JPH05268576A - テレビジョン信号の構成方法 - Google Patents
テレビジョン信号の構成方法Info
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- JPH05268576A JPH05268576A JP4063070A JP6307092A JPH05268576A JP H05268576 A JPH05268576 A JP H05268576A JP 4063070 A JP4063070 A JP 4063070A JP 6307092 A JP6307092 A JP 6307092A JP H05268576 A JPH05268576 A JP H05268576A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】現行テレビジョン方式との両立性を有して画面
のワイド化を図るレターボックス方式のテレビジョン信
号の構成方法を提供する。 【構成】横長なアスペクト比１６対９、走査形態が１１
２５／３０／２：１のコンポーネント形態の画像信号Ｖ
ＨＤ、走査形態が５２５／３０／２：１のコンポーネン
ト形態の画像信号ＶＩＳに対し番組制作に必要なスタジ
オ機器類での画像処理を行なった後に、最終段階でレタ
ーボックス方式のテレビジョン信号ＶＰＥ，ＶＩＥを生
成し、素材に対応していずれか一方を選択出力して、レ
ターボックス方式の複合カラーテレビジョン信号Ｖ０を
構成する。 【効果】現行方式と同様に番組制作が支障なく運用で
き、かつ、高品質・高精細な特性で画像を送像できるレ
ターボックス方式のテレビジヨン信号が構成できる。
のワイド化を図るレターボックス方式のテレビジョン信
号の構成方法を提供する。 【構成】横長なアスペクト比１６対９、走査形態が１１
２５／３０／２：１のコンポーネント形態の画像信号Ｖ
ＨＤ、走査形態が５２５／３０／２：１のコンポーネン
ト形態の画像信号ＶＩＳに対し番組制作に必要なスタジ
オ機器類での画像処理を行なった後に、最終段階でレタ
ーボックス方式のテレビジョン信号ＶＰＥ，ＶＩＥを生
成し、素材に対応していずれか一方を選択出力して、レ
ターボックス方式の複合カラーテレビジョン信号Ｖ０を
構成する。 【効果】現行方式と同様に番組制作が支障なく運用で
き、かつ、高品質・高精細な特性で画像を送像できるレ
ターボックス方式のテレビジヨン信号が構成できる。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明はテレビジョン信号の構成
方法に係り、特に、現行テレビジョン方式との両立性を
有して画面のワイド化を図るレターボックス方式に好適
なテレビジョン信号の構成方法に関する。
方法に係り、特に、現行テレビジョン方式との両立性を
有して画面のワイド化を図るレターボックス方式に好適
なテレビジョン信号の構成方法に関する。
【０００２】
【従来の技術】現行テレビジョン方式との両立性を保有
して、高画質化・高精細化・画面のワイド化を図り、よ
り臨場感のある画像のサービスを提供できるＥＤＴＶの
研究開発が進められている。
して、高画質化・高精細化・画面のワイド化を図り、よ
り臨場感のある画像のサービスを提供できるＥＤＴＶの
研究開発が進められている。
【０００３】ＥＤＴＶの実現形態には種々のものがある
が、この一つにレターボックス方式と呼ばれるものがあ
る。これは、現行テレビジョン方式の表示画面の上下に
無画部領域を設けて横長なアスペクト比の横長画像を送
像する。この方式では、現行受像機で受信した場合にも
横長なアスペクト比の画像を受像することができ、ま
た、妨害も少ないという特徴がある。このため、ＥＤＴ
Ｖの有力な実現形態の一つと考えられている。
が、この一つにレターボックス方式と呼ばれるものがあ
る。これは、現行テレビジョン方式の表示画面の上下に
無画部領域を設けて横長なアスペクト比の横長画像を送
像する。この方式では、現行受像機で受信した場合にも
横長なアスペクト比の画像を受像することができ、ま
た、妨害も少ないという特徴がある。このため、ＥＤＴ
Ｖの有力な実現形態の一つと考えられている。
【０００４】レターボックス方式では、横長画像部では
伝送できない高画質化・高精細化に必要な情報を、上下
の無画部領域に補助信号として重畳する形態でテレビジ
ョン信号を構成する。そして、この構成に関しては、例
えば特許公報 特開昭２−１１３６８８号、特開平２−
１８４１８４号、特開平３−１５９３８８号、特開平３
−１７９９８６号、特開平３−２０６７８８号に記載の
ものなどがあげられる。
伝送できない高画質化・高精細化に必要な情報を、上下
の無画部領域に補助信号として重畳する形態でテレビジ
ョン信号を構成する。そして、この構成に関しては、例
えば特許公報 特開昭２−１１３６８８号、特開平２−
１８４１８４号、特開平３−１５９３８８号、特開平３
−１７９９８６号、特開平３−２０６７８８号に記載の
ものなどがあげられる。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】放送局などではスタジ
オ機器類、例えばスイッチャ、ＤＶＥなどで番組制作に
必要な各種の画像処理が行なわれている。そして、スタ
ジオ機器類は現行テレビジョン方式の信号を前提として
システム構成がなされている。一方、上記の従来技術に
よるレターボックス方式のテレビジョン信号は、現行テ
レビジョン方式とは異なり、上下の無画部領域に補助信
号を重畳する。このため、現行のスタジオ機器類での画
像処理によって、補助信号が損なわれてしまうという問
題が発生する。
オ機器類、例えばスイッチャ、ＤＶＥなどで番組制作に
必要な各種の画像処理が行なわれている。そして、スタ
ジオ機器類は現行テレビジョン方式の信号を前提として
システム構成がなされている。一方、上記の従来技術に
よるレターボックス方式のテレビジョン信号は、現行テ
レビジョン方式とは異なり、上下の無画部領域に補助信
号を重畳する。このため、現行のスタジオ機器類での画
像処理によって、補助信号が損なわれてしまうという問
題が発生する。
【０００６】本発明の目的は、上記の問題を解決し、ス
タジオ機器類での画像処理の影響を受けることもなく現
行テレビジョン方式と同様に番組制作を支障なく行なう
ことができるレターボックス方式のテレビジョン信号の
構成方法を提供することにある。
タジオ機器類での画像処理の影響を受けることもなく現
行テレビジョン方式と同様に番組制作を支障なく行なう
ことができるレターボックス方式のテレビジョン信号の
構成方法を提供することにある。
【０００７】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明においては、横長なワイドアスペクト比のコ
ンポーネントの画像信号によって番組制作に必要なスタ
ジオ機器類での画像処理を全て行なう。そして、最終の
段階で得られるコンポーネントの画像信号をもとにレタ
ーボックス方式のテレビジョン信号の生成を行なう。
め、本発明においては、横長なワイドアスペクト比のコ
ンポーネントの画像信号によって番組制作に必要なスタ
ジオ機器類での画像処理を全て行なう。そして、最終の
段階で得られるコンポーネントの画像信号をもとにレタ
ーボックス方式のテレビジョン信号の生成を行なう。
【０００８】
【作用】本発明においては、最終の段階でレターボック
ス方式のテレビジョン信号の生成を行なうため、何らの
制約も受けることなくスタジオ機器類での画像処理を行
なうことができ、番組制作を支障なく運用することがで
きる。
ス方式のテレビジョン信号の生成を行なうため、何らの
制約も受けることなくスタジオ機器類での画像処理を行
なうことができ、番組制作を支障なく運用することがで
きる。
【０００９】また、本発明では、コンポーネントの画像
信号でスタジオ機器類での画像処理を行なう。このた
め、画像処理でのコンポジット〜コンポーネント変換の
信号処理が不要になり、この変換操作の過程で発生する
画質劣化をなくすことができる。したがって、高品質な
特性で画像処理を行なうことが可能になり、高画質・高
精細な品質の画像を送像することができる。
信号でスタジオ機器類での画像処理を行なう。このた
め、画像処理でのコンポジット〜コンポーネント変換の
信号処理が不要になり、この変換操作の過程で発生する
画質劣化をなくすことができる。したがって、高品質な
特性で画像処理を行なうことが可能になり、高画質・高
精細な品質の画像を送像することができる。
【００１０】
【実施例】本発明の第１の実施例を図１に示すブロック
構成図により説明する。
構成図により説明する。
【００１１】ＨＤＴＶ撮像部１では、例えばアスペクト
比１６対９、走査線数１１２５本、３０フレーム／秒、
２：１インタレース走査（１１２５／３０／２：１と略
称）の形態でコンポーネントの３原色信号Ｒ，Ｇ，Ｂ
（又は輝度信号Ｙ，色差信号Ｒ−Ｙ，Ｂ−Ｙ）の画像信
号ＶＨＤを得る。
比１６対９、走査線数１１２５本、３０フレーム／秒、
２：１インタレース走査（１１２５／３０／２：１と略
称）の形態でコンポーネントの３原色信号Ｒ，Ｇ，Ｂ
（又は輝度信号Ｙ，色差信号Ｒ−Ｙ，Ｂ−Ｙ）の画像信
号ＶＨＤを得る。
【００１２】ＨＤＴＶスタジオ機器部２では、このコン
ポーネントの画像信号ＶＨＤに対して番組制作に必要な
画像処理、例えば画像の縮少、伸長、回転、ターンペー
ジ、ワイプ、クロマキーなどの処理を行ない、処理画像
のコンポーネントの画像信号ＶＨＤＰを出力する。
ポーネントの画像信号ＶＨＤに対して番組制作に必要な
画像処理、例えば画像の縮少、伸長、回転、ターンペー
ジ、ワイプ、クロマキーなどの処理を行ない、処理画像
のコンポーネントの画像信号ＶＨＤＰを出力する。
【００１３】順次走査変換部３では、走査変換の処理を
行ない、走査線数５２５本、現行テレビジョン方式の２
倍のフレーム周波数、１：１順次走査（５２５／６０／
１：１と略称）の形態の画像信号ＶＰＳ変換する。
行ない、走査線数５２５本、現行テレビジョン方式の２
倍のフレーム周波数、１：１順次走査（５２５／６０／
１：１と略称）の形態の画像信号ＶＰＳ変換する。
【００１４】レターボックスエンコーダＡ部４では、レ
ターボックス方式のテレビジョン信号の生成に必要な所
定の信号処理、走査線数変換、インタレース走査変換、
色変調、補助信号生成などを行ない、走査線数５２５
本、現行テレビジョン方式と同一のフレーム周波数、
２：１のインタレース走査、有効画素走査線数３６０本
のレターボックス方式のテレビジョン信号ＶＰＥを生成
する。
ターボックス方式のテレビジョン信号の生成に必要な所
定の信号処理、走査線数変換、インタレース走査変換、
色変調、補助信号生成などを行ない、走査線数５２５
本、現行テレビジョン方式と同一のフレーム周波数、
２：１のインタレース走査、有効画素走査線数３６０本
のレターボックス方式のテレビジョン信号ＶＰＥを生成
する。
【００１５】インタレース撮像部５では、例えばアスペ
クト比１６対９、走査線数５２５本、現行テレビジョン
方式と同一のフレーム周波数、２：１インタレース走査
（５２５／３０／２：１と略称）の形態でコンポーネン
トの３原色信号Ｒ，Ｇ，Ｂ（又は輝度信号Ｙ、色差信号
Ｒ−Ｙ，Ｂ−Ｙ）の画像信号ＶＩＳを得る。
クト比１６対９、走査線数５２５本、現行テレビジョン
方式と同一のフレーム周波数、２：１インタレース走査
（５２５／３０／２：１と略称）の形態でコンポーネン
トの３原色信号Ｒ，Ｇ，Ｂ（又は輝度信号Ｙ、色差信号
Ｒ−Ｙ，Ｂ−Ｙ）の画像信号ＶＩＳを得る。
【００１６】コンポジット信号源６より得られる現行テ
レビジョン方式の複合カラーテレビジョン信号ＶＣは、
コンポーネント変換部７で走査形態が５２５／３０／
２：１のコンポーネントの３原色信号Ｒ，Ｇ，Ｂ（又は
輝度信号Ｙ、色差信号Ｒ−Ｙ、Ｂ−Ｙ）の画像信号ＶＩ
Ｓ′に変換する。
レビジョン方式の複合カラーテレビジョン信号ＶＣは、
コンポーネント変換部７で走査形態が５２５／３０／
２：１のコンポーネントの３原色信号Ｒ，Ｇ，Ｂ（又は
輝度信号Ｙ、色差信号Ｒ−Ｙ、Ｂ−Ｙ）の画像信号ＶＩ
Ｓ′に変換する。
【００１７】コンポーネントスタジオ機器部８では、こ
れらコンポーネントの画像信号に対して、番組制作に必
要な、画像の縮少、伸長、回転、ターンページ、ワイ
プ、クロマキーなどの画像処理を行ない、コンポーネン
トの画像信号ＶＩＳＰを出力する。なお、このコンポー
ネントスタジオ機器部は先のＨＤＴＶスタジオ機器部３
に比較して動作速度は約１／２以下で運用することがで
きる。
れらコンポーネントの画像信号に対して、番組制作に必
要な、画像の縮少、伸長、回転、ターンページ、ワイ
プ、クロマキーなどの画像処理を行ない、コンポーネン
トの画像信号ＶＩＳＰを出力する。なお、このコンポー
ネントスタジオ機器部は先のＨＤＴＶスタジオ機器部３
に比較して動作速度は約１／２以下で運用することがで
きる。
【００１８】レターボックスエンコーダＢ部９では、走
査線数変換、色変調、補助信号生成などの信号処理を行
ない、走査線数５２５本、現行テレビジョン方式と同一
のフレーム周波数、２：１インタレース走査、有効画素
走査線数３６０本のレターボックス方式のテレビジョン
信号ＶＩＥを生成する。
査線数変換、色変調、補助信号生成などの信号処理を行
ない、走査線数５２５本、現行テレビジョン方式と同一
のフレーム周波数、２：１インタレース走査、有効画素
走査線数３６０本のレターボックス方式のテレビジョン
信号ＶＩＥを生成する。
【００１９】選択部１０では、素材に応じて信号ＶＰ
Ｅ，ＶＩＥを選択し、レターボックス方式のテレビジョ
ン信号Ｖ０に出力する。
Ｅ，ＶＩＥを選択し、レターボックス方式のテレビジョ
ン信号Ｖ０に出力する。
【００２０】以下、これらブロック部に関して実施例を
もとに説明する。
もとに説明する。
【００２１】図２は、コンポーネント変換部７の一実施
例である。現行テレビジョン方式の複合カラーテレビジ
ョン信号ＶＣは、Ａ／Ｄ変換部１１で色副搬送波ｆSCの
例えば４倍の周波数で標本化を行ない、ディジタルの信
号に変換する。ＹＣ分離部１２では、水平・垂直２次元
あるいは水平・垂直・時間３次元の動き適応型の輝度・
色信号分離の処理を行ない、輝度成分Ｙ、色成分Ｃを抽
出する。色復調部１３では色信号Ｃを色副搬送波ｆSCで
同期検波して、色差信号Ｉ，Ｑを復調する。
例である。現行テレビジョン方式の複合カラーテレビジ
ョン信号ＶＣは、Ａ／Ｄ変換部１１で色副搬送波ｆSCの
例えば４倍の周波数で標本化を行ない、ディジタルの信
号に変換する。ＹＣ分離部１２では、水平・垂直２次元
あるいは水平・垂直・時間３次元の動き適応型の輝度・
色信号分離の処理を行ない、輝度成分Ｙ、色成分Ｃを抽
出する。色復調部１３では色信号Ｃを色副搬送波ｆSCで
同期検波して、色差信号Ｉ，Ｑを復調する。
【００２２】ＲＧＢ変換部１４では、所定のマトリクス
演算の処理を行ない、３原色信号Ｒ，Ｇ，Ｂ（又は輝度
信号Ｙ、色差信号Ｒ−Ｙ，Ｂ−Ｙ）に変換する。時系列
処理部１５では、与えられたモード情報に従って、図３
（ａ）に示す上下カットモード、（ｂ）に示すフルモー
ドのいずれかでアスペクト比４対３の画像をアスペクト
比が１６対９の画像信号の系列への変換を行なう。そし
て、Ｄ／Ａ変換部１６でアナログ信号に変換し、アスペ
クト比１６対９、走査形態が５２５／３０／２：１のコ
ンポーネントの画像信号ＶＩＳ′を生成する。
演算の処理を行ない、３原色信号Ｒ，Ｇ，Ｂ（又は輝度
信号Ｙ、色差信号Ｒ−Ｙ，Ｂ−Ｙ）に変換する。時系列
処理部１５では、与えられたモード情報に従って、図３
（ａ）に示す上下カットモード、（ｂ）に示すフルモー
ドのいずれかでアスペクト比４対３の画像をアスペクト
比が１６対９の画像信号の系列への変換を行なう。そし
て、Ｄ／Ａ変換部１６でアナログ信号に変換し、アスペ
クト比１６対９、走査形態が５２５／３０／２：１のコ
ンポーネントの画像信号ＶＩＳ′を生成する。
【００２３】つぎに、レターボックスエンコーダＡ部１
４の一実施例を図４に示す。
４の一実施例を図４に示す。
【００２４】走査形態が５２５／６０／１：１のコンポ
ーネントの画像信号ＶＰＳはＡ／Ｄ変換部１７で色副搬
送波の例えば８倍の周波数で標本化を行ない、ディジタ
ル化する。ＹＩＱ変換部１８では、所定のマトリクス演
算により輝度信号Ｙ、色差信号Ｉ，Ｑに変換した画像信
号Ｓ１（輝度信号ＹＰ、色差信号ＩＰ，ＱＰ）を生成す
る。走査線変換部１９では、後述する様な走査線の４〜
３変換などにより走査線数の変換処理を行ない、横長画
像部領域に対応する有効画素走査線数が３６０本の画像
信号Ｓ２（輝度信号ＹＰ′、色差信号ＩＰ′，ＱＰ′）
をつくる。インタレース走査変換部２０では走査線の
２：１間引き操作および時間軸の２倍伸長の処理を行な
い、現行テレビジョン方式と走査形態が同一の２：１イ
ンタレース走査の画像信号Ｓ３（輝度信号ＹＩ、色差信
号ＩＩ，ＱＩ）に変換する。
ーネントの画像信号ＶＰＳはＡ／Ｄ変換部１７で色副搬
送波の例えば８倍の周波数で標本化を行ない、ディジタ
ル化する。ＹＩＱ変換部１８では、所定のマトリクス演
算により輝度信号Ｙ、色差信号Ｉ，Ｑに変換した画像信
号Ｓ１（輝度信号ＹＰ、色差信号ＩＰ，ＱＰ）を生成す
る。走査線変換部１９では、後述する様な走査線の４〜
３変換などにより走査線数の変換処理を行ない、横長画
像部領域に対応する有効画素走査線数が３６０本の画像
信号Ｓ２（輝度信号ＹＰ′、色差信号ＩＰ′，ＱＰ′）
をつくる。インタレース走査変換部２０では走査線の
２：１間引き操作および時間軸の２倍伸長の処理を行な
い、現行テレビジョン方式と走査形態が同一の２：１イ
ンタレース走査の画像信号Ｓ３（輝度信号ＹＩ、色差信
号ＩＩ，ＱＩ）に変換する。
【００２５】エンコーダ部２１では、所定の周波数帯域
制限、および色変調処理を行ない、輝度信号に色信号を
多重したコンポジット形態の信号ＨＭをつくる。
制限、および色変調処理を行ない、輝度信号に色信号を
多重したコンポジット形態の信号ＨＭをつくる。
【００２６】一方、補助信号生成部２２では、輝度信号
ＹＰ、ＹＰ′をもとに、横長画像部では伝送できない水
平方向、垂直方向の高周波成分を抽出し、時系列変換、
時間軸圧縮、変調などの処理を行なう。そして、上下の
無画部領域に重畳する補助信号ＨＰを生成する。多重部
２３では、信号ＨＭに補助信号ＨＰを多重し、同期信
号、バースト信号、識別信号などの所定の信号を付加す
る。そして、Ｄ／Ａ変換部２４でアナログ信号に変換
し、レターボックス方式の複合カラーテレビジョン信号
ＶＰＥを生成する。
ＹＰ、ＹＰ′をもとに、横長画像部では伝送できない水
平方向、垂直方向の高周波成分を抽出し、時系列変換、
時間軸圧縮、変調などの処理を行なう。そして、上下の
無画部領域に重畳する補助信号ＨＰを生成する。多重部
２３では、信号ＨＭに補助信号ＨＰを多重し、同期信
号、バースト信号、識別信号などの所定の信号を付加す
る。そして、Ｄ／Ａ変換部２４でアナログ信号に変換
し、レターボックス方式の複合カラーテレビジョン信号
ＶＰＥを生成する。
【００２７】また、レターボックスエンコーダＢ部９の
一実施例を図５に示す。
一実施例を図５に示す。
【００２８】走査形態が５２５／３０／２：１のコンポ
ーネントの画像信号ＶＩＳＰは、Ａ／Ｄ変換部１７で色
副搬送波の例えば４倍の周波数で標本化を行ないディジ
タル化する。そして、ＹＩＱ変換部１８では、所定のマ
トリクス演算により輝度信号Ｙ、色差信号Ｉ，Ｑに変換
した画像信号Ｓ４（輝度信号ＹＡ、色差信号ＩＡ、Ｑ
Ａ）を生成する。
ーネントの画像信号ＶＩＳＰは、Ａ／Ｄ変換部１７で色
副搬送波の例えば４倍の周波数で標本化を行ないディジ
タル化する。そして、ＹＩＱ変換部１８では、所定のマ
トリクス演算により輝度信号Ｙ、色差信号Ｉ，Ｑに変換
した画像信号Ｓ４（輝度信号ＹＡ、色差信号ＩＡ、Ｑ
Ａ）を生成する。
【００２９】走査線変換部２５では、後述する様な走査
線の４〜３変換などの操作で走査線数変換の処理を行な
い、横長画像部領域に対応する有効画素走査線数が３６
０本の画像信号Ｓ５（輝度信号ＹＩ、色差信号ＩＩ，Ｑ
Ｉ）をつくる。そして、エンコーダ部２１では、所定の
周波数帯域制限、および色変調処理を行ない、輝度信号
に色信号を多重したコンポジット形態の信号ＨＭをつく
る。
線の４〜３変換などの操作で走査線数変換の処理を行な
い、横長画像部領域に対応する有効画素走査線数が３６
０本の画像信号Ｓ５（輝度信号ＹＩ、色差信号ＩＩ，Ｑ
Ｉ）をつくる。そして、エンコーダ部２１では、所定の
周波数帯域制限、および色変調処理を行ない、輝度信号
に色信号を多重したコンポジット形態の信号ＨＭをつく
る。
【００３０】一方、補助信号生成部２６では、輝度信号
ＹＡ，ＹＩをもとに、横長画像部では伝送できない水平
・垂直方向の高周波成分を抽出し、時系列変換、時間軸
圧縮、変調などの処理を行なう。そして、上下の無画部
領域に重畳する補助信号ＨＰを生成する。
ＹＡ，ＹＩをもとに、横長画像部では伝送できない水平
・垂直方向の高周波成分を抽出し、時系列変換、時間軸
圧縮、変調などの処理を行なう。そして、上下の無画部
領域に重畳する補助信号ＨＰを生成する。
【００３１】多重部２３では、信号ＨＭに補助信号を重
畳し、同期信号、バースト信号、識別信号など所定の信
号の付加を行なう。そして、Ｄ／Ａ変換部２４でアナロ
グ信号に変換し、レターボックス方式の複合カラーテレ
ビジョン信号ＶＩＥを生成する。
畳し、同期信号、バースト信号、識別信号など所定の信
号の付加を行なう。そして、Ｄ／Ａ変換部２４でアナロ
グ信号に変換し、レターボックス方式の複合カラーテレ
ビジョン信号ＶＩＥを生成する。
【００３２】また、図６はこの走査線変換部１９，２５
における信号処理の説明図である。同図（ａ）はレター
ボックスエンコーダＡ部における走査線の４〜３変換を
示す。順次走査の４本の走査線ａ，ｂ，ｃ，ｄの信号に
係数値を加重して加算し、順次走査の３本の走査線
ａ′，ｂ′，ｃ′の信号を生成することで、走査線の４
〜３変換を実現する。一方、同図（ｂ）はレターボック
スエンコーダＢ部での走査線の４〜３変換を示す。イン
タレース走査の４走査線ａ，ｂ，ｃ，ｄの信号に係数値
を加重して加算し、インタレース走査の３走査線ａ′，
ｂ′，ｃ′の信号を生成する。なお、２：１インタレー
ス走査の関係を満す様に、第１フィールドと第２フィー
ルドではそれぞれ異なった係数値を使用する。
における信号処理の説明図である。同図（ａ）はレター
ボックスエンコーダＡ部における走査線の４〜３変換を
示す。順次走査の４本の走査線ａ，ｂ，ｃ，ｄの信号に
係数値を加重して加算し、順次走査の３本の走査線
ａ′，ｂ′，ｃ′の信号を生成することで、走査線の４
〜３変換を実現する。一方、同図（ｂ）はレターボック
スエンコーダＢ部での走査線の４〜３変換を示す。イン
タレース走査の４走査線ａ，ｂ，ｃ，ｄの信号に係数値
を加重して加算し、インタレース走査の３走査線ａ′，
ｂ′，ｃ′の信号を生成する。なお、２：１インタレー
ス走査の関係を満す様に、第１フィールドと第２フィー
ルドではそれぞれ異なった係数値を使用する。
【００３３】また、図７にこのエンコーダ部２１の一実
施例を示す。輝度信号ＹＩ、色差信号ＩＩ，ＱＩはそれ
ぞれＬＰＦ回路２７，２８，２９で所定の周波数帯域制
限を行ない、輝度信号ＹＬ、色差信号Ｉ，Ｑをつくる。
色変調回路３０では、色差信号Ｉ，Ｑを色副搬送波ｆSC
で直交振幅変調して色信号Ｃをつくる。そして、多重回
路３１では輝度信号ＹＬに色信号Ｃを加算してコンポジ
ット形態の信号ＨＭを生成する。
施例を示す。輝度信号ＹＩ、色差信号ＩＩ，ＱＩはそれ
ぞれＬＰＦ回路２７，２８，２９で所定の周波数帯域制
限を行ない、輝度信号ＹＬ、色差信号Ｉ，Ｑをつくる。
色変調回路３０では、色差信号Ｉ，Ｑを色副搬送波ｆSC
で直交振幅変調して色信号Ｃをつくる。そして、多重回
路３１では輝度信号ＹＬに色信号Ｃを加算してコンポジ
ット形態の信号ＨＭを生成する。
【００３４】図８はこのエンコーダ部２１の他の一実施
例を示す。ＬＰＦ回路２７，２８，２９では所定の周波
数帯域制限を行ない、輝度信号ＹＬ、色差信号Ｉ，Ｑを
つくる。一方、ＨＰＦ回路３２では４.２ＭＨｚ以上の
輝度高域成分ＹＨを抽出する。そして、周波数シフト回
路３３では副搬送波μ0（１６ｆSC／７、位相はライン
毎、フレーム毎に反転し、かつ、同一位相の点がフィー
ルド毎に下降する様に位相制御）で搬送波抑圧振幅変調
し、２〜４.１ＭＨｚ帯に周波数シフトさせた高精細信
号ＹＨＳを生成する。また、色変調回路３０では色差信
号Ｉ，Ｑを色副搬送波ｆSCで直交振幅変調して色信号Ｃ
をつくる。時空間フィルタ３４では、図９（ａ）に示す
特性、また時空間フィルタ３５は図９（ｂ）に示す特性
で水平周波数μが２ＭＨｚ以上のの領域の垂直周波数
ν、時間周波数ｆのｆ−ν周波数領域のドッド部が通過
域となる様な帯域制限処理をそれぞれ行なう。そして、
信号ＹＬ、ＹＨＳ、Ｃの間で漏話となる成分を除去す
る。そして、多重回路３１では輝度信号ＹＬに高精細信
号ＹＨＳ、色信号Ｃを加算して、コンポジット形態の信
号ＭＨを生成する。
例を示す。ＬＰＦ回路２７，２８，２９では所定の周波
数帯域制限を行ない、輝度信号ＹＬ、色差信号Ｉ，Ｑを
つくる。一方、ＨＰＦ回路３２では４.２ＭＨｚ以上の
輝度高域成分ＹＨを抽出する。そして、周波数シフト回
路３３では副搬送波μ0（１６ｆSC／７、位相はライン
毎、フレーム毎に反転し、かつ、同一位相の点がフィー
ルド毎に下降する様に位相制御）で搬送波抑圧振幅変調
し、２〜４.１ＭＨｚ帯に周波数シフトさせた高精細信
号ＹＨＳを生成する。また、色変調回路３０では色差信
号Ｉ，Ｑを色副搬送波ｆSCで直交振幅変調して色信号Ｃ
をつくる。時空間フィルタ３４では、図９（ａ）に示す
特性、また時空間フィルタ３５は図９（ｂ）に示す特性
で水平周波数μが２ＭＨｚ以上のの領域の垂直周波数
ν、時間周波数ｆのｆ−ν周波数領域のドッド部が通過
域となる様な帯域制限処理をそれぞれ行なう。そして、
信号ＹＬ、ＹＨＳ、Ｃの間で漏話となる成分を除去す
る。そして、多重回路３１では輝度信号ＹＬに高精細信
号ＹＨＳ、色信号Ｃを加算して、コンポジット形態の信
号ＭＨを生成する。
【００３５】つぎに、補助信号生成部２２，２６の一実
施例を図１０に示す。高精細情報抽出部３６では、輝度
信号ＹＰ（ＹＡ）、ＹＰ′（ＹＩ）をもとに、横長画像
部領域では帯域を越えて伝送できない水平方向や垂直方
向の高周波成分を高精細情報ＳＶＨとして抽出する。時
系列変換部３７では、この信号ＳＶＨを画面の上下の無
画部領域の期間への時系列の変換、および１本の走査線
に複数走査線の信号ＳＶＨを分割多重するための時間軸
圧縮処理などを行なう。また、補助信号変調部３８で
は、振幅レベルの小さな成分は伸長し、振幅レベルの大
きな成分は抑圧する非線形な圧伸操作などや、周波数シ
フトなどの変調処理を行ない、補助信号ＨＰを生成す
る。
施例を図１０に示す。高精細情報抽出部３６では、輝度
信号ＹＰ（ＹＡ）、ＹＰ′（ＹＩ）をもとに、横長画像
部領域では帯域を越えて伝送できない水平方向や垂直方
向の高周波成分を高精細情報ＳＶＨとして抽出する。時
系列変換部３７では、この信号ＳＶＨを画面の上下の無
画部領域の期間への時系列の変換、および１本の走査線
に複数走査線の信号ＳＶＨを分割多重するための時間軸
圧縮処理などを行なう。また、補助信号変調部３８で
は、振幅レベルの小さな成分は伸長し、振幅レベルの大
きな成分は抑圧する非線形な圧伸操作などや、周波数シ
フトなどの変調処理を行ない、補助信号ＨＰを生成す
る。
【００３６】以上に述べた様に、本実施例によれば、ス
タジオ機器類での画像処理の影響を受けることなく、番
組制作を支障なく運営でき、かつ、高品質・高精細な画
像の送像が可能なレターボックス方式のテレビジョン信
号を構成することができる。
タジオ機器類での画像処理の影響を受けることなく、番
組制作を支障なく運営でき、かつ、高品質・高精細な画
像の送像が可能なレターボックス方式のテレビジョン信
号を構成することができる。
【００３７】つぎに、本発明の第２の実施例について図
１１に示すブロック構成図により説明する。
１１に示すブロック構成図により説明する。
【００３８】ＨＤＴＶ撮像部１では、例えばアスペクト
比１６対９、走査形態が１１２５／３０／２：１のコン
ポーネントの３原色信号Ｒ，Ｇ，Ｂ（又は輝度信号Ｙ、
色差信号Ｒ−Ｙ，Ｂ−Ｙ）の画像信号ＶＨＤを得る。そ
して、順次走査変換部３では、走査変換の処理を行な
い、走査形態が５２５／６０／１：１のコンポーネント
の画像信号ＶＨＤＣに変換する。
比１６対９、走査形態が１１２５／３０／２：１のコン
ポーネントの３原色信号Ｒ，Ｇ，Ｂ（又は輝度信号Ｙ、
色差信号Ｒ−Ｙ，Ｂ−Ｙ）の画像信号ＶＨＤを得る。そ
して、順次走査変換部３では、走査変換の処理を行な
い、走査形態が５２５／６０／１：１のコンポーネント
の画像信号ＶＨＤＣに変換する。
【００３９】一方、順次撮像部３９では、例えばアスペ
クト比１６対９、走査形態が５２５／６０／１：１のコ
ンポーネントの３原色信号Ｒ，Ｇ，Ｂ（又は輝度信号
Ｙ、色差信号Ｒ−Ｙ、Ｂ−Ｙ）の画像信号ＶＰを得る。
クト比１６対９、走査形態が５２５／６０／１：１のコ
ンポーネントの３原色信号Ｒ，Ｇ，Ｂ（又は輝度信号
Ｙ、色差信号Ｒ−Ｙ、Ｂ−Ｙ）の画像信号ＶＰを得る。
【００４０】選択部４０では、素材に対応して画像信号
ＶＨＤＣ、ＶＰを選択し、これを画像信号ＶＰＳとして
出力する。
ＶＨＤＣ、ＶＰを選択し、これを画像信号ＶＰＳとして
出力する。
【００４１】順次走査コンポーネントスタジオ機器部４
１では、このコンポーネントの順次走査の画像信号ＶＰ
Ｓに対して、番組制作に必要な画像の縮少、伸長、回
転、ターンページ、ワイプ、クロマキーなどの画像処理
を行なう。そして、処理した画像のコンポーネントの画
像信号ＶＰＳＰを出力する。
１では、このコンポーネントの順次走査の画像信号ＶＰ
Ｓに対して、番組制作に必要な画像の縮少、伸長、回
転、ターンページ、ワイプ、クロマキーなどの画像処理
を行なう。そして、処理した画像のコンポーネントの画
像信号ＶＰＳＰを出力する。
【００４２】レターボックスエンコーダＡ部４では、走
査線数変換、インタレース走査変換、色変調、補助信号
生成などの処理を行ない、走査形態が５２５／３０／
２：１、有効画素走査線数が３６０本のレターボックス
方式の複合カラーテレビジョン信号ＶＰＥを生成する。
査線数変換、インタレース走査変換、色変調、補助信号
生成などの処理を行ない、走査形態が５２５／３０／
２：１、有効画素走査線数が３６０本のレターボックス
方式の複合カラーテレビジョン信号ＶＰＥを生成する。
【００４３】また、インタレース撮像部５では、例えば
アスペクト比１６対９、走査形態が５２５／３０／２：
１のコンポーネントの３原色信号Ｒ，Ｇ，Ｂ（又は輝度
信号Ｙ、色差信号Ｒ−Ｙ，Ｂ−Ｙ）の画像信号ＶＩＳを
得る。
アスペクト比１６対９、走査形態が５２５／３０／２：
１のコンポーネントの３原色信号Ｒ，Ｇ，Ｂ（又は輝度
信号Ｙ、色差信号Ｒ−Ｙ，Ｂ−Ｙ）の画像信号ＶＩＳを
得る。
【００４４】また、コンポジット信号源６からの現行テ
レビジョン方式の複合カラーテレビジョン信号ＶＣは、
コンポーネント変換部７でコンポジット〜コンポーネン
ト変換の処理を行ない、アスペクト比１６対９、走査形
態が５２５／３０／２：１のコンポーネントの３原色信
号Ｒ，Ｇ，Ｂ（又は輝度信号Ｙ、色差信号Ｒ−Ｙ、Ｂ−
Ｙ）の画像信号ＶＩＳ′を生成する。
レビジョン方式の複合カラーテレビジョン信号ＶＣは、
コンポーネント変換部７でコンポジット〜コンポーネン
ト変換の処理を行ない、アスペクト比１６対９、走査形
態が５２５／３０／２：１のコンポーネントの３原色信
号Ｒ，Ｇ，Ｂ（又は輝度信号Ｙ、色差信号Ｒ−Ｙ、Ｂ−
Ｙ）の画像信号ＶＩＳ′を生成する。
【００４５】コンポーネントスタジオ機器部８では、こ
れらコンポーネントの画像信号に対して、番組制作に必
要な画像の縮少、伸長、回転、ターンページ、ワイプ、
クロマキーなどの画像処理を行なう。そして、処理した
画像のコンポーネントの画像信号ＶＩＳＰを出力する。
なお、このコンポーネントスタジオ機器部では先の順次
走査コンポーネントスタジオ機器部４１に比較して約１
／２の動作速度で運用することができる。
れらコンポーネントの画像信号に対して、番組制作に必
要な画像の縮少、伸長、回転、ターンページ、ワイプ、
クロマキーなどの画像処理を行なう。そして、処理した
画像のコンポーネントの画像信号ＶＩＳＰを出力する。
なお、このコンポーネントスタジオ機器部では先の順次
走査コンポーネントスタジオ機器部４１に比較して約１
／２の動作速度で運用することができる。
【００４６】レターボックエンコーダＢ部９では、走査
線数変換、色変調、補助信号生成などの処理を行ない、
走査形態が５２５／３０／２：１、有効画素走査線数が
３６０本のレターボックス方式の複合カラーテレビジョ
ン信号ＶＩＥを生成する。
線数変換、色変調、補助信号生成などの処理を行ない、
走査形態が５２５／３０／２：１、有効画素走査線数が
３６０本のレターボックス方式の複合カラーテレビジョ
ン信号ＶＩＥを生成する。
【００４７】選択部１０では、素材に対応して信号ＶＰ
Ｅ、ＶＩＥを選択し、レターボックス方式のテレビジョ
ン信号Ｖ０として出力する。
Ｅ、ＶＩＥを選択し、レターボックス方式のテレビジョ
ン信号Ｖ０として出力する。
【００４８】以上、本実施例によれば、スタジオ機器類
での画像処理の影響を受けることなく、番組制作を支障
なく運営でき、かつ、高品質・高精細な画像の送像が可
能なレターボックス方式のテレビジョン信号を構成する
ことができる。
での画像処理の影響を受けることなく、番組制作を支障
なく運営でき、かつ、高品質・高精細な画像の送像が可
能なレターボックス方式のテレビジョン信号を構成する
ことができる。
【００４９】つぎに、本発明の第３の実施例を図１２に
示すブロック構成図により説明する。
示すブロック構成図により説明する。
【００５０】ＨＤＴＶ撮像部１では、例えばアスペクト
比１６対９、走査形態が１１２５／３０／２：１のコン
ポーネントの３原色信号Ｒ，Ｇ，Ｂ（又は輝度信号Ｙ、
色差信号Ｒ−Ｙ，Ｂ−Ｙ）の画像信号ＶＨＤを得る。そ
して、順次走査変換部３で走査変換の処理を行ない、ア
スペクト比１６対９、走査形態が５２５／６０／１：１
のコンポーネントの画像信号ＶＨＤＣに変換する。
比１６対９、走査形態が１１２５／３０／２：１のコン
ポーネントの３原色信号Ｒ，Ｇ，Ｂ（又は輝度信号Ｙ、
色差信号Ｒ−Ｙ，Ｂ−Ｙ）の画像信号ＶＨＤを得る。そ
して、順次走査変換部３で走査変換の処理を行ない、ア
スペクト比１６対９、走査形態が５２５／６０／１：１
のコンポーネントの画像信号ＶＨＤＣに変換する。
【００５１】また、順次撮像部３９では、例えばアスペ
クト比１６対９、走査形態が５２５／６０／１：１のコ
ンポーネントの３原色信号Ｒ，Ｇ，Ｂ（又は輝度信号
Ｙ、色差信号Ｒ−Ｙ，Ｂ−Ｙ）の画像信号ＶＰを得る。
クト比１６対９、走査形態が５２５／６０／１：１のコ
ンポーネントの３原色信号Ｒ，Ｇ，Ｂ（又は輝度信号
Ｙ、色差信号Ｒ−Ｙ，Ｂ−Ｙ）の画像信号ＶＰを得る。
【００５２】選択部４０では、素材に対応して画像信号
ＶＨＤＣ，ＶＰを選択し、画像信号ＶＰＳとして出力す
る。
ＶＨＤＣ，ＶＰを選択し、画像信号ＶＰＳとして出力す
る。
【００５３】２チャネル分割部４２では２系統のインタ
レース走査の画像信号への変換を行ない、アスペクト比
１６対９、走査形態が５２５／３０／２：１の形態のコ
ンポーネントの画像信号ＳＡ、およびＳＢを生成する。
レース走査の画像信号への変換を行ない、アスペクト比
１６対９、走査形態が５２５／３０／２：１の形態のコ
ンポーネントの画像信号ＳＡ、およびＳＢを生成する。
【００５４】コンポーネントスタジオ機器部４３では、
コンポーネントの画像信号ＳＡ，ＳＢに対して、番組制
作に必要な画像の縮少、伸長、回転、ターンページ、ワ
イプ、クロマキーなどの画像処理を２系統を同期して連
動させた動作で行なう。そして、制御部４４では、２系
統を同期して連動する動作に必要な各種の制御を行な
う。そして、同一の画像処理を行なった２系統のコンポ
ーネントの画像信号ＳＡＰ，ＳＢＰを出力する。
コンポーネントの画像信号ＳＡ，ＳＢに対して、番組制
作に必要な画像の縮少、伸長、回転、ターンページ、ワ
イプ、クロマキーなどの画像処理を２系統を同期して連
動させた動作で行なう。そして、制御部４４では、２系
統を同期して連動する動作に必要な各種の制御を行な
う。そして、同一の画像処理を行なった２系統のコンポ
ーネントの画像信号ＳＡＰ，ＳＢＰを出力する。
【００５５】２チャネル統合部４５では、２系統のイン
タレース走査の画像信号ＳＡＰ，ＳＢＰの信号系列の再
配列操作を行ない、アスペクト比１６対９、走査形態が
５２５／６０／１：１の形態のコンポーネントの画像信
号ＶＰＳＰを再成する。
タレース走査の画像信号ＳＡＰ，ＳＢＰの信号系列の再
配列操作を行ない、アスペクト比１６対９、走査形態が
５２５／６０／１：１の形態のコンポーネントの画像信
号ＶＰＳＰを再成する。
【００５６】レターボックスエンコーダＡ部４では、走
査線数変換、インタレース走査変換、色変調、補助信号
生成などの処理を行ない、走査形態が５２５／３０／
２：１、有効画素走査線数が３６０本のレターボックス
方式の複合カラーテレビジョン信号ＶＰＥを生成する。
査線数変換、インタレース走査変換、色変調、補助信号
生成などの処理を行ない、走査形態が５２５／３０／
２：１、有効画素走査線数が３６０本のレターボックス
方式の複合カラーテレビジョン信号ＶＰＥを生成する。
【００５７】一方、インタレース撮像部５では、例えば
アスペクト比１６対９、走査形態が５２５／３０／２：
１のコンポーネントの３原色信号Ｒ，Ｇ，Ｂ（又は輝度
信号Ｙ、色差信号Ｒ−Ｙ，Ｂ−Ｙ）の画像信号ＶＩＳを
得る。
アスペクト比１６対９、走査形態が５２５／３０／２：
１のコンポーネントの３原色信号Ｒ，Ｇ，Ｂ（又は輝度
信号Ｙ、色差信号Ｒ−Ｙ，Ｂ−Ｙ）の画像信号ＶＩＳを
得る。
【００５８】また、コンポット信号源６からの現行テレ
ビジョン方式の複合カラーテレビジョン信号ＶＣは、コ
ンポーネント変換部７でコンポジット〜コンポーネント
変換の処理を行ない、アスペクト比１６対９、走査形態
が５２５／３０／２：１のコンポーネントの３原色信号
Ｒ，Ｇ，Ｂ（又は輝度信号Ｙ、色差信号Ｒ−Ｙ，Ｂ−
Ｙ）の画像信号ＶＩＳ′を生成する。
ビジョン方式の複合カラーテレビジョン信号ＶＣは、コ
ンポーネント変換部７でコンポジット〜コンポーネント
変換の処理を行ない、アスペクト比１６対９、走査形態
が５２５／３０／２：１のコンポーネントの３原色信号
Ｒ，Ｇ，Ｂ（又は輝度信号Ｙ、色差信号Ｒ−Ｙ，Ｂ−
Ｙ）の画像信号ＶＩＳ′を生成する。
【００５９】コンポーネントスタジオ機器部８では、こ
れらコンポーネントの画像信号に対して、番組制作に必
要な画像の縮少、伸長、回転、ターンページ、ワイプ、
クロマキーなどの画像処理を行なう。そして、処理した
画像のコンポーネントの画像信号ＶＩＳＰを出力する。
れらコンポーネントの画像信号に対して、番組制作に必
要な画像の縮少、伸長、回転、ターンページ、ワイプ、
クロマキーなどの画像処理を行なう。そして、処理した
画像のコンポーネントの画像信号ＶＩＳＰを出力する。
【００６０】レターボックスエンコーダＢ部９では、走
査線数変換、色変調、補助信号生成などの処理を行な
い、走査形態が５２５／３０／２：１、有効画素走査線
数が３６０本のレターボックス方式の複合カラーテレビ
ジョン信号ＶＩＥを生成する。
査線数変換、色変調、補助信号生成などの処理を行な
い、走査形態が５２５／３０／２：１、有効画素走査線
数が３６０本のレターボックス方式の複合カラーテレビ
ジョン信号ＶＩＥを生成する。
【００６１】選択部１０では、素材に対応して信号ＶＰ
Ｅ、ＶＩＥを選択し、レターボックス方式のテレビジョ
ン信号Ｖ０として出力する。
Ｅ、ＶＩＥを選択し、レターボックス方式のテレビジョ
ン信号Ｖ０として出力する。
【００６２】図１３はこの実施例における２チャンネル
分割部４２、統合部４５での信号処理の動作説明図であ
る。２チャネル分割部４２では、走査形態が５２５／６
０／１：１の順次走査の画像信号ＶＰＳに対して、走査
線ａ，ｂ，ｃ，ｄ，ｅ，ｆの信号、および走査線１，
２，３，４，５，６の信号でそれぞれ走査形態が５２５
／３０／２：１のインタレース走査の画像信号ＳＡ、お
よびＳＢを生成する。一方、２チャネル統合部４５で
は、これら２系統のインタレース走査の画像信号ＳＡ
Ｐ，ＳＢＰの信号系列の再配列操作による統合処理を行
ない、走査形態が５２５／６０／１：１の順次走査の画
像信号ＶＰＳＰを再生する。
分割部４２、統合部４５での信号処理の動作説明図であ
る。２チャネル分割部４２では、走査形態が５２５／６
０／１：１の順次走査の画像信号ＶＰＳに対して、走査
線ａ，ｂ，ｃ，ｄ，ｅ，ｆの信号、および走査線１，
２，３，４，５，６の信号でそれぞれ走査形態が５２５
／３０／２：１のインタレース走査の画像信号ＳＡ、お
よびＳＢを生成する。一方、２チャネル統合部４５で
は、これら２系統のインタレース走査の画像信号ＳＡ
Ｐ，ＳＢＰの信号系列の再配列操作による統合処理を行
ない、走査形態が５２５／６０／１：１の順次走査の画
像信号ＶＰＳＰを再生する。
【００６３】図１４はこの実施例におけるコンポーネン
トスタジオ機器部４３の一構成例である。Ｉ／Ｏ制御部
４６では画像信号の入出力の制御を行なう。スタジオ機
器類は、スイッチャ部４７、ＤＶＥ４８、ＶＴＲ４９な
どで構成し、各機器ではそれぞれ所定の画像処理を行な
う。なお、これら画像処理は、制御信号によってその動
作を制御する。また、本実施例では、このコンポーネン
トスタジオ機器部４３は２系統有し、制御信号によって
２系統は同期して画像処理の動作を連動して行なう。
トスタジオ機器部４３の一構成例である。Ｉ／Ｏ制御部
４６では画像信号の入出力の制御を行なう。スタジオ機
器類は、スイッチャ部４７、ＤＶＥ４８、ＶＴＲ４９な
どで構成し、各機器ではそれぞれ所定の画像処理を行な
う。なお、これら画像処理は、制御信号によってその動
作を制御する。また、本実施例では、このコンポーネン
トスタジオ機器部４３は２系統有し、制御信号によって
２系統は同期して画像処理の動作を連動して行なう。
【００６４】以上述べた様に、本実施例によればスタジ
オ機器類での画像処理の影響を受けることなく、番組制
作を支障なく運営することができ、かつ、高品質・高精
細な画像の送像が可能なレターボックス方式のテレビジ
ョン信号を構成することができる。
オ機器類での画像処理の影響を受けることなく、番組制
作を支障なく運営することができ、かつ、高品質・高精
細な画像の送像が可能なレターボックス方式のテレビジ
ョン信号を構成することができる。
【００６５】なお、いずれの実施例においても、ブロッ
ク間の信号の送受はアナログ信号の形態で説明したが、
これらはディジタル信号の形態で構成することもでき
る。
ク間の信号の送受はアナログ信号の形態で説明したが、
これらはディジタル信号の形態で構成することもでき
る。
【００６６】
【発明の効果】本発明によれば、番組制作に必要なスタ
ジオ機器類での画像処理を現行方式と同様に支障なく運
用することができ、かつ、高品質・高精細な特性が画像
を送像できるレターボックス方式のテレビジョン信号が
構成できる。
ジオ機器類での画像処理を現行方式と同様に支障なく運
用することができ、かつ、高品質・高精細な特性が画像
を送像できるレターボックス方式のテレビジョン信号が
構成できる。
【図１】本発明の第１の実施例のブロック構成図。
【図２】第１の実施例のコンポーネント変換部の構成
図。
図。
【図３】時系列処理部の信号処理説明図。
【図４】レターボックスエンコーダＡ部の構成図。
【図５】レターボックスエンコーダＢ部の構成図。
【図６】走査線変換部の信号処理説明図。
【図７】エンコーダ部のブック構成図。
【図８】エンコーダ部の別の例のブロック構成図。
【図９】時空間フィルタの特性図。
【図１０】補助信号生成部ブロック構成図。
【図１１】本発明の第２の実施例のブロック構成図。
【図１２】第３の実施例のブロック構成図。
【図１３】第３の実施例の２チャネル分割、２チャネル
統合部での信号処理説明図。
統合部での信号処理説明図。
【図１４】コンポーネントスタジオ機器部の構成図。
１…ＨＤＴＶ撮像部、２…ＨＤＴＶスタジオ機器部、３
…順次走査変換部、４…レターボックスエンコーダＡ
部、５…インタレース撮像部、６…コンポジット信号
源、７…コンポーネント変換部、８…コンポーネントス
タジオ機器部、９…レターボックスエンコーダＢ部、１
０…選択部、１１…Ａ／Ｄ変換部、１２…ＹＣ分離部、
１３…色復調部、１４…ＲＧＢ変換部、１５…時系列処
理部、１６…Ｄ／Ａ変換部、１７…Ａ／Ｄ変換部、１８
…ＹＩＱ変換部、１９…走査線変換部、２０…インタレ
ース走査変換部、２１…エンコーダ部、２２…補助信号
生成部、２３…多重部、２４…Ｄ／Ａ変換部、２５…走
査線変換部、２６…補助信号生成部、２７，２８，２９
…ＬＰＦ回路、３０…色変調回路、３１…多重回路、３
２…ＨＰＦ回路、３３…周波数シフト回路、３４，３５
…時空間フィルタ、３６…高精細情報抽出部、３７…時
系列変換部、３８…補助信号変調部、３９…順次撮像
部、４０…選択部、４１…順次走査コンポーネントスタ
ジオ機器部、４２…２チャネル分割部、４３…コンポー
ネントスタジオ機器部、４４…制御部、４５…２チャネ
ル統合部、４６…Ｉ／Ｏ制御部、４７…スイッチャ部、
４８…ＤＶＥ、４９…ＶＴＲ。
…順次走査変換部、４…レターボックスエンコーダＡ
部、５…インタレース撮像部、６…コンポジット信号
源、７…コンポーネント変換部、８…コンポーネントス
タジオ機器部、９…レターボックスエンコーダＢ部、１
０…選択部、１１…Ａ／Ｄ変換部、１２…ＹＣ分離部、
１３…色復調部、１４…ＲＧＢ変換部、１５…時系列処
理部、１６…Ｄ／Ａ変換部、１７…Ａ／Ｄ変換部、１８
…ＹＩＱ変換部、１９…走査線変換部、２０…インタレ
ース走査変換部、２１…エンコーダ部、２２…補助信号
生成部、２３…多重部、２４…Ｄ／Ａ変換部、２５…走
査線変換部、２６…補助信号生成部、２７，２８，２９
…ＬＰＦ回路、３０…色変調回路、３１…多重回路、３
２…ＨＰＦ回路、３３…周波数シフト回路、３４，３５
…時空間フィルタ、３６…高精細情報抽出部、３７…時
系列変換部、３８…補助信号変調部、３９…順次撮像
部、４０…選択部、４１…順次走査コンポーネントスタ
ジオ機器部、４２…２チャネル分割部、４３…コンポー
ネントスタジオ機器部、４４…制御部、４５…２チャネ
ル統合部、４６…Ｉ／Ｏ制御部、４７…スイッチャ部、
４８…ＤＶＥ、４９…ＶＴＲ。
Claims (5)
- 【請求項１】現行テレビジョン方式とは異なるアスペク
ト比の横長画像を画面の上下に無画部領域を設けて送像
するレターボックス方式のテレビジョン信号を構成する
装置において、現行テレビジョン方式とは異なるアスペ
クト比、走査形態のコンポーネントの第１の画像信号に
対してコンポーネント対応スタジオ機器により画像処理
して得られる信号でレターボックス方式の第１のテレビ
ジョン信号を生成する手段と、現行テレビジョン方式と
はアスペクト比のみが異なるコンポーネントの第２の画
像信号に対してコンポーネント対応スタジオ機器により
画像処理して得られる信号でレターボックス方式の第２
のテレビジョン信号を生成する手段とを用い、前記第
１，第２のテレビジョン信号の選択出力によりレターボ
ックス方式のテレビジョン信号を構成することを特徴と
するテレビジョン信号の構成方法。 - 【請求項２】請求項１項に記載の第１の画像信号とはア
スペクト比１６対９、走査線数１１２５本、３０フレー
ム１秒、２：１インタレース走査の形態のコンポーネン
ト信号であることを特徴とするテレビジョン信号の構成
方法。 - 【請求項３】請求項１項に記載の第１の画像信号とはア
スペクト比１６対９、走査線数５２５本、現行テレビジ
ョン方式の２倍のフレーム周波数１：１順次走査の形態
のコンポーネント信号であることを特徴とするテレビジ
ョン信号の構成方法。 - 【請求項４】請求項１項に記載の第２の画像信号とはア
スペクト比１６対９、走査線数５２５本、現行テレビジ
ョン方式と同一のフレーム周波数、２：１インタレース
走査の形態のコンポーネント信号であることを特徴とす
るテレビジョン信号の構成方法。 - 【請求項５】請求項１項に記載の第１の画像信号より現
行テレビジョン方式と同一な走査形態の第２系統のコン
ポーネントの画像信号を生成する手段を設け、上記２系
統のコンポーネントの画像信号を２系統のコンポーネン
ト対応スタジオ機器で同期した動作により画像処理して
得られる２系統の信号を統合して生成した第１の画像信
号と同一な走査形態のコンポーネントの画像信号でレタ
ーボックス方式の第１のテレビジョン信号を生成するこ
とを特徴とするテレビジョン信号の構成方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4063070A JPH05268576A (ja) | 1992-03-19 | 1992-03-19 | テレビジョン信号の構成方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4063070A JPH05268576A (ja) | 1992-03-19 | 1992-03-19 | テレビジョン信号の構成方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05268576A true JPH05268576A (ja) | 1993-10-15 |
Family
ID=13218723
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4063070A Pending JPH05268576A (ja) | 1992-03-19 | 1992-03-19 | テレビジョン信号の構成方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05268576A (ja) |
-
1992
- 1992-03-19 JP JP4063070A patent/JPH05268576A/ja active Pending
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