JP2545812B2 - スイッチ装置 - Google Patents

スイッチ装置

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JP2545812B2
JP2545812B2 JP61270424A JP27042486A JP2545812B2 JP 2545812 B2 JP2545812 B2 JP 2545812B2 JP 61270424 A JP61270424 A JP 61270424A JP 27042486 A JP27042486 A JP 27042486A JP 2545812 B2 JP2545812 B2 JP 2545812B2
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邦生 永田
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Omron Tateisi Electronics Co
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Description

【発明の詳細な説明】 (イ)産業上の利用分野 この発明は、例えば、自動車の各所の窓およびドアを
運転席より自動的に開閉操作するようなスイッチ装置に
関し、さらに詳しくは、各機器に対応するスイッチを、
一箇所に効率よく配置したスイッチ装置に関する。
(ロ)従来の技術 通常、上述の車載用のスイッチで各ドアウインドの開
閉をする場合、ドアの数に対応して複数個のスイッチが
集合されて構成され、しかも、ドアの肘掛けに取付けら
れる。
そのために、スイッチの集合体を小型化コンパクトに
構成することが望まれるが、従来のスイッチ担体を単に
集合するだけでは、望む小型化が得られない。
また、従来のスイッチ単体を単に集合するだけでは、
その組付けに際して、各スイッチ同士の接続箇所が多
く、しかも複雑であるため、組立性が悪くコスト高とな
り、さらに、各スイッチ毎の接離構造にムラがあるた
め、接触安定性が悪く、接点部の信頼性が低いという問
題を有していた。
(ハ)発明が解決しようとする課題 この発明は、部品点数および組立て工数を低減し、ス
イッチ集合体としての装置の小型化が図れ、同時に、ス
イッチ性能の信頼性が高く、併せてコストの低減を図る
ことができるスイッチ装置の提供を目的とする。
(ニ)課題を解決するための手段 この発明は、スイッチボタンの操作に応じて動作する
可動接点を有するスイッチング手段を、1つのケース内
に2以上収納したスイッチ装置であって、前記スイッチ
ング手段の間にプレート部材を配置し、前記ケースの壁
面および前記プレート部材の壁面に固定接点を形成し、
前記スイッチング手段は2以上の可動接点を有し、前記
2以上の可動接点のうち、少なくとも1つの可動接点が
ケース壁面の固定接点とスイッチング機構を成し、他の
可動接点がプレート部材壁面の固定接点とスイッチング
機構を成すスイッチ装置であることを特徴とする。
(ホ)作用・効果 この発明は、2以上のスイッチング手段の間にプレー
ト部材を配置し、該2以上のスイッチング手段の両側の
ケース壁面と中間のプレート部材壁面に固定接点を形成
し、スイッチング手段に2以上の可動接点を形成する構
造であるため、プレート部材およびケースの両側壁面方
向の部材を利用することで、内部スペースを有効に活用
して、接点部をコンパクトに配設でき、また、スイッチ
担体の収容するケースが不要となり、その結果、部品点
数および組立て工数を低減し、スイッチ集合体(スイッ
チ装置)としての装置の小型化が図れる。
また、固定接点および可動接点は側面方向で接触対応
する構成のため、各種のスイッチの固定接点を一壁面に
連続してインサート成形でき、その結果、前述の部品点
数および組立て工数を低減に併せて、簡単かつ低コスト
に製作できる。
しかも、側面方向でスライドして接触する構成のた
め、相互に対応する接点部間は均一な接触面となり、接
触安定性のよい高信頼性のスイッチとなる。
(ト)実施例 この発明の一実施例を以下図面に基づいて詳述する。
図面は自動車の窓およびドア制御用の車載用スイッチ
を示し、第4図〜第7図において、この車載用スイッチ
11は、操作カバー12と、プレート13と、ベース14とから
構成され、例えば運転席側方のパネルに装備される。
上述の操作カバー12は、上面に、自動車に装備される
各所の窓を開閉制御する第1〜第4のスイッチボタン15
〜18と、その窓の開閉動作をロック、ロック解除するた
めの第5スイッチボタン19と、各ドアの開閉動作をロッ
ク、ロック解除するための第6スイッチボタン20とが装
着され、これらボタン15〜20は押下面を該操作カバー12
の上面に露呈させて、このうち窓と対応する第1〜第4
のスイッチボタン15〜18は、運転席より見て、座席シー
トと同配列位置に対応させて操作カバー12上に配設して
いる。
上述の第1〜第4のスイッチボタン15〜18は、操作カ
バー12の上面凹部21内で、両側が軸支されて、この上面
凹部21内で軸支部を支点にシーソ状に傾動自在に設けら
れ、通常は、これらボタン15〜18の下面に垂設された下
端突起22が、後述するベース14のV溝に位置規制され
て、中立位置の状態にあり、この中立位置の状態よりス
イッチボタンの一端を引き起し、また押し下げ操作して
傾動させる。このとき、スイッチボタンの一端側に対し
ては、指先で引き起し可能に指先が入る程度の空間部を
上面凹部21に持たせている。
そして、指先でスイッチボタンの一端を手前に引き起
すことで、後述する端子を介して窓を閉鎖するモータの
正転信号を出力するように設定しており、またスイッチ
ボタンの一端を押し下げることで、窓を開口するモータ
の逆転信号を出力するように設定している。
上述の第5スイッチボタン19は、操作カバー12の上面
開口部に、上下可動にオルタネイト機構23を備えて設
け、押下面が操作カバー12の上面に一定量突出した押下
可能な上動位置では、窓を開閉操作可能なロック解除状
態の設定信号を出力し、一方、押下面が操作カバー12の
上面と同面位置まで押下操作された下動位置では、各所
の窓の開閉操作を規制したロック状態の設定信号を出力
する。
また、運転者より見て、この第5スイッチボタン19の
出没位置が明瞭になるように、該スイッチボタン19の外
周囲には、押下面と異なる明瞭な色のゴム環19aを嵌着
して視覚判断を容易にし、誤操作しないように設けてい
る。
上述の第6スイッチボタン20は、操作カバー12の上面
開口部に両側が軸支されて、この軸支部を支点にシーソ
状に傾動自在に設けられ、通常は、該ボタン20の下面に
垂設された下端突起22が、後述するベース14のV溝に位
置規制されて、カバー上面と水平な中立位置の状態にあ
って、この上面一側を傾動方向に押し下げることで、後
述する端子を介して全てのドアをロックするON信号を出
力するように設定し、また他側を傾動方向に押し下げる
ことで、全てのドアをロック解除するOFF信号を出力す
るように設定している。
ところで、これらスイッチボタン15〜20の接点部とし
ては、スイッチボタンの下部両側面に両端をそれぞれ延
出させた前後一対の可動端子24,25を装備しており、こ
れら可動端子24,25は、スイッチボタンの傾動操作に基
づいて、この傾動するボタン軸支部を支点に側方位置で
シーソ状にスライドし、このスライド作用により後述す
る固定端子との接点部が切換えられる。
この場合、可動端子24,25の内側面に延出する延出部
を後述するプレート13の固定端子に接触対応させ、外側
面に延出する延出部を後述するベース14の固定端子に接
触対応させる。
さらに、この操作カバー12の下面側には、中央長手方
向に長溝26を形成しており、この長溝26に対して、後述
する各スイッチの電源ラインとしての固定端子27…を備
えた長尺のプレート13を差込んで取付け、この取付け手
段により、多くの固定端子を一度に効率よく組付けるよ
うに設けて、組立の簡単化を図っている。
上述のプレート13は、該プレートの両側に固定端子27
の両側面を露出させてインサート成形しており、この両
側面の固定端子27に対して、上述した各スイッチボタン
15〜20の可動端子24,25の内側面延出部をそれぞれ接触
対応させる。
この場合、固定端子27をプレート13の両側に露出させ
ることで、左右共通の接触利用を図った共有電源ライン
として使用し、このプレート13を挟む左右両側に、全ス
イッチボタンを効率よく並列配設できる。
このため、押下操作時に陽極と陰極との極性が異なる
スイッチ、例えば第5、第6スイッチボタン19,20を一
体的に組込んでも、この同一面上に陰陽の電源を有する
プレート13を介して簡単に組込むことができる。
この固定端子27の接点パターンは、可動端子24,25が
スライドして、ON・OFF信号を出力するスライド対応位
置に合せたパターン形状にインサート成形して設けてい
る。
また、ベース14は上面を開放した箱形状に設けられ、
この上面開放部に、上述の操作カバー12との相互の係合
部を係合し、かつ熱カシメ等で一体化する。そして、こ
の長手方向の両側内壁面には、上述した可動端子24,25
…の外側面延出部と接触対応して、ON・OFF信号を出力
するスライド対応位置に固定端子28を装着している。
さらに、ベース14の底面には、上述のスイッチボタン
の下端突起22と対応する位置にV溝29…を形成し、また
オルタネイト機構を備えた第5スイッチボタンの下端突
起22と対応する位置には傾斜面30を形成している。
上述の下端突起22は、各スイッチボタン毎に、左右一
対に垂設され、一方の下端突起22はバネ31で下方に付勢
されて、中立位置規制用のV溝29に係合し、他方の下端
突起22は同様にバネ31で下方に付勢されて、操作感触用
の感触対応片32に係合している。
ところで、上述の第5スイッチボタン19は、第1図に
示すように、該ボタン19を、操作カバー12の外面側に露
呈する外部ボタン19bと、その内方に位置する内部ボタ
ン19cとに2分割して設け、外部ボタン19bは操作カバー
12に周縁を係合させて垂直方向に一定ストローク押下可
能に設け、通常は第1復帰バネ33の付勢力で外方に付勢
突出している。
また、内部ボタン19cは、上面一側を外部ボタン19bに
対接させ、下面に垂設した下端突起22をベース14の傾斜
面30に付勢対接して、通常は、該内部ボタン19cの側面
間に配設した第2復帰バネ34と、下面押下方向に対向す
る傾斜面30に付勢対接させた下端突起22との復帰力を受
けて垂直な非傾動状態にあって、外部ボタン19bが押下
されると、第2図に示すように、内部ボタン19cは上面
一側が押下され、これに連動して内部ボタン19cの上部
側面に有する逆J形状の係合部35が、これと対向する操
作カバー12の内側面に突設する回動支軸36に係合し、こ
の回動支軸36を支点に内部ボタン19cは一側に傾動し、
この傾動作用で、この内部ボタン19cの下部側面に設け
た可動端子24,25が、固定端子27,28に側面方向で接触対
応して、ONからOFF操作に切換えられる。この切換え操
作は、第3図に示すように、オルタネイト機構23によっ
て、その操作状態が維持される。
このようにして、外部ボタン19bの垂直方向の動き
が、内部ボタン19cの水平方向の動きに変換されて、側
面方向に位置するスイッチの接点部間が開閉操作され
る。
このように構成された車載用スイッチは、運転者専用
に設けられて、運転席より任意のスイッチボタン15〜20
を入力操作することにより、そのスイッチボタンの入力
信号に対応する窓またはドアの開閉操作がなされる。
また必要に応じて、第5スイッチボタン19を押下する
ことで、各所の窓の開閉操作をロックし、再度押下して
復帰させることで、ロック解除される。さらに、第6ス
イッチボタン20を操作することで、ドアの開閉操作をロ
ック、ロック解除操作する。
この場合、第5スイッチボタン19のスイッチング操作
に基づいて、押下方向に対して傾動する内部ボタン19c
を介して可動端子24,25と固定端子27,28との相互の端子
を側面方向で接触対応させることができるため、この側
方の内部スペースを有効に活用することができる。
このため、接点部をコンパクトに配設でき、スイッチ
の全体を確実に小型化することができる。
また、側面方向で接触対応する構成のため、各種のス
イッチの固定端子を一垂直壁面に連続して効率よく形成
でき、低コストな製作となり、またスライドして接触す
る構成のため、接触安定性のよいスイッチとなる。
【図面の簡単な説明】
図面はこの発明の一実施例を示し、 第1図は第5スイッチボタンの押下動作前の縦断面図、 第2図は第5スイッチボタンの押下動作時の縦断面図、 第3図は第5スイッチボタンの押下動作後の縦断面図、 第4図は車載用スイッチの分解斜視図、 第5図は車載用スイッチの外観斜視図、 第6図は車載用スイッチの縦断側面図、 第7図は車載用スイッチの縦断正面図である。 11……車載用スイッチ、12……操作カバー 13……プレート、14……ベース 19……第5スイッチボタン、19b……外部ボタン 19c……内部ボタン、24,25……可動端子 27,28……固定端子、30……傾斜面 33……第1復帰バネ、34……第2復帰バネ

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】スイッチボタンの操作に応じて動作する可
    動接点を有するスイッチング手段を、1つのケース内に
    2以上収納したスイッチ装置であって、 前記スイッチング手段の間にプレート部材を配置し、 前記ケースの壁面および前記プレート部材の壁面に固定
    接点を形成し、 前記スイッチング手段は2以上の可動接点を有し、 前記2以上の可動接点のうち、少なくとも1つの可動接
    点がケース壁面の固定接点とスイッチング機構を成し、
    他の可動接点がプレート部材壁面の固定接点とスイッチ
    ング機構を成す スイッチ装置。
JP61270424A 1986-11-12 1986-11-12 スイッチ装置 Expired - Lifetime JP2545812B2 (ja)

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JP61270424A JP2545812B2 (ja) 1986-11-12 1986-11-12 スイッチ装置

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JPS63124319A JPS63124319A (ja) 1988-05-27
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS633062Y2 (ja) * 1981-02-10 1988-01-26
JPS59109032U (ja) * 1983-01-13 1984-07-23 アルプス電気株式会社 プツシユロツクスイツチ
JPH0239311Y2 (ja) * 1984-12-04 1990-10-22

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