JPH0526667Y2 - - Google Patents

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JPH0526667Y2
JPH0526667Y2 JP1986167134U JP16713486U JPH0526667Y2 JP H0526667 Y2 JPH0526667 Y2 JP H0526667Y2 JP 1986167134 U JP1986167134 U JP 1986167134U JP 16713486 U JP16713486 U JP 16713486U JP H0526667 Y2 JPH0526667 Y2 JP H0526667Y2
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switch
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switch button
tactile
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JP1986167134U
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JPS63174135U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 (イ) 考案の分野 この考案は、例えば自動車の各機器をスイツチ
ング操作した際に得られるスイツチの感触音機構
に関し、さらに詳しくは操作音が得難い接点構造
であつても、明確な操作音が得られるスイツチの
感触音機構に関する。
(ロ) 考案の背景 通常、この種のスイツチの感触音機構は、スイ
ツチボタンを押下操作することで、この押下方向
に対向する接点部間が接離され、この接離される
接点開閉時の瞬間的な動きに伴つて発生する小さ
な振動発生音を、スイツチの操作感触音として感
知している。
しかし、これら対向する接点部間が滑かにスラ
イドして開閉操作されるスライド式の接点構造で
は、この接点部の滑かな動きのために、このスイ
ツチ自体に操作感触音を持たせることができなか
つた。
ことに、近年、車載用スイツチとして用いられ
る場合は、自動車の静寂化に伴い操縦安定性の面
からも、スイツチに心地良い操作音を持たせるこ
とが望まれるが、現状では何等工夫されておら
ず、操作者がスイツチの操作確認を明確に感知す
ることができなかつた。
(ハ) 考案の目的 この考案は、スライド式の接点構造を有するス
イツチであつても、明確な操作感触音を持たせる
ことができるスイツチ感触音機構の提供を目的と
する。
(ニ) 考案の要約 この考案は、スイツチボタンに設けられた付勢
突起と、この付勢突起と対向する対向面に、段付
き対接面を有して傾動可能に支持された感触音発
生片と、スイツチボタンの傾動操作時に、前記付
勢突起が段付き対接面上を滑動して傾動される感
触音発生片の一端と対応して衝突する感触音発生
壁とを備えたスイツチの感触音機構であることを
特徴とする。
(ホ) 考案の効果 この考案によれば、スイツチボタンを介したス
イツチング操作に連動して、付勢突起が感触音発
生片の段付き対接面を滑動し、このときの段付き
対応位置で感触音発生片が急激に傾動して、これ
と対応する感触音発生壁に勢いよく傾動当接して
衝撃音を発生するため、この当接時の衝撃音によ
つて、スイツチの操作確認を明確に感知すること
ができる。
このため、スライド式の滑かな接点構造を有す
るスイツチであつても、スイツチング操作に基づ
いて、確実にスイツチの操作音を聞き取ることが
できる。また、この操作音に併せてスイツチ操作
時の衝撃感触作用が手に伝わるため、より一層、
スイツチ操作を明確に確認することができる。
(ヘ) 考案の実施例 この考案の一実施例を以下図面に基づいて詳述
する。
図面は自動車の窓およびドア制御用の車載用ス
イツチを示し、第3図〜第6図において、この車
載用スイツチ11は、操作カバー12と、プレー
ト13と、ベース14とから構成され、例えば運
転席側方のパネルに装備される。
上述の操作カバー12は、上面に、自動車に装
備される各所の窓を開閉制御する第1〜第4のス
イツチボタン15〜18と、その窓の開閉動作を
ロツク、ロツク解除するための第5スイツチボタ
ン19と、各ドアの開閉動作をロツク、ロツク解
除するための第6スイツチボタン20とが装着さ
れ、これらボタン15〜20は押下面が該操作カ
バー12の上面に露呈して、このうち窓用と対応
する第1〜第4のスイツチボタン15〜18は、
運転席より見て、座席シートと同配列状態に対応
させて操作カバー12上に配設している。
上述の第1〜第4のスイツチボタン15〜18
は、操作カバー12の上面凹部21内で、両側面
が軸支されて、この上面凹部21内で軸支部を支
点にシーソ状に傾動自在の設けられ、通常は、こ
れらボタン15〜18の下面に下方に向けて付勢
垂設された下端突起22が後述するベース14の
V溝に位置規制されて、中立位置の状態にあり、
この中立位置の状態よりスイツチボタンの一端を
引き起し、また押し下げ操作して傾動させる。こ
のとき、スイツチボタンの一端側に対しては、指
先で引き起し可能に指先が入る程度の空間部を上
面凹部21に持たせている。
そして、指先でスイツチボタンの一端を手前に
引き起すことで、後述する端子を介して窓を閉鎖
するモータの正転信号を出力するように設定して
おり、またスイツチボタンの一端を押し下げるこ
とで、窓を開口するモータの逆転信号を出力する
ように設定している。
上述の第5スイツチボタン19は、操作カバー
12の上面開口部に、上下可動にオルタネイト機
構23を介して設けられ、押下面が上面に一定量
突出した押下可能な上動位置では、窓を開閉操作
可能なロツク解除状態に設定され、一方、押下面
が操作カバー12の上面と同面位置まで押下操作
された下動位置では、各所の窓の開閉操作を規制
したロツク状態の設定信号が出力される。
また、運転者より見て、この第5スイツチボタ
ン19の出没位置が明瞭になるように、該スイツ
チボタン19の外周面には、押下面と異なる明瞭
な色のゴム環19aを嵌着して視覚判断を容易に
し、誤操作しないように設けている。
上述の第6スイツチボタン20は、操作カバー
12の上面開口部に両側面が軸支されて、この軸
支部を支点にシーソ状に傾動自在に設けられ、通
常は、該ボタン20の下面に下方に向けて付勢垂
設された下端突起22が後述するベース14のV
溝に位置規制されて、カバー上面と水平な中立位
置の状態にあつて、この上面一側を傾動方向に押
し下げることで、後述する端子を介して全てのド
アをロツクするON信号を出力するように設定
し、また他側を傾動方向に押し下げることで、全
てのドアをロツク解除するOFF信号を出力する
ように設定している。
ところで、これらスイツチボタン15〜20の
接点部としては、スイツチボタンの下部両側面に
両端をそれぞれ延出させた前後一対の可動端子2
4,25を装備しており、これら可動端子24,
25は、スイツチボタンの傾動操作に基づいて、
この傾動支点の軸支部に支点を側方位置でシーソ
状にスライドし、このスライド作用により後述す
る固定端子との接点対応部が切換えられる。
この場合、可動端子24,25の内側面に延出
する延出部を後述するプレート13の固定端子に
接触対応させ、外側面に延出する延出部を後述す
るベース14の固定端子に接触対応させる。
さらに、この操作カバー12の下面側には、中
央長手方向に長溝26を形成しており、この長溝
26に対して、後述する各スイツチの固定端子2
7…を備えた長尺のプレート13を差込んで取付
け、この取付け手段により、多くの固定端子を一
度に効率よく取付けるように設けて、組立の簡単
化を図つている。
上述のプレート13は、該プレートの両側に固
定端子27の両側面に露出させてインサート成形
しており、この両側面に固定端子27に対して、
上述した各スイツチボタン15〜20の可動端子
24,25の内側面延出部をそれぞれ接触対応さ
せる。
この場合、固定端子27をプレート13の両側
に露出させることで、左右共通の接触利用を図つ
た共通端子として使用でき、このプレート13を
挟む左右両側に並列配設される全スイツチボタン
と接触対応可能に、効率よく配置することができ
る。
この固定端子27の接点パターンは、可動端子
24,25が前後にスライドして、ON・OFF信
号を出力するスライド対応位置に合せて形成して
いる。
また、ベース14は上面を開放した箱形状に設
けられ、この上面開放部に、上述の操作カバー1
2が相互の係合部を係合し、かつ熱カシメ等の固
定手段にて一体に取付けられる。そして、この長
手方向の両側内壁面には、上述した各可動端子2
4,25…の外側面延出部と接触対応して、
ON・OFF信号を出力するスライド対応位置に固
定端子28を装着している。
さらに、このベース14の底面には、上述のス
イツチボタンの下端突起22と対応する位置にV
溝29…を、またオルタネイト機構を備えた第5
スイツチボタンの下端突起22と対応する位置に
傾斜面30を突設している。
上述の下端突起22は、各スイツチボタン毎
に、左右一対に垂設され、一方の下端突起22は
バネ31で下方に付勢され、中立位置規制用のV
溝29あるいは傾斜面30に係合し、他方の下端
突起22は同様にバネ31で下方に付勢されて、
感触音発生用の感触音発生片32に係合してい
る。
この感触音発生片32は、第1図に示すよう
に、上面に、上述の下端突起22と対接するM形
状の段付き対接面33を有して、下面の中央部を
支点に、シーソ状に傾動自在にベース14上に支
持され、さらにこのM形状の中央凹部を中立位置
として、この中央凹部に下端突起22を係合さ
せ、スイツチボタンの傾動操作時に、第2図に示
すように、下端突起22が一側に滑動して、M形
状の中央凹部と外れることで、該感触音発生片3
2は下面中央部を支点に傾動される。
そして、この傾動する感触音発生片32の両側
部に各上下面と対応するベース14の上下対向位
置には、これら端部の上面に当接する上感触音発
生壁面34,34と、端部下面に当接する下感触
音発生壁面35,35とをそれぞれ形成してお
り、スイツチボタンを介した感触音発生片32の
傾動時に、この端部が上下の感触音発生壁面3
4,35に勢いよく傾動当接して、衝撃音を発生
させるように設けている。
このように構成された車載用スイツチは、運転
者専用に設けられて、運転席より任意のスイツチ
ボタン15〜20を入力操作することにより、そ
のスイツチボタンの入力信号に対応する窓または
ドアの開閉操作がなされ、また必要に応じて、第
5・第6スイツチボタン19,20を操作するこ
とで、窓またはドアの開閉操作がロツク、ロツク
解除操作される。
この場合、各スイツチボタンの傾動操作に連動
して、下端突起22が感触音発生片32の段付き
対接面33を滑動し、このときのM形状の中央凹
部を乗越える段付き部分の対応位置で、該感触音
発生片32が急激に傾動して、これと対応する上
下の感触音発生壁面34,35に勢いよく傾動当
接して衝撃音を発生し、この当接時の衝撃音によ
つて、スイツチの操作確認を明確に感知すること
ができる。
したがつて、上述のように、スライド式の滑か
な接点構造を有するスイツチであつても、スイツ
チング操作に基づいて確実にスイツチの操作音を
聞き取ることができる。また、この操作音に併せ
てスイツチ操作時の衝撃感触作用が手に伝わるた
め、より一層、スイツチ操作を明確に確認するこ
とができる。
この考案の構成と上述の一実施例との対応にお
いて、 この考案のスイツチは、実施例の車載用スイツ
チ11に対応し、 以下同様に、 スイツチボタンは、第1〜第6スイツチボタン
15〜20に対応し、 付勢突起は、下端突起22に対応し、 感触音発生片は、感触音発生片32に対応し、 段付き対接面は、段付き対接面33に対応し、 感触音発生壁は、上感触音発生壁面34と下感
触音発生壁面35とに対応するも、 この考案は、上述の一実施例のみに限定される
ものではない。
【図面の簡単な説明】
図面はこの考案の一実施例を示し、第1図はス
イツチ感触機構OFF状態の要部拡大縦断面図、
第2図はスイツチ感触機構ON状態の要部拡大縦
断面図、第3図は車載用スイツチの分解斜視図、
第4図は車載用スイツチの外観斜視図、第5図は
車載用スイツチの縦断側面図、第6図は車載用ス
イツチの縦断正面図である。 11……車載用スイツチ、15〜20……第1
〜第6スイツチボタン、22……下端突起、32
……感触音発生片、33……段付き対接面、3
4,35……感触音発生壁面。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 スイツチボタンの傾動によるスイツチング操作
    に対応してスイツチの操作感触音が得られるスイ
    ツチの感触音機構であつて、 前記スイツチボタンに設けられた付勢突起と、 前記付勢突起と対向する対向面に、段付き対接
    面を有して傾動可能に支持された感触音発生片
    と、 前記スイツチボタンの傾動操作時に、前記付勢
    突起が段付き対接面を滑動して傾動される感触音
    発生片の一端と対応して衝突する感触音発生壁と
    を備えた スイツチの感触音機構。
JP1986167134U 1986-10-30 1986-10-30 Expired - Lifetime JPH0526667Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1986167134U JPH0526667Y2 (ja) 1986-10-30 1986-10-30

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1986167134U JPH0526667Y2 (ja) 1986-10-30 1986-10-30

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JPS63174135U JPS63174135U (ja) 1988-11-11
JPH0526667Y2 true JPH0526667Y2 (ja) 1993-07-06

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ID=31098782

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63110514A (ja) * 1986-10-28 1988-05-16 オムロン株式会社 スイツチの感触機構

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63110514A (ja) * 1986-10-28 1988-05-16 オムロン株式会社 スイツチの感触機構

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