JPH0526319Y2 - - Google Patents

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JPH0526319Y2
JPH0526319Y2 JP1988068774U JP6877488U JPH0526319Y2 JP H0526319 Y2 JPH0526319 Y2 JP H0526319Y2 JP 1988068774 U JP1988068774 U JP 1988068774U JP 6877488 U JP6877488 U JP 6877488U JP H0526319 Y2 JPH0526319 Y2 JP H0526319Y2
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opening
fan case
valve body
fan
drug tank
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Description

【考案の詳細な説明】 〔考案の目的〕 (産業上の利用分野) 本考案は、薬剤散布機と送風清掃機とに交換し
て使用するための送風機に係るものである。
(従来技術および解決しようとする課題) 従来、この種の送風機は、フアンケースの上部
の開口部の装着する薬剤散布機の薬剤タンクと、
薬剤タンクの底部の排出口を開閉する弁体等を取
り外ずした状態として、開口部の上面に蓋をして
送風清掃機として使用していた。このため開口部
付近で送風に乱流を生じて送風性能が低下すると
ともに騒音の原因となつていた。
〔考案の構成〕
(課題を解決するための手段および作用) 本考案は、薬剤タンク、弁体等を取り外ずした
フアンケースの開口部に、フアンケースの外周壁
の渦巻型の一部を形成する内壁面を備えた蓋を交
換して取付自在に設けたもので、送風清掃機とし
て使用する際に、フアンケース内の送風の乱流を
なくして送風能力の低下および騒音発生を防止す
るものである。
(実施例) 以下、図面により、本考案の一実施例について
詳細な説明を行なう。
第1図〜第3図は薬剤散布機を示すもので、つ
ぎのように構成されている。すなわち、フアンケ
ース1はエンジン3の駆動で回転するフアン5を
内蔵し、外周壁7は渦巻状に形成され、上部に開
口する開口部9に薬剤タンク11が中間ケース1
3を介して装着されている。薬剤タンク11の底
部には、分割面15において2分割され、ボルト
17によつて結合された環体19が固着され、こ
の環体19に、ボルト17によつて揺動自在に枢
着された螺杆21が中間ケース13に設けた切欠
溝23に係合して蝶ナツト25によつて着脱自在
に固着している。中間ケース13はボルト27に
よつてフアンケース1の上部に固着している。環
体19は中間ケース13との間に、薬剤タンク1
1の下端のフランジ部29と、薬剤タンク11の
底部の開口部31を覆つて排出口33に向つて傾
斜する底蓋35の外周に設けたフランジ部37と
を重ねて挾持している。排出口33はフイルター
39によつて覆われている。中間ケース13には
仕切壁41が一体に形成され、上面は薬剤通路管
43の上端を固着する底孔45に向つて傾斜して
底蓋35との間に弁室47が形成され、フアンケ
ース1、中間ケース13の1側端の外壁との間に
フアンケース1と弁室47とを連通する圧力風路
49が形成されている。弁室47には排出口33
を下方から開閉する弁体51に軸53によつて1
端を枢着されたアーム55の他端が、弁室47を
水平に貫通する作動軸57に係合し、作動軸57
の外端に固着する作動アーム59を揺動作動せし
めることによつてアーム55が揺動して弁体51
が排出口33を開閉する。作動アーム59はロツ
ド58を介して操作レバー60に連動している。
弁体51の下面にはカム61が設けられ、中間ケ
ース13に固着する支軸63に支持されて、弁体
51の運動を規制している。弁体51とアーム5
5との間には弾機65が設けられ、弁体51を支
軸63に押圧するよう付勢している。フアンケー
ス1の外周壁7とフアン5の外周との間に形成さ
れる送風路67の末端は、エルボ69を介して送
風管(図示せず)に接続し、薬剤通路管43の末
端が開口している。渦巻状に形成したフアンケー
ス1の外周壁7の最小半径位置には、仕切壁71
がフアンケース1を貫通する軸73に固着して揺
動自在に枢着し、軸73の外端に設けたアーム7
5を操作することによつて揺動して、フアン5の
外周とフアンケース1の外周壁7との間隙を調節
するものである。仕切壁71は所定の位置で係止
するよう適宜な係止手段(図示せず)が設けられ
ている。なお、仕切壁71を枢着せずに、着脱式
として必要に応じて、適宜な間隙となる形状の仕
切壁71を差込式あるいはねじ止め等によつて着
脱自在に取り付けてもよい。
フアンケース1は、背当て77および背負バン
ド79を備えた背負い枠81に固着している。ま
た背負枠81の後端に、燃料タンク83が固着さ
れている。
第4図〜第6図は第1図〜第3図に示す薬剤散
布機を送風清掃機として用いる状態を示すもの
で、薬剤タンク11、底蓋35、中間ケース1
3、およびロツド58、操作レバー60を取り外
ずして、フアンケース1の開口部9に係合して蓋
85をボルト27によつて固着したもので、蓋8
5の底面はフアンケース1の外周壁面と一致して
渦巻型の一部を形成する内壁面87が設けられ、
内部に消音のための空間部89と、下面に共鳴型
消音のための連通91が開口している。
以上の実施例において、薬剤散布を行なうにあ
たつては、エンジン3によつてフアン3を回転さ
せて、操作レバー60を操作して弁体51を開い
て第1図、第3図に示す姿勢とする。薬剤は排出
口33から薬剤通路管43を経て、フアン5の送
風に混入して送風管(図示せず)に送られ、先端
から放出、散布される。
また送風清掃機として用いられる場合には、薬
剤タンク11等を取り外ずして、第4図〜第5図
に示す状態とすれば、フアン5の送風はそのまま
送風路67から送風管(図示せず)に送られ、先
端のノズルから噴出し、地上の落葉の吹き寄せ等
の清掃作業を行なうものである。
市街地等騒音の規制される場所においては、ア
ーム75を操作して仕切壁71を第1図、第4図
の点線の位置に移動させて、フアンケース1の外
周壁7とフアン5の外周との間隙を大きくする
と、騒音が減少するが、送風量は低下する。反対
に騒音を規制する必要がない場合には、仕切壁7
1を第1図、第4図の実線の位置に移動させて、
フアンケース1の外周壁7とフアン5の外周との
間隙を小さくすると騒音は大きくなるが送風量は
増大する。
〔考案の効果〕
本考案によれば、薬剤散布機と送風清掃機とに
交換して使用する送風機において、送風清掃機と
して使用する際に、送風能力の低下を防ぎ、また
騒音の発生を防止できるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図、第2図はそれぞれ本考案の1実施例の
正断面図、側面図、第3図は同要部の拡大正断面
図、第4図、第5図はそれぞれ他の実施例の正断
面図、側面図、第6図は同要部の拡大正断面図で
ある。 1……フアンケース、7……外周壁、9……開
口部、11……薬剤タンク、33……排出口、5
1……弁体、85……蓋、87……内壁面。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 渦巻型の外周壁7を備えたフアンケース1の上
    部に開口部9を設け、前記開口部9に薬剤タンク
    11および前記薬剤タンク11の排出口33を開
    閉する弁体51を着脱自在に装着するとともに、
    前記フアンケース1の外周壁7の渦巻型の一部を
    形成する内壁面87を備えた蓋85を、前記開口
    部9に、前記薬剤タンク11および前記弁体51
    と交換取付自在に設けたことを特徴とする送風
    機。
JP1988068774U 1988-05-26 1988-05-26 Expired - Lifetime JPH0526319Y2 (ja)

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JP1988068774U JPH0526319Y2 (ja) 1988-05-26 1988-05-26

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JPH01173496U JPH01173496U (ja) 1989-12-08
JPH0526319Y2 true JPH0526319Y2 (ja) 1993-07-02

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3944306B2 (ja) * 1998-04-23 2007-07-11 株式会社日立産機システム 多翼送風機

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JPS541400U (ja) * 1977-06-06 1979-01-06
JPS5842045U (ja) * 1981-09-14 1983-03-19 石崎 勝也 ネ−ムマシン

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JPS6082598U (ja) * 1983-11-11 1985-06-07 株式会社共立 送風作業機
JPH068268Y2 (ja) * 1985-11-20 1994-03-02 株式会社共立 強制空冷内燃機関

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