JPH0525565Y2 - - Google Patents

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JPH0525565Y2
JPH0525565Y2 JP1987196206U JP19620687U JPH0525565Y2 JP H0525565 Y2 JPH0525565 Y2 JP H0525565Y2 JP 1987196206 U JP1987196206 U JP 1987196206U JP 19620687 U JP19620687 U JP 19620687U JP H0525565 Y2 JPH0525565 Y2 JP H0525565Y2
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electric motor
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suction port
floor
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【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は電動機を駆動源とする回転ブラシ等の
回転清掃体を有する電気掃除機の吸込口体に関す
る。
(従来の技術) 電動機を駆動源とする回転ブラシを有する従来
の吸込口体は、電動機のON,OFFの切換を行な
う手動スイツチが、本体の上部に設けられたもの
や、吸込口体と電気掃除機本体とを接続するホー
スの使用者が持つ手元の部分に設けられたものが
あつた。
この種のものにあつて板の間等の硬い床面を掃
除する場合は、電源をOFFにして回転ブラシの
回転を止め、じゆうたん等を掃除する場合は、電
源をONにして回転ブラシを回転させるようにな
つている。そして手動スイツチのON,OFFの切
換は、掃除機の使用者が床面の種類によつて、そ
の都度切り換えるものであつた。
また、特開昭54−57362号公報などに記載のよ
うに、回転ブラシの駆動源としての電動機の
ON,OFF等を、吸込口体に設けたセンサで行う
ものも知られている。前記公報に記載のもので
は、掃除機本体にこの床面からの浮き上がりを検
知する検知作動体を設けている。この作用体はス
プリングの付勢力または自重により、掃除機本体
の底面から突出された移動用車輪の最下端よりも
下方に突出されている。
そして、この検知作動体が床面で押し上げられ
て床面を検知している間は電動機をONさせ、掃
除機本体が床面から浮き上がつた時には電動機に
より動作さてて床面と接する回転ブラシ等の動作
体の作動を停止、または作動トルクを低下させる
ようになつている。また、これを同様の技術を吸
込口体において適用したものは、特開昭56−
31723号公報、および実開昭49−104163号公報で
も知られている。
(考案が解決しようとする課題) 前記のように従来の電動機を駆動源とする回転
ブラシを有する吸込口体では、床面の種類に応じ
て使用者が、その都度手動スイツチを切換える必
要があり不便であつた。また手動スイツチの切忘
れのために、板の間等を掃除する際に回転ブラシ
を回転させてしまい、床面を傷つけてしまうとい
う問題があつた。
また、特開昭54−57362号公報に代表されるセ
ンサを設けたものは、そのセンサにより掃除機本
体の床面に臨む吸込口または吸込口体の吸込口が
床面に臨んで浮き上がつていない状態であるかど
うかを検知し、それに基づいて電動機の運転の
ON・OFFなどの運転を制御するだけのものであ
る。このように前記各公報に記載された技術で
は、床面がじゆうたんであるのか板の間等の硬い
床面であるのかなどの床面の種類を検出できず、
その検出に応じて回転ブラシの回転の起動・停止
を自動的に行わせるようにしたものではない。
したがつて、前記のような電動機の制御に拘ら
ず、床面の種類に応じて、その都度回転清掃体と
しての回転ブラシを駆動する電動機を人手により
ON・OFFする必要があり、使用上不便であつ
た。
本考案は、使用者が特に操作することなく、床
面の種類に応じて回転清掃体の駆動源である電動
機のON,OFFの切換えができる電気掃除機の吸
込口体を得ることを目的とする。
(課題を解決するための手段) 前記目的を達成するために、本考案に係る電気
掃除機の吸込口体は、底面に吸込口を形成した本
体と、この本体内に形成された電動機室に収納さ
れた電動機と、前記本体内に前記吸込口に臨んで
形成された吸込み室に収納され、前記電動機によ
つて伝達手段を介して駆動される回転清掃体と、
前記本体の前部にこの本体の底面から突出して設
けられた移動用の前車輪と、前記本体の後部にこ
の本体の底面から突出して設けられた移動用の後
車輪と、前記本体にこの本体に対して動き得るよ
うに前記前車輪と前記後車輪との間に位置して取
付けられ、その下端を前記本体の底面より下方へ
突出させるとともに、前記移動用の前車輪および
後車輪の最下端より上方の高さ位置に配置させた
床面種別センサと、掃除時に前記床面種別センサ
が床面に当接して操作されたときに前記電動機を
ON動作させるとともに、前記床面種別センサが
床面に非接触で操作されないときに前記電動機を
OFFするスイツチ手段とを有したものである。
(作用) 前記構成において、板の間等の硬い床面を掃除
するとき移動用の前車輪および後車輪は床面に没
入しないが、床面種別センサの下端は常に床面よ
り上方位置に設けられているので、このセンサを
床面に接触させずに吸込口体を移動できる。した
がつて、このとき、床面種別センサは床面が板の
間等の硬い床面であることを検出している。そし
て、このとき、床面種別センサの動きに連動して
ON・OFFされるスイツチ手段はOFF状態を維持
するから、回転清掃体を駆動する電動機は動作さ
れない。
また、じゆうたんを掃除するとき、移動用の前
車輪および後車輪の下部はじゆうたんに没入さ
れ、それに伴いじゆうたんが床面種別センサに接
する。したがつて、この接触を介して床面種別セ
ンサが本体に対して動かされるので、このセンサ
により床面がじゆうたんであうことが検出され
る。このとき、床面種別センサの動きに連動する
スイツチ手段はONして、電動機をON動作させ
て回転清掃体を回転させる。
(実施例) 本考案における電気掃除機の吸込口体の一実施
例を第1図から第4図に基づいて説明する。
第3図中1は本体で、下ケース2、上ケース
3、蓋端4とで構成され、この本体1には回転管
5が取付けられている。下ケース2には、電動機
6を収納する電動機室7が形成されている。
下ケース2の前部には回転清掃体としても回転
ブラシ8を収納する回転ブラシ室9、つまり吸込
み室が形成され、回転ブラシ8と電動機6とは伝
達手段としてのタイミングベルト10によつて連
動されている。
回転管5を連通する通風路11を境として電動
機室7の反対側には回路基板12を収納する回路
室13が設けられている。回転基板12からはリ
ード線が2本でており、1本は電動機6に、もう
1本はヒユーズを介した後並列に分岐して、下ケ
ース2の両端に2つ設けられた押圧体収納部14
に挿入されている。
15はコンセントで電源(図示せず)に接続さ
れている。16は本体1の前部に下ケース2の底
面から突出して設けられた前車輪で、本体1の後
部に板ケース2の底面から突出して設けられた後
車輪17とともに移動用車輪として吸込口体の床
面上の走行性を向上させている。第4図中18は
リツプ片であり、回転ブラシ室9に臨んで設けら
れた吸込口19に沿つて後部(回転管5寄り)に
設けられ、このリツプ片18の前後を気密に保持
している。
第1図およぶ第2図中20は前車輪16と後車
輪17との間に位置して配設された床面種別セン
サとしての押圧体である。この押圧体20は、そ
の下端を、本体1の底面より下方に突出しさせる
とともに、移動用車輪(前車輪16および後車輪
17)の最下端より上方の高さ位置に配置させて
設けられている。その押圧体20はバネ21によ
つて押圧体収納部14に取付けられ本体1に対し
て上下動自在となつている。押圧体収納部14は
第1図、第2図に示されている。
22は押圧体収納部14の上面に形成された導
電材である。23はスイツチ部材としての板バネ
であり、導電材22と押圧体20の間に設けられ
ている。これら導電材22および板バネ23はス
イツチ手段を形成している。このスイツチ手段の
板バネ23は、押圧体20に押し上げられること
によつて、導電材22と接触し回転ブラシ8を駆
動する電動機6をONさせるもので、それ以外の
ときには導電材22から離れて電動機6をOFF
させている。
上記構成に基づいてその作用を説明する。
押圧体20の下端は移動用の前車輪16および
後車輪17の最下端と下ケース2の底面との間に
位置して設けられているので、板の間等の硬い床
面を掃除するときには、第1図に示すように、前
車輪16および後車輪17は床面Aに没入しない
とともに押圧体20は床面Aとな接触しない。し
たがつて、押圧体20がこれと非接触の床面Aで
操作されることがなく、板バネ23も導電材22
に接触せず、スイツチ手段がOFF状態を維持し
ているから、回転ブラシ8を回転させるための電
動機6はOFFされていて駆動しない。
また、じゆうたんを掃除すると、第2図のよう
に前車輪16と後車輪17はじゆうたんの表面か
ら沈み、下ケース2の底面と床面Aとの距離は短
くなる。そのため、床面Aと下ケースにの底面の
間に下端を位置させて設けられた押圧体20はじ
ゆうたんに接触して、床面Aにより押し上げ操作
される。
したがつて、スイツチ手段の板バネ23が押圧
体20によつて押し上げられ、導電材22と接触
するから、電動機6がONの状態となり回転ブラ
シ8は回転する。
なお、本体1の両端部に設けられた押圧体20
のどちらか一方が床面と接触して動かされれれ
ば、回転ブラシ8は回転するものである。また、
押圧体20は2個に限られるものではない。
このように本考案における電気掃除機の吸込口
体は、移動用車輪がじゆうたん上では、表面から
沈むという特徴を利用して、板の間など硬い床面
や、じゆうたん等の床面の種類をスイツチ手段を
動作させる押圧体20を介して検出し、その床面
の種類の検出に応じて回転ブラシ8を駆動する電
動機6のスイツイのON・OFF切換えを自動的に
行なうことができるから、使用者が床面の種類に
応じてその都度電動機6のスイツチ手段を切換え
る必要がなく使い勝手が向上する。
勿論、電動機6をON・OFFさせるスイツチの
切忘れがないから、回転ブラシ8の回転のため
に、板の間等を傷つけることもなくなるととも
に、回転ブラシ8の回転中に手がまきこまれる等
のおそれもない。
さらに本考案は、第5図から第8図に示すよう
に本体11の底面から下方に突出された押圧体2
0がその下面に、ブラシ毛24を備え、このブラ
シ毛24の下端が、移動用の前車輪16と後車輪
17との最下端より上方に配置されるようにして
もよい。このとき、床面Aから受ける力によつて
ブラシ毛24が屈曲するのに必要な力よりも押圧
体20を押し上げて移動させるのに必要な力は小
さいように設定する。
したがつて、じゆうたんを掃除すると、前車輪
16,後車輪17がじゆうたんの表面から沈ん
で、床面とブラシ毛24の下端とが接触し、ブラ
シ毛24が押圧体20を押し上げるから、板バネ
23が押圧体20で押し上げられて導電材22に
接触して、駆動源のスイツチが入り電動機6が
ON動作して回転ブラシ8は回転する。しかも、
押圧体20にブラシ毛24を設けたので、このブ
ラシ毛24がじゆうたん上のゴミを取り、部屋の
隅部を掃除する機能も有するものである。
また、板の間等の硬い床面を掃除する場合は、
吸込口体を走行させても、前車輪16、後車輪1
7は床面Aに沈まないので、床面Aと押圧体20
に設けられたブラシ毛24とは接触しない。した
がつて、スイツチ手段はOFFされていて、電動
機6は動作せず回転ブラシ8は回転しないもので
ある。
[考案の効果] 以上説明したように、本考案における電気掃除
機の吸込口体は、床面種別センサによる床面の種
類の自動検出に応じてスイツチ手段をON・OFF
させることができるので、回転清掃体を駆動する
電動機のON,OFFの切換えを使用者が手動で行
なう必要がなく、吸込口体を床面上を走行させる
ことによつて、床面の種類に応じて回転清掃体の
回転と停止との切換えが自動的に行われるので、
使い勝手のよいものである。
【図面の簡単な説明】
第1図から第4図は本考案の吸込口体の一実施
例を示し、第1図および第2図は夫々異なる床面
とともに要部の構造を示す断面図、第3図は全体
の分解斜視図、第4図は底面側から見た全体の斜
視図である。第5図から第8図は本考案の他の実
施例を示し、第5図は側断面図、第6図および第
7図は夫々異なる床面とともに要部の構造を示す
断面図、第8図は回転ブラシ用電動機の回路配線
図である。 1……本体、6……電動機、7……電動機室、
8……回転ブラシ(回転清掃体)、16……前車
輪(移動用車輪)、17……後車輪(移動用車
輪)、19……吸込口、20……押圧体(床面種
別センサ)、22……導電材(スイツチ手段)、2
3……板バネ(スイツチ手段)。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 底面に吸込口を形成した本体と、この本体内に
    形成された電動機室に収納された電動機と、前記
    本体内に前記吸込口に臨んで形成された吸込み室
    に収納され、前記電動機によつて伝達手段を介し
    て駆動される回転清掃体と、前記本体の前部にこ
    の本体の底面から突出して設けたれた移動用の前
    車輪と、前記本体の後部にこの本体の底面から突
    出して設けられた移動用の後車輪と、前記本体に
    この本体に対して動き得るように前記前車輪と前
    記後車輪との間に位置して取付けられ、その下端
    を前記本体の底面より下方へ突出させるととも
    に、前記移動用の前車輪および後車輪の最下端よ
    り上方の高さ位置に配置させた床面種別センサ
    と、掃除時に前記床面種別センサが床面に当接し
    て操作されたときに前記電動機をON動作させる
    とともに、前記床面種別センサが床面に非接触で
    操作されないときに前記電動機をOFFするスイ
    ツチ手段とを有することを特徴とする電気掃除機
    の吸込口体。
JP1987196206U 1987-12-24 1987-12-24 Expired - Lifetime JPH0525565Y2 (ja)

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Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5457362A (en) * 1977-10-14 1979-05-09 Tokyo Electric Co Ltd Electric cleaner
JPS5618827A (en) * 1979-07-25 1981-02-23 Matsushita Electric Ind Co Ltd Motor type floor suction tool
JPS5631723A (en) * 1979-08-20 1981-03-31 Matsushita Electric Ind Co Ltd Electromotive suction tool for floor
JPS6250542A (ja) * 1985-08-27 1987-03-05 株式会社 応用企画 中空板体の目地の止水方法
JPS63315017A (ja) * 1987-06-17 1988-12-22 ブラザー工業株式会社 電気掃除機の床用吸込み具

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JPH0199345U (ja) 1989-07-04

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