JPH0679588B2 - 電動吸込具 - Google Patents

電動吸込具

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JPH0679588B2
JPH0679588B2 JP62028867A JP2886787A JPH0679588B2 JP H0679588 B2 JPH0679588 B2 JP H0679588B2 JP 62028867 A JP62028867 A JP 62028867A JP 2886787 A JP2886787 A JP 2886787A JP H0679588 B2 JPH0679588 B2 JP H0679588B2
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【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、回転ブラシの回転を反転することにより、集
塵効率を向上させる電動吸込具に関するものである。
従来の技術 従来、回転ブラシを有する電気掃除機の吸込具にあって
は、回転ブラシの回転方向は吸込具の進行方向に対して
順方向に設定されていた。しかし、このような構成で
は、前進時には回転ブラシと被掃除面との相対速度が遅
く十分な集塵効率をあげられなかった。さらに、回転ブ
ラシが単一方向に回転するものでは、じゅうたんの床を
掃除する際、じゅうたんの毛を常に一方向からブラッシ
ングすることになり塵埃が十分にかき落とされないこと
があった。
そこで、これらの諸課題に鑑み、実開昭60−9450号公報
に記載のものが提案されている。これは電気掃除機本体
に吸気によって回転するタービン車と、このタービン車
と歯車機構を介して連結されているベルトと、このベル
トにより回転する回転ブラシとを有するものであって、
この進行方向により歯車機構の噛合を切換えて回転ブラ
シの回転方向を逆回転するものである。そして塵埃を含
んだ空気がタービン車に当たる事によりタービン車を回
転し、このタービン車の軸端に設けられた吸込具を後進
しることにより歯車を直接ベルトに噛合するか、或は吸
込具を前進させることにより歯車機構を介してベルトに
噛合させるかによりベルトに連結された回転ブラシの回
転方向を切換えるようにしたものである。
昭56−68418号公報記載のように、吸込具にハンドルを
前後動遊びをおいて連結したり、あるいは、ローラの軸
支体を吸込具底部に前後動自在に設け、上記ハンドル連
結部または軸支体の移動一によって吸込具の進行方向を
検知し、同検知結果にもとづき吸込具の進行方向に対し
て回転ブラシが逆回転するように電動機の回転切換を行
うものも見受けられる。
一方、吸込具に取着したセンサーとして、特開昭54−57
362号公報に記載された接地センサーが見られる。これ
は、吸込具が被掃除面より離れたのを同センサーが検知
し、回転ブラシ駆動用電動機への通電を断つものであ
る。
特にその第8図〜第9図に示されているものは吸込具の
前,後動に応動してセンサーとしてのレバーが反転する
ものであるが、しかし、上記反転は、接地状態で吸込具
が前,後動している限り、電動機を同一方向に接地回転
させるためのものであり、センサーとしての検知機能
は、レバーがいずれかの方向に傾斜しているか(接地状
態)、あるいは、垂直になっているか(非接地)の見極
める、いわゆる接地検知しか行わないもので、床ノズル
の移動方向を検知するセンサーとは言い難い。
発明が解決しようとする課題 しかしながら、上記例示したものでは実際使用するに当
たり様々な問題を引き起こすものであった。
すなわち、上記特開昭56−68418号公報にきさいのもの
は、吸込具の前,後動をハンドルおよびローラ軸支体の
相対的移動で検知していたため、吸込具の移動速度を急
に遅くしたような場合に、相対速度の関係で把手が不用
意に変位したりあるいはローラの慣性力によって逆方向
に移動して回転ブラシの回転切換えが行われることがあ
った。
したがって、じゅうたん毛のブラッシングに関して、一
部で前,後両方からブラッシングされないところが発生
し、いわゆる掃除のむらをひきおこしていた。
作業者による掃除速度は一定でなく、その時々に種々変
化するのが普通である。そのため、従来のものでは、電
動機の回転切換が頻繁になされ、場合によっては、その
寿命劣化を早めることがあった。
また、上記実開昭60−9450号公報に記載のものは回転ブ
ラシが常に吸込具の進行に対し逆方向に回転するため集
塵効率という点では優れているが、回転ブラシの回転を
切換えるのに多数の歯車を使用しており吸込具が大型化
してしまうという欠点を有するものであった。
一方ハンドルと吸込具との相対速度の関係を考えると、
本従来例のものは、前進時,後進時ともに回転ブラシの
自走により歯車機構がより噛合う方向へ力が働くため操
作方向の転換時における不用意な回転切換えは確かに起
こりにくいものである。しかしながら、回転ブラシのグ
リップ力が弱い床面で用いた場合等には歯車機構がより
噛合う方向への力が十分発生しないため掃除機のハンド
ル操作を急変させた場合等は回転ブラシの慣性力により
歯車の噛合せの離れる方向へ力が働き停止,反転するこ
ととなり、操作性の悪さは依然として残っていた。
本発明は、このような従来の課題を解決したもので、回
転ブラシの正逆回転切換を的確に行うとともに、じゅう
たん掃除面などの掃除性をより一層高めたものである。
課題を解決するための手段 電気掃除機本体に連通する吸込口と、電動機により回転
駆動される回転ブラシとを有するとともに、被掃除面に
対する相対的な移動方向を検知する移動方向検知センサ
ーと、この移動方向検知センサーの検知結果に基づき電
動機による回転ブラシの回転方向を進行方向と逆方向に
切換える回転切換手段とを装設した、上記移動方向検知
センサーと回転切換手段は、内部に枢着されるとともに
下面から突出し、被掃除面との接触により生じる傾きに
よって進行方向を検知するレバーと、回転切換手段とし
てこのレバーと連動して前記電動機による回転ブラシの
回転方向を進行方向と逆方向に切換える切換えスイッチ
とで構成したものである。
作用 上記構成により、被掃除面と吸込口部の相対移動方向は
レバーにより感知され、これに応じて回転ブラシは常に
電動吸込具の移動方向とは逆方向に回転するため、単位
面積当りの回転ブラシのストローク回数が増し、集塵効
率向上を図れることができるものである。また、本願の
移動方向検知センサーはレバーを用いたものであるか
ら、電動吸込具の被掃除面に対する相対的な移動方向を
確実に検知する。したがって、電動吸込具の移動速度が
操作中いかに変化しようとも方向方向検知に誤りが生じ
ることがないものである。
実施例 以下本発明の一実施例を図面に基づいて説明する。
第1図〜第4図において、20は内部に電動送風機、集塵
部(図示せず)を内蔵した掃除機本体、21は電動吸込具
を構成する床ノズルで、延長管22、ホース23を介して電
気掃除機本体20と連通している。24は電源コードで、ホ
ース23の内部の導線と結線することにより、掃除機本体
20と床ノズル21とは電気的に結合されている。
25は床ノズル21の下部に設けられた回転ブラシで、電動
機26にベルト27を介して連動されている。28は延長管22
と回転ブラシ室25aを連通する補助ホース、29は補助ホ
ース28と延長管22を連通する延長管支えで、軸30に回動
自在に枢着されている。31は軸30に回動自在に取付けら
れている移動用ローラである。この軸30は床ノズル21を
形成する上部ノズル33と下部ノズル32で挟着されてい
る。
34は電動機25の回転方向を変える切換スイッチで、その
アクチュエータ34aは下部ノズル32に軸35aを支点とし回
動自在に取付けられたレバー35により切換え操作され
る。36は上部ノズル33と下部ノズル32に挟持されて、家
具への傷付けを防止する軟材質のバンパーである。
第4図に示す37は掃除機本体20に設けた電動送風機、38
は掃除機全体のメインスイッチである。
上記構成において、その動作を説明する。じゅうたんな
どに付着した塵埃は回転ブラシ25の回転により遊離さ
れ、遊離された塵埃は掃除機本体20に内蔵された電動送
風機37の背圧により延長管22、ホース23を通して電気掃
除機本体20の内部に集塵部にためられる。
また、床ノズル21がじゅうたんなどの掃除面に対し前進
方向に移動すると、レバー35はじゅうたんなどとの接触
で第2図の実線で示す後方に移動する。このとき、第4
図に示すように、切換スイッチ34は回転ブラシ25が後進
方向に回転するよう後方回転側端子34cを介して電動機2
6に接続される。床ノズル21が後進の場合も同様にレバ
ー35は第2図の仮想線で示す前方に移動し、回転ブラシ
25は逆に前進方向に回転するよう切換スイッチ34は前方
方向に回転するよう切換スイッチ34は前方回転側端子34
bを介して電動機26に接続される。したがってじゅうた
んなどと回転ブラシの相対速度差が大きくなり、単位面
積当りの回転ブラシ25のストローク回数が増し、高い集
塵効率が得られるものである。
また、回転ブラシ25が前後方向に回転することから、じ
ゅうたんの1本のパイルを考えると、前進するときはパ
イルの後方から、後退する時はパイルの前方より、回転
ブラシ25でかきあげる。このためパイルの前後から回転
ブラシ25のストローク回数が増すのと相埃って最高の集
塵効率が得られる。
さらに、レバー35が床から受ける力により移動しアクチ
ュエータ34aが切換るため、床ノズル21が実際に移動す
るときのみ回転ブラシの回転方向が変わることとなり、
床ノズル21の移動速度や、ハンドルグリップ(図示せ
ず)に加わる力の変化によって不自然は挙動をすること
もないものである。
発明の効果 以上本発明によれば、掃除面とパワーノズルの相対移動
をレバーで感知し、相対移動と逆方向に回転ブラシが回
転するため、単位面積当りの回転ブラシのストローク回
数が増し、単に回転ブラシが反転するもの以上に高い集
塵効率が得られるという効果を有する。
さらに、本発明によれば、移動方向センサーとしてレバ
ーを用い吸込口部の被掃除面に対する相対的な移動方向
を検知して電動機と連係する回転ブラシの回転方向を切
換るようにしているため、吸込口部の移動速度などの条
件が変化しても回転ブラシの不用意な反転が起こること
がなく確実な掃除ができ電動機に過負荷がかかることを
防止できるものであるものである。
以上、本発明によれば、集塵効率が高く、操作性もよ
く、しかも耐久性にすぐれた回転ブラシ付電気掃除機を
提供できるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す回転ブラシ付電気掃除
機の外観斜視図、第2図は同電気掃除機のパワーノズル
の縦断面図、第3図は同パワーノズルの平面断面図、第
4図は同電気掃除機の回路図である。 20……掃除機本体、21……床ノズル、22……延長管、25
……回転ブラシ、26……電動機、32……下部ノズル、33
……上部ノズル、34……切換スイッチ、34a……アクチ
ュエータ、34b……前方回転側端子、34c……後方回転側
端子、35レバー。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】電気掃除機本体に連通する吸込口と、電動
    機により回転駆動される回転ブラシとを有するととも
    に、被掃除面に対する相対的な移動方向を検知する移動
    方向検知センサーと、この移動方向検知センサーの検知
    結果に基づき電動機による回転ブラシの回転方向を進行
    方向と逆方向に切換える回転切換手段とを装設した、上
    記移動方向検知センサーと回転切換手段は、内部に枢着
    されるとともに下面から突出し、被掃除面との接触によ
    り生じる傾きによって進行方向を検知するレバーと、回
    転切換手段としてこのレバーと連動して前記電動機によ
    る回転ブラシの回転方向を進行方向と逆方向に切換える
    切換えスイッチとで構成した電動吸込具。
JP62028867A 1987-02-10 1987-02-10 電動吸込具 Expired - Fee Related JPH0679588B2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2698704B2 (ja) * 1990-11-27 1998-01-19 株式会社テック 電気掃除機の吸込口体
JP2698707B2 (ja) * 1990-11-28 1998-01-19 株式会社テック 吸込口体
JPH05269057A (ja) * 1992-03-25 1993-10-19 Sanyo Electric Co Ltd 電気掃除機の床用吸込具
JPH11318787A (ja) * 1998-05-13 1999-11-24 Sharp Corp 電気掃除機

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS5668418A (en) * 1979-11-12 1981-06-09 Tokyo Electric Co Ltd Floor cleaner

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