JP2571735B2 - 電気掃除機 - Google Patents

電気掃除機

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JP2571735B2
JP2571735B2 JP3249753A JP24975391A JP2571735B2 JP 2571735 B2 JP2571735 B2 JP 2571735B2 JP 3249753 A JP3249753 A JP 3249753A JP 24975391 A JP24975391 A JP 24975391A JP 2571735 B2 JP2571735 B2 JP 2571735B2
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明弘 岩原
正史 長田
洋俟 大塚
義雄 吉田
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Mitsubishi Electric Corp
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Mitsubishi Electric Corp
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、床面のちり、ほこりな
どを吸込む吸込口体を備えた電気掃除機に係り、さらに
詳しくは、モータにより駆動される走行車輪を設けて操
作性を、改善した吸込口体の走行制御に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】家事労働において、掃除という作業は電
気掃除機の発展によって軽減されたものの、吸引力の向
上や掃除する床面の多様化(例えば、じゅうたんの普
及)等によって、床面上に吸込口体を走行させるには抵
抗が大きく、依然として疲労が伴なう重労働である。な
お、無人で床面を自走走行してちり、ほこりなどを吸込
む掃除ロボットが提案されているが、家具、什器などが
置かれた狭い部屋の多い日本の住宅では、掃除ロボット
は充分機能しない、コストが高いなどの理由から、一般
家庭用としてはまだ普及する段階には至っていない。
【0003】そこで、人が操作して掃除する電気掃除機
における走行抵抗の低減、操作性の改善を目的とした種
々の開発が行なわれており、その一例として、特開平3
−29号公報に開示された発明がある。この発明に係る
電気掃除機の吸込口体は、吸込口を有する吸込口本体
と、この吸込口本体に前記吸込口に臨んで正逆回転自在
に支持された回転ブラシと、前記吸込口本体に設けられ
前記回転ブラシを正逆回転駆動する正逆回転可能な回転
ブラシ用電動機と、前記吸込口本体に正逆回転自在に支
持された走行用駆動輪と、前記吸込口本体に設けられ前
記駆動輪を正逆回転駆動する正逆回転可能な駆動輪用電
動機とを備えるとともに、前記駆動輪用電動機が正転す
るとき回転ブラシ用電動機が正転し駆動輪用電動機が逆
転するとき回転ブラシ用電動機が逆転するように両電動
機を連動させる正逆反転用開閉器を備えたものである。
【0004】そして、このように構成したことにより、
前進時でも後退時でも良好な走行性が得られ、走行のた
めの操作性も向上し、また、回転ブラシが反転すること
により、じゅうたんなどから塵埃を効果的に掻き出すこ
とができ、ブラッシング効果が向上するとしている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述のように、従来の
電気掃除機は、吸込口体が電気掃除機を操作する人の前
後方向に走行することを前提としており、走行抵抗は確
かに軽減されるが、前傾姿勢で腰を曲げ、腕を前後に動
かして吸込口体を前後方向に走行させなければならな
い。このため、背中、腰部の筋肉及び肩部の筋肉の運動
を余儀なく要求されることになり、筋肉疲労を伴うとい
う問題は解決されなかった。
【0006】本発明は、上記の課題を解決すべくなされ
たもので、モータによって駆動される走行車輪を設けた
吸込口体を電気掃除機を操作する人の前後に歩く姿勢に
対して左右方向に走行可能とし、前傾姿勢で腰を曲げる
ことなく、かつ腕を前後に動かさなくても、ハンドリン
グする取手を握って前後に歩くだけで床面のちり、ほこ
りなどを吸込むことができ、操作抵抗がきわめて少な
く、疲労を誘発することのない電気掃除機を得ることを
目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明の第1発明に係
る電気掃除機は、取手を握る人の前後に歩く姿に対して
前記吸込口体を左右方向に走行させるための走行車輪及
びこの走行車輪を駆動する正逆回転可能なモータとから
なる走行手段を前記吸込口体に設けると共に、前記走行
手段を制御する製造装置を設けたものである。
【0008】第2発明に係る電気掃除機は、第1発明に
おいて、一対の走行車輪を駆動する1台のモータを有す
る走行手段を設けると共に、制御装置に前記モータの回
転を制御する制御手段を設けたものである。
【0009】第3発明に係る電気掃除機は、第1発明に
おいて、一対の走行車輪を別々に独立して駆動するモー
タを有する走行手段を設けると共に、制御装置に前記モ
ータの回転を別々に制御する制御手段を設けたものであ
る。
【0010】第4発明に係る電気掃除機は、第1発明に
おいて吸込口体に、前後方向走行車輪及びこの前後方向
走行車輪を駆動する正逆回転可能なモータとからなる前
後方向走行手段を設けたものである。
【0011】第5発明は、吸込口体が、左右方向にかつ
前進あるいは後進のジグザグ走行をするようにモータを
制御する制御手段を設けたものである。
【0012】第6発明は、制御装置に、操作部からの指
示によりモータの回転方向を切換える制御手段を設けた
ものである。
【0013】第7発明は、制御装置に、操作部により吸
込口体が左右に走行する距離を予め設定し、吸込口体が
前記距離だけ走行する毎に前記モータの回転方向を切換
える制御手段を設けたものである。
【0014】第8発明は、制御装置に、操作部により吸
込口体が左右に走行する周期を予め設定し、該周期によ
り前記モータの回転方向を切換える制御手段を設けたも
のである。
【0015】第9発明は、制御装置に、吸込口体のテイ
ーチングによりデータを記憶させ、記憶させたデータに
基づいて前記モータの回転方向を切換える制御手段を設
けたものである。
【0016】第10発明は、制御装置に、吸込口体が左
右に走行する速度を可変とする制御手段を設けたもので
ある。
【0017】第11発明は、吸込口体に、障害物検出器
を設けたものである。
【0018】第12発明は、障害物検出器を吸込口体の
前部と後部に設けたものである。
【0019】第13発明は、障害物検出器の検出感度を
調整する感度調整手段を設けたものである。
【0020】第14発明は、取手に対する吸込口体の位
置をほぼ90°回動可能又は吸込口体を旋回可能に構成
したものである。
【0021】
【作用】この発明の第1発明においては、制御装置が、
取手を握る人の前後に歩く姿勢に対して吸込口体を左右
方向に走行させるための走行車輪及びこの走行車輪を駆
動する正逆回転可能なモータとからなる走行手段の動作
を制御する。
【0022】第2発明においては、第1発明の作用に加
えて、制御手段が一対の走行車輪を駆動する1台のモー
タを有する走行手段の前記モータの回転を制御する。
【0023】第3発明においては、第1発明の作用に加
えて、制御手段が、一対の走行車輪を別々に独立して駆
動するモータを有する走行手段の前記モータの回転を別
々に制御する。
【0024】第4発明においては、第1発明の作用に加
えて、前後方向走行車輪及びこの前後方向走行車輪を駆
動する正逆回転可能なモータからなる前後方向走行手段
が吸込口体を前進又は後進させる。
【0025】第5発明においては、制御手段が吸込口体
をジグザグ走行させるようにモータを制御する。
【0026】第6発明においては、制御手段が操作部か
らの指示によりモータの回転方向を切換える。
【0027】第7発明においては、操作部により吸込口
体が左右に走行する距離を予め設定し、制御手段は、吸
込口体が前記距離だけ走行する毎に前記モータの回転方
向を切換える。
【0028】第8発明においては、操作部により吸込口
体が左右に走行する周期を予め設定し、制御手段が該周
期により前記モータの回転方向を切換える。
【0029】第9発明においては、吸込口体のテイーチ
ングによりデータを記憶させ、制御手段は記憶させたデ
ータに基づいて前記モータの回転方向を切換える。
【0030】第10発明においては、制御手段は、吸込
口体が左右に走行する速度変化させる。
【0031】第11発明においては、吸込口体に設けた
障害物検出器が障害物を検出する。
【0032】第12発明においては、吸込口体の前部と
後部に設けた障害物検出器が障害物を検出する。
【0033】第13発明においては、感度調整手段が障
害物検出器の検出感度を調整する。
【0034】第14発明においては、取手に対する吸込
口体の位置がほぼ90°回動可能又は吸込口体が旋回可
能となる。
【0035】
【実施例】図1は本発明実施例の全体構成を示す斜視図
である。図において、1は電動送風機、この電動送風機
に連通する集塵室、電源コード3を巻取るコードリール
等を内蔵した掃除機本体、2は後輪である。なお、図示
してないが、掃除機本体1の下面前部には前輪が設けら
れている。4はホースで、一端には掃除機本体1の接続
口1aに接続される接続管5が取付けられており、他端
にはハンドル7を備えた握り管(取手)6が設けられて
いる。8は握り管6に設けられた手元コントロールパネ
ル(操作部)である。10は平面長方形状の吸込口体
で、上面には吸込口体10の長さ方向に開口する回動管
12が所定の範囲で回動可能に装着されており、回動管
12と握り管6とはパイプ9で連結されている。20
c,20dは走行車輪で、後述の図2に示すように、本
体11で四隅に設けられたもののうち二つが図示されて
いる。そして、この走行車輪20c,20dはモータに
より駆動される。以下本発明の要部をなす走行車輪20
c,20dの駆動制御の実施例について詳細に説明す
る。
【0036】実施例1.図2は本発明の実施例の吸込口
体の上カバーを外した状態を示す平面図、図3は本発明
の実施例1における走行車輪駆動用モータの制御装置を
示すブロック図である。図において、14は吸込口13
内において本体11の長さ方向に正逆方向に回動自在か
つ着脱可能に支持された回転ブラシで、一端に設けたプ
ーリ15と、本体11に固定された正逆回転可能な回転
ブラシ駆動モータ16の出力軸に設けたプーリ17と
は、タイミングベルト18により連結されている。20
a,20b,20c,20dは本体11の四隅に設けた
走行車輪で、20a,20bは回転ブラシ14と平行
に、本体11に正逆方向に回転自在に装着されており、
各走行車輪20a〜20dは本体11の底板から僅かに
露出している。走行車輪20c,20dは、本実施例に
おいては本体11に軸受22を介して回転可能に支持さ
れた共通の走行駆動軸21に取付けられている。23は
回転ブラシ駆動モータ16とほぼ同軸上において本体1
1に固定された走行車輪駆動モータ(以下、単にモータ
と記す)で、その出力歯車は減速歯車24を介して走行
駆動軸21に固定された歯車25に連結されている。
【0037】33は方向切換回路で、スイッチング素子
であるトランジスタTr1 ,Tr2 ,Tr3 及びTr4
によって構成されており、トランジスタTr1 ,Tr2
がオンするか、トランジスタTr3 ,Tr4 がオンする
かにより、モータ23の回転方向を逆転させる回路であ
る。34はモータ23の電源である。35はコントロー
ラで、この実施例では中央処理装置(CPU)35a、
データやプログラムを格納するメモリ35b、データ入
力及びデータ出力のインターフェースとしての入力回路
35c及び出力回路35dを有するマイクロコンピュー
タである。36はフォトカプラからなる右ドライブ回路
で、出力回路35dからの信号を受けてトランジスタT
1 ,Tr2 の駆動信号を出力する回路、37は同じく
フォトカプラからなる左ドライブ回路で、出力回路35
dからの信号を受けてTr3 ,Tr4 の駆動信号を出力
する回路である。41は停止スイッチ、42は右スイッ
チで、吸込口体(以下、床ブラシと記す)10が右方向
へ走行させる指示を与えるものである。43は左スイッ
チで、床ブラシ10を左方向へ走行させる指示を与える
ものである。これらのスイッチ41,42及び43は手
元コントロールパネル8に設けられている。図4(a)
は手元コントロールパネルの一例の平面図である。な
お、コントロール35は手元コントロールパネル8の内
側に配置されている。なお、右方向、左方向とは、この
明細書ではハンドル7を持って掃除する人の前後に歩く
姿勢に対して右方向、左方向というものとする。
【0038】次に、動作を説明する。右スイッチ42を
押すとコントローラ35は、その信号を入力回路35c
を介して取り込み、出力回路35dを介して右ドライブ
回路36へ信号を出力する。右ドライブ回路36は出力
回路35dからの信号を受けて、トランジスタTr1
Tr2 をオンにする信号を出力する。その結果モータ2
3が回転し、走行車輪20c,20dが歯車24,25
を介して回転し、床ブラシ10を右方向へ走行させる。
停止スイッチ41を押すと、コントローラ35はその信
号を取り込みモータ23を停止させる。左スイッチ43
を押すとコントローラ35は、その信号を入力回路35
cを介して取り込み、出力回路35dを介して左ドライ
ブ回路37へ信号を出力する。左ドライブ回路37は出
力回路35dからの信号を受け、トランジスタTr3
Tr4 をオンにする信号を出力する。その結果モータ2
3が、右スイッチ42の場合と逆方向に回転し、床ブラ
シ10を左方向へ走行させる。停止スイッチ41を押す
ことにより床ブラシ10の走行は停止する。以上のよう
にして、手元コントロールパネル8のスイッチの操作に
より、床ブラシ10を左右に走行させることができる。
従って、掃除をする人はハンドル7を持って、適宜前進
又は後退することにより、腰を伸したまま掃除をするこ
とができる。図5は床ブラシ10の走行状態を示してい
る。
【0039】上記実施例は、右スイッチ42、左スイッ
チ43及び停止スイッチ41の操作により左右に走行さ
せるものであるが、図4(b)に示すように、ハンドル
7に操作片46a、マイクロスイッチ46b及び操作片
46aを付勢するばね46cからなる握りスイッチ46
を設け、このスイッチの信号をコントローラ35に入力
することより、左右の走行を行わせることもできる。即
ち、このスイッチ46を握ることによりマイクロスイッ
チ46bがオンとなり、床ブラシが走行する。スイッチ
46を握る力を弱めるとオフとなり、モータ23が停止
し、床ブラシ10も停止する。次に、スイッチ46を握
ると逆方向にモータ23が回転し、床ブラシ10も逆方
向に走行する。スイッチ46を握る力を弱めると床ブラ
シ10が停止する。このように、スイッチ46のON/
OFFの動作とモータ23の回転方向をコントローラ3
5のメモリ35bにあらかじめ記憶させておくことによ
り、入力回路35cに与える信号が少なくてもモータ2
3の方向切換及び停止の制御が可能となる。
【0040】実施例2.図6は本発明の実施例2におけ
る走行車輪駆動用モータの制御装置を示すブロック図、
図7は手元コントロールパネルの第2の例を示す平面図
である。図において、47は走行距離設定器で、手元コ
ントロールパネル8に設けられている。また、手元コン
トロールパネル8には図7(a)に示すように距離の他
に速度又は周期を設定することもできるように、速度設
定器48及び周期設定器49が設けられている。これら
の設定器は、例えば可変抵抗器を用い電圧を変化させる
ことにより設定値を変えることがきる。なお、コントロ
ーラ35へはA/D変換して取り込まれる。
【0041】次に、動作について説明する。走行距離設
定器47のつまみを動かして左右に走行する走行距離を
希望の値に設定した後、入切スイッチ50の「入」を押
すとモータ23が回転して床ブラシ10が走行する。こ
のとき、床ブラシ10の実際の走行距離が距離センサ5
2により検出され、設定値と検出値とで演算することに
より両者が一致するとコントローラ35から逆方向のド
ライバ回路に、つまり、現在右ドライブ回路36へ信号
が出力されていれば、次は左ドライブ回路37へ信号が
出力され、床ブラシ10の走行方向が逆転する。これを
繰り返すことにより設定された距離だけ左右に、床ブラ
シ10が走行する。
【0042】なお、距離センサ52は、図2又は図10
に示すように多数のスリットにより区切された多数の遮
光板が周端に設けられた遮光円板52aと、前記遮光板
を挾んで配置された発光素子52b及び受光素子52c
からなる周知のものを使うことができる。遮光円板52
aは走行車輪20c,20dが取付けられた走行駆動軸
21に固定され、走行車輪20c,20dと共に回転す
る。走行距離などの設定は、図7(b)に示すように、
手元コントロールパネル8にスイッチ群51を設けてス
テップ状に(図示のものは3ステップ)設定してもよ
い。
【0043】実施例3.図8は本発明の実施例3におけ
る走行車輪駆動用モータの制御装置を示すブロック図、
図9は手元コントロールパネルの第4例を示す平面図、
図10は実施例3における床ブラシの上カバーを外した
状態を示す平面図である。図において、55はテイーチ
ングスイッチで、入切スイッチ50を押して電源を入れ
た後、このスイッチ55を押すことにより掃除機はテイ
ーチングモードとなる。このときソレノイドからなるク
ラッチ機構58の可動素子59が、モータ23の回転力
を伝達する歯車24と歯車25との噛合いを切離し、テ
イーチングのために床ブラシ10を手で動かすのに支障
がないようになる。35eはメモリ35内に設けたテイ
ーチングデータ記憶用の領域である。
【0044】次に、動作を説明する。先ず、掃除機をテ
イーチングモードにした後、床ブラシ10を実際に動か
して走行距離センサ52が検出する走行距離をテイーチ
ングデータ記憶用領域35eに記憶される。テイーチン
グが終ったならば、掃除をスタートさせる指示をスター
トスイッチ56により、入力することにより、コントロ
ーラ35は記憶されたデータを読み出して、そのデータ
に基づいて、実施例2と同様に左右へ床ブラシ10を走
行させる制御を行なう。なお、テイーチングは、走行速
度センサを用いて走行速度をテイーチングすることもで
きるし、時間カウンタを用いて左右へ走行する周期をテ
イーチングして記憶させても同様に実施できる。また、
これらの組合わせでもよい。
【0045】実施例4.図11は本発明の実施例4にお
ける走行車輪駆動用モータの制御装置を示すブロック
図、図12は位相制御を説明する説明図、図13は速度
設定例を説明する説明図である。図において、48はブ
ラシ走行速度設定器で、図7(a)に示すように、手元
コントロールパネル8に設けられており、つまみを動か
すことにより任意の値に連続的に設定できる。図7
(b)はステップ状に設定するもので、スイッチ群51
により設定する。61はゼロクロス検出器で、掃除機の
電源である商用電源のゼロクロス点を検出してゼロクロ
ス信号を出力する検出器である。
【0046】次に、動作を説明する。コントローラ35
は、入力回路を介して走行速度設定器48の設定値を取
り込むと共にゼロクロス信号を取り込み、図12に示す
ようにゼロクロス信号を基準にして、高速、中速、低速
に応じたタイミングパルスを出力回路35dを介して出
力する。モータ電源34aは、このタイミングパルスよ
りSCRを位相制御して、商用電源を全波整流すること
により、高速、中速、低速に対応した平均電圧の直流を
出力する。この直流電圧はモータ23に供給され、モー
タ23は直流電圧に応じた速度で回転し、速度コントロ
ールができる。
【0047】図13は速度設定のパターンの一例を示
し、左に走行する1ストロークと右に走行する1ストロ
ークについて、速度を一定で走行させる場合と、1スト
ロークにおける中央部分を最も速い速度とする場合を示
している。速度一定のパターンより、速度を変化させて
山形のパターンにした方が、人間が手で物を持ってある
所迄運ぶ動作のパターンに似ているので、自然の動きが
得られる。変化させる場合は、速度変化のパターンをコ
ントローラ35のメモリ35bに記憶させておき、コン
トローラ35は、走行距離センサ52で検出された距離
に応じた速度をメモリ35bから読み出して、その速度
に応じたタイミングパルスを出力する。モータ電源34
aは前記タイミングパルスに従って直流電圧を出力し、
モータ23に供給する。なお、高速、中速、低速に対応
した直流電圧を得る手段としては、パルス幅変調であっ
てもよい。また、床ブラシの走行速度の設定は、テイー
チングによってもよい。また、左右の走行距離の設定と
モータの回転方向の切換の制御は実施例1〜3と同様に
行なわれる。
【0048】実施例5.この実施例は床ブラシをジグザ
グに走行させるものである。図14は本発明の実施例5
における床ブラシの上カバーを外した状態の平面図、図
15は実施例5における走行車輪駆動用モータの制御装
置を示すブロック図、図16は二つのモータの動作のタ
イミングを説明する説明図である。図において、23a
は走行車輪20cを駆動するモータ、23bは走行車輪
20dを駆動するモータである。このモータ23a,2
3bは走行車輪20c,20dを夫々独立して駆動する
ようにしたものである。この実施例5はモータ23a,
23bを別々に制御することにより床ブラシ10にジグ
ザグ運動させることができるので、床ブラシ10を左右
だけでなく前進後退させることができるものである。な
お、説明の都合上前進、後退、左右の方向は図14に示
すように決めておくものとする。左右は、床ブラシを操
作する人の前後に歩く姿勢に対して左右である。33a
はモータ23aの方向切換回路、36aはモータ23a
の右ドライブ回路、37bはモータ23aの左ドライブ
回路、33bはモータ23bの方向切換回路、36bは
モータ23bの右ドライブ回路、37bはモータ23b
の左ドライブ回路である。63は前/後進/停止指令手
段で、手元コントロールパネル8に設けたキースイッチ
である。64は前/後進スピード指令手段で、前/後進
のスピードを予め設定するもので、同じくキースイッチ
である。
【0049】次に、床ブラシ10をジグザグ運動させる
ためのモータ23aと23bの動作のタイミングについ
て、図16により説明する。(a)は前進の場合、
(b)は後進の場合である。(a)において、床ブラシ
10を走行させるとき、モータ23bは直ちに駆動され
るが、モータ23aはあるデイレイタイムTdをおいた
後駆動されるようになっている。従って、デイレイタイ
ムTdの間は走行車輪20cは回転せず、走行車輪20
dのみ回転するから、図17に示すように、床ブラシ1
0の後側が動き、床ブラシ10の位置が一点鎖線Aで示
すように傾く。その後は、走行車輪20c,20dが共
に回転するので、床ブラシ10は傾いた状態で右方向へ
走行する。所定の距離走行した後、モータ23a,23
bの回転方向を切換えて左方向へ走行する。このとき、
その始端で、デイレイタイムTdを持たせてモータ23
aを回転させることにより床ブラシ10はBの状態に傾
いて走行する。このようにしてシグザグ走行が可能とな
り、床ブラシ10は左右へ走行しながら1ピッチP(図
19参照)ずつ前進する。図16(b)はモータ23b
にデイレイタイムを持たせた場合で、床ブラシ10は後
進する。
【0050】次に、図18に示すフローチャートを用い
て制御装置の動作を説明する。前/後進検出手段は前/
後進/停止指令手段63からの指令を検出する(ステッ
プS1)。次に、デイレイタイム演算手段は前/後進ス
ピード指令手段64の設定値に基づきデイレイタイムT
dを演算する(ステップS2)。即ち、前/後進スピー
ドは、方向を切換える始端での床ブラシの傾きが大きい
程早くなる。この傾きの大きさはデイレイタイムTdに
よって決まるので、前/後進スピードの設定値に応じて
一方のモータの回転を遅らせるデイレイタイムTdを演
算する。次に、駆動制御手段は、床ブラシ10を右方向
へ走行させるか、右方向へ走行するかに応じ、モータ2
3a及び23bの対応するドライブ回路を介し、かつデ
イレイタイムTdが必要なモータへはそのデイレイタイ
ムが経過した後、夫々のモータの方向切換回路へ信号を
出力する(ステップS3)。方向切換回路33a,33
bは入力された信号に基づいてモータ23a,23bの
回転方向を切換える(ステップS4)。以上のようにし
て、床ブラシ10のジグザグ走行が得られる。なお、図
17では、床ブラシの走行を直線で示しているが、実際
に掃除するときは、掃除をする人がハンドルを手で持っ
ているので、図19に示すようにハンドルの位置を中心
とした円弧状の運動になる。
【0051】なお、前/後進検出手段、デイレイタイム
演算手段、駆動制御手段は、コントローラ35のメモリ
35bに予め格納されたプログラムによって構成されて
いる。
【0052】実施例6.この実施例6は、床ブラシを左
右に走行駆動するモータの他に、前進後進を行なわせる
モータを別に設けて、両モータを同時に駆動することに
よりジグザグ走行を行なわせるものである。図20は本
発明の実施例6における床ブラシの上カバーを外した状
態の平面図、図21は実施例6における走行車輪駆動用
モータの制御装置を示すブロック図、図22は制御装置
の動作を示すフローチャートである。
【0053】図において、11aは床ブラシ10の本体
11の前部を延長して設けられた室である。この室11
a内には、走行車輪20a,20b,20c,20dと
直交して正逆回転する前後方向走行車輪68と、走行車
輪68を駆動する走行車輪駆動モータ69とからなる前
後方向走行機構が設けられている。33aはモータ23
の方向切換回路、36aはモータ23の右ドライブ回
路、37aはモータ23の左ドライブ回路、33bはモ
ータ69の方向切換回路、36bはモータ69の前進ド
ライブ回路、37bはモータ69の後進ドライブ回路で
ある。
【0054】次に、図22に示すフローチャートを用い
て制御装置の動作を説明する。前/後進検出手段は前/
後進/停止指令手段63からの指令を検出する(ステッ
プS11)。次に、前/後進回転数演算手段は前/後進
スピード指令手段64の設定値に基づきモータ69の回
転数を演算する(ステップS12)。駆動制御手段は、
床ブラシ10を前進させるか、後進させるかに応じて、
モータ69の対応するドライブの回路36b又は37b
を介して方向切換回路33bへ信号を出力すると共に演
算された回転数に応じた位相制御用タイミングパルスを
モータ電源34bへ出力する(ステップS14a,S1
4b)。モータ電源34bは、実施例4と同様に、タイ
ミングパルスに応じた直流出力をモータ69へ供給す
る。以上のようにして、モータ69の回転が制御され、
前後方向走行車輪が駆動される。左右方向の走行制御に
ついて、実施例2(走行速度を可変とする場合は実施例
4)と同様に制御を行なう。そして、上記前後方向走行
車輪の駆動と、左右方向の走行車輪20c,20dの駆
動とを同時に行なうことにより、床ブラシ10をジグザ
グ状に前進又は後進させることができる。
【0055】実施例7.この実施例7の床ブラシ10に
障害物検出器を設けたものである。図23は実施例7に
おける床ブラシの平面図、図24は実施例7における走
行車輪駆動用モータの制御装置を示すブロック図、図2
5は制御装置の動作を示すブロック図である。図におい
て、71は障害物検出センサで、感圧センサ、超音波セ
ンサ又は光センサ等を用いる。図23(a)センサとし
て感圧センサ(面状スイッチ)71aを床ブラシの全周
に設けたものであり、同図(b)はセンサとして超音波
センサ71b(又は光センサ)を設けたものを示してい
る。障害物検出センサ71の検出信号は入力回路35c
を介してコントローラ35へ取り込まれる。なお、障害
物としては、部屋の壁面、家具等である。
【0056】次に、動作を図25により説明する。コン
トローラ35は障害物検出手段によって、例えば壁面に
近づいたかどうかを床ブラシの走行中常に検出しており
(ステップS21,S22)、壁面でなければ床ブラシ
10の走行制御を続ける。壁面を検出したならば、走行
速度を遅くしたのち壁面の手前で停止し、方向切換え回
路33へ信号を出力する(ステップS23)。方向切換
回路33は、現在右方向へ走行しているのであれば、左
方向へ走行するようモータ23の回転方向を反転する
(ステップS24,S25)。その後ステップS21へ
戻り同様の動作を続ける。以上のように、壁面に接触す
る手前で方向切換えが行なえるので、壁面や家具等をい
ためることなく掃除することができる。
【0057】なお、センサが感圧センサの場合は、実際
に障害物に当たってから、信号が出力されるので、ステ
ップS23は省略される。また、障害物検出センサの検
出感度を調整する感度調整手段を設けることにより、感
圧センサの場合は、一寸当たっただけで作用するように
することができ、超音波センサの場合は、壁面に極近づ
いてから反転させたり、一寸遠くで反転させたりするこ
とができる。従って、家具等の保護機能を一層向上させ
ることができる。また、家具や壁面のきわ迄で掃除でき
る。さらに障害物検出方法として、モータ23の電流値
変化をCT等によって検出する事も可能である。すなわ
ち壁面に当たった後、モータ23を回転し続けると、モ
ータ23を流れる電流が増えるため、決められた電流し
きい値によって回転方向を反転、あるいは停止する指令
を出すことで同様の効果が得られる。
【0058】実施例8.実施例8は障害物検出センサ7
1を床ブラシ10の前部と後部に設けたものである。図
26は実施例5の走行車輪20c,20dを独立して駆
動するものに、感圧センサを床ブラシ10の前部と後部
に分けて設けたものを示し、この例は前部センサ71c
が壁面72を検出したとき、モータ23aの駆動は停止
するが、モータ23bの駆動は続け、後部センサ71d
が壁面72を検出したとき、即ち前部センサ71c及び
後部センサ71dの両方のセンサが信号を出力したと
き、モータ23a,23bを反転させるものである。こ
のようにすることにより、壁面72のきわにごみを残す
ことなく掃除することができる。また前記実施例でも述
べたように、感圧センサのかわりに、各々のモータ23
の電流を検出してもよい。
【0059】なお、この実施例では、回動管12の回動
範囲を大き目にしておくものとする。また、走行車輪2
0c,20dを独立して駆動するものでない場合は、次
のようにすればよい。即ち、前部センサ21cが壁面を
検出しても、そのまま、駆動を続ければ、床ブラシは強
制的に壁面に接する迄走行するから、71c,71dの
両方のセンサが信号を出力したとき、モータ23a,2
3bを反転させることにより同様の効果が得られる。
【0060】実施例9.実施例9は走行車輪20c,2
0dを独立して駆動するものにおいて、左右モード、前
後モード及び旋回モードが選択できるようにしたもので
ある。図27はモードを説明する説明図で(a)に示す
左右モードは、実施例8迄のものと同様に床ブラシ10
を左右に走行させるものである。同図(b)は前後モー
ドを示し、床ブラシを左右モードの状態から90°回転
させて往復運動させるモードである。なお、この場合床
ブラシ本体11と回動管12とは少なくとも90°回動
自在にしておく。同図(c)は旋回モードを示し、床ブ
ラシ本体11と回動管12とを回転自在とし、床ブラシ
を旋回させるモードである。これらのモードは、手元コ
ントロールパネル8に設けたキースイッチ等の入力によ
り設定する。
【0061】図28は実施例9の動作を示すフローチャ
ートである。動作モード判定手段は、手元コントロール
パネル8からの入力信号がモード切換信号か否かを判断
する(ステップS31)。次に、モード切換信号であれ
ば、現在のモードがどのモードであるかを判断する(ス
テップS32)。左右モードであれば、モータ23aを
右回転し、モータ23bを左回転させる(ステップS
3)。モータ23a,23bを逆回転させることにより
床ブラシ10は回動管12の接続部を中心にして回転す
る。モード切換終了か否かを、センサからの信号により
判断し、終了したならば、ステップS31へ戻る。ステ
ップS32で、今のモードが前後モードならば、ステッ
プS34でモータ23aを左回転させ、モータ23bを
右回転させ、ステップS35でモード切換終了か否かを
判断する。モード切換終了センサとしては、例えば回動
管12の接続部にリミットスイッチを設け、このリミッ
トスイッチを蹴る係合子を回動管12に設けることによ
り検知することができる。前後モードにすれば、従来の
掃除機と同様に、床ブラシを前後に動かして掃除するこ
とができる。旋回モードの場合は、モード切換終了信号
を無視して、モータ23aとモータ23bとの逆方向の
回転を継続させることにより、床ブラシ10を旋回させ
ることができる。この旋回モードにより、よごれのひど
い部分等を丹念に掃除することができる。
【0062】以上本発明の要部をなす吸込口体10の各
種の実施例について説明したが、本発明はこれに限定す
るものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲で適宜
変更することができる。なお、上述の各実施例では吸込
口体に回転ブラシを設けた例を示したが、回転ブラシは
本発明に必須のものではなく、省略してもよい。
【0063】また、上記の各実施例では、電動送風機、
コードリール等を内蔵した掃除機本体と、これにホース
及び接続管を介して連結された吸込口体とによって構成
された電気掃除機について説明したが、電動送風機、集
塵室等を内蔵した掃除機本体とコードリールを分離した
電気掃除機、あるいは一般にアップライト形と呼ばれる
電気掃除機にも本発明を実施することができる。
【0064】
【発明の効果】この発明の第1発明は以上説明したとお
り、取手を握る人の前後に歩く姿に対して吸込口体を左
右方向に走行させるための走行車輪及びこの走行車輪を
駆動する正逆回転可能なモータとからなる走行手段を吸
込口体に設けると共に、走行手段を制御する制御装置を
設けたから、掃除をする人は前傾姿勢をとらず、また腕
を前後に振ることもなく、取手を支えているだけで吸込
口体が左右に走行してちりやほこりを吸引するので、掃
除に際して疲労のない電気掃除機が得られる。
【0065】第2発明は以上説明したとおり、一対の走
行車輪を駆動する1台のモータを有する走行手段を設け
ると共に、制御装置にモータの回転を制御する制御手段
を設けたから、第1発明の効果を1台のモータで達成す
ることができる。
【0066】第3〜第5発明は以上説明したとおり、一
対の走行車輪を別々に独立して駆動するモータを有する
走行手段を設けると共に、制御装置に前記モータの回転
を別々に制御する制御手段を設け、あいるは吸込口体
に、前後方向走行車輪及びこの前後方向走行車輪を駆動
する正逆回転可能なモータとからなる前後方向走行手段
を設け、あるいは吸込口体が、左右方向にかつ前進ある
いは後進のジクザグ走行をするようにモータを制御する
手段を設けたから、簡単な制御で吸込口体をジグザグ状
に前進後進させることがでる。
【0067】第6発明は以上説明したとおり、制御装置
に、操作部からの指示によりモータの回転方向を切換え
る制御手段を設けたから、左右方向の走行を操作部から
指示により行なうことができる。
【0068】第7発明は以上説明したとおり制御装置
に、操作部により吸込口体が左右に走行する距離を予め
設定し、吸込口体が前記距離だけ走行する毎にモータの
回転方向を切換える制御手段を設けたから、設定された
距離に基づき自動運転ができる。
【0069】第8発明は以上説明したとおり、制御装置
に、操作部により吸込口体が左右に走行する周期を予め
設定し、該周期により前記モータの回転方向を切換える
制御手段を設けたから、設定された周期に基づき自動運
転ができる。
【0070】第9発明は以上説明したとおり、制御装置
に吸込口体のテイーチングによりデータを記憶させ、記
憶させたデータに基づいて前記モータの回転を切換える
制御手段を設けたから、一度テイーチングすれば、何回
でも同じ掃除動作が可能となる。
【0071】第10発明は以上説明したとおり、制御装
置に、吸込口体が左右に走行する速度を可変する制御手
段を設けたから、左右の走行動作を人間の自然の動作に
近づけることができる。
【0072】第11〜第13発明は以上説明したとお
り、吸込口体に、障害物検出器を設け、あるいは障害物
検出器を吸込口体の前部と後部に設け、あるいは障害物
検出器の検出感度を調整する感度調整手段を設けたか
ら、家具等を保護することができる。また、壁面などの
きわ迄掃除ができ、掃除のしのこりを防止できる。
【0073】第14発明は以上説明したとおり、取手に
対する吸込口体の位置をほぼ90°回動可能又は吸込口
体を旋回可能に構成したから、従来どおりの吸込口体を
前後方向に走行させる掃除も可能である。また、吸込口
体を旋回させれば、よごれのひどい所を丹念に掃除でき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明実施例の全体構成を示す斜視図である。
【図2】本発明実施例の吸込口体の上カバーを外した状
態を示す平面図である。
【図3】本発明の実施例1における走行車輪駆動用モー
タの制御装置を示すブロック図である。
【図4】手元コントロールパネルの第1例及び握りスイ
ッチの平面図及び側面図である。
【図5】床ブラシの走行状態を説明する説明図である。
【図6】本発明の実施例2における走行車輪駆動用モー
タの制御装置を示すブロック図である。
【図7】手元コントロールパネルの第2例及び第3例の
平面図である。
【図8】本発明の実施例3における走行車輪駆動用モー
タの制御装置を示すブロック図である。
【図9】手元コントロールパネルの第4例を示す平面図
である。
【図10】本発明の実施例3における床ブラシの平面図
である。
【図11】本発明の実施例4における走行車輪駆動用モ
ータの制御装置を示すブロック図である。
【図12】位相制御を説明する説明図である。
【図13】速度設定例を説明する説明図である。
【図14】本発明の実施例5における床ブラシの平面図
である。
【図15】本発明の実施例5における走行車輪駆動用モ
ータの制御装置を示すブロック図である。
【図16】二つのモータの動作のタイミングを説明する
説明図である。
【図17】床ブラシの走行経路を説明する説明図であ
る。
【図18】制御装置の動作を説明するフローチャートで
ある。
【図19】床ブラシがジグザグ走行する状態を説明する
説明図である。
【図20】本発明の実施例6における床ブラシの平面図
である。
【図21】本発明の実施例6における走行車輪駆動用モ
ータの制御装置を示すブロック図である。
【図22】図21の制御装置の動作を示すフローチャー
トである。
【図23】本発明の実施例7における床ブラシの平面図
である。
【図24】本発明の実施例7における走行車輪駆動用モ
ータの制御装置を示すブロック図である。
【図25】図24の制御装置の動作を示すフローチャー
トである。
【図26】障害物センサを前後に設けた床ブラシの平面
図である。
【図27】モードを説明する説明図である。
【図28】本発明の実施例9の動作を示すフローチャー
トである。
【符号の説明】
1 掃除機本体 4 ホース 6 握り管 8 手元コントロールパネル 9 パイプ 10 吸込口体 11 床ブラシ本体 12 回動管 20a,20b,20c,20d 走行車輪 23,23a,23b,69 走行車輪駆動モータ 33 方向切換回路 35 コントローラ 36 右ドライブ回路 37 左ドライブ回路 41 停止スイッチ 42 右スイッチ 43 左スイッチ 47 走行距離設定器 48 走行速度設定器 49 周期設定器 51 スイッチ群 52 走行距離センサ 53 走行速度センサ 55 テイーチングスイッチ 63 前/後進/停止指令手段 64 前/後進スピード指令手段 67 前後方向走行機構 68 前後方向走行車輪 71 障害物感知センサ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 長田 正史 鎌倉市大船二丁目14番40号 三菱電機株 式会社 生活システム研究所内 (72)発明者 大塚 洋俟 鎌倉市大船二丁目14番40号 三菱電機株 式会社 生活システム研究所内 (72)発明者 吉田 義雄 鎌倉市大船二丁目14番40号 三菱電機株 式会社 生活システム研究所内 (72)発明者 久木野 政次 鎌倉市大船二丁目14番40号 三菱電機株 式会社 生活システム研究所内 (56)参考文献 実開 平2−126544(JP,U) 実開 昭58−138554(JP,U)

Claims (14)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも電動送風機及びこの電動送風
    機に連通する集塵室が内部に設けられた掃除機本体と、
    この掃除機本体に接続され、床面に接して床面上のち
    り、ほこり等を吸込む吸込口体とを備えた電気掃除機に
    おいて、 取手を握る人の前後に歩く姿勢に対して前記吸込口体を
    左右方向に走行させるための走行車輪及びこの走行車輪
    を駆動する正逆回転可能なモータとからなる走行手段を
    前記吸込口体に設けると共に、 前記走行手段を制御する制御装置を設けたことを特徴と
    する電気掃除機。
  2. 【請求項2】 一対の走行車輪を駆動する1台のモータ
    を有する走行手段を設けると共に、制御装置に前記モー
    タの回転を制御する制御手段を設けたことを特徴とする
    請求項1記載の電気掃除機。
  3. 【請求項3】 一対の走行車輪を別々に独立して駆動す
    るモータを有する走行手段を設けると共に、制御装置に
    前記モータの回転を別々に制御する制御手段を設けたこ
    とを特徴とする請求項1記載の電気掃除機。
  4. 【請求項4】 吸込口体に、前後方向走行車輪及びこの
    前後方向走行車輪を駆動する正逆回転可能なモータとか
    らなる前後方向走行手段を設けたことを特徴とする請求
    項1記載の電気掃除機。
  5. 【請求項5】 吸込口体が、左右方向にかつ前進あるい
    は後進のジグザグ走行をするようにモータを制御する制
    御手段を設けたことを特徴とする請求項3又は4記載の
    電気掃除機。
  6. 【請求項6】 制御装置に、操作部からの指示によりモ
    ータの回転方向を切換える制御手段を設けたことを特徴
    とする請求項1〜4又は5記載の電気掃除機。
  7. 【請求項7】 制御装置に、操作部により吸込口体が左
    右に走行する距離を予め設定し、吸込口体が前記距離だ
    け走行する毎に前記モータの回転方向を切換える制御手
    段を設けたことを特徴とする請求項1〜4又は5記載の
    電気掃除機。
  8. 【請求項8】 制御装置に、操作部により吸込口体が左
    右に走行する周期を予め設定し、該周期により前記モー
    タの回転方向を切換える制御手段を設けたことを特徴と
    する請求項1〜4又は5記載の電気掃除機。
  9. 【請求項9】 制御装置に、吸込口体のテイーチングに
    よりデータを記憶させ、記憶させたデータに基づいて前
    記モータの回転方向を切換える制御手段を設けたことを
    特徴とする請求項1〜4又は5記載の電気掃除機。
  10. 【請求項10】 制御装置に、吸込口体が左右に走行す
    る速度を可変とする制御手段を設けたことを特徴とする
    請求項1〜8又は9に記載の電気掃除機。
  11. 【請求項11】 吸込口体に、障害物検出器を設けたこ
    とを特徴とする請求項1〜9又は10記載の電気掃除
    機。
  12. 【請求項12】 障害物検出器を吸込口体の前部と後部
    に設けたことを特徴とする請求項11記載の電気掃除
    機。
  13. 【請求項13】 障害物検出器の検出感度を調整する感
    度調整手段を設けたことを特徴とする請求項11又は1
    2記載の電気掃除機。
  14. 【請求項14】 取手に対する吸込口体の位置をほぼ9
    0°回動可能又は吸込口体を旋回可能に構成したことを
    特徴とする請求項1〜12又は13記載の電気掃除機。
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