JPH07119818A - リニアソレノイド駆動信号発生装置 - Google Patents

リニアソレノイド駆動信号発生装置

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JPH07119818A
JPH07119818A JP27009593A JP27009593A JPH07119818A JP H07119818 A JPH07119818 A JP H07119818A JP 27009593 A JP27009593 A JP 27009593A JP 27009593 A JP27009593 A JP 27009593A JP H07119818 A JPH07119818 A JP H07119818A
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linear solenoid
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signal
solenoid drive
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JP27009593A
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English (en)
Inventor
Masahiro Kawaguchi
正洋 川口
Yasuo Mizuno
康夫 水野
Masayuki Sugiura
正幸 杉浦
Shinichi Matsui
真一 松井
Kenji Suzuki
研司 鈴木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Aisin AW Co Ltd
Original Assignee
Aisin AW Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 高周波妨害をなくし、低コストで、簡単な構
成により、必要なデューティ信号を出力し得る、リニア
ソレノイド駆動信号発生装置を提供する。 【構成】 フリーランニングカウンタ21に接続される
第1の比較器22と、第1のアウトプットコンペアレジ
スタ23と、前記フリーランニングカウンタに接続され
る第2の比較器24と、第2のアウトプットコンペアレ
ジスタ25を含むフリーランニングタイマと、該フリー
ランニングタイマの第1のアウトプットコンペア出力信
号を得る第1のアウトプットコンペア出力手段と、前記
第1のアウトプットコンペア出力信号より位相がずれる
フリーランニングタイマの第2のアウトプットコンペア
出力を得る第2のアウトプットコンペア出力手段と、前
記第1のアウトプットコンペア出力信号と第2のアウト
プットコンペア出力信号がそれぞれ入力され、リニアソ
レノイド駆動信号を出力する排他的論理和回路41とを
設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動変速機の電子制御
装置に用いられるリニアソレノイド駆動信号発生装置に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、自動変速機の電子制御装置に用い
られるリニアソレノイド駆動信号は、パルス信号発生専
用LSIで発生させるようにしていた。図8はかかる従
来のリニアソレノイド駆動信号発生装置の構成図であ
る。この図に示すように、シングルチップマイクロコン
ピュータ1は8本のデータバス2、16本のアドレスバ
ス3、2本のコントロールバス4により、パルス信号発
生専用LSI5に接続され、シングルチップマイクロコ
ンピュータ1からの制御信号により、パルス信号発生専
用LSI5を駆動して、リニアソレノイド駆動回路6に
リニアソレノイド駆動信号を出力し、このリニアソレノ
イド駆動回路6により、リニアソレノイド7を駆動させ
るようにしていた。
【0003】ここで、リニアソレノイド駆動信号である
パルスの周期Tは一定であり(周波数300Hz)、そ
のパルスの幅wはリニアソレノイドに流す電流に応じて
変える。最小パルス幅は、約10μsである。ところ
で、従来、リニアソレノイドの駆動信号を発生させる際
に、デューティ比を極値(1%、99%)で出力する場
合、極短時間で出力を0−1−0にする必要があるが、
この出力の最小時間は、ソフトで計算させる時間が必要
であり、また、他の処理にも行う必要があるために、C
PUの内部クロックの最小時間で出力を変更することは
できない。
【0004】したがって、リニアソレノイドを駆動する
ためのパルス信号を出力するためには、上記したよう
に、シングルチップマイクロコンピュータ1とは別個
に、専用のLSIを設ける必要があった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
たように、シングルチップマイクロコンピュータ1とは
別個に、パルス信号発生専用LSIを用いると、以下の
ような問題があった。 (1)シングルチップマイクロコンピュータの外部に、
更に、パルス信号発生専用LSIが必要なため、コスト
が高くなる。
【0006】(2)シングルチップマイクロコンピュー
タが、外部のパルス信号発生専用LSIにアクセスする
ために、プリント基板上に数MHzの高速信号が伝搬す
るアドレスバス、データバスや、コントロールバスを設
けなければならないため、高周波妨害(RFI)対策が
問題になる。 (3)プリント基板上に、アドレスバス、データバス、
コントロールバスのパターン形成が必要なため、プリン
ト基板の設計が複雑となる。
【0007】本発明は、上記問題点を解決するために、
パルス信号発生専用LSIを設けることなく、シングル
チップマイクロコンピュータ内のフリーランニングタイ
マと、簡単な附属回路を用いて、高周波妨害をなくし、
低コストで、簡単な構成により、必要なデューティ信号
を出力し得る、リニアソレノイド駆動信号発生装置を提
供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するために、自動変速機の電子制御装置に用いられる
リニアソレノイド駆動信号発生装置において、シングル
チップコンピュータの内部に設けられ、フリーランニン
グカウンタと、該フリーランニングカウンタに接続され
る第1の比較器と、該第1の比較器に接続される第1の
アウトプットコンペアレジスタと、前記フリーランニン
グカウンタに接続される第2の比較器と、該第2の比較
器に接続される第2のアウトプットコンペアレジスタを
含むフリーランニングタイマと、該フリーランニングタ
イマの第1のアウトプットコンペア出力信号を得る第1
のアウトプットコンペア出力手段と、前記第1のアウト
プットコンペア出力信号より位相がずれるフリーランニ
ングタイマの第2のアウトプットコンペア出力を得る第
2のアウトプットコンペア出力手段と、前記第1のアウ
トプットコンペア出力信号と第2のアウトプットコンペ
ア出力信号がそれぞれ入力され、リニアソレノイド駆動
信号を出力する排他的論理和回路(EX−OR)とを設
けるようにしたものである。
【0009】また、前記第1のアウトプットコンペア出
力手段は、必要とされるリニアソレノイド駆動信号のパ
ルス周波数の1/2の周波数でデューティ比50%の信
号を出力し、前記第2のアウトプットコンペア出力手段
は、第1のアウトプットコンペア出力信号が「1」に切
り換えられてから目標デューティ比の1パルスの「1」
信号の時間だけずらして「1」信号に切り換えるように
デューティ比50%の信号を出力するようにしたもので
ある。
【0010】更に、前記必要とされるリニアソレノイド
駆動信号は300Hzである。また、前記リニアソレノ
イド駆動信号のパルス周波数は前記第1の第1のアウト
プットコンペアレジスタの値を変えることにより変更可
能である。更に、前記リニアソレノイド駆動信号のパル
ス幅は前記第2のアウトプットコンペアレジスタの値を
変えることにより変更可能である。
【0011】
【作用及び発明の効果】本発明によれば、例えば、上記
したように、第1のアウトプットコンペア出力信号とし
て、必要とされるリニアソレノイド駆動信号の周波数を
300Hzとすると、その1/2の150Hzでデュー
ティ比50%の信号を出力する。一方、第2のアウトプ
ットコンペア出力信号として、前記第1の出力信号が
「1」信号に切り換えられてから目標デューティ比の1
パルスの「1」信号の時間だけずらして「1」信号に切
り換えるように、前記1/2の周波数でデューティ比5
0%の信号を出力し、前記第1のアウトプットコンペア
出力信号と、第2のアウトプットコンペア出力信号を排
他的論理和回路により出力する。
【0012】したがって、従来のようにパルス信号発生
専用LSIを設ける必要がなく、シングルチップマイク
ロコンピュータ内のフリーランニングタイマと、簡単な
排他的論理和回路を用いて、高周波妨害をなくし、低コ
ストで、簡単な構成により、必要なデューティ信号を出
力することができる。
【0013】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面を参照し
ながら詳細に説明する。図1は本発明の実施例を示すリ
ニアソレノイド駆動信号発生装置の概略全体構成図、図
2は各部の出力信号のタイミングチャートである。図1
に示すように、シングルチップマイクロコンピュータ1
0におけるフリーランニングタイマ(FRT)20は、
フリーランニングカウンタ(FRC)21、第1の比較
器A22、第1のアウトプットコンペアレジスタA(O
CRA)23、第2の比較器B24、第2のアウトプッ
トコンペアレジスタB(OCRB)25、コントロール
ロジック回路27等からなる。詳細は図3において後述
する。
【0014】そして、コントロールロジック回路27か
ら第1のアウトプットコンペア出力信号Aと、この第1
のアウトプットコンペア出力Aと位相がずれる第2のア
ウトプットコンペア出力信号Bを出力し、これらの出力
信号を排他的論理和回路41に入力し、排他的論理和回
路41からリニアソレノイド駆動信号Cを出力し、リニ
アソレノイド駆動回路42を駆動して、リニアソレノイ
ドバルブ50を作動させる。
【0015】ここで、リニアソレノイドバルブ50は、
油圧回路のライン圧の細かな制御を行うためのリニアソ
レノイド51と調圧機構56からなり、リニアソレノイ
ド51は、端子部52、ソレノイドコイル53、スプー
ル54、スプールシャフト55等からなり、調圧機構5
6はコントロールバルブ57、リターンスプリング58
等からなる。
【0016】そこで、上記した各部の出力信号の波形
は、例えば、図2(A)に示すように、アウトプットコ
ンペア出力信号Aは、t1 時点で立上がり、t3 時点で
立下がるパルスとなり、周期がTで一定であり、例え
ば、周波数が300Hzである。また、図2(B)に示
すように、アウトプットコンペア出力信号Bは、t2
点で立上がり、t4 時点で立下がるパルスとなり、周期
がTで一定であり、例えば、周波数が300Hzとな
る。
【0017】そして、図2(C)に示すように、排他的
論理和回路41の出力信号Cはt1時点で立上がり、t
2 時点で立下がるパルスとなり、デューテイ比は、パル
ス幅w1 /パルス間隔w2 となる。そこで、リニアソレ
ノイド51への通電パルスのデューティ比を変えて、中
間的な吸引力を発生させ、リニアソレノイド51のスプ
ール54のストロークをリニアに制御することができ
る。
【0018】以下、リニアソレノイド駆動信号の発生方
法について詳細に説明する。図3はシングルチップマイ
クロコンピュータにおけるフリーランニングタイマの構
成図、図4はリニアソレノイド駆動信号発生装置の各部
の出力信号のタイミングチャート、図5は電源のオン時
に行うパルス発生のための初期設定フローチャート、図
6は第1のコンペアレジスタAのコンペアマッチ割込み
処理フローチャート、図7は第2のコンペアレジスタB
のコンペアマッチ割込み処理フローチャートである。
【0019】まず、フリーランニングタイマ(FRT)
について説明する。図3に示すように、フリーランニン
グタイマ(FRT)20は、以下のような構成になって
いる。フリーランニングカウンタ(FRC)21は、1
6ビットのリード/ライト可能なアップカウンタであ
り、入力したクロックによりカウントアップされる。入
力するクロックは、タイマコントロールレジスタ(TC
R)30のクロックセレクト「1」、「0」ビット(C
KS1,CKS0)で選択する。
【0020】更に、FRC21がオーバーフロー(H’
FFFF→H’0000)すると、タイマコントロール
/ステータスレジスタ(TCSR)29のオーバーフロ
ーフラグ(OVF)が「1」にセットされる。また、こ
では、FRC21はコンペアマッチAによりクリアさ
れ、リセット、又はスタンバイモード時に、H’000
0にイニシァライズされる。
【0021】アウトプットコンペアレジスタA,B(O
CRA,B)23,25は、16ビットのリード/ライ
ト可能なレジスタであり、それぞれのOCRの内容は、
FRC21の値と常に比較されている。両者が一致する
と、タイマコントロール/ステータスレジスタ(TCS
R)29のアウトプットコンペアフラグが、「1」にセ
ットされる。
【0022】更に、OCRA,B23,25の値とFR
C21の値が一致した(コンペアマッチ)とき、タイマ
コントロールレジスタ(TCR)30のアウトプットイ
ネーブルビット(OEA,B)が「1」にセットされて
いると、TCSR29のアウトプットレベルビット(O
LVLA,B)で設定した出力レベルの値が、アウトプ
ットコンペア出力端子に、アウトプットコンペア出力F
TOA,FTOBが得られる。
【0023】リセット後、最初のコンペアマッチが起こ
るまでのアウトプットコンペア出力FTOA,FTOB
は「0」である。また、OCRA,B23,25はリセ
ット、又はスタンバイモード時に、H’FFFFにイニ
シアライズされる。インプットキャプチャレジスタ(I
CR)28は、16ビットのリード専用のレジスタであ
り、インプットキャプチャ信号の立上がり又は立下がり
エッジが検出されると、その時のFRC21の値がIC
R28に転送される。このとき同時にTCSR29のイ
ンプットキャプチャフラグ(ICF)が「1」にセット
される。入力信号のエッジはTCSR29のインプット
エッジセレクトビット(IEDG)により選択できる。
【0024】タイマコントロールレジスタ(TCR)3
0は、8ビットのリード/ライト可能なレジスタであ
り、FRC21の入力クロックの選択、アウトプットコ
ンペア出力の許可及び割込み要求の許可を制御する。T
CR30はリセット又はスタンバイモード時に、H’0
0にイニシャライズされる。以下各ビットについて述べ
と、ビット7はインプットキャプチャインタラプトイネ
ーブル(ICIE)であり、TCSR29のICFが
「1」にセットされた時、ICFによる割込み要求の許
可又は禁止を選択する。
【0025】ビット6はアウトプットコンペアインタラ
プトイネーブル(OCIEB)であり、TCSR29の
OCFBが「1」にセットされたとき、OCFBによる
割込み要求(OCIB)の許可又は禁止を選択する。ビ
ット5はアウトプットコンペアインタラプトイネーブル
A(OCIEA)であり、TCSR29のOCFAが
「1」にセットされた時、OCFAによる割込み要求
(OCIA)の許可又は禁止を選択する。
【0026】ビット4はタイマオーバーフローインタラ
プトイネーブル(OVIE)であり、TCSR29のO
VFが「1」にセットされた時、OVFによる割込み要
求(FOVI)の許可又は禁止を選択する。ビット3は
アウトプットイネーブルB(OEB)であり、FRC2
1の値とOCRB25の値が一致した時、TCSR29
のOLVLBで設定した出力レベルの値を、アウトプッ
トコンペアB出力端子に出力するか、又は禁止するかを
選択する。
【0027】ビット2はアウトプットイネーブルA(O
EA)であり、FRC21の値とOCRA23の値が一
致した時、TCSR29のOLVLAで設定した出力レ
ベルの値をアウトプットコンペアA出力端子に出力する
か、又は禁止するかを選択する。ビット1,0はクロッ
クセレクト(CKS1,0)であり、FRC21に入力
するクロックを内部クロック3種類φ/4,φ/8,φ
/32又は外部クロックFTCIから選択する。外部ク
ロックFTCIは立上がりエッジでカウントする。
【0028】タイマコントロール/ステータスレジスタ
(TCSR)29は、8ビットのリード/ライト可能な
レジスタであり、カウンタクリアの選択、インプットキ
ャプチャ入力エッジの選択、アウトプットコンペア出力
レベルの選択、及び各ステータスの表示をする。また、
TCSR29はリセット、又はスタンバイモード時に、
H’00にイニシャライズされる。
【0029】以下各ビットについて述べると、ビット7
はインプットキャプチャフラグ(ICF)であり、イン
プットキャプチャ信号によってFRC21の値が、IC
R28に転送されたことを示すステータスフラグであ
る。ビット6はアウトプットコンペアフラグB(OCF
B)であり、FRC21とOCRB25の値が一致した
ことを示すステータスフラグである。
【0030】ビット5はアウトプットコンペアフラグA
(OCFA)であり、FRC21とOCRA23の値が
一致したことを示すステータスフラグである。ビット4
はタイマオーバーフロー(OVF)であり、FRC21
の値がオーバーフロー(H’FFFF→H’000)し
たことを示すステータスフラグである。
【0031】ビット3はアウトプットレベルB(OLV
LB)であり、コンペアマッチBにより、コンペアマッ
チB出力端子に出力するレベルを選択する。ビット2
は、アウトプットレベルA(OLVLA)であり、コン
ペアマッチAにより、コンペアマッチA出力端子に出力
するレベルを選択する。ビット1は、インプットエッジ
セレクト(IEDG)であり、インプットキャプチャ入
力信号の立上がりエッジ又は立下がりエッジを選択す
る。
【0032】ビット0はカウンタクリアA(CCLR
A)であり、コンペアマッチAによりFRC21の値を
クリアするか、しないかを選択する。なお、図3におい
て、26はクロック選択回路、27はコントロールロジ
ック回路、31はモジュールデータバス、32は内部デ
ータバスと接続するためのバスインターフェースであ
る。
【0033】そこで、まず、図5に示すように、電源の
オン時に行うパルス発生のための初期設定を以下のよう
に行う。 (1)第1のアウトプットコンペアレジスタA(OCR
A)のコンペアマッチで、フリーランニングカウンタ
(FRC)21がリセットされるように、フリーランニ
ングタイマ(FRT)の動作を設定する(ステップS
1)。
【0034】(2)次に、第1のアウトプットコンペア
レジスタA(OCRA)の値E〔図4の(D)参照〕を
設定する(ステップS2)。 (3)次に、第2のアウトプットコンペアレジスタB
(OCRB)の値F〔図4の(D)参照〕を設定する
(ステップS3)。なお、ここでは、自動変速機の油圧
回路のライン圧制御用のリニアソレノイドに使用するた
めに、初期状態でもある値を出力する。
【0035】(4)次に、第1のアウトプットコンペア
Aのレベルを設定する。例えば、第1のアウトプットコ
ンペアAをLowとすれば、第2のアウトプットコンペ
アBをHighとする(ステップS4)。 (5)次に、第2のアウトプットコンペアBのレベルを
設定する。第1のアウトプットコンペアAの逆のレベル
とする(ステップS5)。
【0036】(6)次に、フリーランニングカウンタ
(FRC)21をクリアする(ステップS6)。また、
第1のアウトプットコンペアレジスタA(OCRA)の
コンペアマッチ割込みは図6のように行う。 (1)コンペアマッチフラグをクリアする(ステップS
11)。
【0037】(2)次回のコンペアマッチの時の出力レ
ベルを設定する。これは現在のレベルを反転することに
より行う(ステップS12)。次に、第2のアウトプッ
トコンペアレジスタB(OCRB)のコンペアマッチ割
込みは図7のように行う。 (1)コンペアマッチフラグをクリアする(ステップS
21)。
【0038】(2)第2のアウトプットコンペアレジス
タB(OCRB)にパルス幅w1 に相当する値を設定す
る(ステップS22)。 (3)次回のコンペアマッチの時の出力レベルを設定す
る。これは現在のレベルを反転することにより行う(ス
テップS23)。このようにして、コンペアマッチの割
込みを行う。
【0039】そこで、リニアソレノイド駆動信号の発生
について図4を用いて説明すると、図4(D)に示すよ
うに、フリーランニングカウンタ(FRC)21の値
は、「0」(時点t11)から直線的に増加していき、ア
ウトプットコンペアレジスタA(OCRA)の値(時点
13)になる、つまり、コンペアマッチAでクリアされ
る。これが同様に繰り返され、鋸歯状の波形となる。
【0040】アウトプットコンペア出力Aは、図4
(A)に示すように、フリーランニングカウンタ(FR
C)21の値が、「0」(時点t11)で立上がり
「1」、コンペアマッチA(時点t13)で立下がり
「0」となる。次の周期のフリーランニングカウンタ
(FRC)21の動作では、立下がり「0」が続き、コ
ンペアマッチA(時点t15)で立上がる。つまり、第1
のアウトプットコンペア出力信号として、必要とされる
リニアソレノイド駆動信号の周波数の1/2のデューテ
ィ比50%の信号を出力する。
【0041】次に、アウトプットコンペア出力Bは、図
4(B)に示すように、フリーランニングカウンタ(F
RC)21の値が、コンペアレジスタBの値F(時点t
12)に至ると立上がり「1」、フリーランニングカウン
タ(FRC)21の値がクリアされて、次のアウトプッ
トコンペアレジスタB(OCRB)の値F(時点t14
に至ると立下がる「0」。そして、立下がった「0」が
続き、次のアウトプットコンペアレジスタB(OCR
B)の値F(時点t16)に至ると立上がる。
【0042】すなわち、第2のアウトプットコンペア出
力B信号として、前記第1の出力信号が「1」信号に切
り換えられてから、目標デューティ比の1パルスの
「1」信号の時間だけずらして「1」信号に切り換える
ように、前記1/2の周波数でデューティ比50%の信
号を出力する。そこで、上記した第1のアウトプットコ
ンペア出力Aと、第2のアウトプットコンペア出力Bと
を、排他的論理和回路(ER−OR)41の入力端子に
それぞれ入力することにより、図4(C)に示すよう
に、第1のアウトプットコンペア出力Aの立上がり(時
点t11)で立上がり「1」、第2のアウトプットコンペ
ア出力B信号の立上がり(時点t12)で立下がり
「0」、この「0」が続き、第1のアウトプットコンペ
ア出力Aの立下がり(時点t13)で立上がり「1」、第
2のアウトプットコンペア出力B信号の立下がり(時点
14)で立下がり「0」となるパルス幅w3 のリニアソ
レノイド駆動信号を得ることができる。
【0043】そして、上記したアウトプットコンペア出
力A,Bのパルス周波数(パルス幅)は、アウトプット
コンペアレジスタA,Bの値を変えることにより、変更
することができる。また、上記したリニアソレノイド駆
動信号のパルス幅は、第2のアウトプットコンペアレジ
スタBの値を変えることにより、変更することができ
る。
【0044】なお、本発明は上記実施例に限定されるも
のではなく、本発明の趣旨に基づいて種々の変形が可能
であり、これらを本発明の範囲から排除するものではな
い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示すリニアソレノイド駆動信
号発生装置の概略全体構成図である。
【図2】本発明の実施例を示すリニアソレノイド駆動信
号発生装置の各部の出力信号のタイミングチャートであ
る。
【図3】本発明の実施例を示すリニアソレノイド駆動信
号発生装置のマイクロコンピュータのフリーランニング
タイマの全体構成図である。
【図4】本発明の実施例を示すリニアソレノイド駆動信
号発生装置の各部の出力信号のタイミングチャートであ
る。
【図5】本発明の実施例を示すマイクロコンピュータの
フリーランニングタイマの電源のオン時に行うパルス発
生のための初期設定フローチャートである。
【図6】本発明の実施例を示すマイクロコンピュータの
フリーランニングタイマの第1のコンペアレジスタAの
コンペアマッチ割込み処理フローチャートである。
【図7】本発明の実施例を示すマイクロコンピュータの
フリーランニングタイマの第2のコンペアレジスタBの
コンペアマッチ割込み処理フローチャートである。
【図8】従来のリニアソレノイド駆動信号発生装置の構
成図である。
【符号の説明】
10 シングルチップマイクロコンピュータ 20 フリーランニングタイマ 21 フリーランニングカウンタ(FRC) 22 第1の比較器A 23 第1のアウトプットコンペアレジスタA(OC
RA) 24 第2の比較器B 25 第2のアウトプットコンペアレジスタB(OC
RB) 26 クロック選択回路 27 コントロールロジック回路 28 インプットキャプチャレジスタ(ICR) 29 タイマコントロール/ステータスレジスタ(T
CSR) 30 タイマコントロールレジスタ(TCR) 31 モジュールデータバス 32 バスインターフェース 41 排他的論理和回路 42 リニアソレノイド駆動回路 50 リニアソレノイドバルブ 51 リニアソレノイド 52 端子部 53 ソレノイドコイル 54 スプール 55 スプールシャフト 56 調圧機構 57 コントロールバルブ 58 リターンスプリング
フロントページの続き (72)発明者 松井 真一 愛知県安城市藤井町高根10番地 アイシ ン・エィ・ダブリュ株式会社内 (72)発明者 鈴木 研司 愛知県安城市藤井町高根10番地 アイシ ン・エィ・ダブリュ株式会社内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 自動変速機の電子制御装置に用いられる
    リニアソレノイド駆動信号発生装置において、シングル
    チップコンピュータの内部に設けられ、フリーランニン
    グカウンタと、該フリーランニングカウンタに接続され
    る第1の比較器と、該第1の比較器に接続される第1の
    アウトプットコンペアレジスタと、前記フリーランニン
    グカウンタに接続される第2の比較器と、該第2の比較
    器に接続される第2のアウトプットコンペアレジスタを
    含むフリーランニングタイマと、該フリーランニングタ
    イマの第1のアウトプットコンペア出力信号を得る第1
    のアウトプットコンペア出力手段と、前記第1のアウト
    プットコンペア出力信号より位相がずれるフリーランニ
    ングタイマの第2のアウトプットコンペア出力を得る第
    2のアウトプットコンペア出力手段と、前記第1のアウ
    トプットコンペア出力信号と第2のアウトプットコンペ
    ア出力信号がそれぞれ入力され、リニアソレノイド駆動
    信号を出力する排他的論理和回路とを具備することを特
    徴とするリニアソレノイド駆動信号発生装置。
  2. 【請求項2】 前記第1のアウトプットコンペア出力手
    段は必要とされるリニアソレノイド駆動信号のパルス周
    波数の1/2の周波数でデューティ比50%の信号を出
    力し、前記第2のアウトプットコンペア出力手段は第1
    のアウトプットコンペア出力信号が「1」に切り換えら
    れてから目標デューティ比の1パルスの「1」信号の時
    間だけずらして「1」信号に切り換えるようにデューテ
    ィ比50%の信号を出力することを特徴とする請求項1
    記載のリニアソレノイド駆動信号発生装置。
  3. 【請求項3】 前記必要とされるリニアソレノイド駆動
    信号は300Hzである請求項2記載のリニアソレノイ
    ド駆動信号発生装置。
  4. 【請求項4】 前記リニアソレノイド駆動信号のパルス
    周波数は前記第1の第1のアウトプットコンペアレジス
    タの値を変えることにより変更可能な請求項1記載のリ
    ニアソレノイド駆動信号発生装置。
  5. 【請求項5】 前記リニアソレノイド駆動信号のパルス
    幅は前記第2のアウトプットコンペアレジスタの値を変
    えることにより変更可能な請求項1記載のリニアソレノ
    イド駆動信号発生装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6088420A (en) * 1997-05-09 2000-07-11 Kabushiki Kaisha Toshiba Reactor core
US6675783B1 (en) 2000-08-14 2004-01-13 Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha Control device of exhaust recirculation valve

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6088420A (en) * 1997-05-09 2000-07-11 Kabushiki Kaisha Toshiba Reactor core
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