JPS5837478Y2 - 防除機における調量装置 - Google Patents

防除機における調量装置

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JPS5837478Y2
JPS5837478Y2 JP5949779U JP5949779U JPS5837478Y2 JP S5837478 Y2 JPS5837478 Y2 JP S5837478Y2 JP 5949779 U JP5949779 U JP 5949779U JP 5949779 U JP5949779 U JP 5949779U JP S5837478 Y2 JPS5837478 Y2 JP S5837478Y2
Authority
JP
Japan
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valve plate
air
outlet
airflow
tank
Prior art date
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Expired
Application number
JP5949779U
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English (en)
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JPS55159757U (ja
Inventor
和夫 井町
国弘 原田
貢 赤沢
Original Assignee
富士ロビン株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は防除機における調量装置に関する。
すなわち、送風機で起生された気流の一部を薬剤タンク
内に導入してその気流により薬剤を導出するとともに気
流の主流にのせて散布するようにした防除機において、
薬剤タンクの底部に装設した弁板の回動調節により薬剤
タンク内に導入した気流による薬剤の導出を調量しなが
ら確実良好に散布することができるとともに、微小散布
時においても薬剤を確実良好に導出させることができ、
導出不良による吐粉むらをなくすことができ、簡単な構
造にして好適に実施できるよう提供するものである。
次に、図面に示す実施例について説明する。
第1図は背負式防除機の背面図を示し、ロープ巻込みス
タータ6、キャブレター7、エンジンカバー8等を具備
するエンジンEには該エンジンEにより回転駆動するフ
ァン9を内装した送風機Cを連設し、該送風機Cの導出
口部10には散布管11を接続したL状曲管12を回動
自在に連設し、上方側には薬剤タンクBや燃料タンク1
3を装設し、粒、粉状の薬剤を入れる薬剤タンクBの上
部には蓋14を着脱自在に被着して構成する。
また、送風機Cの上方側部における支持金具15にはボ
ルト16により取付金具17を固定し、薬剤タンクBの
底部側周囲に形成した突条18と取付金具17の内方に
おける溝19とを係合して薬剤タンクBの底部を取付金
具17に嵌合し取付は構成する。
薬剤タンクBの底部下面にのぞむ座台20をパツキン2
1を介装してボルト22により固定するが、該座台20
の上面は平滑面に形成するとともに、座台20の中心寄
り周囲における対称の2ケ所には平面円弧状の通口23
.23を上下方向に貫通状にしてそれぞれ形成し、その
両通口23 、23の外方側となる座台20の周囲部分
には中心より反対側の位置で平面扇状に大きく開口する
両導出口3,3を上下方向に貫通状にそれぞれ形成して
構成する。
また、前記座台20の下部にはパツキン21を介装して
前記ボルト22により筐体24を固定するが、前記通口
23.23に連通して一方側へ延出するよう筐体24の
中央部分から一方側へ通風路25を形成するとともに、
前記導出口3,3に連通して前記通風路25の反対側に
延長する散布側導出路2を筐体24の内部に形成し、前
記通風路25に連結したパイプ26の他端を、送風機C
の周囲途中における分出部27に連結して送風機Cで起
生された気流の一部が通風路25に導入するように装設
し、前記導出路2に連結する気送管28の先端側にはノ
ズル体29を連結して該ノズル体29の先端側を前記導
出口部10の内方から曲管12の内方側に延出するよう
にして構成する。
Aは弁板で、前記座台20の上面に接合し回転できるよ
うに円板形に形成し、弁板Aの中心部には前記通口23
.23に連通する円状透孔30を形成し、該透孔30の
周囲から上方には椀状の気流導入体aが突出するように
して該気流導入体aの下部を弁板Aの中央上面に固設し
、気流導入体aの周囲には薬剤タンクBの内方にエアー
を噴出できる小さい吹出口4を多数形成し、気流導入体
aの上面中央に上端を嵌合固着した弁軸31を座台20
の中心部に回動自在に嵌挿し、弁軸31の下部には弁板
Aを座台20の上面に圧接させる圧縮ばね32を介装し
、弁軸31の下端に嵌着したノブ33から操作用レバー
34を延出して構成する。
また、弁板Aの周囲における中心より反対側の2ケ所に
は前記導出口3,3に対応できる調節口1゜1をそれぞ
れ形成して弁板Aが回動すると調節口1.1と導出口3
,3の重合により口をだんだんに広く開口させうるよう
に装設し、その開口操作のために回動する先方となる調
節口1,1の前方端部の上方には作動板5,5をそれぞ
れ突設するが、板体を屈折形成した作動板5,5の一端
下部5aを弁板Aの上面に固設し、弁板Aより高くなる
作動板5゜5の水平面部5bの一端を気流導入体aの周
面に固設し、気流導入体aの下部に形成した吹出口4を
水平面部5bの下方側にのぞむようにして、作動板5,
5を弁板Aの上面から気流導入体aの周面にかけてブリ
ッジ状にかけわたして構成する。
前記弁板Aの下面にはストッパー35を垂設して導出口
3の一つに嵌入し、弁板Aを閉じ方向に一杯に回動させ
ると前記導出口3の一端側にストッパー35が衝合する
ように装設し構成する。
しかして、防除作業時には、エンジンEが始動して送風
機Cが駆動されると、送風機Cで起生された気流の一部
が分出部27よりパイプ26を通して通風路25に流れ
、さらに通口23,23、透孔30を通して気流導入体
aの内部から吹出口4を通り薬剤タンクB内に流入し、
そのエアーにより薬剤タンクBの底部における薬剤を攪
拌して薬剤に流動化を与え、そこで、レバー34を回動
操作して弁板Aを回動させながら調節口1,1と導出口
3,3との重ね合わせによる開口度を増大させると、気
流に混って薬剤が調節口1,1、導出口3,3から導出
路2へと流出し、さらに、気送管28からノズル体29
へと気送されて該ノズル体29から曲管12内の主流に
噴出され、散布管11から散布される。
ところで、調節口1と導出口3との重ね合せによる開口
度が微小のとき、薬剤の重圧やエンジン・歩行の振動で
のタッピングによって開口周りに薬剤がブリッジを組み
、薬剤にエアーを送って流動化を与えたとしても、即時
にブリッジが再発生しかたまり易い。
このような時、開口周りにおいて薬剤の重圧を作動板5
で受けて開口上に薬剤が重なるのを阻止すると同時に、
作動板5を橋渡し状にした処の側方の開口部分から、そ
の目部分にのぞむ薬剤に対してエアーを当て、くずした
薬剤を側方の開口部分から取りいれ、開口へと流し込む
ことになる。
このように本考案は、送風機Cで起生された気流の一部
を薬剤タンクB内に導入してその気流により薬剤を導入
するとともに気流の主流にのせて散布するようにした防
除機において、薬剤タンクBの底部に装設した弁板Aの
調節口1と導出口3との重ね合わせによる開口度の調節
で調量できるよう弁板Aを回動調節自在に装設し、該弁
板Aの上部には前記気流の一部を受は入れて周囲の吹出
口4より薬剤タンクB内に流出させる椀状の気流導入体
aを装設し、前記調節口1の開き始端部上方には前記吹
出口4の一部が下方側にのぞむようにして作動板5を突
設して構成したから作動板5により弁板Aの調節口1と
導出口3との重ね合わせによる開口度が微小のときでも
良好に導出させることができ、薬剤タンクBの底部に薬
剤が詰ったり導出不良となることを防止でき、簡単な構
造にして好適に実施できる特長を有する。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施例を示し、第1図は防除機の背面図
、第2図は要部の側断面図、第3図は第2図の断面図、
第4図は第3図の平断面図、第5図においてIII−I
II線より上方は第4図におけるI−■線の断面図を示
すとともにIII−III線より下方は第4図における
I−II線の断面図を示し、第6図は弁板の底面図を示
す。 C・・・・・・送風機、B・・・・・・薬剤タンク、A
・・・・・・弁板、1・・・・・・調節口、3・・・・
・・導出口、4・・・・・・吹出口、5・・・・・・作
動板。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 送風機Cで起生された気流の一部を薬剤タンクB内に導
    入してその気流により薬剤を導出するとともに気流の主
    流にのせて散布するようにした防除機において、薬剤タ
    ンクBの底部に装設した弁板Aの調節口1と導出口3と
    の重ね合わせによる開口度の調節で調量できるよう弁板
    Aを回動調節自在に装設し、該弁板Aの上部には前記気
    流の一部を受は入れて周囲の吹出口4より薬剤タンクB
    内に流出させる椀状の気流導入体aを装設し、前記調節
    口1の開き始端部上方には前記吹出口4の一部が下方側
    にのぞむようにして作動板5を突設して構成したことを
    特徴とする調量装置。
JP5949779U 1979-05-02 1979-05-02 防除機における調量装置 Expired JPS5837478Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5949779U JPS5837478Y2 (ja) 1979-05-02 1979-05-02 防除機における調量装置

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JP5949779U JPS5837478Y2 (ja) 1979-05-02 1979-05-02 防除機における調量装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS55159757U JPS55159757U (ja) 1980-11-17
JPS5837478Y2 true JPS5837478Y2 (ja) 1983-08-24

Family

ID=29293495

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JP5949779U Expired JPS5837478Y2 (ja) 1979-05-02 1979-05-02 防除機における調量装置

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JPS55159757U (ja) 1980-11-17

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