JPH0525912Y2 - - Google Patents

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JPH0525912Y2
JPH0525912Y2 JP1986108071U JP10807186U JPH0525912Y2 JP H0525912 Y2 JPH0525912 Y2 JP H0525912Y2 JP 1986108071 U JP1986108071 U JP 1986108071U JP 10807186 U JP10807186 U JP 10807186U JP H0525912 Y2 JPH0525912 Y2 JP H0525912Y2
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JP
Japan
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transparent film
article
mount
adhesive
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JP1986108071U
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JPS6316185U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案に係る厚さの小さい物品を収納する紙
片は、はがきと同大に造つて、切手、切符、テレ
フオンカード等の極めて薄い物品、布地やレザー
等の見本、草花の種子その他の粉粒状物品を紙片
内に密閉して郵送したり、はがきとは別の大きさ
に造つてフアイルして保存したりするのに利用で
きる。
(従来の技術とその問題点) 切手、切符等を郵送したり、趣味で収集し保存
したり、営業用として布地やレザーの見本を持ち
歩いたり、郵送したり、整理しておく場合に、こ
れら厚さの小さい物品が汚れたり、空気に触れて
変色したり、或は黴が生えたりしないようにして
おく必要がある。又、この様に郵送したり整理、
保存しておいたシート状物品を取り出す場合に、
このシート状物品を傷める事なく取り出す事が出
来なければならない。
更に、草花の種子や海岸の白砂等の粉粒状物品
を郵送する場合、従来は封書で送らなければなら
なかつたので、切手代が嵩むだけでなく、白砂等
が見えないので、受取つた者にこれを奇麗に見せ
る事が出来ず、印象が薄くなることが避けられな
かつた。
はがきの表面に糊を塗り、この糊の表面に上記
粉粒状物品を貼着する事も出来るが、この粉粒状
物品を後ではがきから取り外す事が困難であるだ
けでなく、郵送中にこれら粉粒状物品が汚れたり
剥落する事が避けられない。
台紙と透明フイルムとを不貼着部分を残して貼
着し、フイルムに写真を通過させる切目を設けて
台紙とフイルムとの間の不貼着部分に写真を挿入
するようにしたアルバム台紙が、実公昭35−
19915号公報、実開昭47−20314号公報に記載され
ているが、これらは郵送時のように雨に当ること
のある場合には、切目の間から雨水が侵入し写真
を濡らして痛める危険がある。又、実開昭54−
149325号公報に記載された写真を保持したはがき
のように、台紙と透明フイルムとの間で写真を台
紙に貼着するものもあるが、これは写真を台紙、
フイルムの間から奇麗に取外すことが困難であ
る。
本考案の厚さの小さい物品を収納する紙片は、
上述の様な不都合を何れも解消しようとするもの
である。
(問題を解決する為の手段) 本考案は、台紙の表面に、接着剤により第一の
透明フイルムの周囲部分を貼着し、この貼着部分
に囲まれた第一の透明フイルムの不貼着部分の縁
の一部に、厚さの小さい物品を通過させる切目を
形成し、上記台紙と同じ大きさを有し、裏面に感
圧接着剤を塗布し一端部を除いて剥離紙を貼着し
た第二の透明フイルムを、第一の透明フイルムに
重ね、接着剤の露出した上記一端部において第一
の透明フイルムの一端部に貼着して成る厚さの小
さい物品を収納する紙片を得て、上記の問題点を
解決したものである。
(作用) 台紙に重ねた第一の透明フイルムは、切目を通
して不貼着部に厚さの小さい物品を挿入すること
ができる。その後、剥離紙を剥して第二の透明フ
イルムを第一の透明フイルムの上に貼着すれば、
極めて薄い両フイルムは感圧接着剤で接着されて
薄い1枚の透明フイルムのようになり、切目は塞
がれる。
従つて挿入した物品が脱出することはなく、雨
水等が侵入して物品を汚したり変質させることも
なく、はがきとして郵送したり、フアイルして保
存することができる。
挿入した物品を取出すには、第二の透明フイル
ムを第一の透明フイルムから剥せば、切目を開い
て物品を取出すことができる。感圧接着剤を使用
するから、両フイルムの剥離は容易である。
(実施例) 、 第1〜3図は本考案の第一実施例を示し、第
1図は平面図、第2図は第二の透明フイルム部分
を少し持上げて示した第1図のA−A断面図、第
3図は第二の透明フイルム部分を大きく開いた平
面図である。第2図において各部の厚さは誇張し
て記載されている。第3図において格子状ハツチ
ングは接着剤2を示している。
未使用時のこの紙片は、第2図に示すように、
第一の透明フイルム3の周囲を接着剤2により台
紙1に貼着し、この貼着部分に囲まれた、厚さの
小さい小物品を入れる不貼着部分4の縁部に切目
5を入れ、第二の透明フイルム6の感圧接着剤7
を塗布した裏面に、端部6aを残して剥離紙8を
貼着し、剥離紙を貼着しない端部6aを第一の透
明フイルム3の端部に貼着したもので、第二の透
明フイルム6の部分は、台紙1、第一の透明フイ
ルム3に対して蝶番で取付けられたように開閉で
きる状態になつている。
この紙片に切手、布地等のシート状物品、或は
種子等の粉粒状物品を収納するには、第二の透明
フイルム6に塗布した感圧接着剤7から剥離紙を
剥す前に、第一の透明フイルム3に形成した切目
5から、第一の透明フイルム3と台紙1との間の
不貼着部分4に、上記シート状物品或は粉粒状物
品を入れる。
この不貼着部分4には接着剤が存在せず、この
不貼着部分4はあたかもポケツトのように構成さ
れている為、上記各物品を不貼着部分4内に収納
する操作は、物品を汚す事なく容易に行なえる。
不貼着部分4にシート状或は粉粒状の物品を収
納したならば、それ迄第二の透明フイルム6の感
圧接着剤7の裏面を覆つていた剥離紙8を剥し、
第二の透明フイルム6を第一の透明フイルム3の
表面に貼着する。
この貼着操作によつて、不貼着部分4に物品を
収納する際に使用した切目5が、第二の透明フイ
ルム6によつて覆われ、上記不貼着部分4内に収
納した物品が切目5からこぼれ出す事がなくな
る。この状態では、紙片が雨にぬれても切目から
不貼着部分内に雨水が侵入して物品を汚したり、
変質させたりすることはなく、塵埃が侵入するこ
ともない。
以上の操作によつて物品の収納作業が完了する
が、透明フイルム3,6はきわめて薄いから透明
度が良好であり、両フイルムを貼着した状態にお
いても不貼着部分4に収納された物品は第一,第
二の両透明フイルム3,6を通して良好に目視す
る事が出来る。
又、このように収納された物品を取り出すに
は、第一の透明フイルム3の表面から第二の透明
フイルム6を剥すことにより切目5を露出させ、
この切目5からシート状或は粉粒状の物品を取り
出せばよく、これらの物品に接着剤を付着させた
り、或は傷めたりする事なく、取出すことができ
る。両透明フイルムは感圧接着剤で貼着されるの
で、剥離は容易である。
尚、台紙1と第一の透明フイルム3との間に設
ける不貼着部分4の数は、上記の第一実施例の様
に1個のみである必要はなく、第4〜6図の第二
〜第四実施例に示した様に2個又はそれ以上とす
る事も出来る。
更に、不貼着部分4の形状も、第3〜4図に示
した様な矩形に限定されず、第5図の第三実施例
に示した様なU字形、第6図の第四実施例の様な
平行四辺形、第7図の第五実施例の様な円形等、
収納する物品に合わせた各種形状を採用する事が
出来る。
(考案の効果) 本考案の厚さの小さい物品を収納する紙片は、
以上に述べた通り構成され、作用する為、切手等
の趣味の物品や布地等の見本を収納するのに利用
した場合に、これらの物品が汚れたり、空気に触
れて変色したりする事を完全に防止出来るだけで
なく、後からこれらの物品を傷める事なく取出し
たり、同じ物品又は別の物品を挿入し直す事も容
易に行なえる。
又、本考案の紙片をはがきとして利用する場合
は、フイルム3,6を貼着しない台紙裏面に宛名
を書き、切手を貼つて私製はがきとして使用すれ
ば、厚さの小さい各種物品を奇麗に収納して安価
に郵送する事が出来て、はがきを受け取つた者に
これらの物品を強く印象付ける事が可能となり、
しかも郵送中にこれら物品が汚れる事もない。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の第一〜第五実施例を示し、第1
図は第一実施例の平面図、第2図は各部の厚さを
誇張して示すと共に第二の透明フイルム部分を少
し開いて示した第1図のA−A断面図、第3図は
第二の透明フイルム部分を大きく開いた第一実施
例の縮小平面図、第4〜7図は第二〜第五実施例
を示す第3図同様の平面図である。 1……台紙、2……接着剤、3……第一の透明
フイルム、4……不貼着部分、5…切目、6……
第二の透明フイルム、6a……端部、7……感圧
接着剤、8……剥離紙。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 台紙1の表面に、接着剤2により第一の透明フ
    イルム3の周囲部分を貼着し、この貼着部分に囲
    まれた第一の透明フイルム3の不貼着部分4の縁
    の一部に、厚さの小さい物品を通過させる切目5
    を形成し、上記台紙と同じ大きさを有し、裏面に
    感圧接着剤7を塗布し一端部6aを除いて剥離紙
    8を貼着した第二の透明フイルム6を、第一の透
    明フイルム3に重ね、感圧接着剤7の露出した上
    記一端部6aにおいて第一の透明フイルム3の一
    端部に貼着して成る厚さの小さい物品を収納する
    紙片。
JP1986108071U 1986-07-16 1986-07-16 Expired - Lifetime JPH0525912Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1986108071U JPH0525912Y2 (ja) 1986-07-16 1986-07-16

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1986108071U JPH0525912Y2 (ja) 1986-07-16 1986-07-16

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6316185U JPS6316185U (ja) 1988-02-02
JPH0525912Y2 true JPH0525912Y2 (ja) 1993-06-30

Family

ID=30984927

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1986108071U Expired - Lifetime JPH0525912Y2 (ja) 1986-07-16 1986-07-16

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Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2526120B2 (ja) * 1989-04-27 1996-08-21 三和シヤッター工業株式会社 開閉戸付きバルコニ―
JPH0825564B2 (ja) * 1989-10-06 1996-03-13 大阪シーリング印刷株式会社 被包材

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5360928U (ja) * 1976-10-25 1978-05-24
JPS54149325U (ja) * 1978-04-06 1979-10-17
JPH022617Y2 (ja) * 1985-12-28 1990-01-22

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Publication number Publication date
JPS6316185U (ja) 1988-02-02

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