JPH0525985B2 - - Google Patents

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JPH0525985B2
JPH0525985B2 JP59104644A JP10464484A JPH0525985B2 JP H0525985 B2 JPH0525985 B2 JP H0525985B2 JP 59104644 A JP59104644 A JP 59104644A JP 10464484 A JP10464484 A JP 10464484A JP H0525985 B2 JPH0525985 B2 JP H0525985B2
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JP
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synthetic resin
glass fiber
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thermoplastic synthetic
layer
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Tatsuya Kirihara
Yoshiaki Myazawa
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、ガラス繊維不織布を補強用基材とし
たプラスチツク系長尺床敷材及びその製造方法に
関するものである。
従来の技術 近年合成樹脂発泡層を有している各種の長尺床
敷材が市販されているが、この長尺床敷材は、そ
の寸法及び形状の安定化を図るために、その構成
部材の一つとして、補強用基材を使用することが
一般的に行われている。
また、合成樹脂発泡層を有している長尺床敷材
用の補強用基材としては、この補強用基材に対し
て要求される諸条件を満足させるために、無機材
料繊維を素材とする、例えば、石綿紙、ガラス繊
維不織布などが、その代表的なものとなつてい
る。
しかしながら、これらの従来一般的に使用され
ている無機材料繊維を素材とする補強用基材、必
ずしも、すべての要求される条件を満足しておら
ず、解決すべき多くの問題点を残しているのが現
状である。
例えば、石綿紙は、その処理中にこれから分
離・飛散する石綿の粉末が作業者の健康に対して
悪影響を与え、また、長尺床敷材として加工され
た後、床面などに施工した際に、いわゆる、ピー
ルアツプ性に劣り、床面などからはく離した際
に、石綿片などが床面などの上に残存するという
問題点があつた。
これに対して、補強用基材としてのガラス繊維
不織布は、石綿紙における上記のような問題点を
おおむね解消させることができるとしても、ガラ
ス繊維不織布の特性であるかさ高であり且つ多孔
質であるということによつて、これを補強用基材
として長尺床敷材を製造する際に、その上面にプ
ラスチツク合成樹脂発泡層を形成するためのペー
ストレジンを塗布した場合、ペーストレジンが補
強用基材を形成している繊維の間に残されている
細孔内に浸透し、大半がガラス繊維不織布の上面
から下面に漏れてしまい、ガラス繊維不織布の上
面上に均一厚さにペーストレジン層を形成するこ
とが難しく、ペーストレジンの消費量の増大に基
づいて製品の価格を高騰させる原因ともなる。
更に、ガラス繊維不織布は、一般的に、ガラス
繊維を所定に長さに切断し、これに適当な結合剤
を混入してしよう造したものであり、また、結合
剤としては、普通には、熱可塑性並びに熱硬化性
合成樹脂が使用されているが、長尺床敷材の補強
用基材としては、その要求される寸法及び形状の
安定性の付与という条件を満足させるために、熱
硬化性合成樹脂を結合剤として使用することが圧
倒的に多く、また、熱硬化性合成樹脂として、尿
素系、フエノール系、メラミン系などの合成樹脂
が賞用されているのが現状である。
その結果、長尺床敷材の補強用基材として、こ
の種類の熱硬化性合成樹脂を結合剤としたガラス
繊維不織布を使用する場合には、石綿紙を補強用
基材として使用する場合には生ずることのない特
有な問題点が、その製造工程において生じて来
る。すなわち、この種のガラス繊維不織布を補強
用基材とし、その一面上に合成樹脂発泡層を形成
するためのペーストレジンを塗布し、この塗布層
を発泡させるために、補強用基材と塗布層とを一
緒に加熱処理する際に、ガラス繊維不織布に含ま
れている結合剤の熱分解生成物などが、ペースト
レジン中の発泡剤と化合し、発泡剤の分解を促進
し、合成樹脂発泡層の異常発泡現象を引き起こ
し、このために、均一厚さの合成樹脂発泡層を作
ることが困難となるという問題が生ずることとな
る。
これは、例えば、尿素樹脂系結合剤の場合に
は、樹脂内に残留しているホルムアルデヒド並び
に熱分解によつて生じたホルムアルデヒドが容易
に酸化されてギ酸(注:1)となり、発泡層に添
加されている発泡剤(例えば、アゾジカルボンア
ミド)の分解(注:2)を異常促進(注:3)さ
せ、部分発泡や、過剰発泡現象を起こさせること
に基づくものと考えられる。
注:1)HCOH+O2→2HCOOH 2)H2NCON・NCONH2 →H2NCONH2+CO+K2 3)H2NCON・NCONH2oHCOOH →H2NCOCOOH+ H2NCOH+N2 →2NH3+2CO+CO2 N2 同様に、フエノール系、メラミン系の結合剤の
場合も、尿素系の場合と同様に、発泡層に異常発
泡を促進させる可能性のあることは、良く知られ
ているところである。
なお、特公昭57−53189号公報には、「装飾シー
ト用芯材の製造方法」の発明(以下「先行技術」
と呼ぶ)として、熱可塑性樹脂フイルムに所定の
間隔を存して多数の細孔をあけた後、熱可塑性フ
イルムをガラス繊維不織布の両面に重ね合わせ、
加熱しながらロール加圧することによつてガラス
繊維不織布の細孔の空気を抜き、ガラス繊維不織
布にこの細孔において両面の熱可塑性合成樹脂フ
イルムの一部が溶け込んだ状態に溶着することを
特徴とする装飾シート用芯材が開示されており、
この芯材が、本発明と同様に建築用床敷材の芯材
に適しているものとされているが、この芯材にお
いては、熱可塑性合成樹脂フイルムが所定の間隔
を有して多数の細孔を有している点及び熱可塑性
合成樹脂が、ガラス繊維不織布の両面にロール加
圧によつて熱溶着されるのに対して、本発明にお
いては、後述するように、熱可塑性合成樹脂をガ
ラス繊維不織布の両面にカレンダー法などによつ
てメルトコートすることにより、非発泡性熱可塑
性合成樹脂の皮膜層を形成するものであるので、
その際に、溶融された溶融合成樹脂がガラス繊維
不織布の細孔内にも入り込み、その結果、ガラス
繊維不織布の細孔内に空気が存在することが無い
ようにする点において、根本的に相違するもので
ある。なぜならば、上記のように長尺床敷材の製
造中に、ガラス繊維不織布に含まれている結合剤
との間における化学反応の行われることを、この
先行技術のものにおいては、熱可塑性合成樹脂フ
イルムに多数の細孔が存在することによつて、阻
止することが不可能なところであるのに対し、本
発明においては、ガラス繊維不織布の細孔自体が
非発泡性熱可塑性合成樹脂により埋められている
からであり、また、この先行技術においては、長
尺床敷材の製造工程中に生ずるこのような問題点
の存在については、何らの知見もないところであ
るからである。
発明が解決しようとする問題点 本発明は、特に、ガラス繊維不織布を補強用基
材とする長尺床敷材における上記のような問題点
を解決した新規な長尺床敷材及びその製造方法を
得ることを、その目的とするものである。
問題を解決するための手段 本発明による長尺床敷材は、この目的を達成す
るために、基本的には、補強用基材であるガラス
繊維不織布の両面に、非発泡性熱可塑性合成樹
脂、例えば、軟質ポリ塩化ビニルなどの無孔の皮
膜層を一体に形成し、その一面上に合成樹脂、例
えば、塩化ビニルの発泡層を所要厚さに一体に形
成し、その上に、所望厚さを有する熱可塑性合成
樹脂、例えば、軟質ポリ塩化ビニルフイルムを表
面層として一体に接合し、一方、ガラス繊維不織
布の他の面の上には、熱可塑性合成樹脂、例え
ば、軟質ポリ塩化ビニルのフイルム又はシートを
裏打層として接合して構成されていることを特徴
とするものである。
このような基本的構成を有している本発明によ
る長尺床敷材は、その変形として、表面層の裏面
に各種の模様並びに発泡抑止剤などの印刷層を形
成したり、ガラス繊維不織布の他面の上の非発泡
性熱可塑性合成樹脂の無孔の皮膜層と裏打層との
間に、合成樹脂発泡層を追加して設けたり、ある
いは、この変形においては、ガラス繊維不織布の
一面上の非発泡性熱可塑性合成樹脂の無孔の皮膜
層の上面上に形成された合成樹脂発泡層を省略し
たものがある。
また、本発明方法によると、このような基本的
構成を有している長尺床敷材は、第一工程とし
て、補強用基材としてのガラス繊維不織布の両面
上に非発泡性熱可塑性合成樹脂、例えば、軟質ポ
リ塩化ビニルの無孔の皮膜層をカレンダー法など
によつてメルトコートすることによつて形成し、
第二工程として、非発泡性熱可塑性合成樹脂の無
孔の皮膜層の一面上に、発泡性熱可塑性合成樹
脂、例えば、発泡性塩化ビニル発泡層を形成さ
せ、第三工程として、発泡性熱可塑性合成樹脂層
の上面に柄色並びに発泡抑止剤を印刷し、第四工
程として、その上に熱可塑性合成樹脂フイルムの
表面層を接合し、第五工程として、ガラス繊維不
織布の他面上に形成された非発泡性熱可塑性合成
樹脂の無孔の皮膜層の上に、熱可塑性合成樹脂、
例えば、軟質ポリ塩化ビニルのフイルム又はシー
トを裏打層として接合し、最後に、第六工程とし
て、このような積層体を加熱することにより発泡
性熱可塑性合成樹脂を発泡させることにより製造
することができる。
本発明において重要であることは、補強用基材
としてのガラス繊維不織布の両面上に、非発泡性
熱可塑性合成樹脂の無孔の皮膜層のカレンダー法
などによつて溶着形成することであり、これによ
つて、次の工程として、その一面又は両面上に合
成樹脂発泡層を形成する際に、ガラス繊維不織布
中の結合剤に残留している成分又は熱分解によつ
て生ずる成分が、発泡層に添加されている発泡剤
の分解を異常に促進させたり、過発泡させること
を、ガラス繊維不織布上の非発泡性熱可塑性合成
樹脂の無孔の皮膜層によつて有効に断することに
あるものである。
実施例 次に、本発明を本発明による長尺床敷材の実施
例を示す添付図面に基づいて説明する。
まず、第1図は、本発明による長尺床敷材の補
強用基材1の構成を示す断面図であるが、図中、
2は、基材1の本体であるガラス繊維不織布であ
り、厚さとしては、25g/m2〜50g/m2程度のも
のが好ましい。また、3及び4は、ガラス繊維不
織布2の両面上にカレンダー法などによつてメル
トコートした軟質ポリ塩化ビニルなどの非発泡性
熱可塑性合成樹脂の無孔の皮膜層である無孔の被
覆を示すものである。
すなわち、被覆3及び4は、ガラス繊維不織布
2の両面から溶融樹脂をメルトコートすることに
より、ガラス繊維不織布2の組織中において樹脂
が相互に溶着し、これらのガラス繊維不織布2
と、非発泡性熱可塑性合成樹脂の無孔の皮膜層3
及び4とが一体化し、強じんな無孔の補強用基材
1を構成するようになる。なお、この場合、非発
泡性熱可塑性合成樹脂の無孔の皮膜層3及び4
は、塩化ビニルに適量(例えば、40〜60PHR)
の可塑剤と、適量の充てん剤とを含み、厚さは
0.08〜0.2mm程度が好ましいが、各添加剤の添加
量を適宜に変更することにより、使用目的に適合
した補強用基材1を得ることができる。
次に、第2,3及び4図は、第1図に示した無
孔の補強用基材1を使用して構成された本発明に
よる長尺床敷材10の構造の例を、断面図によつ
て示したものである。
すなわち、これらの図面において、5は、合成
樹脂発泡層を示すものであり、例えば、塩化ビニ
ル系発泡体を無孔の補強用基材1の一面又は両面
上にメルトコートし、例えば、発泡培率2〜3倍
に発泡させたものである。また、6は、この合成
樹脂発泡層5の上面上に熱ラミネート法によつて
接合された表面層であり、これは、透明な熱可塑
性合成樹脂、例えば、軟質ポリ塩化ビニルの、例
えば、0.15〜0.3mmの厚さのフイルムである。な
お、発泡層5の上面には、柄色並びに発泡抑止剤
などの印刷層7を、あらかじめ施されている。こ
の印刷層7は、従来の長尺床敷材においては、転
写印刷によつて施される例が多かつたが、本発明
による無孔の補強用基材1を使用することにより
寸法及び形状の安定性が付与されるので、直接印
刷によつても容易に施すことができ、従つて、製
造工程の合理化を図り、製造価格の低減に寄与す
ることができるものである。また、8は、熱可塑
性合成樹脂、例えば、軟質ポリ塩化ビニルのフイ
ルムから成る裏打層を示し、これは、軟質ポリ塩
化ビニルに炭酸カルシウムなどの充てん剤を多量
(例えば、100〜200PHR)に加え、無孔の補強用
基材1ないしは合成樹脂発泡層5に熱ラミネート
し、床面などの密着性を良好とし、施工工事を容
易とすることを目的とするものである。
なお、上記には、本発明による長尺床敷材10
の構成の数種の実施例及びその製造方法について
説明をしたが、製造方法自体は、補強用基材の構
成並びにその製造方法を除いては、基本的には従
来公知の方法によつて製造することができるもの
である。
発明の効果 本発明による長尺床敷材10は、上記のような
構成を有しており、上記のような方法によつて製
造されるものであるが、ここで、本発明による長
尺床敷材ないしはその製造方法の効果を挙げる
と、次のようになる。
(1) 長尺床敷材の補強用基材としてのガラス繊維
不織布の両面に、カレンダー法などによつて非
発泡性軟質ポリ塩化ビニルの無孔の皮膜層をメ
ルトコートしてあるので、ガラス繊維不織布の
中に含まれている結合剤が、その上に積層され
る合成樹脂発泡剤と、化学反応をすることを完
全に防止し、発泡層の均一な発泡を保証するこ
と (2) 基材であるガラス繊維不織布の組織の中にお
いて非発泡性熱可塑性合成樹脂が溶着し、ガラ
ス繊維不織布内に残されているすきまが埋まる
ことにより、先行技術においては必要とされて
いた多数の細孔をあけた熱可塑性合成樹脂フイ
ルムを使用すること無く、非発泡性熱可塑性合
成樹脂の無孔の皮膜層を使用しても、ガラス繊
維不織布自体に残されている気泡が熱膨張した
り、層内はく離を生じたりすることを有効に防
止することに効果があること (3) 非発泡性熱可塑性合成樹脂がガラス繊維不織
布を露出しないように被覆することにより、ガ
ラス繊維の折れ片が飛散したり、製品や、半製
品へ付着したり、型付けしたりするなどの影響
を完全に防ぎ、高品位であり、安定性のある製
品を得ることができること (4) 長尺床敷材の絶対条件である寸法の安定性に
優れていること これは、本発明においては、補強用基材であ
るガラス繊維不織布に両面から非発泡性熱可塑
性合成樹脂をメルトコートし、ガラス繊維不織
布と、非発泡性熱可塑性合成樹脂とが一体化し
た補強用基材を用いることにより、補強用基材
の上層部並びに下層部との間における伸縮の差
が無くなり、従つて、施工後の反り、膨らみな
どの障害を防止することができることによるも
のである。
(5) 長尺床敷物材を構成している基材の本体であ
るガラス繊維不織布の両面を被覆している非発
泡性熱可塑性合成樹脂の無孔の皮膜層の上面
に、合成樹脂発泡層をメルトコート法ないしは
熱ラミネート法によつて溶着してあるので、層
間接着が強じんとなり、経時変化に影響される
ことがなく、耐久性のある長尺床敷材とするこ
とができること (6) 長尺床敷材を構成している基材の本体である
ガラス繊維不織布の両面を被覆している非発泡
性熱可塑性合成樹脂の無孔の皮膜層の上面に、
合成樹脂発泡層をメルトコート法並びに熱ラミ
ネート法によつて積層してあるので、床面の湿
気を完全に遮断することができ、また、発泡体
によつて構成されているので、クツシヨン性並
びに断熱効果が大きく、快適な長尺床敷材とす
ることができること などである。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明による長尺床敷材において使
用される補強用基材の断面図、第2〜4図は、本
発明による長尺床敷材の数種の実施例を示す各断
面図である。 1…補強用基材、2…ガラス繊維不織布、3,
4…非発泡性熱可塑性合成樹脂の無孔の皮膜層、
5…合成樹脂発泡層、6…表面層、7…印刷層、
8…裏打層。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 ガラス繊維に、尿素系、フエノール系、メラ
    ミン系などの熱硬化性合成樹脂から成る結合剤を
    混入してしよう造されたガラス繊維不織布の両面
    に、軟質ポリ塩化ビニルなどの非発泡性熱可塑性
    合成樹脂の皮膜層を、ガラス繊維不織布の組織と
    一体となるようにして形成して成る無孔の補強用
    基材と、その一面又は両面の上に、それと一体と
    なるように形成された、所望の厚さを有する塩化
    ビニルなどの熱可塑性合成樹脂発泡層と、その上
    に、それと一体となるように接合された、所要の
    厚さを有する軟質ポリ塩化ビニルなどの熱可塑性
    合成樹脂皮膜から成る表面層と、無孔の補強用基
    材の他面の上に、これと一体となるように接合さ
    れた、所要の厚さを有する軟質塩化ビニルなどの
    熱可塑性合成樹脂から成る裏打層とから成り立つ
    ていることを特徴とする長尺床敷材。 2 ガラス繊維に、尿素系、フエノール系、メラ
    ミン系などの熱硬化性合成樹脂から成る結合剤を
    混入してしよう造されたガラス繊維不織布の両面
    に、軟質ポリ塩化ビニルなどの非発泡性熱可塑性
    合成樹脂を、ガラス繊維不織布の組織と一体とな
    るように溶着することにより無孔の補強用基材を
    形成することと、無孔の補強用基材の一面又は両
    面の上に、発泡性塩化ビニルなどの発泡性熱可塑
    性合成樹脂から成る層を所要厚さに一体に積層す
    ることと、その上に、所要厚さを有する軟質ポリ
    塩化ビニルなどから成る熱可塑性合成樹脂皮膜を
    表面層として一体に接合することと、無孔の補強
    用基材の他面の上に、軟質ポリ塩化ビニルなどの
    熱可塑性合成樹脂から成るフイルム又はシートを
    裏打層として接合することと、このようにして形
    成された積層体を加熱することにより発泡性熱可
    塑性合成樹脂層を発泡させることから成り立つて
    いることを特徴とする長尺床敷材の製造方法。
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