JPH0526859Y2 - - Google Patents

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JPH0526859Y2
JPH0526859Y2 JP1986031216U JP3121686U JPH0526859Y2 JP H0526859 Y2 JPH0526859 Y2 JP H0526859Y2 JP 1986031216 U JP1986031216 U JP 1986031216U JP 3121686 U JP3121686 U JP 3121686U JP H0526859 Y2 JPH0526859 Y2 JP H0526859Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、工業用テレビジヨンカメラ等におけ
る固体撮像素子の位置調整装置に関するものであ
る。
〔従来の技術〕
テレビジヨンカメラ等においては、固体撮像素
子(以下CCDという)の小形、軽量化と共に高
解像度化や低価格化あるいはメンテナンスフリー
化が可能になつたため、従来の真空管形撮像管に
代えてCCDが多用されている。
このようなCCDを使用したカメラにおいては、
CCDの相対的な位置関係は記録画像のくずれや
焦点のずれをなくすためにもきわめて重要である
ため、そのセンタが正しい位置にあるように調整
する必要がある。
上記のようなCCDの位置調整装置の一例とし
て、特開昭60−220670号公報に開示された発明が
ある。この発明は、コ字形の第1の長穴とこの長
穴の端部と直交し弾性変形部を介して穿設された
第2の長穴とを有する取付部に取付けられた
CCDと、前記第1、第2の長穴を囲むようにし
て第1の長穴と直交する方向にコ字形の第3の長
穴を設けると共にこの第3の長穴の端部と直交し
弾性変形を介して穿設された第4の長穴を有する
中間枠と、この中間枠を囲むように形成された外
枠と、中間枠をX方向及びY方向に押圧するよう
に外枠に螺合された調整ねじとから構成され、前
記調整ねじを調整してCCDのセンタを調整する
ようにしたものである。
〔考案が解決しようとする問題点〕
上記のような従来の装置は、構造が複雑である
ばかりでなく、第1の長穴の端部と第2の長穴、
第3の長穴の端部と第4の長穴との間にそれぞれ
弾性変形部が設けられているため、CCDは正確
にX方向又はY方向に平行移動することができ
ず、したがつてCCDのセンタ位置を高精度に調
整することは困難である。またプリント基板を固
定したままでこれに取付けられたCCDのみを調
整するようにしているので、CCDに歪みが生ず
るおそれがある等、種々問題がある。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案に係る固体撮像素子の位置調整装置は、
2つの一対の調整腕が直交しかつこれら各一対の
調整腕どうしがそれぞれ対向して設けられ、前記
各対向する調整腕のうちの一方の調整腕にそれぞ
れねじ穴が設けられると共に、他方の調整腕にそ
れぞればねが装着され、前記各一対の調整腕のう
ちの一方の対向する調整腕の近傍に一対の突起部
が設けられたヘツドと、 周辺に前記ヘツドの調整腕に嵌合する切除部が
形成され、前記ヘツドの一対の突起部方向に長軸
を有し該一対の突起部に嵌合する一対の長穴及び
該一対の長穴と直交して設けられた一対の突起部
が設けられたほぼドーナツ状のスライド板と、 周辺に前記ヘツドの調整腕に嵌合する切除部が
形成され、前記スライド板の一対の突起部方向に
長軸を有し該一対の突起部に嵌合する一対の長穴
が設けられ、固体撮像素子が取付けられたプリン
ト基板とを備えたものである。
〔作用〕
一方の一対の調整腕に螺合した調整ねじを調整
することによりスライド板を介してプリント基板
を例えばY軸方向に移動させ、他方の一対の調整
腕に螺合した調整ねじを調整することによりプリ
ント基板を例えばX軸方向に移動させて、プリン
ト基板に取付けたCCDの位置を調整する。
〔実施例〕
第1図は本考案実施例の背面図、第2図はその
A−A断面図である。両図において、1はヘツド
でその一例を第3図に示す。第3図において、2
は円筒状のヘツド本体で、前面側には内周にめね
じが設けられた小径のレンズ取付部3が形成され
ている。4,5はヘツド本体2の背面においてそ
の中心を通る線上に対向して突設された第1の調
整腕で、一方の調整腕4にはねじ穴6が設けら
れ、他方の調整腕6には調整ばね10が装着され
ている。7,8は第1の調整腕4,5と直交しか
つその中心を通る線上に対向して突設された第2
の調整腕で、一方の調整腕7にはねじ穴9が設け
られ、また他方の調整腕8には調整ばね10が装
着されている。なお、第2の調整腕7に設けたね
じ穴9の中心はヘツド本体2の背面とほぼ同じ高
さの位置に、また第1の調整腕4に設けたねじ穴
6の中心は、上記ねじ穴9の中心より若干高い位
置に設けられている。
11はプリント基板31からの信号を外部に取
出すケーブルの取出部である。12a〜12cは
第2の調整腕7,8に近接して設けたボスで、先
端部にはそれぞれ突起部13a〜13cが設けら
れている。14a〜14cはヘツド本体2に設け
たねじ穴である。
再び第2図において、21はスライド板で、第
4図にその一例を示すようにほぼリング状に形成
されており、ヘツド本体2に設けた第1、第2の
調整腕4,5,7,8に対応した位置には切除部
22,23,24,25が設けられており、また
ヘツド本体2に設けた突起部13aに対応した位
置には長穴26aが、突起部13b,13cに対
応した位置には溝26b,26cがそれぞれ設け
られている。なお、溝26b,26cは長穴にし
てもよい。27a,27b及び27c,27dは
それぞれ切欠部22及び23の両側に設けられた
突起部、28a,28bはヘツド本体2のねじ穴
14a,14bに対応して設けられたビス挿通用
の穴である。
再び第2図において、31はプリント基板で、
第5図にその一例を示すように、表面にはパター
ンが形成されてCCD38が取付けられ、背面に
はパターンが形成されて多数の電気部品(図示せ
ず)が取付けられている。またヘツド本体2に設
けた第1、第2の調整腕4,5,7,8に対応し
た位置には切除部32〜35が設けられており、
さらにスライド板21の突起部27a〜27dに
対応した位置には、スライド板21の長穴26a
と直交する方向の長穴36a〜36dがそれぞれ
設けられている。37a,37bはヘツド本体2
のねじ穴14a,14bに対応して設けられたビ
ス挿通用の穴である。
次に上記のような各部からなる装置の組立及び
センタ調整の手順について説明する。
先ず、第1図、第2図に示すようにヘツド1の
背面からスライド板21を装入し、各切除部22
〜25を第1、第2の調整腕4,5,7,8に嵌
合すると共に、長穴26a及び溝26b,26c
をヘツド1に設けた突起部13a〜13cにそれ
ぞれ嵌合し、スライド板21をヘツド本体2の背
面に載置する。次にスライド板21の上にプリン
ト基板31を装入し、各切除部32〜35を第
1、第2の調整腕4,5,7,8に嵌合すると共
に、長穴36a〜36dをスライド板31に設け
た突起部27a〜27dに嵌合して、スライド板
21上に載置する。ついで、プリント基板31と
スライド板21の穴37a,37b,28a,2
8bにビス41を挿通してヘツド本体2のねじ穴
14a,14bに螺入し、これらを若干緩く締付
ける。
この状態でレンズ取付部3にレンズを取付け、
被写体を写してモニタし、CCD38のセンタが
例えばY軸方向に偏位している場合は、第6図に
示すように第2の調整腕7のねじ穴9に螺入した
調整ねじ43を調整し、スライド板21をヘツド
本体2に設けた突起部13a〜13cに沿つてY
軸方向に摺動させ、突起部27a〜27dを介し
てこれに連結されたプリント基板31をY軸方向
に移動させて、CCD38のセンタを調整する。
また、CCD38のセンタがX軸方向に偏位し
ている場合は、第1の調整腕4のねじ穴6に螺入
した調整ねじ42を調整し、プリント基板31を
スライド板21に設けた突起部27a〜27dに
沿つてX軸方向に摺動させ、CCD38のセンタ
を調整する。
この場合、他方の調整腕5,8にはそれぞれ調
整ばね10が装着してあるので、スライド板21
及びプリント基板31をY方向又はX方向に調整
ねじ42,43の移動量に対応して容易かつ確実
に移動させることができる。
CCDの位置調整が終つたときは、ビス41を
強く締めてスライド板21とプリント基板31を
その位置でヘツド本体2に強固に固定する。
上記の説明では、円筒状のヘツドに本考案を実
施した場合を示したが、方形のヘツドにも本考案
を実施することができる。また、調整ばねに板ば
ねを使用した例を示したが、コイルばねを使用し
てもよい。さらに、スライド板21には対向する
切除部22,23の両側に突起部27a〜27d
を設けた場合を示したが、中心を通り切除部2
4,25と直交する線上にそれぞれ1個又はそれ
以上設けてもよい。
〔考案の効果〕
以上の説明から明らかなように、本考案は一方
の方向にCCDを移動させるときはプリント基板
が連結されたスライド板を、ヘツドに設けた突起
に沿つて移動させ、これと直交する方向にCCD
を移動させるときはスライド板に設けた突起に沿
つてプリント基板を直接移動させるようにしたの
で、CCDの位置をX−Y方向に正確かつ高精度
で調整することができ、しかもプリント基板を移
動させるようにしたので、これに取付けたCCD
に歪みを生ずるおそれがない等、実施による効果
大である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案実施例の背面図、第2図はその
A−A断面図、第3図a〜cはヘツドの実施例の
背面図、側面図、B−B断面図、第4図はスライ
ド板の実施例の背面図、第5図はプリント基板の
実施例の背面図、第6図及び第7図は本考案の作
用説明図である。 1……ヘツド、2……ヘツド本体、4,5,
7,8……調整腕、6,9……ねじ穴、10……
調整ばね、13a〜13c,27a〜27d……
突起部、21……スライド板、22〜25,32
〜35……切除部、26a,36a〜36d……
長穴、26b,26c……溝、31……プリント
基板、38……CCD、42,43……調整ねじ。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 2つの一対の調整腕が直交しかつこれら各一対
    の調整腕どうしがそれぞれ対向して設けられ、前
    記各対向する調整腕のうちの一方の調整腕にそれ
    ぞれねじ穴が設けられると共に、他方の調整腕に
    それぞればねが装着され、前記各一対の調整腕の
    うちの一方の対向する調整腕の近傍に一対の突起
    部が設けられたヘツドと、 周辺に前記ヘツドの調整腕に嵌合する切除部が
    形成され、前記ヘツドの一対の突起部方向に長軸
    を有し該一対の突起部に嵌合する一対の長穴及び
    該一対の長穴と直交して設けられた一対の突起部
    が設けられたほぼドーナツ状のスライド板と、 周辺に前記ヘツドの調整腕に嵌合する切除部が
    形成され、前記スライド板の一対の突起部方向に
    長軸を有し該一対の突起部に嵌合する一対の長穴
    が設けられ、固体撮像素子が取付けられたプリン
    ト基板とを備えたことを特徴とする固体撮像素子
    の位置調整装置。
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