JPH0652748U - 電気掃除機の吸込口体 - Google Patents

電気掃除機の吸込口体

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JPH0652748U
JPH0652748U JP8901792U JP8901792U JPH0652748U JP H0652748 U JPH0652748 U JP H0652748U JP 8901792 U JP8901792 U JP 8901792U JP 8901792 U JP8901792 U JP 8901792U JP H0652748 U JPH0652748 U JP H0652748U
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JP
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brush
suction port
suction
port body
vacuum cleaner
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JP8901792U
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順司 内藤
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Toshiba TEC Corp
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Toshiba TEC Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 高さの低い空間であっても吸込口体を入れて
掃除が行える電気掃除機の吸込口体を提供する。 【構成】 底面に塵埃吸込用の吸込口12を形成した
吸込ケース11と、この吸込ケース11の底面に設けた
開口14a,14bと、この開口14a,14b内に進退可能
に設けられたブラシ15aを有するブラシ部材15とを
備え、このブラシ部材15を上下に移動させることによ
りブラシ15aを開口14a,14bから下方へ進出しさせ
たり該ブラシ15aを退避させたりする電気掃除機の吸
込口体において、 ブラシ部材15を上下に移動させる
ソレノイド30を設けた。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、吸込ケースの底面から下方に突出可能なブラシを設けた電気掃除 機の吸込口体に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来から、電気掃除機の吸込口体として図10〜図12に示すものが知られて いる。図10〜図12において、1は吸込口体2の吸込ケースで、この吸込ケー ス1の底面には塵埃を吸引する吸込口3が設けられている。この吸込口3を挟む 位置には開口4a,4bが形成され、開口4a,4b内にブラシ5aを進退可能に配置 したブラシ部材5が吸込ケース1内に上下動可能に設けられている。ブラシ部材 5はスプリングSによって上方に付勢され、ブラシ5aが開口5a,5b内に退避し た状態となっている。
【0003】 ブラシ部材5の上部には傾斜面6aを有するガイド部材6が設けられており、 このガイド部材6の上部が水平方向に移動可能に設けた切換板7の孔7aに挿入 された状態となっている。切換板7の下面には、ガイド部材6の傾斜面6aに当 接する傾斜面8aを有する押出し部材8が設けられている。切換板7には、該切 換板7を左右方向に移動させるための切換レバー9が設けられており、この切換 レバー9は吸込ケース1の天板1aに設けた孔1bから上方に突出している。
【0004】 切換レバー9が図12に示す位置にあるときは、ブラシ5aは開口4a,4b内に 退避した状態となっている。切換レバー9を図12に示す矢印方向に操作して切 換板7を右方向に移動させると、押出し部材8の傾斜面8aが、図13に示す状 態から図14に示すように、ガイド部材6の傾斜面6aに当接する。この状態か ら、さらに切換板7が右方向に移動していくと、ガイド部材6は押出し部材8の 傾斜面8aに案内されて下方に押し出されていく。これにより、ブラシ部材5は スプリングSに抗しながら下方に移動していく。
【0005】 そして、図15および図16に示すように、ガイド部材6の上面6bが押出し 部材8の下面8bに当接すると、ブラシ5aが開口4a,4bから進出し、突出した 状態となる。
【0006】 このように、切換レバー9を操作してブラシ5aを開口4a,4bから突出させた り退避させたりするもので、床板や畳等を掃除する場合には、ブラシ5aを突出 させ、絨毯などを掃除する場合にはブラシ5aを退避させるものである。
【0007】
【考案が解決しようとする課題】
ところで、このような吸込口体2にあっては、切換レバー9が吸込ケース1a から突出しているので、狭い空間例えば机の下等を掃除する場合、切換レバー9 が邪魔となり掃除が行えないという問題があった。
【0008】 この考案は上記問題点に鑑みてなされたもので、その目的は、高さの低い空間 であっても吸込口体を入れて掃除が行える電気掃除機の吸込口体を提供すること にある。
【0009】
【課題を解決するための手段】
この考案は、上記目的を達成するため、底面に塵埃吸込用の吸込口を形成した 吸込ケースと、この吸込ケースの底面から下方に突出可能に設けられたブラシを 有するブラシ部材とを備え、このブラシ部材を上下に移動させることにより前記 ブラシを前記底面から下方へ突出させたり該ブラシを退避させたりする電気掃除 機の吸込口体において、前記ブラシ部材を上下に移動させる電動部材を設けたこ とを特徴とする。
【0010】
【作用】
この考案は、電動部材によってブラシ部材を上下動させるので、吸込口体の上 面から突出する切換レバーを設ける必要がなく、このため、高さの低い空間内で も吸込口体を入れることができる。
【0011】
【実施例】
以下、この考案に係わる電気掃除機の吸込口体の実施例を図面に基づいて説明 する。
【0012】 図1〜図3において、10は吸込口体11の吸込ケースで、この吸込ケース1 1の底面には塵埃を吸引する吸込口12が設けられ、吸込口12は回転管19に 連通している。この吸込口3を挟む位置には開口14a,14bが形成され、開口 14a,14b内にブラシ15aを進退可能に配置したブラシ部材15が吸込ケース 11内に上下動可能に設けられている。ブラシ部材15はスプリング16によっ て常時上方に付勢されている。
【0013】 ブラシ部材15の上方には、左右方向へ移動可能な切換板17が配置され、こ の切換板17の左右方向の移動によりブラシ部材15を上下に移動させるように なっている。
【0014】 図4は、ブラシ部材15を上下移動させる機構を概念的に示したものであり、 図4において、20はブラシ部材15の上部に設けた位置決部材で、この位置決 部材20にはブラシ15aの突出状態を3段階に切り換えるために3つの上面2 1a,21b,21cと、これら上面21a〜21cを結ぶ傾斜面21d,21eが形成さ れている。
【0015】 他方、切換板17の下面には押出し部材23が設けられており、この押出し部 材23には、位置決め部材20の傾斜面21d,21eに当接する傾斜面23aと、 位置決め部材20の上面21a〜21cに当接する下面23bを有している。
【0016】 切換板17は、吸込ケース10の側壁10aに設けたガイド部材24,25によ って左右方向に移動可能となっており、切換板17には位置決め部材20を上方 に逃がすための孔26が形成されている。
【0017】 切換板17は、図5に示すソレノイド(電動部材)30によって左右方向に移 動されるもので、このソレノイド30の駆動軸31に図6に示すように連結部材 32を取付け、この連結部材32を切換板17に接続する。ソレノイド30は吸 込ケース10の側壁10aに設けたベース板35に設けられている。また、ソレ ノイド30は図示しないホースの手元操作部に設けた操作スイッチにより、駆動 されるようになっている。
【0018】 ところで、ブラシ部材15を安定した状態で上下動させるために、図2に示す ように、位置決め部材20は4箇所に設けられている。なお、図4に示したガイ ド部材24,25は図2において省略してある。
【0019】 いま、前記操作スイッチの操作によりソレノイド30を駆動して切換板17を 図4に示す状態から右へ移動させると、押出し部材23の傾斜面23aが位置決 め部材20の傾斜面21eに当接する。そして、切換板17がさらに右へ移動す るとその移動とともに押出し部材23が位置決め部材20を下方に押し出してい く。これにより、ブラシ部材15がスプリング16に抗して下方に移動していく 。
【0020】 押出し部材23の下面23bが位置決め部材20の上面cに当接すると、ブラシ 部材15が鎖線で示す最下方位置に移動し、ブラシ15aが点線で示す位置まで 進出し突出した状態となる。
【0021】 次に、前記手元操作部の操作によりソレノイド30を駆動して切換板17を図 4に示す状態から左へ移動させた場合について説明する。
【0022】 切換板17が点線で示す位置へ移動してくると、スプリング16の付勢力によ り位置決め部材20の傾斜面21dが押出し部材23の傾斜面23に当接し始め る。
【0023】 そして、切換板17が点線位置からさらに左へ移動すると、この移動とともに押 出し部材23の傾斜面23に沿って位置決め部材20がブラシ部材15とともに スプリング16の付勢力によって上方に移動してくる。
【0024】 押出し部材23の下面が23bが位置決め部材20の上面20aに当接すると、 ブラシ15aは開口14a,14bへ完全に退避した状態となる。
【0025】 このように、ソレノイド30で切換板17を左右方向に移動させてブラシ15 aを開口から突出したり該ブラシ15aを退避させたりしているので、従来のよう に切換レバーを設ける必要がなく、このため、吸込口体11を机の下等の高さの 低い空間内に入れて掃除を行うことができることとなる。
【0026】 また、手元操作部の操作でブラシ15aを開口から突出したり退避させたり、 またその突出量を切り換えることができるので、その切り換え操作は非常に楽な ものとなる。ちなみに、従来のものでは、体を前に屈めて切換レバーを操作しな ければならなかったので、その切り換え操作は面倒であった。
【0027】 上記実施例では、ブラシ15aを3段階の位置に切り換えられるので、被清掃 面の状況に応じてきめ細かな掃除を行うことができる。すなわち、例えば、畳を 掃除する場合には、図4に示すようにブラシ15aを半分程突出させれば、畳を 傷つけることなくしかも吸引力の低下を来さずに掃除を行うことができる。
【0028】 また、床板を掃除する場合には点線で示す位置へ突出させれば、床板を傷つけ ることなく、しかもソフト感を保ちながら掃除を行うことができる。この場合、 ブラシ15aの突出量を大きくしても床板が気密性があるので吸引力の低下を来 すことがない。
【0029】 絨毯を掃除する場合には、ブラシ15aを開口14a,14bから退避させれば、 ブラシ15aが絨毯に引っかからないので吸込口体11の走行性を保つことがで き、しかもブラシ15aが退避した分だけ吸込口体11が絨毯に接近するので吸 引力の低下を来すことなく掃除を行うことができる。
【0030】 図7は他の実施例を示したものであり、この実施例では、ソレノイド30の代 わりにモータ(電動部材)40を使用して切換板17を左右方向に移動させるも のである。これは、図8に示すように、切換板17にラック41を形成し、この ラック41にモータ40の駆動軸42に設けたギア43を噛合させて行うもので ある。
【0031】 そして、切換板17は所定のストローク以上移動しないように、図示しないス トッパで規制しておき、切換レバー17がストッパによって左右方向の移動が停 止すると、モータ40に流れる電流が増加するので、この増加を検出してモータ を停止させるように制御する。なお、モータ40は正逆回転可能なものを使用す る。
【0032】 上記実施例では、いずれも切換板17をソレノイド30やモータ40で左右方 向に移動させることによりブラシ部材15を上下に移動させているが、ソレノイ ド30やモータ40で直接ブラシ部材15を上下動させる構成にしてもよい。ま た、開口14a,14bを吸込口12とは別個に設けているが、一体にしてもよい 。つまり、吸込口12にブラシ15aを配置してもよい。
【0033】
【考案の効果】
以上説明したように、この考案によれば、電動部材によってブラシ部材を上下 動させるので、吸込口体の上面から突出する切換レバーを設ける必要がなく、こ のため、吸込口体を机の下等の高さの低い空間内に入れて掃除を行うことができ る。また、手元操作部に電動部材を操作するスイッチを設ければ、ブラシの切り 換え操作は非常に楽なものとなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案に係わる電気掃除機の吸込口体を示し
た部分断面図、
【図2】吸込口体の構成を示した断面図、
【図3】吸込口体の底面を示した底面図、
【図4】ブラシ部材を上下移動させる機構を示した概念
図、
【図5】ソレノイドを示した斜視図、
【図6】ソレノイドによって切換板を左右方向に移動さ
せる状態を示した説明図、
【図7】他の実施例の吸込口体を示した説明図、
【図8】モータによる移動機構を示した説明図、
【図9】モータに流れる電流の特性を示したグラフ、
【図10】従来の吸込口体を示した側面図、
【図11】従来の吸込口体の構成を示した断面図、
【図12】ブラシ部材を上下動させる従来の機構を示し
た概念図、
【図13】ガイド部材と押出し部材との関係を示した斜
視図、
【図14】ガイド部材と押出し部材との接合関係を示し
た側面図、
【図15】押出し部材によってガイド部材を下方に押し
出した状態を示した斜視図、
【図16】押出し部材によってガイド部材を下方に押し
出した状態を示した側面図である。
【符号の説明】
10 本体ケース 20 下ケース 35 下壁部 40 上ケース 45 上壁部 49 バンパー 50 循環風路

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 底面に塵埃吸込用の吸込口を形成した吸
    込ケースと、この吸込ケースの底面から下方に突出可能
    に設けられたブラシを有するブラシ部材とを備え、この
    ブラシ部材を上下に移動させることにより前記ブラシを
    前記底面から下方へ突出させたり該ブラシを退避させた
    りする電気掃除機の吸込口体において、 前記ブラシ部
    材を上下に移動させる電動部材を設けたことを特徴とす
    る電気掃除機の吸込口体。
JP8901792U 1992-12-25 1992-12-25 電気掃除機の吸込口体 Pending JPH0652748U (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009045439A (ja) * 2007-08-21 2009-03-05 Samsung Kwangju Electronics Co Ltd 真空掃除機用の吸引ブラシ
KR102091238B1 (ko) * 2018-11-22 2020-03-19 김종명 유리창 청소기구

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