JPH05238304A - 荷受台昇降装置 - Google Patents

荷受台昇降装置

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JPH05238304A
JPH05238304A JP4419592A JP4419592A JPH05238304A JP H05238304 A JPH05238304 A JP H05238304A JP 4419592 A JP4419592 A JP 4419592A JP 4419592 A JP4419592 A JP 4419592A JP H05238304 A JPH05238304 A JP H05238304A
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Hiroshi Ikeda
博 池田
Hisao Uota
尚夫 魚田
Koji Iwatani
幸治 岩谷
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Kyokuto Kaihatsu Kogyo Co Ltd
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Kyokuto Kaihatsu Kogyo Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】平行リンク機構の回動により昇降される荷受台
を、車体等を改造することなく車体下方にコンパクトに
格納できるようにする。 【構成】車体2側に取付部材11を回動可能に設け、取
付部材11に上・下部リンク12、13を介して荷受台
15を昇降可能に支持する。車体2と取付部材11との
間には取付部材11を回動させて荷受台15を車体2下
面に近接させて格納させる格納用シリンダ10を設け
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は荷受台を昇降させて荷物
の積卸しを行なうとともに不使用時にはコンパクトに格
納できるようにした荷受台昇降装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】一般に荷受台昇降装置は荷台下方の車体
に平行リンク機構を有するように上・下部リンクを設
け、その上・下部リンクの先端に荷受台を水平状態に設
け、上・下部リンクを回動させて荷受台を昇降させるよ
うになっている。ところで荷受台不使用時には実開昭6
3−46243号公報に開示されている如く荷台の後扉
の後方に荷受台を起立させて格納させるようになってい
る。
【0003】そのため、荷箱と同じ高さのプラットホ−
ムから荷物の積卸しをする際には格納された荷受台が邪
魔になって後扉を開くことができないという問題があ
る。そこで上記問題点を解消するため実開昭57−14
7136号公報に開示されている如く荷受台を降下さ
せ、荷受台を2つ折りするとともに回動させ、その状態
で上・下部リンクを上方回動させて荷台下方に荷受台を
格納するようになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが前記構造であ
れば、上・下部リンクは左右に位置するが、荷受台は荷
台と同等の幅を有するため、荷台下方に大きな格納スペ
−スを確保する必要から、格納スペ−スに位置する車体
や荷台の各種補強桁を切り欠く必要があり、特に既存の
車両に設ける際には大幅な改造が必要となる。
【0005】また車体等を切り欠くため荷台の強度が低
下し、重量物の積載ができないという欠点がある。そこ
で本発明の目的は車体や荷台をほとんど改造することな
く荷受台をコンパクトに格納できる荷受台昇降装置を提
供するものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は荷台下方にて車
体若しくは荷台に回動可能に設けた左右一対の取付部材
と、前記取付部材を回動させるため車体若しくは荷台に
設けた第1駆動手段と、基部を、前記取付部材の回動中
心より離れた取付部材の一部に軸支するとともに先部を
取付支柱に軸支して平行リンク機構を形成する上・下部
リンクと、前記上・下部リンクの少なくとも一方を回動
させるため取付部材に設けた第2駆動手段と、前記取付
支柱に軸支されて水平に保持されるとともに取付部材の
回動にて車体の下方に格納できる荷受台とからなること
を特徴とするものである。
【0007】
【作用】荷物の積卸しをする場合には第2駆動手段を駆
動させて上・下部リンクを上下回動させ、荷受台を水平
状態にて昇降させることにより荷物の積卸しを行なう。
荷受台を格納する場合には荷受台を起立させて取付支柱
に重合させるとともに取付支柱に固定し、その状態で、
第1駆動手段にて取付部材を回動させて荷受台を降下さ
せ、第2駆動手段を駆動させて荷受台を車体近接位置ま
で上昇格納する。
【0008】
【実施例】以下本発明の実施例を図面にて説明すると、
1は車体2上に搭載された荷箱で、該荷箱1は荷台3及
び後扉4を有し、荷台3の下面には補強桁として主桁5
及び補助桁6がある。前記車体2はシャシフレ−ムとサ
ブフレ−ムとから成る場合又はシャシフレ−ムのみから
成る場合のいずれでもよい。
【0009】前記車体2の後端下部には支持軸受7を左
右一対設け、前記支持軸受7にて左右方向に延びたパイ
プ状の支持部材8を回転可能に支持している。また支持
部材8の中間にはア−ム9を固定し、ア−ム9と車体2
との間に第1駆動手段である格納用シリンダ10を設
け、格納用シリンダ10の伸縮にて支持部材8を回転さ
せるようになっている。
【0010】前記支持部材8の左右両端には2枚1組の
取付部材11が左右に一対固定されている。前記取付部
材11は平板状で三角形を成し、一隅部に支持部材8が
固定されている。12、13は上下平行に配置された上
部リンク及び下部リンクで、両リンク12、13の基部
は支持部材11最外側壁の他隅部、すなわち一隅部より
前方(図1左側)に位置する上下の隅部にそれぞれ軸支
してある。
【0011】前記両リンク12、13の先部には断面L
形で垂直状の取付支柱をそれぞれ軸支し、前記両リンク
12、13にて平行リンク機構を形成している。前記取
付支柱14の下部には荷受台15の基部を軸支し、取付
支柱14と荷受台15との間に設けた屈折リンク16に
て荷受台15を水平状態に保持するようになっている。
【0012】前記荷受台15は荷受台本体17と荷受台
本体17の先端に蝶着されて荷受台本体17上に2つ折
りできる補助台18とから成っている。また屈折リンク
16を畳んで荷受台15を上方回動させると取付支柱1
4上端の固縛部材19にて荷受台15側面のピン20を
固縛するようになっている。21は上部リンク12を回
動させるための第2駆動手段である昇降用シリンダで、
該昇降用シリンダ21は一組の取付部材11の間に配置
されるとともに上部リンク12に一体のア−ム22と取
付部材11との間に設けられ、昇降用シリンダ21の伸
縮にて両リンク12、13が上下回動するようになって
いる。
【0013】尚、実施例では荷受台昇降装置を車体の後
部に設けているが、車体の側方に設けることも可能であ
る。また支持部材を車体に固定して取付部材を支持部材
上で回動可能にしてもよく、更に支持部材を荷台に設け
るようにすることも可能である。また、荷受台は2つ折
りに限定されるものではなく、一枚板状及び3つ折り以
上であってもよい。
【0014】本発明は前記の如き構成で次に作用につい
て説明すると、荷物の積卸作業を行なう場合には図1の
如く、まず格納用シリンダ10を縮小させ、取付部材1
1を図1反時計回りに回動させて前方回動位置に固定す
る。その状態で荷受台15を実線位置から一点鎖線位置
まで上昇させる場合には昇降用シリンダ21を伸長させ
て両リンク12、13を上方回動させ、一点鎖線位置か
ら実線位置まで降下させる場合には昇降用シリンダ21
を縮小させて両リンク12、13を下方回動させ、これ
により地上と荷台3との間での荷物の積卸しを行なう。
【0015】荷受台を格納する場合には、まず荷受台1
5を図3の一点鎖線の位置まで昇降させた後補助台18
を荷受台本体17上に折り畳む。荷受台15を実線位
置、すなわち取付支柱14と重合させた位置まで上方回
動させてピン20を固縛部材19にて固縛することによ
り荷受台15を取付支柱14に固定する。
【0016】その際、補助台18は適宜固定手段にて荷
受台本体17に固定しておく。前記状態にて格納用シリ
ンダ10を伸長させ、支持部材14及び取付部材11を
図3時計回りに約90度回動させて荷受台15を幾分降
下させ、図4の如く取付部材11を後方回動位置に固定
する。その後昇降用シリンダ21を縮小させて取付支柱
14及び荷受台15を略水平状態にて図5の如く車体2
下方の近接位置に格納する。
【0017】その際、両リンク12、13は車体2及び
荷箱主桁5より外側方に位置するため両リンク12、1
3を車体2及び荷箱主桁5に邪魔されることなく上昇さ
せることができ、荷受台15を車体2下面に近接させる
ことができる。荷受台格納後はその状態にて走行する。
またプラットホ−ムが有る積卸場所では格納状態のまま
で荷箱1をプラットホ−ムに近づけ、後扉4を開いて積
卸作業を行なう。
【0018】
【発明の効果】以上の如く本発明は平行リンク機構が設
けられた取付部材を車体に対して回動可能に設け、取付
部材を回動させることにて荷受台を格納できるようにし
たので、従来の如く荷受台の格納スペ−スを確保するた
めに車体等の一部を切り欠く必要が無くなり、既存の車
両にも大幅な改造をすることなく簡単に取り付けること
ができる。
【0019】また車体等を切り欠く必要が無いため従来
のような荷箱の強度を低下するという欠点を解消するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の積卸作業時の作動状態図である。
【図2】図1のA−A図である。
【図3】荷受台格納時の作動初期状態図である。
【図4】荷受台格納時の作動中間状態図である。
【図5】荷受台格納時の作動最終状態図である。
【符号の説明】
2 車体 3 荷台 8 支持部材 10 格納用シリンダ 11 取付部材 12 上部リンク 13 下部リンク 14 取付支柱 15 荷受台 21 昇降用シリンダ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 荷台下方にて車体若しくは荷台に回動可
    能に設けた左右一対の取付部材と、前記取付部材を回動
    させるため車体若しくは荷台に設けた第1駆動手段と、
    基部を、前記取付部材の回動中心より離れた取付部材の
    一部に軸支するとともに先部を取付支柱に軸支して平行
    リンク機構を形成する上・下部リンクと、前記上・下部
    リンクの少なくとも一方を回動させるため取付部材に設
    けた第2駆動手段と、前記取付支柱に軸支されて水平に
    保持されるとともに取付部材の回動にて車体の下方に格
    納できる荷受台とからなる荷受台昇降装置。
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JPH05310073A (ja) * 1992-05-01 1993-11-22 Kyokuto Kaihatsu Kogyo Co Ltd 荷受台昇降装置

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