JPH0526800U - 高減衰ユニツト結合継手 - Google Patents

高減衰ユニツト結合継手

Info

Publication number
JPH0526800U
JPH0526800U JP7728791U JP7728791U JPH0526800U JP H0526800 U JPH0526800 U JP H0526800U JP 7728791 U JP7728791 U JP 7728791U JP 7728791 U JP7728791 U JP 7728791U JP H0526800 U JPH0526800 U JP H0526800U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
unit
viscoelastic material
mounting shaft
coupling joint
high damping
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP7728791U
Other languages
English (en)
Inventor
忠彦 菊池
Original Assignee
日本電気エンジニアリング株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 日本電気エンジニアリング株式会社 filed Critical 日本電気エンジニアリング株式会社
Priority to JP7728791U priority Critical patent/JPH0526800U/ja
Publication of JPH0526800U publication Critical patent/JPH0526800U/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Vibration Prevention Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】宇宙航行体のユニット結合継手に粘弾性材料を
使用した耐震機構を付加することにより、構造本体側か
ら伝わる過大な振動レベルを低減する。 【構成】ユニット１は、ユニット取付軸８とボルト３に
よって結合される。さらにユニット取付軸８は、スプリ
ング５および粘弾性材料４を介して構造本体２に係止さ
れ、振動エネルギーは粘弾性材料４により吸収される。

Description

【考案の詳細な説明】
【０００１】
【産業上の利用分野】
本考案は宇宙航行体用のユニット結合構造に関し、特に振動低減対策を施した 高減衰ユニット結合継手に関する。
【０００２】
【従来の技術】
従来のこの種のユニット結合構造は、図２に示すように、構造本体２とユニッ ト１とを直接ボルト３によって結合した構造になっている。
【０００３】
【考案が解決しようとする課題】
上述した従来のユニット結合構造では、組込んだ宇宙航行体の打上げ、着陸、 及び宇宙航行時に発生する振動が構造本体２の側からユニット１の側へ直接伝わ るため、この振動に耐えるようにユニット１を製作せねばならず、ユニット１が 大形化、高価格化してしまうという問題点がある。
【０００４】
【課題を解決するための手段】
本考案のユニット結合継手は、宇宙航行体内の構造本体に設けた中空の取付ス ペース内壁に支持用のスプリングと吸振用の粘弾性材とを介して保持されたユニ ット取付軸と、該ユニット取付軸に結合対象のユニットを固定する取付手段とを 備えている。
【０００５】
【実施例】
次に、本考案について図面を参照して説明する。
【０００６】 図１は本考案の一実施例の部分側断面図である。ユニット１は、構造本体２に 装着したユニット取付軸８とボルト３によって結合される。ユニット取付軸８は 、スプリング５を介して構造本体２の取付用スペースの内壁に係止させると共に 、内壁との間に板状の粘弾性材料４を介設して保持させ、振動エネルギーを吸収 させる構造を形成してある。更に、粘弾性材料４に許容限度以上の荷重が加わら ぬよう、縦、横の変位をそれぞれストッパー６，７で拘束し、保護するよう構成 してある。
【０００７】
【考案の効果】
以上説明したように本考案によれば、打上げ、着陸、及び宇宙航行時の振動エ ネルギーをスプリングおよび粘弾性材料にて吸収させることにより、ユニットに 伝わる振動を低減してユニットが必要とする耐震性を軽減し、ユニットの寸法、 重量を軽減できる。
【図面の簡単な説明】
【図１】本考案の実施例の部分側断面図。
【図２】従来のユニット結合構造の側断面図。
【符号の説明】
１ ユニット ２ 構造本体 ３ ボルト ４ 粘弾性材料 ５ スプリング ６，７ ストッパー ９ ユニット取付軸

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項１】 宇宙航行体内の構造本体に設けた中空の
    取付スペース内壁に支持用のスプリングと吸振用の粘弾
    性材とを介して保持されたユニット取付軸と、該ユニッ
    ト取付軸に結合対象のユニットを固定する取付手段とを
    備えていることを特徴とする高減衰ユニット結合継手。
JP7728791U 1991-09-25 1991-09-25 高減衰ユニツト結合継手 Pending JPH0526800U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7728791U JPH0526800U (ja) 1991-09-25 1991-09-25 高減衰ユニツト結合継手

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7728791U JPH0526800U (ja) 1991-09-25 1991-09-25 高減衰ユニツト結合継手

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0526800U true JPH0526800U (ja) 1993-04-06

Family

ID=13629661

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7728791U Pending JPH0526800U (ja) 1991-09-25 1991-09-25 高減衰ユニツト結合継手

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0526800U (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101223891B1 (ko) * 2010-12-30 2013-01-17 한국항공우주연구원 인공위성 반작용휠 수동 진동저감장치

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101223891B1 (ko) * 2010-12-30 2013-01-17 한국항공우주연구원 인공위성 반작용휠 수동 진동저감장치

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0526800U (ja) 高減衰ユニツト結合継手
JPH1096337A (ja) シリンダ型円板式鉛ダンパー
CN211200037U (zh) 一种桥梁减震结构
JP2000145889A (ja) 搭載機器の締結構造
JPH0324539B2 (ja)
JP2709129B2 (ja) 床免震構造
JP6148911B2 (ja) 減震ストッパ構造並びに当該減震ストッパ構造を備えた防振架台
JPH0529562Y2 (ja)
JPH06336287A (ja) 振動発生機用防振容器装置
CN110805646B (zh) 一种倾斜减震器
JPS6170242A (ja) 動的吸振器
CN213332771U (zh) 一种抗震支架
JPH0129299Y2 (ja)
JPH0434541U (ja)
SU1153144A1 (ru) Виброизолирующее устройство
JPS6142996Y2 (ja)
JPH053687U (ja) アイソレータ
JPH0519398Y2 (ja)
JPS59140931A (ja) 防振装置
JPH0224999Y2 (ja)
JPH0664135U (ja) エンジン試験用パレット
JPS6114664Y2 (ja)
JP2556975Y2 (ja) キャビンの緩衝装置
JPH0510659U (ja) 建物骨組体に取り付けられる振動エネルギー吸収装置
JPH0428822Y2 (ja)