JPH09223434A - トリガースイッチ - Google Patents
トリガースイッチInfo
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- JPH09223434A JPH09223434A JP8030595A JP3059596A JPH09223434A JP H09223434 A JPH09223434 A JP H09223434A JP 8030595 A JP8030595 A JP 8030595A JP 3059596 A JP3059596 A JP 3059596A JP H09223434 A JPH09223434 A JP H09223434A
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- Rotary Switch, Piano Key Switch, And Lever Switch (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】電動工具などに用いられるトリガースイッチに
おいて、電源のオンオフ等にによる絶縁劣化をなくして
接点摩耗を低減して信頼性を高める。 【解決手段】操作レバーの引き込み操作に応じてに左右
方向へ往復移動する移動体1に、接圧バネ4を介して可
動接点を構成する可動片3を装着し、この可動片3の移
動方向の両側に、固定接点9およびバネ接点11をそれ
ぞれ配設し、操作レバーを操作したときには、可動片3
の一端3aが固定接点9に当接して電源をオンし、復帰
時には、可動片3の他端3bがバネ接点11に当接して
モータに制動をかけるように構成し、従来例のような摺
動による接点の接触・離間に代えて、可動片3と、固定
接点9またはバネ接点11とが打ち当たる、いわゆるバ
ッティングによる接点の当接あるいは離間を行ってい
る。
おいて、電源のオンオフ等にによる絶縁劣化をなくして
接点摩耗を低減して信頼性を高める。 【解決手段】操作レバーの引き込み操作に応じてに左右
方向へ往復移動する移動体1に、接圧バネ4を介して可
動接点を構成する可動片3を装着し、この可動片3の移
動方向の両側に、固定接点9およびバネ接点11をそれ
ぞれ配設し、操作レバーを操作したときには、可動片3
の一端3aが固定接点9に当接して電源をオンし、復帰
時には、可動片3の他端3bがバネ接点11に当接して
モータに制動をかけるように構成し、従来例のような摺
動による接点の接触・離間に代えて、可動片3と、固定
接点9またはバネ接点11とが打ち当たる、いわゆるバ
ッティングによる接点の当接あるいは離間を行ってい
る。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電気ドリルや電気
ドライバのような電動工具などの正逆転切り換えや回転
速度切り換えなどに好適なトリガースイッチに関する。
ドライバのような電動工具などの正逆転切り換えや回転
速度切り換えなどに好適なトリガースイッチに関する。
【0002】
【従来の技術】図19は、電動工具、例えば電気ドリル
に用いられる従来例のトリガースイッチの要部の回路構
成を示す図であり、図20は、図19に対応するスイッ
チ部の要部の断面図である。
に用いられる従来例のトリガースイッチの要部の回路構
成を示す図であり、図20は、図19に対応するスイッ
チ部の要部の断面図である。
【0003】トリガースイッチは、モータの正逆転を切
り換える図示しない切換レバーを備えており、この切換
レバーで正転あるいは逆転を選択することにより、一対
のスライダ301,302の一方301(302)が動作可
能状態となり、ドリル刃を回転駆動するために操作され
る図示しない操作レバー(トリガー)を手指で引き込み
操作することにより、前記一方のスライダ301(3
02)が、矢符Aあるいは矢符B方向に摺動するように
構成されている。
り換える図示しない切換レバーを備えており、この切換
レバーで正転あるいは逆転を選択することにより、一対
のスライダ301,302の一方301(302)が動作可
能状態となり、ドリル刃を回転駆動するために操作され
る図示しない操作レバー(トリガー)を手指で引き込み
操作することにより、前記一方のスライダ301(3
02)が、矢符Aあるいは矢符B方向に摺動するように
構成されている。
【0004】各スライダ301,302の下面には、それ
ぞれ摺動接点311,312が装備されており、スライダ
301,302の摺動に応じて、スイッチケース32の底
面に配設されたインサート端子の各接点33〜37に接
触・離間するように構成されている。インサート端子の
接点33,37は、図示しない直流電源の正極38に接
続されており、接点34,36は、直流モータ39の両
端にそれぞれ接続されており、接点35は、直流モータ
39の回転速度制御用のFET40とダイオード41と
の接続部に接続されている。また、FET40のソース
・ドレイン間には、短絡接点42が接続されており、こ
の短絡接点42の一端側は、直流電源の負極43に接続
されている。操作レバーの引き込み量が最大になったと
きには、短絡接点42がオンして直流モータ39と直流
電源とが短絡接続されて直流モータ39が全速で回転す
るように構成されている。
ぞれ摺動接点311,312が装備されており、スライダ
301,302の摺動に応じて、スイッチケース32の底
面に配設されたインサート端子の各接点33〜37に接
触・離間するように構成されている。インサート端子の
接点33,37は、図示しない直流電源の正極38に接
続されており、接点34,36は、直流モータ39の両
端にそれぞれ接続されており、接点35は、直流モータ
39の回転速度制御用のFET40とダイオード41と
の接続部に接続されている。また、FET40のソース
・ドレイン間には、短絡接点42が接続されており、こ
の短絡接点42の一端側は、直流電源の負極43に接続
されている。操作レバーの引き込み量が最大になったと
きには、短絡接点42がオンして直流モータ39と直流
電源とが短絡接続されて直流モータ39が全速で回転す
るように構成されている。
【0005】以上の構成を有する従来例のトリガースイ
ッチの動作について説明する。
ッチの動作について説明する。
【0006】先ず、図示しない操作レバーが手指で引き
込み操作されていない、いわゆるフリーポジションで
は、図19の実線および図20に示される状態にあり、
一対のスライダ301,302の摺動接点311,312お
よびインサート端子の各接点34,35,36を介して
直流モータ39の両端が短絡された状態にある。
込み操作されていない、いわゆるフリーポジションで
は、図19の実線および図20に示される状態にあり、
一対のスライダ301,302の摺動接点311,312お
よびインサート端子の各接点34,35,36を介して
直流モータ39の両端が短絡された状態にある。
【0007】今、正逆転を切り換える図示しない切換レ
バーによって、例えば、正転が選択されて一方のスライ
ダ301が動作可能状態にあるとし、この状態におい
て、操作レバーを引き込み操作すると、前記一方のスラ
イダ301が、矢符A方向に摺動し、図19の破線で示
されるように、該スライダ301の摺動接点311を介し
てインサート端子の接点33,34が接続されて電源が
オンして直流モータ39が正転を開始し、操作レバーの
引き込み量に応じた回転速度で直流モータ39が回転
し、さらに、操作レバーの引き込み量が最大になると、
短絡接点42がオンして直流モータ39と直流電源とが
短絡接続されて直流モータ39が全速で回転する。
バーによって、例えば、正転が選択されて一方のスライ
ダ301が動作可能状態にあるとし、この状態におい
て、操作レバーを引き込み操作すると、前記一方のスラ
イダ301が、矢符A方向に摺動し、図19の破線で示
されるように、該スライダ301の摺動接点311を介し
てインサート端子の接点33,34が接続されて電源が
オンして直流モータ39が正転を開始し、操作レバーの
引き込み量に応じた回転速度で直流モータ39が回転
し、さらに、操作レバーの引き込み量が最大になると、
短絡接点42がオンして直流モータ39と直流電源とが
短絡接続されて直流モータ39が全速で回転する。
【0008】一方、操作レバーの引き込みを解除する
と、図示しない付勢手段によって前記一方のスライダ3
01が、矢符A方向とは逆方向、すなわち、矢符B方向
に復帰摺動し、図19の実線で示されるように、該スラ
イダ301の摺動接点311を介してインサート端子の接
点34,35が接続されて電源がオフするとともに、直
流モータ39の両端を短絡して直流モータ39に制動を
かけるものである。
と、図示しない付勢手段によって前記一方のスライダ3
01が、矢符A方向とは逆方向、すなわち、矢符B方向
に復帰摺動し、図19の実線で示されるように、該スラ
イダ301の摺動接点311を介してインサート端子の接
点34,35が接続されて電源がオフするとともに、直
流モータ39の両端を短絡して直流モータ39に制動を
かけるものである。
【0009】なお、正逆転を切り換える切換レバーによ
って、逆転が選択されたときには、他方のスライダ30
2が動作可能状態となり、正転の場合の一方のスライダ
301と同様に矢符B方向に摺動してインサート端子の接
点36,37を図19の破線で示されるように接続して
直流モータ39を逆転させるものである。
って、逆転が選択されたときには、他方のスライダ30
2が動作可能状態となり、正転の場合の一方のスライダ
301と同様に矢符B方向に摺動してインサート端子の接
点36,37を図19の破線で示されるように接続して
直流モータ39を逆転させるものである。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】ところが、このような
従来例のトリガースイッチでは、スライダの摺動によっ
て電源のオンオフを行うとともに、直流モータの制動を
行う構成であるので、インサート端子間の樹脂材料が絶
縁劣化し、それに伴って接点の摩耗が生じるといった難
点がある。
従来例のトリガースイッチでは、スライダの摺動によっ
て電源のオンオフを行うとともに、直流モータの制動を
行う構成であるので、インサート端子間の樹脂材料が絶
縁劣化し、それに伴って接点の摩耗が生じるといった難
点がある。
【0011】本発明は、上述の点に鑑みて為されたもの
であって、電源のオンオフ等に伴う絶縁劣化をなくして
接点摩耗を低減して信頼性を高めたトリガースイッチを
提供することを目的とする。
であって、電源のオンオフ等に伴う絶縁劣化をなくして
接点摩耗を低減して信頼性を高めたトリガースイッチを
提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明では、上述の目的
を達成するために、次のように構成している。
を達成するために、次のように構成している。
【0013】すなわち、本発明のトリガースイッチは、
操作レバーの操作に応じてスイッチケース内を往復移動
する移動体と、該移動体に装備された可動接点と、前記
可動接点に打ち当たるように前記移動体の移動方向に交
差するように配設され、かつ前記移動体の往復移動に応
じて前記可動接点に当接・離間してモータへの電源をオ
ンオフする固定接点と、前記可動接点に打ち当たるよう
に前記移動体の移動方向に交差するように配設され、か
つ前記移動体の往復移動に応じて前記可動接点に当接・
離間して前記モータの両端を短絡・開放する制動接点と
を備えている。
操作レバーの操作に応じてスイッチケース内を往復移動
する移動体と、該移動体に装備された可動接点と、前記
可動接点に打ち当たるように前記移動体の移動方向に交
差するように配設され、かつ前記移動体の往復移動に応
じて前記可動接点に当接・離間してモータへの電源をオ
ンオフする固定接点と、前記可動接点に打ち当たるよう
に前記移動体の移動方向に交差するように配設され、か
つ前記移動体の往復移動に応じて前記可動接点に当接・
離間して前記モータの両端を短絡・開放する制動接点と
を備えている。
【0014】前記固定接点を、前記スイッチケースの内
壁の前記移動体の移動方向の一方側に配設し、前記制動
接点を、一対で構成して回路基板の導体パターンを介し
てモータの各一端にそれぞれ接続するとともに、前記ス
イッチケースの内壁の前記移動体の移動方向の他方側に
配設してもよい。
壁の前記移動体の移動方向の一方側に配設し、前記制動
接点を、一対で構成して回路基板の導体パターンを介し
てモータの各一端にそれぞれ接続するとともに、前記ス
イッチケースの内壁の前記移動体の移動方向の他方側に
配設してもよい。
【0015】また、前記可動接点を、前記移動体にバネ
部材を介して取り付けられた可動部材で構成し、前記移
動体は、前記固定接点に前記可動接点が当接した後にも
前記バネ部材の付勢力に抗して前記移動方向の一方側へ
の移動が許容されるように構成してもよい。
部材を介して取り付けられた可動部材で構成し、前記移
動体は、前記固定接点に前記可動接点が当接した後にも
前記バネ部材の付勢力に抗して前記移動方向の一方側へ
の移動が許容されるように構成してもよい。
【0016】さらに、本発明のトリガースイッチは、前
記モータの正逆転を切り換える切換レバーの切換操作に
応じて前記スイッチケース内を摺動する摺動体と、該摺
動体に装備された摺動接点と、前記スイッチケースの底
面に配設されて前記摺動体の摺動に応じて前記摺動接点
に接触・離間して前記モータに対する前記電源の接続を
切り換える切換接点とを備えるとともに、前記移動体が
初期位置にないときには、前記切換レバーの切換操作を
阻止する阻止手段を備えている。
記モータの正逆転を切り換える切換レバーの切換操作に
応じて前記スイッチケース内を摺動する摺動体と、該摺
動体に装備された摺動接点と、前記スイッチケースの底
面に配設されて前記摺動体の摺動に応じて前記摺動接点
に接触・離間して前記モータに対する前記電源の接続を
切り換える切換接点とを備えるとともに、前記移動体が
初期位置にないときには、前記切換レバーの切換操作を
阻止する阻止手段を備えている。
【0017】前記阻止手段を、前記切換レバーおよび前
記移動体にそれぞれ形成された凸部で構成し、前記移動
体が初期位置にないときには、前記切換レバーの切り換
え操作が、前記両凸部の当接によって阻止されるように
してもよい。
記移動体にそれぞれ形成された凸部で構成し、前記移動
体が初期位置にないときには、前記切換レバーの切り換
え操作が、前記両凸部の当接によって阻止されるように
してもよい。
【0018】本発明のトリガースイッチによれば、モー
タへの電源のオンオフおよびモータの制動を、操作レバ
ーの操作に応じて往復移動する移動体に装備した可動接
点と、前記移動体の移動方向にそれぞれ交差するよう
に、すなわち、移動体の移動によって前記可動接点に打
ち当たるように配設されて前記可動接点に当接・離間す
る固定接点および制動接点により行う構成としたので、
移動体に装備された可動接点と、スイッチケースの内壁
の一方側に配設された固定接点あるいは他方側に配設さ
れた制動接点とは、移動体の移動によって互いに打ち当
たって(バッティングして)当接し、あるいは、離間す
るので、摺動による接点の接触・離間によって電源をオ
ンオフするとともに、モータに制動をかける図20の従
来例のように、スイッチケースを構成する樹脂材料が絶
縁劣化して接点が摩耗するのを有効に防止できることに
なる。
タへの電源のオンオフおよびモータの制動を、操作レバ
ーの操作に応じて往復移動する移動体に装備した可動接
点と、前記移動体の移動方向にそれぞれ交差するよう
に、すなわち、移動体の移動によって前記可動接点に打
ち当たるように配設されて前記可動接点に当接・離間す
る固定接点および制動接点により行う構成としたので、
移動体に装備された可動接点と、スイッチケースの内壁
の一方側に配設された固定接点あるいは他方側に配設さ
れた制動接点とは、移動体の移動によって互いに打ち当
たって(バッティングして)当接し、あるいは、離間す
るので、摺動による接点の接触・離間によって電源をオ
ンオフするとともに、モータに制動をかける図20の従
来例のように、スイッチケースを構成する樹脂材料が絶
縁劣化して接点が摩耗するのを有効に防止できることに
なる。
【0019】また、前記可動接点を、前記移動体にバネ
部材を介して取り付けられた可動部材で構成し、前記固
定接点に前記可動接点が当接した後にも前記バネ部材の
付勢力に抗して移動体が移動するのを許容するので、操
作レバーを操作して電源がオンした後に、引き続き操作
レバーを操作することにより、移動体がさらに移動する
ことになり、この移動体の移動量に応じてモータの回転
を制御するといったことが可能となる。
部材を介して取り付けられた可動部材で構成し、前記固
定接点に前記可動接点が当接した後にも前記バネ部材の
付勢力に抗して移動体が移動するのを許容するので、操
作レバーを操作して電源がオンした後に、引き続き操作
レバーを操作することにより、移動体がさらに移動する
ことになり、この移動体の移動量に応じてモータの回転
を制御するといったことが可能となる。
【0020】さらに、前記移動体が初期位置にないとき
には、モータの正逆転を切り換える切換レバーの切換操
作を阻止する阻止手段を備えているので、移動体が移動
して電源がオンしている状態において、モータの正逆転
の切り換えが行われることがなく、これによって、正逆
転切り換え用の摺動接点などが劣化するのを防止するこ
とができる。
には、モータの正逆転を切り換える切換レバーの切換操
作を阻止する阻止手段を備えているので、移動体が移動
して電源がオンしている状態において、モータの正逆転
の切り換えが行われることがなく、これによって、正逆
転切り換え用の摺動接点などが劣化するのを防止するこ
とができる。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、図面によって本発明の実施
の形態について詳細に説明する。
の形態について詳細に説明する。
【0022】図1は、本発明の一つの実施の形態に係る
トリガースイッチの要部の平面図であり、図2は、図1
の切断面線A-B-C-Dから見たスイッチケース内部の
断面図であり、図3は、図1の切断面線E-Fから見た
断面図であり、図4は、対応する回路構成図である。な
お、図1においては、図2に示されている後述の回路基
板50の導体パターンのみを斜線で示している。
トリガースイッチの要部の平面図であり、図2は、図1
の切断面線A-B-C-Dから見たスイッチケース内部の
断面図であり、図3は、図1の切断面線E-Fから見た
断面図であり、図4は、対応する回路構成図である。な
お、図1においては、図2に示されている後述の回路基
板50の導体パターンのみを斜線で示している。
【0023】このトリガースイッチは、例えば、電気ド
リルに備えられて正逆転切り換えおよび回転速度の制御
を行うものであり、図1〜図4は、電気ドリルを回転駆
動するために手指で操作される操作レバー(トリガー)
が引き込まれていないフリーポジションであって、かつ
正転の状態をそれぞれ示している。
リルに備えられて正逆転切り換えおよび回転速度の制御
を行うものであり、図1〜図4は、電気ドリルを回転駆
動するために手指で操作される操作レバー(トリガー)
が引き込まれていないフリーポジションであって、かつ
正転の状態をそれぞれ示している。
【0024】この実施の形態のトリガースイッチは、図
示しない操作レバーの操作に応じて該操作レバーと一体
に図1および図2の左右方向(矢符A,B方向)に往復
移動する移動体1を備えており、この移動体1は、操作
レバーの引き込み操作が解除されたときには、フリーポ
ジションの初期位置に復帰するように、図2に示される
復帰バネ2によって図2の右方へ付勢されている。
示しない操作レバーの操作に応じて該操作レバーと一体
に図1および図2の左右方向(矢符A,B方向)に往復
移動する移動体1を備えており、この移動体1は、操作
レバーの引き込み操作が解除されたときには、フリーポ
ジションの初期位置に復帰するように、図2に示される
復帰バネ2によって図2の右方へ付勢されている。
【0025】また、この移動体1には、可動接点を構成
する可動部材としての可動片3が、接圧バネ4を介して
組み込まれており、接圧バネ4の付勢力によって可動片
3の一端側が移動体1に押圧された状態となっている。
さらに、この移動体1の上面の隅部には、図1に示され
るようにブラシ5が装備されており、操作レバーの操作
に応じて移動体1が図1,図2の左方(矢符A方向)へ
移動することにより、前記ブラシ5が、スイッチケース
6の上部に配備された回路基板50の印刷抵抗体に摺接
してその摺接位置に対応する出力を、図4に示される直
流モータ7の回転速度制御用のトランジスタ8に与え、
これによって、直流モータ7の回転速度、すなわち、ド
リル刃の回転速度が制御されるように構成されている。
する可動部材としての可動片3が、接圧バネ4を介して
組み込まれており、接圧バネ4の付勢力によって可動片
3の一端側が移動体1に押圧された状態となっている。
さらに、この移動体1の上面の隅部には、図1に示され
るようにブラシ5が装備されており、操作レバーの操作
に応じて移動体1が図1,図2の左方(矢符A方向)へ
移動することにより、前記ブラシ5が、スイッチケース
6の上部に配備された回路基板50の印刷抵抗体に摺接
してその摺接位置に対応する出力を、図4に示される直
流モータ7の回転速度制御用のトランジスタ8に与え、
これによって、直流モータ7の回転速度、すなわち、ド
リル刃の回転速度が制御されるように構成されている。
【0026】スイッチケース6の内壁には、移動体1の
移動方向の一方側(図1および図2の左方側)に、移動
体1に組み込まれた可動片3の一方の端部3aに対向す
るように、インサート端子からなる一対の固定接点9が
配設されており、操作レバーの操作に応じて移動体1が
図1,図2の左方へ移動して一対の固定接点9に、可動
接点としての可動片3の一方の端部3aが打ち当たって
当接することにより両固定接点9間が接続され、図示し
ない直流電源から図4の電源端子10を介して直流モー
タ7に電源が供給され、すなわち、電源がオンされて直
流モータ7が回転し、また、図1,図2の右方(矢符B
方向)への復帰移動によって一対の固定接点9から可動
片3の一方の端部3aが離間することにより、両固定接
点9間が開放されて電源がオフするように構成されてい
る。
移動方向の一方側(図1および図2の左方側)に、移動
体1に組み込まれた可動片3の一方の端部3aに対向す
るように、インサート端子からなる一対の固定接点9が
配設されており、操作レバーの操作に応じて移動体1が
図1,図2の左方へ移動して一対の固定接点9に、可動
接点としての可動片3の一方の端部3aが打ち当たって
当接することにより両固定接点9間が接続され、図示し
ない直流電源から図4の電源端子10を介して直流モー
タ7に電源が供給され、すなわち、電源がオンされて直
流モータ7が回転し、また、図1,図2の右方(矢符B
方向)への復帰移動によって一対の固定接点9から可動
片3の一方の端部3aが離間することにより、両固定接
点9間が開放されて電源がオフするように構成されてい
る。
【0027】また、スイッチケース6の内壁には、移動
体1の移動方向の他方側(図1および図2の右方側)
に、移動体1に組み込まれた可動片3の他方の端部3b
に、その下部が対向するように制動接点としての一対の
バネ接点11が配設されており、各バネ接点11の上端
部は、上述の回路基板50の導体パターン51を介して
直流モータ7の各一端にそれぞれ接続されている。操作
レバーが操作されていないフリーポジションでは、可動
接点としての可動片3の他方の端部3bが、前記一対の
バネ接点11に当接して両バネ接点11間を接続して直
流モータ7の両端を短絡しており、操作レバーの操作に
応じて移動体1が図1,図2の左方へ移動して一対のバ
ネ接点11から可動片3の他方の端部3bが離間するこ
とにより、直流モータ7の両端の短絡を開放するように
構成されている。このように一対のバネ接点11を、回
路基板50の導体パターン51を介して直流モータ7の
各一端にそれぞれ接続するようにしているので、高価な
インサート端子などを使用する必要がない。
体1の移動方向の他方側(図1および図2の右方側)
に、移動体1に組み込まれた可動片3の他方の端部3b
に、その下部が対向するように制動接点としての一対の
バネ接点11が配設されており、各バネ接点11の上端
部は、上述の回路基板50の導体パターン51を介して
直流モータ7の各一端にそれぞれ接続されている。操作
レバーが操作されていないフリーポジションでは、可動
接点としての可動片3の他方の端部3bが、前記一対の
バネ接点11に当接して両バネ接点11間を接続して直
流モータ7の両端を短絡しており、操作レバーの操作に
応じて移動体1が図1,図2の左方へ移動して一対のバ
ネ接点11から可動片3の他方の端部3bが離間するこ
とにより、直流モータ7の両端の短絡を開放するように
構成されている。このように一対のバネ接点11を、回
路基板50の導体パターン51を介して直流モータ7の
各一端にそれぞれ接続するようにしているので、高価な
インサート端子などを使用する必要がない。
【0028】また、移動体1の上方には、正逆転を切り
換える切換レバー12が配備されており、この切換レバ
ー12には、図1,図3に示されるように、該切換レバ
ー12の切り換え操作に応じて摺動する摺動体としての
スライダ13の上端部13aが係合する切欠部12aが
形成されている。この切換レバー12を、切り換え操作
して支軸14回りに回動させることにより、スライダ1
3が、図3の左右方向(図1の上下方向)に摺動するよ
うに構成されている。
換える切換レバー12が配備されており、この切換レバ
ー12には、図1,図3に示されるように、該切換レバ
ー12の切り換え操作に応じて摺動する摺動体としての
スライダ13の上端部13aが係合する切欠部12aが
形成されている。この切換レバー12を、切り換え操作
して支軸14回りに回動させることにより、スライダ1
3が、図3の左右方向(図1の上下方向)に摺動するよ
うに構成されている。
【0029】このスライダ13は、図3に示されるよう
に、下部に一対の摺動接点151,152を備えており、
また、このスライダ13に対応するスイッチケース6の
底面には、前記摺動接点151,152に接触・離間して
直流モータ7に対する直流電源の接続を切り換える切換
接点16〜20が配設されている。この図3および図4
に示される正転状態においては、一方の摺動接点151
を介して切換接点19,20が接続されるとともに、他
方の摺動接点152を介して切換接点17,18が接続
されている。
に、下部に一対の摺動接点151,152を備えており、
また、このスライダ13に対応するスイッチケース6の
底面には、前記摺動接点151,152に接触・離間して
直流モータ7に対する直流電源の接続を切り換える切換
接点16〜20が配設されている。この図3および図4
に示される正転状態においては、一方の摺動接点151
を介して切換接点19,20が接続されるとともに、他
方の摺動接点152を介して切換接点17,18が接続
されている。
【0030】次に、以上の構成を有するトリガースイッ
チの動作を、図5ないし図9に基づいて説明する。
チの動作を、図5ないし図9に基づいて説明する。
【0031】先ず、図1ないし図4に示される上述の正
転状態のフリーポジションにあっては、操作レバーは、
引き込み操作されておらず、したがって、操作レバーと
一体に往復移動する移動体1は、復帰バネ2の付勢力に
よって初期位置にあり、移動体1に組み込まれた可動接
点としての可動片3の他方の端部3bが、一対のバネ接
点11に当接して両バネ接点11間を接続しており、こ
れによって、図4に示されるように、直流モータ7の両
端が短絡されている。また、この状態においては、スイ
ッチケース6の内壁の一対の固定端子9間は、可動片3
が離間しているので、開放されている。
転状態のフリーポジションにあっては、操作レバーは、
引き込み操作されておらず、したがって、操作レバーと
一体に往復移動する移動体1は、復帰バネ2の付勢力に
よって初期位置にあり、移動体1に組み込まれた可動接
点としての可動片3の他方の端部3bが、一対のバネ接
点11に当接して両バネ接点11間を接続しており、こ
れによって、図4に示されるように、直流モータ7の両
端が短絡されている。また、この状態においては、スイ
ッチケース6の内壁の一対の固定端子9間は、可動片3
が離間しているので、開放されている。
【0032】この状態から操作レバーを手指で引き込み
操作すると、それに応じて移動体1が、図1あるいは図
2の左方に移動し、移動体1に組み込まれた可動片3
が、一対のバネ接点11から離間して短絡を開放する。
さらに、操作レバーを引き込み操作して移動体1がさら
に移動すると、図5に示されるように、移動体1に組み
込まれた可動片3の一方の端部3aが、一対の固定接点
9に打ち当たって当接して両固定接点9間を接続し、図
7の回路構成図に示されるように、電源がオンして図示
しない直流電源から直流モータ7に電流が流れてドリル
刃が正回転を開始する。
操作すると、それに応じて移動体1が、図1あるいは図
2の左方に移動し、移動体1に組み込まれた可動片3
が、一対のバネ接点11から離間して短絡を開放する。
さらに、操作レバーを引き込み操作して移動体1がさら
に移動すると、図5に示されるように、移動体1に組み
込まれた可動片3の一方の端部3aが、一対の固定接点
9に打ち当たって当接して両固定接点9間を接続し、図
7の回路構成図に示されるように、電源がオンして図示
しない直流電源から直流モータ7に電流が流れてドリル
刃が正回転を開始する。
【0033】この状態からさらに操作レバーを引き込み
操作すると、移動体1に組み込まれた可動片3は、スイ
ッチケース6の内壁の固定接点9に当接しているので、
その移動が阻止されるが、移動体1は、接圧バネ4の付
勢力に抗して操作レバーと一体に移動する。このとき、
移動体1の上面に装備されたブラシ5が、回路基板50
の図示しない印刷抵抗体に摺接してその摺接位置に対応
した回転速度に直流モータ7が制御される。
操作すると、移動体1に組み込まれた可動片3は、スイ
ッチケース6の内壁の固定接点9に当接しているので、
その移動が阻止されるが、移動体1は、接圧バネ4の付
勢力に抗して操作レバーと一体に移動する。このとき、
移動体1の上面に装備されたブラシ5が、回路基板50
の図示しない印刷抵抗体に摺接してその摺接位置に対応
した回転速度に直流モータ7が制御される。
【0034】さらに操作レバーを引き込み操作して図6
および図9に示されるように、最大の引き込み量に達す
ると、図8の回路構成図に示されるように、短絡接点2
1がオンして直流モータ7と直流電源とが短絡接続され
て直流モータ7が全速で回転することになる。
および図9に示されるように、最大の引き込み量に達す
ると、図8の回路構成図に示されるように、短絡接点2
1がオンして直流モータ7と直流電源とが短絡接続され
て直流モータ7が全速で回転することになる。
【0035】一方、操作レバーの引き込み操作を解除す
ると、復帰バネ2の付勢力によって、操作レバーと一体
に移動体1が図6の右方へ復帰移動し、上述の短絡接点
21が開放され、さらに復帰移動すると、移動体1に組
み込まれた可動片3が、一対の固定接点9から離間して
電源がオフされ、さらに復帰移動すると、移動体1に組
み込まれた可動片3が、一対のバネ接点11に当接して
直流モータ7の両端を短絡して制動をかけて図1ないし
図4に示される状態に復帰することになる。
ると、復帰バネ2の付勢力によって、操作レバーと一体
に移動体1が図6の右方へ復帰移動し、上述の短絡接点
21が開放され、さらに復帰移動すると、移動体1に組
み込まれた可動片3が、一対の固定接点9から離間して
電源がオフされ、さらに復帰移動すると、移動体1に組
み込まれた可動片3が、一対のバネ接点11に当接して
直流モータ7の両端を短絡して制動をかけて図1ないし
図4に示される状態に復帰することになる。
【0036】以上の動作は、正転の場合であるが、正逆
転の切換レバー12を切り換え操作して、スライダ13
を、図10に示される中立位置を経て図11および図1
2に示される逆転位置に摺動させることにより、逆転状
態においては、一方の摺動接点151を介して切換接点
18,19が接続されるとともに、他方の摺動接点15
2を介して切換接点16,17が接続されることにな
り、上述の正転の場合と同様の動作によって、直流モー
タ7が逆転することになる。
転の切換レバー12を切り換え操作して、スライダ13
を、図10に示される中立位置を経て図11および図1
2に示される逆転位置に摺動させることにより、逆転状
態においては、一方の摺動接点151を介して切換接点
18,19が接続されるとともに、他方の摺動接点15
2を介して切換接点16,17が接続されることにな
り、上述の正転の場合と同様の動作によって、直流モー
タ7が逆転することになる。
【0037】以上のように、この実施の形態のトリガー
スイッチでは、直流モータ7に対する電源のオンオフお
よび直流モータ7の制動を、移動体1に組み込まれた可
動片3と、移動体1の移動方向に交差するように、すな
わち、移動体1の移動によって可動片3に打ち当たる、
いわゆるバッティングするようにスイッチケース6の内
壁に配設した固定接点9あるいはバネ接点11との当接
・離間によって行うように構成しているので、摺動接点
による接触・離間によって行う図20の従来例のよう
に、接点間の樹脂材料が絶縁劣化して接点が摩耗するの
を防止することができ、信頼性を高めることができる。
スイッチでは、直流モータ7に対する電源のオンオフお
よび直流モータ7の制動を、移動体1に組み込まれた可
動片3と、移動体1の移動方向に交差するように、すな
わち、移動体1の移動によって可動片3に打ち当たる、
いわゆるバッティングするようにスイッチケース6の内
壁に配設した固定接点9あるいはバネ接点11との当接
・離間によって行うように構成しているので、摺動接点
による接触・離間によって行う図20の従来例のよう
に、接点間の樹脂材料が絶縁劣化して接点が摩耗するの
を防止することができ、信頼性を高めることができる。
【0038】また、この実施の形態では、操作レバーを
引き込み操作して移動体1が初期位置から移動している
ときには、切換レバー12による正逆転の切り換え操作
を阻止する阻止手段22を備えている。
引き込み操作して移動体1が初期位置から移動している
ときには、切換レバー12による正逆転の切り換え操作
を阻止する阻止手段22を備えている。
【0039】この阻止手段22は、図13の平面図およ
び図14の側断面図に示されるように、切換レバー12
の下面に突設された凸部12aと、移動体1の上面に突
設された凸部1aとから構成されており、図13および
図14に示されるフリーポジションにあっては、両凸部
12a,1aが当接することなく、切換レバー12の支
軸14回りの切り換え操作が許容されるが、操作レバー
を引き込み操作して移動体1が初期位置から移動した図
15および図16に示される状態、あるいは、さらに操
作レバーを引き込み操作した図17および図18に示さ
れる状態では、切換レバー12を切り換え操作しようと
しても両凸部12a,1aが互いに当接するために、切
り換え操作できないように構成されている。
び図14の側断面図に示されるように、切換レバー12
の下面に突設された凸部12aと、移動体1の上面に突
設された凸部1aとから構成されており、図13および
図14に示されるフリーポジションにあっては、両凸部
12a,1aが当接することなく、切換レバー12の支
軸14回りの切り換え操作が許容されるが、操作レバー
を引き込み操作して移動体1が初期位置から移動した図
15および図16に示される状態、あるいは、さらに操
作レバーを引き込み操作した図17および図18に示さ
れる状態では、切換レバー12を切り換え操作しようと
しても両凸部12a,1aが互いに当接するために、切
り換え操作できないように構成されている。
【0040】これによって、電源がオンしている状態で
は、切換レバー12が切り換え操作されて上述の摺動接
点151,152が摺動して切換接点16〜20と接触・
離間することがなく、接点が劣化するのを防止できるこ
とになる。
は、切換レバー12が切り換え操作されて上述の摺動接
点151,152が摺動して切換接点16〜20と接触・
離間することがなく、接点が劣化するのを防止できるこ
とになる。
【0041】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、モータへ
の電源のオンオフおよびモータの制動を、操作レバーの
操作に応じて往復移動する移動体に装備した可動接点
と、移動体の移動によって前記可動接点に打ち当たる、
いわゆるバッティングする位置に配設された固定接点あ
るいは制動接点との当接・離間によって行うようにした
ので、摺動接点を摺動させて行う従来例のように、接点
間の樹脂材料が絶縁劣化して接点が摩耗するといったこ
とを防止して信頼性を高めることができる。
の電源のオンオフおよびモータの制動を、操作レバーの
操作に応じて往復移動する移動体に装備した可動接点
と、移動体の移動によって前記可動接点に打ち当たる、
いわゆるバッティングする位置に配設された固定接点あ
るいは制動接点との当接・離間によって行うようにした
ので、摺動接点を摺動させて行う従来例のように、接点
間の樹脂材料が絶縁劣化して接点が摩耗するといったこ
とを防止して信頼性を高めることができる。
【0042】さらに、移動体が初期位置から移動してい
るときには、モータの正逆転を切り換える切換レバーの
切り換え操作が阻止されるので、正逆転切り換え用の摺
動接点等の劣化を防止することができる。
るときには、モータの正逆転を切り換える切換レバーの
切り換え操作が阻止されるので、正逆転切り換え用の摺
動接点等の劣化を防止することができる。
【図1】本発明の一つの実施の形態に係るトリガースイ
ッチの要部の平面図である。
ッチの要部の平面図である。
【図2】図1の切断面線A-B-C-Dから見たスイッチ
ケース内部の断面図である。
ケース内部の断面図である。
【図3】図1の切断面線E-Fから見た断面図である。
【図4】図1の回路構成を示す図である。
【図5】操作レバーを引き込み操作したときの図2に対
応する断面図である。
応する断面図である。
【図6】引き込み量が最大となったときの図2に対応す
る断面図である。
る断面図である。
【図7】図5に対応する回路構成図である。
【図8】図6に対応する回路構成図である。
【図9】図6に対応する平面図である。
【図10】中立状態の図3に対応する断面図である。
【図11】逆転状態の図3に対応する断面図である。
【図12】逆転状態の図1に対応する平面図である。
【図13】初期位置における切換レバーと移動体との関
係を示す平面図である。
係を示す平面図である。
【図14】図13の側断面図である。
【図15】操作レバーを引き込んだ状態の図13に対応
する平面図である。
する平面図である。
【図16】図15の側断面図である。
【図17】操作レバーをさらに引き込んだ状態の図13
に対応する平面図である。
に対応する平面図である。
【図18】図16の側断面図である。
【図19】従来例の回路構成図である。
【図20】従来例の要部の断面図である。
1 移動体 3 可動片(可動接点) 5 ブラシ 6 スイッチケース 9 固定接点 11 バネ接点(制動接点) 12 切換レバー 13 スライダ(摺動体) 151,152 摺動接点 16〜20 切換接点 22 阻止手段 50 回路基板
Claims (5)
- 【請求項1】 操作レバーの操作に応じてスイッチケー
ス内を往復移動する移動体と、該移動体に装備された可
動接点と、前記可動接点に打ち当たるように前記移動体
の移動方向に交差するように配設され、かつ前記移動体
の往復移動に応じて前記可動接点に当接・離間してモー
タへの電源をオンオフする固定接点と、前記可動接点に
打ち当たるように前記移動体の移動方向に交差するよう
に配設され、かつ前記移動体の往復移動に応じて前記可
動接点に当接・離間して前記モータの両端を短絡・開放
する制動接点とを備えることを特徴とするトリガースイ
ッチ。 - 【請求項2】 前記固定接点は、前記スイッチケースの
内壁の前記移動体の移動方向の一方側に配設され、前記
制動接点は、一対で構成されて回路基板の導体パターン
を介して前記モータの各一端にそれぞれ接続されるとと
もに、前記スイッチケースの内壁の前記移動体の移動方
向の他方側にそれぞれ配設される請求項1記載のトリガ
ースイッチ。 - 【請求項3】 前記可動接点は、前記移動体にバネ部材
を介して取り付けられた可動部材からなり、前記移動体
は、前記固定接点に前記可動接点が当接した後にも前記
バネ部材の付勢力に抗して前記移動方向の一方側への移
動が許容される請求項2記載のトリガースイッチ。 - 【請求項4】 前記モータの正逆転を切り換える切換レ
バーの切換操作に応じて前記スイッチケース内を摺動す
る摺動体と、該摺動体に装備された摺動接点と、前記ス
イッチケースの底面に配設されて前記摺動体の摺動に応
じて前記摺動接点に接触・離間して前記モータに対する
前記電源の接続を切り換える切換接点とを備えるととも
に、前記移動体が初期位置にないときには、前記切換レ
バーの切換操作を阻止する阻止手段を備える請求項1な
いし3のいずれかに記載のトリガースイッチ。 - 【請求項5】 前記阻止手段は、前記切換レバーおよび
前記移動体にそれぞれ形成された凸部からなり、前記移
動体が初期位置にないときには、前記切換レバーの切り
換え操作が、前記両凸部の当接によって阻止されるもの
である請求項4記載のトリガースイッチ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8030595A JPH09223434A (ja) | 1996-02-19 | 1996-02-19 | トリガースイッチ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8030595A JPH09223434A (ja) | 1996-02-19 | 1996-02-19 | トリガースイッチ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09223434A true JPH09223434A (ja) | 1997-08-26 |
Family
ID=12308229
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8030595A Pending JPH09223434A (ja) | 1996-02-19 | 1996-02-19 | トリガースイッチ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH09223434A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012196732A (ja) * | 2011-03-22 | 2012-10-18 | Satori S-Tech Co Ltd | 電動工具用スイッチ |
WO2022199249A1 (zh) * | 2021-03-25 | 2022-09-29 | 南京泉峰科技有限公司 | 电动工具 |
-
1996
- 1996-02-19 JP JP8030595A patent/JPH09223434A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012196732A (ja) * | 2011-03-22 | 2012-10-18 | Satori S-Tech Co Ltd | 電動工具用スイッチ |
WO2022199249A1 (zh) * | 2021-03-25 | 2022-09-29 | 南京泉峰科技有限公司 | 电动工具 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20041207 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20050705 |