JP2690236B2 - 荷受台昇降装置 - Google Patents

荷受台昇降装置

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JP2690236B2
JP2690236B2 JP7057492A JP7057492A JP2690236B2 JP 2690236 B2 JP2690236 B2 JP 2690236B2 JP 7057492 A JP7057492 A JP 7057492A JP 7057492 A JP7057492 A JP 7057492A JP 2690236 B2 JP2690236 B2 JP 2690236B2
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博 池田
尚夫 魚田
幸治 岩谷
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Kyokuto Kaihatsu Kogyo Co Ltd
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Kyokuto Kaihatsu Kogyo Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は荷受台を昇降させて荷物
の積卸しを行なうとともに不使用時にはコンパクトに格
納できるようにした荷受台昇降装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】一般に荷受台昇降装置は荷台下方の車体
に平行リンク機構を有するように上・下部リンクを設
け、その上・下部リンクの先端に荷受台を水平状態に設
け、上・下部リンクを回動させて荷受台を昇降させるよ
うになっている。ところで荷受台不使用時には実開昭6
3−46243号公報に開示されている如く荷台の後扉
の後方に荷受台を起立させて格納させるようになってい
る。
【0003】そのため、荷箱と同じ高さのプラットホ−
ムから荷物の積卸しをする際には格納された荷受台が邪
魔になって後扉を開くことができないという問題があ
る。そこで上記問題点を解消するため実開昭57−14
7136号公報に開示されている如く荷受台を降下さ
せ、荷受台を2つ折りするとともに回動させ、その状態
で上・下部リンクを上方回動させて荷台下方に荷受台を
格納するようになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが前記構造であ
れば、上・下部リンクは左右に位置するが、荷受台は荷
台と同等の幅を有するため、荷台下方に大きな格納スペ
−スを確保する必要から、格納スペ−スに位置する車体
や荷台の各種補強桁を切り欠く必要があり、特に既存の
車両に設ける際には大幅な改造が必要となる。
【0005】また車体等を切り欠くため荷台の強度が低
下し、重量物の積載ができないという欠点がある。そこ
で本発明の目的は車体や荷台をほとんど改造することな
く荷受台をコンパクトに格納できる荷受台昇降装置を提
供するものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は荷台下方にて車
体若しくは荷台に支持部材を介して回動可能に設けた左
右一対の取付部材と、前記取付部材を回動させるため車
体若しくは荷台に設けた第1駆動手段と、基部を、前記
取付部材の回動中心より離れた取付部材の一部に軸支す
るとともに先部を連結部材に軸支して平行リンク機構を
形成する上・下部リンクと、前記上・下部リンクの少な
くとも一方を回動させるため取付部材に設けた第2駆動
手段と、前記連結部材若しくは上・下部リンクの先部に
軸支されて水平に保持されるとともに取付部材の回動に
て車体の下方に格納できる荷受台と、前記荷受台格納時
に荷受台を支持部材、取付部材若しくは上・下部リンク
と略定間隔に保持する固縛部材とからなることを特徴と
するものである。
【0007】
【作用】荷物の積卸しをする場合には第2駆動手段を駆
動させて上・下部リンクを上下回動させ、荷受台を水平
状態にて昇降させることにより荷物の積卸しを行なう。
荷受台を格納する場合には荷受台を起立させて固縛部材
にて取付部材等に略定間隔の状態に保持するように固定
し、その状態で第1駆動手段にて取付部材を回動させて
荷受台を移動させ、荷受台を車体近接位置に格納する。
【0008】
【実施例】以下本発明の実施例を図面にて説明すると、
1は車体2上に搭載された荷箱で、該荷箱1は荷台3及
び後扉4を有し、荷台3の下面には補強桁として主桁5
及び補助桁6がある。前記車体2はシャシフレ−ムとサ
ブフレ−ムとから成る場合又はシャシフレ−ムのみから
成る場合のいずれでもよい。
【0009】前記車体2の後端下部には支持軸受7を左
右一対設け、前記支持軸受7にて左右方向に延びたパイ
プ状の支持部材8を回転可能に支持している。また支持
部材8の中間にはア−ム9を固定し、ア−ム9と車体2
との間に第1駆動手段である格納用シリンダ10を設
け、格納用シリンダ10の伸縮にて支持部材8を回転さ
せるようになっている。
【0010】前記支持部材8の左右両端には2枚1組の
取付部材11が左右に一対固定されている。前記取付部
材11は平板状で三角形を成し、一隅部に支持部材8が
固定されている。12、13は上下平行に配置された上
部リンク及び下部リンクで、両リンク12、13の基部
は支持部材11最外側壁の他隅部、すなわち一隅部より
前方(図1左側)に位置する上下の隅部にそれぞれシャ
フト14、14にて枢支してある。
【0011】前記両リンク12、13の先部には断面L
形で垂直状の連結部材15をそれぞれシャフト16、1
6にて枢支し、前記両リンク12、13にて平行リンク
機構を形成している。前記連結部材15の下部には荷受
台17の基部を軸支し、連結部材15と荷受台17との
間に設けた屈折リンク18にて荷受台17を水平状態に
保持するようになっている。
【0012】前記荷受台17は荷受台本体19と荷受台
本体19の先端に蝶着されて荷受台本体19上に2つ折
りできる補助台20とから成っている。21は荷受台1
7を起立させた状態で取付部材11と定間隔に保持する
ための固縛部材で、該固縛部材21の両端には係合部2
2、22を形成し、一方の係合部22を荷受台17側面
のピン23に係合させ、他方の係合部22を上部リンク
12基部のシャフト14に係合させうるようになってい
る。
【0013】24は上部リンク12を回動させるための
第2駆動手段である昇降用シリンダで、該昇降用シリン
ダ24は一組の取付部材11の間に配置されるとともに
上部リンク12に一体のア−ム25と取付部材11との
間に設けられ、昇降用シリンダ24の伸縮にて両リンク
12、13が上下回動するようになっている。尚、実施
例では荷受台を連結部材に枢支しているが、上・下部リ
ンクのいずれかのシャフトに枢支することも可能であ
る。また、実施例では固縛部材の他方の係合部を上部リ
ンクのシャフトに係合させるようにしているが、荷受台
が支持部材、取付部材、上・下部リンクのいずれかと略
定間隔に保持できる位置に係合できるようにすれば同様
の作用効果を有する。また支持部材を車体に固定して取
付部材を支持部材上で回動可能にしてもよく、更に支持
部材を荷台に設けるようにすることも可能である。
【0014】本発明は前記の如き構成で次に作用につい
て説明すると、荷物の積卸作業を行なう場合には図1の
如く、まず格納用シリンダ10を縮小させ、取付部材1
1を反時計回り(図1)に回動させて前方回動位置に固
定する。その状態で荷受台17を実線位置から一点鎖線
位置まで上昇させる場合には昇降用シリンダ24を伸長
させて両リンク12、13を上方回動させ、一点鎖線位
置から実線位置まで降下させる場合には昇降用シリンダ
24を縮小させて両リンク12、13を下方回動させ、
これにより地上と荷台3との間での荷物の積卸しを行な
う。
【0015】荷受台を格納する場合には、まず荷受台1
7を図3の一点鎖線の位置まで昇降させた後補助台20
を荷受台本体19上に折り畳む。荷受台17を実線位
置、すなわち連結部材15と重合させた位置まで上方回
動させ,固縛部材21の一方の係合部22を荷受台17
側のピン23に係合させ、他方の係合部22を上部リン
ク12のシャフト14に係合させ,取付部材11と定間
隔に荷受台17を保持する。
【0016】その際、補助台20は適宜固定手段にて荷
受台本体19に固定しておく。前記状態にて格納用シリ
ンダ10を伸長させ、支持部材8及び取付部材11を時
計回り(図3)に約90度回動させて荷受台17を降
下、上昇させ、図4の如く取付部材11を後方回動位置
に固定する。これにて連結部材15及び荷受台17を略
水平状態にて車体2下方の近接位置に格納する。
【0017】その際、両リンク12、13は車体2及び
荷箱主桁5より外側方に位置するため両リンク12、1
3を車体2及び荷箱主桁5に邪魔されることなく上昇さ
せることができ、荷受台17を車体2下面に近接させる
ことができる。ところで、図3での荷受台起立位置が一
点鎖線より幾分上方の場合には荷受台17が連結部材1
5より幾分前傾の状態で固縛部材21にて固定される
が、取付部材11回動後に両リンク12、13を更に回
動させることにより荷受台17を図4の状態に格納する
ことができる。
【0018】荷受台格納後はその状態にて走行する。ま
たプラットホ−ムが有る積卸場所では格納状態のままで
荷箱1をプラットホ−ムに近づけ、後扉4を開いて積卸
作業を行なう。
【0019】
【発明の効果】以上の如く本発明は平行リンク機構が設
けられた取付部材を車体に対して回動可能に設け、取付
部材を回動させることにて荷受台を格納できるようにし
たので、従来の如く荷受台の格納スペ−スを確保するた
めに車体等の一部を切り欠く必要が無くなり、既存の車
両にも大幅な改造をすることなく簡単に取り付けること
ができる。
【0020】また車体等を切り欠く必要が無いため従来
のような荷箱の強度を低下するという欠点を解消するこ
とができる。更に、固縛部材にて荷受台を取付部材等に
対して定間隔に保持するようにしたので、荷受台を確実
に格納できるとともに格納状態を保持することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の積卸作業時の作動状態図である。
【図2】図1のA−A図である。
【図3】荷受台格納時の作動初期状態図である。
【図4】荷受台格納時の作動最終状態図である。
【図5】図4のB−B図である。
【符号の説明】
2 車体 3 荷台 8 支持部材 10 格納用シリンダ 11 取付部材 12 上部リンク 13 下部リンク 14 連結部材 17 荷受台 21 固縛部材 24 昇降用シリンダ

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 荷台下方にて車体若しくは荷台に支持部
    材を介して回動可能に設けた左右一対の取付部材と、前
    記取付部材を回動させるため車体若しくは荷台に設けた
    第1駆動手段と、基部を、前記取付部材の回動中心より
    離れた取付部材の一部に軸支するとともに先部を連結部
    材に軸支して平行リンク機構を形成する上・下部リンク
    と、前記上・下部リンクの少なくとも一方を回動させる
    ため取付部材に設けた第2駆動手段と、前記連結部材若
    しくは上・下部リンクの先部に軸支されて水平に保持さ
    れるとともに取付部材の回動にて車体の下方に格納でき
    る荷受台と、前記荷受台格納時に荷受台を支持部材、取
    付部材若しくは上・下部リンクと略定間隔に保持する固
    縛部材とからなる荷受台昇降装置。
JP7057492A 1992-03-27 1992-03-27 荷受台昇降装置 Expired - Lifetime JP2690236B2 (ja)

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JPH05270309A JPH05270309A (ja) 1993-10-19
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