JP2691650B2 - 電気掃除機 - Google Patents
電気掃除機Info
- Publication number
- JP2691650B2 JP2691650B2 JP3232225A JP23222591A JP2691650B2 JP 2691650 B2 JP2691650 B2 JP 2691650B2 JP 3232225 A JP3232225 A JP 3232225A JP 23222591 A JP23222591 A JP 23222591A JP 2691650 B2 JP2691650 B2 JP 2691650B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- grip
- switch
- power switch
- vacuum cleaner
- pair
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Electric Vacuum Cleaner (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、電気掃除機、特にそ
の操作部に関するものである。
の操作部に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、電気掃除機は使い勝手の面から、
図2に示すように床ブラシ1に続くパイプ2の終端の握
り部3にスライドスイッチ等からなる電源スイッチを備
えたものが多くなっている。この電源スイッチは掃除機
本体の送風機を駆動するモータ及び床ブラシの回転ブラ
シを駆動するモータをオン、オフ制御する他、前記送風
機を駆動するモータのみをオンにするものである。尚、
図2において、4はホース、5は掃除機本体を示すもの
である。
図2に示すように床ブラシ1に続くパイプ2の終端の握
り部3にスライドスイッチ等からなる電源スイッチを備
えたものが多くなっている。この電源スイッチは掃除機
本体の送風機を駆動するモータ及び床ブラシの回転ブラ
シを駆動するモータをオン、オフ制御する他、前記送風
機を駆動するモータのみをオンにするものである。尚、
図2において、4はホース、5は掃除機本体を示すもの
である。
【0003】従来、前記の電源スイッチの他に、この電
源スイッチを介して前記モータに供給される電源電流を
オン、オフする、他の電源スイッチを設け、該他の電源
スイッチを前記握り部に設けた握りレバーにより操作す
るようにしたものも知られている(特開平3−9012
1号公報、特開平3−90122号公報参照)。このも
のでは、握りレバーがループ状の握り部の内側に設けら
れ、この握りレバーを握るとモータに電源電流が供給さ
れる状態になり、握りレバーを放すと電源電流が供給さ
れ得ない状態になる。従って、掃除中に電話が鳴ったと
きや、来客のため掃除を中断する場合等には、簡単にモ
ータを停止することができ、省電力の面のみならず、回
転ブラシでの事故に対しての対策ともなり、安全面でも
有効である。
源スイッチを介して前記モータに供給される電源電流を
オン、オフする、他の電源スイッチを設け、該他の電源
スイッチを前記握り部に設けた握りレバーにより操作す
るようにしたものも知られている(特開平3−9012
1号公報、特開平3−90122号公報参照)。このも
のでは、握りレバーがループ状の握り部の内側に設けら
れ、この握りレバーを握るとモータに電源電流が供給さ
れる状態になり、握りレバーを放すと電源電流が供給さ
れ得ない状態になる。従って、掃除中に電話が鳴ったと
きや、来客のため掃除を中断する場合等には、簡単にモ
ータを停止することができ、省電力の面のみならず、回
転ブラシでの事故に対しての対策ともなり、安全面でも
有効である。
【0004】ところで、電気掃除機により掃除をする際
には、床ブラシ1を前後に動かすことが多く、このため
前記のようにループ状の握り部の内側に設けられた握り
レバーの握り方が弱くなることがあり、電源電流が掃除
中に途絶えてしまうこともある。 このように掃除中に
電源電流が途絶えるのを防止するため、この握りレバー
にはロック機構が設けられ、握りレバーをロックするこ
とにより連続運転に便利なようにしていた。しかしなが
ら、握りレバーをロックするようにすると、回転ブラシ
での事故に対する安全面では問題があるという欠点があ
った。このような欠点を除去するものとして、電気掃除
機の本体送風機電源スイッチが設けられた操作部を備
え、この操作部は握り部を有し、これらの握り部の両側
面に前記電源スイッチを操作する一対の握りレバーを設
け、この一対の握りレバーの双方が同時に押されたとき
のみ前記電源スイッチを介した電源電流が供給されるよ
うになし、ロック機構を設けることなしに、容易に安定
して連続運転をすることができ、また握り部を床面に放
置したときに握りレバーが押されても電気掃除機が動作
することがないようにしたものも知られている(特開昭
58−7222号公報参照)。
には、床ブラシ1を前後に動かすことが多く、このため
前記のようにループ状の握り部の内側に設けられた握り
レバーの握り方が弱くなることがあり、電源電流が掃除
中に途絶えてしまうこともある。 このように掃除中に
電源電流が途絶えるのを防止するため、この握りレバー
にはロック機構が設けられ、握りレバーをロックするこ
とにより連続運転に便利なようにしていた。しかしなが
ら、握りレバーをロックするようにすると、回転ブラシ
での事故に対する安全面では問題があるという欠点があ
った。このような欠点を除去するものとして、電気掃除
機の本体送風機電源スイッチが設けられた操作部を備
え、この操作部は握り部を有し、これらの握り部の両側
面に前記電源スイッチを操作する一対の握りレバーを設
け、この一対の握りレバーの双方が同時に押されたとき
のみ前記電源スイッチを介した電源電流が供給されるよ
うになし、ロック機構を設けることなしに、容易に安定
して連続運転をすることができ、また握り部を床面に放
置したときに握りレバーが押されても電気掃除機が動作
することがないようにしたものも知られている(特開昭
58−7222号公報参照)。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記特開昭
58−7222号公報のものでは、前記一対の握りレバ
ーの双方が同時に押されたときのみ前記電源スイッチを
操作するための「構成」として、特殊なスイッチを必要
とし、かつその構成が複雑である、という欠点があっ
た。この発明は上記の欠点を除去するものであり、これ
ら一対の握りレバーの双方が同時に押されたときのみ前
記電源スイッチを操作するための「構成」として、特殊
なスイッチを必要とせず、かつその構成が簡単になる電
気掃除機を提供することを目的とするものである。
58−7222号公報のものでは、前記一対の握りレバ
ーの双方が同時に押されたときのみ前記電源スイッチを
操作するための「構成」として、特殊なスイッチを必要
とし、かつその構成が複雑である、という欠点があっ
た。この発明は上記の欠点を除去するものであり、これ
ら一対の握りレバーの双方が同時に押されたときのみ前
記電源スイッチを操作するための「構成」として、特殊
なスイッチを必要とせず、かつその構成が簡単になる電
気掃除機を提供することを目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、この発明は、電気掃除機の本体送風機及び回転ブ
ラシを制御する電源スイッチが設けられた操作部を備
え、この操作部は握り部を有し、これらの握り部の両側
面に前記電源スイッチを操作する一対の握りレバーを設
け、この一対の握りレバーの双方が同時に押されたとき
のみ前記電源スイッチを介した電源電流が供給されるよ
うにしたものにおいて、これらの握りレバーの内側には
前記電源スイッチを配設し、一対の前記した握りレバー
のうちの一方には前記電源スイッチのスイッチ本体を固
定し、もう一方の握りレバーには前記電源スイッチを押
す押圧部(凸部25)を設けたことを特徴とするもので
ある。
めに、この発明は、電気掃除機の本体送風機及び回転ブ
ラシを制御する電源スイッチが設けられた操作部を備
え、この操作部は握り部を有し、これらの握り部の両側
面に前記電源スイッチを操作する一対の握りレバーを設
け、この一対の握りレバーの双方が同時に押されたとき
のみ前記電源スイッチを介した電源電流が供給されるよ
うにしたものにおいて、これらの握りレバーの内側には
前記電源スイッチを配設し、一対の前記した握りレバー
のうちの一方には前記電源スイッチのスイッチ本体を固
定し、もう一方の握りレバーには前記電源スイッチを押
す押圧部(凸部25)を設けたことを特徴とするもので
ある。
【0007】
【作用】上記のような構成を有する電気掃除機では、掃
除中でも自然な状態で押される位置に握りレバーが設け
られているため、連続運転のために握りレバーをロック
させるロック機構の必要がない。また一対の握りレバー
の双方が同時に押されないと電源スイッチを介した電源
電流が供給されないので、握り部を床面に放置して一方
の握りレバーが押されても電気掃除機が動作することは
ない。
除中でも自然な状態で押される位置に握りレバーが設け
られているため、連続運転のために握りレバーをロック
させるロック機構の必要がない。また一対の握りレバー
の双方が同時に押されないと電源スイッチを介した電源
電流が供給されないので、握り部を床面に放置して一方
の握りレバーが押されても電気掃除機が動作することは
ない。
【0008】
【実施例】以下に、この発明の一実施例について図1を
用いて説明する。図1の(a)は握り部の外観図、
(b)は握り部の一部切り欠き平面図である。図におい
て、21は電源スイッチとして作用するスライドスイッ
チであり、このスライドスイッチは掃除機本体の送風機
を駆動するモータ及び床ブラシの回転ブラシを駆動する
モータをオン、オフ制御する他、前記送風機を駆動する
モータのみをオンにすることができるものである。22
は握り部であり、そのその両側面には握り部22の形状
に沿った握りレバー23が配設されている。この握りレ
バー23の内側には電源スイッチ24が配設されてい
る。この電源スイッチ24により前記スライドスイッチ
21を介して流れる前記モータへの電源電流がオン、オ
フされる。この電源スイッチ24は一対の前記した握り
レバー23の内の一方にスイッチ本体が固定され、もう
一方にスイッチを押す凸部25が設けられている。この
ため、一対の握りレバー23の双方が押されたときのみ
電源スイッチ24がオンになり、前記スライドスイッチ
21を介して前記モータに電源電流が供給され得る。
用いて説明する。図1の(a)は握り部の外観図、
(b)は握り部の一部切り欠き平面図である。図におい
て、21は電源スイッチとして作用するスライドスイッ
チであり、このスライドスイッチは掃除機本体の送風機
を駆動するモータ及び床ブラシの回転ブラシを駆動する
モータをオン、オフ制御する他、前記送風機を駆動する
モータのみをオンにすることができるものである。22
は握り部であり、そのその両側面には握り部22の形状
に沿った握りレバー23が配設されている。この握りレ
バー23の内側には電源スイッチ24が配設されてい
る。この電源スイッチ24により前記スライドスイッチ
21を介して流れる前記モータへの電源電流がオン、オ
フされる。この電源スイッチ24は一対の前記した握り
レバー23の内の一方にスイッチ本体が固定され、もう
一方にスイッチを押す凸部25が設けられている。この
ため、一対の握りレバー23の双方が押されたときのみ
電源スイッチ24がオンになり、前記スライドスイッチ
21を介して前記モータに電源電流が供給され得る。
【0009】掃除中には握り部22を持っているが、こ
の握り部22を持って保持する程度の力で自然に双方の
握りレバー23が押され、前記モータに電源電流が供給
され得る状態になる。従って、連続掃除中に手を前後に
動かしても握りレバー23は安定して押されているの
で、前記モータへの電源電流が不本意に途絶えることは
ない。 また、握りレバー23は双方が押されないとオ
ンにはならない、ANDゲート構成になっているので、
握り部22を放置して握りレバー23の一方が押されて
も、電源スイッチ24がオンになることはない。
の握り部22を持って保持する程度の力で自然に双方の
握りレバー23が押され、前記モータに電源電流が供給
され得る状態になる。従って、連続掃除中に手を前後に
動かしても握りレバー23は安定して押されているの
で、前記モータへの電源電流が不本意に途絶えることは
ない。 また、握りレバー23は双方が押されないとオ
ンにはならない、ANDゲート構成になっているので、
握り部22を放置して握りレバー23の一方が押されて
も、電源スイッチ24がオンになることはない。
【0010】尚、図中の符号26は握りレバー23の回
動の中心軸、27は握りレバー23を付勢する押圧ばね
である。上記実施例では、電源スイッチ24として単一
のマイクロスイッチを用いたが、スイッチとしてはテー
プスイッチや圧力スイッチを用いることも可能である。
動の中心軸、27は握りレバー23を付勢する押圧ばね
である。上記実施例では、電源スイッチ24として単一
のマイクロスイッチを用いたが、スイッチとしてはテー
プスイッチや圧力スイッチを用いることも可能である。
【0011】
【発明の効果】この発明は以上説明したように構成され
ているため、前記一対の握りレバーの双方が同時に押さ
れたときのみ前記電源スイッチを操作するための「構
成」として、特殊なスイッチを必要とせず、かつその構
成が簡単になる、という効果が得られる。
ているため、前記一対の握りレバーの双方が同時に押さ
れたときのみ前記電源スイッチを操作するための「構
成」として、特殊なスイッチを必要とせず、かつその構
成が簡単になる、という効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例を示す電気掃除機の操作部近
傍の正面図(a)、及びこの操作部近傍の内部を示す一
部切り欠き平面図(b)である。
傍の正面図(a)、及びこの操作部近傍の内部を示す一
部切り欠き平面図(b)である。
【図2】従来例を示す正面図である。
22 握り部 23 握りレバー 24 電源スイッチ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭58−7222(JP,A) 特開 平1−277527(JP,A) 特開 平3−86128(JP,A) 特開 平2−257922(JP,A) 実開 昭56−45456(JP,U) 実開 昭62−83348(JP,U) 実開 平3−41648(JP,U)
Claims (1)
- 【請求項1】 電気掃除機の本体送風機及び回転ブラシ
を制御する電源スイッチが設けられた操作部を備え、こ
の操作部は握り部を有し、これらの握り部の両側面に前
記電源スイッチを操作する一対の握りレバーを設け、こ
の一対の握りレバーの双方が同時に押されたときのみ前
記電源スイッチを介した電源電流が供給されるようにし
たものにおいて、 これらの握りレバーの内側には前記電源スイッチを配設
し、一対の前記した握りレバーのうちの一方には前記電
源スイッチのスイッチ本体を固定し、もう一方の握りレ
バーには前記電源スイッチを押す押圧部 を設けたことを
特徴とする電気掃除機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3232225A JP2691650B2 (ja) | 1991-08-20 | 1991-08-20 | 電気掃除機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3232225A JP2691650B2 (ja) | 1991-08-20 | 1991-08-20 | 電気掃除機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0549582A JPH0549582A (ja) | 1993-03-02 |
JP2691650B2 true JP2691650B2 (ja) | 1997-12-17 |
Family
ID=16935944
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3232225A Expired - Lifetime JP2691650B2 (ja) | 1991-08-20 | 1991-08-20 | 電気掃除機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2691650B2 (ja) |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS587222A (ja) * | 1981-07-03 | 1983-01-17 | 株式会社日立製作所 | 電気掃除機用リモコンスイツチ |
-
1991
- 1991-08-20 JP JP3232225A patent/JP2691650B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0549582A (ja) | 1993-03-02 |
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