JPH0526557U - バン型車のルーフ開閉装置 - Google Patents

バン型車のルーフ開閉装置

Info

Publication number
JPH0526557U
JPH0526557U JP084866U JP8486691U JPH0526557U JP H0526557 U JPH0526557 U JP H0526557U JP 084866 U JP084866 U JP 084866U JP 8486691 U JP8486691 U JP 8486691U JP H0526557 U JPH0526557 U JP H0526557U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
rail
roof
rear end
opening
side walls
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP084866U
Other languages
English (en)
Inventor
勤 関
Original Assignee
有限会社関車輛工業
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 有限会社関車輛工業 filed Critical 有限会社関車輛工業
Priority to JP084866U priority Critical patent/JPH0526557U/ja
Publication of JPH0526557U publication Critical patent/JPH0526557U/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Seal Device For Vehicle (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 バン型車の開閉ルーフの操作を僅かの力で簡
単に行い得ると共に、保冷防湿上も優れ、構造も簡単に
したものである。 【構成】 左右のレール4の前端部を軸6着してレール
4が開閉ルーフ7と共に回動し得るようにし、両側壁2
上端のレール4内側に沿ってパッキング9を設け、両側
壁2後端に設けた車体フレーム10上端部にキャッチャ
ー12を設け、その連結金13を上記レール4後端部の
突片14に連結してあり、両側壁2の後端上部にはレー
ル4後端部を常時弾力で上方に押しあげている弾力支持
体17を設けると共に段部15を設けて開閉ルーフ7の
後端部下側縁16が嵌合するように構成した。 従っ
て、ハンドル20を上側に上げると、レール後端部が自
動的に押し上げられ、ハンドル20を下側に倒すと、開
閉ルーフ7の下側縁16が段部15に嵌合する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、主に保冷車、冷凍車、ドライバン等のバン型車のルーフ開閉装置に 関する。
【0002】
【従来の技術】
従来から保冷車、冷凍車、ドライバン等のバン型車においては、その左右両側 壁の上端に沿って水平にレールを取付け、両側にベアリングローラーを設けた開 閉ルーフを上記レールに沿ってスライドし得るようにしたものは存した。また、 左右のレールの前端部を軸着して、後端部を回動傾斜させ開閉ルーフを開くよう にしたものも公知である。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかし、上記従来のルーフ開閉装置において、左右のレールを水平に取付けた ものは、開閉ルーフをスライドさせる際に相当の労力を要すると共に、開閉ルー フの両側縁部と側壁上端間に隙間を生じるため保冷、防湿上不適当であった。ま た、左右のレールを回動傾斜させるようにしたものは、レールの昇降操作を手動 で行うため相当の労力を必要とすると共に、走行中開閉ルーフが開かないように するためには、別に係止装置を必要とする等、開閉操作上不便を感じていた。 そこで、本考案では、開閉ルーフの操作を極めて僅かの力で簡易に行い得ると 共に保冷、防湿上も優れており、同時に構造も簡単にしたものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本考案におけるルーフ開閉装置は、車体の左右両 側壁上端に沿って開閉ルーフがスライドし得るようにしたレールを設け、該レー ルの前端部を軸着してレールが開閉ルーフと共に上下に回動し得るようにし、両 側壁上端にレール内側に沿ってパッキングを設けたバン型車において、両側壁後 端に設けた車体フレーム上端部にキャッチャーを設け、その連結金を上記レール 後端部の突片に連結してあり、両側壁の後端上部にはレール後端部を常時弾力で 上方に押しあげている弾力支持体を設けると共に段部を設けて開閉ルーフの後端 部下側縁が嵌合するようにした。
【0005】
【作用】
両側壁2後端に設けた車体フレーム10上端部にキャッチャー12を設け、そ の連結金13を上記レール4後端部の突片14に連結してあり、両側壁2の後端 上部にはレール4後端部を常時弾力で上方に押しあげている弾力支持体17を設 けると共に段部15を設けて開閉ルーフ7の後端部下側縁16が嵌合するように したから、開閉ルーフ7をやや傾斜しているレール4後端まで移動させておき、 上記キャッチャー12のハンドル20を下側に押し倒すと、レールは弾力支持体 17に抗して水平位置まで下がり、同時に後端部下側縁16が段部15に嵌合し 開閉ルーフ7は固定される。而して、キャッチャーのハンドル20を上側に押し 上げると、弾力支持体17でレール後端部が自動的に押し上げられ、同時に後端 部下側縁16が段部15から離脱する。
【0006】
【実施例】
図面について本考案の実施例を説明すると、図1乃至及図3に示すように、1 は保冷車または冷凍車等のバン型車の一部を示し、2はその車体両側壁であって 、その各上側縁3に沿ってレール4が設けてあり、該レールはその前端部をルー フ全体の前側の部分である固定ルーフ5の側面部に軸6着してあり、レール4後 端部側が軸6を支点として僅かの角度だけ回動し得るようにしてある。
【0007】 7は固定ルーフ5の2倍位の長さを有する開閉ルーフであって、その左右両側 面に3個ずつのベアリングローラ8を設けて、上記左右のレールにスライドでき るように装着してあり、その前端部は風圧を避けるため∠状に形成してある。9 は上側縁3とレール4間に沿うて側壁2上に設けたパッキングであって、図4及 び図5に示すようにレール4を水平にした場合、開閉ルーフ7両側の下側縁でそ れぞれ圧着されるように取りつけてある。
【0008】 10は両側壁の後端に設けた車体フレームであって、その上端部には図3、図 6等に示すようにスプリング11を具えたえび形のキャッチャー12を設けてあ り、その連結金13は上記レールの後端部に設けた突片14に連結してある。 15は両側壁後端の上部に形成した段部であって、開閉ルーフ7を閉じた場合 、その後端部の下側縁16が嵌合し得るようになっている。
【0009】 17は上記段部の一側に下部を埋設した弾力支持体であって、その上端の連結 片18はレール4後端部にボルト19で連結してある。図面では弾力支持体とし てガスダンパーを使用したが、適当なスプリングを使用する場合もあり、この弾 力支持体は常時レールの後端部を弾力で上方に押しあげるように働いている。
【0010】 また図示しないが、車体が大型の場合は、モーターを利用して開閉ルーフを自 動的にスライドさせることもできる。
【0011】
【考案の効果】
本考案に於いては上記構成により、キャッチャー12のハンドル20を上側に 押し上げるだけでレール4が自動的に押し上げられので、僅かの力で簡単に開閉 ルーフ7を開くことができる。而して、開閉ルーフ7をレール後端に引き寄せて おき、ハンドル20を下側に押し下げるとレール4が下がり下側縁16が段部1 5に嵌合して開閉ルーフ7を確実に固定できる。したがってルーフの開閉操作が 極めて容易である。更に、構造も極めて簡単である。
【図面の簡単な説明】
【図1】開閉ルーフを開いた側面図
【図2】開閉ルーフを閉じた側面図
【図3】側壁の後部上端の内面図
【図4】図1におけるAーA線断面図
【図5】同上閉じた状態を示す断面図
【図6】キャッチャー部分の背面図
【符号の説明】
2 車体側壁 3 上側縁3 4 レール 5 固定ルーフ 6 軸 7 開閉ルーフ 8 ベアリングローラ 9 パッキング 10 車体フレーム 12 キャッチャー 15 段部 16 下側縁 17 弾力支持体

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 車体の左右両側壁上端に沿って開閉ルーフがスライドし
    得るようにしたレールを設け、該レールの前端部を軸着
    してレールが開閉ルーフと共に上下に回動し得るように
    し、両側壁上端にレール内側に沿ってパッキングを設け
    たバン型車において、両側壁後端に設けた車体フレーム
    上端部にキャッチャーを設け、その連結金を上記レール
    後端部の突片に連結してあり、両側壁の後端上部にはレ
    ール後端部を常時弾力で上方に押しあげている弾力支持
    体を設けると共に段部を設けて開閉ルーフの後端部下側
    縁が嵌合するようにしたバン型車のルーフ開閉装置
JP084866U 1991-09-21 1991-09-21 バン型車のルーフ開閉装置 Pending JPH0526557U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP084866U JPH0526557U (ja) 1991-09-21 1991-09-21 バン型車のルーフ開閉装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP084866U JPH0526557U (ja) 1991-09-21 1991-09-21 バン型車のルーフ開閉装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0526557U true JPH0526557U (ja) 1993-04-06

Family

ID=13842734

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP084866U Pending JPH0526557U (ja) 1991-09-21 1991-09-21 バン型車のルーフ開閉装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0526557U (ja)

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS55433A (en) * 1978-06-19 1980-01-05 Hitachi Ltd Rotational phase detector
JPS58139843A (ja) * 1982-02-16 1983-08-19 Takata Kk 安全ベルト巻取装置

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS55433A (en) * 1978-06-19 1980-01-05 Hitachi Ltd Rotational phase detector
JPS58139843A (ja) * 1982-02-16 1983-08-19 Takata Kk 安全ベルト巻取装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN213359785U (zh) 驾驶室侧窗机构
JPH0526557U (ja) バン型車のルーフ開閉装置
JPS5942256Y2 (ja) スライドドア上部のシ−リング構造
EP1361409A3 (en) Armored vehicle
JPH0118411Y2 (ja)
EP1153780A3 (en) Locking sunshade system
JPS6220338Y2 (ja)
JPH0519207Y2 (ja)
JPH0524485U (ja) サポートロツド構造
JPH0357539Y2 (ja)
JPS6137537Y2 (ja)
JPS598887Y2 (ja) 自動車におけるスライドル−フ装置
JPH0137285Y2 (ja)
JPH0534969Y2 (ja)
JPH0440973Y2 (ja)
JP2523983Y2 (ja) 貨物自動車に於ける観音扉のスライド装置
JPH0247055Y2 (ja)
JPH0244567Y2 (ja)
JP2652141B2 (ja) 自動車用スライドドア案内装置
JPH0235537Y2 (ja)
JPH0117448Y2 (ja)
JP3009562U (ja) 貨物自動車における荷箱後部扉の開閉機構
JPH0642352U (ja) 車両用全開口式スライドドア
JPS6019887Y2 (ja) スライドドアの支持装置
JPH0717535Y2 (ja) キャンバストップ車のベンチレーション構造