JPH0324539B2 - - Google Patents
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- JPH0324539B2 JPH0324539B2 JP58121642A JP12164283A JPH0324539B2 JP H0324539 B2 JPH0324539 B2 JP H0324539B2 JP 58121642 A JP58121642 A JP 58121642A JP 12164283 A JP12164283 A JP 12164283A JP H0324539 B2 JPH0324539 B2 JP H0324539B2
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- frame
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Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16F—SPRINGS; SHOCK-ABSORBERS; MEANS FOR DAMPING VIBRATION
- F16F3/00—Spring units consisting of several springs, e.g. for obtaining a desired spring characteristic
- F16F3/08—Spring units consisting of several springs, e.g. for obtaining a desired spring characteristic with springs made of a material having high internal friction, e.g. rubber
- F16F3/087—Units comprising several springs made of plastics or the like material
- F16F3/0873—Units comprising several springs made of plastics or the like material of the same material or the material not being specified
- F16F3/0876—Units comprising several springs made of plastics or the like material of the same material or the material not being specified and of the same shape
Description
【発明の詳細な説明】
〔発明の利用分野〕
本発明は建設機械、例えば油圧シヨベル、ブル
ドーザ、クローラークレーンなどの運転室に用い
られる運転室支持装置に関するものである。
ドーザ、クローラークレーンなどの運転室に用い
られる運転室支持装置に関するものである。
〔発明の背景〕
従来のこの種支持装置は第1図に示すように、
フレーム1の上側と下側にそれぞれ緩衝用防振ゴ
ム5aとカバー6aおよび同防振ゴム5bとカバ
ー6bを、フレーム1および防振ゴム5a,5b
を貫通するスペーサ2と、このスペーサ2および
前記カバー6a,6bを貫通するボルト3と、こ
のボルト3にら合するナツト4とにより取付ける
と共に、前記カバー6a上に設置した運転室床7
を前記ボルト3およびナツト4を介してフレーム
1に取付けるように構成されている。
フレーム1の上側と下側にそれぞれ緩衝用防振ゴ
ム5aとカバー6aおよび同防振ゴム5bとカバ
ー6bを、フレーム1および防振ゴム5a,5b
を貫通するスペーサ2と、このスペーサ2および
前記カバー6a,6bを貫通するボルト3と、こ
のボルト3にら合するナツト4とにより取付ける
と共に、前記カバー6a上に設置した運転室床7
を前記ボルト3およびナツト4を介してフレーム
1に取付けるように構成されている。
上記のような従来の支持装置では、そのばね定
数が上下方向と水平方向で異なるため、防振性能
が前記方向により相違するから、十分に防振する
ことができない。また緩衝体5a,5bがフレー
ム1に固定されていないため、緩衝体5a,5b
は移動しやすいので、スペーサ2およびボルト3
がフレーム1と接触する。この金属同志の接触に
より、振動が伝わりやすくなるから、防振効果は
低下する恐れがある。
数が上下方向と水平方向で異なるため、防振性能
が前記方向により相違するから、十分に防振する
ことができない。また緩衝体5a,5bがフレー
ム1に固定されていないため、緩衝体5a,5b
は移動しやすいので、スペーサ2およびボルト3
がフレーム1と接触する。この金属同志の接触に
より、振動が伝わりやすくなるから、防振効果は
低下する恐れがある。
本発明は上記にかんがみ、支持装置のばね定数
をX、Y、Z(座標軸)の各方向とも等しくする
と共に、緩衝体の移動によりフレームと運転室と
が金属接触するのを防止し、フレームから運転室
へ振動が伝達するのを防止することを目的とする
ものである。
をX、Y、Z(座標軸)の各方向とも等しくする
と共に、緩衝体の移動によりフレームと運転室と
が金属接触するのを防止し、フレームから運転室
へ振動が伝達するのを防止することを目的とする
ものである。
本発明は上記目的を達成するために、フレーム
の上、下側にそれぞれ緩衝体とカバーを、ボルト
およびナツトを介して任意数取付けると共に、前
記緩衝体上に運転室床を前記ボルトおよびナツト
を介して取付けることにより、運転室を支持する
ように構成した支持装置において、前記フレーム
の上、下側に凸部を設けた突出部をそれぞれ設け
ると共に、これらの凸部に嵌合する凹部を前記緩
衝体にそれぞれ設け、前記凸部と凹部を互いに嵌
合させてフレームと緩衝体を一体に結合したこと
を特徴とするものである。
の上、下側にそれぞれ緩衝体とカバーを、ボルト
およびナツトを介して任意数取付けると共に、前
記緩衝体上に運転室床を前記ボルトおよびナツト
を介して取付けることにより、運転室を支持する
ように構成した支持装置において、前記フレーム
の上、下側に凸部を設けた突出部をそれぞれ設け
ると共に、これらの凸部に嵌合する凹部を前記緩
衝体にそれぞれ設け、前記凸部と凹部を互いに嵌
合させてフレームと緩衝体を一体に結合したこと
を特徴とするものである。
以下本発明の実施例を図面にして説明するに先
だつて、まず本発明の原理について説明する。
だつて、まず本発明の原理について説明する。
緩衝体として一般に用いられている防振ゴム、
金属ばね、空気ばねおよび粘弾性樹脂は、圧縮方
向とせん断方向のばね定数が異なるため、これら
の緩衝体を単独で使用すると、ある方向からは振
動が伝達されやすいが、ある方向からは振動が伝
達され難い現象を生ずるので、振動および騒音を
低下させる見地より好ましくない。ところが、前
記緩衝体を適当に組合せることにより、各方向の
ばね定数を同一にすることが可能である。
金属ばね、空気ばねおよび粘弾性樹脂は、圧縮方
向とせん断方向のばね定数が異なるため、これら
の緩衝体を単独で使用すると、ある方向からは振
動が伝達されやすいが、ある方向からは振動が伝
達され難い現象を生ずるので、振動および騒音を
低下させる見地より好ましくない。ところが、前
記緩衝体を適当に組合せることにより、各方向の
ばね定数を同一にすることが可能である。
まず、緩衝体の典型例である同一形状、同一物
質の4個の防振ゴム5c〜5fを第2図に示すよ
うに、X、Y軸方向に対称に配置してX、Y、Z
各方向のばね定数を同一にする方法について説明
する。いまX、Y、Z各方向の合成ばね定数をそ
れぞれKx、Ky、Kz、一個の緩衝体のせん断方向
および圧縮方向のばね定数をそれぞれkS、kC、緩
衝体の傾斜角をα、前記せん断方向ばね定数と圧
縮方向のばね定数の比(kS、kC)をγ、一個の緩
衝体のX、Y、Z各方向のばね定数をそれぞれ
kx、ky、kzとすれば、緩衝体5c〜5fの一個当
りのばね定数は下記の各式で表わされる。
質の4個の防振ゴム5c〜5fを第2図に示すよ
うに、X、Y軸方向に対称に配置してX、Y、Z
各方向のばね定数を同一にする方法について説明
する。いまX、Y、Z各方向の合成ばね定数をそ
れぞれKx、Ky、Kz、一個の緩衝体のせん断方向
および圧縮方向のばね定数をそれぞれkS、kC、緩
衝体の傾斜角をα、前記せん断方向ばね定数と圧
縮方向のばね定数の比(kS、kC)をγ、一個の緩
衝体のX、Y、Z各方向のばね定数をそれぞれ
kx、ky、kzとすれば、緩衝体5c〜5fの一個当
りのばね定数は下記の各式で表わされる。
X軸上に存在する緩衝体5e,5fの場合、
kx=kScos2α+kCsin2α ……(1)
ky=kS ……(2)
kz=kSsin2α+kCcos2α ……(3)
Y軸上に存在する緩衝体5c,5dの場合、
kz=KS ……(4)
ky=kScos2α+kCsin2α ……(5)
kz=kSsin2α+kCcos2α ……(6)
したがつて、X、Y、Z各方向の合成ばね定数
KX、KY、KZは下記(7)〜(9)式で表わされる。
KX、KY、KZは下記(7)〜(9)式で表わされる。
KX=2(kS+kScos2α+kCsin2α) ……(7)
KY=2(kS+kScos2α+kCsin2α) ……(8)
KZ=4(kSsin2α+kCcos2α) ……(9)
ここでα=55°とすると、上記(7)〜(9)式は下記
(10)〜(12)式のようになる。
(10)〜(12)式のようになる。
KX=2.66kS+1.34kC=(2.66+1.34γ)kS ……(10)
KY=2.66kS+1.34kC=(2.66+1.34γ)kS
……(11) KZ=2.66kS+1.32kC=(2.68+1.32γ)kS
……(12) 上記(10)〜(12)式より明らかなように、KX、
KY、KZを同一にすることができる。これは如何
なる形状の緩衝体についても成立する。換言すれ
ば、4個の緩衝体5c〜5fの形状および硬度が
同一であると、α=55°にすればX、Y、Z方向
のばね定数を同一にすることができる。
……(11) KZ=2.66kS+1.32kC=(2.68+1.32γ)kS
……(12) 上記(10)〜(12)式より明らかなように、KX、
KY、KZを同一にすることができる。これは如何
なる形状の緩衝体についても成立する。換言すれ
ば、4個の緩衝体5c〜5fの形状および硬度が
同一であると、α=55°にすればX、Y、Z方向
のばね定数を同一にすることができる。
次に異なる物質の緩衝体を組合せてX、Y、Z
各方向のばね定数を同一にする場合について説明
する。
各方向のばね定数を同一にする場合について説明
する。
上記組合せ方法には、並例組合せと直列組合せ
の二通りがあるが、その直列組合せでは、X、
Y、Z各方向のばね定数を同一にすることは、一
般に困難である。一方、並列組合せの場合、基準
となる軸方向の合成ばね定数をK、軸と直角方向
の合成ばね定数をKR、2個の緩衝体A,Bの軸
方向のばね定数をそれぞれkAC、kBC、軸と直角方
向のばね定数をそれぞれkAC、kBCとすると、前記
K、KRは下記(13)、(14)式で表わされる。
の二通りがあるが、その直列組合せでは、X、
Y、Z各方向のばね定数を同一にすることは、一
般に困難である。一方、並列組合せの場合、基準
となる軸方向の合成ばね定数をK、軸と直角方向
の合成ばね定数をKR、2個の緩衝体A,Bの軸
方向のばね定数をそれぞれkAC、kBC、軸と直角方
向のばね定数をそれぞれkAC、kBCとすると、前記
K、KRは下記(13)、(14)式で表わされる。
K=kAC+kBC ……(13)
KR=kAC+kBC ……(14)
例えば後述する金属コイルばね8と中空円柱形
の防振ゴム11(第4図参照)を並列に組合せ、
X、Y、Z各方向のばね定数を同一にする場合に
ついて説明する。
の防振ゴム11(第4図参照)を並列に組合せ、
X、Y、Z各方向のばね定数を同一にする場合に
ついて説明する。
上記コイルばねの軸方向および軸直角方向のば
ね定数をそれぞれkSC、kSSとすると、これらは下
記(15)、(16)式で表わされる。
ね定数をそれぞれkSC、kSSとすると、これらは下
記(15)、(16)式で表わされる。
kSC=Gd4/8nD4 ……(15)
kSS=Ed4/8nD41/{1+1/3(H/D)2(1+E
/2G)}
……(16) ただし、n:有効巻数、d:線径、D:コイル
径、G:横弾性係数、E:縦弾性係数、H:ばね
有効取付長さ、通常E=2.56G 軸方向ばね定数kSCと軸直角方向ばね定数kSSと
の関係は下記(17)式で表わされる。
/2G)}
……(16) ただし、n:有効巻数、d:線径、D:コイル
径、G:横弾性係数、E:縦弾性係数、H:ばね
有効取付長さ、通常E=2.56G 軸方向ばね定数kSCと軸直角方向ばね定数kSSと
の関係は下記(17)式で表わされる。
kSS=0.39kSC/{1+0.76(H/D)2}……(17
) 上記(17)式より軸直角方向のばね定数kSSは
軸方向ばね定数kSCより低くなることがわかる。
) 上記(17)式より軸直角方向のばね定数kSSは
軸方向ばね定数kSCより低くなることがわかる。
一方、中空円柱形防振ゴムのせん断方向および
圧縮方向のばね定数をそれぞれkRS、kRCとする
と、これらのばね定数は下記(18)、(19)式で表
わされる。
圧縮方向のばね定数をそれぞれkRS、kRCとする
と、これらのばね定数は下記(18)、(19)式で表
わされる。
kRS=1.9Gap.h/log10(γ2/γ1)……(18)
kRC=1.7(Eap+G)h/log10(γ2/γ1)
……(19) ただし、h:ゴム厚、γ1:内径、γ2:外径、
Eap:見掛の縦弾性係数、Gap:見掛の横断性係
数、G:横断性係数 上記Eap、Gapおよび形状率Sは下記(20)〜
(22)式により表わされる。
……(19) ただし、h:ゴム厚、γ1:内径、γ2:外径、
Eap:見掛の縦弾性係数、Gap:見掛の横断性係
数、G:横断性係数 上記Eap、Gapおよび形状率Sは下記(20)〜
(22)式により表わされる。
Eap/G=4+3.290S2 ……(20)
Gap/G={1+1/3(γ2−γ1/h)2}-1……(21
) S=h/γ1+γ2・0.434/log10(γ2/γ1)……(22
) また、前記kRCとkRSとの関係は、下記(23)式
で示すとおりである。
) S=h/γ1+γ2・0.434/log10(γ2/γ1)……(22
) また、前記kRCとkRSとの関係は、下記(23)式
で示すとおりである。
kRC=(2.0+1.645S2)kRS ……(23)
この(23)式より圧縮方向のばね定数kRCは、
せん断方向のばね定数kRSより大きいことが明ら
かである。したがつて、コイルの軸方向に防振ゴ
ムのせん断方向を合致させ、かつ軸直角方向に圧
縮方向を合致させれば、軸方向および軸直角方向
の各合成ばね定数KとKRを等しくすることが可
能である。このときの各合成ばね定数K、KRは
下記(24)、(25)式で表わされる。
せん断方向のばね定数kRSより大きいことが明ら
かである。したがつて、コイルの軸方向に防振ゴ
ムのせん断方向を合致させ、かつ軸直角方向に圧
縮方向を合致させれば、軸方向および軸直角方向
の各合成ばね定数KとKRを等しくすることが可
能である。このときの各合成ばね定数K、KRは
下記(24)、(25)式で表わされる。
K=kSC+kRS ……(24)
KR=kSS+kRC……(25)
K=KRであるからkSC/kSS=a、kRC、kRS=b
とすると、上記(24)、(25)式より下記(26)式
がえられる。
とすると、上記(24)、(25)式より下記(26)式
がえられる。
K=akSS+kRS=kSS+bkRS ……(26)
この(26)式より下記(27)、(28)式がえられ
る。
る。
kss=b−1/a−1kRS ……(27)
kRS=(a−1)K/ab+a−2 ……(28)
この(28)式からK、a、bを設定すれば、必
要なコイルばねおよび防振ゴムのばね定数を求め
ることができるから、具体的にばねを設計するこ
とが可能である。
要なコイルばねおよび防振ゴムのばね定数を求め
ることができるから、具体的にばねを設計するこ
とが可能である。
上述した原理にもとづいて構成された本発明の
実施例を第3図および第4図に示す。第3図は緩
衝体として防振ゴムのみを用いた支持装置であ
り、第4図は緩衝体として中空円筒形防振ゴムと
コイルばねを組合せて用いた支持装置である。
実施例を第3図および第4図に示す。第3図は緩
衝体として防振ゴムのみを用いた支持装置であ
り、第4図は緩衝体として中空円筒形防振ゴムと
コイルばねを組合せて用いた支持装置である。
第3図において、1はフレームで、このフレー
ム1の上、下側には突出部1A,1Bがそれぞれ
設けられている。この突出部1A,1Bには、Y
(X)軸に関してフレーム1に対し55°傾斜する凸
部1Aa,1Abおよび1Ba,1Bbがそれぞれ設け
られている。5A,5Bおよび5C,5Dは前記
突出部1A,1B上にそれぞれ取付けられた防振
ゴムで、これらの防振ゴム5A,5Bおよび5
C,5Dに設けられた凹部5Aa,5Baおよび5
Ca,5Daは前記凸部1Aa,1Abおよび1Ba,1
Bbにそれぞれ嵌合されている。
ム1の上、下側には突出部1A,1Bがそれぞれ
設けられている。この突出部1A,1Bには、Y
(X)軸に関してフレーム1に対し55°傾斜する凸
部1Aa,1Abおよび1Ba,1Bbがそれぞれ設け
られている。5A,5Bおよび5C,5Dは前記
突出部1A,1B上にそれぞれ取付けられた防振
ゴムで、これらの防振ゴム5A,5Bおよび5
C,5Dに設けられた凹部5Aa,5Baおよび5
Ca,5Daは前記凸部1Aa,1Abおよび1Ba,1
Bbにそれぞれ嵌合されている。
上記防振ゴム5A,5Bおよび5C,5D上に
はカバー6a,6bがそれぞれ設けられ、かつそ
のカバー6a上に運転室床7が設置されている。
これらのカバー6a,6b、運転室床7および前
記フレーム1は、これらを貫通するボルト3およ
びこのボルト3にねじ込まれたナツト4により一
体に構成されている。
はカバー6a,6bがそれぞれ設けられ、かつそ
のカバー6a上に運転室床7が設置されている。
これらのカバー6a,6b、運転室床7および前
記フレーム1は、これらを貫通するボルト3およ
びこのボルト3にねじ込まれたナツト4により一
体に構成されている。
本実施例は上記のように防振ゴム5A,5Bお
よび5C,5Dをフレーム1に設けた突出部1
A,1Bとそれぞれ一体に結合し、X、Y、Z各
方向のばね定数が等しくなるようにしたので、フ
レーム1上に搭載されたエンジン、モータおよび
フアンなどの振動は防振ゴム5A,5Bにより減
衰され、運転室へ伝達されるのを大幅に低減する
ことができる。
よび5C,5Dをフレーム1に設けた突出部1
A,1Bとそれぞれ一体に結合し、X、Y、Z各
方向のばね定数が等しくなるようにしたので、フ
レーム1上に搭載されたエンジン、モータおよび
フアンなどの振動は防振ゴム5A,5Bにより減
衰され、運転室へ伝達されるのを大幅に低減する
ことができる。
第4図に示す他の実施例は、円筒状のフランジ
1aおよびつば1bを有するフレーム1と、その
フランジ1aの上・下部(フレーム1の上、下
側)内にそれぞれ挿入された中空円筒状の上、下
防振ゴム5a,5bと、この上、下防振ゴム5
a,5b内にそれぞれ挿入された上、下カバー6
a,6bと、この上、下カバー6a,6bとフレ
ーム1のつば1bとの間にそれぞれ介設された
上、下コイルばね8a,8bと、前記上カバー6
a上に設置された運転室床7、上、下カバー6
a,6bおよびフレーム1を貫通し、かつこれら
を一体に結合する締付ボルト3およびナツト4と
により構成されている。
1aおよびつば1bを有するフレーム1と、その
フランジ1aの上・下部(フレーム1の上、下
側)内にそれぞれ挿入された中空円筒状の上、下
防振ゴム5a,5bと、この上、下防振ゴム5
a,5b内にそれぞれ挿入された上、下カバー6
a,6bと、この上、下カバー6a,6bとフレ
ーム1のつば1bとの間にそれぞれ介設された
上、下コイルばね8a,8bと、前記上カバー6
a上に設置された運転室床7、上、下カバー6
a,6bおよびフレーム1を貫通し、かつこれら
を一体に結合する締付ボルト3およびナツト4と
により構成されている。
上記フレーム1に設けたフランジ1aの上、下
部と、上、下カバー6a,6bとの間にそれぞれ
介設された上、下防振ゴム5a,5bは、その外
周面に設けた凹部5a1,5b1をフランジ1aの内
周面の上、下部に設けた凸部1a1,1a2にそれぞ
れ嵌合されている。
部と、上、下カバー6a,6bとの間にそれぞれ
介設された上、下防振ゴム5a,5bは、その外
周面に設けた凹部5a1,5b1をフランジ1aの内
周面の上、下部に設けた凸部1a1,1a2にそれぞ
れ嵌合されている。
本実施例(第4図)は上記のように上、下防振
ゴム5a,5bをフレーム1のフランジ1aと一
体に結合し、X、Y、Z各方向のばね定数が等し
くなるようにしたので、第3図に示す実施例と同
様な効果をうることができる。
ゴム5a,5bをフレーム1のフランジ1aと一
体に結合し、X、Y、Z各方向のばね定数が等し
くなるようにしたので、第3図に示す実施例と同
様な効果をうることができる。
以上説明したように本発明によれば、運転室を
支持している装置のばね定数をX、Y、Z各方向
とも等しくできるので、どの方向からも振動が伝
達され難いから、運転室の振動および騒音を低下
させて作業者の環境を改善することができる。ま
た、緩衝体をフレームに固定したため、緩衝体の
移動により運転室とフレームが金属接触するのを
妨げ、フレームから運転室へ振動が伝達されるの
を防止することができる。
支持している装置のばね定数をX、Y、Z各方向
とも等しくできるので、どの方向からも振動が伝
達され難いから、運転室の振動および騒音を低下
させて作業者の環境を改善することができる。ま
た、緩衝体をフレームに固定したため、緩衝体の
移動により運転室とフレームが金属接触するのを
妨げ、フレームから運転室へ振動が伝達されるの
を防止することができる。
第1図は従来の運転室支持装置の断面図、第2
図A,Bは本発明の運転室支持装置の原理を示す
平面図および断面図、第3図および第4図は本発
明の運転室支持装置の各実施例を示す断面図であ
る。 1……フレーム、1A,1B,1a……突出
部、1Aa,1Ab,1Ba,1Bb,1a1,1a2……
凸部、5A〜5D,5a,5b……防振ゴム、5
Aa,5Ba,5Ca,5Da,5a1,5b1……凹部、
6a,6b……カバー、8a,8b……ばね。
図A,Bは本発明の運転室支持装置の原理を示す
平面図および断面図、第3図および第4図は本発
明の運転室支持装置の各実施例を示す断面図であ
る。 1……フレーム、1A,1B,1a……突出
部、1Aa,1Ab,1Ba,1Bb,1a1,1a2……
凸部、5A〜5D,5a,5b……防振ゴム、5
Aa,5Ba,5Ca,5Da,5a1,5b1……凹部、
6a,6b……カバー、8a,8b……ばね。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 フレームの上、下側にそれぞれ緩衝体とカバ
ーを、ボルトおよびナツトを介して任意数取付け
ると共に、前記緩衝体上に運転室床を前記ボルト
およびナツトを介して取付けることにより、運転
室を支持するように構成した支持装置において、
前記フレームの上、下側に凸部を設けた突出部を
それぞれ設けると共に、前記凸部に嵌合する凹部
を前記緩衝体にそれぞれ設け、前記凸部と凹部を
互に嵌合させてフレームと緩衝体を一体に結合し
たことを特徴とする運転室支持装置。 2 上記緩衝体として、防振ゴム、ポリマー系合
成樹脂を用いることを特徴とする特許請求の範囲
第1項記載の運転室支持装置。 3 上記緩衝体として、防振ゴムまたはポリマー
系合成樹脂と、金属ばねまたは空気ばねとを組合
せて用いることを特徴とする特許請求の範囲第1
項記載の運転室支持装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP58121642A JPS6016625A (ja) | 1983-07-06 | 1983-07-06 | 運転室支持装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP58121642A JPS6016625A (ja) | 1983-07-06 | 1983-07-06 | 運転室支持装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6016625A JPS6016625A (ja) | 1985-01-28 |
JPH0324539B2 true JPH0324539B2 (ja) | 1991-04-03 |
Family
ID=14816308
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP58121642A Granted JPS6016625A (ja) | 1983-07-06 | 1983-07-06 | 運転室支持装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6016625A (ja) |
Families Citing this family (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0325045U (ja) * | 1989-07-20 | 1991-03-14 | ||
JP3388238B2 (ja) * | 2001-04-19 | 2003-03-17 | 日本トレクス株式会社 | 鉄道貨物輸送用収容体 |
KR101328791B1 (ko) * | 2005-09-07 | 2013-11-13 | 가부시끼가이샤 유니락 | 방진 장치 |
JP6237468B2 (ja) | 2013-06-10 | 2017-11-29 | トヨタ紡織株式会社 | 乗物用シート |
KR102131808B1 (ko) * | 2013-09-03 | 2020-07-09 | 대동공업주식회사 | 캐빈형 작업차의 방진 마운트 |
JP7219169B2 (ja) * | 2019-06-11 | 2023-02-07 | 株式会社プロスパイラ | キャブマウント |
-
1983
- 1983-07-06 JP JP58121642A patent/JPS6016625A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6016625A (ja) | 1985-01-28 |
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