JP2526120B2 - 開閉戸付きバルコニ― - Google Patents

開閉戸付きバルコニ―

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JP2526120B2
JP2526120B2 JP1108197A JP10819789A JP2526120B2 JP 2526120 B2 JP2526120 B2 JP 2526120B2 JP 1108197 A JP1108197 A JP 1108197A JP 10819789 A JP10819789 A JP 10819789A JP 2526120 B2 JP2526120 B2 JP 2526120B2
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balcony
door
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opening
lower rail
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JP1108197A
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晴雄 藁科
正志 図子
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Sanwa Shutter Corp
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Sanwa Shutter Corp
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    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E04BUILDING
    • E04DROOF COVERINGS; SKY-LIGHTS; GUTTERS; ROOF-WORKING TOOLS
    • E04D3/00Roof covering by making use of flat or curved slabs or stiff sheets
    • E04D3/40Slabs or sheets locally modified for auxiliary purposes, e.g. for resting on walls, for serving as guttering; Elements for particular purposes, e.g. ridge elements, specially designed for use in conjunction with slabs or sheets
    • E04D3/405Wall copings

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  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Sustainable Development (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Architecture (AREA)
  • Civil Engineering (AREA)
  • Structural Engineering (AREA)
  • Extensible Doors And Revolving Doors (AREA)
  • Bay Windows, Entrances, And Structural Adjustments Related Thereto (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、住宅等の建造物に建付ける開閉戸付きバル
コニーに関するものである。
[従来技術及び発明が解決しようとする課題] 一般に、この種バルコニーにおいては、躯体側から張
り出すようにして設けられたものがあり、この場合に
は、せいぜい上方に屋根部が設けられる程度で殆ど全開
放しており、このためテラス部に雨水等が吹き込んでし
まう等のことから、有効に利用されていないのが実情で
ある。
そこでバルコニーに開閉戸を設けて囲み、雨水等が吹
き込むことが無いようにすることが提唱されるが、従来
の開閉戸の何れも左右方向に移動する引き戸であつたた
め、開放時において半分が引き残りとなつてここが開放
できないという問題が生じ、バルコニーが本来有する全
面開放という点から程遠いものになつてしまうという欠
点があつて到底採用できるものでない。
これに対し、開閉戸を積層状に収納するようにしたも
のも提唱されるが、このものは、引き戸を一連状に連結
し、収納部において積層するようにしたものであるた
め、第11図に示す如く一本状のガイドレールが収納部に
おいて二本に分岐した構造にしなければならず、この結
果、ガイドレールは、これに対応して広いスペースが確
保できるテラス部に設けざるを得ないという設計上の制
限をどうしても受けることになる許りでなく、しかもバ
ルコニーには安全上周縁部に壁板や手摺り等を設けられ
ているが、この内側に開閉戸を設けなければならないた
め、バルコニーテラスの有効スペースが大幅に小さくな
つて狭いバルコニーとならざるを得ないという問題が有
る。
[課題を解決する手段] 本発明は、上記の如き実情に鑑み、これらの欠点を一
掃することができる開閉戸付きバルコニーを提供するこ
とを目的として創案されたものであつて、先ず第一のも
のは、躯体側から張り出すようにして建付けられるバル
コニーであつて、該バルコニーの上方に設けられた屋根
部の周縁部に上レールを設ける一方、バルコニー周縁に
防護壁として形成される壁板上端部の笠木に、手摺り用
束柱の立設または下レールの組付けができる凹溝を形成
し、前記上レールと凹溝に組付けた下レールとの間に折
畳み収納自在な開閉戸を設けたことを特徴とするもので
ある。
また、第二の発明は、躯体側から張り出すようにして
建付けられるバルコニーであつて、該バルコニーの上方
に設けられた屋根部の周縁部に上レールを設ける一方、
バルコニー周縁に防護壁として形成される壁板上端部の
笠木に、手摺り用束柱の立設が可能でかつ下レールにも
なる凹溝を形成し、該下レールにした凹溝と上レールと
の間に折畳み収納自在な開閉戸を設けたことを特徴とす
るものである。
そして本発明は、これらの構成によつて、バルコニー
に開閉戸を設けるものでありながら、テラスの有効スペ
ースを殆ど損なうことが無いようにしたものである。
[実施例] 次に、本発明の一実施例を図面に基づいて説明する。
図面において、1は躯体側から張出すようにして設けら
れるバルコニーであつて、該バルコニー1の前部および
左右両側部を囲繞すべく立設する壁板2の上面には、基
礎部材3がアンカーボルト4によつて一体固定されてお
り、この基礎部材3に笠木5が上側から被冠するよう一
体的に係着されている。さらに笠木5の上面には凹溝5a
が形成され、ここに束柱6が所定間隔を存して立設され
る構成になつている。そしてこの束柱6の上端部に手摺
り7が設けられ、中間部には複数本の横木8が設けられ
ており、この様にして手摺り付きのバルコニー1が構成
されている。尚、この場合に、上記凹溝5aは、束柱6間
をカバー9によつて覆われる構成になつている。
一方、上記バルコニーを開閉戸付きのものにするに
は、笠木5を束柱6のない状態にし、そして凹溝5aに下
レール10を嵌合組付けする。一方、バルコニー1の左右
コーナー部には柱体11を立設し、この柱体11に左右両コ
ーナー部が支持されるようにして屋根部12が形成される
が、屋根部12の前縁及び左右側縁の無目13に、前記下レ
ール10に対応するよう上レール14が一体的に設けられ、
さらに上記柱体11と躯体側の柱15に縦枠16が一体的に固
定されている。
17は折畳み式の開閉戸であつて、該開閉戸17を構成す
る各扉体18は、縦横(上下左右)の框材19、框材19に囲
繞される空間に嵌め込まれたガラス板20、隣接扉体同志
および縦枠16と扉体とをそれぞれ揺動自在に枢支する支
軸21等の部材によつて構成されているが、実施例におい
ては、左右両側方の開閉戸17はそれぞれ二枚の扉体18を
用いて構成される折戸であり、また前面側の開閉戸17は
四枚の扉体18を用いて構成される折戸であり、そして左
右側方の開閉戸17は、躯体側の縦枠16に該側の扉体18が
揺動のみでレールに沿つて移動しない固定側扉体となる
よう支軸21によつて枢支され、また前面側の開閉戸17
は、左右何れか一方(実施例では屋外側から見て右側)
の柱体11に該側の扉体18が揺動のみでレールに沿つて移
動しない固定側扉体となるよう支軸21によつて枢支され
ている。
さらに前記固定側扉体18を一枚目として数えて偶数枚
目の扉体18の戸先側縦框19の上下には、走行ローラ20と
振止めローラ21とがそれぞれ設けられており、そして走
行ローラ20は前記上レール14を走行するよう構成され、
また振止めローラ21は下レール10に嵌合して開閉戸の振
止めを行うよう構成されており、扉体18を固定扉体18側
に向けて順次折畳むことによりジグザグ状に収納できる
構成になつている。
叙述のごとく構成された本発明の実施例において、バ
ルコニー1は、開閉戸17の開閉によつて開放、閉鎖が必
要において自由に選択できるものであるが、この開閉戸
付きのバルコニーとするには、笠木5に束柱立設ができ
る凹溝5aに、束柱にかえて下レール10を嵌合組付けする
ことにより精度良く、しかも簡単に取付けることができ
る。従つて下レール10の取付け作業が著しく簡略化され
て、仮令開閉戸17を既設のバルコニーに後付けで建付け
るような場合であつても、現場作業の容易化が確実に計
れることになる。
しかも開閉戸17は、従来のように引き戸ではなく、折
畳み戸が採用されている結果、上下レール10、14は、収
納部においても一本のもので良く、バルコニー1のテラ
ス部は殆どその有効面積が狭くならない状態を確保しな
がら、開閉戸17の予め笠木5に形成されている凹溝5aを
有効に利用して簡単な建付けができることとなつて、バ
ルコニー1が狭くなつて、反つて使い勝手が損なわれて
しまうような不具合を効果的に回避できることになる。
そのうえこの扉体18のガラスが、壁板2によつて盲状
になつている下側部位にはない常識的な開閉戸17の建付
けができることとなつて、外観的には勿論であるが、機
能的にも極めて優れたものになる。
尚、本発明は前実施例に限定されるものでないことは
勿論であり、笠木に形成される凹溝をそのまま下レール
に兼用できる構成にしても良く、この様にすれば、専用
の下レールが不要になつて、部品点数の減少とそのもの
の取付け工程が不要になるという新たなる利点があつて
都合が良い。
さらに開閉戸としては、実施例では左右両側方と前方
の三面にそれぞれ単独開閉できるよう三組のものを設け
たが、バルコニーコーナー部を角形状でなく円弧状にし
て開閉戸を一方に全て収納できる構成にしても良く、さ
らには、開閉戸の開放方向を、デツキ側でなく屋外側に
開放する構成としても良く、また前面側開閉戸が長い場
合には、左右に振り分けて開放するようにしても良いの
であり、これらは必要において適宜選択できるものであ
る。
[作用効果] 以上要するに、本発明は叙述の如く構成されたもので
あるから、バルコニーに開閉戸を設ける場合に、下レー
ルが、束柱立設ができるべく笠木に設けた凹溝を有効に
利用して精度良く、しかも簡単に設けられることにな
る。従つて、下レールの取付け作業が簡略化されて、仮
令開閉戸を既設のバルコニーに後付けで建付けるような
場合であつても、現場作業の容易化が確実に計れること
になる。
しかも開閉戸は、従来のように引き戸ではなく、折畳
み戸が採用されている結果、上下レールは、収納部にお
いても一本のものですみ、バルコニーのテラス部は殆ど
その有効面積が狭くならない状態を確保しながら、予め
笠木に形成されている凹溝を有効に利用して開閉戸の簡
単な建付けができることとなつて、バルコニーが狭くな
つて、反つて使い勝手が損なわれてしまうような不具合
を効果的に回避できることになる。
【図面の簡単な説明】
図面は、本発明に係る開閉戸付きバルコニーの実施例を
示したものであつて、第1図は開閉戸付きバルコニーの
全体正面図、第2図は同上側面図、第3図は同上平面
図、第4図は同上水平断面図、第5図は開閉戸の一部を
省略した拡大水平断面図、第6図は第一実施例の手摺り
を建付けた場合を示す笠木部の拡大縦断面図、第7図は
開閉戸を建付けた場合を示す笠木部の拡大縦断面図、第
8図は第二実施例の手摺りを建付けた場合を示す笠木部
の拡大縦断面図、第9図は開閉戸を建付けた場合を示す
笠木部の拡大縦断面図、第10図A〜Fは開閉戸の開閉パ
ターン例を示す概略図、第11図は上レール部の縦断面
図、第12図は従来例を示す概略水平断面図である。 図中、1はバルコニー、2は壁板、5は笠木、5aは凹
溝、9はカバー、10は下レール、12は屋根部、14は上レ
ール、17は開閉戸、18は扉体である。

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】躯体側から張り出すようにして建付けられ
    るバルコニーであつて、該バルコニーの上方に設けられ
    た屋根部の周縁部に上レールを設ける一方、バルコニー
    周縁に防護壁として形成される壁板上端部の笠木に、手
    摺り用束柱の立設または下レールの組付けができる凹溝
    を形成し、前記上レールと凹溝に組付けた下レールとの
    間に折畳み収納自在な開閉戸を設けたことを特徴とする
    開閉戸付きバルコニー。
  2. 【請求項2】躯体側から張り出すようにして建付けられ
    るバルコニーであつて、該バルコニーの上方に設けられ
    た屋根部の周縁部に上レールを設ける一方、バルコニー
    周縁に防護壁として形成される壁板上端部の笠木に、手
    摺り用束柱の立設が可能でかつ下レールにもなる凹溝を
    形成し、該下レールにした凹溝と上レールとの間に折畳
    み収納自在な開閉戸を設けたことを特徴とする開閉戸付
    きバルコニー。
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