JPH05260523A - テレビジョン信号の構成方法 - Google Patents
テレビジョン信号の構成方法Info
- Publication number
- JPH05260523A JPH05260523A JP4051307A JP5130792A JPH05260523A JP H05260523 A JPH05260523 A JP H05260523A JP 4051307 A JP4051307 A JP 4051307A JP 5130792 A JP5130792 A JP 5130792A JP H05260523 A JPH05260523 A JP H05260523A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- signal
- image
- television signal
- scanning
- television
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Television Systems (AREA)
- Color Television Systems (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】現行テレビジョン方式との両立性を有して画面
のワイド化を図るレターボックス方式のテレビジョン信
号の構成方法を提供する。 【構成】横長なアスペクト比のコンポーネント形態の画
像信号ＶＨＤ、あるいは複合カラーテレビジョン信号Ｖ
Ｗに対してスタジオ機器類で番組制作に必要な画像処理
を行ない、処理画像のコンポーネント形態の画像信号Ｖ
ＨＤＰ、複合カラーテレビジョン信号ＶＷＰをもとにレ
ターボックス方式のテレビジョン信号ＶＳを構成する。 【効果】スタジオ機器類での画像処理を支障なく行なう
ことができ、かつ、高品質・高精細な画像を送受像でき
るレターボックス方式のテレビジョン信号が構成でき
る。
のワイド化を図るレターボックス方式のテレビジョン信
号の構成方法を提供する。 【構成】横長なアスペクト比のコンポーネント形態の画
像信号ＶＨＤ、あるいは複合カラーテレビジョン信号Ｖ
Ｗに対してスタジオ機器類で番組制作に必要な画像処理
を行ない、処理画像のコンポーネント形態の画像信号Ｖ
ＨＤＰ、複合カラーテレビジョン信号ＶＷＰをもとにレ
ターボックス方式のテレビジョン信号ＶＳを構成する。 【効果】スタジオ機器類での画像処理を支障なく行なう
ことができ、かつ、高品質・高精細な画像を送受像でき
るレターボックス方式のテレビジョン信号が構成でき
る。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明はテレビジョン信号の構成
方法に係り、特に、現行テレビジョン方式との両立性を
有して画面のワイド化を図るレターボックス方式に好適
なテレビジョン信号の構成方法に関する。
方法に係り、特に、現行テレビジョン方式との両立性を
有して画面のワイド化を図るレターボックス方式に好適
なテレビジョン信号の構成方法に関する。
【０００２】
【従来の技術】現行テレビジョン方式との両立性を保有
して、高画質化・高精細化・画面のワイド化を図り、よ
り臨場感の有したテレビ画像を提供するＥＤＴＶの研究
開発が進められている。
して、高画質化・高精細化・画面のワイド化を図り、よ
り臨場感の有したテレビ画像を提供するＥＤＴＶの研究
開発が進められている。
【０００３】このＥＤＴＶの１つの実現形態としてレタ
ーボックス方式と呼ばれるものがある。これは現行テレ
ビジョン方式のアスペクト比の表示画面の上下に無画部
領域を設けて横長なアスペクト比の横長画像を送像する
ものである。この方式のテレビジョン信号は、現行受像
機で受信した場合でも横長なアスペクト比の横長画像を
受像できること、現行受像機での妨害が少ないこととい
う特徴がある。このため、ＥＤＴＶの有力な実現形態を
考えられている。
ーボックス方式と呼ばれるものがある。これは現行テレ
ビジョン方式のアスペクト比の表示画面の上下に無画部
領域を設けて横長なアスペクト比の横長画像を送像する
ものである。この方式のテレビジョン信号は、現行受像
機で受信した場合でも横長なアスペクト比の横長画像を
受像できること、現行受像機での妨害が少ないこととい
う特徴がある。このため、ＥＤＴＶの有力な実現形態を
考えられている。
【０００４】レターボックス方式では、画面の上下の無
画部領域に高精細化を図るための情報を補助信号として
重畳した形態でテレビジョン信号を構成する。そして、
このレターボックス方式のテレビジョン信号の構成に関
しては、特許公報 公開平３−１５９３８８号、公開平
３−１９８５９３号、公開平３−２０６７８８号などに
記載のものがあげられる。
画部領域に高精細化を図るための情報を補助信号として
重畳した形態でテレビジョン信号を構成する。そして、
このレターボックス方式のテレビジョン信号の構成に関
しては、特許公報 公開平３−１５９３８８号、公開平
３−１９８５９３号、公開平３−２０６７８８号などに
記載のものがあげられる。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】上記の従来技術により
構成したレターボックス方式のテレビジョン信号を番組
制作などの素材に使用する場合には、番組制作に必要な
スタジオ機器類での各種の画像処理により、上下の無画
部領域に重畳した補助信号が損なわれてしまうという問
題が発生する。
構成したレターボックス方式のテレビジョン信号を番組
制作などの素材に使用する場合には、番組制作に必要な
スタジオ機器類での各種の画像処理により、上下の無画
部領域に重畳した補助信号が損なわれてしまうという問
題が発生する。
【０００６】本発明の目的は、上記の問題を解決し、ス
タジオ機器類での各種画像処理の影響もなく番組制作な
どが支障なく運営できる形態のレターボックス方式のテ
レビジョン信号の構成方法を提供することにある。
タジオ機器類での各種画像処理の影響もなく番組制作な
どが支障なく運営できる形態のレターボックス方式のテ
レビジョン信号の構成方法を提供することにある。
【０００７】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明においては横長なアスペクト比のコンポーネ
ント形態の画像信号、あるいはコンポジット形態の複合
カラーテレビジョン信号を番組制作の素材として使用
し、スタジオ機器類での各種の画像処理を行なう。そし
て、画像処理して得られるコンポーネント形態の画像信
号、あるいはコンポジット形態の複合カラーテレビジョ
ン信号をもとに、所定のエンコード処理を行ない、レタ
ーボックス方式のテレビジョン信号を構成する。
め、本発明においては横長なアスペクト比のコンポーネ
ント形態の画像信号、あるいはコンポジット形態の複合
カラーテレビジョン信号を番組制作の素材として使用
し、スタジオ機器類での各種の画像処理を行なう。そし
て、画像処理して得られるコンポーネント形態の画像信
号、あるいはコンポジット形態の複合カラーテレビジョ
ン信号をもとに、所定のエンコード処理を行ない、レタ
ーボックス方式のテレビジョン信号を構成する。
【０００８】
【作用】本発明では、番組制作に必要な各種スタジオ機
器での画像処理は、横長なアスペクト比のフルサイズの
コンポーネント形態の画像信号、コンポジット形態の複
合カラーテレビジョン信号に対して行なう。そして、こ
れらの画像処理したフルサイズのコンポーネント形態の
画像信号、コンポジット形態の複合カラーテレビジョン
信号から、画面の上下の無画部領域に重畳する補助信
号、および横長画像部の信号をつくり、レターボックス
方式のテレビジョン信号を構成する。したがって、スタ
ジオ機器での画像処理の影響を受けることもなく高品質
・高精細な画像の送受像ができるレターボックス方式の
テレビジョン信号を構成できる。
器での画像処理は、横長なアスペクト比のフルサイズの
コンポーネント形態の画像信号、コンポジット形態の複
合カラーテレビジョン信号に対して行なう。そして、こ
れらの画像処理したフルサイズのコンポーネント形態の
画像信号、コンポジット形態の複合カラーテレビジョン
信号から、画面の上下の無画部領域に重畳する補助信
号、および横長画像部の信号をつくり、レターボックス
方式のテレビジョン信号を構成する。したがって、スタ
ジオ機器での画像処理の影響を受けることもなく高品質
・高精細な画像の送受像ができるレターボックス方式の
テレビジョン信号を構成できる。
【０００９】また、本発明においてはコンポーネント形
態の画像信号、コンポジット形態の複合カラーテレビジ
ョン信号は、アスペクト比が異なる点を除けば現行の番
組制作で運用している信号と同様な形態で生成する。し
たがって、本発明では現行のスタジオ機器がそのまま使
用できる。
態の画像信号、コンポジット形態の複合カラーテレビジ
ョン信号は、アスペクト比が異なる点を除けば現行の番
組制作で運用している信号と同様な形態で生成する。し
たがって、本発明では現行のスタジオ機器がそのまま使
用できる。
【００１０】
【実施例】本発明による第１の実施例を図１に示すブロ
ック構成図によって説明する。
ック構成図によって説明する。
【００１１】ＨＤＴＶ撮像部１では、例えばアスペクト
比１６対９、走査線数１１２５本、３０フレーム／秒、
２：１インタレース走査の形態で３原色信号Ｒ，Ｇ，Ｂ
（又は輝度信号Ｙ、色差信号Ｒ−Ｙ，Ｂ−Ｙ）のコンポ
ーネントの画像信号ＶＨＤを抽出する。
比１６対９、走査線数１１２５本、３０フレーム／秒、
２：１インタレース走査の形態で３原色信号Ｒ，Ｇ，Ｂ
（又は輝度信号Ｙ、色差信号Ｒ−Ｙ，Ｂ−Ｙ）のコンポ
ーネントの画像信号ＶＨＤを抽出する。
【００１２】コンポーネントスタジオ機器部２ではこの
コンポーネントの画像信号ＶＨＤに対して、画像の縮
少、伸長、回転、ワイプ、クロマキーなどの番組制作に
必要な画像処理を行なう。そして、画像処理したコンポ
ーネントの画像信号ＶＨＤＰを出力する。
コンポーネントの画像信号ＶＨＤに対して、画像の縮
少、伸長、回転、ワイプ、クロマキーなどの番組制作に
必要な画像処理を行なう。そして、画像処理したコンポ
ーネントの画像信号ＶＨＤＰを出力する。
【００１３】ＨＤＴＶ、ＥＤＴＶエンコーダ部３では、
画像信号ＶＨＤＰに対して走査変換、走査線数変換、色
変調、補助信号生成などの所定のエンコード処理を行な
い、走査線数５２５本、現行テレビジョン方式と同一の
フレーム周波数、２：１インタレース走査の形態のレタ
ーボックス方式のテレビジョン信号ＶＳ１を生成する。
画像信号ＶＨＤＰに対して走査変換、走査線数変換、色
変調、補助信号生成などの所定のエンコード処理を行な
い、走査線数５２５本、現行テレビジョン方式と同一の
フレーム周波数、２：１インタレース走査の形態のレタ
ーボックス方式のテレビジョン信号ＶＳ１を生成する。
【００１４】一方、ワイドアスペクトＴＶカメラ部４で
は、走査形態、信号形態は現行テレビジョン方式と同一
でアスペクト比のみが異なり１６対９のコンポジット形
態の複合カラーテレビジョン信号ＶＷを生成する。
は、走査形態、信号形態は現行テレビジョン方式と同一
でアスペクト比のみが異なり１６対９のコンポジット形
態の複合カラーテレビジョン信号ＶＷを生成する。
【００１５】現行スタジオ機器部５ではこのコンポジッ
ト形態の複合カラーテレビジョン信号に対して、現行の
番組制作と同様に、画像の縮少、伸長、回転、ワイプ、
クロマキーなどの画像処理を行なう。そして、必要な画
像処理を行なったコンポジット形態の複合カラーテレビ
ジョン信号ＶＷＰを出力する。
ト形態の複合カラーテレビジョン信号に対して、現行の
番組制作と同様に、画像の縮少、伸長、回転、ワイプ、
クロマキーなどの画像処理を行なう。そして、必要な画
像処理を行なったコンポジット形態の複合カラーテレビ
ジョン信号ＶＷＰを出力する。
【００１６】ＥＤＴＶエンコーダ部６では、複合カラー
テレビジョン信号ＶＷＰに対して、輝度・色信号の分離
復調、走査線数変換、色変調、補助信号生成などの所定
のエンコード処理を行ない、走査線数５２５本、現行テ
レビジョン方式と同一のフレーム周波数、２：１インタ
レース走査の形態のレターボックス方式のテレビジョン
信号ＶＳ２を生成する。
テレビジョン信号ＶＷＰに対して、輝度・色信号の分離
復調、走査線数変換、色変調、補助信号生成などの所定
のエンコード処理を行ない、走査線数５２５本、現行テ
レビジョン方式と同一のフレーム周波数、２：１インタ
レース走査の形態のレターボックス方式のテレビジョン
信号ＶＳ２を生成する。
【００１７】スイッチヤ部７では、素材に応じて対応し
た信号ＶＳ１，ＶＳ２の一方を選択し、レターボックス
方式のテレビジョン信号ＶＳとして出力する。
た信号ＶＳ１，ＶＳ２の一方を選択し、レターボックス
方式のテレビジョン信号ＶＳとして出力する。
【００１８】以下ではこの各ブロック部について実施例
をもとに説明する。
をもとに説明する。
【００１９】図２は、ＨＤＴＶ・ＥＤＴＶエンコーダ部
３の一実施例、図３はこの信号処理説明図である。
３の一実施例、図３はこの信号処理説明図である。
【００２０】スタジオ機器部での画像処理を行なったコ
ンポーネントの画像信号ＶＨＤＰは、Ａ／Ｄ変換部８で
標本化を行ないディジタルの信号に変換する。そして、
ＹＩＱ変換部９では所定のマトリクス演算の操作を行な
い、輝度信号と色差Ｉ，Ｑの信号に変換する。
ンポーネントの画像信号ＶＨＤＰは、Ａ／Ｄ変換部８で
標本化を行ないディジタルの信号に変換する。そして、
ＹＩＱ変換部９では所定のマトリクス演算の操作を行な
い、輝度信号と色差Ｉ，Ｑの信号に変換する。
【００２１】走査変換部１０では、図３に示す様に、走
査線数１１２５本、３０フレーム／秒、２：１インタレ
ース走査の系列から、走査線数５２５本、フレーム周波
数が現行テレビジョン方式の２倍の１：１順次走査の系
列の画像信号ＶＰ（輝度信号ＹＰ、色差信号ＩＰ，Ｑ
Ｐ）に変換する走査変換の処理を行なう。
査線数１１２５本、３０フレーム／秒、２：１インタレ
ース走査の系列から、走査線数５２５本、フレーム周波
数が現行テレビジョン方式の２倍の１：１順次走査の系
列の画像信号ＶＰ（輝度信号ＹＰ、色差信号ＩＰ，Ｑ
Ｐ）に変換する走査変換の処理を行なう。
【００２２】走査線数変換部１１では、走査線の４〜３
変換などの操作で、画像信号ＶＰの有効画素走査線数４
８０本の信号を有効画素走査線数３６０本の信号に変換
する走査線変換の処理を行ない、レターボックス方式の
横長画像に対応する画像信号ＶＰ′（輝度信号ＹＰ′、
色差信号ＩＰ′，ＱＰ′）を生成する。
変換などの操作で、画像信号ＶＰの有効画素走査線数４
８０本の信号を有効画素走査線数３６０本の信号に変換
する走査線変換の処理を行ない、レターボックス方式の
横長画像に対応する画像信号ＶＰ′（輝度信号ＹＰ′、
色差信号ＩＰ′，ＱＰ′）を生成する。
【００２３】インタレース走査変換部１２では、画像信
号ＶＰ′の走査線の２：１の間引き操作および時間軸の
２倍伸長の操作で順次インタレースの走査変換を行な
い、現行テレビジョン方式と同一の２：１インタレース
走査の画像信号ＶＩ（輝度信号ＹＩ、色差信号ＩＩ，Ｑ
Ｉ）を生成する。
号ＶＰ′の走査線の２：１の間引き操作および時間軸の
２倍伸長の操作で順次インタレースの走査変換を行な
い、現行テレビジョン方式と同一の２：１インタレース
走査の画像信号ＶＩ（輝度信号ＹＩ、色差信号ＩＩ，Ｑ
Ｉ）を生成する。
【００２４】主信号変調部１３では、色差信号ＩＩ，Ｑ
Ｉを色副搬送波ｆSCで直交振幅変調して得られる色信号
を輝度信号ＹＩに加算多重して、コンポジット形態の主
信号ＨＭを生成する。
Ｉを色副搬送波ｆSCで直交振幅変調して得られる色信号
を輝度信号ＹＩに加算多重して、コンポジット形態の主
信号ＨＭを生成する。
【００２５】一方、補助信号生成部１４では、輝度信号
ＹＰ，ＹＰ′をもとにレターボックス方式の横長画像部
では伝送できない垂直方向の高域成分、水平方向の高域
成分などを抽出し、時間軸圧縮、時系列変換、変調など
の所定の操作を行ない、上下の無画部領域に重畳する補
助信号ＨＰを生成する。
ＹＰ，ＹＰ′をもとにレターボックス方式の横長画像部
では伝送できない垂直方向の高域成分、水平方向の高域
成分などを抽出し、時間軸圧縮、時系列変換、変調など
の所定の操作を行ない、上下の無画部領域に重畳する補
助信号ＨＰを生成する。
【００２６】多重部１５では、主信号ＨＭと補助信号Ｈ
Ｐとの多重、および同期信号、バースト信号、識別信号
など所定の信号の付加を行なう。そして、Ｄ／Ａ変換部
１６でアナログ信号に変換し、レターボックス方式のテ
レビジョン信号ＶＳ１を生成する。
Ｐとの多重、および同期信号、バースト信号、識別信号
など所定の信号の付加を行なう。そして、Ｄ／Ａ変換部
１６でアナログ信号に変換し、レターボックス方式のテ
レビジョン信号ＶＳ１を生成する。
【００２７】つぎに、ＥＤＴＶエンコーダ部６を図４の
一実施例および図５の信号処理説明図により説明する。
一実施例および図５の信号処理説明図により説明する。
【００２８】スタジオ機器部での画像処理を行なったコ
ンポジットの複合カラーテレビジョン信号ＶＷＰは、Ａ
／Ｄ変換部１７で例えば色副搬送波ｆSCの４倍の周波数
で標本化を行ない、ディジタルの信号に変換する。
ンポジットの複合カラーテレビジョン信号ＶＷＰは、Ａ
／Ｄ変換部１７で例えば色副搬送波ｆSCの４倍の周波数
で標本化を行ない、ディジタルの信号に変換する。
【００２９】ＹＣ分離部１８では、水平・垂直の２次元
の輝度・色信号分離あるいは水平・垂直・時間の３次元
の動き適応型の輝度・色信号分離などの操作を行ない、
輝度信号成分ＹＷ、色信号成分Ｃを抽出する。
の輝度・色信号分離あるいは水平・垂直・時間の３次元
の動き適応型の輝度・色信号分離などの操作を行ない、
輝度信号成分ＹＷ、色信号成分Ｃを抽出する。
【００３０】色復調部１９では、色信号Ｃを色副搬送波
ｆSCで同期検波を行ない、色差信号ＩＷ，ＱＷを復調す
る。
ｆSCで同期検波を行ない、色差信号ＩＷ，ＱＷを復調す
る。
【００３１】走査線変換部２０では、走査線の４〜３変
換などの操作で、画像信号ＶＩＷの有効画素走査線数４
８０本の信号を有効画素走査線数３６０本の信号に変換
する走査線変換の処理を行ない、レターボックス方式の
横長画像に対応する画像信号ＶＩ（輝度信号ＹＩ、色差
信号ＩＩ，ＱＩ）を生成する。
換などの操作で、画像信号ＶＩＷの有効画素走査線数４
８０本の信号を有効画素走査線数３６０本の信号に変換
する走査線変換の処理を行ない、レターボックス方式の
横長画像に対応する画像信号ＶＩ（輝度信号ＹＩ、色差
信号ＩＩ，ＱＩ）を生成する。
【００３２】主信号変調部１３では、色差信号ＩＩ，Ｑ
Ｉを色副搬送波ｆSCで直交振幅変調して得られる色信号
を輝度信号ＹＩに加算多重して、コンポジット形態の主
信号ＨＭを生成する。
Ｉを色副搬送波ｆSCで直交振幅変調して得られる色信号
を輝度信号ＹＩに加算多重して、コンポジット形態の主
信号ＨＭを生成する。
【００３３】一方、補助信号生成部２１では、輝度信号
ＹＷ，ＹＩをもとにレターボックス方式の横長画像部で
は伝送できない垂直方向の高域成分、水平方向の高域成
分などを抽出し、時間軸圧縮、時系列変換、変調などの
所定の操作を行ない、上下の無画部領域に重畳する補助
信号ＨＰを生成する。
ＹＷ，ＹＩをもとにレターボックス方式の横長画像部で
は伝送できない垂直方向の高域成分、水平方向の高域成
分などを抽出し、時間軸圧縮、時系列変換、変調などの
所定の操作を行ない、上下の無画部領域に重畳する補助
信号ＨＰを生成する。
【００３４】多重部１５では、主信号ＨＭに補助信号Ｈ
Ｐを多重し、同期信号、バースト信号、識別信号など所
定の信号の付加を行なう。そして、Ｄ／Ａ変換部１６で
アナログ信号に変換し、レターボックス方式のテレビジ
ョン信号ＶＳ２を生成する。
Ｐを多重し、同期信号、バースト信号、識別信号など所
定の信号の付加を行なう。そして、Ｄ／Ａ変換部１６で
アナログ信号に変換し、レターボックス方式のテレビジ
ョン信号ＶＳ２を生成する。
【００３５】以上、本実施例によればスタジオ機器類で
の画像処理の影響を受けることもなく高品質・高精細な
画像を送受像できるレターボックス方式のテレビジョン
信号が構成できる。
の画像処理の影響を受けることもなく高品質・高精細な
画像を送受像できるレターボックス方式のテレビジョン
信号が構成できる。
【００３６】つぎに、本発明の第２の実施例を図６に示
すブロック構成図によって説明する。
すブロック構成図によって説明する。
【００３７】ＨＤＴＶ撮像部１では、例えばアスペクト
比１６対９、走査線数１１２５本、３０フレーム／秒、
２：１インタレース走査の形態で３原色信号Ｒ，Ｇ，Ｂ
（又は輝度信号Ｙ、色差信号Ｒ−Ｙ，Ｂ−Ｙ）のコンポ
ーネントの画像信号ＶＨＤを抽出する。
比１６対９、走査線数１１２５本、３０フレーム／秒、
２：１インタレース走査の形態で３原色信号Ｒ，Ｇ，Ｂ
（又は輝度信号Ｙ、色差信号Ｒ−Ｙ，Ｂ−Ｙ）のコンポ
ーネントの画像信号ＶＨＤを抽出する。
【００３８】また、順次走査撮像部２２では、例えばア
スペクト比１６対９、走査線数５２５本、現行テレビジ
ョン方式の２倍のフレーム周波数の１：１順次走査の形
態で３原色信号Ｒ，Ｇ，Ｂ（又は輝度信号Ｙ、色差信号
Ｒ−Ｙ，Ｂ−Ｙ）のコンポーネントの画像信号ＶＰＰを
抽出する。
スペクト比１６対９、走査線数５２５本、現行テレビジ
ョン方式の２倍のフレーム周波数の１：１順次走査の形
態で３原色信号Ｒ，Ｇ，Ｂ（又は輝度信号Ｙ、色差信号
Ｒ−Ｙ，Ｂ−Ｙ）のコンポーネントの画像信号ＶＰＰを
抽出する。
【００３９】ＨＤＴＶ変換部２３では、画像信号ＶＰＰ
を、走査線数１１２５本、３０フレーム／秒、２：１イ
ンタレース走査の形態の画像信号への走査変換を行な
い、画像信号ＶＰＰＣをつくる。
を、走査線数１１２５本、３０フレーム／秒、２：１イ
ンタレース走査の形態の画像信号への走査変換を行な
い、画像信号ＶＰＰＣをつくる。
【００４０】選択部２４では素材に応じて、画像信号Ｖ
ＨＤ、ＶＰＰＣの一方を選択した画像信号ＶＨＤ′を出
力する。
ＨＤ、ＶＰＰＣの一方を選択した画像信号ＶＨＤ′を出
力する。
【００４１】コンポーネントスタジオ機器部２では、こ
のコンポーネントの画像信号ＶＨＤ′に対して画像の縮
少、伸長、回転、ワイプ、クロマキーなどの番組制作に
必要な画像処理を行なう。そして、画像処理したコンポ
ーネントの画像信号ＶＨＤＰを出力する。
のコンポーネントの画像信号ＶＨＤ′に対して画像の縮
少、伸長、回転、ワイプ、クロマキーなどの番組制作に
必要な画像処理を行なう。そして、画像処理したコンポ
ーネントの画像信号ＶＨＤＰを出力する。
【００４２】ＨＤＴＶ・ＥＤＴＶエンコーダ部３では、
画像信号ＶＨＤＰに対して走査変換、走査線数変換、色
変調、補助信号生成などの所定のエンコード処理を行な
い、走査線数５２５本、現行テレビジョン方式と同一の
フレーム周波数、２：１インタレース走査の形態のレタ
ーボックス方式のテレビジョン信号ＶＳ１を生成する。
画像信号ＶＨＤＰに対して走査変換、走査線数変換、色
変調、補助信号生成などの所定のエンコード処理を行な
い、走査線数５２５本、現行テレビジョン方式と同一の
フレーム周波数、２：１インタレース走査の形態のレタ
ーボックス方式のテレビジョン信号ＶＳ１を生成する。
【００４３】一方、ワイドアスペクトＴＶカメラ部４で
は、走査形態、信号形態は現行テレビジョン方式と同一
でアスペクト比のみが異なり１６対９のコンポジット形
態の複合カラーテレビジョン信号ＶＷを生成する。
は、走査形態、信号形態は現行テレビジョン方式と同一
でアスペクト比のみが異なり１６対９のコンポジット形
態の複合カラーテレビジョン信号ＶＷを生成する。
【００４４】現行スタジオ機器部５では、このコンポジ
ット形態の複合カラーテレビジョン信号に対して、現行
の番組制作と同様に画像の縮少、伸長、回転、ワイプ、
クロマキーなどの画像処理を行なう。そして、必要な画
像処理を行なったコンポジット形態の複合カラーテレビ
ジョン信号ＶＷＰを出力する。
ット形態の複合カラーテレビジョン信号に対して、現行
の番組制作と同様に画像の縮少、伸長、回転、ワイプ、
クロマキーなどの画像処理を行なう。そして、必要な画
像処理を行なったコンポジット形態の複合カラーテレビ
ジョン信号ＶＷＰを出力する。
【００４５】ＥＤＴＶエンコーダ部６では、信号ＶＷＰ
に対して輝度・色信号の分離復調、走査線数変換、色変
調、補助信号生成などの所定のエンコード処理を行な
い、走査線数５２５本、現行テレビジョン方式と同一の
フレーム周波数、２：１インタレース走査の形態のレタ
ーボックス方式のテレビジョン信号ＶＳ２を生成する。
に対して輝度・色信号の分離復調、走査線数変換、色変
調、補助信号生成などの所定のエンコード処理を行な
い、走査線数５２５本、現行テレビジョン方式と同一の
フレーム周波数、２：１インタレース走査の形態のレタ
ーボックス方式のテレビジョン信号ＶＳ２を生成する。
【００４６】スイッチヤ部７では、素材に応じて対応し
た信号ＶＳ１，ＶＳ２の一方を選択し、レターボックス
方式のテレビジョン信号ＶＳとして出力する。
た信号ＶＳ１，ＶＳ２の一方を選択し、レターボックス
方式のテレビジョン信号ＶＳとして出力する。
【００４７】つぎに、本発明の第３の実施例を図７に示
すブロック構成図によって説明する。
すブロック構成図によって説明する。
【００４８】順次走査撮像部２２では、例えばアスペク
ト比１６対９、走査線数５２５本、現行テレビジョン方
式の２倍のフレーム周波数、１：１順次走査の形態で３
原色信号Ｒ，Ｇ，Ｂ（又は輝度信号Ｙ、色差信号Ｒ−
Ｙ，Ｂ−Ｙ）のコンポーネントの画像信号ＶＰＰを抽出
する。
ト比１６対９、走査線数５２５本、現行テレビジョン方
式の２倍のフレーム周波数、１：１順次走査の形態で３
原色信号Ｒ，Ｇ，Ｂ（又は輝度信号Ｙ、色差信号Ｒ−
Ｙ，Ｂ−Ｙ）のコンポーネントの画像信号ＶＰＰを抽出
する。
【００４９】また、ＨＤＴＶ撮像部１では、例えばアス
ペクト比１６対９、走査線数１１２５本、３０フレーム
／秒、２：１インタレース走査の形態で３原色信号Ｒ，
Ｇ，Ｂ（又は輝度信号Ｙ、色差信号Ｒ−Ｙ，Ｂ−Ｙ）の
コンポーネントの画像信号ＶＨＤを抽出する。
ペクト比１６対９、走査線数１１２５本、３０フレーム
／秒、２：１インタレース走査の形態で３原色信号Ｒ，
Ｇ，Ｂ（又は輝度信号Ｙ、色差信号Ｒ−Ｙ，Ｂ−Ｙ）の
コンポーネントの画像信号ＶＨＤを抽出する。
【００５０】順次走査変換部２５では、画像信号ＶＨＤ
を、走査線数５２５本、現行テレビジョン方式の２倍の
フレーム周波数、１：１順次走査の形態の画像信号に走
査変換を行ない、画像信号ＶＨＤＣをつくる。
を、走査線数５２５本、現行テレビジョン方式の２倍の
フレーム周波数、１：１順次走査の形態の画像信号に走
査変換を行ない、画像信号ＶＨＤＣをつくる。
【００５１】選択部２４では、素材に応じて画像信号Ｖ
ＰＰ，ＶＨＤＣの一方を選択して、画像信号ＶＰＰ′を
出力する。
ＰＰ，ＶＨＤＣの一方を選択して、画像信号ＶＰＰ′を
出力する。
【００５２】順次走査スタジオ機器部２６では、このコ
ンポーネントの画像信号ＶＰＰ′に対して画像の縮少、
伸長、回転、ワイプ、クロマキーなど番組制作に必要な
画像処理を行なう。そして、画像処理したコンポーネン
トの画像信号ＶＰＳを出力する。
ンポーネントの画像信号ＶＰＰ′に対して画像の縮少、
伸長、回転、ワイプ、クロマキーなど番組制作に必要な
画像処理を行なう。そして、画像処理したコンポーネン
トの画像信号ＶＰＳを出力する。
【００５３】順次走査・ＥＤＴＶエンコーダ部２７で
は、画像信号ＶＰＳに対して走査線数変換、走査変換、
色変調、補助信号生成などの所定のエンコード処理を行
ない、走査線数５２５本、現行テレビジョン方式と同一
のフレーム周波数、２：１インタレース走査の形態のレ
ターボックス方式のテレビジョン信号ＶＳ１を生成す
る。
は、画像信号ＶＰＳに対して走査線数変換、走査変換、
色変調、補助信号生成などの所定のエンコード処理を行
ない、走査線数５２５本、現行テレビジョン方式と同一
のフレーム周波数、２：１インタレース走査の形態のレ
ターボックス方式のテレビジョン信号ＶＳ１を生成す
る。
【００５４】一方、ワイドアスペクトＴＶカメラ部４で
は、走査形態、信号形態は現行テレビジョン方式と同一
でアスペクト比のみが異なり１６対９のコンポジット形
態の複合カラーテレビジョン信号ＶＷを生成する。
は、走査形態、信号形態は現行テレビジョン方式と同一
でアスペクト比のみが異なり１６対９のコンポジット形
態の複合カラーテレビジョン信号ＶＷを生成する。
【００５５】現行スタジオ機器部５では、このコンポジ
ット形態の複合カラーテレビジョン信号に対して、現行
の番組制作と同様に画像の縮少、伸長、回転、ワイプ、
クロマキーなどの画像処理を行なう。そして、必要な画
像列理を行なったコンポジット形態の複合カラーテレビ
ジョン信号ＶＷＰを出力する。
ット形態の複合カラーテレビジョン信号に対して、現行
の番組制作と同様に画像の縮少、伸長、回転、ワイプ、
クロマキーなどの画像処理を行なう。そして、必要な画
像列理を行なったコンポジット形態の複合カラーテレビ
ジョン信号ＶＷＰを出力する。
【００５６】ＥＤＴＶエンコーダ部６では、信号ＶＷＰ
に対して輝度・色信号の分離復調、走査線数変換、色変
調、補助信号生成などの所定のエンコード処理を行な
い、走査線数５２５本、現行テレビジョン方式と同一の
フレーム周波数、２：１インタレース走査の形態のレタ
ーボックス方式のテレビジョン信号ＶＳ２を生成する。
に対して輝度・色信号の分離復調、走査線数変換、色変
調、補助信号生成などの所定のエンコード処理を行な
い、走査線数５２５本、現行テレビジョン方式と同一の
フレーム周波数、２：１インタレース走査の形態のレタ
ーボックス方式のテレビジョン信号ＶＳ２を生成する。
【００５７】スイッチヤ部７では、素材に応じて対応し
た信号ＶＳ１、ＶＳ２の一方を選択し、レターボックス
方式のテレビジョン信号ＶＳとして出力する。
た信号ＶＳ１、ＶＳ２の一方を選択し、レターボックス
方式のテレビジョン信号ＶＳとして出力する。
【００５８】図８はこの実施例における順次走査・ＥＤ
ＴＶエンコーダ部２７の一実施例である。
ＴＶエンコーダ部２７の一実施例である。
【００５９】スタジオ機器部での画像処理を行なったコ
ンポーネントの画像信号ＶＰＳは、Ａ／Ｄ変換部８で例
えば色副搬送波ｆSCの８倍の周波数で標本化を行ない、
ディジタルの信号に変換する。そして、ＹＩＱ変換部９
では所定のマトリクス演算の操作を行ない、輝度信号と
色差Ｉ，Ｑの信号に変換した画像信号ＶＰ（輝度信号Ｙ
Ｐ、色差信号ＩＰ，ＱＰ）をつくる。
ンポーネントの画像信号ＶＰＳは、Ａ／Ｄ変換部８で例
えば色副搬送波ｆSCの８倍の周波数で標本化を行ない、
ディジタルの信号に変換する。そして、ＹＩＱ変換部９
では所定のマトリクス演算の操作を行ない、輝度信号と
色差Ｉ，Ｑの信号に変換した画像信号ＶＰ（輝度信号Ｙ
Ｐ、色差信号ＩＰ，ＱＰ）をつくる。
【００６０】走査線数変換部１１では、走査線の４〜３
変換などの操作で、画像信号ＶＰの有効画素走査線数４
８０本の信号を有効画素走査線数３６０本の信号に変換
する走査線変換の処理を行ない、レターボックス方式の
横長画像に対応する画像信号ＶＰ′（輝度信号ＹＰ′、
色差信号ＩＰ′，ＱＰ′）を生成する。
変換などの操作で、画像信号ＶＰの有効画素走査線数４
８０本の信号を有効画素走査線数３６０本の信号に変換
する走査線変換の処理を行ない、レターボックス方式の
横長画像に対応する画像信号ＶＰ′（輝度信号ＹＰ′、
色差信号ＩＰ′，ＱＰ′）を生成する。
【００６１】インタレース走査変換部１２では、画像信
号ＶＰ′の走査線の２：１間引きと時間軸の２倍伸長の
操作で順次〜インタレースの走査変換を行ない、現行テ
レビジョン方式と同一の２：１インタレース走査の画像
信号ＶＩ（輝度信号ＹＩ、色差信号ＩＩ，ＱＩ）を生成
する。
号ＶＰ′の走査線の２：１間引きと時間軸の２倍伸長の
操作で順次〜インタレースの走査変換を行ない、現行テ
レビジョン方式と同一の２：１インタレース走査の画像
信号ＶＩ（輝度信号ＹＩ、色差信号ＩＩ，ＱＩ）を生成
する。
【００６２】主信号変調部１３では、色差信号ＩＩ，Ｑ
Ｉを色副搬送波ｆSCで直交振幅変調して得られる色信号
を輝度信号ＹＩに加算多重して、コンポジット形態の主
信号ＨＭを生成する。
Ｉを色副搬送波ｆSCで直交振幅変調して得られる色信号
を輝度信号ＹＩに加算多重して、コンポジット形態の主
信号ＨＭを生成する。
【００６３】一方、補助信号生成部１４では、輝度信号
ＹＰ，ＹＰ′をもとにレターボックス方式の横長画像部
では伝送できない垂直方向の高域成分、水平方向の高域
成分などを抽出し、時間軸圧縮、時系列変換、変調など
の所定の操作を行ない、上下の無画部領域に重畳する補
助信号ＨＰを生成する。
ＹＰ，ＹＰ′をもとにレターボックス方式の横長画像部
では伝送できない垂直方向の高域成分、水平方向の高域
成分などを抽出し、時間軸圧縮、時系列変換、変調など
の所定の操作を行ない、上下の無画部領域に重畳する補
助信号ＨＰを生成する。
【００６４】多重部１５では、主信号ＨＭと補助信号Ｈ
Ｐとの多重、および同期信号、バースト信号、識別信号
などの所定の信号の付加を行なう。そして、Ｄ／Ａ変換
部１６でアナログ信号に変換し、レターボックス方式の
テレビジョン信号ＶＳ１を生成する。
Ｐとの多重、および同期信号、バースト信号、識別信号
などの所定の信号の付加を行なう。そして、Ｄ／Ａ変換
部１６でアナログ信号に変換し、レターボックス方式の
テレビジョン信号ＶＳ１を生成する。
【００６５】以上述べた様に、本発明の第２，第３の実
施例によれば、スタジオ機器類での画像処理の影響を受
けることもなく、高品質・高精細な画像を送受像ができ
るレターボックス方式のテレビジョン信号を構成でき
る。
施例によれば、スタジオ機器類での画像処理の影響を受
けることもなく、高品質・高精細な画像を送受像ができ
るレターボックス方式のテレビジョン信号を構成でき
る。
【００６６】つぎに、本発明の第４の実施例について図
９に示すブロック構成図によって説明する。
９に示すブロック構成図によって説明する。
【００６７】ＨＤＴＶ撮像部１では、例えばアスペクト
比１６対９、走査線数１１２５本、３０フレーム／秒、
２：１インタレース走査の形態で３原色信号Ｒ，Ｇ，Ｂ
（又は輝度信号Ｙ、色差信号Ｒ−Ｙ，Ｂ−Ｙ）のコンポ
ーネントの画像信号ＶＨＤを抽出する。
比１６対９、走査線数１１２５本、３０フレーム／秒、
２：１インタレース走査の形態で３原色信号Ｒ，Ｇ，Ｂ
（又は輝度信号Ｙ、色差信号Ｒ−Ｙ，Ｂ−Ｙ）のコンポ
ーネントの画像信号ＶＨＤを抽出する。
【００６８】順次走査変換部２５では、画像信号ＶＨＤ
を、走査線数５２５本、現行テレビジョン方式の２倍の
フレーム周波数、１：１順次走査の形態の画像信号に走
査変換を行ない、画像信号ＶＨＤＣをつくる。
を、走査線数５２５本、現行テレビジョン方式の２倍の
フレーム周波数、１：１順次走査の形態の画像信号に走
査変換を行ない、画像信号ＶＨＤＣをつくる。
【００６９】エンコーダ部２８では、インタレース走査
変換、色変調などの処理を行ない、現行テレビジョン方
式と走査形態、信号形態が同一でアスペクト比のみが異
なり１６対９のコンポジット形態の複合カラーテレビジ
ョン信号ＶＨＷを生成する。
変換、色変調などの処理を行ない、現行テレビジョン方
式と走査形態、信号形態が同一でアスペクト比のみが異
なり１６対９のコンポジット形態の複合カラーテレビジ
ョン信号ＶＨＷを生成する。
【００７０】また、ワイドアスペクトＴＶカメラ部４で
は、走査形態、信号形態は現行テレビジョン方式と同一
で、アスペクト比のみが異なり１６対９のコンポジット
形態の複合カラーテレビジョン信号ＶＷを生成する。
は、走査形態、信号形態は現行テレビジョン方式と同一
で、アスペクト比のみが異なり１６対９のコンポジット
形態の複合カラーテレビジョン信号ＶＷを生成する。
【００７１】選択部２９では、素材に応じて対応する信
号ＶＨＷ，ＶＷの一方を選択して信号ＶＷ′として出力
する。
号ＶＨＷ，ＶＷの一方を選択して信号ＶＷ′として出力
する。
【００７２】現行スタジオ機器部５では、このコンポジ
ット形態の複合カラーテレビジョン信ＶＷ′に対して、
現行に番組制作と同様に画像の縮少、伸長、回転、ワイ
プ、クロマキーなどの画像処理を行なう。そして、必要
な画像列理を行なったコンポジット形態の複合カラーテ
レビジョン信号をＶＷＰを出力する。
ット形態の複合カラーテレビジョン信ＶＷ′に対して、
現行に番組制作と同様に画像の縮少、伸長、回転、ワイ
プ、クロマキーなどの画像処理を行なう。そして、必要
な画像列理を行なったコンポジット形態の複合カラーテ
レビジョン信号をＶＷＰを出力する。
【００７３】ＥＤＴＶエンコーダ部６では、信号ＶＷＰ
に対して輝度・色信号の分離復調、走査線数変換、色変
調、補助信号生成などの所定のエンコード処理を行な
い、走査線数５２５本、現行テレビジョン方式と同一の
フレーム周波数、２：１インタレース走査のレターボッ
クス方式のテレビジョン信号ＶＳを生成する。
に対して輝度・色信号の分離復調、走査線数変換、色変
調、補助信号生成などの所定のエンコード処理を行な
い、走査線数５２５本、現行テレビジョン方式と同一の
フレーム周波数、２：１インタレース走査のレターボッ
クス方式のテレビジョン信号ＶＳを生成する。
【００７４】つぎに、本発明の第５の実施例を図１０に
示すブロック構成図によって説明する。
示すブロック構成図によって説明する。
【００７５】ＨＤＴＶ撮像部１では、例えばアスペクト
比１６対９、走査線数１１２５本、３０フレーム／秒、
２：１インタレース走査の形態で３原色信号Ｒ，Ｇ，Ｂ
（又は輝度信号Ｙ、色差信号Ｒ−Ｙ，Ｂ−Ｙ）のコンポ
ーネントの画像信号ＶＨＤを抽出する。
比１６対９、走査線数１１２５本、３０フレーム／秒、
２：１インタレース走査の形態で３原色信号Ｒ，Ｇ，Ｂ
（又は輝度信号Ｙ、色差信号Ｒ−Ｙ，Ｂ−Ｙ）のコンポ
ーネントの画像信号ＶＨＤを抽出する。
【００７６】順次走査変換部２５では、画像信号ＶＨＤ
を、走査線数５２５本、現行テレビジョン方式の２倍の
フレーム周波数、１：１順次走査の形態の画像信号に走
査変換を行ない、画像信号ＶＨＤＣをつくる。
を、走査線数５２５本、現行テレビジョン方式の２倍の
フレーム周波数、１：１順次走査の形態の画像信号に走
査変換を行ない、画像信号ＶＨＤＣをつくる。
【００７７】順次走査撮像部２２では、例えばアスペク
ト比１６対９、走査線数５２５本、現行テレビジョン方
式の２倍のフレーム周波数、１：１次順走査の形態で３
原色信号Ｒ，Ｇ，Ｂ（又は輝度信号Ｙ、色差信号Ｒ−
Ｙ，Ｂ−Ｙ）のコンポーネントの画像信号ＶＰＰを抽出
する。
ト比１６対９、走査線数５２５本、現行テレビジョン方
式の２倍のフレーム周波数、１：１次順走査の形態で３
原色信号Ｒ，Ｇ，Ｂ（又は輝度信号Ｙ、色差信号Ｒ−
Ｙ，Ｂ−Ｙ）のコンポーネントの画像信号ＶＰＰを抽出
する。
【００７８】エンコーダ部２８では、画像信号ＶＨＤ
Ｃ，ＶＰＰに対して、インタレース走査変換、色変調な
どの処理を行ない、走査形態、信号形態が現行テレビジ
ョン方式と同一で、アスペクト比のみが異なり１６対９
のコンポジット形態の複合カラーテレビジョン信号ＶＨ
Ｗ，ＶＥＷを生成する。
Ｃ，ＶＰＰに対して、インタレース走査変換、色変調な
どの処理を行ない、走査形態、信号形態が現行テレビジ
ョン方式と同一で、アスペクト比のみが異なり１６対９
のコンポジット形態の複合カラーテレビジョン信号ＶＨ
Ｗ，ＶＥＷを生成する。
【００７９】また、ワイドアスペクトＴＶカメラ部４で
は、現行テレビジョン方式と同一な走査形態、信号形態
で、アスペクト比のみが異なり１６対９のコンポジット
形態の複合カラーテレビジョン信号ＶＷを生成する。
は、現行テレビジョン方式と同一な走査形態、信号形態
で、アスペクト比のみが異なり１６対９のコンポジット
形態の複合カラーテレビジョン信号ＶＷを生成する。
【００８０】選択回路２９では、素材に応じて対応する
信号を選択し、信号ＶＷ′として出力する。
信号を選択し、信号ＶＷ′として出力する。
【００８１】現行スタジオ機器部５では、このコンポジ
ット形態の複合カラーテレビジョン信号ＶＷ′に対し
て、現行の番組制作と同様に画像の縮少、伸長、回転、
ワイプ、クロマキーなどの画像処理を行ない、処理画像
のコンポジット形態の複合カラーテレビジョン信号ＶＷ
Ｐを出力する。
ット形態の複合カラーテレビジョン信号ＶＷ′に対し
て、現行の番組制作と同様に画像の縮少、伸長、回転、
ワイプ、クロマキーなどの画像処理を行ない、処理画像
のコンポジット形態の複合カラーテレビジョン信号ＶＷ
Ｐを出力する。
【００８２】ＥＤＴＶエンコーダ部６では、信号ＶＷＰ
に対して、輝度・色信号の分離復調、走査線数変換、色
変調、補助信号生成などの所定のエンコード処理を行な
い、走査線数５２５本、現行テレビジョン方式と同一の
フレーム周波数、２：１インタレース走査のレターボッ
クス方式のテレビジョン信号ＶＳを生成する。
に対して、輝度・色信号の分離復調、走査線数変換、色
変調、補助信号生成などの所定のエンコード処理を行な
い、走査線数５２５本、現行テレビジョン方式と同一の
フレーム周波数、２：１インタレース走査のレターボッ
クス方式のテレビジョン信号ＶＳを生成する。
【００８３】図１１は、これらの実施例におけるエンコ
ーダ部２８の一実施例である。
ーダ部２８の一実施例である。
【００８４】コンポーネントの画像信号ＶＰＰ（ＶＨＤ
Ｃ）は、Ａ／Ｄ変換部８で例えば色副搬送波ｆSCの８倍
の周波数で標本化を行ない、ディジタルの信号に変換す
る。
Ｃ）は、Ａ／Ｄ変換部８で例えば色副搬送波ｆSCの８倍
の周波数で標本化を行ない、ディジタルの信号に変換す
る。
【００８５】ＹＩＱ変換部９では、所定のマトリクス演
算の操作を行ない、輝度信号と色差Ｉ，Ｑの信号に変換
した画像信号ＶＰ（輝度信号ＹＰ、色差信号ＩＰ，Ｑ
Ｐ）をつくる。
算の操作を行ない、輝度信号と色差Ｉ，Ｑの信号に変換
した画像信号ＶＰ（輝度信号ＹＰ、色差信号ＩＰ，Ｑ
Ｐ）をつくる。
【００８６】インタレース走査変換部１２では、画像信
号ＶＰの走査線の２：１間引きと時間軸の２倍伸長の操
作で順次〜インタレースの走査変換を行ない、現行テレ
ビジョン方式と同一の２：１インタレース走査の画像信
号ＶＩ（輝度信号ＹＩ、色差信号ＩＩ，ＱＩ）を生成す
る。
号ＶＰの走査線の２：１間引きと時間軸の２倍伸長の操
作で順次〜インタレースの走査変換を行ない、現行テレ
ビジョン方式と同一の２：１インタレース走査の画像信
号ＶＩ（輝度信号ＹＩ、色差信号ＩＩ，ＱＩ）を生成す
る。
【００８７】変調部２９では、色差信号ＩＩ，ＱＩを色
副搬送波ｆSCで直交振幅変調して得られる色信号を輝度
信号ＹＩに加算多重して、コンポジット形態の信号ＶＣ
をつくる。
副搬送波ｆSCで直交振幅変調して得られる色信号を輝度
信号ＹＩに加算多重して、コンポジット形態の信号ＶＣ
をつくる。
【００８８】プロセス部３０では、同期信号、バースト
信号の付加を行ない、Ｄ／Ａ変換部３１でアナログ信号
に変換して、現行テレビジョン方式と同一な走査形態、
信号形態でアスペクト比のみが異なり１６対９のコンポ
ジット形態の複合カラーテレビジョン信号ＶＥＷ（ＶＨ
Ｗ）を生成する。
信号の付加を行ない、Ｄ／Ａ変換部３１でアナログ信号
に変換して、現行テレビジョン方式と同一な走査形態、
信号形態でアスペクト比のみが異なり１６対９のコンポ
ジット形態の複合カラーテレビジョン信号ＶＥＷ（ＶＨ
Ｗ）を生成する。
【００８９】以上述べた様に、本発明の第４，第５の実
施例によれば、スタジオ機器類での画像処理の影響を受
けることもなく、高品質・高精細な画像を送受像ができ
るレターボックス方式のテレビジョン信号を構成でき
る。
施例によれば、スタジオ機器類での画像処理の影響を受
けることもなく、高品質・高精細な画像を送受像ができ
るレターボックス方式のテレビジョン信号を構成でき
る。
【００９０】
【発明の効果】本発明によれば、番組制作などにおいて
スタジオ機器類での各種の画像処理を支障なく行なうこ
とができ、かつ、高品質・高精細な画像を送受像できる
レターボックス方式のテレビジョン信号を構成すること
が可能になる。
スタジオ機器類での各種の画像処理を支障なく行なうこ
とができ、かつ、高品質・高精細な画像を送受像できる
レターボックス方式のテレビジョン信号を構成すること
が可能になる。
【図１】本発明の第１の実施例のブロック構成図。
【図２】第１の実施例のＨＤＴＶ・ＥＤＴＶエンコーダ
部の構成図。
部の構成図。
【図３】ＨＤＴＶ・ＥＤＴＶエンコーダ部の信号処理説
明図。
明図。
【図４】ＥＤＴＶエンコーダ部の構成図。
【図５】ＥＤＴＶエンコーダ部の信号処理説明図。
【図６】本発明の第２の実施例のブロック構成図。
【図７】本発明の第３の実施例のブロック構成図。
【図８】第３の実施例の順次走査・ＥＤＴＶエンコーダ
の構成図。
の構成図。
【図９】本発明の第４の実施例のブロック構成図。
【図１０】本発明の第５の実施例のブロック構成図。
【図１１】第５の実施例のエンコーダ部の構成図。
１…ＨＤＴＶ撮像部、２…コンポーネントスタジオ機器
部、３…ＨＤＴＶ・ＥＤＴＶエンコーダ部、４…ワイド
アスペクトＴＶカメラ部、５…現行スタジオ機器部、６
…ＥＤＴＶエンコーダ部、７…スイッチヤ部、８…Ａ／
Ｄ変換部、９…ＹＩＱ変換部、１０…走査変換部、１１
…走査線数変換部、１２…インタレース走査変換部、１
３…主信号変調部、１４…補助信号生成部、１５…多重
部、１６…Ｄ／Ａ変換部、１８…ＹＣ分離部、１９…色
復調部、２０…走査線変換部、２１…補助信号生成部、
２２…順次走査撮像部、２３…ＨＤＴＶ変換部、２４…
選択部、２５…順次走査変換部、２６…順次走査スタジ
オ機器部、２７…順次走査・ＥＤＴＶエンコーダ部、２
８…エンコーダ部、２９…選択部、３０…ブロセス部、
３１…Ｄ／Ａ変換部。
部、３…ＨＤＴＶ・ＥＤＴＶエンコーダ部、４…ワイド
アスペクトＴＶカメラ部、５…現行スタジオ機器部、６
…ＥＤＴＶエンコーダ部、７…スイッチヤ部、８…Ａ／
Ｄ変換部、９…ＹＩＱ変換部、１０…走査変換部、１１
…走査線数変換部、１２…インタレース走査変換部、１
３…主信号変調部、１４…補助信号生成部、１５…多重
部、１６…Ｄ／Ａ変換部、１８…ＹＣ分離部、１９…色
復調部、２０…走査線変換部、２１…補助信号生成部、
２２…順次走査撮像部、２３…ＨＤＴＶ変換部、２４…
選択部、２５…順次走査変換部、２６…順次走査スタジ
オ機器部、２７…順次走査・ＥＤＴＶエンコーダ部、２
８…エンコーダ部、２９…選択部、３０…ブロセス部、
３１…Ｄ／Ａ変換部。
Claims (4)
- 【請求項１】現行テレビジョン方式とは異なる横長なア
スペクト比の横長画像を画面の上下に無画部領域を設け
て送像するレターボックス方式のテレビジョン信号の構
成方法において、現行テレビジョン方式とは異なる走査
形態の横長なアスペクト比のコンポーネント形態の画像
信号をコンポーネント対応スタジオ機器類で信号処理し
て得られる画像信号によりレターボックス方式の第１の
テレビジョン信号を生成する手段、現行テレビジョン方
式と同一な走査形態の横長なアスペクト比の複合カラー
テレビジョン信号を現行スタジオ機器類で信号処理して
得られる複合カラーテレビジョン信号によりレターボッ
クス方式の第２のテレビジョン信号を生成する手段を設
け、前記第１のテレビジョン信号と第２のテレビジョン
信号を素材に応じて選択出力してレターボックス方式の
テレビジョン信号を構成することを特徴とするテレビジ
ョン信号の構成方法。 - 【請求項２】現行テレビジョン方式とは異なる横長なア
スペクト比の横長画像を画面の上下に無画部領域を設け
て送像するレターボックス方式のテレビジョン信号の構
成方法において、現行テレビジョン方式とは異なる走査
形態の横長なアスペクト比のコンポーネント形態の画像
信号より現行テレビジョン方式と同一な走査形態の横長
なアスペクト比の第１の複合カラーテレビジョン信号を
生成する手段、現行テレビジョン方式と同一な走査形態
の横長なアスペクト比の第２の複合カラーテレビジョン
信号を生成する手段、前記第１の複合カラーテレビジョ
ン信号と第２の複合カラーテレビジョン信号とを素材に
応じて選択出力する手段を設け、上記選択出力した複合
カラーテレビジョン信号を現行スタジオ機器類で信号処
理して得られる複合カラーテレビジョン信号によりレタ
ーボックス方式のテレビジョン信号を構成することを特
徴とするテレビジョン信号の構成方法。 - 【請求項３】前記の現行テレビジョン方式とは異なる走
査形態の横長なアスペクト比のコンポーネント形態の画
像信号とは、走査線数１１２５本、アスペクト比１６対
９、３０フレーム／秒、２：１インタレース走査の形態
の画像信号であることを特徴とする請求項１もしくは２
に記載のテレビジョン信号の構成方法。 - 【請求項４】前記の現行テレビジョン方式とは異なる走
査形態の横長なアスペクト比のコンポーネント形態の画
像信号とは、走査線数５２５本、アスペクト比１６対
９、現行テレビジョン方式の２倍のフレーム周波数、
１：１順次走査の形態の画像信号であることを特徴とす
る請求項１もしくは２に記載のテレビジョン信号の構成
方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4051307A JPH05260523A (ja) | 1992-03-10 | 1992-03-10 | テレビジョン信号の構成方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4051307A JPH05260523A (ja) | 1992-03-10 | 1992-03-10 | テレビジョン信号の構成方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05260523A true JPH05260523A (ja) | 1993-10-08 |
Family
ID=12883266
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4051307A Pending JPH05260523A (ja) | 1992-03-10 | 1992-03-10 | テレビジョン信号の構成方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05260523A (ja) |
-
1992
- 1992-03-10 JP JP4051307A patent/JPH05260523A/ja active Pending
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| EP0449176B1 (en) | Image display apparatus | |
| US5128750A (en) | Television signal converter for converting a high definition television signal into a television signal for display by a standard television receiver | |
| JP2713973B2 (ja) | テレビジョン信号の伝送方法及び再生方法 | |
| JPH05260523A (ja) | テレビジョン信号の構成方法 | |
| JP2735621B2 (ja) | テレビジョン方式変換器 | |
| JPH05268576A (ja) | テレビジョン信号の構成方法 | |
| JPH05244569A (ja) | レターボックス方式テレビジョン信号生成装置 | |
| JPH05284439A (ja) | テレビジョン受像機 | |
| JP2527233B2 (ja) | テレビジョン方式変換器 | |
| JPH06217262A (ja) | テレビジョン回路 | |
| JPH06350975A (ja) | テレビジョン信号の構成方法 | |
| JPH0530423A (ja) | ワイド画面ｅｄｔｖ信号用映像切替装置 | |
| JPH0793738B2 (ja) | 映像信号の方式変換装置 | |
| JPH1070736A (ja) | テレビジョン信号の伝送／再生方法及び装置 | |
| JPH05244570A (ja) | テレビジョン信号の構成方法 | |
| JPS62184A (ja) | テレビジョン信号の送信装置 | |
| JPH08331520A (ja) | Ｅｄｔｖデコーダ装置 | |
| JP2947394B2 (ja) | 高精細ワイドアスペクトテレビジョンデコーダ及びテレビジョン受像機 | |
| JPH03149983A (ja) | テレビジョン方式変換器 | |
| JPH05260441A (ja) | テレビジョン信号の構成方法 | |
| JPH03237894A (ja) | テレビジョン信号伝送方式 | |
| JPH06261291A (ja) | Ｍｕｓｅデコーダ | |
| JPH05284469A (ja) | テレビジョン信号の構成装置 | |
| JPH05300478A (ja) | テレビジョン信号の構成方法 | |
| JPH05328407A (ja) | テレビジョン信号の構成装置 |