JP2000304147A5 - - Google Patents

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JP2000304147A5
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【0009】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、図7に示したタイプの制御弁は、弁体112の外周面の接触面積が広く、構造的に全閉ができず、弁漏れを起すおそれがある。
また、図8に示したタイプの回転スライド弁は、図中ピン131とキャン132との接触位置(1)における垂直方向クリアランス、ガタによる異音、マグネット133とロータ組立体134との接触位置(2)における垂直方向クリアランス、ガタによる異音、マグネット133とロータ組立体134との接触位置(3)における回転方向クリアランス、ガタによる異音、マグネット133とキャン132との接触位置(4)におけるクリアランス、ガタによる擦れ異音、マグネット133と下蓋ストッパ136との接触位置(5)における当接による異音等、構成部品間のガタ,擦れ等により異音,騒音が発生し、更に流量制御が単純であって、全閉ができず、弁漏れを起こし、比例弁のような制御しか行うことが出来なかった。
【0011】
【課題を解決するための手段】
前記課題を解決するために本発明は、外周にコイルを備えたキャンの内部にマグネットとロータとからなる弁体回転手段を配設すると共に、前記キャンの下端側に弁本体組立体を配設し、該弁本体組立体は、弁室と弁座と該弁座に穿設した開口部と流体入出口とを備えてなり、前記ロータで回転される弁体の回転角度に応じて前記開口部を開閉する電動式コントロールバルブにおいて、
前記弁体は前記弁室に内設する円形の本体部と、該本体部に突出形成され前記弁座に密閉摺接する弁閉制御部とを備えてなり、該弁閉制御部が前記開口部を覆う面積を、前記弁体の回転角度に応じて変化させるように構成したものである。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下、本発明を図示の実施例に基づいて説明する。図1は本実施例の電動式コントロールバルブCBの縦断面図、図2は分解斜視図、図3はロータ組立の拡大斜視図、図4は弁体の拡大斜視図である。
(1)構成
図1,図2に示すように、電動式コントロールバルブCBは、例えば、ステップモータからなり、継手等を有する弁本体組立体10と、マグネット、ロータ等を有するロータ組立体20と、該ロータ組立体20に被覆させるキャン(ケース)40と、該キャン40に外嵌するコイル組立体50等を備えてなる。
キャン部40にコイル組立体50を外嵌する(図1)。コイル組立体50は、内部にコイル51を備え、電流を流すことによりコイル51が磁界を発生し、マグネット31と相俟ってステッピングモータ60を構成し、パルス数に応じて所望の角度にロータ組立20を回転させる。このロータ組立体20の回転により弁体21が回転し、ポート部13aの開口面積を変え、流量の制御を行う。
また、ロータ組立20の回転の際に、所定角度の回転によりロータ組立20のストッパ31aが下蓋15のストッパ15aに当接して衝止される。この衝止の際に、ストッパ15aは当接部にOリング状の緩衝材15bを備えているので、前記図8(従来例)に示した(5)の箇所において発生していた異音を、減少させることができる。
また、コイルスプリング25によってロータ組立20を下方向から押圧支持するので、ロータ組立20の回転をより安定化させることができ、ロータ組立のふらつきを防止することができ、図8に示す従来のものにおける(1)部分での異音の発生が防止される。しかも、前述の摺接が生じなくなり、且つロータ組立20の回転が安定しているので、マグネットは小型のものでよく、全体を軽量化、小型化することができると共に、コイルへの供給電力も小さなものとすることができ、消費電力を小さなものとすることができる。
図5(A)は、ポート部13aを、突出部21bの弁閉コア部21dが完全に覆った場合であって、グラフに示すように、弁開度は全閉である。この場合、前述の如く弁閉コア部21dを形成したので、受圧面積が小さくなり、シール性が高められ、弁漏れを起すことが無い。図示の場合のロータ組立20の回転可能範囲(作動域)は300°であり、この作動域は、ロータストッパ31aの幅の値により所望範囲に設定することができる。
図5(B)は、弁体21が反時計方向に90°回転した場合であって、ポート部13aは約35%だけ開口する(グラフの点線で示したカーブの符号Xを参照)。同様に、図5(C)は、ポート部13aが約65%だけ開口した場合であり、図5(D)は、ポート部13aが100%開口した場合である。
【0032】
【発明の効果】
以上説明したように本発明によれば、回転式弁体の弁室に内接する円形の本体部と、前記弁座に密閉摺接する弁閉制御部とを備え、弁閉制御部が開口部を覆う面積を、弁体の回転角度に応じて変化させるようにしているので、弁閉制御部の外形形状に応じて比例制御以外に複雑な制御を行うことができる。

Claims (6)

  1. 外周にコイルを備えたキャンの内部にマグネットとロータとからなる弁体回転手段を配設すると共に、前記キャンの下端側に弁本体組立体を配設し弁本体組立体は、弁室と弁座と該弁座に穿設した開口部と流体入出口とを備えてなり、前記ロータで回転される弁体の回転角度に応じて前記開口部を開閉する電動式コントロールバルブにおいて、
    前記弁体は前記弁室に内設する円形の本体部と、該本体部に突出形成され前記弁座に密閉摺接する弁閉制御部とを備えてなり、
    該弁閉制御部が前記開口部を覆う面積を、前記弁体の回転角度に応じて変化させることを特徴とする電動式コントロールバルブ。
  2. 弁体回転手段はステップモータからなる請求項1記載の電動式コントロールバルブ。
  3. 前記ロータと弁体との間に、該弁体を弁座方向に付勢する付勢手段を備え、前記弁閉制御部の内側に、該弁閉制御部と弁座との受圧増加用の凹部を形成したことを特徴とする請求項1記載の電動式コントロールバルブ。
  4. 合成樹脂製ロータの外周にマグネットを一体成型してロータ組立体とし、キャンの上部内面中心に凹部を形成して前記ロータ組立体の回転支持部材の突出部を嵌合し、該回転支持部材を摺動自在に支持したことを特徴とする請求項1または請求項2記載の電動式コントロールバルブ。
  5. 前記ロータ組立体の下端に、前記弁室の内壁と回転自在に嵌合するガイド部を設けてなることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の電動式コントロールバルブ。
  6. 前記ロータ組立体の下端に突起を形成すると共に、電動式コントロールバルブの不動箇所に前記突起に当接するストッパを形成し、該ストッパに緩衝部材を配置したことを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれかに記載の電動式コントロールバルブ。
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