JPH0415853Y2 - - Google Patents

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JPH0415853Y2
JPH0415853Y2 JP1192784U JP1192784U JPH0415853Y2 JP H0415853 Y2 JPH0415853 Y2 JP H0415853Y2 JP 1192784 U JP1192784 U JP 1192784U JP 1192784 U JP1192784 U JP 1192784U JP H0415853 Y2 JPH0415853 Y2 JP H0415853Y2
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JP
Japan
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facility
building
unit
wall
indoor
Prior art date
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JP1192784U
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JPS60124401U (ja
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  • Wing Frames And Configurations (AREA)
  • Support Devices For Sliding Doors (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 技術分野 この考案は、テニスコートやプール等の施設を
屋内型あるいは屋外型とする開閉式建物に係り、
さらに詳しくは屋外型使用における開放感の向上
を図つた開閉式建物に関するものである。
従来技術 従来のこの種の開閉式建物としては、例えば第
1図および第2図に示すようなものがある。図中
符号1は固定ユニツト、2は下屋、3は断面L字
形の移動ユニツトで、この移動ユニツト3が車輪
4等により下屋2上および床5上を走行可能に設
けられている。また、符号6は固定妻壁で、移動
ユニツト3と下屋2とで形成される開口部7を第
1図のように塞ぐようになつている。このような
開閉式建物は、第1図に示す状態が施設を屋内型
とした状態、第2図に示す状態が屋外型とした状
態である。
しかしながら、このような従来の開閉式建物に
あつては、第2図に示すように移動ユニツト3を
移動させて屋外型とした場合でも。風雨等の侵入
を防ぐための単なる壁の機能しか果さない固定妻
壁6が施設の側部を塞いでいるため、日射が遮ら
れたり、外の景色が見えなかつたりして、いまひ
とつ開放感が良好といえなかつた。
考案の目的 この考案は、かかる従来の実情に鑑みてなされ
たもので、従来の固定妻壁6を改良することによ
り、屋外型使用時の開放感を向上させた開閉式建
物を提供することを目的としている。
考案の構成 かかる目的達成のため、この考案の開閉式建物
は、従来の固定妻壁6に相当する部材を複数枚の
壁パネルで構成し、これらの壁パネルを開口部を
開閉自在とするように、下屋側に収納および引き
出し可能に設けたことを特徴としている。
実施例 以下、この考案を図面に基づいて説明する。こ
の説明において従来と同一ないし均等な部位また
は部材について同一の符号を付し重複した説明を
省略する。
第3図ないし第5図はこの考案の一実施例を示
す図である。
まず構成を説明すると、図中符号1は外周が略
四角形の施設の一辺に沿つて設けられた固定ユニ
ツトで、この固定ユニツト1の側部から前記一辺
に隣接する辺に沿つて下屋2が設けられ、そし
て、施設上を覆い水平方向に沿う屋根部9と前記
下屋2に対向して鉛直方向に沿う側壁部10を有
する断面L字形の移動ユニツト3が移動自在に配
設されている。この移動ユニツト3は、屋根部9
の端部および側壁部10の下端部にそれぞれ車輪
4が設けられ、下屋2上および床5上をこれらの
車輪4が転動することにより移動自在となつてい
る。この移動ユニツト3を固定ユニツト1を覆う
位置まで移動させた状態で(第5図参照)、施設
上が開放されて屋外型とされる一方、施設上を覆
う位置まで移動させた状態で(第3図参照)、屋
内型とされるように設定されている。そして、施
設が屋内型とされる時に移動ユニツト3と下屋2
とで形成される開口部7の位置、つまり従来の固
定妻壁6が設けられていた位置に、複数枚のパネ
ル12が、この開口部7を開閉自在とするよう
に、下屋2側に収納および引き出し可能に設けら
れている。
具体的には、それら壁パネル12は、少なくと
も開口部7を塞ぐだけの枚数設けられ、移動ユニ
ツト3および床5にスライド自在に設けられると
ともに、下屋2の側部に設けられた戸袋13に収
納および引き出し可能になつている。壁パネル1
2のスライド機構を説明すると、第3図の−
線に沿う断面図である第4図のようになつてい
る。つまり、符号15は移動ユニツト3の上部妻
壁で、この上部妻壁15は、耐風梁16にチヤン
ネル材17,18,19等を介して例えばガラス
材からなる外板20が取り付けられ、この下側に
はチヤンネル材21を介して上部レール22が取
り付けられ、さらに外板20下部側の上部レール
22等が目隠部材23で覆われて構成されてい
る。一方、下部妻壁となる壁パネル12の上端部
には、軸24を介して走行部材25が設けられて
いる。この走行部材25は、転動する球26を有
し、この球26が上部レール22の摺動支持部2
7上に当接した状態で、上部レール22に位置し
ている。また、壁パネル12の下端部には、軸2
8を介して案内部材29が設けられ、この案内部
材29が床5の開口部7下端に沿う案内溝30内
に位置している。さらに、壁パネル12の下端部
の外側には、遮蔽板31が垂下され、この遮蔽板
31の下端部が床5の案内溝30と平行な溝32
内に位置している。このような構成で、壁パネル
12は上部レール22に吊られた状態となつてス
ライド自在に設けられている。また壁パネル12
を戸袋13に収納するのに、上部レール22は、
戸袋13の位置で直角に折曲され、戸袋13内へ
壁パネル12を案内するようになつている。
次に、かかる構成よりなる開閉式建物の作用に
ついて説明する。
まず、第3図に示すように、移動ユニツト3で
施設が覆われ、複数枚の壁パネル12で開口部7
が塞がれることにより、屋内型とされた状態にお
いては、壁パネル12の下端部の風雨の侵入が遮
蔽板31で防止され、これら壁パネル12が従来
の固定妻壁6と同様の機能を果たすことになる。
この状態から、施設を屋外型とするには、最初
に戸袋13に一番近い壁パネル12を上部レール
22上を球26を転動させることによりスライド
させて戸袋13内へ収納する。この際には、壁パ
ネル12の下端部の案内部材29が案内溝30で
案内されるため、スムーズなスライドが行なわれ
る。これを順次行ない、すべての壁パネル12を
戸袋13内に収納して開口部7を開く。その後、
移動ユニツト3を、車輪4を下屋2上および床5
上を転動させることにより、図中左方向へ移動さ
せ、第5図に示すように固定ユニツト1に重なつ
た状態とする。これで屋外型とされるのである
が、この状態においては、従来の固定妻壁6の部
位も開放されることにより、従来のように固定妻
壁6で日射が遮られたり、景色が見えなくなつた
りすることがない。よつて、屋外型使用の際の開
放感が従来より向上し、快適な施設利用が行なえ
ることとなる。
また、屋内型とするには、上記と反対に、まず
移動ユニツト3を、施設を覆う位置まで動かし、
次に壁パネル12を戸袋13から順次引き出して
スライドさせ、第3図に示すように開口部7を塞
ぎ、屋内型とする。この状態で、壁パネル12が
風等の力を受けても、壁パネル12は上端部が上
部レール22、下端部が案内溝30で支持されて
いるため、外れたり、ガタついたりすることがな
い。
なお、上記実施例では戸袋13を設け、雨戸式
のようにしたが、この考案はこれに限定されるも
のでなく、複数枚の壁パネルを連結してアコーデ
オンカーテン式のようにすることもできる。ま
た、上記実施例では、上部レール22および案内
溝30がそれぞれ一本ずつ設けられているが、開
口部7を塞ぐ壁パネル12の枚数に応じた数だけ
上部レール22および案内溝30を設ける、つま
り各壁パネル12ごとに上部レール22および案
内溝30を設ければ、戸袋13への収納および引
き出しがより容易に行なわれることとなる。さら
に、上記実施例の開閉式建物は移動ユニツト3が
一個であつたが、この考案の開閉式建物は移動ユ
ニツトが複数あつても良いことは勿論である。
考案の効果 以上説明してきたように、この考案によれば、
複数枚の壁パネルを収納および引き出し可能に設
けることにより、屋外型使用の際の開放感を従来
より向上させることができ、快適な施設利用が行
なえる、という効果を発揮する。
【図面の簡単な説明】
第1図および第2図は従来の開閉式建物を示す
図で、第1図は同建物を屋内型とした時の斜視
図、第2図は同建物の屋外型とした時の斜視図、
第3図および第5図はこの考案の開閉式建物の一
実施例を示す図で、第3図は同建物の第1図に相
当する斜視図、第4図は第3図の−線に沿う
断面図、第5図は同建物の第2図に相当する斜視
図である。 1……固定ユニツト、2……下屋、3……移動
ユニツト、7……開口部、12……壁パネル、1
3……戸袋。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 外周が略四角形のプール等の施設を屋内型又は
    屋外型とする開閉式建物において、 前記外周の一辺に沿つて固定ユニツトが設けら
    れ、該一辺に隣接する辺に沿つて下屋が設けら
    れ、前記施設上を覆い水平方向に沿う屋根部及び
    前記下屋に対向して鉛直方向に沿う側壁部を有す
    る断面L字形の移動ユニツトが、前記下屋上およ
    び床面上を走行可能とされ、該移動ユニツトを前
    記固定ユニツトを覆うように移動させた時に、前
    記施設を屋外型とし、該施設上を覆うように移動
    させた時に、該施設を屋内型とするように設定さ
    れ、該施設が屋内型とされる時に前記移動ユニツ
    トと前記下屋とで形成される開口部の位置に、複
    数枚の壁パネルが、前記開口部を開閉自在とする
    ように、前記下屋側に収納および引き出し可能に
    設けられたことを特徴とする開閉式建物。
JP1192784U 1984-01-31 1984-01-31 開閉式建物 Granted JPS60124401U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1192784U JPS60124401U (ja) 1984-01-31 1984-01-31 開閉式建物

Applications Claiming Priority (1)

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JP1192784U JPS60124401U (ja) 1984-01-31 1984-01-31 開閉式建物

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS60124401U JPS60124401U (ja) 1985-08-22
JPH0415853Y2 true JPH0415853Y2 (ja) 1992-04-09

Family

ID=30494505

Family Applications (1)

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JP1192784U Granted JPS60124401U (ja) 1984-01-31 1984-01-31 開閉式建物

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JP (1) JPS60124401U (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6224863B1 (ja) * 2017-06-22 2017-11-01 株式会社カンエツ 仮設トイレ収納用車載フレーム、及び車載用仮設トイレ設備並びに移動式仮設トイレ車両

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6224863B1 (ja) * 2017-06-22 2017-11-01 株式会社カンエツ 仮設トイレ収納用車載フレーム、及び車載用仮設トイレ設備並びに移動式仮設トイレ車両

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Publication number Publication date
JPS60124401U (ja) 1985-08-22

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