JP3242608U - Ｍｐｖ電動式ミドルドアの無線遠隔制御式制御装置 - Google Patents

Abstract

【課題】元の制御システムをそのまま使用できる、ＭＰＶ電動式ミドルドアの無線遠隔制御式制御装置を提供する。【解決手段】車内に取り付けられる制御装置本体と車内に取り付けられかつ車に電気接続される制御装置５とを含む。制御装置本体は、ケース、ボタン、回路基板及びバッテリを含み、ボタン、回路基板及びバッテリはケース内に取り付けられ、回路基板には第一ワイヤレスモジュールが取り付けられ、制御装置には第二ワイヤレスモジュールが取り付けられ、制御装置は車内の制御システムに電気接続される。ボタンによりミドルドアをオープニングするか或いはクロージングする制御信号を回路基板に入力し、回路基板は第一ワイヤレスモジュールにより制御信号を送信し、制御装置は第二ワイヤレスモジュールにより制御信号を受信しかつ車内の制御システムによりミドルドアの開閉を制御する。【選択図】図３

Description

この考案は、自動車の部品の技術分野に属しに、特に、ＭＰＶ電動式ミドルドアの無線遠隔制御式制御装置に関するものである。

ミドルドアを具備している従来のＭＰＶは通常、手動でミドルドアの開閉を実施する方法を採用する。手動でＭＰＶミドルドアの開閉を実施する方法は、使用者の一般の習慣に合うが、年寄りまたは子供はＭＰＶミドルドアの開閉を容易に実施することができない。レセプションの分野においてミドルドアを具備しているＭＰＶを常用しているが、手動でミドルドアの開閉をする方法は使用上の利便性がよくないとの欠点を有している。そのため、車の元の制御システムをそのまま使用することができるＭＰＶ電動式ミドルドアの無線遠隔制御式制御装置を提供する必要がある。

この考案の目的は、車の元の制御システムをそのまま使用することができるＭＰＶ電動式ミドルドアの無線遠隔制御式制御装置を提供することにある。

この考案のＭＰＶ電動式ミドルドアの無線遠隔制御式制御装置は車内に取り付けられる制御装置本体と車内に取り付けられかつ車に電気接続される制御装置とを含む。
前記制御装置本体は、ケース、ボタン、回路基板及びバッテリを含み、前記ボタン、前記回路基板及び前記バッテリは前記ケース内に取り付けられ、前記回路基板には第一ワイヤレスモジュールが取り付けられ、前記制御装置には第二ワイヤレスモジュールが取り付けられ、前記制御装置は車内の制御システムに電気接続される。
前記ボタンによりミドルドアをオープニングするか或いはクロージングする制御信号を前記回路基板に入力し、前記回路基板は前記第一ワイヤレスモジュールにより制御信号を送信し、前記制御装置は第二ワイヤレスモジュールにより制御信号を受信しかつ車内の制御システムによりミドルドアの開閉を制御する。

好ましくは、前記ボタンの数量は２つであり、１つのボタンはドアオープニングボタンであり、他の１つのボタンはドアクロージングボタンである。前記回路基板にはプッシュスイッチが取り付けられ、前記ケースにはボタン装着孔が形成され、前記ボタンは前記ボタン装着孔内に取り付けられ、前記ボタン装着孔内に取り付けられる前記ボタンの底部は前記プッシュスイッチに当接する。

好ましくは、前記ケースの裏側には結合凹部が形成され、前記回路基板の側面には結合突出部が形成されている。前記結合突出部を前記結合凹部に結合させることにより前記回路基板を前記ケース上に取り付けることができる。

好ましくは、前記ケースの裏側にはケースの内部に延伸している固定板が形成されている。前記固定板上には少なくとも２つの固定板結合孔が形成され、前記回路基板上には前記固定板結合孔と対応する回路基板結合孔が形成されている。ボルトを前記固定板結合孔と前記回路基板結合孔に結合させることにより前記回路基板を前記固定板に固定させることができる。

好ましくは、前記回路基板は、ボタン基板、制御基板及び電源基板を含む。前記プッシュスイッチは前記ボタン基板上に取り付けられ、前記バッテリは前記電源基板上に取り付けられ、前記第一ワイヤレスモジュールは前記制御基板上に取り付けられる。前記ボタン基板、前記制御基板及び前記電源基板は金属棒により一体に連結されるとともに電気接続される。

好ましくは、前記ボタン基板の両端には固定孔が形成され、前記ボタン基板はボルト等により前記ケースに取り付けられる。

好ましくは、前記ケースはケース本体と後部カバーを含み、前記ボタン、前記回路基板及び前記バッテリは前記ケース本体と前記後部カバーとの間に取り付けられる。

この考案のＭＰＶ電動式ミドルドアの無線遠隔制御式制御装置により下記考案の効果を奏することができる。
１、制御装置本体と制御装置は無線接続方法により接続されることにより、車内の回路を改良する必要がなく、車の元の制御システムをそのまま用いることができる。
２、この考案のＭＰＶ電動式ミドルドアの無線遠隔制御式制御装置において、使用者がボタンをクリックすることによりミドルドアの開閉を実施することができる。それにより、年寄りまたは子供はＭＰＶミドルドアの開閉を容易に実施し、ＭＰＶミドルドアの開閉を実施する利便性を向上させることができる。

この考案の第一実施例に係るＭＰＶ電動式ミドルドアの無線遠隔制御式制御装置の構造を示す第一図である。 この考案の第一実施例に係るＭＰＶ電動式ミドルドアの無線遠隔制御式制御装置の構造を示す第二図である。 この考案の第一実施例に係るＭＰＶ電動式ミドルドアの無線遠隔制御式制御装置の制御原理を示す図である。 この考案の第一実施例に係るＭＰＶ電動式ミドルドアの無線遠隔制御式制御装置の制御装置本体の回路を示す図である。 この考案の第二実施例に係るＭＰＶ電動式ミドルドアの無線遠隔制御式制御装置の構造を示す第一図である。 この考案の第三実施例に係るＭＰＶ電動式ミドルドアの無線遠隔制御式制御装置の構造を示す第一図である。 この考案の第三実施例に係るＭＰＶ電動式ミドルドアの無線遠隔制御式制御装置の構造を示す第二図である。

この考案の目的、技術的特徴及び考案の目的を詳細に理解してもらうため、以下、実施例と図面によりこの考案の事項をより詳細に説明する。

以下、この考案の具体的な実施例を説明するが、下記具体的な実施例は、この考案を説明するものであり、この考案を限定するものでない。

図１～図４を参照すると、この考案の実施例に係るＭＰＶ（multi-Purpose Vehicles）電動式ミドルドアの無線遠隔制御式制御装置を提供する。

ＭＰＶ電動式ミドルドアの無線遠隔制御式制御装置は車内の所定のドアの付近に取り付けられる制御装置本体と制御装置５を含む。ＭＰＶ電動式ミドルドアの無線遠隔制御式制御装置において、車のミドルドアの裏側、車体またはフロントシート（Front seats）の後部には取っ手が取り付けられ、前記制御装置５は取っ手上に取り付けられる。それによりミドルシート（Middle seats）に座っている使用者はＭＰＶ電動式ミドルドアの無線遠隔制御式制御装置を容易に使用することができる。

制御装置本体は、ケース１、ボタン２、回路基板３及びバッテリ４を含む。ケース１は回路基板３に固定され、ボタン２はケース１上に取り付けられ、バッテリ４は回路基板３上に取り付けられる。

ケース１の裏側には結合凹部が形成され、回路基板３の側面には結合突出部が形成されている。結合突出部を結合凹部に結合させることにより回路基板３をケース１上に取り付けることができる。ケース１の結合凹部の上側にはケース１の内部に延伸している固定板１１が形成されている。固定板１１上には２つの固定板結合孔が形成され、回路基板３上には固定板結合孔と対応する回路基板結合孔が形成されている。ボルトを固定板結合孔と回路基板結合孔に結合させることにより回路基板３を固定板１１に固定させることができる。ケース１の裏側にはケース１を車体に結合させる複数の結合構造１２が形成されている。制御装置本体は結合構造１２により車体に結合されることができる。

ケース１の前部にはボタン装着孔が形成されている。ボタン２の数量は２つであり、１つのボタンはドアオープニングボタン（Door opening button）であり、他の１つのボタンはドアクロージングボタン（Door closing button）である。回路基板３のボタン装着孔と対応する箇所にはプッシュスイッチ（push switch）３１が取り付けられる。ボタン２はボタン装着孔内に取り付けられ、ボタン装着孔内に取り付けられるボタン２の底部はプッシュスイッチ３１に当接する。

バッテリ４はボタン電池である。回路基板３上にはボタン電池装着部が形成され、バッテリ４はボタン電池装着部内に取り付けられる。バッテリ４により回路基板３に電力を供給することができる。

回路基板３には第一ワイヤレスモジュール（wireless module）が取り付けられ、制御装置５内には主制御モジュール（main control module）、電源モジュール及び第二ワイヤレスモジュールが集積されている。電源モジュールは車内の電源に接続され、電源モジュールは主制御モジュールと第二ワイヤレスモジュールに電力を供給する。主制御モジュールは車の制御システムに電気接続され、第二ワイヤレスモジュールは制御装置本体の第一ワイヤレスモジュールに電気接続される。

ＭＰＶ電動式ミドルドアを使用するとき、使用者がボタン２をクリックすると、制御装置本体は第一ワイヤレスモジュールにより制御信号を制御装置５に送信する。制御装置５は、第二ワイヤレスモジュールにより制御信号を受信し、かつ受信した制御信号を主制御モジュールにより車の制御システムに送信する。その場合、車の制御システムは制御信号を車の所定のミドルドア（ミドルスライディングドアともいう）に送信することによりミドルドアの開閉を制御することができる。

図５に示すとおり、ＭＰＶ電動式ミドルドアの無線遠隔制御式制御装置は車内の所定のドアの付近に取り付けられる制御装置本体と制御装置５を含む。ＭＰＶ電動式ミドルドアの無線遠隔制御式制御装置において、車のミドルドアの裏側、車体またはフロントシートの後部には取っ手が取り付けられ、前記制御装置５は取っ手上に取り付けられる。それによりミドルシートに座っている使用者はＭＰＶ電動式ミドルドアの無線遠隔制御式制御装置を容易に使用することができる。

制御装置本体は、ケース１、ボタン２、回路基板及びバッテリ４を含む。ケース１は回路基板に固定され、ボタン２はケース１上に取り付けられる。

回路基板は、ボタン基板３２、制御基板３３及び電源基板３４を含む。プッシュスイッチ３１はボタン基板３２上に取り付けられ、バッテリ４は電源基板３４上に取り付けられ、第一ワイヤレスモジュールは制御基板３３上に取り付けられる。ボタン基板３２、制御基板３３及び電源基板３４は金属棒により一体に連結されるとともに電気接続される。ボタン基板３２の両端には固定孔が形成され、ボタン基板３２はボルト等によりケース１に取り付けられる。

ケース１の前部にはボタン装着孔が形成されている。ボタン２の数量は２つであり、１つのボタンはドアオープニングボタンであり、他の１つのボタンはドアクロージングボタンである。ボタン２はボタン装着孔内に取り付けられ、ボタン装着孔内に取り付けられるボタン２の底部はプッシュスイッチ３１に当接する。

バッテリ４はボタン電池である。電源基板３４上にはボタン電池装着部が形成され、バッテリ４はボタン電池装着部内に取り付けられる。バッテリ４により回路基板３に電力を供給することができる。

制御装置５内には主制御モジュール、電源モジュール及び第二ワイヤレスモジュールが集積されている。電源モジュールは車内の電源に接続され、電源モジュールは主制御モジュールと第二ワイヤレスモジュールに電力を供給する。主制御モジュールは車の制御システムに電気接続され、第二ワイヤレスモジュールは制御装置本体の第一ワイヤレスモジュールに電気接続される。

ＭＰＶ電動式ミドルドアを使用するとき、使用者がボタン２をクリックすると、制御装置本体は第一ワイヤレスモジュールにより制御信号を制御装置５に送信する。制御装置５は、第二ワイヤレスモジュールにより制御信号を受信し、かつ受信した制御信号を主制御モジュールにより車の制御システムに送信する。その場合、車の制御システムは制御信号を車の所定のミドルドアに送信することによりミドルドアの開閉を制御することができる。

図６と図７に示すとおり、ＭＰＶ電動式ミドルドアの無線遠隔制御式制御装置は車内の所定のドアの付近に取り付けられる制御装置本体と制御装置５を含む。ＭＰＶ電動式ミドルドアの無線遠隔制御式制御装置において、車のミドルドアの裏側、車体またはフロントシートの後部には取っ手が取り付けられ、前記制御装置５は取っ手上に取り付けられる。それによりミドルシートに座っている使用者はＭＰＶ電動式ミドルドアの無線遠隔制御式制御装置を容易に用いることができる。この考案の実施例に係るＭＰＶ電動式ミドルドアの無線遠隔制御式制御装置はケース１を含み、そのケース１を取っ手にのみ取り付けるものでない。すなわち、前記ケース１を車内のいろいろな位置に取り付けることにより使用の範囲を広げることができる。

ケース１はケース本体１３と後部カバー１４を含み、ボタン２、回路基板３及びバッテリ４はケース本体１３と後部カバー１４との間に取り付けられる。後部カバー１４は結合手段によりケース本体１３に固定される。

ケース１の前部にはボタン装着孔が形成されている。ボタン２の数量は１つであり、そのボタンによりドアの開閉を制御することができる。回路基板３のボタン装着孔と対応する箇所にはプッシュスイッチ３１が取り付けられる。ボタン２はボタン装着孔内に取り付けられ、ボタン装着孔内に取り付けられるボタン２の底部はプッシュスイッチ３１に当接する。

バッテリ４はボタン電池である。電源基板３４上にはボタン電池装着部が形成され、バッテリ４はボタン電池装着部内に取り付けられる。バッテリ４により回路基板３に電力を供給することができる。

回路基板３には第一ワイヤレスモジュールが取り付けられ、制御装置５内には主制御モジュール、電源モジュール及び第二ワイヤレスモジュールが集積されている。電源モジュールは車内の電源に接続され、電源モジュールは主制御モジュールと第二ワイヤレスモジュールに電力を供給する。主制御モジュールは車の制御システムに電気接続され、第二ワイヤレスモジュールは制御装置本体の第一ワイヤレスモジュールに電気接続される。

ＭＰＶ電動式ミドルドアを使用するとき、使用者がボタン２をクリックすると、制御装置本体は第一ワイヤレスモジュールにより制御信号を制御装置５に送信する。制御装置５は、第二ワイヤレスモジュールにより制御信号を受信し、かつ受信した制御信号を主制御モジュールにより車の制御システムに送信する。その場合、車の制御システムは制御信号を車の所定のミドルドアに送信することによりミドルドアの開閉を制御することができる。

以上、この考案の好適な実施例を説明してきたが、前記実施例はこの考案の例示にしか過ぎないものであるため、この考案は前記実施例の構成にのみ限定されるものでない。この技術分野の技術者はこの考案の要旨を逸脱しない範囲内において前記実施例に対して設計の変更、改良、代替及び修正をすることができ、そのような設計の変更、改良、代替及び修正があってもこの考案の実用新案登録請求の範囲が定めた範囲に含まれることは当然である。

１ ケース
２ ボタン
３ 回路基板
４ バッテリ
５ 制御装置
１１ 固定板
１２ 結合構造
１３ ケース本体
１４ 後部カバー
３１ プッシュスイッチ
３２ ボタン基板
３３ 制御基板
３４ 電源基板

Claims (7)

1. 車内に取り付けられる制御装置本体と車内に取り付けられかつ車に電気接続される制御装置とを含み、
   前記制御装置本体は、ケース、ボタン、回路基板及びバッテリを含み、前記ボタン、前記回路基板及び前記バッテリは前記ケース内に取り付けられ、前記回路基板には第一ワイヤレスモジュールが取り付けられ、前記制御装置には第二ワイヤレスモジュールが取り付けられ、前記制御装置は車内の制御システムに電気接続され、
   前記ボタンによりミドルドアをオープニングするか或いはクロージングする制御信号を前記回路基板に入力し、前記回路基板は前記第一ワイヤレスモジュールにより制御信号を送信し、前記制御装置は第二ワイヤレスモジュールにより制御信号を受信しかつ車内の制御システムによりミドルドアの開閉を制御することを特徴とするＭＰＶ電動式ミドルドアの無線遠隔制御式制御装置。
2. 前記ボタンの数量は２つであり、１つのボタンはドアオープニングボタンであり、他の１つのボタンはドアクロージングボタンであり、前記回路基板にはプッシュスイッチが取り付けられ、前記ケースにはボタン装着孔が形成され、前記ボタンは前記ボタン装着孔内に取り付けられ、前記ボタン装着孔内に取り付けられる前記ボタンの底部は前記プッシュスイッチに当接することを特徴とする請求項１に記載のＭＰＶ電動式ミドルドアの無線遠隔制御式制御装置。
3. 前記ケースの裏側には結合凹部が形成され、前記回路基板の側面には結合突出部が形成され、前記結合突出部が前記結合凹部に結合されることにより前記回路基板は前記ケース上に取り付けられることを特徴とする請求項２に記載のＭＰＶ電動式ミドルドアの無線遠隔制御式制御装置。
4. 前記ケースの裏側にはケースの内部に延伸している固定板が形成され、前記固定板上には少なくとも２つの固定板結合孔が形成され、前記回路基板上には前記固定板結合孔と対応する回路基板結合孔が形成され、ボルトが前記固定板結合孔と前記回路基板結合孔に結合されることにより前記回路基板は前記固定板に固定されることを特徴とする請求項３に記載のＭＰＶ電動式ミドルドアの無線遠隔制御式制御装置。
5. 前記回路基板は、ボタン基板、制御基板及び電源基板を含み、前記プッシュスイッチは前記ボタン基板上に取り付けられ、前記バッテリは前記電源基板上に取り付けられ、前記第一ワイヤレスモジュールは前記制御基板上に取り付けられ、前記ボタン基板、前記制御基板及び前記電源基板は金属棒により一体に連結されるとともに電気接続されることを特徴とする請求項２に記載のＭＰＶ電動式ミドルドアの無線遠隔制御式制御装置。
6. 前記ボタン基板の両端には固定孔が形成され、前記ボタン基板はボルト等により前記ケースに取り付けられることを特徴とする請求項５に記載のＭＰＶ電動式ミドルドアの無線遠隔制御式制御装置。
7. 前記ケースはケース本体と後部カバーを含み、前記ボタン、前記回路基板及び前記バッテリは前記ケース本体と前記後部カバーとの間に取り付けられることを特徴とする請求項１に記載のＭＰＶ電動式ミドルドアの無線遠隔制御式制御装置。
   

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