JPH05257632A - マルチウィンドウ表示処理方式 - Google Patents

マルチウィンドウ表示処理方式

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JPH05257632A
JPH05257632A JP4053235A JP5323592A JPH05257632A JP H05257632 A JPH05257632 A JP H05257632A JP 4053235 A JP4053235 A JP 4053235A JP 5323592 A JP5323592 A JP 5323592A JP H05257632 A JPH05257632 A JP H05257632A
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JP
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information
viewpoint
display processing
virtual plane
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JP4053235A
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Inventor
Kazuo Mimatsu
和男 三末
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Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】本発明は、複数のウィンドウをディスプレイ画
面に表示するマルチウィンドウ表示処理方式に関し、マ
ンマシン・インタフェース機能の向上の実現を目的とす
る。 【構成】ディスプレイ画面への表示対象となる複数のウ
ィンドウの持つ本質的な幾何学的情報を仮想平面上に展
開して管理する管理手段11と、1つ又は複数の視点情
報が指定されるときに、管理手段11の管理するウィン
ドウの幾何学的情報を、視点情報の指すウィンドウ領域
が局所的に拡大され、かつ視点情報の指さないウィンド
ウ領域が局所的に縮小される態様に従って変換する変換
手段12と、変換手段12の導出するウィンドウの幾何
学的情報に従って、管理手段11の管理する全てのウィ
ンドウをディスプレイ画面に表示する表示制御手段13
とを備えるように構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複数のウィンドウをデ
ィスプレイ画面に表示するマルチウィンドウ表示処理方
式に関し、特に、マンマシン・インタフェース機能の向
上を実現できるマルチウィンドウ表示処理方式に関する
ものである。
【0002】マウスと高解像度ディスプレイという入出
力装置を備えたエンジニアリング・ワークステーション
の普及とともに、そのディスプレイを効率的に使用する
ためのマルチウィンドウ・システムが広く普及しつつあ
る。このようなマルチウィンドウ・システムを実装する
場合には、マンマシン・インタフェース機能の向上を図
って、エンジニアリング・ワークステーションを使い易
いものにしていく必要がある。
【0003】
【従来の技術】従来のマルチウィンドウ・システムで
は、各ウィンドウをタイルのように重ならないように敷
き詰めて表示するタイリング方式か、各ウィンドウを適
当に重なり合わせて表示するオーバーラップ方式に従っ
て、ディスプレイ上に複数のウィンドウを表示していく
方法を採っていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前者の
タイリング方式に従うと、使用するウィンドウの数が少
ない場合には特に問題は起こらないものの、ウィンドウ
の数が多くなってくると、各ウィンドウの大きさを小さ
くしなければならないことから、ユーザの操作性が劣化
することになるという問題点があった。
【0005】また、後者のオーバーラップ方式に従う
と、ウィンドウの数が多くなってもウィンドウの大きさ
を小さくしなくて済むものの、他のウィンドウに覆われ
ているウィンドウが多くなることから、ユーザの操作性
が劣化することになるという問題点があった。
【0006】本発明はかかる事情に鑑みてなされたもの
であって、マンマシン・インタフェース機能の向上を実
現できる新たなマルチウィンドウ表示処理方式の提供を
目的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】図1に本発明の原理構成
を図示する。図中、1は本発明を具備するデータ処理装
置、2はデータ処理装置1の備えるマンマシン・インタ
フェース装置である。
【0008】データ処理装置1は、マンマシン・インタ
フェース装置2との間のインタフェース処理を実行する
入出力制御手段10と、マンマシン・インタフェース装
置2のディスプレイ画面への表示対象となる複数のウィ
ンドウの持つ本質的な幾何学的情報を仮想平面上に展開
して管理する管理手段11と、1つ又は複数の視点情報
が指定されるときに、管理手段11の管理するウィンド
ウの幾何学的情報を、視点情報の指すウィンドウ領域が
局所的に拡大され、かつ視点情報の指さないウィンドウ
領域が局所的に縮小される態様に従って変換する変換手
段12と、変換手段12の導出するウィンドウの幾何学
的情報に従って、管理手段11の管理する全てのウィン
ドウをディスプレイ画面に表示する表示制御手段13
と、マンマシン・インタフェース装置2から与えられる
マウス等の視点情報を管理する視点情報管理手段14と
を備える。
【0009】
【作用】本発明では、管理手段11は、例えば、ディス
プレイ画面への表示対象となる複数のウィンドウの持つ
本質的な幾何学的情報を、無限の広がりを持つ仮想平面
上に展開して管理する。
【0010】この管理手段11の管理処理を受けて、変
換手段12は、視点情報管理手段14から1つ又は複数
の視点情報が指定されるときに、例えば、視点上に半球
を配設することを想定して、この半球の中心点を基準と
して用いて管理手段11の無限仮想平面上に展開される
ウィンドウをこの半球面上に写像していくことで、管理
手段11の管理するウィンドウの幾何学的情報の変換処
理を実行していく。あるいは、視点上に直交する2つの
半円柱を配設することを想定して、この半円柱の中心線
を基準として用いて管理手段11の無限仮想平面上に展
開されるウィンドウをこの半円柱面上に写像していくこ
とで、管理手段11の管理するウィンドウの幾何学的情
報の変換処理を実行していく。ここで、この変換処理に
あたって、変換手段12は、視点情報が複数指定される
ときには、例えば、各視点情報に対して導出するウィン
ドウの幾何学的情報の相加平均を求めていくことで、最
終的なウィンドウの幾何学的情報を導出していく。
【0011】また、管理手段11は、例えば、ディスプ
レイ画面への表示対象となる複数のウィンドウの持つ本
質的な幾何学的情報を、ディスプレイ画面の大きさに対
応付けられる有限の広がりを持つ仮想平面上に展開して
管理する。
【0012】この管理手段11の管理処理を受けて、変
換手段12は、視点情報管理手段14から1つ又は複数
の視点情報が指定されるときに、例えば、管理手段11
の有限仮想平面上に展開される視点情報の指す拡大ウィ
ンドウ領域を視点からの距離に依存させずに一様に拡大
するとともに、管理手段11の有限仮想平面上に展開さ
れる視点情報の指さない縮小ウィンドウ領域を視点から
の距離に依存させずに一様に縮小することで、管理手段
11の管理するウィンドウの幾何学的情報の変換処理を
実行していく。ここで、この変換処理にあたって、変換
手段12は、視点情報が複数指定されるときには、例え
ば、各視点情報に対して導出するウィンドウの幾何学的
情報の相加平均を求めていくことで、最終的なウィンド
ウの幾何学的情報を導出していく。
【0013】これらの変換手段12の変換処理に従っ
て、視点情報の指すウィンドウ領域が局所的に拡大さ
れ、かつ視点情報の指さないウィンドウ領域が局所的に
縮小される態様に従って、管理手段11の管理するウィ
ンドウの幾何学的情報が変換されることになる。
【0014】そして、表示制御手段13は、この変換手
段12の変換処理を受けて、変換手段12の導出するウ
ィンドウの幾何学的情報に従って、視点情報の指すウィ
ンドウ領域を局所的に拡大し、かつ視点情報の指さない
ウィンドウ領域を局所的に縮小する態様に従って、管理
手段11の管理する全てのウィンドウをマンマシン・イ
ンタフェース装置2のディスプレイ画面に表示してい
く。
【0015】このように、本発明では、視点情報の指す
ウィンドウを拡大し、視点情報の指さないウィンドウを
縮小する方式を採りつつ、全てのウィンドウをディスプ
レイ画面に表示するよう制御するものであることから、
従来のタイリング方式やオーバーラップ方式に従うマル
チウィンドウ表示処理の持つ欠点を解消して、操作性の
よいマンマシン・インタフェース機能を実現できるよう
になるのである。
【0016】
【実施例】以下、実施例に従って本発明を詳細に説明す
る。図1で説明したように、本発明では、ディスプレイ
画面への表示対象となる複数のウィンドウの持つ本質的
な幾何学的情報を仮想平面上に管理する構成を採って、
視点情報の指すウィンドウ領域が局所的に拡大され、か
つ視点情報の指さないウィンドウ領域が局所的に縮小さ
れる態様に従って、この仮想平面上のウィンドウの幾何
学的情報をディスプレイ画面に対応付けられる実平面に
非線形写像していくことで、全てのウィンドウをディス
プレイ画面に表示しつつ、必要なウィンドウを大きく表
示していく構成を採るものである。
【0017】すなわち、図2に示す処理フローに示すよ
うに、図1に示したデータ処理装置1は、ユーザにより
図1に示したマンマシン・インタフェース装置2のマウ
スが操作されることでマウス位置の指す視点情報が変化
すると、先ず最初に、ステップ1で示すように、視点情
報の指すウィンドウ領域が局所的に拡大され、かつ視点
情報の指さないウィンドウ領域が局所的に縮小される態
様に従って、仮想平面上に展開するウィンドウの幾何学
的情報を実平面上に非線形写像変換し、続いて、ステッ
プ2で示すように、この変換したウィンドウ情報に従っ
て、視点情報の指すウィンドウ領域を局所的に拡大し、
かつ視点情報の指さないウィンドウ領域を局所的に縮小
する態様に従って、ディスプレイ画面に全てのウィンド
ウを表示していくよう処理するものである。
【0018】次に、ウィンドウの幾何学的情報の非線形
写像変換の3つの実施例について詳細に説明する。 魚眼表示処理方式 この方式は、仮想平面を無限の広がりを持つもので想定
するとともに、視点上に半球を配設することを想定し
て、この半球の中心点を基準として用いて無限仮想平面
上に展開されるウィンドウを半球面上に写像していくこ
とで、視点から遠いウィンドウほど小さくなる態様でも
ってウィンドウの幾何学的情報の非線形写像変換を実行
するものである。
【0019】すなわち、図3(a)に示すように、視点
(xi,i ) 上に拡大率を規定する半径si の半球を配
設して、仮想平面上の点(x,y)と半球の中心点とを
結ぶ直線と半球面との交点に従って、仮想平面上の点
(x,y)を半球面上に写像していくものであり、図3
(b)に示すように、点(x,y)と視点(xi,i )
との間の方位角については保存しつつ写像していくもの
である。
【0020】この非線形写像変換により、点(x,y)
の視点(xi,i ) からの新しい距離li (x,y)
は、
【0021】
【数1】
【0022】と求められ、点(x,y)と視点(xi,
i ) との間の方位角θi (x,y)は、
【0023】
【数2】
【0024】と保存されるので、仮想平面上の点(x,
y)の変換先となる実平面上の座標(fi (x,y),
i (x,y))は、
【0025】
【数3】
【0026】と、
【0027】
【数4】
【0028】とに従って導出されることになる。ここ
で、数式1に記述される定数2r/πは、非線形写像変
換されるウィンドウの全体を半径rの円内に入れるため
に乗算されるものである。
【0029】そして、視点(xi,i ) がn個ある場合
には、
【0030】
【数5】
【0031】というように、各視点毎に求まる座標(f
i (x,y),gi (x,y))の相加平均に従って、
仮想平面上の点(x,y)の変換先となる実平面上の座
標(f(x,y),g(x,y))が導出されることに
なる。 直交魚眼表示処理方式 この方式は、仮想平面を無限の広がりを持つもので想定
するとともに、視点上に直交する2つの半円柱を配設す
ることを想定して、この半円柱の中心線を基準として用
いて無限仮想平面上に展開されるウィンドウを半円柱面
上に写像していくことで、縦横の直線の直線性と直交性
とを保存しつつ、視点から遠いウィンドウほど小さくな
る態様でもってウィンドウの幾何学的情報の非線形写像
変換を実行するものである。
【0032】すなわち、図4(a)に示すように、視点
(xi,i ) 上にy軸と平行となる態様でもって拡大率
を規定する半径si の半円柱を配設して、仮想平面上の
点(x,y)を通りつつ半円柱の中心線と直交する直交
直線と半円柱面との交点に従って、仮想平面上の点
(x,y)を半球面上に写像していくとともに、図4
(b)に示すように、視点(xi,i ) 上にx軸と平行
となる態様でもって拡大率を規定する半径si の半円柱
を配設して、仮想平面上の点(x,y)を通りつつ半円
柱の中心線と直交する直交直線と半円柱面との交点に従
って、仮想平面上の点(x,y)を半球面上に写像して
いくものである。
【0033】この非線形写像変換により、仮想平面上の
点(x,y)の変換先となる実平面上の座標(f
i (x),gi (y))は、
【0034】
【数6】
【0035】と、
【0036】
【数7】
【0037】とに従って導出されることになる。ここ
で、数式6に記述される定数w/πは、非線形写像変換
されることで決定されるディスプレイ画面のx軸長を幅
wに入れるために乗算されるものであり、数式7に記述
される定数h/πは、非線形写像変換されることで決定
されるディスプレイ画面のy軸長を幅hに入れるために
乗算されるものである。
【0038】そして、視点(xi,i ) がn個ある場合
には、
【0039】
【数8】
【0040】というように、各視点毎に求まる座標(f
i (x),gi (y))の相加平均に従って、仮想平面
上の点(x,y)の変換先となる実平面上の座標(f
(x),g(y))が導出されることになる。
【0041】図5ないし図8に、この直交魚眼表示処理
方式に従うマルチウィンドウ表示処理の一例を図示す
る。すなわち、図5に示すように表示されていた従来の
マルチウィンドウ表示処理に対して、本発明の直交魚眼
表示処理方式のマルチウィンドウ表示処理に従う場合に
は、中央列上部のウィンドウに視点があるときには、図
6に示すように、そのウィンドウ(矢印の示すウィンド
ウ)が拡大されて表示されるとともに、他のウィンドウ
が縮小されて表示され、また、左列中央部のウィンドウ
に視点があるときには、図7に示すように、そのウィン
ドウ(矢印の示すウィンドウ)が拡大されて表示される
とともに、他のウィンドウが視点から遠いものほど縮小
されつつ表示され、また、中央列上部のウィンドウと中
央列下部のウィンドウとに視点がある場合には、図8に
示すように、その2つのウィンドウが拡大されて表示さ
れるとともに、他のウィンドウが縮小されて表示される
ことになる。 二様表示処理方式 この方式は、仮想平面をディスプレイ画面の大きさに対
応付けられる有限の広がりを持つもので想定して、この
有限仮想平面上に展開される視点情報の指す拡大ウィン
ドウ領域を視点からの距離に依存させずに一様に拡大す
るとともに、この有限仮想平面上に展開される視点情報
の指さない縮小ウィンドウ領域を視点からの距離に依存
させずに一様に縮小することで、縦横の直線の直線性と
直交性とを保存しつつ、一様に拡大/縮小する態様でも
ってウィンドウの幾何学的情報の非線形写像変換を実行
するものである。
【0042】図9に示すように、外側の長方形が仮想平
面に対応し、太線で示された4つの長方形が視点のある
ウィンドウであるとすると、右上がりの斜線部分を横方
向に拡大し、左上がりの斜線部分を縦方向に拡大すると
ともに、残りの部分を縦/横方向に一様に縮小していく
ことで、ウィンドウの幾何学的情報の非線形写像変換を
実行していくものである。すなわち、この二様表示処理
方式においては、視点の数とx/y軸方向の拡大領域の
数とが一般に異なるものとなっており、x軸方向の拡大
領域は、
【0043】
【数9】
【0044】y軸方向の拡大領域は、
【0045】
【数10】
【0046】で表され、それ以外の領域が縮小領域とな
る。この非線形写像変換により、仮想平面上の点(x,
y)の変換先となる実平面上の座標(f(x),g
(y))は、
【0047】
【数11】
【0048】と、
【0049】
【数12】
【0050】とに従って導出されることになる。ここ
で、数式11において、第1番目の式が縮小領域に対し
て適用され、第2番目の式が拡大領域に対して適用さ
れ、数式12において、第1番目の式が縮小領域に対し
て適用され、第2番目の式が拡大領域に対して適用され
る。mはx軸方向の拡大領域の個数、nはy軸方向の拡
大領域の個数を表しており、(b0,0 )は仮想平面の
左下の座標、(bm+1,n+1)は仮想平面の右上の座標
を表している。σは視点領域の拡大率、λは視点領域以
外の領域のx軸方向の縮小率、μは視点領域以外の領域
のy軸方向の縮小率を表しており、λとμは、仮想平面
の大きさと実平面との大きさが等しい場合には、拡大率
σから、
【0051】
【数13】
【0052】に従って定められることになる。図10な
いし図12に、この二様表示処理方式に従うマルチウィ
ンドウ表示処理の一例を図示する。
【0053】すなわち、図5に示すように表示されてい
た従来のマルチウィンドウ表示処理に対して、本発明の
二様表示処理方式のマルチウィンドウ表示処理に従う場
合には、中央列上部のウィンドウに視点があるときに
は、図10に示すように、そのウィンドウ(矢印の示す
ウィンドウ)が拡大されて表示されるとともに、他のウ
ィンドウが視点からの距離に依存せずに一様に縮小され
て表示され、また、左列中央部のウィンドウに視点があ
るときには、図11に示すように、そのウィンドウ(矢
印の示すウィンドウ)が拡大されて表示されるととも
に、他のウィンドウが視点からの距離に依存せずに一様
に縮小されて表示され、また、中央列上部のウィンドウ
と中央列下部のウィンドウとに視点がある場合には、図
12に示すように、その2つのウィンドウが拡大されて
表示されるとともに、他のウィンドウが視点からの距離
に依存せずに一様に縮小されて表示されることになる。
なお、図12において、一部のウィンドウがオーバーラ
ップしているが、これはウィンドウの外枠の定義付けに
よるものであって何ら本質的なものではない。
【0054】このようにして、本発明では、全てのウィ
ンドウをディスプレイ画面に表示しつつ、必要なウィン
ドウを大きく表示していく構成を採るものである。この
構成を採るときにあって、ウィンドウ内の文字データや
図形データの拡大/縮小については様々な方法を採るこ
とが可能である。例えば、ウィンドウを縮小するときに
あって、文字データの判読可能性を考慮して、そのウィ
ンドウ内の文字データについては縮小せずに収まる文字
データのみを表示していくという方法を採ることも可能
であるし、全ての文字データを省略してしまうという方
法を採ることも可能である。これに対して、図形データ
については、縮小されても表示情報として意味を持つの
で表示していくことが好ましい。
【0055】図示実施例について説明したが、本発明は
これに限定されものではない。例えば、実施例では、魚
眼表示処理方式、直交魚眼表示処理方式及び二様表示処
理方式という3つの非線形写像変換処理に従ってウィン
ドウの幾何学的情報を変換するものを開示したが、本発
明はこれに限られるものではなくて、他の非線形写像変
換処理に従ってウィンドウの幾何学的情報を変換するも
のであってもよいのである。
【0056】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
視点情報の指すウィンドウを拡大し、視点情報の指さな
いウィンドウを縮小する方式を採りつつ、全てのウィン
ドウをディスプレイ画面に表示するよう制御するもので
あることから、従来のタイリング方式やオーバーラップ
方式に従うマルチウィンドウ表示処理の持つ欠点を解消
して、操作性のよいマンマシン・インタフェース機能を
実現できるようになるのである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理構成図である。
【図2】本発明の処理フローである。
【図3】魚眼表示処理方式の説明図である。
【図4】直交魚眼表示処理方式の説明図である。
【図5】直交魚眼表示処理に従うマルチウィンドウ表示
の説明図である。
【図6】直交魚眼表示処理に従うマルチウィンドウ表示
の説明図である。
【図7】直交魚眼表示処理に従うマルチウィンドウ表示
の説明図である。
【図8】直交魚眼表示処理に従うマルチウィンドウ表示
の説明図である。
【図9】二様表示処理方式の説明図である。
【図10】二様表示処理に従うマルチウィンドウ表示の
説明図である。
【図11】二様表示処理に従うマルチウィンドウ表示の
説明図である。
【図12】二様表示処理に従うマルチウィンドウ表示の
説明図である。
【符号の説明】
1 データ処理装置 2 マンマシン・インタフェース装置 10 入出力制御手段 11 管理手段 12 変換手段 13 表示制御手段 14 視点情報管理手段

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のウィンドウをディスプレイ画面に
    表示するマルチウィンドウ表示処理方式において、 ディスプレイ画面への表示対象となる複数のウィンドウ
    の持つ本質的な幾何学的情報を仮想平面上に展開して管
    理する管理手段(11)と、 1つ又は複数の視点情報が指定されるときに、上記管理
    手段(11)の管理するウィンドウの幾何学的情報を、該視
    点情報の指すウィンドウ領域が局所的に拡大され、かつ
    該視点情報の指さないウィンドウ領域が局所的に縮小さ
    れる態様に従って変換する変換手段(12)と、 上記変換手段(12)の導出するウィンドウの幾何学的情報
    に従って、上記管理手段(11)の管理する全てのウィンド
    ウをディスプレイ画面に表示する表示制御手段(13)とを
    備えることを、 特徴とするマルチウィンドウ表示処理方式。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のマルチウィンドウ表示処
    理方式において、 変換手段(12)は、視点情報が複数指定されるときに、各
    視点情報に対して導出するウィンドウの幾何学的情報の
    相加平均を求めていくことで、最終的なウィンドウの幾
    何学的情報を導出するよう処理することを、 特徴とするマルチウィンドウ表示処理方式。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2記載のマルチウィンドウ
    表示処理方式において、 管理手段(11)は、仮想平面を無限の広がりを持つもので
    想定し、 かつ、変換手段(12)は、視点上に半球を配設することを
    想定して、該半球の中心点を基準として用いて該無限仮
    想平面上に展開されるウィンドウを該半球面上に写像し
    ていくことで、ウィンドウの幾何学的情報の変換処理を
    実行していくよう処理することを、 特徴とするマルチウィンドウ表示処理方式。
  4. 【請求項4】 請求項1又は2記載のマルチウィンドウ
    表示処理方式において、 管理手段(11)は、仮想平面を無限の広がりを持つもので
    想定し、 かつ、変換手段(12)は、視点上に直交する2つの半円柱
    を配設することを想定して、該半円柱の中心線を基準と
    して用いて該無限仮想平面上に展開されるウィンドウを
    該半円柱面上に写像していくことで、ウィンドウの幾何
    学的情報の変換処理を実行していくよう処理すること
    を、 特徴とするマルチウィンドウ表示処理方式。
  5. 【請求項5】 請求項1又は2記載のマルチウィンドウ
    表示処理方式において、 管理手段(11)は、仮想平面をディスプレイ画面の大きさ
    に対応付けられる有限の広がりを持つもので想定し、 かつ、変換手段(12)は、該有限仮想平面上に展開される
    視点情報の指す拡大ウィンドウ領域を視点からの距離に
    依存させずに一様に拡大するとともに、該有限仮想平面
    上に展開される視点情報の指さない縮小ウィンドウ領域
    を視点からの距離に依存させずに一様に縮小すること
    で、ウィンドウの幾何学的情報の変換処理を実行してい
    くよう処理することを、 特徴とするマルチウィンドウ表示処理方式。
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