JPH05259940A - 切替装置の制御方式 - Google Patents

切替装置の制御方式

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JPH05259940A
JPH05259940A JP5385892A JP5385892A JPH05259940A JP H05259940 A JPH05259940 A JP H05259940A JP 5385892 A JP5385892 A JP 5385892A JP 5385892 A JP5385892 A JP 5385892A JP H05259940 A JPH05259940 A JP H05259940A
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JP
Japan
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switching
parity
switching device
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partial section
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Application number
JP5385892A
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English (en)
Inventor
Katsuji Yoshida
勝嗣 吉田
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Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 全体区間切替装置と、該全体区間切替装置間
に挟まれた冗長性を有する伝送路内に更に設けられた部
分区間切替装置とを切替制御する方式に関し、部分区間
切替装置間の回線品質だけでなく、これらの部分区間切
替装置に接続されている伝送回線の品質をも考慮して切
替を行うことにより効率の良い回線切替を実行すること
を目的とする。 【構成】 部分区間切替装置が部分区間パリティの劣化
を検出した時であっても全体区間切替装置からの全体区
間パリティ、警報転送用ビット、又は逆回線警報転送用
ビット等が劣化していることを検出した時には切替を実
行しないように構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、切替装置の制御方式に
関し、特に伝送回線の切替えを行う切替装置の制御方式
に関するものである。
【0002】長距離の伝送回線等においては途中に無線
回線を含むことが多く、フェージング現象などにより回
線障害が発生することがある。また、有線伝送回線にお
いても断線等の障害が生じる事があり、このような回線
障害時に予め用意した予備回線に切り替える為の切替装
置が必要になる。
【0003】
【従来の技術】図5は従来から一般的な伝送システムの
構成を示したものであり、この場合には伝送装置aと伝
送装置dとを現用の伝送回線SYS1〜SYS3により
接続しおり、且つこれらの伝送回線SYS1〜SYS3
の中間に切替装置B及びCが挿入されている。そして、
切替装置BとCとの間には、伝送回線SYS1〜SYS
3のいずれかが回線障害を起こしたときに切り替わる予
備回線SPが設けられている。
【0004】このような伝送システムにおいては、切替
装置B及びCは互いに両者間の伝送回線SYS1〜SY
S3を例えば部分区間パリティビットにより絶えず監視
しており、このパリティチェック結果が所定の閾値を下
回ったときに、例えば現用伝送回線SYS1を予備伝送
回線SPに切り替えるように制御を行っている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】このように、図5に示
す伝送システムにおいては伝送装置A−D間に予備とな
る別の伝送路が設けられていないため、冗長性の無い伝
送区間となっており、この様な場合の切替装置を図1に
示すように伝送回線SYS1(0)〜SYS3(0)に
対してそれぞれ別の伝送回線SYS1(1)〜SYS3
(1)を設けた様な伝送システム、即ち冗長性がある伝
送路全体区間内に切替装置3及び4(これらは図5の切
替装置B及びCに対応するものであり、以下部分切替装
置と称する)として設けた場合、次のような問題点があ
った。
【0006】切替装置3及び4は図5に示した場合と
同様に両者間の伝送回線の回線品質のみを監視してお
り、その回線品質が劣化したときには予備回線SPに切
り替えるようにしているため、部分区間切替装置3及び
4がその間の障害に係る例えば伝送回線SYS1(0)
線から予備回線SPに切り替えても、これらの切替装置
3−4以外の区間、例えば切替装置1(以下、全体区間
切替装置と称する)と部分区間切替装置3との間又は全
体区間切替装置2と部分区間切替装置4との間において
障害等により例えば伝送回線SYS1(0)の回線品質
が劣化した場合には、全体区間切替装置1及び2におい
て該伝送回線SYS1(0)の障害状態が検出されて他
方の冗長伝送回線SYS1(1)に切り替えるような動
作が行われてしまい先に切替装置3及び4で切り替えた
ことが無意味となってしまう。
【0007】例えば伝送回線SYS2(0)において
部分区間切替装置3−4間の障害とこれ以外の区間での
障害が同時に発生している場合と、例えば部分区間切替
装置3−4間の伝送回線SYS3(0)のみに障害が発
生している場合とを考えた場合、前者の伝送回線SYS
2(0)の障害が先に発生した様な場合には、後者の伝
送回線SYS3(0)の障害に対する救済が出来なくな
ってしましう。
【0008】従って本発明は、全体区間切替装置と、該
全体区間切替装置間に挟まれた冗長性を有する伝送路内
に更に設けられた部分区間切替装置とを切替制御する方
式において、部分区間切替装置間の回線品質だけでな
く、これらの部分区間切替装置に接続されている伝送回
線の品質をも考慮して切替を行うことにより効率の良い
回線切替を実行することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段及び作用】本発明に係る切
替装置の制御方式を図1により説明すると、部分区間切
替装置3及び4は上記の様に互いに伝送回線の回線品質
を部分区間パリティにより絶えず監視しており、この部
分区間パリティが劣化したことを検出したときには予備
回線SPに切り替えるようにするものであり、また全体
区間切替装置1及び2は全体区間パリティを互いに送る
ことにより回線品質を監視しており、この全体区間パリ
ティが劣化したときには例えば伝送回線SYS1(0)
を冗長伝送回線SYS1(1)に切り替えるようにする
ものである。
【0010】この様に冗長性がある伝送路区間において
部分区間切替装置3及び4が部分区間パリティの劣化に
より切り替え動作を行おうとするとき、従来のように即
座に切り替え動作は行わず、全体区間切替装置1又は2
からの全体区間パリティをも監視し、この全体区間パリ
ティが劣化している時には切替装置3−4間の切替を実
行させないようにしている。
【0011】尚、各装置間の部分区間パリティとは、そ
の部分区間のみに有効なパリティであり次の部分区間に
おいてはリフレッシュされてしまうものであるが、全体
区間切替装置1−2間の全体区間パリティは中間の装置
において書換えは出来ずそのパリティを監視するだけで
ある。
【0012】これにより、例え部分区間切替装置3−4
間において回線障害が発生したとしても、全体区間切替
装置1−2間において部分区間切替装置3−4以外の所
でも例えばその障害が伝送回線SYS1(0)に発生し
たとすると、この障害回線SYS1(0)を別の冗長回
線SYS1(1)に切り替えることが最適となり、部分
区間切替装置3−4間の切替は行わず、他の伝送回線、
例えばSYS3(0)が部分区間切替装置3−4間にお
いて回線障害を発生したときの為に確保しておくことが
出来ることとなる。
【0013】なお、上記の場合には全体区間切替装置1
−2間において全体区間パリティを用いたが、この全体
区間パリティの変わりにSDH(新同期網)等の新ハイ
アラーキによる警報転送用ビットを用いてもよく、さら
にはこの全体区間パリティに加えてその警報転送用ビッ
トを用いてもよい。
【0014】また、上記の全体区間パリティの変わりに
やはりSDH等の新ハイアラーキによる逆回線警報転送
用ビットを用いれば部分区間切替装置3及び4が後方の
回線劣化をも監視することができ、迅速な回線切替えに
対応することが出来る。
【0015】
【実施例】図2は本発明に係る切替装置の制御方式の実
施例を示したものであり、この実施例においては全体区
間切替装置1−2間に伝送回線SYS1(0)〜SYS
3(0)と予備回線となり得る他方の冗長伝送回線SY
S1(1)〜SYS3(1)とが設けられており、伝送
回線SYS1(0)〜SYS3(0)には図1と同様に
部分区間切替装置3及び4が挿入されており、且つこれ
らの部分区間切替装置3及び4と全体区間切替装置1及
び2との間にそれぞれ伝送装置11及び12が挿入され
ている。また、冗長伝送回線SYS1(1)〜SYS3
(1)には、図示の様に4つの伝送装置13〜16が挿
入接続されている。
【0016】この様な実施例において伝送回線SYS1
(0)〜SYS3(0)が現用として使用されていると
仮定すると、全体区間切替装置1及び2はこれらの伝送
回線SYS1(0)〜SYS3(0)の回線品質を全体
区間パリティにより監視しており、いずれかの伝送回線
の回線品質が閾値を下回ったような時には、冗長伝送路
SYS1(1)〜SYS3(1)の対応する伝送路に切
り替えるよう制御を行う。
【0017】また、部分区間切替装置3及び4はそれぞ
れこの部分区間内の伝送回線SYS1(0)〜SYS3
(0)の回線品質を部分区間パリティにより監視してお
りこの部分区間パリティが閾値を下回ったときには全体
区間切替装置1又は2からの全体区間パリティを見て、
いずれの伝送回線SYS1(0)〜SYS3(0)にお
ける全体区間パリティも正常で有る場合のみ、予備回線
SPへの切替えを実行する。
【0018】一方、部分区間切替装置3及び4において
は伝送装置11または12を経由して全体区間切替装置
1又は2から送られてくる全体区間パリティが閾値を下
回るほど劣化した様な時には部分区間切替装置3−4間
での部分区間切替えを行っても無意味であるので、切り
替えは行わず、全体区間切替装置1及び2にその全体区
間の切替えを実行するか否かを委ねる様にしている。
【0019】上記の実施例では回線品質を判定する対象
として部分区間パリティと全体区間パリティとを用いて
いるが、この様なパリティビットを最近注目されている
SDH(新同期網)等の新ハイアラーキに適用すると部
分区間パリティがB1バイトであり全体区間パリティが
B2バイトに対応させることが出来る。
【0020】従ってこの様な新ハイアラーキを用いれ
ば、図3の実施例に示すように部分区間パリティはその
ままとして、全体区間パリティの代わりにF1バイトと
しての警報転送用バイトを用いても同様に全体区間の回
線品質監視を行うことが出来る。
【0021】また、この様な新ハイアラーキにおけるフ
レームフォーマット中のK2バイト(FERF信号) による
逆回線警報転送用ビットを用いれば信号が入ってくる方
向の回線品質だけでなく、信号が出て行く後方の回線品
質をも監視することができ、この様な逆回線警報転送用
ビットを用いればより迅速な切り替え安定動作を行うこ
とが出来る。
【0022】なお、警報転送用ビット(バイト)とは部
分区間の入力断や同期外れや品質劣化などを下流の部分
区間に転送するものであり、部分区間の識別用のID番
号も合わせて持っているものである。
【0023】図4に示す本発明の更に別の実施例におい
ては、図2及び図3と同様に部分区間パリティを用いる
他、上記の警報転送用ビット並びに全体区間パリティの
全てを監視する事でその監視対象に優先順位を付ければ
それぞれの監視対象を補う形で切替動作を実行する事が
出来ることとなる。
【0024】
【発明の効果】以上説明した様に本発明に係る切替装置
の制御方式によれば、部分区間切替装置が部分区間パリ
ティの劣化を検出した時であっても全体区間切替装置か
らの全体区間パリティ、警報転送用ビット、又は逆回線
警報転送用ビット等が劣化していることを検出した時に
は切替を実行しないように構成したので、不必要な部分
区間切替を無くすことができ回線障害時の救済を効率よ
く行うことができ、伝送路の信頼性を向上させる事が出
来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る切替装置の制御方式が適用され、
冗長性がある伝送路区間内に切替装置が存在するシステ
ム構成を示したブロック図である。
【図2】本発明に係る切替装置の制御方式の実施例(そ
の1)を示したブロック図である。
【図3】本発明に係る切替装置の制御方式の実施例(そ
の2)を示したブロック図である。
【図4】本発明に係る切替装置の制御方式の実施例(そ
の3)を示したブロック図である。
【図5】冗長性が無い伝送路区間内に切替装置が存在す
るシステム構成を示したブロック図である。
【符号の説明】
1,2 全体区間切替装置 3,4 部分区間切替装置 SYS1(0)〜SYS3(0) 伝送回線 SYS1(1)〜SYS3(1) 冗長伝送回線 SP 予備回線 図中、同一符号は同一又は相当部分を示す。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 全体区間切替装置(1,2) と、該全体区間
    切替装置(1,2) 間に挟まれた冗長性を有する伝送路内に
    更に設けられた部分区間切替装置(3,4) とを切替制御す
    る方式において、 該部分区間切替装置(3,4) が、対向する部分区間切替装
    置(3,4) からの部分区間パリティが劣化したことを検出
    したときであっても、該全体区間切替装置(1,2) からの
    全体区間パリティが劣化していることを検出したときに
    は切替を実行しないことを特徴とした切替装置の制御方
    式。
  2. 【請求項2】 該全体区間パリティの代わりに警報転送
    用ビットを用いることを特徴とした請求項1に記載の切
    替装置の制御方式。
  3. 【請求項3】 該全体区間パリティに加えて警報転送用
    ビットを用いることを特徴とした請求項1に記載の切替
    装置の制御方式。
  4. 【請求項4】 該全体区間パリティの代わりに逆回線警
    報転送用ビットを用いることにより該部分区間切替装置
    (3,4) が後方の回線劣化を検出することを特徴とした請
    求項1に記載の切替装置の制御方式。
JP5385892A 1992-03-12 1992-03-12 切替装置の制御方式 Withdrawn JPH05259940A (ja)

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JP (1) JPH05259940A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0715418A (ja) * 1993-06-21 1995-01-17 Nec Corp 無線伝送予備方式
JP2001111512A (ja) * 1999-09-07 2001-04-20 Lucent Technol Inc 同期階層ネットワークシステムにおいてデータを伝送する方法および同期階層ネットワークシステム

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0715418A (ja) * 1993-06-21 1995-01-17 Nec Corp 無線伝送予備方式
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A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 19990518