JPH05259839A - 改善されたパルス幅分解能を有する波形を発生するデータ処理システムおよびその方法 - Google Patents

改善されたパルス幅分解能を有する波形を発生するデータ処理システムおよびその方法

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JPH05259839A
JPH05259839A JP4305863A JP30586392A JPH05259839A JP H05259839 A JPH05259839 A JP H05259839A JP 4305863 A JP4305863 A JP 4305863A JP 30586392 A JP30586392 A JP 30586392A JP H05259839 A JPH05259839 A JP H05259839A
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JP4305863A
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John A Langan
ジョン・エー・ランガン
Robert J Amedeo
ロバート・ジェイ・アメデオ
Roberto M Frontera
ロバート・エム・フロンテラ
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 改善されたパルス幅分解能を有する出力波形
22を発生することのできるデータ処理システム10を
提供する。 【構成】 一つの例では、このシステムは、システムの
動作周波数で動作する入力クロック20によって繰り上
げられるカウンタ34を利用する。カウンタ34を1で
繰り上げずに、カウンタ34は2の累乗で繰り上げら
れ、そのためカウンタ34は2の累乗で高速にカウント
するようになる。しかし、カウンタ34の有効分解能を
向上させるため、出力波形22の第2エッジは所望のデ
ューティ・サイクルおよび期間に応じて正しく調整しな
ければならない。その結果、2の累乗のより高い分解能
を発生し、しかも入力クロック20としてシステムの動
作周波数を利用するカウンタ34が得られる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、一般にデータ・プロセ
ッサに関し、さらに詳しくは、デジタル・データ・プロ
セッサにおける波形発生に関する。
【0002】
【従来の技術】現在マイクロコンピュータは、単純な家
電機器から複雑な自動車までさまざまな製品を制御する
ために用いられている。マイクロコンピュータによって
実行される重要な用途の一つにタイミング制御がある。
タイミング制御も、極めて単純なものから極めて複雑な
ものまでさまざまである。家電機器では、機器を制御す
るため2つの事象の間でどれだけ時間が経過したかを計
数するためにのみマイクロコンピュータを必要とする。
一方、自動車では、自動車エンジンを制御するため、複
雑な波形を発生または識別するためにタイマを必要とす
る。
【0003】制御以外のタイマ機能の重要な用途とし
て、通信システム用のクロックの発生がある。通信シス
テムは、複数の場所の間でデータを転送する。さまざま
なデータ・ビットをいつ送出するかを判定するため、一
つまたはそれ以上のクロックを必要とする通信システム
もある。タイマは、通信システムが必要とするクロック
を発生するために利用できる便利な装置である。タイマ
は、制御や通信情報のクロック以外の目的に利用できる
広い範囲の出力波形を生成するために用いることができ
る。
【0004】タイマについて議論するためには、期間(p
eriod),サイクル,周波数,パルス幅およびデューティ
・サイクルなどの基本的な用語を定義する必要がある。
期間およびサイクルは、本明細書では同義的に用いられ
ている。波形の期間またはサイクルとは、波形の任意の
2つの立ち上がりエッジまたは任意の2つの立ち下がり
エッジの間の時間の長さである。波形の周波数とは、期
間の逆数、すなわち周波数=1/周期である。期間が増
加するにつれて、周波数は低下する。従って、長い期間
の波形は低い周波数を有する。
【0005】波形のパルス幅とは、パルスがH(high)ま
たはL(low) のいずれかの所定の状態に維持される時間
の長さである。波形のデューティ・サイクルとは、全波
形期間の間に波形がHである時間の割合である。例え
ば、70%デューティ・サイクルを有する波形は、全期
間の70%がHであり、残りの30%がLである。50
%デューティ・サイクルを有する波形は、全期間の50
%がHであり、残りの50%がLである。20%デュー
ティ・サイクルを有する波形は、全期間の20%がHで
あり、残りの80%がLである。
【0006】多くのタイマは、入力クロック,カウンタ
およびある種の比較論理を利用することによって動作す
る。カウンタは、初期開始時間から経過した時間の長さ
を記録するために用いられる。カウンタは、入力クロッ
クの第1エッジによって繰り上げられる。入力クロック
の第2エッジにおいて、カウンタの内容は前もってプロ
グラムされた値と比較され、この2つの値が一致するか
どうか判定する。一致する場合、タイマは初期開始時間
から十分な長さの時間が経過したと判断する。次に、タ
イマは割込みを起こさせたり、出力ピン上に値を駆動す
るなど、適切な機能を実行する。一致しない場合、タイ
マは初期開始時間から十分な長さの時間が経過していな
いと判断し、入力クロックの次のエッジにおいてカウン
タは再び繰り上げられる。
【0007】カウンタ値は各繰り上げごとに変化するの
で、カウンタが繰り上げられる度に比較演算を実行しな
ければならない。各繰り上げ後に比較が実行されない場
合、一致が生じてもそれが検出されないままになること
がある。入力クロックの各期間の間には、2つのエッジ
しかない。第1エッジはカウンタを繰り上げるために用
いられ、第2エッジは比較演算をトリガするために用い
られる。その結果、カウンタは入力クロックの各期間の
間に一回しか繰り上げることができない。そのため、カ
ウンタがカウントできる有効レート(effective rate)
は、入力クロックの周波数によって制限される。入力ク
ロック周波数「F」を有する標準的なカウンタは、この
「F」のレートでしかカウントできない。例えば、入力
クロックが6メガヘルツのカウンタは6メガヘルツのレ
ートでしかカウントできない。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】カウンタがカウントで
きるレートは、タイマの分解能を決定する。既存のタイ
マの分解能は、入力クロックの周波数によって制限され
る。多くのマイクロコンピュータ利用者は、より高い分
解能のタイマを希望している。残念ながら、タイマの分
解能を増加するため入力クロックの周波数を単に増加す
るという安易な解決方法は、一般に有効な方法ではな
い。一般に、タイマへの入力クロックはマイクロコンピ
ュータ全体において動作する最も高速なシステム・クロ
ックである。このシステム・クロックの速度を増加する
ことは、タイマのみならず、システムのすべての部分に
影響を与える。マイクロコンピュータ内の一部の回路
は、特定の最大周波数以上では正しく動作せず、それに
この最大周波数はタイマにおいて必要な分解能を得るた
めに十分高くないことがある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記の必要性は本発明に
よって満たされ、それ以外の利点も実現される。一例で
は、本発明は低減されたパルス幅分解能期間を有する出
力信号を発生する装置およびその方法によって構成され
る。このデータ処理システムは、制御信号を与えるデー
タ・プロセッサと、所定の期間のクロック信号を与える
クロック発生器と、論理手段とによって構成される。論
理手段は、クロック信号に結合されたクロック入力と、
データ・プロセッサに結合され、制御信号を受信する制
御入力と、出力信号とを有する。この出力信号は、制御
信号によって決定されるパルス幅と、クロックの所定の
期間を2の累乗で除した値に等しいパルス幅分解能期間
とを有する。論理手段は、制御信号に応答して出力信号
を長くするため、出力信号を所定の量で選択的に調整す
る。
【0010】
【実施例】本明細書では、信号,状態ビットまたは同様
な装置を論理真状態または論理偽状態にする場合に、そ
れぞれ「アサート(assert)」および「ネゲート(negat
e)」という用語を用いている。数値の前の「%」記号
は、この数値が2進数または2の基数で表されているこ
とを示す。
【0011】第1図は、従来のタイミング装置によって
発生される出力波形A,B,Cを示す。従来のタイミン
グ装置は、入力クロックの1期間に等しいパルス幅分解
能期間(PWRP:pulse width resolution period)を
有する。
【0012】パルス幅分解能期間(PWRP)は波形を
発生する装置の特性であるが、一つの波形そのものの特
性ではない。装置のPWRPは、この装置が発生するこ
とのできる同一パルス幅にできるだけ近いパルス幅を有
する2つのパルスの持続時間(duration)を比較すること
によって決定される。例えば、第1図の従来例を参照し
て、波形A,B,Cのパルス幅の持続時間は、従来のタ
イミング装置が発生することのできる同一パルス幅にで
きるだけ近い。PWRPを求めるため、最も短いパルス
(出力波形A)のパルス幅と、次に短いパルス(出力波
形B)のパルス幅とが比較される。この2つのパルスの
持続時間の差は、「PWRP」と記された時間の長さで
ある。従来のタイミング装置のPWRPは、入力クロッ
クの1期間に等しい。このタイミング装置のPWRP
は、同じ構成を用いてこの装置が発生する他のすべての
波形についても一定のままである。例えば、出力波形
B,Cも持続時間は入力クロックの1期間だけ異なる。
【0013】装置のパルス幅分解能期間は時間単位で測
定され、多くの用途では、装置のPWRPはできるだけ
小さいほうが有利である。小さなPWRPにより、大き
なPWRPの装置では発生できない中間パルス幅を有す
るパルスを装置が発生できるようになる。これらの中間
パルス幅は、タイミング装置によって発生されるパルス
を受信し、利用するステッパ・モータや通信受信機など
の特定の周辺装置で必要とされることがある。
【0014】上述のように、図1は従来のタイミング装
置によって発生される出力波形A,B,Cを示してい
る。従来の装置は、3ビット・カウンタ(図示せず)へ
の入力として入力クロック信号を利用している。このカ
ウンタは、入力クロック信号の一つおきのエッジごとに
繰り上げられる。図1の各矢印は、このカウンタの繰り
上げを示す。矢印の上の数値は、繰り上げが行なわれる
前にカウンタに含まれる値を示す。この3ビット・カウ
ンタは値0から開始し、カウンタが最大カウント値7を
含むまで1づつ繰り上がる。カウンタが値7を収容し
て、1だけ繰り上げられると、カウンタは0にロールオ
ーバする(戻る)。入力クロックの残りのエッジ、すな
わちこの例では立ち上がりエッジは、比較演算(図示せ
ず)のために用いられ、カウンタを繰り上げるために用
いることはできない。
【0015】図2は、本発明によって提供される従来技
術に対する改善を示す。タイマに対する入力クロックの
周波数を増加させずに、タイマの分解能を増加する方法
が必要とされている。
【0016】図2は、本発明の一つの実施例によって発
生される出力波形D,E,Fを示す。この実施例は、従
来技術と同じ入力クロック信号を用いている。この入力
クロック信号は、4ビット・カウンタ(図示せず)に対
する入力として用いられる。従来技術の場合と同様に、
カウンタは入力クロック信号の一つおきのエッジで繰り
上げられる。図2の各矢印は、カウンタの繰り上げを示
す。矢印の上の数値は、繰り上げが行なわれる前のカウ
ンタに含まれる値を示す。この4ビット・カウンタは値
0から開始し、2づつ繰り上げて値14までカウントす
る。カウンタが値14を収容して、2だけ繰り上げられ
ると、カウンタは0にロールオーバする。入力クロック
の残りのエッジ、すなわちこの例では立ち上がりエッジ
は、比較演算(図示せず)のために用いられ、カウンタ
を繰り上げるために用いることはできない。
【0017】図2に示すPWRPは入力クロックの1期
間の1/2であり、本発明の一つの実施例によって発生
されている。従って、図示の実施例のPWRPは、同じ
入力クロック期間を用いる従来のPWRPの1/2であ
る。これは従来技術に比べて大きな改善である。本発明
は、2倍の性能を得るために、従来の装置を少数の回路
によって修正することを可能にする。装置のPWRPを
入力クロックの1期間から入力クロックの1/2期間に
低減することにより、性能は2倍になる。図2に示す性
能の向上は従来技術の2倍にすぎないが、本発明により
4倍増の性能,8倍増の性能が可能になり、実際には2
N 倍増の性能(ただし、Nは整数)が可能になる。
【0018】図3はデータ処理システム10を示し、こ
のデータ処理システムはデータ・プロセッサ12,クロ
ック発生器14および高分解能カウンタ・モジュール1
6を有する。高分解能カウンタ・モジュール16は、デ
ータ処理システム10内のタイマまたはシリアル・サブ
システム18の一部であってもよい。クロック発生器1
4は入力クロック20を発生し、この入力クロック20
は高分解能カウンタ・モジュール16への入力である。
高分解能カウンタ・モジュール16は、出力波形22を
発生する。
【0019】データ・プロセッサ12は、デューティ制
御信号24,分解能制御信号26,極性信号28および
リセット信号30を含むいくつかの制御信号を高分解能
カウンタ・モジュール16に出力する。本実施例では、
デューティ制御信号24は複数の信号であるが、他の実
施例では一つの信号のみを用いて、データ・プロセッサ
12から高分解能カウンタ・モジュール16にデューテ
ィ制御信号を送出してもよい。
【0020】本発明では、デューティ制御情報はデータ
・プロセッサ12から高分解能カウンタ・モジュール1
6に送出しなければならない。残りの制御信号、すなわ
ち分解能制御信号26,極性信号28およびリセット信
号30は任意である。これらの3つの制御信号は本発明
のこの実施例において用いられているが、これらの信号
は必ずしも必要ではない。
【0021】さらに図3を参照して、高分解能カウンタ
・モジュール16は、出力波形22を発生するため、入
力クロック20と、データ・プロセッサ12からのすべ
ての制御入力とを利用する。出力波形22は、入力クロ
ック20の期間を2の累乗で除した値に等しいパルス幅
分解能期間(PWRP)を有するように発生することが
できる。従来の同様な装置は、入力クロック20の期間
に等しいPWRPを有する出力波形しか発生することが
できない。これは、従来の装置の欠点であった。多くの
用途では、装置はできるだけ小さいPWRPを有するこ
とが有利である。小さなPWRPにより、大きなPWR
Pを有する装置によって発生できない中間パルス幅を有
するパルスを装置が発生できるようになる。これらの中
間パルス幅は、タイミング装置によって発生されるパル
スを受信したり、用いるステッパ・モータや通信受信機
などの特定の周辺装置で必要とされることがある。
【0022】図4は、図3の高分解能カウンタ・モジュ
ール16の構造をさらに詳細に示す。高分解能カウンタ
・モジュール16は、デューティ比較論理回路32,カ
ウンタ34,分解能選択論理回路36および波形終了・
エッジ調整論理回路(waveform completion and edge ad
justment logic) 38を含む。カウンタ34はN個のカ
ウンタ段回路をを含み、そのうち4つのカウンタ段回
路、すなわちカウンタ段0回路40a,カウンタ段1回
路40b,カウンタ段2回路40cおよびカウンタ段N
回路40dが示されている。
【0023】デューティ比較論理32は、入力としてデ
ューティ制御信号24を受け取る。また、デューティ比
較論理32は各カウンタ段、すなわちカウンタ段0回路
40a,カウンタ段1回路40b,カウンタ段2回路4
0cおよびカウンタ段N回路40dの内容を入力として
受け取る。デューティ比較論理32は2つの出力信号、
すなわちデューティ比較一致信号42およびエッジ調整
信号44を発生し、これらの信号は波形終了・エッジ調
整論理38への入力である。
【0024】分解能制御信号26は、分解能選択論理3
6および波形終了・エッジ調整論理38への入力であ
る。同様に、入力クロック20も分解能選択論理36お
よび波形終了・エッジ調整論理38への入力である。分
解能選択論理36は、カウンタ段0回路40aへの入力
として段0入力信号46を出力する。また、分解能選択
論理36は、カウンタ段1回路40bへの入力として段
1入力信号48を出力する。カウンタ段0回路40a
は、分解能選択論理36への入力として段0出力信号5
0を出力する。カウンタ段N回路40dは、波形終了・
エッジ調整論理38への入力として期間終了(end of pe
riod) 信号52を出力する。
【0025】極性信号28およびリセット信号30は共
に、波形終了・エッジ調整論理38への入力である。波
形終了・エッジ調整論理38は、出力波形22を発生す
る。図4はN段またはNビットのカウンタを示している
が、以下で説明する特定の実施例は図2に示す出力波形
を発生することのできる4ビット・カウンタである。4
ビット・カウンタからNビット・カウンタに拡大するた
めには、さらに多くのカウンタ段を追加して、デューテ
ィ比較論理32において既存の論理を反復するだけでよ
い。従って、本実施例では、N=4であり、カウンタ3
4は4ビット・カウンタである。
【0026】動作中、カウンタ34はカウント機能を実
行する。カウンタ段の一つは入力として入力クロック2
0を受け取る。どのカウンタ段が入力として入力クロッ
ク20を受け取るかによって、カウンタ34が1,2,
4または2N でカウントまたは繰り上がるかが決まる。
【0027】各期間において、入力クロック20は2つ
のエッジを有する。入力クロック20の第1エッジにお
いて、カウンタは1,2,4または2N で繰り上げられ
る。入力クロック20の第2エッジにおいて、カウンタ
34の内容(すなわち各カウンタ段40a,40b,4
0c,40dの内容)はデューティ比較論理32内のユ
ーザによってプログラムされた値と比較され、一致して
いるかどうか判定する。入力クロック20の次の第1エ
ッジにおいて、カウンタは再び繰り上げられて、この繰
り上げと比較のサイクルは一致が見つかるまで続けられ
る。
【0028】一致が見つかると、デューティ比較一致信
号42がアサートされ、出力波形22の論理状態は波形
終了・エッジ調整論理38によって反転しなければなら
ないことを示す。カウンタ34は、カウントを継続す
る。カウンタ34が最大カウント値に達し、最小カウン
ト値にロールオーバすると、カウンタ段N回路40dは
期間終了信号52を発生し、この信号は出力波形22の
期間の終了に達したことを示し、出力波形22の論理状
態は波形終了・エッジ調整論理38によって再度反転し
なければならないことを示す。従って、出力波形22の
期間は、カウンタ34が最小カウント値から最大カウン
ト値まで繰り上げ、それからまた最小カウント値までロ
ールオーバするまでに要する時間によって決定される。
【0029】本発明では、出力波形22の期間は、実際
に利用されるカウンタ34の段数を選択することにより
プログラムすることが可能である。カウンタ34が利用
する段数が多いほど、最大カウント値は高くなる。最大
カウント値が高いほど、最小カウント値から最大カウン
ト値までカウントするのに多くの時間がかかり、そのた
め出力波形22の期間も長くなる。例えば、ユーザがカ
ウンタ34の3つの段しか利用しない場合、カウンタ段
2回路40cの出力はこれよりも高いすべてのカウンタ
段を直接通過して、期間終了信号52としてカウンタ段
N回路40dから出力される。カウンタ段を利用する場
合、その前段からの入力は通過せず、この入力は桁上が
り(carry in)ビットとして受信側のカウンタ段によって
利用される。
【0030】デューティ制御信号24は、出力波形22
のデューティ・サイクルを決定する。出力波形22のデ
ューティ・サイクルは、波形期間全体において出力波形
22がH(high)となる時間の割合である。しかし、極性
信号28が出力波形22の極性が反転されていることを
示す場合には、出力波形22のデューティ・サイクルは
波形期間全体において出力波形22がL(low) となる時
間の割合であることに留意されたい。
【0031】本発明の開示される実施例では、デューテ
ィ制御信号24は入力クロック20の半サイクルまたは
半期間の数を表す。出力波形22の極性が反転されてい
ない場合、デューティ制御信号24によって伝送される
値「2」は、出力波形22が入力クロック20の「2」
半期間(すなわち全1期間)においてHであることを示
す。図2の出力波形Dは、デューティ制御信号24の値
が「2」である出力波形22を示している。デューティ
制御信号24によって伝送される値「3」は、出力波形
22が入力クロック20の「3」半期間においてHであ
ることを示す。図2の出力波形Eは、デューティ制御信
号24の値が「3」である出力波形22を示している。
同様に、デューティ制御信号24によって伝送される値
「4」は、出力波形22が入力クロック20の「4」半
期間(すなわち全2期間)においてHであることを示
す。図2の出力波形Fは、デューティ制御信号24の値
が「4」である出力波形22を示している。
【0032】図2の出力波形D,Fは共に「偶数」のデ
ューティ制御信号24の値を有していることに留意され
たい。出力波形Dは入力クロック20の「2」半期間に
おいてHであり、出力波形Fは入力クロック20の
「4」半期間においてHである。図2に示す出力波形を
発生したカウンタ34は2で繰り上げられていたので、
カウンタ34は0から2,4,6と繰り上げ、カウンタ
34の最大偶数値まで繰り上げて、その後再び0にロー
ルオーバしている。従って、カウンタがカウント値
「2」を収容すると、カウンタ34はデューティ制御2
4の値と一致して、出力波形Dを発生することができ
る。同様に、カウンタがカウント値「4」を収容する
と、カウンタ34の内容はデューティ制御24の値と一
致して出力波形Fを発生することができる。
【0033】しかし、デューティ制御24の値が「偶
数」ではなく「奇数」の場合に問題が生じる。カウンタ
34は2でカウントしているので、カウンタ値は常に偶
数であり、「奇数」のデューティ制御24の値では一致
は決して生じない。従って、「奇数」のデューティ制御
24の値の場合は特別に処理される。カウンタ34が2
でカウントしており、デューティ制御24の値が「奇
数」の場合、カウンタ34およびデューティ制御24の
値の両方の最下位ビットは比較されない。そのため、カ
ウンタ段0回路40aはデューティ制御24の値の最下
位ビットと比較されない。しかし、残りのビットはすべ
て比較される。従って、「奇数」のデューティ制御24
の値は、次の下位の「偶数」カウンタ値で一致させる。
例えば、最下位2進ビットが比較されない場合、2進数
で%0011として表される「3」は、2進数で%00
10と表される「2」と一致する。同様に、2進数で%
xyz1と表される任意の奇数は、2進数で%xyz0
と表される次の下位の偶数と一致する。
【0034】従って、「奇数」のデューティ制御24の
値の場合には、一致は次の下位の「偶数」カウンタ値で
生じる。そのため、「奇数」のデューティ制御24の値
では、デューティ比較一致信号42がアサートされるの
は早すぎてしまう。このようにデューティ比較一致信号
42の早すぎるアサートを補正するため、デューティ比
較論理32はエッジ調整信号44を波形完了・エッジ調
整論理38に送出する。このエッジ調整信号44は、波
形終了・エッジ調整論理38が出力波形22の論理状態
を反転する前に一つの追加 (extra)入力クロック20の
エッジだけ待機するように、波形完了・エッジ調整論理
38に指示する。従って、すべての「奇数」デューティ
制御24の値について、(出力波形22の極性は反転さ
れていないと仮定して)出力波形22がHである時間の
長さは、入力クロック20の1/2期間だけ延長または
遅延される。
【0035】デューティ比較論理32は、デューティ制
御24の値の最下位2進ビットを調べることによって、
デューティ制御24の値が「偶数」であるか「奇数」で
あるかを判定する。デューティ制御24の値の最下位2
進ビットが「0」の場合、この値は偶数であり、エッジ
調整遅延は必要ない。デューティ制御24の値の最下位
2進ビットが「1」の場合、この値は奇数であり、エッ
ジ調整遅延が必要となる。
【0036】一つの説明として、図2の出力波形Eは
「3」に等しいデューティ制御24の値を有しており、
この「3」は2進数で%0011と表される。デューテ
ィ比較論理32はカウンタ34の最下位ビットを無視
し、カウンタが2進数で%0010と表される「2」を
含む場合に一致を検出する。「2」に等しいデューティ
制御24の値により、デューティ比較一致信号42が同
時にアサートされることに留意されたい。しかし、デュ
ーティ制御24の値は「奇数」であるので、デューティ
比較論理32はエッジ調整信号44もアサートする。波
形終了・エッジ調整論理38はエッジ調整信号44を用
いて、出力波形22の反転を遅延してはならない「偶
数」の場合と、出力波形22の反転を入力クロック20
の1/2期間だけ遅延しなければならない「奇数」の場
合とを区別する。
【0037】カウンタ34を2で繰り上げ、デューティ
制御24のすべての「奇数」の値について出力波形22
の反転を遅延することによって、高分解能カウンタ・モ
ジュール16は、従来の装置のパルス幅分解能期間(P
WRP)の半分を有する波形を発生することができる。
【0038】開示された実施例の図4は従来の装置の性
能と同じ性能または2倍の性能で出力波形22を発生で
きるカウンタ34を示しているが、本発明を拡張して、
従来の装置の性能の2N 倍の性能で波形を発生すること
が可能である。しかし、それによってエッジ調整回路の
複雑度は増加する。
【0039】例えば、4倍の性能向上を得るためには、
カウンタ34は4で繰り上げなければならず、2つの最
下位ビットは比較してはならない。そのため、デューテ
ィ制御24の値が「4」,「5」,「6」または「7」
である場合には、カウンタ34が「4」すなわち2進数
%0100を含む場合に、デューティ比較論理32は一
致を検出する。デューティ制御24の値が「偶数」また
は「奇数」であるかを示すために単にエッジ調整信号4
4を用いる代わりに、デューティ比較論理24は2進表
記が互いに異なる4つの可能な値を2つの最下位ビット
によって区別しなければならない。
【0040】さらに、4倍の性能向上を得るためには、
1入力クロック20の期間に生じる2つのエッジは必要
な遅延期間を発生させるほど十分ではない。入力クロッ
ク20の期間の1/4に等しいパルス幅分解能期間(P
WRP)を有する出力波形を発生するためには、一つの
入力クロック20の期間において4つのエッジを有する
信号がなければならない。1つの入力クロック20の期
間において4つのエッジを有する信号(すなわち、入力
クロックの周波数の2倍の信号)の条件は、本発明の利
点の一部を無効にしてしまう。本発明は、従来技術と同
じ入力クロック20の周波数を利用し、かつ、入力クロ
ック20よりも高い周波数を有する信号を必要とせず
に、性能を2倍にする。
【0041】図4の別の部分では、分解能選択論理36
は、高分解能カウンタモジュール16の可能な構成の間
で選択するために用いられる。分解能選択論理36は、
カウンタ34のどの段が入力クロック20によって直接
繰り上げられるかをプログラム可能に選択する。どのカ
ウンタ段が入力クロック20によって直接繰り上がられ
るかは、カウンタ34が1,2,4または2N で繰り上
げるかを決定する。カウンタ段0回路40aが入力クロ
ック20によって直接繰り上げられる場合、カウンタ3
4は1で繰り上げられる。カウンタ段1回路40bが入
力クロック20によって直接繰り上げられる場合、カウ
ンタ34は2で繰り上げられる。またカウンタ段N回路
40dが入力クロック20によって直接繰り上げられる
場合、カウンタ34は2N で繰り上げられる。
【0042】図示の実施例では、分解能制御信号26
は、ユーザがカウンタ34を1または2で繰り上げるこ
とをプログラム可能に選択しているかを分解能選択論理
36に指示する。ユーザが「1で繰り上げ」構成を選択
している場合、出力波形22は1入力クロック20の期
間に等しいパルス幅分解能期間(PWRP)を有し、こ
れは従来技術と同じである。しかし、ユーザが「2で繰
り上げ」構成を選択している場合、出力波形22は入力
クロック20の期間の1/2に等しいPWRPを有し、
これは従来技術の性能の2倍である。一般に、「2N
繰り上げ」構成の場合、出力波形22は入力クロック2
0の期間を2N で除した値に等しいPWRPを有し、こ
れは従来技術の性能の2N 倍である。
【0043】本発明の他の実施例は、分解能制御信号2
6および分解納選択論理36を必要としないことに留意
すべきである。他の実施例では、入力クロック20をカ
ウンタ34の一つの固定段に直接ハード配線(hardwire)
することができる。しかし、入力クロック20がカウン
タ34の一つの固定段に直接ハード配線されると、発生
される出力波形22のPWRPは固定される。分解能制
御信号26および分解能選択論理36を利用する利点
は、ユーザが回路をプログラム可能に再構成して、出力
波形22のPWRPの異なる長さを選択できることであ
る。
【0044】図5は、分解能選択論理36の一つの構成
を示す。図4および図5の両方を参照して、分解能制御
信号26は入力クロック20が段0入力信号46を介し
てカウンタ段0回路40aに入力されるかどうか、ある
いは入力クロック20が段1入力信号48を介してカウ
ンタ段1回路40bに入力されるかどうかを判定する。
入力クロック20がカウンタ段0回路40aに入力され
る場合、カウンタ段0回路40aの出力である段0出力
信号50が段1入力信号48を介してカウンタ段1回路
40bの入力に入れられる。入力クロック20がカウン
タ段1回路40bに入力される場合、カウンタ段0回路
40a,段0入力信号46および段0出力信号50は用
いられない。
【0045】図6は、波形終了・エッジ調整論理38の
一つの構成を示す。波形終了・エッジ調整論理38の回
路は、3つのサブブロックに機能的に分解される。
【0046】第1サブブロックは、エッジ調整論理60
である。エッジ調整論理60は入力として4つの信号、
すなわちエッジ調整信号44,分解能制御信号26,デ
ューティ比較一致信号42および入力クロック信号20
を受け取る。これらの4つの入力信号は、出力波形22
を反転すべきかどうかを判定し、そして反転すべきであ
る場合に、出力波形22の反転を入力クロック20の期
間の1/2だけ遅延させるべきかどうかを判定するため
に用いられる。デューティ比較一致42が一致があるこ
とを示している場合に、出力波形22は反転される。カ
ウンタ34が2でカウントしていることを分解能制御信
号26が示し、かつデューティ制御24の値が「偶数」
ではなく「奇数」であることをエッジ調整信号44が示
している場合にのみ、出力波形22の反転は遅延され
る。遅延が必要な場合には、エッジ調整論理60がその
遅延を行なう。
【0047】第2サブブロックは、極性判定論理62で
ある。このサブブロックは任意である。極性判定論理6
2は、出力波形22の初期状態がHであるかLであるか
を判定するにすぎない。慣例的には、波形のデューティ
・サイクルは全波形期間において波形がHである時間の
割合である。実際には、極性判定論理62により、出力
波形22の初期状態がHまたはLとなるように選択され
ているかどうかに応じて、H時間の割合またはL時間の
割合のいずれかとして出力波形22のデューティ・サイ
クルをユーザが定めることができるようになる。これは
役立つが、その理由は出力波形22を受信し、利用する
異なる周辺装置は異なる極性を必要とするためである。
出力波形22の初期状態がHでなければならない周辺装
置もあれば、初期状態がLでなければならない周辺装置
もある。
【0048】第3サブブロックは、リセット・期間終了
判定論理64である。この回路のリセット部は任意であ
る。このサブブロックに入力されるリセット30は、強
制的に出力波形22の値を特定のリセット状態にするに
すぎない。別の実施例では、リセット信号30は出力波
形22をディセーブルするための制御信号、あるいは出
力を強制的に既知の状態にする必要のある他の機能を実
行するための制御信号でもよい。本実施例では、出力波
形22のリセット状態がHであるかLであるかは極性判
定論理62によって定められる。
【0049】リセット・期間終了判定論理64の残りの
回路は、出力波形22の期間の終了に達すると、出力波
形22を反転させる。カウンタ34が最大カウント値に
達して、最小カウント値にロールオーバすると、カウン
タ34は期間終了信号52をアサートする。この期間終
了信号52はリセット・期間終了判定論理64によって
受け取られ、出力波形22の期間終了に達したことを示
し、かつ、出力波形22の論理状態を再度反転しなけれ
ばならないことを示すために用いられる。
【0050】本明細書は、改善されたパルス幅分解能を
有する高分解能カウンタ・モジュール16を有するデー
タ処理システム10について説明してきた。2の所定の
累乗でカウンタ34を繰り上げ、かつ、厳密に2の累乗
でないデューティ制御24の値について出力波形22の
反転を遅延することにより、パルス幅分解能期間(PW
RP)はこの所定の2の累乗で改善することができる。
例えば、カウンタ34を2で繰り上げ、「奇数」のデュ
ーティ制御24の値について出力波形22の反転を遅延
することにより、パルス幅分解能期間(PWRP)は1
/2に低減でき、これは2倍の性能となる。
【0051】具体的な実施例を参照して本発明を図示
し、説明してきたが、さらなる修正や改善が当業者に想
起される。例えば、データ処理システム10は一つの半
導体チップに内蔵されても内蔵されなくてもよい。その
一例として、データ・プロセッサ12は半導体チップに
内蔵され、クロック発生器14は同一半導体チップに内
蔵されていない発振器でもよい。高分解能カウンタ・モ
ジュール16は、データ処理システム10内のタイマま
たはシリアル・サブシステムの一部でもよい。入力クロ
ック20のさまざまな周波数が利用でき、最大周波数は
回路の制約によって決定される。カウンタ34内の段数
は任意の数でもよい。また、カウンタ34は繰り上げず
に繰り下げるダウン・カウンタでもよく、その場合に
は、カウンタ34は最小カウント値から最大カウント値
へロールオーバするまでカウント・ダウンする。
【0052】さらに別の修正として、すべての「奇数」
デューティ制御24の値ではなく、すべての「偶数」の
デューティ制御24の値に対して出力波形22のエッジ
調整を行なうことができる。すべての「奇数」値に対し
て出力波形22を長くする代わりに、すべての「偶数」
の値に対して出力波形22を入力クロック20の1/2
だけ短くすることもできる。出力波形22を短くするこ
とができるためには、必要な出力波形22の短縮を考慮
するため、出力波形22の実際の反転に遅延がなければ
ならない。
【0053】従って、本発明は説明された特定の例に限
定されるものではなく、本発明の精神および範囲から逸
脱しない一切の変形は特許請求の範囲に含まれることが
理解される。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来の装置によって発生される出力波形のタイ
ミング図を示す。
【図2】本発明の一つの実施例によって発生される出力
波形のタイミング図を示す。
【図3】本発明の一つの実施例による、パルス幅分解能
期間の短い回路を有するデータ処理システムのブロック
図を示す。
【図4】本発明の一つの実施例による図2の高分解能カ
ウンタ・モジュールのブロック図を示す。
【図5】本発明の一つの実施例による図3の分解能選択
論理回路の部分的な論理図を示す。
【図6】本発明の一つの実施例による図3の波形終了・
エッジ調整論理回路の部分的な論理図を示す。
【符号の説明】
10 データ処理システム 12 データ・プロセッサ 14 クロック発生器 16 高分解能カウンタ・モジュール 18 タイマまたはシリアル・サブシステム 20 入力クロック 22 出力波形 24 デューティ制御信号 26 分解能制御信号 28 極性信号 30 リセット信号 32 デューティ比較論理 34 カウンタ 36 分解能選択論理 38 波形終了・エッジ調整論理 40a〜40d カウンタ段回路 42 デューティ比較一致信号 44 エッジ調整信号 46 段0イン信号 48 段1イン信号 50 段0アウト信号 52 期間終了信号 60 エッジ調整論理 62 極性判定論理 64 リセット・期間終了判定論理
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ロバート・エム・フロンテラ アメリカ合衆国テキサス州オースチン、ナ ンバー2716、バートン・スカイウェイ2901

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 制御信号(24)を与えるデータ・プロ
    セッサ(12);所定の期間を有するクロック信号(2
    0)を与えるクロック発生器(14);および前記クロ
    ック信号(20)に結合されたクロック入力と、前記デ
    ータ・プロセッサ(12)に結合され、前記制御信号
    (24)を受信する制御入力と、前記制御信号(24)
    によって決定されるパルス幅および前記所定の期間を2
    の累乗である値で除した期間に等しいパルス幅分解能期
    間を有する出力信号(22)とを有する論理手段(1
    6)であって、前記制御信号(24)に応答して、前記
    出力信号を所定の量だけ選択的に調整し、前記出力信号
    (22)を長くする論理手段(16);によって構成さ
    れることを特徴とするデータ・処理システム(10)。
  2. 【請求項2】 所定の周波数のクロック(20)を有す
    るデータ処理システムにおいて、信号波形(22)を発
    生する方法であって:前記クロック(20)を受信する
    段階;前記クロック(20)の所定の数のサイクルによ
    って決まる値を持つデューティを有する前記信号波形
    (22)を与える段階であって、この所定の数のサイク
    ルの間において、前記信号波形(22)は所定の論理状
    態を有している段階;および前記信号波形(22)のデ
    ューティの奇数値のみまたは偶数値のみに応答して、前
    記信号波形(22)を所定の量だけ選択的に調整する段
    階;によって構成されることを特徴とする方法。
  3. 【請求項3】 所定の周波数のクロック(20)を有す
    るデータ処理システム(10)において、信号波形(2
    2)を発生する方法であって:前記クロック(20)を
    受信する段階;前記信号波形(22)が所定の論理状態
    を有するのが、前記クロック(20)のいくつのサイク
    ルかによって決まる値を持つデューティを有する前記信
    号波形(22)を与える段階;前記信号波形(22)の
    前記デューティの前記値が前記クロック(20)の奇数
    サイクル数によって決まる場合にのみ、前記信号波形
    (22)を所定の量だけ選択的に調整して、前記信号波
    形(22)を長くする段階;および前記クロック(2
    0)の周波数分解能よりも整数倍大きい周波数分解能を
    有する信号波形(22)を発生する段階;によって構成
    されることを特徴とする方法。
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