JPH0721903Y2 - 貫流水車 - Google Patents

貫流水車

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JPH0721903Y2
JPH0721903Y2 JP1988004166U JP416688U JPH0721903Y2 JP H0721903 Y2 JPH0721903 Y2 JP H0721903Y2 JP 1988004166 U JP1988004166 U JP 1988004166U JP 416688 U JP416688 U JP 416688U JP H0721903 Y2 JPH0721903 Y2 JP H0721903Y2
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turbine
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▲ひと▼師 山本
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E10/00Energy generation through renewable energy sources
    • Y02E10/20Hydro energy

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  • Hydraulic Turbines (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 A.産業上の利用分野 本考案は貫流水車の水口仕切板の改良に関する。
B.従来の技術 第5図は従来例にかかる貫流水車の断面図である。第5
図に示すように、水口仕切板11をランナ12の支軸13と同
心で旋回させて水車の水口14を開閉自在に覆って流入水
量を調節する貫流水車では、水口開度θは90°前後と
するのが適当である。水口開度θをこれより小さくす
ると通過できる水量が不十分となる一方、大きすぎると
ランナ12内を流れる水が直接その支軸13に当たって水車
効率が低下してしまうからである。また、水口仕切板11
の長さに相当する仕切板角θは、水口仕切板11が水口
14を全閉としたときにその一部がケーシング摺接部15と
重なった状態とするために、120〜140°とする必要があ
る。一方、水の排出角θは実験により140〜160°とな
ることが確かめられている。
従って、上述の構成では水口仕切板11を全開としたとき
に、水口仕切板11の後部が排出角θの領域と干渉する
可能性が高く、排水の一部が水口仕切板11に当たる虞れ
がある。また、水口仕切板11はランナ12の外周に同心円
状に近接しているので、ランナ12から飛散した水滴が水
口仕切板11に当たって跳ね返り、再びランナ12に接触し
てしまう。これらの現象はいずれも排水をかきまぜる結
果となり、排水の円滑な流れを害し、水車効率の低下を
招来する。
そこで従来、実開昭59−65982号公報では、第6図に示
すように、水口仕切板11の内側に凹み16を形成すること
で水口仕切板11とランナ12の外周との間に空間を設け、
水の排出を円滑に行わせることが提案されている。
C.考案が解決しようとする課題 ところが、凹み16を形成した水口仕切板11は、その凹み
16のために板の厚みを大きくしなければならず、また形
状が複雑であるので製作が困難であり、コスト高となる
欠点があった。さらに、凹み16の深さも板の厚み内に限
られるので自ずと限界があり、従って水口仕切板11とラ
ンナ12との間に形成される空間の広さも十分なものでは
なかった。
本考案は、このような従来の貫流水車における水口仕切
板の不具合を解消するものであり、簡単な構成にて水口
仕切板の開時にランナ外周との間に十分な広さの空間を
形成することのできる装置を提供することを目的として
いる。
D.課題を達成するための手段 上述の目的を達成するため、本考案にかかる貫流水車で
は、ランナの外周部に沿って位置する湾曲した水口仕切
板をランナ軸と平行な軸回りに旋回させて水車の水口を
開閉自在に覆うことで流入水量を調節する貫流水車にお
いて、前記水口仕切板が水口を開いたときに該水口仕切
板が前記ランナの外周から遠ざかるように該水口仕切板
の旋回中心が該ランナの回転中心に対して偏倚させた。
E.作用 水口仕切板の旋回中心がランナの回転中心に対して偏倚
していることにより、水口仕切板はその旋回によって、
閉時はランナに接近する一方、開時はランナから離間し
てランナとの間に広い空間を形成する。
F.実施例 以下、本考案の一実施例を図面により説明する。
第1図〜第4図は本考案の一実施例にかかり、第1図は
その水口仕切板が開いた状態の断面図、第2図はそれが
閉じた状態の断面図、第3図は第1図のIII−III断面
図、第4図はその要部斜視図である。
本貫流水車21は、第1図に示すように、入口管22、ケー
シング23、ハウジング24、吐出管25等からなる流路を有
し、そのハウジング24内にランナ12の支軸13が軸受26を
介して軸支されている(第3図参照)。ランナ12の外周
部には円弧状に湾曲した水口仕切板27が軸方向に沿って
位置しており、この水口仕切板27の旋回でケーシング23
の端部に開口した水口14を開閉自在に覆うようになって
いる。この水口仕切板27の湾曲の曲率半径R1はランナ12
の半径R2よりも大きく、且つその旋回中心O1はランナ12
の回転中心O2に対して第1図で斜め下方、つまり水口仕
切板27が開時にランナ12から遠ざかるように偏心量eだ
け偏倚している。
すなわち、水口仕切板27は、第4図に示すように、その
両端にそれぞれ側板28が取付けられると共に、その側板
28に水口仕切板27の湾曲中心と同心の円形取付孔29が穿
設されていて、この取付孔29にランナ12の支軸13が隙間
を開けて挿通される。一方、第3図に示すように、ハウ
ジング24には支軸13に対して偏心量eだけ偏心してそれ
を取囲むようにO1を中心とする円形突枠30が設けられて
いて、この突枠30に取付孔29を回動自在に嵌入すること
で水口仕切板27がO1を中心として旋回自在に支持されて
いる。また、ケーシング23の水口14を形成する端縁は、
O1を中心とし、径が水口仕切板27の外径よりも僅かに大
きい円弧状となっており、水口仕切板27の外周とちょう
ど嵌まり合って水口14を塞ぐようになっている。尚、ケ
ーシング23の水口仕切板27と摺接する部分にはそれらの
隙間から水が漏出するのを防止する封水装置31が設けら
れている。
一方、第1図に示すように、水口仕切板27の側板28に突
設された取付片32には水口仕切板27の旋回駆動装置33が
連結されている。旋回駆動装置33は、水口仕切板27を所
望の角度位置に旋回させるものであり、例えばシリンダ
装置、ねじ機構等を利用したものである。
このような構成において、第1図に示すように水口仕切
板27を反時計方向に旋回させると、水口14が開いてラン
ナ12に水が流入する。このとき、水口仕切板27が開方向
へ旋回すると、その旋回中心O1がランナ12の回転中心O2
に対して偏心しているので、水口仕切板27がランナ12か
ら離間してランナ12との間に隙間gが生じ、そこに比較
的広い空間34が形成される。従って、ランナ12から飛散
する水滴はその空間34内に入りはするが、水口仕切板27
に跳ね返って再びランナ12に接することはなく、また、
水口仕切板27がランナ12から離間することで十分な排出
角θが確保されるので、円滑に下部に排出されること
で、無駄なかきまぜ損失が発生することがない。一方、
第2図に示すように水口仕切板27を時計方向に旋回させ
れば、水口仕切板27はランナ12に近づくと共にケーシン
グ23の水口14を塞ぎ、水の流れが停止される。
G.考案の効果 以上、一実施例を挙げて説明したように本考案によれ
ば、水口仕切板が水口を開いたときに水口仕切板がラン
ナの外周から遠ざかるように水口仕切板の旋回中心をラ
ンナの回転中心に対して偏倚させたので、水口仕切板を
単に旋回させるだけでその開時にランナとの間に広い空
間を形成することができる。その結果、最適な水口開度
θを確保しつつ仕切板角θと水の排出角θとの領
域が重なるのを防止できると共に、ランナから飛散した
水滴をその空間から円滑に排出することができるように
なり、無駄な動力損失を生ずることなく水車効率の向上
が図れる。また、水口仕切板は単純な形状であり、その
製作コストを低減することが可能である。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第4図は本考案の一実施例の貫流水車にかか
り、第1図はその水口仕切板が開いた状態の断面図、第
2図はそれが閉じた状態の断面図、第3図は第1図のII
I−III断面図、第4図はその要部斜視図、第5図及び第
6図はそれぞれ従来例にかかる貫流水車の断面図であ
る。 図面中、 12はランナ、14は水口、27は水口仕切板、O1は水口仕切
板の旋回中心、O2はランナの回転中心である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】ランナの外周部に沿って位置する湾曲した
    水口仕切板をランナ軸と平行な軸回りに旋回させて水車
    の水口を開閉自在に覆うことで流入水量を調節する貫流
    水車において、前記水口仕切板が水口を開いたときに該
    水口仕切板が前記ランナの外周から遠ざかるように該水
    口仕切板の旋回中心が該ランナの回転中心に対して偏倚
    したことを特徴とする貫流水車。
JP1988004166U 1988-01-19 1988-01-19 貫流水車 Expired - Lifetime JPH0721903Y2 (ja)

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JP1988004166U JPH0721903Y2 (ja) 1988-01-19 1988-01-19 貫流水車

Applications Claiming Priority (1)

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JP1988004166U JPH0721903Y2 (ja) 1988-01-19 1988-01-19 貫流水車

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JPH01111181U JPH01111181U (ja) 1989-07-26
JPH0721903Y2 true JPH0721903Y2 (ja) 1995-05-17

Family

ID=31206433

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JP1988004166U Expired - Lifetime JPH0721903Y2 (ja) 1988-01-19 1988-01-19 貫流水車

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JP6276156B2 (ja) * 2014-09-29 2018-02-07 株式会社Lixil 水力発電装置

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JPH01111181U (ja) 1989-07-26

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