JPH0526587U - 作業機の急発進防止装置 - Google Patents
作業機の急発進防止装置Info
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- JPH0526587U JPH0526587U JP7544491U JP7544491U JPH0526587U JP H0526587 U JPH0526587 U JP H0526587U JP 7544491 U JP7544491 U JP 7544491U JP 7544491 U JP7544491 U JP 7544491U JP H0526587 U JPH0526587 U JP H0526587U
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- Japan
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- roller
- lever
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- Arrangement And Mounting Of Devices That Control Transmission Of Motive Force (AREA)
- Auxiliary Drives, Propulsion Controls, And Safety Devices (AREA)
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 無段変速装置と走行クラッチ装置により自走
機能を有する作業機において、車速を低速に設定してい
る時にのみ、該走行クラッチ装置をONの状態に操作す
ることができる構造に構成することにより、機体の高速
の急発進を防止することを目的とする。 【構成】 走行クラッチ装置の支点軸2上に操作レバー
1を固設したパイプ15を配置し、該パイプ15上に円
弧形状のプレート10と解除アーム11を配置し、該プ
レート10の円周上にローラー6を配置し、該ローラー
6を嵌合する凹部13をプレート10に設け、前記解除
アーム11に無段変速装置の変速レバー21のプレート
25の枢支軸24に支持された接続アーム14を連動連
結し、該変速レバー21がニュートラルNの位置の時
に、該操作レバー1を自在にON・OFFの位置に操作
することができ、変速レバー21が前進F、後進Rの任
意の位置の時に、前記操作レバー1をOFFの位置には
操作することができるが、ONの位置には操作すること
ができないように構成した。
機能を有する作業機において、車速を低速に設定してい
る時にのみ、該走行クラッチ装置をONの状態に操作す
ることができる構造に構成することにより、機体の高速
の急発進を防止することを目的とする。 【構成】 走行クラッチ装置の支点軸2上に操作レバー
1を固設したパイプ15を配置し、該パイプ15上に円
弧形状のプレート10と解除アーム11を配置し、該プ
レート10の円周上にローラー6を配置し、該ローラー
6を嵌合する凹部13をプレート10に設け、前記解除
アーム11に無段変速装置の変速レバー21のプレート
25の枢支軸24に支持された接続アーム14を連動連
結し、該変速レバー21がニュートラルNの位置の時
に、該操作レバー1を自在にON・OFFの位置に操作
することができ、変速レバー21が前進F、後進Rの任
意の位置の時に、前記操作レバー1をOFFの位置には
操作することができるが、ONの位置には操作すること
ができないように構成した。
Description
【0001】
本考案は、移動農機等の無段変速装置と走行クラッチ装置により自走機能を有 する作業機における急発進防止装置に関する。
【0002】
従来、無段変速装置により自走機能を有する作業機は、操作パネルに直線形状 、またはそれに準ずる形状の切欠部を設け、該切欠部から突出した変速レバーを 操作し、任意の位置に固定することにより連続した車速を得ることができるので あり、機体の停止は、前記変速レバーを切欠部の停止位置に固定することにより 行っているのである。また、このような作業機は、無段変速装置の他に、該無段 変速装置の変速レバーの作動をONとOFFに制御する走行クラッチ装置を有し ており、該走行クラッチ装置がONの状態の時には、変速レバーを操作すること により車速を得ることができ、OFFの状態の時には、変速レバーを操作しても 機体は常に停止するように構成しているのである。
【0003】
しかし、以上のような従来の作業機において、機体停止時に変速レバーの位置 から車速がどの程度に設定されているのか判断をすることが困難であり、その為 に変速レバーを前進もしくは後進の高速の状態に設定していた場合でも、高速の 状態だと意識せずに、走行クラッチ装置をOFFからONの状態に操作してしま うことがあり、機体が高速で急発進する危険性がある。そこで、本考案は、車速 を低速に設定している時にのみ、走行クラッチ装置をONの状態に操作すること ができる構造に構成することにより、機体の高速の急発進を防止することを目的 とするのである。
【0004】
以上のような課題を解決するための手段として、本考案は、無段変速装置と走 行クラッチ装置により自走機能を有する作業機において、該走行クラッチ装置の 支点軸上に操作レバーを固設したパイプを配置し、該パイプ上に一対の円弧形状 のプレートと該プレートの半径に等しい解除アームを配置し、該プレートの円周 上にローラーを配置し、該ローラーを嵌合する凹部をプレートに設け、前記解除 アームに無段変速装置の変速レバーのプレートの枢支軸に支持された接続アーム を連動連結したものであり、または、無段変速装置と走行クラッチ装置により自 走機能を有する作業機において、該走行クラッチ装置の支点軸上に操作レバーを 固設したパイプを配置し、該パイプ上に円弧形状のプレートと該プレートの半径 に等しい解除アームを配置し、該プレートの円周上にローラーを配置し、該ロー ラーを嵌合する凹部をプレートに設け、前記解除アームに無段変速装置の変速レ バーのプレートに設けられた枢支軸を連動連結し、前記走行クラッチ装置の支点 軸と変速レバーの支点軸を同一位置に設定したものである。
【0005】
次に、作用について説明する。走行クラッチ装置の操作レバー1をOFFの位 置にすると、ローラー6が円弧形状のプレート10の凹部13に嵌まり込み、該 操作レバー1がOFFの位置に固定されるのであり、無段変速装置の変速レバー 21をニュートラルNの位置にすると、前記円弧形状のプレート10の半径に等 しいアーム11が該プレート10の凹部13を埋めた状態になり、前記走行クラ ッチ装置の操作レバー1を自在にON・OFFの位置に操作することができるの である。以上の如く構成することにより、無段変速装置の変速レバー21がニュ ートラルNの位置の時には、走行クラッチ装置の操作レバー1を自在にON・O FFの位置に操作することができるのであり、該変速レバー21が前進F、また は後進Rの任意の位置の時には、前記操作レバー1をOFFの位置には操作する ことができるが、ONの位置には操作することができないのである。
【0006】
次に本考案の実施例について説明する。図1は、本考案の請求項1の作業機の 急発進防止装置の走行クラッチ装置の側面図、図2は、同じく走行クラッチ装置 の正面断面図、図3は、同じく一本溝形状の切欠部27を有する無段変速装置の 変速レバー21の側面図、図4、U字溝形状の切欠部27’を有する無段変速装 置の変速レバー21の側面図、図5は、一本溝形状の切欠部27の平面図、図6 は、U字溝形状の切欠部27’の平面図、図7は、本考案の請求項2の作業機の 急発進防止装置の正面断面図、図8は、プレート10の凹部13の深い形状を示 す側面図、図9は、プレート10の凹部13の浅い形状を示す側面図、図10は 、同じく側面図である。
【0007】 図1・図2・図3に示す本考案の請求項1の実施例について説明すると、図1 ・図2において、走行クラッチ装置の操作レバー1は、操作パネル20の切欠部 20aのONの位置か、OFFの位置にのみ停止するように構成し、パイプ15 に固設され、該パイプ15は、支点軸2に回動自在に外嵌され、アーム3とバネ フック9が固設されている。該アーム3は、該操作レバー1に連動して支点軸2 を中心に回動し、該アーム3は、連結軸4を介してローラーアーム7の一端部に 連結され、該ローラーアーム7の他端部には、スプリング8の一端部が取り付け られ、該スプリング8の他端部は、前記操作レバー1と連動して回動するするバ ネフック9に取り付けられている。前記アーム3、バネフック9、スプリング8 、ローラーアーム7は、図2に示す如く、一対にてそれぞれ構成されており、該 ローラーアーム7・7には、支持軸5を介してローラー6が回動可能に取り付け られている。該ローラー6は、前記スプリング8・8のバネ力により、一対のプ レート10・10に押しつけられており、該プレート10は、円弧形状を有し、 前記ローラー6は、操作レバー1の動作に応じてプレート10の円周上を自由に 移動することができるのである。プレート10・10が一対にて構成されている のは、ローラー6がプレート10の円周上をより安定して移動するためである。 プレート10には、円弧形状の途中に凹部13が設けられ、一対のプレート10 ・10は、該凹部13・13の位相を同じにして、支点軸2を中心にして回動す ることなく取り付けられている。そして、ローラー6がプレート10・10の円 弧形状の円周上を移動した時に、該凹部13・13の位置にくると、ローラー6 の外周形状の少なくとも一部がプレート10・10の円弧部分半径よりも中心軸 2側にくいこんで、凹部13・13にローラー6が嵌まり込むのである。
【0008】 以上のような操作レバー1とローラー6の位相は、該操作レバー1がOFFの 位置にある時に、ローラー6がプレート10の凹部13に嵌まり込み、固定され るので、該操作レバー1の操作が不可能になる。即ち、操作レバー1は、OFF の位置で固定されるのである。操作レバー1の固定を解除し、操作可能の状態に 復活させるには、凹部13に嵌まり込んだローラー6をプレート10の円周上に 戻してやればよく、その為に、支点軸2を支点として該支点軸2から先端までの 距離がプレート10の円弧形状の半径に等しい解除アーム11が一対のプレート 10・10の間に設けられている。解除アーム11は、支点軸2に外嵌されたパ イプ15に対して自由に回動可能に配置されたパイプ状部材16に固設されてお り、該解除アーム11の操作は、解除アーム11に枢支軸12により連結された 接続アーム14を押し引きすることにより行われるのであり、解除アーム11の 動きは、操作レバー1の動きに対して全く独立しているのである。解除アーム1 1が支点軸2を支点にして回動した場合、前記プレート10の凹部13を通過し た瞬間に、解除アーム11が凹部13によるプレート10の円周形状の損失部分 を補うことができるのであり、このときにローラー6が凹部13の位置にあれば 、該ローラー6は、プレート10の円周上に戻ることができ、操作レバー1の固 定が解除されるのである。なお、プレート10の凹部13は、該プレート10下 方に設けた方が良く、上方に設けた場合は、侵入物、発生物等がたまり易く、ロ ーラー6が嵌まらない可能性がある。
【0009】 図1に示す角度θ及び角度βは、なるべく小さく設定した方が良く、その方が ローラー6を固定する力の大部分は、プレート10の円周方向で構成するという よりも、半径方向へより近い方向で構成することができるのである。即ち、ロー ラー6がプレート10の凹部13に嵌まり込んでいる時に操作レバー1を操作す ると、該操作レバー1は、プレート10の円周方向に平行な力で操作されるけれ ども、ローラー6は、該凹部13に対して円周方向というよりも角度θに応じた より半径方向に近い方向Bに食い込んでいくことになるのであり、凹部13の深 さをそんなに深くしなくても、ローラー6の固定が可能になるのである。該凹部 13が深くなくても良いということは、解除アーム11がローラー6を押しのけ て固定を解除する時に、該ローラー6のスプリング8の付勢による戻し量が少な くなり固定を解除し易くなる。即ち、プレート10の凹部13の形状は、比較的 浅ければローラー6の形状に対応する形状で良く、例えば、図8示す凹部13の 深い形状ではローラー6が外れ難いのであり、図9・図10に示す凹部13の浅 い形状にすると外れ易いのである。なお、以上の如くニュートラルNの位置の一 点のみで固定が解除される構造は、現実に実現するには困難性を有している。し かし、これを逆にとれば、ニュートラルNを含むある一定の車速範囲にて固定が 解除されることになるので、微低速で走行クラッチ装置による断続クラッチを使 用したい機種には、微低速で固定が解除されている方が都合が良いのである。ま た、該固定が解除される範囲は、プレート10とローラー6の大きさの比率や変 速レバー21の操作角度との比率やプレート10の凹部13の形状等に左右され るのである。
【0010】 図3において、無段変速装置の変速レバー21の構成について説明すると、変 速レバー21は、図5に示す一本溝形状の切欠部27から突出しており、支点軸 22を支点にして、前進F方向に回動させれば、ニュートラルNからの距離に応 じて車速が前進方向に増加し、逆に変速レバー21を後進R方向に回動させれば 、ニュートラルNからの距離に応じて車速が後進方向に増加するのである。また 、前記一本溝形状の切欠部27に代えて、図4・図6に示す如く、U字溝形状の 切欠部27’を設け、該U字溝形状の切欠部27’から変速レバー21を突出さ せ、前進F、後進Rの操作が可能なように構成することもできるのである。この ような変速レバー21は、前進Fと後進Rの設定された範囲内であれば、任意の 位置での固定が可能であり、プレート25を介して枢支軸23と枢支軸24を連 動させるのである。該枢支軸23は、ロッド26を支持し、該ロッド26は、無 段変速装置に連結されており、車速を制御するのである。前記枢支軸24は、前 記接続アーム14を支持しており、変速レバー21がニュートラルNの位置に固 定されている時に、該接続アーム14により解除アーム11がプレート10の凹 部13を埋めているように構成し、操作レバー1の固定を解除するのである。
【0011】 次に、図7に示す請求項2の実施例について説明すると、走行クラッチ装置の 操作レバー1は、パイプ15’に固設され、該パイプ15’は、支点軸2に回動 自在に外嵌され、アーム3’とバネフック9’が固設されている。該アーム3’ は、該操作レバー1に連動して支点軸2を中心に回動し、該アーム3’には、連 結軸4’を介してローラーアーム7’の一端部を連結され、該ローラーアーム7 ’の他端部には、スプリング8’の一端部が取り付けられ、該スプリング8’の 他端部は、前記操作レバー1と連動して回動するするバネフック9’に取り付け られている。該ローラーアーム7’には、支持軸5と支持部材17を介してロー ラー6が回動可能に取り付けられており、該ローラー6は、前記スプリング8’ のバネ力により、プレート10’に押しつけられており、該プレート10’は、 円弧形状を有し、前記ローラー6は、操作レバー1の動作に応じてプレート10 ’の円周上を自由に移動することができるのである。プレート10’には、円弧 形状の途中に凹部13’が設けられており、該プレート10’は、支点軸2を中 心にして回動することなく取り付けられている。そして、ローラー6がプレート 10’の円弧形状の円周上を移動した時に、該凹部13’の位置にくると、ロー ラー6の外周形状の少なくとも一部がプレート10’の円弧部分半径よりも中心 軸2側にくいこんで、凹部13’にローラー6が嵌まり込むのである。
【0012】 以上のような操作レバー1とローラー6の位相は、該操作レバー1がOFFの 位置にある時に、ローラー6がプレート10’の凹部13’に嵌まり込み、固定 されるので、該操作レバー1の操作が不可能になる。即ち、操作レバー1は、O FFの位置で固定されるのである。操作レバー1の固定を解除し、操作可能の状 態に復活させるには、凹部13’に嵌まり込んだローラー6をプレート10’の 円周上に戻してやればよく、その為に、支点軸2を支点として該支点軸2から先 端までの距離がプレート10’の円弧形状の半径に等しい解除アーム11’を設 けている。解除アーム11は、支点軸2に外嵌されたパイプ15’に対して自由 に回動可能に配置されたパイプ状部材16’に固設されており、解除アーム11 ’の操作は、該解除アーム11’に連結された枢支軸24’が作動することによ り行われるのであり、解除アーム11’の動きは、操作レバー1の動きに対して 全く独立しているのである。該解除アーム11’が支点軸2を支点にして回動し た場合、前記プレート10’の凹部13’を通過した瞬間に、解除アーム11’ が凹部13’によるプレート10’の円周形状の損失部分を補うことができ、こ のときにローラー6が凹部13’の位置にあれば、該ローラー6は、プレート1 0’の円周上に戻ることができ、操作レバー1の固定が解除されるのである。変 速レバー21は、図3・図5に示す一本溝形状の切欠部27、または、図4・図 6に示すU字溝形状の切欠部27’から突出しており、支点軸2を支点にして、 前進F方向に回動させれば、ニュートラルNからの距離に応じて車速が前進方向 に増加し、逆に変速レバー21を後進R方向に回動させれば、ニュートラルNか らの距離に応じて車速が後進方向に増加するのである。該変速レバー21は、前 進Fと後進Rの設定された範囲内であれば、任意の位置での固定が可能であり、 プレート25を介して枢支軸23と枢支軸24’を連動させるのである。該プレ ート25は、前記パイプ状部材16’に回動自在に外嵌されており、枢支軸23 は、ロッド26を支持し、該ロッド26は、無段変速装置に連結されており、車 速を制御するのである。前記枢支軸24は、前記接続アーム14’に連結されて おり、変速レバー21がニュートラルNの位置に固定されている時に、該接続ア ーム14’により解除アーム11’がプレート10’の凹部13’を埋めている ように構成し、操作レバー1の固定を解除するのである。以上のように請求項2 の実施例においては、請求項1の実施例の走行クラッチ装置の支点軸2、及び無 段変速装置の変速レバーの支点軸22を同一の位置に設定し、解除アーム11と 枢支軸24’とを連動連結することにより、接続アーム14を省略したのであり 、このように構成することにより、本考案の全体のスペースを縮小することが可 能である。なお、プレート10’の厚みは、ローラー6の安定性を図る為に、請 求項1の実施例のプレート10の厚みより厚くする必要がある。
【0013】 以上の如く構成したことにより、走行クラッチ装置の操作レバー1をOFFの 位置にすると、ローラー6が円弧形状のプレート10の凹部13に嵌まり込み、 該操作レバー1がOFFの位置に固定され、無段変速装置の変速レバー21をニ ュートラルNの位置にすると、前記円弧形状のプレート10の半径に等しいアー ム11が該プレート10の凹部13を埋めて、前記走行クラッチ装置の操作レバ ー1を自在にON・OFFの位置に操作することができるのであり、無段変速装 置の変速レバー21がニュートラルNの位置の時には、走行クラッチ装置の操作 レバー1を自在にON・OFFの位置に操作することができるのであり、該変速 レバー21が前進F、または後進Rの任意の位置の時には、前記操作レバー1を OFFの位置には操作することができるが、ONの位置には操作することができ ないのである。
【0014】
本考案は、以上のように構成したので以下のような効果を奏するのである。即 ち、請求項1の如く構成したので、変速レバーを高速位置に固定した状態で走行 クラッチ装置をOFFの状態にした場合、再発進する時には、該走行クラッチ装 置の操作レバーの固定を解除する為に変速レバーをニュートラルNの位置に戻す 必要があり、該変速レバーをニュートラルNの位置に戻すことにより、走行クラ ッチ装置をONの状態にした直後は常に車速がゼロであり、高速走行をするには 車速ゼロからの増速を必要とする為に、オペレータの感覚に追従した運転ができ るのであり、高速の急発進による衝突や転落等の事故の発生を防止することがで きるのである。また、請求項2の如く構成したので、前記請求項1と同様の効果 を奏し、かつ、構造を簡素化し、全体のスペースを縮小することができるのであ る。
【図1】本考案の請求項1の作業機の急発進防止装置の
走行クラッチ装置の側面図である。
走行クラッチ装置の側面図である。
【図2】同じく走行クラッチ装置の正面断面図である。
【図3】同じく一本溝形状の切欠部27を有する無段変
速装置の変速レバー21の側面図である。
速装置の変速レバー21の側面図である。
【図4】U字溝形状の切欠部27’を有する無段変速装
置の変速レバー21の側面図である。
置の変速レバー21の側面図である。
【図5】一本溝形状の切欠部27の平面図である。
【図6】U字溝形状の切欠部27’の平面図である。
【図7】本考案の請求項2の作業機の急発進防止装置の
正面断面図である。
正面断面図である。
【図8】プレート10の凹部13の深い形状を示す側面
図である。
図である。
【図9】プレート10の凹部13の浅い形状を示す側面
図である。
図である。
【図10】同じく側面図である。
1 操作レバー 2 支持軸 6 ローラー 10 プレート 11 解除アーム 13 凹部 14 接続アーム 21 変速レバー 24 枢支軸 25 プレート F 前進 R 後進 N ニュートラル
Claims (2)
- 【請求項1】 無段変速装置と走行クラッチ装置により
自走機能を有する作業機において、該走行クラッチ装置
の支点軸上に操作レバーを固設したパイプを配置し、該
パイプ上に一対の円弧形状のプレートと該プレートの半
径に等しい解除アームを配置し、該プレートの円周上に
ローラーを配置し、該ローラーを嵌合する凹部をプレー
トに設け、前記解除アームに無段変速装置の変速レバー
のプレートの枢支軸に支持された接続アームを連動連結
したことを特徴とする作業機の急発進防止装置。 - 【請求項2】 無段変速装置と走行クラッチ装置により
自走機能を有する作業機において、該走行クラッチ装置
の支点軸上に操作レバーを固設したパイプを配置し、該
パイプ上に円弧形状のプレートと該プレートの半径に等
しい解除アームを配置し、該プレートの円周上にローラ
ーを配置し、該ローラーを嵌合する凹部をプレートに設
け、前記解除アームに無段変速装置の変速レバーのプレ
ートに設けられた枢支軸を連動連結し、前記走行クラッ
チ装置の支点軸と変速レバーの支点軸を同一位置に設定
したことを特徴とする作業機の急発進防止装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1991075444U JP2576604Y2 (ja) | 1991-09-19 | 1991-09-19 | 作業機の急発進防止装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1991075444U JP2576604Y2 (ja) | 1991-09-19 | 1991-09-19 | 作業機の急発進防止装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0526587U true JPH0526587U (ja) | 1993-04-06 |
JP2576604Y2 JP2576604Y2 (ja) | 1998-07-16 |
Family
ID=13576432
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1991075444U Expired - Fee Related JP2576604Y2 (ja) | 1991-09-19 | 1991-09-19 | 作業機の急発進防止装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2576604Y2 (ja) |
-
1991
- 1991-09-19 JP JP1991075444U patent/JP2576604Y2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Publication date |
---|---|
JP2576604Y2 (ja) | 1998-07-16 |
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