JPH05262178A - 荷受台昇降装置 - Google Patents

荷受台昇降装置

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JPH05262178A
JPH05262178A JP4060395A JP6039592A JPH05262178A JP H05262178 A JPH05262178 A JP H05262178A JP 4060395 A JP4060395 A JP 4060395A JP 6039592 A JP6039592 A JP 6039592A JP H05262178 A JPH05262178 A JP H05262178A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
vehicle body
load receiving
shaft
mounting member
car body
Prior art date
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Pending
Application number
JP4060395A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroshi Ikeda
博 池田
Hisao Uota
尚夫 魚田
Koji Iwatani
幸治 岩谷
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kyokuto Kaihatsu Kogyo Co Ltd
Original Assignee
Kyokuto Kaihatsu Kogyo Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Kyokuto Kaihatsu Kogyo Co Ltd filed Critical Kyokuto Kaihatsu Kogyo Co Ltd
Priority to JP4060395A priority Critical patent/JPH05262178A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】平行リンク機構の回動により昇降される荷受台
を、車体等を改造することなく車体下方にコンパクトに
格納できるようにする。 【構成】車体2側に取付部材11を回動可能に設け、取
付部材11に上・下部リンク12、13の基部を軸支
し、上・下部リンク12、13の先部に連結部材14を
シャフト15、17を介して枢支し、前記シャフト17
にて荷受台20を支持する。上・下部リンク12、13
のいずれか一方に上・下部リンク12、13を上下に回
動させる昇降用シリンダ28を設ける。車体2と取付部
材11との間には取付部材11を回動させて荷受台15
を車体2下面に近接させて格納させる格納用シリンダ1
0を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は荷受台を昇降させて荷物
の積卸しを行なうとともに不使用時にはコンパクトに格
納できるようにした荷受台昇降装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】一般に荷受台昇降装置は荷台下方の車体
に平行リンク機構を有するように上・下部リンクを設
け、その上・下部リンクの先端に荷受台を水平状態に設
け、上・下部リンクを回動させて荷受台を昇降させるよ
うになっている。ところで荷受台不使用時には実開昭6
3−46243号公報に開示されている如く荷台の後扉
の後方に荷受台を起立させて格納させるようになってい
る。
【0003】そのため、荷箱と同じ高さのプラットホ−
ムから荷物の積卸しをする際には格納された荷受台が邪
魔になって後扉を開くことができないという問題があ
る。そこで上記問題点を解消するため実開昭57−14
7136号公報に開示されている如く荷受台を降下さ
せ、荷受台を2つ折りするとともに回動させ、その状態
で上・下部リンクを上方回動させて荷台下方に荷受台を
格納するようになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが前記構造であ
れば、上・下部リンクは左右に位置するが、荷受台は荷
台と同等の幅を有するため、荷台下方に大きな格納スペ
−スを確保する必要から、格納スペ−スに位置する車体
や荷台の各種補強桁を切り欠く必要があり、特に既存の
車両に設ける際には大幅な改造が必要となる。
【0005】また車体等を切り欠くため荷台の強度が低
下し、重量物の積載ができないという欠点がある。そこ
で本発明の目的は車体や荷台をほとんど改造することな
く荷受台をコンパクトに格納できる荷受台昇降装置を提
供するものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は荷台下方にて車
体若しくは荷台に回動可能に設けた左右一対の取付部材
と、前記取付部材を回動させるため車体若しくは荷台に
設けた第1駆動手段と、基部を前記取付部材の回動中心
より離れた取付部材の一部に軸支するとともに先部をシ
ャフトを介して連結部材に軸支することにより平行リン
ク機構を形成する上・下部リンクと、前記上・下部リン
クの少なくとも一方を回動させるため取付部材に設けた
第2駆動手段と、前記上・下部リンクのいずれか一方の
シャフトに支持されるとともに取付部材の回動にて車体
の下方に格納できる荷受台とからなることを特徴とする
ものである。
【0007】
【作用】荷物の積卸しをする場合には第2駆動手段を駆
動させて上・下部リンクを上下回動させ、荷受台を水平
状態にて昇降させることにより荷物の積卸しを行なう。
荷受台を格納する場合には荷受台を起立させて連結部材
に重合させるとともに連結部材に固定し、その状態で、
第1駆動手段にて取付部材を回動させて荷受台を降下さ
せ、第2駆動手段を駆動させて荷受台を車体近接位置ま
で上昇格納する。
【0008】
【実施例】以下本発明の実施例を図面にて説明すると、
1は車体2上に搭載された荷箱で、該荷箱1は荷台3及
び後扉4を有し、荷台3の下面には補強桁として主桁5
及び補助桁6がある。前記車体2はシャシフレ−ムとサ
ブフレ−ムとから成る場合又はシャシフレ−ムのみから
成る場合のいずれでもよい。
【0009】前記車体2の後端下部には支持軸受7を左
右一対設け、前記支持軸受7にて左右方向に延びたパイ
プ状の支持部材8を回転可能に支持している。また支持
部材8の中間にはア−ム9を固定し、ア−ム9と車体2
との間に第1駆動手段である格納用シリンダ10を設
け、格納用シリンダ10の伸縮にて支持部材8を回転さ
せるようになっている。
【0010】前記支持部材8の左右両端には2枚1組の
取付部材11が左右に一対固定されている。前記取付部
材11は平板状で三角形を成し、一隅部に支持部材8が
固定されている。12、13は上下平行に配置された上
部リンク及び下部リンクで、両リンク12、13の基部
は支持部材11最外側壁の他隅部、すなわち一隅部より
前方(図1左側)に位置する上下の隅部にそれぞれ軸支
してある。
【0011】14は前記両リンク12、13の先部間を
連結するための連結部材で、該連結部材14の上部には
上部シャフト15を突出させて上部リンク12の先部を
軸支してある。また連結部材14の下部には孔16を形
成してその孔16に下部リンク13を支持する下部シャ
フト17を貫通させるとともに下部シャフト17のスト
ッパ18にて孔16から抜けでないようになっている。
抜け止めのために下部シャフトを連結部材に溶接しても
よい。
【0012】19は上部シャフト15に設けたスペーサ
である。20は荷物を搭載するための荷受台で、該荷受
台20の基部には軸支穴21を設けてその軸支穴21に
前記下部シャフト17の内側端部を挿入させ、荷受台2
0を支持するようになっている。また、荷受台20は連
結部材14との間に設けた屈折リンク22にて水平状態
に保持されるようになっている。
【0013】前記荷受台20は荷受台本体23と荷受台
本体23の先端に蝶着されて荷受台本体23上に2つ折
りできる補助台24とから成っている。また屈折リンク
22を畳んで下部シャフト17を中心に荷受台20を上
方回動させると連結部材14のピン孔25と荷受台20
のピン孔26とが一致し、両孔25,26に固定ピン2
7を挿入することにより荷受台20を起立状態に保持で
きるようになっている。
【0014】28は上部リンク12を回動させるための
第2駆動手段である昇降用シリンダで、該昇降用シリン
ダ28は一組の取付部材11の間に配置されるとともに
上部リンク12に一体のア−ム29と取付部材11との
間に設けられ、昇降用シリンダ28の伸縮にて両リンク
12、13が上下回動するようになっている。尚、実施
例では下部シャフトにて荷受台を支持するようにしてい
るが、上部シャフトにて支持するようにしても同様の作
用効果を有する。
【0015】また支持部材を車体に固定して取付部材を
支持部材上で回動可能にしてもよく、更に支持部材を荷
台側に設けるようにすることも可能である。また、実施
例では荷受台を連結部材との間にて固定可能になってい
るが、各リンク、取付部材等に適宜固定部材を使用して
固定することも可能である。本発明は前記の如き構成で
次に作用について説明すると、荷物の積卸作業を行なう
場合には図1の如く、まず格納用シリンダ10を縮小さ
せ、取付部材11を図1反時計回りに回動させて前方回
動位置に固定し、それとともに後扉4を開く。
【0016】その状態で荷受台20を実線位置から一点
鎖線位置まで上昇させる場合には昇降用シリンダ28を
伸長させて両リンク12、13を上方回動させ、一点鎖
線位置から実線位置まで降下させる場合には昇降用シリ
ンダ28を縮小させて両リンク12、13を下方回動さ
せ、これにより地上と荷台3との間での荷物の積卸しを
行なう。
【0017】荷受台を格納する場合には、まず荷受台2
0を図3の一点鎖線の位置まで昇降させた後補助台24
を荷受台本体23上に折り畳む。荷受台20を実線位
置、すなわち連結部材14と重合させた位置まで上方回
動させ、固定ピン27を連結部材14と荷受台20の両
ピン孔25、26に挿通させて荷受台20を連結部材1
4に固定する。その際、補助台24は適宜固定手段にて
荷受台本体23に固定しておく。
【0018】前記状態にて格納用シリンダ10を伸長さ
せ、支持部材8及び取付部材11を図3時計回りに約9
0度回動させて荷受台20を幾分降下させ、図4の如く
取付部材11を後方回動位置に固定する。その後昇降用
シリンダ28を縮小させて連結部材14及び荷受台20
を略水平状態にて図5の如く車体2下方の近接位置に格
納する。その際、両リンク12、13は車体2及び荷箱
主桁5より外側方に位置するため両リンク12、13を
車体2及び荷箱主桁5に邪魔されることなく上昇させる
ことができ、荷受台20を車体2下面に近接させること
ができる。
【0019】荷受台格納後はその状態にて走行する。ま
たプラットホ−ムが有る積卸場所では格納状態のままで
荷箱1をプラットホ−ムに近づけ、後扉4を開いて積卸
作業を行なう。
【0020】
【発明の効果】以上の如く本発明は平行リンク機構が設
けられた取付部材を車体に対して回動可能に設け、平行
リンク機構の先部に荷受台を設け、取付部材を回動させ
ることにて荷受台を車体下方に格納できるようにしたの
で、従来の如く荷受台の格納スペ−スを確保するために
車体等の一部を切り欠く必要が無くなり、既存の車両に
も大幅な改造をすることなく簡単に取り付けることがで
きる。
【0021】また車体等を切り欠く必要が無いため従来
のような荷箱の強度を低下するという欠点を解消するこ
とができる。更にリンクと連結部材と荷受台とを1本の
シャフトにて連結するようにしたので、部品点数が少な
くなり安価に製作することが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の積卸作業時の作動状態図である。
【図2】図1のA−A図である。
【図3】荷受台格納時の作動初期状態図である。
【図4】荷受台格納時の作動中間状態図である。
【図5】荷受台格納時の作動最終状態図である。
【図6】図3のAーA図である。
【符号の説明】
2 車体 3 荷台 8 支持部材 10 格納用シリンダ 11 取付部材 12 上部リンク 13 下部リンク 14 連結部材 15 上部シャフト 17 下部シャフト 20 荷受台 21 軸支穴 28 昇降用シリンダ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 荷台下方にて車体若しくは荷台に回動可
    能に設けた左右一対の取付部材と、前記取付部材を回動
    させるため車体若しくは荷台に設けた第1駆動手段と、
    基部を前記取付部材の回動中心より離れた取付部材の一
    部に軸支するとともに先部をシャフトを介して連結部材
    に軸支することにより平行リンク機構を形成する上・下
    部リンクと、前記上・下部リンクの少なくとも一方を回
    動させるため取付部材に設けた第2駆動手段と、前記上
    ・下部リンクのいずれか一方のシャフトに支持されると
    ともに取付部材の回動にて車体の下方に格納できる荷受
    台とからなる荷受台昇降装置。
JP4060395A 1992-03-17 1992-03-17 荷受台昇降装置 Pending JPH05262178A (ja)

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JP4060395A JPH05262178A (ja) 1992-03-17 1992-03-17 荷受台昇降装置

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JP4060395A JPH05262178A (ja) 1992-03-17 1992-03-17 荷受台昇降装置

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JPH05262178A true JPH05262178A (ja) 1993-10-12

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ID=13140928

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JP4060395A Pending JPH05262178A (ja) 1992-03-17 1992-03-17 荷受台昇降装置

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JP (1) JPH05262178A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH05310073A (ja) * 1992-05-01 1993-11-22 Kyokuto Kaihatsu Kogyo Co Ltd 荷受台昇降装置

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH05238304A (ja) * 1992-03-02 1993-09-17 Kyokuto Kaihatsu Kogyo Co Ltd 荷受台昇降装置

Patent Citations (1)

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JPH05238304A (ja) * 1992-03-02 1993-09-17 Kyokuto Kaihatsu Kogyo Co Ltd 荷受台昇降装置

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Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Effective date: 20040420

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