JPH0780795A - 画像情報記録装置 - Google Patents

画像情報記録装置

Info

Publication number
JPH0780795A
JPH0780795A JP5226936A JP22693693A JPH0780795A JP H0780795 A JPH0780795 A JP H0780795A JP 5226936 A JP5226936 A JP 5226936A JP 22693693 A JP22693693 A JP 22693693A JP H0780795 A JPH0780795 A JP H0780795A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
paper
recording
recording paper
image
timing mark
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP5226936A
Other languages
English (en)
Inventor
Nobune Hatsutori
頌音 服部
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Olympus Corp
Original Assignee
Olympus Optical Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Olympus Optical Co Ltd filed Critical Olympus Optical Co Ltd
Priority to JP5226936A priority Critical patent/JPH0780795A/ja
Publication of JPH0780795A publication Critical patent/JPH0780795A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Paper Feeding For Electrophotography (AREA)
  • Details Of Cutting Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 タイミングマーク形成端部が長い状態のまま
排出されないようにし、これにより排出シートの処分を
容易にする。 【構成】 画像形成された記録紙を排出する第1の排紙
ガイド22の他に、端部カッタ26を備えた第2の排紙
ガイド23を設け、カッタユニット50により記録紙1
00の画像形成部分から切り離されたタイミングマーク
形成端部VL,VRを、上記第2の排紙ガイド23の端
部カッタ26により数cm程度の長さに記録紙の幅方向に
切断して装置外へ排出するとともに、カッタユニット5
0において各Xカッタにより記録紙100の余白部分W
を記録紙の搬送方向に切断して複数の紙片に分断して装
置外へ排出するようにしたものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、カラー静電プロッタな
どの画像情報記録装置に係わり、特に画像情報が記録形
成されたロール状記録紙などの記録シートを自動的に切
断するシート切断装置を備えた装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、オフィスや工場などでは例えばカ
ラー静電プロッタのように記録紙としてロール状記録紙
が多く使用されている。この種の記録装置のうち、特に
紙幅の大きいロール紙に画像情報を記録する装置では、
CADなどにより作成された図面サイズが厳格な画像
や、ポスターあるいは地図などのカラー画像、さらには
を洋服の型紙などの不定形画像をプリントアウトする要
求が多くある。このような要求に応えるには、ロール紙
に対する画像記録部の位置精度を高く設定する必要があ
る。
【0003】しかし、紙幅の大きいロール紙を使用した
画像情報記録装置では、ロール紙の搬送路長が一般に長
いため、搬送中にロール紙の横ずれや先端ずれが大きく
なり易い。このため、ロール紙の搬送位置を常に一定に
保つことは難かしく、これにより記録位置のずれが発生
し易い。特にカラー画像を記録する装置では、ロール紙
の同一部分に複数の色を重ね合わせて記録しなければな
らないため、ロール紙の搬送位置のずれは即時色ずれと
なって現れ非常に好ましくない。
【0004】そこで、最近では例えばロール紙の幅方向
の両端部にそれぞれタイミングマークを表示しておき、
このタイミングマークを読み取ることによりロール紙の
位置ずれを検出して記録位置を補正する機構を設けるこ
とが提唱されている。この様な機構を設けると、大形の
ロール紙を用いる場合などにおいても、記録位置ずれの
少ない高品質の記録画像を得ることが可能となる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記のように
ロール紙にタイミングマークを表示すると、このタイミ
ングマークが記録原稿の側部に残留して目障りとなる。
このため、画像記録後のロール紙切断工程において、上
記タイミングマークの形成部分を画像が記録された記録
紙本体部分から切り離すのが一般的である。しかし、切
断後のタイミングマーク形成部分は、幅狭ではあっても
長さが非常に長いものとなるため、その処分が著しく面
倒になっていた。
【0006】また、画像情報記録装置では、例えば画像
情報が記録されたロール紙を切断する際に、ロール紙搬
送方向の先端部分や後端部分、あるいは2つの画像記録
部分の中間部分に形成される余白部を切り離すようにし
ている場合がある。このような場合でも、幅が広い大形
のロール紙を使用している場合には、切り離された幅広
の余白部分の紙片が排出されることになり、その後始末
が非常に面倒になっていた。
【0007】ちなみに、記録紙としてA0幅のロール紙
を使用した場合には、タイミングマーク形成端部は幅こ
そ4cm程度あるが長さが10mにも及ぶことがある。ま
た、余白部分については、A0版の記録紙の場合幅40
cm、長さ90cm程度とやはり大きくなり、その処分が非
常に煩わしかった。
【0008】さらに、この種の画像情報記録装置の中に
は、記録終了後に、記録紙を画像が記録された必要部分
とその他の不要部分とに分断し、これらを両方とも区別
せずに、装置の排出口側に設けられた収納バケットや床
面へ排出するように構成したものもある。このような装
置では、特に先に述べた画像記録部分間の余白部分(不
要部分)と必要部分とのサイズが似ていることから、排
出後にこれらの不要部分と必要部分とを使用者が一目で
区別することが難しく、その選別に手間と時間がかかる
という不具合があった。
【0009】本発明は上記事情に着目してなされたもの
で、その目的とするところは、タイミングマーク形成端
部や余白部分等の記録シートの不要部分を容易に処分す
ることができる画像情報記録装置を提供することであ
る。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明は、記録シートの搬送路中に配設した画像記録
部によって記録シート上に所望の画像情報を記録する画
像情報記録装置において、切断手段により、上記記録シ
ートの不要部分を細断して排出するようにしたものであ
る。
【0011】
【作用】この結果本発明によれば、例えばタイミングマ
ーク形成部分は、画像情報記録部分から切り離されたの
ち、さらに記録シートの幅方向に任意の長さに切断され
て排出される。したがって、タイミング形成部分は、幅
が狭くしかも長さの短いシート片となって排出されるこ
とになり、これにより排出後のタイミングマーク形成部
分がかさ張ることはなくなって、排出後の後始末は著し
く簡単になる。
【0012】また、画像情報記録部分の前端部や後端部
から切り離された余白部分は、さらに記録シートの幅方
向の少なくとも1か所で切断されて排出される。したが
って、余白部分は幅方向の長さの短いシート片となって
排出されることになり、これにより排出後の後始末は著
しく簡単になる。
【0013】さらに、上記のように余白部分などの不要
部分は細断されて排出されるため、必要部分とその他の
不要部分とが区別されずに装置の排出口に一緒に排出さ
れる装置であっても、ユーザは排出後の必要部分と不要
部分とを容易に選別することが可能となる。
【0014】
【実施例】図1は、本発明の一実施例に係わるカラー静
電プロッタの外観を示す斜視図であり、プロッタを構成
する各機構部および回路部は筐体HU内にそれぞれ収容
されている。このカラー静電プロッタは、特殊な表面処
理を施したロール状の静電記録紙を使用し、このロール
状静電記録紙に例えばA0サイズのカラー図面を印刷記
録可能に構成したものである。
【0015】図2は、このカラー静電プロッタの概略構
成図である。同図において、4は紙管に静電記録紙を巻
回した記録紙ロールであり、この記録紙ロール4から巻
き戻された記録紙100は、エンコーダローラ5とエン
コーダピンチローラ5eとに挾持されて静電ヘッド1へ
搬送される。エンコーダローラ5は、上記記録紙100
を搬送する機能と、回転数から記録紙100の搬送速度
を検出する機能とを有している。上記静電ヘッド1のヘ
ッド面にはパッドローラ2が対向配置してあり、上記記
録紙100はこのパッドローラ2により静電ヘッド1の
ヘッド面に押し付けられる。そして、この状態で静電ヘ
ッド1では、図示しない情報処理装置から転送された画
像信号に従って、記録紙100に対し上記画像信号およ
び後述するタイミングマークに対応する静電潜像の形成
が行なわれる。なお、上記エンコーダローラ5と現像ヘ
ッド1との間の搬送路には位置センサ3が配設されてお
り、この位置センサ3によって静電ヘッド1に対する記
録紙100の位置が検出される。
【0016】上記静電ヘッド1において静電潜像が形成
された記録紙100は、除電ブラシ21により記録紙背
面に誘導形成された不要な静電気が除去された後、現像
ヘッド部6へ搬送される。この現像ヘッド部6には、ブ
ラック、シアン、マゼンダおよびイエローの各現像色に
対応する4個の現像ヘッドが設けられている。そして、
これらの現像ヘッドによりそれぞれ上記記録紙100の
潜像形成面に対し湿式トナーが供給され、これにより静
電潜像のカラー現像が行なわれる。
【0017】上記現像ヘッド部6において現像が行なわ
れた記録紙100は、吸取りローラ8と搬送ベルト15
とにより挾持されることにより、駆動ローラ9と駆動ピ
ンチローラ12とのニップ点Aに搬送される。この搬送
過程において上記吸取りローラ8では、記録紙100に
残留する余分な湿式トナーが吸い取られる。なお、17
は上記記録紙100を上記ニップ点Aへ案内するための
ガイドである。
【0018】上記ニップ点Aに搬送された記録紙100
は、駆動ローラ9と駆動ピンチローラ12とにより挾持
されることにより、現像途中であれば巻取りローラ10
へ導かれ、一方現像終了後であればカッタユニット50
に搬送される。この搬送路の切り替えは搬送路切替えゲ
ート11により行なわれる。巻取りローラ10は、巻取
りピンチローラ13との間で記録紙100を挾持するこ
とにより、上記現像途中の記録紙100を巻き取って一
時的に保管する。また、上記ニップ点Aと巻取りローラ
10との間の搬送路には、紙経路センサ14が配設され
ている。紙経路センサ14は、記録紙100の存在の有
無を検知する。なお、18は上記現像終了後の記録紙を
カッタユニット50へ案内するためのガイドである。
【0019】上記カッタユニット50は次のように構成
される。図3はその構成を示した側断面図である。この
カッタユニット50は、フレーム501a,501b内
に、記録紙100を搬送するための給紙ローラ機構51
0と、記録紙100をその搬送方向に切断するためのX
カッタユニット530と、記録紙100を搬送方向に対
し直交する方向つまり記録紙100の幅方向に切断する
ためのYカッタユニット520とを内蔵している。
【0020】給紙ローラ機構510は、給紙ローラ51
1と、この給紙ローラ511に対し記録紙100を押し
付けるピンチローラ512とから構成され、搬送路の上
流側から搬送された記録紙100(図示せず)をYカッ
タユニット520およびXカッタユニット530に順に
供給する。
【0021】Yカッタユニット520は、記録紙100
の幅方向に高速に移動する丸刃521と、この丸刃52
1と摺接する固定刃522とを有している。そして、上
記給紙ローラ機構510によって供給された記録紙10
0を、これらの丸刃521と固定刃522とで挟んで幅
方向に切断する。
【0022】Xカッタユニット530は、後述するタイ
ミングマーク形成端部を切り離すための2台のXカッタ
を含む複数台のXカッタを記録紙100の幅方向に配設
したもので、各Xカッタは例えば次のように構成され
る。図4および図5はその構成を示すもので、図4は側
面図、図5は断面図を示している。
【0023】Xカッタは、スリッタ上刃531とスリッ
タ下刃532とを備えている。このうち先ずスリッタ上
刃531は、取付軸536に回転自在に支承され、この
取付軸536は着脱アーム549の端部ブラケットにね
じ止めされている。すなわち、スリッタ上刃531は着
脱アーム549の揺動によって上記スリッタ下刃532
に対し接離自在となっている。上記スリッタ上刃531
は周縁に切刃を形成したドーナツ状で皿形をなすもの
で、取付治具533に遊挿取着される。この遊挿取着に
際し、取付治具533に同心に設けた円錘面とスリッタ
上刃531の皿状突部側面との間には環状コイルスプリ
ング543が嵌着され、さらにスリッタ上刃531の皿
状凹部側面は、取付治具533の上記円錘面に連続する
小径部分に、同心でかつ着脱自在に嵌着したストップリ
ング545の外周縁により支障される。この構造によ
り、スリッタ上刃531は、取付治具533に対し自動
調心式でかつ軸方向に若干変位可能に固定される。
【0024】一方スリッタ下刃532は、スリッタ上刃
531の皿状凹部側面に対して逃げ角を形成する円錘面
状凹部を備えたリング状をなすもので、排紙ローラ53
8の周面に同心的に固着されている。スリッタ下刃53
2とスリッタ上刃531とは2か所で点接触するように
接触係合する。排紙ローラ538は、図示しないモータ
により図中矢印方向に回転し、上記スリッタ下刃532
とスリッタ上刃531とによって切断された記録紙10
0は上記排紙ローラ538によりストッカ22へ排出さ
れる。
【0025】なお、カッタユニット本体510における
記録紙100の搬入口には、カッタセンサ540が配設
されている。このカッタセンサ540は、例えばCCD
イメージセンサからなり、記録紙100の記録面に画像
とともに記録された所定のタイミングマークを読み取る
ために使用される。
【0026】ところで、本実施例のプロッタは、上記カ
ッタユニット50の記録紙排出側に第1の排紙ガイド2
2および第2の排紙ガイド23を配設している。第1の
排紙ガイド22は、記録紙100の画像形成部分および
余白部分を装置外のスタッカへ排出するためのものであ
る。一方第2の排紙ガイド23は、上記画像形成部分か
ら切り離されたタイミングマーク形成端部を装置外の屑
入れ等へ排出するもので、この第2の排紙ガイド23の
途中には排出ローラ24,25と、端部カッタ26とが
配設されている。端部カッタ26は、排出ローラ24,
25により送られたタイミングマーク形成端部をその搬
送方向に対し直交する方向に切断し、これによりタイミ
ングマーク形成端部を数cm程度の短い紙片に分断するも
のである。
【0027】次に、以上のように構成されたプロッタの
動作を説明する。記録待機状態において、記録紙ロール
4から巻き出された記録紙100は、その先端部が駆動
ローラ9と駆動ピンチローラ12とによりニップ点Aで
挾持された状態となっている。この状態で外部の情報処
理装置から画像信号が送られると、駆動ローラ9により
記録紙100の搬送が開始される。そして、静電ヘッド
1において記録紙100に上記画像信号に応じた潜像が
形成され、さらに現像ヘッド6により上記潜像の現像が
行なわれる。また、このとき記録紙100の両サイドの
有効画像領域外には、上記画像の形成と同時にタイミン
グマーク100L,100Rが形成される。このタイミ
ングマークは、例えば図6に示すように記録紙100の
搬送方向に形成される縦線パターンと、この縦線パター
ン上に一定の間隔で形成される複数の横線パターンとか
らなる。
【0028】上記現像により画像およびタイミングパタ
ーン100L,100Rが形成された記録紙100は、
モノクロ画像の場合には搬送路切替えゲート11が図2
中の11bに示す状態になっているため、そのままカッ
タユニット50へ搬送される。これに対しカラー画像の
場合には、搬送路切替えゲート11が図2中の11aに
示す状態になっているため、1色目の現像がなされた記
録紙100は巻取りローラ10により巻き取られて一時
保管される。
【0029】そうして1色目の現像が終了すると、記録
紙100は駆動ローラ9により逆方向に搬送され、これ
により先端部が前記ニップ点Aの位置に戻される。そし
て、この状態から記録紙100は再び正方向に搬送さ
れ、静電ヘッド1および現像ヘッド6においてそれぞれ
2色目の潜像形成およびその現像が行なわれる。このと
き、静電ヘッド1に対する記録紙100の位置合わせ
は、タイミングマーク100L,100RをCCDなど
のセンサにより読取って記録紙100の位置を検出し、
この検出結果を基に記録紙100の搬送位置または静電
ヘッド1の位置を調整することにより行なわれる。以
後、3色目および4色目の画像形成についても、上記1
色目および2色目の動作を繰り返すことにより同様に行
なわれる。
【0030】さて、そうして所望の画像形成が完了した
記録紙100は、搬送路切替えゲート11が切り替わる
ことによりカッタユニット50に送り込まれる。記録紙
100が送り込まれるとカッタユニット50では、先ず
その搬入口においてカッタセンサ540により上記各タ
イミングマーク100L,100Rがそれぞれ読み取ら
れる。そして、これらのタイミングマーク像を含む画像
情報は図示しない制御回路に取り込まれる。
【0031】制御回路では、上記画像情報からタイミン
グマーク像を認識するための画像認識処理が行なわれ、
この認識結果から各タイミングマーク100L,100
Rの位置が検出される。そして、これらのタイミングマ
ーク100L,100Rの検出位置に基づいて、Xカッ
タユニット530による切断位置の位置ずれ補正値と、
Yカッタユニット520による切断位置の傾斜角の補正
値とがそれぞれ算出される。そうして補正値が算出され
ると、これらの補正値に対応する量だけ各リニアパルス
モータを駆動するべく、制御回路からモータ駆動回路へ
駆動制御信号が出力される。このため、モータ駆動回路
により第1のリニアパルスモータおよび第2のリニアパ
ルスモータがそれぞれ駆動され、これにより記録紙10
0の幅方向に対するXカッタユニット530の位置およ
びYカッタユニット520の角度がそれぞれ補正され
る。
【0032】そうして切断位置の補正が終了し、かつ記
録紙100上の切断位置がXカッタユニット530およ
びYカッタユニット520の切断位置に到達すると、制
御回路からモータ駆動回路に対しカッタモータを駆動す
るべく駆動制御信号が出力される。この結果、カッタモ
ータは駆動され、これにより記録紙100はX方向およ
びY方向にそれぞれ切断される。
【0033】例えば図6に示すごとく、先ずYカッタユ
ニット520により、記録紙100の画像記録領域が画
像ごとに複数の領域A,B,…に切り分けられるととも
に、これらの画像記録領域A,B,…の中間に位置する
余白部分Wが各画像記録領域A,B,…から切り離され
る。次に、Xカッタユニット530により、画像記録領
域A,B,…がそれぞれ単位画像毎に複数の記録領域A
1,A2,A3、B1,B2,B3に切り分けられると
ともに、記録紙100両サイドのタイミングマーク形成
端部VL,VRが画像記録部分から切り離される。ま
た、このとき上記余白部分Wは、各Xカッタによって記
録紙100の幅方向の複数の紙片W1,W2,W3,W
4に分断される。
【0034】以上のように切断された記録紙100のう
ち、画像記録部分A,B,…および余白部分Wは、第1
の排紙ガイド22を経て装置外のスタッカへ排出され
る。これに対しタイミングマーク形成端部VL,VR
は、第2の排紙ガイド23へそれぞれ排出される。そし
て、これらのタイミングマーク形成端部VL,VRは、
第2の排紙ガイド23に設けられた端部カッタ26によ
り記録紙の幅方向に切断されて数cm単位の紙片となった
のち装置外の屑入れなどに排出される。図7に上記画像
記録部分A,B,…、余白部分Wおよびタイミングマー
ク形成端部VL,VRの装置外への排出の様子を示す。
【0035】このように本実施例のカラー静電プロッタ
では、画像形成された記録紙を排出する第1の排紙ガイ
ド22の他に、端部カッタ26を備えた第2の排紙ガイ
ド23を設け、カッタユニット50により記録紙100
の画像形成部分から切り離されたタイミングマーク形成
端部VL,VRを、上記第2の排紙ガイド23の端部カ
ッタ26により数cm程度の長さに記録紙の幅方向に切断
して装置外へ排出するとともに、カッタユニット50に
おいて各Xカッタにより記録紙100の余白部分Wを記
録紙の搬送方向に切断して複数の紙片に分断して装置外
へ排出するようにしている。
【0036】したがって本実施例によれば、タイミング
マーク形成端部VL,VRが長細い状態のまま排出され
ることがなく、小さな紙片V1,V2,…として排出さ
れることになり、これにより排出されたタイミングマー
ク形成端部VL,VRをかさ張ることなく容易に廃棄処
分することが可能となる。また、余白部分Wについても
複数の紙片W1,W2,…に分断されて排出されるの
で、排出された紙片がかさ張らず、容易に後始末するこ
とができる。
【0037】なお、本発明は上記実施例に限定されるも
のではない。例えば、上記実施例では画像記録部部から
切り離されたタイミングマーク形成端部を記録紙の幅方
向にのみ切断するようにしたが、タイミングマーク形成
端部の幅寸法が大きい場合には、画像記録部部から切り
離されたタイミングマーク形成端部をその搬送方向にさ
らに複数条の紙片に切断し、これらの紙片をそれぞれ記
録紙の幅方向に切断するようにしてもよい。また、その
際タイミングマーク形成端部の切断長は一定である必要
はない。
【0038】また、前記実施例では余白部分を複数台の
Xカッタにより切断する処理のみを行なったが、余白部
分の搬送方向の長さが長い場合には、余白部分をYカッ
タによりその幅方向に切断して複数の余白片としてもよ
い。さらに、これらの余白片を各々複数のXカッタで切
断するようにしてもよい。このようにすれば、排出され
た余白部分の処分が一層容易になることは勿論のこと、
スタッカにおいて画像形成部分との選別を容易に行なう
ことが可能となる。
【0039】さらに、画像記録部分を切断するためのX
カッタの設置間隔が広い場合には、余白部分を切断する
ためにXカッタを新設するようにしてもよい。その他、
第1および第2の各切断手段の構成や、画像記録部をは
じめ装置の他の部分の構成、タイミング形成端部および
余白部分の切断長等についても、本発明の要旨を逸脱し
ない範囲で種々変形して実施できる。
【0040】
【発明の効果】以上詳述したように本発明によれば、記
録シートの搬送路中に配設した画像記録部によって記録
シート上に所望の画像情報を記録する画像情報記録装置
において、切断手段により上記記録シートの不要部分を
細断して排出するようにしたことによって、タイミング
マーク形成端部や余白部分等の記録シートの不要部分を
容易に処分することができる画像情報記録装置を提供す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係わるカラー静電プロッタ
の外観を示す斜視図。
【図2】本発明の一実施例に係わるカラー静電プロッタ
の概略構成図。
【図3】図2に示したカッタユニット50の構成を示し
た側断面図。
【図4】図3に示したカッタユニットのうちXカッタの
構成を示す側面図。
【図5】図3に示したカッタユニットのうちXカッタの
構成を示す断面図。
【図6】記録紙の切断動作の説明に使用する平面図。
【図7】切断後の記録紙が排出される様子を示す図。
【符号の説明】
1…静電ヘッド 2…パッドローラ 3,3a,3b…位置センサ 4…記録紙ロール 5…エンコーダローラ 5e…エンコーダ
ピンチローラ 6…現像ヘッド 8…吸取りローラ 9…駆動ローラ 10…巻取ローラ 11…搬送路切替えゲート 12…駆動ピンチ
ローラ 13…巻取ピンチローラ 14…紙経路セン
サ 15…搬送ベルト 17,18…ガイ
ド 21…除電ブラシ 22…第1の排紙
ガイド 23…第2の排紙ガイド 24,25…排紙
ローラ 26…端部カッタ 50…カッタユニ
ット 100…記録紙 100L,100
R…タイミングマーク 501a,501b…フレーム 510…給紙ロー
ラ機構 520…Yカッタユニット 530…Xカッタ
ユニット 540…カッタセンサ A,B…画像記録
領域 VL,VR…タイミングマーク形成端部 W…余白部分

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 記録シートの搬送路中に配設した画像記
    録部によって記録シート上に所望の画像情報を記録する
    画像情報記録装置であって、 前記記録シートの不要部分を細断するための切断手段を
    具備したことを特徴とする画像情報記録装置。
JP5226936A 1993-09-13 1993-09-13 画像情報記録装置 Withdrawn JPH0780795A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5226936A JPH0780795A (ja) 1993-09-13 1993-09-13 画像情報記録装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5226936A JPH0780795A (ja) 1993-09-13 1993-09-13 画像情報記録装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0780795A true JPH0780795A (ja) 1995-03-28

Family

ID=16852934

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5226936A Withdrawn JPH0780795A (ja) 1993-09-13 1993-09-13 画像情報記録装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0780795A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013059821A (ja) * 2011-09-12 2013-04-04 Duplo Seiko Corp 用紙裁断装置
JP2015003387A (ja) * 2014-07-23 2015-01-08 デュプロ精工株式会社 古紙再生処理装置の断裁装置及び古紙再生処理装置の断裁方法

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013059821A (ja) * 2011-09-12 2013-04-04 Duplo Seiko Corp 用紙裁断装置
JP2015003387A (ja) * 2014-07-23 2015-01-08 デュプロ精工株式会社 古紙再生処理装置の断裁装置及び古紙再生処理装置の断裁方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN108274896B (zh) 喷墨记录装置
JPH0560794B2 (ja)
JP2007128309A (ja) 媒体処理装置
EP0518688B1 (en) Sheet feed device capable of facilitating sheet removal from sheet feed path
JPS63154378A (ja) 画像形成装置用オートカッター
JPH0691592A (ja) シート切断装置
JPH0786064B2 (ja) 画像記録装置
JPH0780795A (ja) 画像情報記録装置
JP4405872B2 (ja) 画像形成装置
JP2008012890A (ja) 画像形成装置
JP7439528B2 (ja) 給紙装置および画像形成装置
JP3135589B2 (ja) 自動原稿給送装置を備えた画像形成装置
JP2006347714A (ja) マーク位置検出装置、用紙裁断装置、および用紙折り型成形装置
JP4302670B2 (ja) 画像形成装置
JPH0938894A (ja) 複写機
JP2007001180A (ja) 印字装置及び印字方法
CN112622440B (zh) 喷墨记录装置
JP3762454B2 (ja) 画像形成装置
JP4907980B2 (ja) 孔版印刷装置
JP2943297B2 (ja) 電子写真画像形成装置
JP3154582B2 (ja) 複式複写用紙の印刷装置
JP2001146052A (ja) ロール紙のトリミングカット方法および画像形成装置
JP2023129053A (ja) 給紙装置および画像形成装置
JPH0687559A (ja) 画像形成装置
JP2024056220A (ja) 給紙装置及び画像形成装置

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20001128