
【符号の説明】
1…静電ヘッド 2…パッドローラ 3,3a,3b…位置センサ 4…記録紙ロール 5…エンコーダローラ 5e…エンコーダ
ピンチローラ 6…現像ヘッド 8…吸取りローラ 9…駆動ローラ 10…巻取ローラ 11…搬送路切替えゲート 12…駆動ピンチ
ローラ 13…巻取ピンチローラ 14…紙経路セン
サ 15…搬送ベルト 17,18…ガイ
ド 21…除電ブラシ 22…ストッカ 31…Y方向制御部 32,34…本体
フレーム 33…θ方向制御部 35…タイミング
マーク 50…カッタユニット 51a,51b…
保持部材 52…リニアボールベアリング 53…第1のリニ
アパルスモータ 54…第2のリニアパルスモータ 55,56…圧縮
ばね 57…回動軸 58a,58b…
本体フレーム 60…Xカッタ 61…排紙ローラ 62…ニップローラ 63…リニアボー
ルベアリング 64…保持部材 65…圧縮ばね 66…リニアパルスモータ 67…カッタモー
タ 68…本体フレーム 69…丸刃 70…Xカッタ 71…本体フレー
ム 72…リニアボールベアリング 73…ニップロー
ラ 74…リニアパルスモータ 75…圧縮ばね 76…ニップローラ軸 78a,78b…
本体フレーム 80…Yカッタ 81…カッタモー
タ 82…回動軸 83…延長シャフ
ト 84…リニアパルスモータ 88a,88b…
本体フレーム 90…給紙ローラ 91a,91b…
軸受け 92…リニアパルスモータ 98a,98b…
本体フレーム 100…記録紙 111,112,113…カットマーク 501…カッタユニット本体 501a,501
b…フレーム 510…給紙ローラ機構 520…Yカッタ
ユニット 530…Xカッタユニット 540…カッタセ
ンサ 550…制御回路(CONT) 560…外部コン
トローラ 570…モータ駆動回路(DRV) 580…カッタモ
ータ

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 搬送機構により搬送された情報記録済み
    の記録シートを、その搬送方向およびこの搬送方向に対
    し直交する方向のうちの少なくとも一方の方向に切断す
    るシート切断機構を有したシート切断装置であって、 前記記録シートもしくはこの記録シート上に記録された
    記録情報の位置に関する情報を検出するための位置検出
    手段と、 この位置検出手段により検出された位置に関する情報に
    基づいて、前記記録シートに対する前記シート切断機構
    による切断位置を相対的に可変制御する切断位置制御手
    段とを具備したことを特徴とするシート切断装置。
  2. 【請求項2】 シート切断機構は、情報記録済みの記録
    シートをその搬送方向に切断するためのカッタを記録シ
    ートの搬送方向と直交する方向に複数台配設するととも
    に、これらのカッタごとにその切断位置を可変するため
    の切断位置可変機構を設けてなり、かつ切断位置制御手
    段は、位置検出手段により検出された位置に関する情報
    に基づいて、前記複数の切断位置可変機構を選択的に駆
    動して前記複数のカッタの切断位置を選択的に可変制御
    する機能を備えたことを特徴とする請求項1に記載のシ
    ート切断装置。
  3. 【請求項3】 シート切断機構は、情報記録済みの記録
    シートをその搬送方向に切断するためのカッタを記録シ
    ートの搬送方向と直交する方向に複数台配設するととも
    に、これらのカッタの切断位置を一体的に可変するため
    の切断位置可変機構を設けてなり、かつ切断位置制御手
    段は、位置検出手段により検出された位置に関する情報
    に基づいて、前記切断位置可変機構を駆動して前記複数
    のカッタの切断位置を一体的に可変制御する機能を備え
    たことを特徴とする請求項1に記載のシート切断装置。
  4. 【請求項4】 シート切断機構は、情報記録済みの記録
    シートをその搬送方向と直交する方向に切断するための
    カッタを有するとともに、このカッタの切断角度を可変
    するための切断角度可変機構を有し、かつ切断位置制御
    手段は、位置検出手段により検出された位置に関する情
    報に基づいて前記切断角度可変機構を駆動して前記カッ
    タの切断角度を可変制御する機能を備えたことを特徴と
    する請求項1に記載のシート切断装置。
  5. 【請求項5】 搬送機構は、情報記録済みの記録シート
    の搬送方向を可変するための搬送方向可変機構を有し、
    かつ切断位置制御手段は、位置検出手段により検出され
    た位置に関する情報に基づいて、前記搬送方向可変機構
    を駆動制御して前記記録シートの搬送方向を可変するこ
    とにより、前記記録シートに対するシート切断機構によ
    る切断位置を可変制御することを特徴とする請求項1に
    記載のシート切断装置。
JP4239615A 1992-09-08 1992-09-08 シート切断装置 Withdrawn JPH0691592A (ja)

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