JP2647968B2 - 電気かみそり - Google Patents
電気かみそりInfo
- Publication number
- JP2647968B2 JP2647968B2 JP15736289A JP15736289A JP2647968B2 JP 2647968 B2 JP2647968 B2 JP 2647968B2 JP 15736289 A JP15736289 A JP 15736289A JP 15736289 A JP15736289 A JP 15736289A JP 2647968 B2 JP2647968 B2 JP 2647968B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- plate
- body case
- trimmer
- decorative plate
- operating
- Prior art date
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- Dry Shavers And Clippers (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 (イ)産業上の利用分野 本発明は、防水機能を損なうことなくトリマー等の作
動板を取付けた電気かみそりに関する。
動板を取付けた電気かみそりに関する。
(ロ)従来の技術 従来のトリマー付き電気かみそりには、実公昭59−26
950号公報に示すように、トリマーの作動部分が本体ケ
ースの中を通っているものと、特公昭60−40310,特開昭
63−102789号公報のようにケースの外側に存在するもの
とがある。トリマー作動部が本体ケースの内側を通って
いるものは、操作摘子とトリマー作動部間を連結するの
に本体ケースに孔をあける必要があるので、防水かみそ
りには適当ではない。
950号公報に示すように、トリマーの作動部分が本体ケ
ースの中を通っているものと、特公昭60−40310,特開昭
63−102789号公報のようにケースの外側に存在するもの
とがある。トリマー作動部が本体ケースの内側を通って
いるものは、操作摘子とトリマー作動部間を連結するの
に本体ケースに孔をあける必要があるので、防水かみそ
りには適当ではない。
特公昭60−40310号公報に記載されている電気かみそ
りは、本体ケース(10)の表面に操作摘子(12)を摺動
自在に蟻溝嵌合し、この操作摘子(12)と一体に形成し
たトリマー作動片を本体ケースの外側に取付けているの
で、防水上の問題はない。しかし前記操作板(12)が大
きいと蟻溝嵌合が外れ易くなるので、これをあまり大き
くすることができず、その結果操作しにくいという欠点
がある。
りは、本体ケース(10)の表面に操作摘子(12)を摺動
自在に蟻溝嵌合し、この操作摘子(12)と一体に形成し
たトリマー作動片を本体ケースの外側に取付けているの
で、防水上の問題はない。しかし前記操作板(12)が大
きいと蟻溝嵌合が外れ易くなるので、これをあまり大き
くすることができず、その結果操作しにくいという欠点
がある。
特開昭63−102789号公報に記載されている電気かみそ
りは、操作摘子(8)(9)(14)を基板(5)に装着
しているので、前記欠点は解消されているが、前記基板
(5)に穿設した透孔を介して操作摘子(8)(9)
(14)をトリマー作動板(17)や(20)等に連結してい
るために、前記基板(5)の形状が複雑になる上に、組
立てにくい欠点がある。
りは、操作摘子(8)(9)(14)を基板(5)に装着
しているので、前記欠点は解消されているが、前記基板
(5)に穿設した透孔を介して操作摘子(8)(9)
(14)をトリマー作動板(17)や(20)等に連結してい
るために、前記基板(5)の形状が複雑になる上に、組
立てにくい欠点がある。
(ハ)発明が解決しようとする課題 本発明は、操作子を大きくして操作をし易くすると共
に、構造が簡単で防水機能を損なうことのない電気かみ
そりを提供しようとするものである。
に、構造が簡単で防水機能を損なうことのない電気かみ
そりを提供しようとするものである。
(ニ)課題を解決するための手段 本発明は上記欠点を解決するために、本体ケースと、
その表面に装着した化粧板と、前記本体ケースと化粧板
との間に摺動自在に装着したトリマー作動板と、前記化
粧板に摺動自在に装着した操作摘子とより構成し、該操
作摘子は両側部に形成した折返し部を前記化粧板の両側
縁に摺動自在に係合すると共に、前記折返し部の一部又
は全部を前記トリマー作動板の両側縁に形成した切欠部
に係合している。
その表面に装着した化粧板と、前記本体ケースと化粧板
との間に摺動自在に装着したトリマー作動板と、前記化
粧板に摺動自在に装着した操作摘子とより構成し、該操
作摘子は両側部に形成した折返し部を前記化粧板の両側
縁に摺動自在に係合すると共に、前記折返し部の一部又
は全部を前記トリマー作動板の両側縁に形成した切欠部
に係合している。
(ホ) 作用 上記手段に於て、操作摘子の両側に設けた折返し部を
化粧板の両側縁に摺動自在に係合しているので、この操
作摘子を大きくすることができて操作し易く、この操作
摘子の上下操作によってトリマー作動板も上下動してト
リマーを起伏回動するのである。
化粧板の両側縁に摺動自在に係合しているので、この操
作摘子を大きくすることができて操作し易く、この操作
摘子の上下操作によってトリマー作動板も上下動してト
リマーを起伏回動するのである。
(ヘ) 実施例 以下図に基づいて説明すると、(1)は電気かみそり
の本体ケースで、外刃(2)を有する外刃ケース(3)
を上端部に着脱自在に装着すると共に、下端面に充電ピ
ン(4)(4)を設けている。(5)はトリマーで、前
記本体ケース(2)の正面上端部に設けた突片(5)
(5)に枢支しており、トリマー作動板(6)を介して
操作摘子(7)によって起伏自在に切換えられる。而し
て前記本体ケース(1)の正面には段部(8)が設けら
れ、その低部位(9)には、化粧板(10)を取付ける為
の係止片(11)(11)(11)(11)及び前記トリマー作
動板(6)の動きに節度を付与する為の突起(12)(1
2)が設けられており、更に防水リング(13)を通して
スイッチ作動体(14)を装着する為の透孔(15)が穿設
されている。前記操作摘子(7)は、その両側縁に形成
した折返し部(16)(16)を前記化粧板(10)の両側に
摺動自在に係合すると共に、この折り返し部(16)(1
6)の一部に形成した突部(17)(17)を、前記トリマ
ー作動板(6)の両側に形成した切欠部(18)(18)に
係合しており、その結果、操作摘子(7)を上下摺動操
作することによってトリマー作動板(6)も上下摺動
し、このトリマー作動板の両側に一体に形成した腕片
(19)(19)を介して前記トリマー(5)の起伏を切換
えることができる。又このトリマー作動板(6)の一部
には横方向に長い小孔(20)が穿設され、且つこの小孔
は前記スイッチ作動体(14)の小突起(21)に係合して
おり、トリマー操作板(6)が前述の如く上下摺動した
時にスイッチ作動体(14)を回動して、本体ケース
(1)内のスイッチを切換えるようになっている。更に
トリマー作動板(6)は一対の節動片(22)(22)を有
しており、この節動片が前記本体ケース側の突起(12)
(12)に当接し、摺動時にその山を乗り越えることによ
って節度が与えられる。即ち一段目の山を乗り越えた時
にスイッチが入ってモータが回転し、通常のひげそりが
行われる。二段目の山を乗り越えた時にトリマー(5)
が起きてきわぞりが行われる。
の本体ケースで、外刃(2)を有する外刃ケース(3)
を上端部に着脱自在に装着すると共に、下端面に充電ピ
ン(4)(4)を設けている。(5)はトリマーで、前
記本体ケース(2)の正面上端部に設けた突片(5)
(5)に枢支しており、トリマー作動板(6)を介して
操作摘子(7)によって起伏自在に切換えられる。而し
て前記本体ケース(1)の正面には段部(8)が設けら
れ、その低部位(9)には、化粧板(10)を取付ける為
の係止片(11)(11)(11)(11)及び前記トリマー作
動板(6)の動きに節度を付与する為の突起(12)(1
2)が設けられており、更に防水リング(13)を通して
スイッチ作動体(14)を装着する為の透孔(15)が穿設
されている。前記操作摘子(7)は、その両側縁に形成
した折返し部(16)(16)を前記化粧板(10)の両側に
摺動自在に係合すると共に、この折り返し部(16)(1
6)の一部に形成した突部(17)(17)を、前記トリマ
ー作動板(6)の両側に形成した切欠部(18)(18)に
係合しており、その結果、操作摘子(7)を上下摺動操
作することによってトリマー作動板(6)も上下摺動
し、このトリマー作動板の両側に一体に形成した腕片
(19)(19)を介して前記トリマー(5)の起伏を切換
えることができる。又このトリマー作動板(6)の一部
には横方向に長い小孔(20)が穿設され、且つこの小孔
は前記スイッチ作動体(14)の小突起(21)に係合して
おり、トリマー操作板(6)が前述の如く上下摺動した
時にスイッチ作動体(14)を回動して、本体ケース
(1)内のスイッチを切換えるようになっている。更に
トリマー作動板(6)は一対の節動片(22)(22)を有
しており、この節動片が前記本体ケース側の突起(12)
(12)に当接し、摺動時にその山を乗り越えることによ
って節度が与えられる。即ち一段目の山を乗り越えた時
にスイッチが入ってモータが回転し、通常のひげそりが
行われる。二段目の山を乗り越えた時にトリマー(5)
が起きてきわぞりが行われる。
而して本体ケースの段部(8)には、その低部位
(9)から高部位の厚肉内に向かってスリット(23)が
設けられており、このスリット内にロック片(24)を収
納している。(25)はこのロック片がスリット(23)か
ら抜け出るのを防止する抜止め片で、一端に形成した突
段部(26)を本体ケース側の凹部(27)に係止してお
り、他端には前記ロック片(24)に節度を与える為の山
部(28)を形成している。前記ロック片(24)にはこの
山部(28)に当接する同じく山型の弾力部(29)が形成
されており、操作部(30)を上下動した時に弾力部(2
9)が山部(28)を乗り越えることによって節度が与え
られる。ロック片(24)が上方に移動した時は、その上
端が前記トリマー作動板の節動片(22)に隣接するよう
になっており、その結果この節動片(22)が本体側の突
起(12)を乗り越えることができなくなって、トリマー
作動板(6)はロックされる。
(9)から高部位の厚肉内に向かってスリット(23)が
設けられており、このスリット内にロック片(24)を収
納している。(25)はこのロック片がスリット(23)か
ら抜け出るのを防止する抜止め片で、一端に形成した突
段部(26)を本体ケース側の凹部(27)に係止してお
り、他端には前記ロック片(24)に節度を与える為の山
部(28)を形成している。前記ロック片(24)にはこの
山部(28)に当接する同じく山型の弾力部(29)が形成
されており、操作部(30)を上下動した時に弾力部(2
9)が山部(28)を乗り越えることによって節度が与え
られる。ロック片(24)が上方に移動した時は、その上
端が前記トリマー作動板の節動片(22)に隣接するよう
になっており、その結果この節動片(22)が本体側の突
起(12)を乗り越えることができなくなって、トリマー
作動板(6)はロックされる。
(ト)発明の効果 以上の如く本発明は、操作摘子からトリマーへの連結
部であるトリマー作動板を本体ケースの外部に設けてい
るので、トリマー機構を設けても本体ケースの防水機能
を損なうことなく、又前記トリマー作動板は化粧板の下
側に隠されるので美観上も優れている。更にトリマー操
作摘子は、大きな化粧板の両側縁に摺動自在に係合して
いるので、組立てが簡単であると同時にトリマー操作板
自身をも大きくできて操作がし易くなる。又、本体ケー
ス外にトリマー作動板を設けた場合は、そのロック機構
を設けにくいが、本発明では本体ケースに段部を設け
て、その低部位から高部位の厚肉部内に向かってスリッ
トを設け、そこにロック片とその抜け止め片を収納して
いるので、簡単にロック機構を設けることができる。
部であるトリマー作動板を本体ケースの外部に設けてい
るので、トリマー機構を設けても本体ケースの防水機能
を損なうことなく、又前記トリマー作動板は化粧板の下
側に隠されるので美観上も優れている。更にトリマー操
作摘子は、大きな化粧板の両側縁に摺動自在に係合して
いるので、組立てが簡単であると同時にトリマー操作板
自身をも大きくできて操作がし易くなる。又、本体ケー
ス外にトリマー作動板を設けた場合は、そのロック機構
を設けにくいが、本発明では本体ケースに段部を設け
て、その低部位から高部位の厚肉部内に向かってスリッ
トを設け、そこにロック片とその抜け止め片を収納して
いるので、簡単にロック機構を設けることができる。
図面は本発明電気かみそりを示し、第1図は要部分解斜
視図、第2図は正面図、第3図は一部を取外した状態の
正面図である。 (6)……トリマー作動板、(7)……操作摘子 (8)……段部、(9)……低部位 (10)……化粧板、(16)……折返し部 (17)……突部、(18)……切欠部 (22)……節動片、(24)……ロック片 (23)……スリット、(27)……凹部 (25)……抜止め片
視図、第2図は正面図、第3図は一部を取外した状態の
正面図である。 (6)……トリマー作動板、(7)……操作摘子 (8)……段部、(9)……低部位 (10)……化粧板、(16)……折返し部 (17)……突部、(18)……切欠部 (22)……節動片、(24)……ロック片 (23)……スリット、(27)……凹部 (25)……抜止め片
Claims (2)
- 【請求項1】本体ケースと、その表面に装着した化粧板
と前記本体ケースと化粧板との間に摺動自在に装着した
トリマー作動板と、前記化粧板に摺動自在に装着した操
作摘子とよりなり、該操作摘子は両側部に形成した折返
し部を前記化粧板の両側縁に摺動自在に係止すると共
に、前記折返し部の一部又は全部を前記トリマー作動板
の両側縁に形成した切欠部に係合してなる電気かみそ
り。 - 【請求項2】表面に段部を形成した本体ケースと、前記
段部の低部位に装着した化粧板と、前記本体ケースと化
粧板との間に摺動自在に装着され一部に節動片を有する
作動板と、前記段部の低部位から高部位の厚肉内に向か
って形成したスリットと、該スリット内に摺動自在収納
すると共に操作部を外部に露出し且つ上方摺動時に先端
が前記作動板の節動片に隣接位置するロック片と、前記
段部の低部位に形成した凹部に一部が係合し大部分が前
記スリット内に収納される板止め片とを有する電気かみ
そり。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15736289A JP2647968B2 (ja) | 1989-06-20 | 1989-06-20 | 電気かみそり |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15736289A JP2647968B2 (ja) | 1989-06-20 | 1989-06-20 | 電気かみそり |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03141974A JPH03141974A (ja) | 1991-06-17 |
JP2647968B2 true JP2647968B2 (ja) | 1997-08-27 |
Family
ID=15648001
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP15736289A Expired - Fee Related JP2647968B2 (ja) | 1989-06-20 | 1989-06-20 | 電気かみそり |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2647968B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3609569B2 (ja) * | 1997-01-31 | 2005-01-12 | 三洋電機株式会社 | 電気かみそり |
-
1989
- 1989-06-20 JP JP15736289A patent/JP2647968B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH03141974A (ja) | 1991-06-17 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |