JP3055298B2 - 電気掃除機の吸込具 - Google Patents

電気掃除機の吸込具

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JP3055298B2
JP3055298B2 JP4085201A JP8520192A JP3055298B2 JP 3055298 B2 JP3055298 B2 JP 3055298B2 JP 4085201 A JP4085201 A JP 4085201A JP 8520192 A JP8520192 A JP 8520192A JP 3055298 B2 JP3055298 B2 JP 3055298B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、一般家庭において利用
する電気掃除機の吸込具に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の電気掃除機の吸込具は、
例えば、特開昭63−197422の公報に示すような
構成があった。その構成について、図8において説明す
る。上部ケース1および下部ケース2からなり、下面3
に吸込口4を形成した吸込具本体5と、吸込口4に設け
たギヤ部を備えた回転子6と、このギヤ部を介し回転子
6を駆動するモーター7を設け、前記モーター7の回転
方向を切替える切替えスイッチ8を設け、前記切替えス
イッチ8のアクチュエータ9を切り替えるレバー10を
下部ケース2の下面3に突出して設け、吸込具本体5の
前進、後進の進行に連動して前記レバー10が動作し
て、前記モーター7の回転方向が切替わる構成となって
いた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このような従来の構成
においては、掃除していた途中で電話などがかかってき
た時、うっかりして吸込具本体5をそのままにしておく
と、回転子6は回転したままとなり子供が誤って吸込具
本体5を床面から持ち上げて回転子6に触ると大変危険
であり、大きな怪我をすることとなる。また、モーター
7の回転方向を切替えるレバー10を下部ケース2の下
面3に突出して設けているため、子供が誤ってこのレバ
ー10を切替えると危険は二重にも三重にもふくれ上が
ってくる。
【0004】本発明は、上記課題を解決するもので、子
供に対しても安全性のすぐれた電気掃除機の吸込具を提
供することを第一の目的としている。
【0005】第の目的は、じゅうたんの種類によっ
て、特に毛足の長いじゅうたんにおいて吸込具本体5を
前進させる際は、手元で押す力が吸込具本体5にもかか
り、吸込具本体5を床面に対し押しつける方向に作用す
るため、モーター7の回転方向を切替えるレバー10に
十分な抵抗がかかりレバー10の動作性は良いが、吸込
具本体5を後進させる際は、手元で引く力が吸込具本体
5を床面より浮かす方向の力となりレバー10が動作し
にくい時があったが、この問題を解消し、より使い勝手
の良い電気掃除機の吸込具を提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記第1の目的を達成す
る為の本発明は、上部ケースおよび下部ケースからな
り、下面に吸込口を形成した吸込具本体と、吸込口に設
た回転子と、前記回転子を駆動するモーターと、前
モーターの回転方向を切替える切替えスイッチと、前
切替えスイッチのアクチュエータを切り替える共に下部
ケースの下面に突出して設けられて前記吸込具本体の前
進、後進の進行に連動して動作するレバーを設け、前記
レバーを、その動作範囲の略中央に位置するように常時
附勢し、前 記レバーの動作範囲の略中央では、前記モー
ターの回転が停止すると共に、吸込具本体を前記吸込口
が上に向くように裏返した時に、前記アクチュエータが
前記モーターの回転を停止する位置で機械的にロックさ
れるようにしたものである。第二の目的を達成するため
の本発明は、下部ケースの下面に突出させたレバーの床
面と接する部分をゴムなどの弾性体で形成し、吸込具本
体を後進させる際に床面と接する前記弾性体の面に複
の突起を設けた構成のものである。
【0007】
【作用】上記、第一の目的を達成するための手段によれ
ば、吸込具本体を空中に持ち上げた際には、前記レバー
前進、後進時に動作した範囲のほぼ中間に位置するよ
うに常時附勢し、この時、前記モーターの回転が停止す
るようにしたので、掃除していた途中で電話などがかか
ってきた時、うっかりして吸込具本体をそのままにして
おくと、回転子は回転したままとなっているが、子供が
誤って吸込具本体を床面から上げると、自動的に回転子
が停止することとなり回転子に万一触れても安全であ
。また、吸込具本体を吸込口が上に向くように裏返し
た時に、スイッチのアクチュエータが前記モーターの回
転を停止する位置で機械的にロックされるようにした構
成のものであるため、モーターの回転方向を切替えるレ
バーを子供が誤って切替えても安全であり、二重安全構
造となる。また、第二の目的を達成するための手段によ
れば、じゅうたんの種類によって、特に毛足の長いじゅ
うたんにおいて吸込具本体を前進させる際は、手元で押
す力が吸込具本体にもかかり、吸込具本体を床面に対し
押しつける方向に作用するため、モーターの回転方向を
切替えるレバーに十分な抵抗がかかりレバーの動作性は
良いが、吸込具本体を後進させる際は、手元で引く力が
吸込具本体を床面より浮かす方向の力となりレバーが動
作しにくい時があったが、下部ケースの下面に突出させ
たレバーの床面と接する部分をゴムなどの弾性体で形成
し、この弾性体の吸込具本体を後進させる際に床面と接
する面側に複数の突起を設けた構成であるため、じゅう
たんの毛足にこの突起がひっかかりレバーの動作が確実
に動作するものである。よって、より使い勝手の良い電
気掃除機の吸込具を提供することである。
【0008】
【実施例】以下、本発明の一実施例について図1〜図7
に基づいて説明する。
【0009】20は、内部に電動送風機、収塵部(図示
せず)を内蔵した掃除機本体、21は吸込具本体で延長
管22、ホース23を介して掃除機本体20と連通して
いる。24は電源コードで、ホース23の内部の導線と
結線することにより、掃除機本体20と吸込具本体21
とは電気的に結合されている。
【0010】吸込具本体21は、上部ケース25および
下部ケース26からなり、下面27に吸込口28を形成
ししている。吸込口28に設けたギヤ部29を備えた回
転子30と、ギヤ部29、ベルト31を介して回転子3
0を駆動するモーター32を設けている。前記モーター
32の回転方向を切替える切替えスイッチ33を設け、
この切替えスイッチ33のアクチュエータ34には、摺
動体35が嵌合されている。この摺動体35には、前後
にばね36、37がそれぞれ設けられておりアクチュエ
ータ34を前後に摺動させるとばね36、37がリブ3
8、39により圧縮されるため、アクチュエータ34は
前後の動作範囲のほぼ中間に位置するようになる。40
は丸棒状のピンであり、摺動体35に形成した穴41に
上下摺動自在に挿着されており、吸込具本体21を裏返
すとピン40がカバー42に形成した穴43に落下して
穴41と穴43にそれぞれ嵌合した状態となり、アクチ
ュエータ34が前後に摺動できなくなる。44はレバー
であり、軸45を支点として回動自在に設けられてお
り、アクチュエータ34に嵌合された摺動体35の円筒
部46にも回動自在に嵌合してレバー44を前後に動作
させると、アクチュエータ34は後、前と動作すること
となる。また、レバー44は下部ケース26の下面27
に突出して設け、カーペットなどの掃除面に対し吸込具
本体21を前進、後進させるとカーペットとの接触抵抗
によりレバー44が図1の一点鎖線の様に動作する。
【0011】このような構成において、吸込具本体21
を空中に浮かした場合は、アクチュエータ34、およ
び、レバー44は前後の動作範囲のほぼ中間に位置して
いるため、図5に示すように切替えスイッチ33の端子
47が電気的接続がされていないOFFの位置となり、
モーター32は回転しない。次に掃除面上で吸込具本体
21を前進させると、レバー44が後方に回動してアク
チュエータ34が前方に移動し図6に示すように切替え
スイッチ33の端子47を介してモーター32に接続さ
れ回転子30が一定方向に回転される。また、吸込具本
体21を後進させると、上記と逆に動作し、図7に示す
ように切替えスイッチ33の端子47を介してモーター
32に接続され回転子30が上記と逆回転する。
【0012】次に、レバー44の掃除面に接触する部分
は、ゴムなどの弾性体で形成し、この弾性体の吸込具本
体を後進させる際に床面と接する面側48には、複数の
円錐状や山状の突起49を設けている。これは、じゅう
たんの種類によって、特に毛足の長いじゅうたんにおい
て吸込具本体21を前進させる際は、手元で押す力が吸
込具本体21にもかかり、吸込具本体21を床面に対し
押しつける方向に作用するため、レバー44に十分な抵
抗がかかりレバー44の動作性は良いが、吸込具本体2
1を後進させる際は、手元で引く力が吸込具本体21を
床面より浮かす方向の力となりレバー44が動作しにく
い時があったが、複数の円錐状や山状の突起49を設け
た構成であるため、じゅうたんの毛足にこの突起49が
ひっかかりレバー44の動作が確実に動作するものであ
る。
【0013】この一実施例における動作、作用を説明す
。吸込具本体21を空中に持ち上げた際には、切替え
スイッチ33がOFFのポジションになるような構成で
あるため、掃除していた途中で電話などがかかってきた
時、うっかりして吸込具本体21をそのままにしておい
ても、子供が誤って吸込具本体21を触って床面から上
げたときには、自動的に回転子30が停止することとな
り回転子30に万一触れても安全である。
【0014】また、子供がさらに、吸込具本体21の吸
込口28が上に向くように裏返した時でも、切替えスイ
ッチ33のアクチュエータ34がOFFのポジションで
ピン40の作用により機械的にロックされるようにして
いるため、子供が誤ってレバー44に触れても動作しな
いため、回転子30が回転することもなく安全であり、
二重安全構造となる。
【0015】さらに、特に毛足の長いじゅうたんにおい
て吸込具本体21を前進、後進させる場合、レバー44
の床面と接する部分をゴムなどの弾性体で形成し、この
弾性体の吸込具本体21を後進させる際に床面と接する
面側48に複数の円錐状や山状の突起49を設けた構成
であるため、吸込具本体21の後進時にじゅうたんの毛
足にこの突起49がひっかかりレバー44が確実に動作
するものである。
【0016】
【発明の効果】このように、本発明の請求項1記載の発
明によれば、吸込具本体を空中に持ち上げた際には、レ
バーがその動作範囲の略中央に移動すると共にモーター
の回転が停止するので、小さい子供に対しても安全であ
、さらに、吸込具本体の吸込口が上に向くように裏返
した時には、切替えスイッチのアクチュエータがモータ
ーの回転を停止する位置で機械的にロックされるように
しているため、二重安全構造となる。また、請求項2記
載の発明によっては、吸込具本体を後進させる際に床面
と接する面側に複数の突起を設けた構成であるため、じ
ゅうたんの毛足にこの突起がひっかかり、じゅうたんの
種類に関係なくレバーの動作が確実に動作し、より使い
勝手の良い吸込具が提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す電気掃除機の吸込具の
縦断面図
【図2】同電気掃除機の外観斜視図
【図3】同電気掃除機の吸込具の平面断面図
【図4】同電気掃除機の吸込具の切替えスイッチ部の分
解斜視図
【図5】同電気掃除機の吸込具を前進させたときの回路
【図6】同電気掃除機の吸込具を後進させたときの回路
【図7】同電気掃除機の吸込具を空中に持ち上げたとき
の回路図
【図8】従来例を示す電気掃除機の吸込具の縦断面図
【符号の説明】
21 吸込具本体 25 上部ケース 26 下部ケース 27 下面 28 吸込口 29 ギヤ部 30 回転子 32 モーター 33 切替えスイッチ 34 アクチュエータ 44 レバー 49 突起
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平4−231017(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A47L 9/04,9/28

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】上部ケースおよび下部ケースからなり、下
    面に吸込口を形成した吸込具本体と、吸込口に設けた回
    転子と、前記回転子を駆動するモーターと、前記モータ
    ーの回転方向を切替える切替えスイッチと、前記切替え
    スイッチのアクチュエータを切り替える共に下部ケース
    の下面に突出して設けられて前記吸込具本体の前進、後
    進の進行に連動して動作するレバーを設け、前記レバー
    を、その動作範囲の略中央に位置するように常時附勢
    し、前記レバーの動作範囲の略中央では、前記モーター
    の回転が停止すると共に、吸込具本体を前記吸込口が上
    に向くように裏返した時に、前記アクチュエータが前記
    モーターの回転を停止する位置で機械的にロックされる
    ようにした電気掃除機の吸込具。
  2. 【請求項2】下部ケースの下面に突出させたレバーの床
    面と接する部分をゴムなどの弾性体で形成し、吸込具本
    体を後進させる際に床面と接する前記弾性体の面に複数
    の突起を設けた請求項1記載の電気掃除機の吸込具。
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KR102089980B1 (ko) * 2017-09-14 2020-03-17 산 조경 주식회사 녹화용 식생매트 및 이를 이용한 해안침식 방지 해안 녹화방법

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