JPH02107083A - テレビジョン増補信号発生方法及び装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 発明の背景 発明の分野 本発明はテレビジョン情報の送信又は記録及び受信に関
するものであり、特にＮＴＳＣコンパチブル中心パネル
の左右の増補（ａｕｇｍｅｎｔａｔｉｏｎ）パネル信号
と高周波輝度信号と、ステレオハイファイオーディオ信
号を含む高精細度テレビジョン信号の送信又は記録及び
受信に関するものである。

従来技術の説明 慣例のＮＴＳＣカラーテレビジョンシステムは画像情報
を５９．９４フイ一ルド／秒の速度で伝送し、２フイー
ルドで１フレームを構成Ｌ、各フレームを５２５水平走
査ラインで構成している。伝送画像を構成するのに必要
とされる送信及び受信帯域幅を低減するために、これら
の水平走査ラインはフィールドとフィールドとの間で２
＝１の割合でインクレースされ、即ち各フィールドで１
つ置きの走査ラインを伝送している。１つのフィールド
で省略された走査ラインは次のフィールドで伝送し、奇
数番フィールドは１組みの走査ラインを含み、偶数番フ
ィールドは奇数番フィールド内の走査ラインとインター
レースする１組の走査ラインを含むようにしている。こ
のシステムは画像の送信、記録、受信及び再生を各フレ
ームにおいて全ての走査ラインを伝送するのに必要とさ
れる帯域幅より狭い帯域幅で達成することができる。

これらの慣例のシステムで再生されるテレビジョン画像
は４：３のアスペクト比を有し、即ち水平幅対垂直高さ
が４：３である。高精細度テレビジョン（ＨＤＴＶ）シ
ステムは慣例の４：３から１６：９に増大させたアスペ
クト比を有するＴＶスクリーンを用い、情報を伝送して
改善された解像度を与えるものである。既存のＴＶレシ
ーバとのコンパチビリティを維持するためにＨＤＴＶ画
像を３つのパネル、即ち慣例のＴＶ画像を構成する中心
パネルと、中心パネルの左右のＨＤＴＶ用増補パネルと
に分割する。左右の増補パネルを構成する増補信号は慣
例のＴＶ信号とは別に伝送する。ＨＤＴＶではこれらの
信号を合成するが、慣例のレシーバでは増補信号は無視
する。更に、コンパクトディスク品質のディジタルステ
レオオーディオ伝送により音質を改善している。

増補信号は画幅の増大に必要な情報てに加えて、改善さ
れた解像度を与えるための情報も含み、ライン微分信号
又はライン差信号と高周波輝度成分を伝送する。上述の
システムではこれらの情報伝送に６ＭＨｚのチャネル帯
域幅を必要とする。本発明の目的は増補情報を４　Ｍｌ
ｌｚチャネル内で伝送するシステムを提供することにあ
る。

発明の要約 本発明の原理によれば、帯域幅を有効に利用して増補情
報、ディジタルステレオオーディオ及びディジタル同期
信号を４ＭＨｚの帯域幅内で伝送し得る、ＮＴＳＣ受信
機とコンパチブルなＨＤＴＶ信号を得ることができる。

これは、左及び右パネル信号を時間伸長すると共に４ラ
インサイクル内の対応するセグメントが同時になるよう
に適切に遅延させた後に直角変調し、得られた直角被変
調パネル信号を、４ラインサイクルの第２及び４ライン
差信号を時間伸長すると共に同時になるように適切に遅
延させた後にパネル信号と同一の搬送波上に直角変調し
た第２及び第４ライン差信号と時間多重し、４ラインサ
イクル内の１ラインの高周波輝度信号（Ｙｈ）を前記直
角変調に割当てられた周波数帯域と一致する帯域に単側
波帯が生ずるように選択した周波数の信号とヘテロダイ
ンし、この側波帯を前記直角被変調パネル信号と時間多
重することによって達成される。コンパクトディスク品
質のディジタルステレオオーディオ信号及びディジタル
同期信号（ＤＳＳ）　は所定の周波数の信号とヘテロダ
インし、このヘテロダインによる両側波帯を前記直角変
調成分及びＹｈ酸成分所望の４ＭＨｚ帯域内に周波数多
重し得るようにする。この複合４　ＭＨｚ帯域信号で画
像搬送波信号を振幅変調してＲＦチャネルに変換するが
、ここでは搬送波を抑圧することができる。

直角変調を高度に相関する信号に対してのみ用いるので
、直角変調誤差は垂直方向の急変部に対し直流静誤差及
び僅かな歪信号を発生ずるだけである。受信側では精密
な直角復調及び精密な位相再生を搬送波のパイロットバ
ーストと共働するＤＳＳパケット及び垂直インターバル
トレーニング信号ｍＴｓ）とにより達成することができ
る。

好適実施例の説明 第１図において、ＨＤＮＴＳＣエンコーダ１０はライン
微分信号又はライン差（ＬＤ）信号、左及び右パネル増
補信号、高周波輝度信号及びＶ［ＴＳを含むスーパライ
ンを発生し、これらの信号は全て一連の４つのソースラ
インから抽出される。図に示すソースはＲＧＢであるが
、ＨＤＭＡＣ−６０ソースを用いることもできる点に注
意されたい。各スーパラインは２つのライン微分信号又
はライン差信号（１，０２及びＬＤ４）と、左パネル内
の第１ラインのセグメン）（ＰＬＩ）と、右パネル内の
第１ラインのセグメント（ＰＲＩ）と、左パネル内の第
３ラインのセグメント（ＰＬ３）と、右パネル内の第３
ラインのセグメン）　（ＰＨ１）と、輝度信号Ｙｈとを
含んでいる。パン及び走査技術によってＮＴＳＣパネル
を任意の位置に位置させ、１６：９のアスペクト比の画
像内において左及び右パネルを零から最大まで変化させ
ることもできるが、これら２つのパネルの画像に占める
割合は定のままである。

ライン微分信号又はライン差信号ＬＤ２　は第２ライン
から第１及び第３ラインの半加算値を引算して得られ、
ライン差信号１．Ｄ４は第４ラインから第３ラインと次
のサイクルの第１ラインの半加算値を引算して得られる
。これらＬ　Ｄ信号はスーパライン上で隣接タイムスロ
ットを有し、エンコーダ１０のＬＤ出力端子に与えられ
る。、パネル信号は原ラインからＰＬＩ（最初”）　　
／ＰＲＩ／Ｉ化３／ＰＲ３（最後）の時間順序で抽出さ
れる。輝度信号Ｙｈは各サイクルにつき１つのソースラ
インを選択する方法で高周波数輝度情報を垂直方向にデ
シメートすることにより与えられる。このようにすると
対角方向の解像度は制限されるが、人間の視覚系には良
好に適合する。

ＨＤＮＴＳＣエンコーダ１０からのビデオ信号は後続の
処理前に時間伸長して信号帯域を減少させる。Ｌ。

Ｄ信号及びらＹｈ倍信号それぞれ伸長回路１２及び１４
においで１２＋１９及び２：３の割合で時間伸長すると
共に、ベースバンドＶＩＴＳを有する左及び右パネル信
号は伸長回路１６において９：２０の割合で伸長する。

ＨＤＮＴＳＣエンコーダ１０により与えられる信号（Ａ
）の原時間軸及びベースバンド幅（Ｂ）　とこれらの時
間伸長（Ｃ）　により与えられる時間軸及びベースバン
ト幅（Ｄ）を第２図に示す。これらの伸長率は従来技術
より良好な受信画像の信号対雑音比の改善をもたらすと
共にチャネルエコーのインパクトを低減し、良好なゴー
スト除去が実現される。

ディジタル音声及び同期（ＤＳＳ）情報は例えばドルビ
ーアダプティブ変調（ＡＤＭ）信号の叶ＳＫ変調から得
ることができる。ＡＤＭのデータレートは４０８キロビ
ツトであり、追加の３２キロビット／秒を同期用に付加
してＤＳＳパケット用のトータルビットレートを４４０
キロビット／秒にすることができる。

ＱＰＳＫを用いると、チャネルは１ヘルツ当たり２ビツ
トを収納することができ、このことはＤＳＳパケットは
全帯域幅の０．２２ＭＨｚを連続的に必要とすることを
意味する。これがため、所望の４　ＭＨｚの全帯域幅を
達成するには３．７８ＭＨｚが増補ビデオ信号に割り当
てられることになる。

時間伸長後に、ＬＤ２信号及びサイクル内の第１ライン
のパネルセグメント信号はそれぞれ遅延回路１８及び２
０に供給され、これら信号はこれら遅延回路からＬＤ４
信号及び第３ラインの対応するパネルセグメント信号と
時間的に同時に出る。同時のＬＤ信号を直角変調器２２
に供給し、ここでこれらの信号を周波数Ｆｃｌの副搬送
波信号上に直角変調する。同様に、同時のバネルセグメ
ン信号円、１−ＰＬ３及びＰＲＩ−ＰＨ１を直角変調器
２４に供給し、ここでこれらの信号をＬＤ信号と同一の
副（般送波信号上に直角変調する。２つの直角変調器を
第１図に示しであるが、ＬＤ及びパネルセグメント信号
は異なる時間インターバル内に与えられるため１個の変
調器を用いることもできる。

伸長したＹｈ倍信号ヘテロダイン回路２６に供給し、こ
こでｙｈ倍信号周波数Ｆｃ２の第２副搬送波とヘテロダ
インする。周波数Ｆｃ２は、側波帯、例えば上側波帯Ｕ
ＳＢが直角被変調ＬＤ信号及びパネル信号が占める周波
数帯域と同一の周波数帯域内に与えられるように選択す
る。

エンコーダ１０により与えられるＤＳＳ信号パケットは
時間伸長しない。これら信号はヘテロダイン回路２８に
供給し、ここで周波数Ｆｃ３の第３副搬送波とヘテロダ
インする。周波数Ｆｃ３はこのヘテロダイン処理により
生ずる両側波帯信号がＹｈヘテロダインの選択した側波
帯（本例では上側波帯）の上側にこれと連続して位置す
るように選択する。

Ｙｈ変調の上側波帯の選択はＹｈビデオ信号の自然なロ
ールオフが得られる利点を有する。本例では上側波帯を
選択したが、下側波帯を選択することもできる。Ｙｈの
低周波数範囲の方が高周波数範囲よりもたぶんエネルギ
ーが大きい。しかし、下側波帯の選択はチャネルフィル
タをＹｈ倍信号高周波範囲に接触させることができる。

この場合、チャネルフィルタはＹｈ倍信号低周波数範囲
に影響を与えないため、全広帯域の輝度信号を再構成す
る際のベースバンドの低周波数成分ＹｌとのＹｈの周波
数再合成の制御を一層良好にすることができる。

変調器２２及び２４からの直角被変調信号及びヘテロダ
イン回路２６からの選択した側波帯をバンドパスフィル
タ３０に供給すると共に、ヘテロダイン回路２２８から
の両側波帯ＤＳＳ信号をバンドパスフィルタ３２に供給
する。これらのフィルタはビデオ成分の帯域幅を３．７
８！ＪＨｚに制限すると共にＤＳＳパケットの帯域幅を
０．２２ＭＨｚに制限する。副搬送波周波数ＰＣＩ、　
Ｆｅ２及びＦｃ３はフィルタ２０及び３２が連続する周
波数帯域を発生して４　Ｍ）ｌｚの総合帯域幅を形成す
るように選択する。

フィルタリング後、これら信号は第３図に示すような周
波数に位置する。直角被変調ＬＤ信号及びパネル信号は
副搬送波Ｆｃｌを中心とする２つの側波帯を占め、各側
波帯は１．８９ＭＩＩｚの帯域に亘って延在し、３．７
８ＭＨｚの帯域をヘテロダインＹｈ信号の上側波帯ｔｌ
ｓＢと共用する。３．７８ＭＨｚ帯域に連続して、副搬
送波Ｆｃ３のＤＳＳ振幅変調により発生される０、　２
２Ｍ）ｌｚ帯域幅が位置する。

バンドパスフィルタ３０からの直角被変調ＬＤ信号、直
角被変調パネル信号及びｙｈ選択側波帯信号はバンドパ
スフィルタ３２からの振幅被変調ＤＳＳ信号と一緒に多
重装置３４に供給し、ここでこれら信号をフォーマット
（配列）し、時間多重する。多重装置３４は４１．１７
μｓを用いるＬＤ信号、４２．６７μｓを用いるパネル
信号及び３８μｓを用いるＹｈ倍信号第４図の時間軸を
上に示すように時間配列する。これら３つの信号とハウ
スキーピング信号を時間多重する。このハウスキーピン
グ信号はエンコーダでの適正な位相再生のための側搬送
波周波数パイロットバーストを含み、これには４．２７
μｓが割り当てられる。これがため、時間多重信号はＯ
ＳＳ信号と同様に１２７．１１μｓを用いる。時間多重
処理後に、多重装置３４は信号をフォーマットし、時間
多重信号をバンドパスフィルタ３２からのＤＳＳ信号と
合成して時間多重信号とＤＳＳ信号を周波数多重する。

上述したように、ビデオ信号の時間多重処理は帯域通過
フィルタリング後に行われる。即ち、ビデオ信号は直角
変調及びヘテロダイン処理し次いで帯域通過フィルタリ
ングした後に時間多重する点に注目されたい。

４　ＭＨｚ増補チャネルは多重装置３４において選択し
た中間周波数（ＩＰ）で組み立てられ、そこからチャネ
ル変換回路３６に供給さ、ここで無線周波数（ＲＦ）送
信用に周波数変換される。主ＨＤＮＴＳＣ６ＭＨｚチャ
ネルはこの信号処理により影響されず、これも送信して
受信器で）ＩＯＴＶ再生ができるようにする。

次に、増補チャネルデコーダの好適例のブロック図を示
す第５図につき説明する。４　ＭＨｚで変調された増補
チャネルのＲＦ倍信号チャネル変換器４０により所定の
周波数でＩＦ倍信号変換される。

このＩＦ倍信号パイロット再生回路４２に供給され、こ
こで副搬送波信号Ｆｃｌ、　Ｆｃ２及びＦｃ３が発生さ
れ、ビデオ及びオーディオ信号の再生に使用される。

ＩＦ倍信号ビデオ信号を抽出するバンドパスフィルタ４
４とオーディオ信号を抽出するバンドパスフィルタ４６
とを具える周波数多重分離器にも供給する。周波数多重
分離された信号を時間多重分離フォーマツク４８に供給
し、ここでビデオ信号を時間多重分離し、分離したビデ
オ信号及びオーディオ信号を後続の処理のためにフォー
マットする。

多重分離−フォーマツタ４８からのＤＳＳ信号及びパイ
ロト再生回路４２により発生された副搬送波Ｆｃ３をヘ
テロダイン回路５０に供給し、ここでこれら信号をヘテ
ロダインしてＤＳＳ信号を再生する。この信号はＡＤＭ
オーディオ信号及びタイミング回路に必要とされるディ
ジタル同期信号を表わす４４０キロビット／秒の連続デ
ータを表わす。

同様に、多重分離−フォーマツタ４８からのＹｈ倍信号
び副搬送波Ｆｃ２をヘテロダイン回路５２に供給し、こ
こでこれら信号をヘテロダインして時間伸長されたＹｈ
倍信号再生する。この時間伸長されたＹｈ倍信号３：２
時間圧縮器５４において圧縮し、これから所望のＹｈ倍
信号発生され、低周波輝度信号に加えられる。

多重分離−フォーマツタ４８からのパネル信号とバイロ
ト再生器４２により発生された副搬送波信号Ｆｃｌ　と
を直角復調器５６に供給する。送信側においてパネル信
号の直角変調はＰＬＩ及びＰｌ３の直角変調に続いてＰ
Ｒｌ及びＰＲ３の直角変調が行われている。従って、第
５図に示すように、直角復調器５６の一方の出力端子か
らＰＬＩ及びＰＲＩが出力されると共に他方の出力端子
からＰｌ、３及びＰＲ３が出力される。ＰＬＩ及びＰｌ
３はＰＲＩ　及びＰＲ３と同様に両出力端子に同時に現
れる。送信機において原ベースバンドパネルの一部分と
して変調されているＶＩＴＳ信号も直角復調器５６で復
調され、ＨＤＮＴＳＣデコーダ内の下流の処理に使用さ
れる。

復調されたパネル信号は時間圧縮器５８に供給し、ここ
で２０：９の時間圧縮を与えて送信機で与えた時間伸長
を除去する。圧縮されたパネル信号を遅延回路６０に供
給し、ここでパネル信号をもとの位置に戻してＰＬＩ（
最初）／ＰＲＩ／ＰＬ３／ＰＲ３（最後）の正しい順序
にする。

多重分離−フォーマツタ４８からのＬＤ信号（直角変調
されたＬＤ２及び団４信号）は副搬送波信号Ｆｃｌ　と
−緒に直角復調器６２に供給し、ここでＬＤ２及びＬＤ
４信号を検波し、これら信号をその出力端子から１９：
１２圧縮器６４に供給し、これから圧縮されたＬＤ２及
び１、Ｄ４信号が同時に出力される。ＬＤ２及びＬＤ４
信号の正しい時間順序は遅延回路６６で１．０４信号を
遅延することにより得られる。第５図では２つの直角復
調器を示しているが、エンコーダの説明において述べた
ように、ＬＤ信号及びパネル信号の検波には１つの直角
復調器で十分である。

ＬＤ信号、パネル信号及び輝度信号は慣例のテレビジョ
ン画像信号と一緒にＨＤＮＴＳＣデコーダ６８に供給さ
れ、ここでこれらの信号が合成されて高精細度テレビジ
ョン画像信号になる。

以上、本発明を好適実施例について説明したが、本発明
はこれにのみ限定されず、種々の変形や変更が可能であ
ること勿論である。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明による４ＭＨｚの増補チャネルを具える
ＨＤＮＴＳＣエンコーダの好適実施例のブロック図、 第２図は４ＭＨｚの増補チャネルに対する種々の成分の
時間及び周波数割当てを示す図、第３図は４　ＭＨｚの
増補チャネル内の種々の成分の周波数割当てを示す図、 第４図は４８Ｈｚの増補チャネル内の種々の成分の時間
割当てを示す図、 第５図は本発明による４Ｍ１ｌｚの増補チャネルを具え
るＨＤＮＴＳＣデコーダの好適実施例のブロック図であ
る。 １０・・・ＩＩＤＮＴＳＣエンコーダ １２、１４．１６・・・伸長器 １８、２０・・・遅延回路 ２２、２４・・・直角変調器 ２６、２８・・・ヘテロダイン回路 ３０、３２・・・バントハスフィルタ ３４・・・多重装置 ３６・・・チャネル変換器 ４０・・・チャネル変換器 ４２・・・バイロンド再生回路 ４４、４６・・・バンドパスフィルタ ４８・・・多重分離−フォーマツタ ５０、５２・・・ヘテロダイン回路 ５６、６２・・・直角復調器 ５４、５８．６４・・・圧縮器 ６０、６６・・・遅延回路 ６８・・・ＨＤＮＴＳＣデコーダ ＦＩＧ、　２

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、複数の画像成分信号と、オーディオ及び同期信号を
   含むディジタル音声及び同期（ＤＳＳ）信号とを含むテ
   レビジョン増補信号を発生する方法において、 前記複数の画像成分信号を時間多重し、所定の帯域幅を
   有する時間多重信号を形成するステップと、 前記時間多重信号と前記ＤＳＳ信号を周波数多重し、前
   記所定の帯域幅内に前記時間多重信号を含むと共に予め
   選択した別の帯域幅内に前記ＤＳＳ信号を含む周波数多
   重信号を形成するステップと、 前記周波数多重信号を送信するステップと、を具えるこ
   とを特徴とするテレビジョン増補信号発生方法。 ２、前記送信ステップは前記周波数多重信号を記録する
   ことを含むことを特徴とする請求項１記載の方法。 ３、ライン差信号、左及び右パネル信号、輝度信号、及
   びオーディオ及び同期信号を含むＤＳＳ信号を受信する
   ステップと、 前記ライン差信号、前記左及び右パネル信号、及び前記
   輝度信号を時間伸長し、時間伸長されたライン差信号、
   時間伸長された左及び右パネル信号、及び時間伸長され
   た輝度信号を形成するステップと、 前記時間伸長されたライン差信号及び前記時間伸長され
   た左及び右パネル信号を直角変調して直角変調されたラ
   イン差信号及び直角変調された左及び右パネル信号を共
   通の周波数帯域内に形成するステップと、 前記時間伸長された輝度信号を前記共通の周波数帯域内
   に周波数変換するステップと、前記直角変調され且つ時
   間伸長されたライン差信号と、前記直角変調され且つ時
   間伸長された左及び右パネル信号と、前記時間伸長され
   た輝度信号とを時間多重して時間多重信号を形成するス
   テップと、 前記ＤＳＳ信号を前記共通の周波数帯域と連続する予め
   選択した周波数帯域へ周波数変換するステップと、 を具えることを特徴とする請求項１又は２記載の方法。 ４、前記直角変調ステップは、 第１の時間伸長されたライン差信号を遅延して第２の時
   間伸長されたライン差信号と同時にするステップと、 第１の時間伸長された左及び右パネル信号を遅延して第
   ２の時間伸長された左及び右パネル信号と同時にするス
   テップと、 同時の第１及び第２の時間伸長されたライン差信号、及
   び同時の第１及び第２の時間伸長された左及び右パネル
   信号を直角変調器に供給して前記直角変調され且つ時間
   伸長されたライン差信号及び前記直角変調され且つ時間
   伸長された左及び右パネル信号を形成するステップと、 を具えることを特徴とする請求項３記載の方法。 ５、請求項１〜４の何れかに記載の方法を実施するテレ
   ビジョン装置において、 複数の画像成分信号及びオーディオ及び同期信号を含む
   ＤＳＳ信号を発生する信号発生手段と、 前記信号発生手段に結合され、前記複数の画像成分信号
   を互いに時間多重して所定の帯域幅内の時間多重信号を
   発生する時間多重手段と、 前記時間多重手段と前記信号発生手段に結合され、前記
   時間多重信号と前記ＤＳＳ信号とを周波数多重して、前
   記時間多重信号を前記所定の帯域幅内に含むと共に前記
   ＤＳＳ信号を予め選択した別の帯域幅内に含む周波数多
   重信号を発生する周波数多重手段と、 前記周波数多重信号を送信する手段と、 を具えていることを特徴とするテレビジョン装置。 ６、ライン差信号、パネル信号、輝度信号、及びオーデ
   ィオ及び同期信号を含むＤＳＳ信号を含む増補信号を発
   生する増補信号発生手段と、前記増補信号発生手段に結
   合され、前記増補信号を時間伸長する時間伸長手段と、 前記時間伸長手段に結合され、前記時間伸長されたライ
   ン差信号、前記時間伸長されたパネル信号及び前記時間
   伸長された輝度信号を時間多重して、前記時間伸長され
   たライン差信号、前記時間伸長さたパネル信号及び前記
   時間伸長された輝度信号を格別の時間間隔内に含む時間
   多重信号を発生する時間多重手段と、 前記増補信号発生手段と前記時間多重手段とに結合され
   、前記時間多重信号と前記ＤＳＳ信号とを周波数多重し
   て、前記時間多重信号を第１の周波数帯域内に含むと共
   に前記ＤＳＳ信号を第２の周波数帯域内に含む周波数多
   重信号を発生する周波数多重手段と、 を具えていることを特徴とする請求項５記載の装置。 ７、前記時間多重手段は前記時間伸長されたライン差信
   号及び前記時間伸長されたパネル信号を受信し、直角変
   調されたライン差信号及び直角変調されたパネル信号を
   発生する変調手段を含んでいることを特徴とする請求項
   ６記載の装置。 ８、前記変調手段は、 前記時間伸長手段に結合され、順次の時間伸長されたラ
   イン差信号を同時にし、前記パネル信号の順次の時間伸
   長された左パネルセグメントを同時にし、且つ前記パネ
   ル信号の順次の時間伸長された右パネルセグメントを同
   時にする遅延手段と、 前記遅延手段に結合され、前記同時の時間伸長されたラ
   イン差信号を直角変調し、且つ前記同時の時間伸長され
   た左及び右パネルセグメントを直角変調して予め選択し
   た周波数帯域内に直角変調された信号を発生する直角変
   調手段と、 を具えていることを特徴とする請求項７記載の装置。 ９、前記時間多重手段は前記時間伸長された輝度信号を
   前記予め選択した周波数帯域に周波数シフトさせる周波
   数シフト手段を具えていることを特徴とする請求項８記
   載の装置。１０、前記周波数多重手段は前記ＤＳＳ信号
   を前記予め選択した周波数帯域と連続する所定の周波数
   帯域に変換する周波数変換手段を具えていることを特徴
   とする請求項９記載の装置。 １１、前記予め選択した周波数帯域は相まって４ＭＨｚ
   の帯域幅を占めることを特徴とする請求項１０記載の装
   置。 １２、前記予め選択した周波数帯域の帯域幅は３．７８
   ＭＨｚであり、前記所定の周波数帯域の帯域幅は０．２
   ２ＭＨｚであることを特徴とする請求項１１記載の装置
   。 １３、前記ライン差信号の直角変調及び前記パネル信号
   の直角変調は所定の周波数Ｆｃ１の共通の第１副搬送波
   信号を用い、 前記周波数シフト手段は、前記時間伸長された輝度信号
   と所定の周波数Ｆｃ２の第２副搬送波信号とを受信し前
   記時間伸長された輝度信号を前記第２副搬送波信号とヘ
   テロダインして前記予め選択した周波数帯域内に側波帯
   を有する信号を発生させることにより前記時間伸長され
   た輝度信号を前記予め選択した周波数帯域にシフトさせ
   る第１ヘテロダイン手段を具え、且つ 前記周波数変換手段は、前記ＤＳＳ信号と所定の周波数
   Ｆｃ３の第３副搬送信号とを受信し前記ＤＳＳ信号を第
   ３副搬送波信号とヘテロダインして前記所定の周波数帯
   域内に信号を発生させることにより前記ＤＳＳ信号を前
   記予め選択した周波数帯域に連続する前記所定の周波数
   帯域にシフトさせる第２ヘテロダイン手段を具えている
   ことを特徴とする請求項１０記載の装置。 １４、前記時間伸長手段は前記ライン差信号を１２：１
   ９の比で伸長し、前記パネル信号を９：２０の比で伸長
   し、前記輝度信号を２：３の比で伸長することを特徴と
   する請求項１３記載の装置。 １５、前記周波数多重信号を受信し、この信号に応答し
   てテレビジョン表示を少なくとも部分的に発生する手段
   をそなえていることを特徴とする請求項１〜４の何れか
   に記載の装置。 １６、予め選択した帯域幅内にオーディオ及び同期信号
   を含むと共に所定の帯域幅内に時間多重画像成分信号を
   含む周波数多重信号を受信する手段と、 前記受信手段に結合され、前記周波数多重信号を前記オ
   ーディオ及び同期信号と前記時間多重画像成分信号とに
   周波数多重分離する手段と、 前記周波数多重分離手段に結合され、前記時間多重信号
   を時間多重分離して前記画像成分信号を得る手段と、 前記周波数多重分離手段と前記時間多重分離手段に結合
   され、前記画像成分信号を合成してＴＶ画像信号を形成
   する手段と、 前記周波数多重分離手段と前記合成手段に結合され、前
   記ＴＶ画像信号に応答して可視表示を発生すると共に前
   記音声信号に応答して音声を発生する手段とを具えてい
   ることを特徴とする請求項１５記載の装置。 １７、予め選択した周波数帯域に周波数変換されたＤＳ
   Ｓ信号と、直角変調され且つ時間伸長されたライン差信
   号、直角変調され且つ時間伸長されたパネル信号、所定
   の周波数帯域に周波数変換された時間伸長輝度信号及び
   周波数Ｆｃ１、Ｆｃ２及びＦｃ３の副搬送波パイロット
   信号を含む時間多重信号成分を有する信号との周波数多
   重信号を受信する手段と、 前記受信手段に結合され、前記副搬送波パイロット信号
   から周波数Ｆｃ１、Ｆｃ２及びＦｃ３の副搬送波信号を
   発生する手段と、 前記受信手段に結合され、前記周波数多重信号を多重分
   離して前記周波数変換ＤＳＳ信号と前記時間多重信号と
   を取り出す手段と、 前記周波数変換ＤＳＳ信号と周波数Ｆｃ３の副搬送波信
   号を受信して前記ＤＳＳ信号を発生する手段と、 前記時間多重信号を受信し、前記時間多重信号を多重分
   離して前記時間伸長されたライン差信号、前記時間伸長
   されたパネル信号及び前記時間伸長された輝度信号を得
   る手段と、前記時間伸長されたライン差信号、前記時間
   伸長されたパネル信号及び周波数Ｆｃ１の搬送波信号を
   受信し、前記時間伸長されたライン差信号及び前記時間
   伸長されたパネル信号を直角復調して時間伸長されたラ
   イン差信号及び時間伸長された左及び右パネル信号を発
   生する手段と、 前記周波数変換された時間伸長輝度信号及び周波数Ｆｃ
   ２の副搬送波を受信し、前記時間伸長された輝度信号を
   発生する手段と、 前記時間伸長されたライン差信号、前記時間伸長された
   左及び右パネル信号及び時間伸長された輝度信号を受信
   し、これら信号を時間圧縮してライン差信号、左及び右
   パネル信号及び輝度信号を得る手段と、 前記ライン差信号と左及び右パネル信号を受信し、ライ
   ン差信号と左及び右パネル信号をそれらのもとの時間順
   序で発生させる手段とを具えていることを特徴とする請
   求項１４記載の装置。