JP2001339294A - Dll回路 - Google Patents

Dll回路

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JP2001339294A
JP2001339294A JP2000160078A JP2000160078A JP2001339294A JP 2001339294 A JP2001339294 A JP 2001339294A JP 2000160078 A JP2000160078 A JP 2000160078A JP 2000160078 A JP2000160078 A JP 2000160078A JP 2001339294 A JP2001339294 A JP 2001339294A
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signal
counter
circuit
level
clock
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JP2000160078A
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Yutaka Ikeda
豊 池田
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
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    • H03LAUTOMATIC CONTROL, STARTING, SYNCHRONISATION OR STABILISATION OF GENERATORS OF ELECTRONIC OSCILLATIONS OR PULSES
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    • H03L7/06Automatic control of frequency or phase; Synchronisation using a reference signal applied to a frequency- or phase-locked loop
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 安定して遅延クロックCLKDの位相を基準
クロックCLKの位相に合わせることができるDLL回
路を提供する。 【解決手段】 DLL回路は、カウンタ制御回路40を
有し、カウンタ制御回路40は、インバータ401,4
03,409,414と、NAND402,404,4
05,408と、シフトレジスタ406,407,41
6,417と、クロックドインバータ410〜413
と、NORゲート415とを備える。カウンタ制御回路
40は、Hレベルのリセット信号RST、またはアドレ
スの最小値を示すアドレス最小信号CMINを入力した
とき、信号REVを強制的にHレベルに切替え、Hレベ
ルのカウンタ制御信号および信号ENを生成し、カウン
タを強制アップモードに移行させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、半導体集積回路
に用いて有用なDLL(Delay Locked Loop)回路に関
し、特に信頼性の高いDLL回路に関するものである。
【0002】
【従来の技術】遅延クロックの位相を基準クロックの位
相に一致させる従来のDLL回路200は、図21に示
すように制御クロック発生回路210と、位相比較器2
20と、フィルタ230と、カウンタ制御回路240
と、カウンタ250と、遅延回路260とを備える。制
御クロック発生回路210はIN端子からの基準クロッ
クCLKを入力して制御クロックSET,CNTを生成
する。
【0003】位相比較器220は、図22に示すように
NORゲート221,223と、NAND226,22
7,229,231〜234と、シフトレジスタ22
2,224と、インバータ225,228とを備える。
位相比較器220は、基準クロックCLKおよび遅延ク
ロックCLKDを2逓倍し、それぞれ、逓倍した基準ク
ロックCLK2、逓倍した遅延クロックCLKD2を生
成した後に逓倍した遅延クロックCLKD2の位相を逓
倍した基準クロックCLK2の位相と比較する。そし
て、比較結果をUP端子から出力する。なお、DN端子
は使用されない。
【0004】フィルタ230は、基準クロックCLKに
同期して駆動し、位相比較器220からの比較結果に基
づいて信号PUP,PDNを生成し出力する。
【0005】カウンタ制御回路240は、図23に示す
ようにインバータ241〜243と、NORゲート24
4と、シフトレジスタ245,246とを備える。カウ
ンタ制御回路240は、制御クロック発生回路210か
らの制御クロックSETに同期して駆動し、位相比較器
220の比較結果に基づいてフィルタ230が生成した
信号PUP,PDNを入力信号としてカウンタ制御信号
ADD、および信号ENを生成する。
【0006】カウンタ250は、制御クロック発生回路
210からの制御クロックCNTに同期して駆動し、カ
ウンタ制御回路240から入力した信号ADD,ENに
基づいてアップ/ダウンをカウントし、アドレスa0〜
a5を生成する。この場合、カウンタ250は、信号E
Nを入力信号とし、信号ADDがH(論理ハイ)レベル
のときアップをカウントし、L(論理ロー)レベルのと
きダウンをカウントする。遅延回路260は、カウンタ
250からのアドレスa0〜a5に基づいて、基準クロ
ックCLKを一定量遅延し、遅延クロックCLKDを出
力する。
【0007】遅延回路260は、カウンタ250からの
アドレスa0〜a5に基づいて基準クロックCLKを一
定量遅延させ、遅延クロックCLKDを出力する。
【0008】したがって、DLL回路200において
は、遅延クロックCLKDの位相を基準クロックCLK
の位相と比較した比較結果に基づいてカウンタ250に
おけるカウントを制御するカウンタ制御信号ADDが生
成され、その生成されたカウンタ制御信号ADDに基づ
いてアップ/ダウンがカウントされ、アドレスa0〜a
5が生成される。そして、アドレスa0〜a5に基づい
て基準クロックCLKの位相を遅延させて遅延クロック
の位相が基準クロックCLKの位相に合わせられる。
【0009】位相比較器220は、遅延クロックCLK
Dを2逓倍した遅延クロックCLKD2の位相を、基準
クロックCLKを2逓倍した基準クロックCLK2の位
相と比較するが、これは、図24に示すように基準クロ
ックCLK2の各立上がりにおいて比較結果がLレベル
になるのを防止し、DLL回路200が誤動作するのを
防止するためである。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来のDLL
回路200を構成する位相比較器220は、基準クロッ
クCLKおよび遅延クロックCLKDを逓倍した後に両
者の位相を比較するために、図25に示すように遅延ク
ロックCLKDの1つの成分251が欠落した場合には
逓倍した遅延クロックCLKD2がLレベルになる期間
が長くなり、基準クロックCLK2の立上がりにおいて
比較結果がLレベルとなり、DLL回路200が誤動作
するという問題があった。
【0011】また、従来のDLL回路200を構成する
カウンタ制御回路240は、フィルタ230から出力さ
れる信号PUP,PDNに基づいてカウンタ制御信号A
DD、および信号ENを生成する構成を採用しているた
めに、逓倍回路を使用しない場合はカウンタ250から
出力されるアドレスa0〜a5が最小となったときに、
比較結果がLレベルとなり、カウンタ250におけるカ
ウントをダウンさせるよにカウンタ制御信号ADD、お
よび信号ENを生成してしまう。その結果、カウンタ2
50では、アドレスa0〜a5を正確に生成することが
できないという問題があった。
【0012】そこで、本発明は係る問題を解決するため
になされたものであり、その目的は、リセットがかかっ
たとき、またはアドレスa0〜a5が最小であって基準
クロックに対する遅延クロックの位相比較がLレベルと
なったときにも、安定して遅延クロックCLKDの位相
を基準クロックCLKの位相に合わせることができるD
LL回路を提供することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】この発明によるDLL回
路は、基準クロックに基づいた第1の制御クロックと、
第1の制御クロックに対して位相差を有する第2の制御
クロックとを発生する制御クロック発生回路と、遅延ク
ロックの位相を基準クロックの位相と比較する位相比較
器と、位相比較器の比較結果に対して重み付けをした制
御信号を出力するフィルタと、第1の制御クロックに同
期して駆動し、前記制御信号に基づいてカウンタ制御信
号を生成するカウンタ制御回路と、第2の制御クロック
に同期して駆動し、カウンタ制御信号に基づいてアップ
/ダウンをカウントし、第1および第2のアドレスと、
第1および第2のアドレスが最小のとき活性化されるア
ドレス最小信号とを出力し、リセット信号でアドレスを
最小にするカウンタと、基準クロックに基づいて一定量
の位相差を有する第1および第2の信号を生成し、その
生成した第1および第2の信号と第1のアドレスとに基
づいて位相が第1の信号の位相と第2の信号の位相との
間に存在する微調整クロックを生成する第1の遅延回路
と、第2のアドレスに基づいて、前記一定量の整数倍だ
け微調整クロックを遅延させて遅延クロックを出力する
第2の遅延回路とを備え、カウンタ制御回路は、リセッ
ト信号が入力されたとき、もしくは活性化されたアドレ
ス最小信号とカウンタにおけるカウントをダウンさせる
フィルタの出力信号とが入力されたとき、カウンタにお
けるカウントを強制的にアップさせるための活性化され
たカウンタ制御信号を出力する。
【0014】この発明によるDLL回路においては、遅
延クロックの位相が基準クロックの位相と比較された比
較結果に基づいてカウンタにおけるカウントを制御する
カウンタ制御信号が生成され、その生成されたカウンタ
制御信号に基づいてアップ/ダウンがカウントされ、第
1および第2のアドレスが生成される。そして、第1の
アドレスに基づいて基準クロックCLKの位相を一定量
Tの範囲内で遅延させて微調整クロックを生成し、第2
のアドレスに基づいて微調整クロックを一定量Tの整数
倍だけ遅延させて遅延クロックを生成する。また、リセ
ット信号が入力されたとき、もしくは第1および第2の
アドレスが最小であって位相比較器における比較結果が
Lレベルであったとき、カウンタにおけるカウントが強
制的にアップされる。
【0015】したがって、リセットがかかったとき、も
しくはアドレス値が最小のとき位相比較器における比較
結果がLレベルであっても、正確に第1および第2のア
ドレスを生成できる。その結果、正確な位相合わせが可
能である。
【0016】また、遅延クロックの位相を基準クロック
の位相に一定量Tの範囲内で高精度に一致させることが
できる。
【0017】好ましくは、カウンタ制御回路は、リセッ
ト信号、もしくはカウンタにおけるカウントをダウンさ
せるフィルタの出力信号に基づいて活性化される強制ア
ップ信号を生成し、その生成した強制アップ信号に基づ
いてカウンタ制御信号を活性化する。
【0018】DLL回路においては、リセット信号また
はLレベルの比較結果に対応した制御信号がカウンタ制
御回路へ入力されたときは、カウンタにおけるカウント
が強制アップモードに移行される。
【0019】したがって、常に第1および第2のアドレ
スを正確に生成できる。好ましくは、カウンタ制御回路
は、カウンタにおけるカウントをアップさせるフィルタ
の出力が活性化されてから第1の制御クロックの2周期
分経過した後に強制アップ信号を不活性化する。
【0020】DLL回路においては、位相比較器におけ
る比較結果がHレベルになってから第1の制御クロック
の2周期分経過した後に強制アップモードが解除され
る。
【0021】したがって、リセット信号またはLレベル
の比較結果に対応した制御信号に起因して、速やかに強
制アップモードへ移行し、カウンタにおけるカウントが
アップされた後に速やかに強制アップモードを解除でき
る。
【0022】好ましくは、第1の遅延回路は、第1のア
ドレスに基づいて第1および第2の信号に対する重みづ
けを行なうことにより微調整クロックを生成する。
【0023】第1の遅延回路は、第1のアドレスに基づ
いて、一定量Tの位相差を有する第1および第2の信号
に対する重み付けを行ない、第1の信号の位相と第2の
信号の位相との間に位相が存在する微調整クロックを生
成する。
【0024】したがって、遅延クロックの位相を基準ク
ロックの位相に一定量Tの範囲内で高精度に一致させる
ことができる。
【0025】好ましくは、第1の遅延回路は、サイズを
決定することにより第1の信号に対する重みづけを行な
う第1のインバータ回路と、第1のインバータ回路の出
力端子に接続された出力端子を有し、サイズを決定する
ことにより第2の信号に対する重みづけを行なう第2の
インバータ回路とを含み、カウンタは、第1および第2
のインバータ回路のサイズを決定するための第1のアド
レスを第1の遅延回路へ出力する。
【0026】第1の遅延回路においては、カウンタから
の第1のアドレスに基づいて、第1および第2のインバ
ータ回路のサイズが決定され、その決定されたサイズに
基づいて一定量Tの位相差を有する第1および第2の信
号に対する重み付けが行なわれる。
【0027】したがって、サイズが可変なインバータを
用いることによって容易に第1および第2の信号に対す
る重み付けを行なうことができる。その結果、一定量T
の範囲内で高精度に基準クロックの位相を調整できる。
【0028】好ましくは、第1の遅延回路は、互いに異
なるサイズを有し、並列に接続された複数の第1のイン
バータと、複数の第1のインバータの出力端子に接続さ
れた出力端子を有し、互いにサイズが異なる並列に接続
された複数の第2のインバータとを含み、カウンタは、
第1および第2のインバータを選択的に活性化するため
の第1のアドレスを第1の遅延回路へ出力する。
【0029】第1の遅延回路においては、カウンタから
の第1のアドレスに基づいて、互いに異なるサイズを有
し、並列に接続された複数の第1および第2のインバー
タのうち、一部のインバータが選択的に活性化される。
そして、一定量Tの位相差を有する第1および第2の信
号に対する重み付けが行なわれる。
【0030】したがって、互いにサイズが異なるインバ
ータを並列に接続するだけで容易に第1および第2の信
号に対する重み付けを行なうことができる。その結果、
一定量Tの範囲内で高精度に基準クロックの位相を調整
できる。
【0031】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態について図面
を参照しながら詳細に説明する。なお、図中同一または
相当部分には同一符号を付してその説明は繰返さない。
【0032】図1を参照して、本発明によるDLL回路
100は、制御クロック発生回路10と、位相比較器2
0と、フィルタ30と、カウンタ制御回路40と、カウ
ンタ50と、ファイン遅延回路60と、コース遅延回路
70とを備える。
【0033】制御クロック発生回路10は、リセット信
号RSTと入力端子INからの基準クロックCLKとに
基づいて、制御クロックSET,CNTを生成する。そ
して、制御クロックSETをカウンタ制御回路40へ出
力し、制御クロックCNTをカウンタ50へ出力する。
【0034】位相比較器20は、遅延クロックCLKD
の位相を基準クロックCLKの位相と比較し、その比較
結果を出力する。フィルタ30は、基準クロックCLK
に同期して駆動し、位相比較器20からの比較結果に基
づいて信号PUP,PDNを生成し、その生成した信号
PUP,PDNをカウンタ制御回路40へ出力する。
【0035】カウンタ制御回路40は、制御クロック発
生回路10からの制御クロックSETに同期して駆動
し、フィルタ30からの信号PUP,PDNに基づいて
カウンタ制御信号ADD、および信号ENを生成し、そ
の生成したカウンタ制御信号ADD、および信号ENを
カウンタ50へ出力する。また、カウンタ制御回路40
は、リセット信号RSTが入力されたとき、または、カ
ウンタ50から活性化されたアドレス最小信号CMIN
と位相比較器20におけるL(論理ロー)レベルの比較
結果に対応した信号PDNとがフィルタ30から入力さ
れたとき、後述する方法により、カウンタ50における
カウントを強制的にアップさせるためにカウンタ制御信
号を活性化し、その活性化したカウンタ制御信号ADD
をカウンタ50へ出力する。
【0036】カウンタ50は、制御クロック発生回路1
0からの制御クロックCNTに同期して駆動し、カウン
タ制御信号ADDに基づいてアップ/ダウンをカウント
してアドレスa0〜a5を生成し、生成したアドレスa
0〜a2をファイン遅延回路60へ出力し、アドレスa
3〜a5をコース遅延回路70へ出力する。また、カウ
ンタ50は、アドレスa0〜a5が最小のとき活性化さ
れるアドレス最小信号CMINをカウンタ制御回路40
へ出力する。更に、カウンタ50は、活性化されたカウ
ンタ制御信号ADDを入力したときカウントを強制的に
アップさせ、アドレスa0〜a5を生成する。
【0037】ファイン遅延回路60は、クロックを精細
に遅延させるもので、基準クロックCLKとカウンタ5
0からのアドレスa0〜a2とを入力し、後述する方法
により基準クロックCLKから微調整クロックCLKB
を生成して出力する。コース遅延回路70は、クロック
を大まかに遅延させるもので、ファイン遅延回路60か
らの微調整クロックCLKBとカウンタ50からのアド
レスa3〜a5とを入力し、後述する方法により微調整
クロックCLKBを一定量の整数倍だけ遅延させて遅延
クロックCLKDを出力する。出力された遅延クロック
CLKDは位相比較器20に入力されるとともに、出力
端子OUTから外部へ出力される。
【0038】図2を参照して、制御クロック発生回路1
0は、インバータ1,5,6と、NAND2と、シフト
レジスタ3,4とを備える。また、図3を参照して、シ
フトレジスタ3,4は、クロックドインバータ341,
345と、インバータ342,343,346,347
と、NチャネルMOSトランジスタ344,348とを
備える。クロックドインバータ341,345は、基準
クロックCLKに基づいて駆動し、クロックドインバー
タ341が駆動されたときはクロックドインバータ34
5は駆動されず、クロックドインバータ345が駆動さ
れたときはクロックドインバータ341は駆動されな
い。また、NチャネルMOSトランジスタ344,34
8は、リセット信号RSTに基づいてON/OFFされ
る。
【0039】図2および図4を参照して、制御クロック
発生回路10は、リセット信号RSTと基準クロックC
LKとを入力し、基準クロックCLKの3倍の周期を有
し、H(論理ハイ)レベルとLレベルとの比が1対2の
制御クロックSETを生成する。また、制御クロック発
生回路10は、制御クロックSETと同じ周期を有し、
位相が制御クロックSETに対して基準クロックCLK
の1周期分遅れた制御クロックCNTを生成する。本発
明においては、制御クロック発生回路10は制御クロッ
クSETに対して1周期分遅れて制御クロックCNTを
生成する場合に限らず、一般に、制御クロックSETに
対して位相差を有する制御クロックCNTを生成しても
良い。
【0040】図5を参照して、位相比較器20は、NA
ND11,12,14〜18と、インバータ13とを備
える。NAND11とNAND12、NAND14とN
AND15、NAND17とNAND18は、それぞ
れ、フリップフロップの機能を果たすものである。その
結果、位相比較器20は、遅延クロックCLKDの位相
を基準クロックCLKの位相と比較し、遅延クロックC
LKDの位相遅れに応じた信号をUP端子から出力す
る。なお、本実施の形態においては、DN端子は使用し
ない。
【0041】図6を参照して、フィルタ30は、シフト
レジスタ31,32とNAND33,34と、インバー
タ35とを備える。シフトレジスタ31,32は、図3
に示す構成から成り、基準クロックCLKに同期して駆
動される。その結果、フィルタ30は、位相比較器20
からの比較結果に基づいて、その比較結果が基準クロッ
クCLKの3周期にわたって同一結果であるときに、比
較結果に対応した信号PUP,PDNを出力する。すな
わち、フィルタ30は、位相比較器20における比較結
果がHレベルであるときHレベルの信号PUPとLレベ
ルの信号PDNとを出力し、比較結果がLレベルである
ときLレベルの信号PUPとHレベルの信号PDNとを
出力する。
【0042】図7を参照して、カウンタ制御回路40
は、インバータ401,403,409,414と、N
AND402,404,405,408と、シフトレジ
スタ406,407,416,417と、クロックドイ
ンバータ410〜413と、NORゲート415とを備
える。シフトレジスタ406,407,416,417
は、図3に示す構成から成り、制御クロックSETに同
期して駆動される。カウンタ制御回路40は、リセット
信号RST、カウンタ50からのアドレス最小信号CM
IN、およびフィルタ30からの信号PDN,PUPを
入力し、信号REV,/REVを生成する。そして、信
号REV,/REVとフィルタ30からの信号PUP,
PDNとに基づいてカウンタ制御信号ADDおよび信号
ENを生成し、その生成したカウンタ制御信号ADDお
よび信号ENをカウンタ50へ出力する。
【0043】図8を参照して、カウンタ50は、カウン
タユニット501〜506と、インバータ507〜51
2と、NAND513,514と、NORゲート515
とを備える。また、カウンタユニット501〜506の
各々は、図9に示すようにインバータ516,523,
524,527,528,529,532と、Nチャネ
ルMOSトランジスタ517,519,522,52
6,530,533と、PチャネルMOSトランジスタ
518,520,531,534と、NORゲート53
5とを備える。
【0044】図9に示すカウンタユニットに、カウンタ
制御回路40からのカウンタ制御信号ADD、信号E
N、制御クロックCNT,/CNTおよびリセット信号
RSTが入力されると、図10に示すようなキャリア信
号Cおよびデータ信号Dが出力される。そして、カウン
タ50は、後述するように、入力するカウンタ制御信号
ADDに応じてアップ/ダウンをカウントする。また、
カウンタ50は、生成したアドレスa0〜a5に基づい
てNAND513〜515によりアドレス最小信号CM
INを生成し、カウンタ制御回路40へ出力する。
【0045】図11および図12を参照して、図7に示
すカウンタ制御回路40における信号REV,/RE
V、カウンタ制御信号ADD、および信号ENの生成に
ついて説明する。図11は、リセットがかかった場合、
またはスタート時に位相比較器20における比較結果が
Lレベルである場合を示したものである。Hレベルのリ
セット信号RSTが入力されると、カウンタ制御回路4
0は、フィルタ30からの信号PUP,PDN、および
カウンタ50からのアドレス最小信号CMINの値のい
かんに拘わらず、リセット信号RSTがLレベルからH
レベルに変化するタイミングに同期して信号REVをH
レベルに切替える。そうすると、図7に示すようにフィ
ルタ30からの信号PUP,PDNが入力されるクロッ
クドインバータ410,412がオフされ、クロックド
インバータ411,413がオンされるため、カウンタ
制御回路40は、信号PUP,PDNの値に拘わらずH
レベルのカウンタ制御信号ADDおよび信号ENを生成
する。
【0046】そして、カウンタ制御回路40は、位相比
較器20における比較結果がLレベルからHレベルに変
化するタイミングT1の後、制御クロックSETの2周
期分経過したタイミングT2で信号REVをHレベルか
らLレベルに切替える。そすると、図7に示すようにフ
ィルタ30からの信号PUP,PDNが入力されるクロ
ックドインバータ410,412がオンされ、クロック
ドインバータ411,413がオフされるため、カウン
タ制御回路40は、信号REVがHレベルからLレベル
に変化するタイミングT2から制御クロックSETの1
周期分経過したタイミングT3でカウンタ制御信号AD
D、および信号ENをHレベルからLレベルに切替え
る。
【0047】カウンタ50は、Hレベルのカウンタ制御
信号ADDおよび信号ENが入力された後、制御クロッ
クCNTのタイミングT4からアップをカウントし始め
るため、タイミングT4に同期してHレベルからLレベ
ルに切替わるアドレス最小信号CMINをカウンタ制御
回路40へ出力する。
【0048】また、Hレベルのリセット信号RSTが入
力されないとき(図11において点線で示す。)、アド
レスa0〜a5は最小であるから、カウンタ制御回路4
0はカウンタ50からHレベルのアドレス最小信号CM
INを入力し、位相比較器20における比較結果が基準
クロックCLKの3周期にわたってLレベルとなったこ
とに対応してLレベルからHレベルに変化した信号PD
NとLレベルのPUPとを入力する。その結果、カウン
タ制御回路40は、信号PDNがLレベルからHレベル
に変化したことに対応してLレベルからHレベルに切替
わる信号REVを生成する。すなわち、カウンタ制御回
路40は、リセット信号RSTが入力されず、アドレス
a0〜a5が最小、且つ、位相比較器20における比較
結果がLレベルであるとき、位相比較器20における比
較結果に対応した信号PDNに基づいて信号REVをL
レベルからHレベルに変化させる。そうすると、カウン
タ制御回路40は上述したようにHレベルのカウンタ制
御信号ADDおよび信号ENを生成する。そして、カウ
ンタ制御回路40が信号REVをHレベルからLレベル
に切替えるタイミングは上述したタイミングT2であ
り、それに伴い、カウンタ制御回路40はアドレス制御
信号ADDおよび信号ENをHレベルからLレベルに切
替える。なお、LレベルからHレベルに変化する信号P
DNは、カウンタ50におけるカウントをダウンさせる
信号である。
【0049】カウンタ50は、Hレベルのカウンタ制御
信号ADDおよび信号ENが入力された後、制御クロッ
クCNTのタイミングT5からアップをカウントし始め
るため、タイミングT5に同期してHレベルからLレベ
ルに切替わるアドレス最小信号CMINをカウンタ制御
回路40へ出力する。
【0050】したがって、カウンタ制御回路40は、H
レベルのリセット信号RSTが入力されたとき、位相比
較器20の比較結果に対応したフィルタ30からの信号
PUP,PDNに優先して信号REVをHレベルに切替
え、Hレベルのカウンタ制御信号ADDおよび信号EN
を生成してカウンタ50におけるカウントを強制アップ
モードに移行させ、位相比較器20の比較結果がHレベ
ルになった後、制御クロックSETの2周期分経過した
ときにカウンタ制御信号ADDおよび信号ENをLレベ
ルに切替え、カウンタ50におけるカウントを強制アッ
プモードから解除するものである。また、カウンタ制御
回路40は、スタート時において位相比較器20におけ
る比較結果がLレベルである場合も、信号REVを強制
的にHレベルに切替え、Hレベルのカウンタ制御信号A
DDおよび信号ENを生成してカウンタ50におけるカ
ウントを強制アップモードに移行させ、位相比較器20
の比較結果がHレベルになった後、制御クロックSET
の2周期分経過したときにカウンタ制御信号ADDおよ
び信号ENをLレベルに切替え、カウンタ50における
カウントを強制アップモードから解除するものである。
【0051】なお、カウンタ制御信号ADDがHレベル
になることはカウンタ制御信号ADDが活性化されるこ
とを意味し、カウンタ制御信号ADDがLレベルになる
ことはカウンタ制御信号ADDが不活性化されることを
意味する。
【0052】図12はスタート時に位相比較器20にお
ける比較結果がHレベルである場合を示したものであ
る。この場合においても、カウンタ制御回路40は、H
レベルのリセット信号RSTが入力されると、位相比較
器20における比較結果に対応した信号PUP,PDN
の値に拘わらず信号REVをLレベルからHレベルに切
替える。そうすると、カウンタ制御回路40は上述した
ようにHレベルのカウンタ制御信号ADDおよび信号E
Nを生成する。
【0053】そして、カウンタ制御回路40は、位相比
較器20における比較結果がLレベルからHレベルに変
化するタイミングT6の後、制御クロックSETの2周
期分経過したタイミングT7で信号REVをHレベルか
らLレベルに切替える。そうすると、上述したように、
カウンタ制御回路40は、信号REVがHレベルからL
レベルに変化するタイミングT7から制御クロックSE
Tの1周期分経過したタイミングT8でカウンタ制御信
号ADDおよび信号ENをHレベルからLレベルに切替
える。
【0054】カウンタ50は、Hレベルのカウンタ制御
信号ADDおよび信号ENが入力された後、制御クロッ
クCNTのタイミングT9からアップをカウントし始め
るため、タイミングT9に同期してHレベルからLレベ
ルに切替わるアドレス最小信号CMINをカウンタ制御
回路40へ出力する。
【0055】また、Hレベルのリセット信号RSTが入
力されないとき(図12において点線で示す。)、アド
レスa0〜a5は最小であるから、カウンタ制御回路4
0はカウンタ50からHレベルのアドレス最小信号CM
INを入力し、位相比較器20における比較結果が基準
クロックCLKの3周期にわたってHレベルとなったこ
とに対応してLレベルからHレベルに変化した信号PU
PとLレベルのPDNとを入力する。その結果、カウン
タ制御回路40は、Lレベルの信号REVを生成する。
そうすると、カウンタ制御回路40は、図7に示すよう
にクロックドインバータ410,412がオンされ、ク
ロックドインバータ411,413がオフされるため、
LレベルからHレベルに切替わった信号PUPに基づい
てカウンタ制御信号および信号ENをLレベルからHレ
ベルにする。
【0056】そして、カウンタ制御回路40は、上述し
たタイミングT8でカウンタ制御信号ADDおよび信号
ENをHレベルからLレベルに切替える。
【0057】カウンタ50は、Hレベルのカウンタ制御
信号ADDおよび信号ENが入力された後、制御クロッ
クCNTのタイミングT10からアップをカウントし始
めるため、タイミングT10に同期してHレベルからL
レベルに切替わるアドレス最小信号CMINをカウンタ
制御回路40へ出力する。
【0058】したがって、カウンタ制御回路40は、位
相比較器20における比較結果がHレベルである場合
に、Hレベルのリセット信号RSTが入力されると、比
較結果に対応した信号PUP,PDNの値に拘わらず信
号REVをHレベルに切替え、Hレベルのカウンタ制御
信号ADDおよび信号ENを生成してカウンタ50にお
けるカウントを強制アップモードに移行させ、位相比較
器20の比較結果がHレベルになった後、制御クロック
SETの2周期分経過したときにカウンタ制御信号AD
Dおよび信号ENをLレベルに切替え、カウンタ50に
おけるカウントを強制アップモードから解除する。ま
た、カウンタ制御回路40は、リセットがかからないと
きは、信号REVをLレベルからHレベルに切替えず、
位相比較器20における比較結果に対応した信号PU
P,PDNに基づいてカウンタ制御信号ADDおよび信
号ENを生成して、カウンタ50におけるカウントを普
通に制御する。なお、本発明においては、信号REVを
「強制アップ信号」という。
【0059】なお、カウンタ制御回路40は、位相比較
器20の比較結果がHレベルとなった後、制御クロック
SETの2周期分経過したタイミングで信号REVをH
レベルからLレベルに切替えたが、これに限らず、ジッ
タと遅延量との関係を考慮して最適値を選択すればよ
い。したがって、カウンタ制御回路40は、制御クロッ
クSETの3周期分、4周期分経過したタイミングで信
号REVをHレベルからLレベルに切替えてもよい。こ
の場合、シフトレジスタ406,407に直列にシフト
レジスタを1個または2個追加してカウンタ制御回路4
0を構成する。
【0060】図13および14を参照して、カウンタ5
0におけるアドレスa0〜a5のカウントについて説明
する。上述したように、図9に示したカウンタユニット
は、図10に示すようなキャリア信号Cおよびデータ信
号Dを出力する。カウンタ制御回路40は、リセットが
かかったとき、またはアドレスa0〜a5が最小であっ
て位相比較器における比較結果がLレベルのとき強制的
にHレベルのカウンタ制御信号ADDおよび信号ENを
生成し、カウンタ50へ出力する。したがって、カウン
タユニット501〜506の端子UPにはHレベルのカ
ウンタ制御信号ADDが入力され、入力端子INにはH
レベルの信号ENが入力される。その結果、カウンタ5
0は、図13に示すアドレスa0〜a5を制御クロック
CNTの各サイクルにおいて生成する。図13から明ら
かなように、Hレベルのカウンタ制御信号ADDが入力
されると、カウンタ50は、値が徐々にアップするアド
レスa0〜a5を出力する。したがって、カウンタ50
は、強制アップモードに移行する信号であるHレベルの
カウンタ制御信号ADDを入力すると、カウントをアッ
プさせ、それに基づいたアドレスa0〜a5を出力す
る。
【0061】一方、カウンタ50は、カウンタ制御回路
40からLレベルのカウンタ制御信号ADDを入力した
ときは、カウンタユニット501〜506の端子UPに
はLレベルのカウンタ制御信号ADDが入力され、図1
4に示すアドレスa0〜a5を制御クロックCNTの各
サイクルにおいて生成する。Lレベルのカウンタ制御信
号ADDが入力されると、カウンタ50は、値が徐々に
ダウンするアドレスa0〜a5を出力する。
【0062】図15を参照して、ファイン遅延回路60
は、遅延ユニット601と、クロックドインバータ60
2〜608と、遅延ユニット609,610と、インバ
ータ611とを備える。クロックドインバータ602の
出力端子はクロックドインバータ603の出力端子と接
続され、クロックドインバータ604の出力端子はクロ
ックドインバータ605の出力端子と接続され、クロッ
クドインバータ606の出力端子はクロックドインバー
タ607の出力端子と接続される。そして、クロックド
インバータ602,604,606,608は並列に接
続され、クロックドインバータ603,605,607
もまた並列に接続される。また、クロックドインバータ
602,603は、インバータを構成するPチャネルM
OSトランジスタとNチャネルMOSトランジスタのチ
ャネル幅(以下単に「サイズ」という)が同じであるサ
イズnを有し、クロックドインバータ604,605は
同じサイズ2nを有し、クロックドインバータ606,
607は同じサイズ4nを有し、クロックドインバータ
608はサイズnを有する。さらに、クロックドインバ
ータ602,603はカウンタ50から出力されるアド
レスa0,/a0により駆動され、クロックドインバー
タ602が駆動されたときはクロックドインバータ60
3は駆動されず、クロックドインバータ602が駆動さ
れないときはクロックドインバータ603が駆動され
る。すなわち、アドレスa0がLレベルのときはクロッ
クドインバータ602が駆動され、アドレスa0がHレ
ベルのときはクロックドインバータ603が駆動され
る。クロックドインバータ604,605はカウンタ5
0から出力されるアドレスa1,/a1により駆動さ
れ、クロックドインバータ606,607はカウンタ5
0から出力されるアドレスa2,/a2により駆動され
る。そして、その駆動方法はアドレスa0,/a0によ
るクロックドインバータ602,603の駆動方法と同
じである。
【0063】図16を参照して、遅延ユニット601,
609,610の各々は、クロックドインバータ61
2,613とインバータ614とを備える。クロックド
インバータ612は信号RがLレベルのとき駆動し、入
力信号XAに対してインバータとして機能する。この場
合、クロックドインバータ613は駆動されない。ま
た、クロックドインバータ613はR信号がHレベルの
とき駆動され、入力信号XBに対してインバータとして
機能する。この場合、クロックドインバータ612は駆
動されない。したがって、信号RがLレベルかHレベル
かによりクロックドインバータ612またはクロックド
インバータ613が駆動され、入力信号XAまたは入力
信号XBが反転されてインバータ614に入力される。
そして、その反転された信号がインバータ614により
さらに反転されて出力信号Yが得られる。よって、遅延
ユニット601,609,610は入力信号XA,XB
の位相を一定量T遅延させるものである。
【0064】再び図15を参照して、遅延ユニット60
1は、信号RがHレベルであり、信号/RがLレベルで
あるので、入力された基準クロックCLKの位相を一定
量T遅延させて信号INFを出力する。同様に、遅延ユ
ニット609も入力された基準クロックCLKの位相を
一定量T遅延させて信号Yを出力する。遅延ユニット6
10は、信号RがLレベルであり、信号/RがHレベル
であるので、入力された信号XA(Y)の位相を一定量
T遅延して信号INDを出力する。その結果、信号IN
Fは基準クロックCLKの位相を一定量T遅延させたも
のであり、信号INDは基準クロックCLKの位相を一
定量T×2遅延させたものであるので、信号INFと信
号INDとの位相差は一定量Tである。
【0065】クロックドインバータ602〜607は、
カウンタ50から出力されるアドレスa0〜a2により
選択的に活性化される。カウンタ50から出力されるア
ドレスが、a0=a1=a2=0のとき、クロックドイ
ンバータ602,604,606,608が活性化され
るため、並列接続されたクロックドインバータ602,
604,606,608の合成サイズwfは、wf=n+
2n+4n+n=8nとなる。この場合、クロックドイ
ンバータ603,605,607は活性化されないの
で、並列接続されたクロックドインバータ603,60
5,607の合成サイズwdは0である。
【0066】また、アドレスがa0=a1=a2=1の
ときクロックドインバータ602,604,606は活
性化されず、クロックドインバータ603,605,6
07,608,が活性化される。その結果、合成サイズ
f=n、合成サイズwd=7nとなる。すべてのアドレ
スa0〜a2に対して合成サイズwf、wdを計算すると
表1のようになる。
【0067】
【表1】
【0068】その結果、合成サイズwfは、アドレスa
0〜a2に対して8nからnまで変化し、合成サイズw
dはアドレスa0〜a2に対して0から7nまで変化す
る。したがって、並列接続されたクロックドインバータ
602,604,606,608はアドレスa0〜a2
に対してサイズが8nからnまで変化する1つのクロッ
クドインバータ回路620と考えられ、並列接続された
クロックドインバータ603,605,607はアドレ
スa0〜a2に対してサイズが0から7nまで変化する
もう1つのクロックドインバータ回路630と考えられ
る。
【0069】図17を参照して、アドレスがa0=a1
=a2=0のときクロックドインバータ回路620に信
号INFが入力し、クロックドインバータ回路630に
信号INDが入力すると、信号OUT1が出力される。
またアドレスがa0=1、a1=a2=0のときは信号
OUT2が出力される。アドレスがa0=a1=a2=
1のときは信号OUT8が出力される。したがって、ク
ロックドインバータ回路620の合成サイズwfとクロ
ックドインバータ回路630の合成サイズwdとの比に
より決定される位相を有する信号OUT1,OUT2,
…,OUT8が出力される。その結果,ファイン遅延回
路60はアドレスa0〜a2において位相が直線的に変
化する信号OUT1,OUT2,…,OUT8を出力で
きる。
【0070】合成サイズwfが8n、合成サイズwdが0
のとき、信号OUT1が出力されるので、信号OUT1
が信号INFに相当する。したがって、図18を参照し
て、信号INFと信号INFに対して一定量Tの位相差
を有する信号INDとの間に位相が存在する信号をOU
T2,OUT3,OUT4,OUT5,OUT6,OU
T7,OUT8がファイン遅延回路60から出力され
る。
【0071】上記においては、アドレスa0〜a2によ
り決定されるクロックドインバータ回路620の合成サ
イズwfとクロックドインバータ回路630の合成サイ
ズwdとの比により位相が変化する信号OUT1,OU
T2,…,OUT8が出力されると説明したが、これは
一定量Tの位相差を有する2つの信号INF、INDを
入力とし、アドレスa0〜a2により決定される合成サ
イズwf,wdによりそれぞれ信号INF,信号INDに
対する重みづけを変えて位相が変化する信号OUT1〜
OUT8を出力することに相当する。
【0072】また、ファイン遅延回路60は基準クロッ
クCLKを遅延させて一定量Tの位相差を有する信号I
NFと信号INDとを生成すると説明したが、本発明は
これに限らず、基準クロックCLKの位相を進ませた
り、または遅延させたりして結果的に一定量Tの位相差
を有する2つの信号INF,INDを生成するものであ
ればよい。
【0073】図19を参照して、コース遅延回路70
は、遅延ユニット701〜708と、デコーダ709〜
716とを備える。遅延ユニット701〜708は、図
16に示したユニット601,609,610と同じ構
成を有し、入力信号XA,XBの位相を一定量Tだけ遅
延させるものである。デコーダ709〜716の各々
は、図20に示すように3入力NAND717と、イン
バータ718とを備える。デコーダ709〜716は、
入力信号A1,A2,A3に応じて信号R,/Rを出力
するものである。
【0074】再び図19を参照して、デコーダ709〜
716は、カウンタ50からのアドレスa3〜a5を受
け、遅延ユニット701〜708に信号R,/Rを出力
する。遅延ユニット701〜708は、信号RがLレベ
ルのとき入力信号XAを一定量Tだけ遅延させ、信号R
がHレベルのとき入力信号XBを一定量Tだけ遅延させ
るので、コース遅延回路70はデコーダ709〜716
により入力された微調整ブロックCLKBの位相を遅延
させる遅延ユニット701〜708の段数を決定し、そ
の決定した段数分だけ微調整クロックCLKBの位相を
遅延させる。たとえば、アドレスがa3=0、a4=
1、a5=0のときデコーダ709,710,711,
712,713,715,716からはLレベルの信号
Rが入力され、かつ、Hレベルの信号/Rが出力され、
デコーダ714からはHレベルの信号Rが出力され、か
つ、Lレベルの信号/Rが出力される。その結果、遅延
ユニット701〜705,707,708は入力信号X
Aの位相を一定量Tだけ遅延させ、遅延ユニット706
は入力信号XBの位相を一定量Tだけ遅延させる。初段
の遅延ユニット701の入力信号XAは常時Lレベルで
あるので、遅延ユニット701〜705は入力された微
調整クロックCLKBの位相を遅延させず、遅延ユニッ
ト706〜708の各々が微調整クロックCLKBの位
相を一定量Tだけ遅延させる。したがって、アドレスが
a3=0、a4=1、a5=0のとき微調整ブロックC
LKBは3段分の遅延ユニット706,707,708
により一定量T×3だけその位相を遅延され、遅延クロ
ックCLKDとして出力される。
【0075】以上説明したように、DLL回路100に
おいては、リセット信号RSTが入力されたとき、また
はアドレスa0〜a5が最小であって位相比較器におけ
る比較結果がLレベルであるとき、カウンタ50におけ
るカウントを強制的にアップさせて安定してアドレスa
0〜a5を出力し、出力したアドレスa0〜a5に基づ
いて遅延クロックCLKDの位相を基準クロックCLK
の位相に合せるものである。
【0076】なお、上記説明したDLL回路100は、
メモリセルをアレイ上に配列したDRAMのような高速
応答の半導体集積回路に用いて有用なものである。
【0077】今回開示された実施の形態はすべての点で
例示であって制限的なものではないと考えられるべきで
ある。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求
の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味お
よび範囲内でのすべての変更が含まれることが意図され
る。
【0078】
【発明の効果】本発明に係るDLL回路は、基準クロッ
クとリセット信号とに基づいて第1の制御クロックと、
第1の制御クロックに対して基準クロックの1周期分遅
延させた第2の制御クロックとを発生する制御クロック
発生回路と、遅延クロックの位相を基準クロックの位相
と比較する位相比較器と、位相比較器の比較結果が基準
クロックの所定周期にわたって同じであるとき、比較結
果に対応した制御信号を出力するフィルタと、第1の制
御クロックに同期して駆動するカウンタ制御回路と、第
2の制御クロックに同期してアップ/ダウンをカウント
し、第1および第2のアドレスと、第1および第2のア
ドレスが最小のとき活性化されるアドレス最小信号とを
出力するカウンタと、基準クロックに基づいて一定量の
位相差を有する第1および第2の信号を生成し、その生
成した第1および第2の信号と第1のアドレスとに基づ
いて位相が第1の信号の位相と第2の信号の位相との間
に存在する微調整クロックを生成する第1の遅延回路
と、第2のアドレスに基づいて、一定量の整数倍だけ微
調整クロックを遅延させて遅延クロックを出力する第2
の遅延回路とを備え、カウンタ制御回路は、リセット信
号が入力されたとき、もしくは活性化されたアドレス最
小信号とLレベルの比較結果に対応した制御信号とが入
力されたとき、カウンタにおけるカウントを強制的にア
ップさせるための強制アップ信号を生成し、カウンタ
は、強制アップ信号の活性化に基づいてアップをカウン
トするので、リセットがかかったとき、またはアドレス
a0〜a5が最小であって位相比較器における比較結果
がLレベルのときに、安定してアドレスa0〜a5を生
成することができ、基準クロックの位相と遅延クロック
の位相とを精細に調整することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明によるDLL回路の概略ブロック図で
ある。
【図2】 図1に示すDLL回路の制御クロック発生回
路の構成を示す回路図である。
【図3】 シフトレジスタの構成を示す回路図である。
【図4】 制御クロック発生回路におけるタイミング図
である。
【図5】 図1に示すDLL回路の位相比較器の構成を
示す回路図である。
【図6】 図1に示すDLL回路のフィルタの構成を示
す回路図である。
【図7】 図1に示すDLL回路のカウンタ制御回路の
構成を示す回路図である。
【図8】 図1に示すDLL回路のカウンタの構成を示
す回路図である。
【図9】 図8に示すDLL回路のカウンタユニットの
構成を示す回路図である。
【図10】 カウンタユニットにおけるタイミング図で
ある。
【図11】 位相比較器、フィルタ、カウンタ制御回
路、およびカウンタにおけるタイミング図である。
【図12】 位相比較器、フィルタ、カウンタ制御回
路、およびカウンタにおけるタイミング図である。
【図13】 カウンタにおけるタイミング図である。
【図14】 カウンタにおけるタイミング図である。
【図15】 図1に示すDLL回路のファイン遅延回路
の構成を示す回路図である。
【図16】 図15に示す遅延回路の遅延ユニットの構
成を示す回路図である。
【図17】 図15に示すファイン遅延回路の動作を示
すタイミング図である。
【図18】 図15に示すファイン遅延回路により一定
量の範囲内で位相を変化させることができることを説明
する図である。
【図19】 図1に示すDLL回路のコース遅延回路の
構成を示す回路図である。
【図20】 図19に示すコース遅延回路の各デコーダ
の構成を示す回路図である。
【図21】 従来のDLL回路の概略ブロック図であ
る。
【図22】 図21に示すDLL回路の位相比較器の構
成を示す回路図である。
【図23】 図21に示すDLL回路のカウンタ制御回
路の構成を示す回路図である。
【図24】 図22に示す位相比較器におけるタイミン
グ図である。
【図25】 図22に示す位相比較器におけるタイミン
グ図である。
【符号の説明】
1,5,6,13,35,228,241〜243,3
42,343,346,347,401,403,40
9,414,507〜512,516,523,52
4,527〜529,532,611,614,718
インバータ、2,11,12,14〜18,33,3
4,226,227,229〜234,404,40
5,408,513〜515,717 NAND、3,
4,31,32,222,224,245,246,4
06,407,416,417 シフトレジスタ、1
0,210 制御クロック発生回路、20,220 位
相比較器、30,230 フィルタ、40,240 カ
ウンタ制御回路、50,250カウンタ、60 ファイ
ン遅延回路、70 コース遅延回路、100 DLL回
路、260 遅延回路、344,348,517,51
9,522,526,530,538 NチャネルMO
Sトランジスタ、341,345,410〜413,5
21,525,602〜608,612,613 クロ
ックドインバータ、501〜506 カウンタユニッ
ト、518,520,531,534 PチャネルMO
Sトランジスタ、221,223,244,535 N
ORゲート、601,609,610,701〜708
遅延ユニット、620,630 インバータ回路、7
09〜716 デコーダ。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基準クロックに基づいた第1の制御クロ
    ックと、前記第1の制御クロックに対して位相差を有す
    る第2の制御クロックとを発生する制御クロック発生回
    路と、 遅延クロックの位相を基準クロックの位相と比較する位
    相比較器と、 前記位相比較器の比較結果に対して重み付けをした制御
    信号を出力するフィルタと、 前記第1の制御クロックに同期して駆動し、前記制御信
    号に基づいてカウンタ制御信号を生成するカウンタ制御
    回路と、 前記第2の制御クロックに同期して駆動し、前記カウン
    タ制御信号に基づいてアップ/ダウンをカウントし、 第1および第2のアドレスと、前記第1および第2のア
    ドレスが最小のとき活性化されるアドレス最小信号とを
    出力し、リセット信号でアドレスを最小にするカウンタ
    と、 前記基準クロックに基づいて一定量の位相差を有する第
    1および第2の信号を生成し、その生成した第1および
    第2の信号と前記第1のアドレスとに基づいて位相が前
    記第1の信号の位相と前記第2の信号の位相との間に存
    在する微調整クロックを生成する第1の遅延回路と、 前記第2のアドレスに基づいて、前記一定量の整数倍だ
    け前記微調整クロックを遅延させて前記遅延クロックを
    出力する第2の遅延回路とを備え、 前記カウンタ制御回路は、 前記リセット信号が入力されたとき、もしくは活性化さ
    れたアドレス最小信号と前記カウンタにおけるカウント
    をダウンさせる前記フィルタの出力信号とが入力された
    とき、 前記カウンタにおけるカウントを強制的にアップさせる
    ための活性化されたカウンタ制御信号を出力する、DL
    L回路。
  2. 【請求項2】 前記カウンタ制御回路は、前記リセット
    信号、もしくは前記カウンタにおけるカウントをダウン
    させる前記フィルタの出力信号に基づいて活性化される
    強制アップ信号を生成し、その生成した強制アップ信号
    に基づいて前記カウンタ制御信号を活性化する、請求項
    1に記載のDLL回路。
  3. 【請求項3】 前記カウンタ制御回路は、前記カウンタ
    におけるカウントをアップさせる前記フィルタの出力が
    活性化されてから前記第1の制御クロックの2周期分経
    過した後に前記強制アップ信号を不活性化する、請求項
    2に記載のDLL回路。
  4. 【請求項4】 前記第1の遅延回路は、前記第1のアド
    レスに基づいて前記第1および第2の信号に対する重み
    づけを行なうことにより前記微調整クロックを生成す
    る、請求項1に記載のDLL回路。
  5. 【請求項5】 前記第1の遅延回路は、サイズを決定す
    ることにより前記第1の信号に対する重みづけを行なう
    第1のインバータ回路と、 前記第1のインバータ回路の出力端子に接続された出力
    端子を有し、サイズを決定することにより前記第2の信
    号に対する重みづけを行なう第2のインバータ回路とを
    含み、 前記カウンタは、前記第1および第2のインバータ回路
    のサイズを決定するための前記第1のアドレスを前記第
    1の遅延回路へ出力する、請求項4に記載のDLL回
    路。
  6. 【請求項6】 前記第1の遅延回路は、互いに異なるサ
    イズを有し、並列に接続された複数の第1のインバータ
    と、 前記複数の第1のインバータの出力端子に接続された出
    力端子を有し、互いにサイズが異なる並列に接続された
    複数の第2のインバータとを含み、 前記カウンタは、前記第1および第2のインバータを選
    択的に活性化するための前記第1のアドレスを前記第1
    の遅延回路へ出力する、請求項1に記載のDLL回路。
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