JPH0526072U - 紙容器解体具 - Google Patents

紙容器解体具

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Publication number
JPH0526072U
JPH0526072U JP7448291U JP7448291U JPH0526072U JP H0526072 U JPH0526072 U JP H0526072U JP 7448291 U JP7448291 U JP 7448291U JP 7448291 U JP7448291 U JP 7448291U JP H0526072 U JPH0526072 U JP H0526072U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cutter
paper container
container
holder
paper
Prior art date
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Pending
Application number
JP7448291U
Other languages
English (en)
Inventor
邦夫 鈴木
Original Assignee
株式会社愛邦
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Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社愛邦 filed Critical 株式会社愛邦
Priority to JP7448291U priority Critical patent/JPH0526072U/ja
Publication of JPH0526072U publication Critical patent/JPH0526072U/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 牛乳パック等の紙容器を極めて簡単に、かつ
安全に切断する。 【構成】 カッター保持具1はL字状の当接凹部3を有
しており、この当接凹部3の基端5にカッター6を配設
する。また、紙容器14の内部に当接する箱状の容器保持
具7を立設する。 【効果】 紙容器14を容器保持具7に挿入する。そし
て、紙容器14の側面17間に当接凹部3を係合させながら
カッター保持具1を移動させて、折り目部18をカッター
6により簡単にかつ安全に切断することができる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、主として牛乳パックなどの紙容器を切断することの可能な紙容器解 体具に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、主として牛乳などの液体飲料を収納する手段として、胴体断面が方形状 の厚紙容器の中に液体を充填し、上面開口部のフラップを熱圧着によって密封し たものが知られており、厚紙容器は内部からの液体の浸出を防止するために、予 めポリエチレンなどの熱可塑性プラスチックフィルムを積層したものが利用され て好適である。ところで、近年地球資源の保護、特に森林の乱伐による環境破壊 が問題提起される折、こうした紙容器の再利用が注目されるようになり、消費者 側において使用済みの紙容器をそれぞれ解体展開した後回収し、これを水中に投 入することにより、水に対する浸透性の違いから紙繊維部とプラスチックフィル ム部とを分離させることで、簡単に紙を再生することが行われるようになってい る。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
上記従来技術においては、使用済みの紙容器を解体展開する際、紙容器は厚紙 により中空箱型に形成されているため、通常のカッター等によって折り目部の切 断を行うことは極めて困難であるとともに、切断作業において多大な時間を要し 、しかも、手を滑らせやすく怪我が頻発するといった危険性を有していた。
【0004】 そこで本考案は上記問題点を解決して、極めて簡単に折り目部分の切断を行え るとともに、安全性に優れた紙容器解体具を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本考案はL字状に形成された当接凹部を有するカッター保持具と、前記当接凹 部の基端に設けられたカッターとを具備するものである。
【0006】 また、本考案は前記カッターにより解体される紙容器内部に当接する箱状の容 器保持具を設けたものである。
【0007】 また、本考案は前記カッターにより解体される紙容器内部に当接する棒体を組 み合わせてなる容器保持具を設けたものである。
【0008】
【作用】
上記構成により、カッター保持具の当接凹部に紙容器の折り目部の両側面を当 接させ、この保持具を折り目部に沿って移動させるだけで、折り目部はカッター により切断される。また、紙容器の内部に容器保持具を挿入することにより、紙 容器は立設した状態で切断される。
【0009】
【実施例】
以下、本考案の実施例を添付図面を参照して説明する。
【0010】 図1乃至図3は本考案の第1実施例を示しており、図1において、1はプラス チック成型された断面Y字状のカッター保持具であり、このカッター保持具1は 分岐片2の内側にL字状に形成された当接凹部3と、分岐片2より延設された長 方形板状のホルダー片4とにより構成される。また、前記当接凹部3の基端5よ り、カッター6を突設する。7は胴体断面が略正方形状で、安定載置のために底 面8の面積を上面9より大に形成した箱状の容器保持具である。この容器保持具 7は、後述する牛乳パックなどの紙容器の内部に当接するとともに、上面9及び 各側面10間に面取り部11を形成している。また、上面9の略中央にはカッター保 持具1が着脱可能な鍵穴状の収納部12が穿設され、さらに、側面10には計量用の 目盛り部13が形成されている。
【0011】 次に、上記構成につきその作用を図1並びに図2及び図3の使用状態図に基づ いて説明する。
【0012】 先ず、容器保持具7を適所に載置し、予めカッター保持具1を収納部12より取 り出した後、図2に示すように、牛乳パック等の紙容器14の上部接合面を開口し 、この開口面15より容器保持具7を挿入して、紙容器14の内面16と容器保持具7 とを当接させる。次に、ホルダー片4を手で持ちながら、紙容器14の側面17にカ ッター保持具1の当接凹部3を係合させると、当接凹部3の基端5より突出する カッター6はその先端が容器保持具7の面取り部11に当接しない状態で、折り目 部18を貫通する。この状態で、カッター保持具1を折り目部18に沿って移動させ ると、容器保持具7は傷付くことなく折り目部18がカッター6により切断され、 紙容器14の側面17は開状態となる。同様にして、紙容器14の側面17及び底面19に 当接凹部3を係合させながら、カッター保持具1を折り目部18A,18B,18Cに 沿って移動させ、この折り目部18A,18B,18Cを切断することにより、紙容器 14の底面15は開口し、これによって紙容器14全体が解体展開される。
【0013】 以上のように上記実施例においては、紙容器14の側面17間、及び側面17と底面 19との間に当接凹部3を係合させながらカッター保持具1を移動させるだけで、 折り目部18,18A,18B,18Cをカッター6により極めて簡単に切断して紙容器 14を解体展開させることができ、作業能率を大幅に向上させることが可能となる 。また、予め紙容器14を容器保持具7に挿入することにより、カッター6の切断 作業をより迅速に行うことができる。また、作業中において、カッター6は外方 に露出することが一切ないため、万一手を滑らせた場合でもカッター6により怪 我をする可能性はなく、しかも、使用しない状態においては、容器保持具7の収 納部12によりカッター保持具1を保管することができるため、いずれの場合にお いてもその安全性に極めて優れる。
【0014】 図4は本考案の第2実施例を示すものであり、前記第1実施例と同一部分には 同一符号を付し、その共通する部分の詳細なる説明は省略する。本実施例におい て、容器保持具7Aは紙容器14の内部に当接しコ字状に折曲げ形成した棒体たる 一対の案内棒21,21Aと、この案内棒21,21Aに接続される支持棒22,23とによ り構成される。そして、この容器保持具7Aに紙容器を挿入し、カッター保持具 1を案内棒21,21Aに沿って移動させることにより、切断作業を連続的に行うこ とができ、その作業効率をさらに向上させることが可能となる。
【0015】 尚、本考案は上記実施例に限定されるものではなく、例えば、カッター保持具 の形状等は適宜変更可能であり、持ちやすくするためにホルダー片を長片状にし たり、また、ハンドルや柄などを取付けてもよい。さらに、容器保持具を折り畳 み可能にして、使用しない場合における収納スペースの削減を図ることもできる 。
【0016】
【考案の効果】
本考案はL字状に形成された当接凹部を有するカッター保持具と、前記当接凹 部の基端に設けられたカッターとを具備することにより、極めて簡単に折り目部 分の切断を行えるとともに、安全性に優れた紙容器解体具を提供できる。
【0017】 また、本考案は前記カッターにより解体される紙容器内部に当接する箱状の容 器保持具を設けたことにより、極めて簡単に折り目部分の切断を行えるとともに 、安全性に優れた紙容器解体具を提供できる。
【0018】 また、本考案は前記カッターにより解体される紙容器内部に当接する棒体を組 み合わせてなる容器保持具を設けたことにより、極めて簡単に折り目部分の切断 を行えるとともに、安全性に優れた紙容器解体具を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の第1実施例を示す斜視図である。
【図2】同上紙容器を解体する前の状態説明図である。
【図3】同上紙容器を解体する後の状態説明図である。
【図4】本考案の第2実施例を示す容器保持具の斜視図
である。
【符号の説明】
1 カッター保持具 3 当接凹部 6 カッター 7,7A 容器保持具 14 紙容器 21,21A 案内棒(棒体)

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 L字状に形成された当接凹部を有するカ
    ッター保持具と、前記当接凹部の基端に設けられたカッ
    ターとを具備することを特徴とする紙容器解体具。
  2. 【請求項2】 前記カッターにより解体される紙容器内
    部に当接する箱状の容器保持具を設けたことを特徴とす
    る請求項1記載の紙容器解体具。
  3. 【請求項3】 前記カッターにより解体される紙容器内
    部に当接する棒体を組み合わせてなる容器保持具を設け
    たことを特徴とする請求項1記載の紙容器解体具。
JP7448291U 1991-09-17 1991-09-17 紙容器解体具 Pending JPH0526072U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7448291U JPH0526072U (ja) 1991-09-17 1991-09-17 紙容器解体具

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7448291U JPH0526072U (ja) 1991-09-17 1991-09-17 紙容器解体具

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0526072U true JPH0526072U (ja) 1993-04-06

Family

ID=13548542

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7448291U Pending JPH0526072U (ja) 1991-09-17 1991-09-17 紙容器解体具

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH079788U (ja) * 1993-07-21 1995-02-10 有限会社スリーポインテッドミュージック コンパクトディスクケース
JP2011143937A (ja) * 2010-01-14 2011-07-28 Yusuke Yoshioka 紙パック解体器

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4108073B2 (ja) * 2004-09-15 2008-06-25 シャープ株式会社 情報記録再生装置

Patent Citations (1)

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