JPH10137164A - 電気掃除機 - Google Patents

電気掃除機

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Publication number
JPH10137164A
JPH10137164A JP8301553A JP30155396A JPH10137164A JP H10137164 A JPH10137164 A JP H10137164A JP 8301553 A JP8301553 A JP 8301553A JP 30155396 A JP30155396 A JP 30155396A JP H10137164 A JPH10137164 A JP H10137164A
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JP
Japan
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input
switch
changeover switch
vacuum cleaner
rotary knob
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Pending
Application number
JP8301553A
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English (en)
Inventor
Tomomi Mitani
知巳 三谷
Ryuichi Yasunaga
柳一 安永
Hiroshi Nishimura
博史 西村
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 高入力の電気掃除機の高調波成分を減らし
て、同一電源に接続された他の電気機器への悪影響を抑
える。 【解決手段】 最大入力取り出し用タップ1b,1eと
最大入力以下の入力取り出し用タップ1c,1dを有す
るモーター1と、可変抵抗3に接続されモーター1の入
力を可変する位相制御回路4と、タップ1b、1e、1
c、1dと位相制御回路4、電源6との間の電気的接続
を切り替える切替スイッチ2と、可変抵抗3を操作する
操作体を設け、操作体の可動範囲の最大入力側に切替ス
イッチ2を配置するとともに、操作体を最大入力側の端
部に移動させたときスイッチ2を動作させて、電源を最
大入力取り出し用タップ1b,1eに切り替えるように
した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は高入力の電動送風機
を用いた電気掃除機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の電気掃除機には、図10に示すよ
うな回路が一般に使用されていた。以下図を用いて説明
する。
【0003】電動送風機53のステーターコイル53
a、53bには図に示すような複数の中間タップ(1)
〜(5)が設けられ、中間タップ(1)と(4)に電源
が供給されたときは、低入力で、中間タップ(2)と
(5)に電源が供給されたときは、高入力になるように
なっている。
【0004】第1切替スイッチ56、第2切替スイッチ
57、位相制御回路を有する入力コントロ−ラ−55は
それぞれ図にように接続されている。54は前記入力コ
ントロ−ラ−55に接続された電動送風機53の入力可
変用の可変抵抗である。
【0005】また、図11において、58は操作ボタン
で第1切替スイッチ56と第2切替スイッチ57を連動
して切り替え操作するものである。そして入力コントロ
−ラ−55と操作ボタン58は別個に設けられていた。
【0006】図10に示すように第1切替スイッチ56
と第2切替スイッチ57がそれぞれ56a,57a側に
接続されたときは、電動送風機53は最大入力となり、
一方第1切替スイッチ56と第2切替スイッチ57がそ
れぞれ56b,57b側に接続されたときは、回路に入
力コントロ−ラ−55が接続されるので、可変抵抗55
を操作することで、電動送風機53の入力を自由に可変
できるものである。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】近年、電気掃除機の高
入力化が進んできたが、高入力の電動送風機を有する電
気掃除機においては、特に入力コントロ−ラ−を用いて
位相制御を行うと、最大入力が大きくなるほど位相制御
波形に重畳する高調波成分が大きくなり、その高調波成
分が電源ラインに乗り、同一商用電源回路に接続されて
いる他の機器へ悪影響を及ぼすという大きな問題を有し
ていた。
【0008】また、入力コントロ−ラ−55を用いて比
較的低入力で本体を運転しているときに、操作ボタン5
8を操作して最大入力に切り替えると、通電電流の変化
が大きい為、家庭に取りつけられたブレーカーが動作し
たり、入力コントロ−ラ−55を低入力に設定してカー
テン等を清掃している時に、誤って操作ボタン58を操
作すると、突然最大入力に切り替わり、カーテンを吸込
み、破るなどの問題があった。
【0009】本発明は上記課題を解決するもので、入力
調整の為の操作性を損なうことなく、かつ高入力に拘ら
ず高調波成分を抑制できる電気掃除機を提供することを
目的とするものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】最大入力取り出し用タッ
プと最大入力以下の入力取り出し用タップを有するモー
ターと、可変抵抗に接続され前記モーターの入力を可変
する位相制御回路と、前記可変抵抗を操作する操作体
と、前記タップと前記位相制御回路との間並びに前記タ
ップと電源との間の電気的接続を切り替える切替スイッ
チとを設け、前記操作体の可動範囲の最大入力側に前記
切替スイッチを配置するとともに、前記操作体を最大入
力側に移動させたとき前記切替スイッチにより、電源を
最大入力取り出し用タップに切り替えるもので、最大入
力以外のタップに切り替わっているときは位相制御回路
に接続された可変抵抗を操作体を介して操作して自由に
入力を可変し、操作体を最大入力位置に移動させると、
前記切替スイッチが最大入力取り出し用のタップに切り
替わるとともに、位相制御回路が回路より外される。こ
の結果、位相制御時の高調波成分を大幅に減らせ、他機
器への影響を防ぐ事ができ、さらに1個の操作体で位相
制御による入力の可変と、最大入力への切替が容易に出
来るものである。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1記載の発明は、
最大入力取り出し用タップと最大入力以下の入力取り出
し用タップを設けたステーターを有するモーターと、前
記モーターの入力を可変する位相制御回路と、前記位相
制御回路と接続され入力可変部を有する可変抵抗と、入
力可変部を操作する操作体と、前記タップと前記位相制
御回路との間並びに前記タップと電源との間の電気的接
続を切り替える切替スイッチとを設け、前記操作体の可
動範囲の最大入力側に前記切替スイッチを配置するとと
もに、前記操作体を最大入力側に移動させたとき前記切
替スイッチにより、電源を最大入力取り出し用タップに
切り替えるようにしたもので、最大入力以外のタップに
切り替わっているときは位相制御回路に接続された可変
抵抗を操作体を介して操作して自由に入力を可変し、最
大入力を得るときは、前記切替スイッチが動作し最大入
力取り出し用のタップに切り替わり、位相制御回路を回
路より外すことで、位相制御時の高調波成分を大幅に減
らせ、他機器への影響を防ぐ事ができ、さらに1個の操
作体で位相制御による入力の可変と、最大入力への切替
が容易に出来るものである。
【0012】本発明の請求項2記載の発明は、操作体の
可動範囲の最小入力側に本体の電源を入切する入・切ス
イッチを設け、前記操作体を最小入力側の端部に移動さ
せたとき前記入・切スイッチを動作させて、電源を切る
ようにしたもので、1個の操作体の操作で電源の入り切
り、位相制御による入力の可変さらには、位相制御回路
を介さない最大入力への切替が出来るものである。
【0013】本発明の請求項3記載の発明は、切替スイ
ッチ又は入・切スイッチをシーソウ形のスイッチとした
もので、最大入力に切り替わる時、または本体電源の入
切時にクリックが得られ、スイッチの動作が確認できる
とともに、使用者が感じる操作感をも向上させる事がで
きる。
【0014】本発明の請求項4記載の発明は、切替スイ
ッチを自動復帰式のスイッチとし、操作体に突出部を設
け、弾性を有し前記操作体が前記切替スイッチを動作さ
せたときに前記突出部に係合する引っかけ部を本体外郭
に設けたことにより、切替スイッチの切り変わり時にス
イッチの接点が瞬時に変位するので、スイッチの接点部
に発生するアークを減少させる事ができ、スイッチを長
寿命化できる。
【0015】本発明の請求項5記載の発明は、操作体を
略円盤状で一部に突出部を有するロータリーつまみと
し、一端が入力可変部に回動自在に係合し他端が前記ロ
ータリーつまみの中心部を外した位置に回動自在に係合
した連結棒を設け、切替スイッチをロータリーつまみ近
傍に配し、前記突出部が切替スイッチを動作させた後に
当接するストッパー部をロータリーつまみの近傍に設け
たもので、細長い可変抵抗の形状に合わせて操作体を直
線運動させる必要がなくなるのでつまみの組み込み用の
スペースが削減でき、また、本体外郭につまみを摺動さ
せる為の開口部を形成する必要がないので、本体内に塵
埃が侵入することがない。
【0016】本発明の請求項6記載の発明は、切替スイ
ッチを可変抵抗とロータリーつまみとを結ぶ中心線より
ややずらした位置に配したもので、可変抵抗により可変
できる最大入力の上限値まで、可変抵抗を有効利用する
ことができる。
【0017】本発明の請求項7記載の発明は、ロータリ
ーつまみを小入力側に回転させ、最小入力点に達したと
きにロータリーつまみに設けた突出部が当接して入・切
スイッチを動作させるようにしたもので、可変抵抗によ
り可変できる最小入力の下限値まで可変抵抗を有効利用
することができる。
【0018】
【実施例】
(実施例1)以下本発明の第1の実施例について図1〜
3を用いて説明する。図1は電気掃除機の回路図を示す
もので、モーター1のステーター1aのそれぞれに、最
大入力取り出し用のタップ1b,1eと,最大入力以下
の入力取り出し用のタップ1c,1dが設けられてい
る。6は電源で、5はモーター1への電源を開閉する入
・切スイッチで、4はモーター1の入力を位相制御する
ために位相制御回路で、3は前記位相制御回路4に接続
された可変抵抗でモーター1の入力を可変するためのも
のである。
【0019】一般に、モーターの入力を位相制御で制御
する場合、位相制御しないものに比べ発生する高調波の
レベルが大きく、特に点弧角度が90度の時最大とな
る。
【0020】実験によれば、最大入力が1300W程度
のモーターはさほど高調波は問題にならないが、それ以
上の高入力のモーターになると高調波のレベルが上がり
他の機器への影響が大きくなることが分かっている。
【0021】したがって、タップ1c,1dで取り出せ
る最大入力を1000〜1200W程度にするのが望ま
しい。
【0022】2は4極の切替スイッチで、図1に示すよ
うにモーター1のタップ1a〜1e、入・切スイッチ
5、位相制御回路4、電源6にそれぞれ接続されてい
る。切替スイッチ2の接点2f〜2iは、アクチュエー
ター2jを動作させることで連動して開閉できるように
なっている。
【0023】図2において、7は可変抵抗3に設けられ
た入力可変部で、左右に摺動させることで、可変抵抗3
の抵抗が変化する。切替スイッチ2は図に示されるよう
に可変抵抗3の大入力側に配置されている。
【0024】8は操作体で、掃除機の外郭9に設けた開
口部9aより貫通し突出するつまみ8aが上部に設けら
れ外部より操作できるようになっており、一方操作体8
の下方には可変抵抗3の入力可変部7に係合する保持部
11が設けられている。12は操作体8に一体的に設け
られた操作部で、切替スイッチ2側に傾斜部12aが設
けられている。
【0025】上記構成による作用は以下の通りである。
モーター1の最大入力時以外は、回路ならびに切替スイ
ッチ2の動作状態は図1に示される通りで、位相制御回
路4が電源6に接続されているので、つまみ8aを左右
に操作することで、可変抵抗3の抵抗値を可変して自由
にモーター1の入力を制御出来る。
【0026】次に、図2(b)に示されるように、つま
み30を大入力側に移動させていくと、操作体8に設け
た操作部12の傾斜部12aが切替スイッチ2のアクチ
ュエーター2jに当接し、さらにつまみ8aを同方向に
移動させると操作部12の下端がアクチュエーター2j
を押し下げ、切替スイッチ2が切り替わり、図3に示さ
れるような電気的接続が行われ、位相制御回路4は電源
6より切り離され、同時にモーター1の最大入力タップ
1b,1eに電源6が直接接続される。
【0027】以上により、最大入力以下の入力取り出し
用のタップに切り替わっているときは位相制御回路4に
接続された可変抵抗3を操作体8を操作して自由に入力
を可変し、最大入力を得るときは、前記切替スイッチ2
が動作し最大入力取り出し用のタップに切り替わり、位
相制御回路4を回路より外すことで、位相制御時の高調
波成分を大幅に減らせ、他機器への影響を防ぐ事がで
き、さらに1個の操作体8で位相制御による入力の可変
と、最大入力への切替が容易に出来るものである。
【0028】(実施例2)次に本発明の第2の実施例に
ついて図4を用いて説明する。なお、第1実施例と同一
部品については同一符号を付して説明を省略する。
【0029】可変抵抗3の小入力側端部にシーソウ形の
入・切スイッチ5を配置し、操作体8のつまみ8aを小
入力側に移動させていくと、操作体8の操作部12に設
けた第2傾斜部12bが入・切スイッチ5のアクチュエ
ーター5aに当接し、つまみ8aさらに同方向に移動さ
せると、操作体8の操作部12の先端が入・切スイッチ
5のアクチュエーター5aを反転させ、入・切スイッチ
5は「切」の状態に成る。一方可変抵抗3の大入力側端
部には第1実施例と同様切替スイッチ2を配したもので
ある。
【0030】上記構成による作用は以下の通りである。
つまみ8aを可変抵抗3の小入力側と大入力側間で操作
している間は、操作体8の保持部11に係合された入力
可変部7の摺動により可変抵抗3の抵抗が可変され、モ
ーター1の入力が自由に変えられる。
【0031】次に、つまみ8aを可変抵抗3の小入力側
端部まで移動させると、操作体8の操作部12の先端が
入・切スイッチ5のアクチュエーター5aを図4(b)
の破線で示すように反転させ、入・切スイッチ5は
「切」となり、モーター1への電源供給が停止される。
【0032】又、つまみ8aを可変抵抗3の大入力側端
部まで移動させると、第1の実施例と同様切替スイッチ
2が切り替わり、図3に示されるような電気的接続が行
われ、位相制御回路4は電源6より切り離され、同時に
モーター1の最大入力タップ1b,1eに電源6が直接
接続される。
【0033】以上の様に、入・切スイッチ5と、切替ス
イッチ2を操作体8の可動範囲の両端に配置すること
で、1個の操作体8の操作で電源の入切、位相制御によ
る入力の可変、位相制御回路を介さない最大入力での運
転が可能となるものである。
【0034】(実施例3)次に本発明の第3の実施例に
ついて図5を用いて説明する。なお、上記実施例と同一
部品については同一符号を付して説明を省略する。
【0035】本実施例では、前述の第1の実施例におけ
る切替スイッチ2を2回路4接点のシーソー形のスイッ
チとしたものである。前記操作体8の操作部12の突出
代12Cを切替スイッチ2の作動部16の作動範囲にお
ける最低高さ14と最大高さ15の間に設定している。
【0036】前記操作体8のつまみ8aが可変抵抗3の
入力可変部7の最大入力位置以外で操作されている間
は、切替スイッチ2の作動部16の左端は下がった状態
で保持される。
【0037】また同様に第2の実施例における入・切ス
イッチ5を1回路2接点のシーソー形のスイッチにする
ことで、前記つまみ8aが可変抵抗3の入力可変部7の
最小入力位置以外で操作されている間は、アクチュエー
ター5aの右端は下がった状態で保持される。
【0038】上記構成により、1個のつまみ8aで最大
入力側と位相制御回路4側への切り替え時、あるいは本
体電源の入切時、シーソー形のスイッチ特有のクリック
感が得られ、スイッチの動作が確認できるとともに、使
用者が感じる操作感をも向上させる事ができる。
【0039】(実施例4)次に本発明の第4の実施例に
ついて図6、図7を用いて説明する。なお、上記実施例
と同一部品については同一符号を付して説明を省略す
る。
【0040】本実施例では、上記実施例で述べた切替ス
イッチ2を、その内方に後述のばね等を設けた自動復帰
式のかつシーソー形のスイッチとし、作動部16の一方
のみが操作体8の操作部12に当接するようにしてい
る。
【0041】操作部12側の作動部16の内壁と切替ス
イッチ2の内部に設けた略板状の部品17の各々に突起
部16a,17aをそれぞれ設け、その突起部16a,
17a間にばね18を設けている。
【0042】一方、操作体8の一部に突出部21を設
け、操作体8の操作部12が切替スイッチ2の作動部1
6を押しているとき、この突出部21に係合し弾性を有
する引っかけ部20を本体外郭9の壁面に設ける。
【0043】上記構成による作用は以下の通りである。
切替スイッチ2の作動部16は内方よりばね18によっ
て付勢されていることから、設定されたばね荷重以上の
力が加わらないと、作動部16は作動しない。そこで、
最大入力運転時に、ばね18の付勢力を超える力が必要
なため、つまみ8aの操作力が他の入力調整部より大き
くなり、その結果切替スイッチ2の接点が素早く切り替
わり、切り替え時に接点間で飛ぶアークを最小限にとど
めることができる。
【0044】本体外郭9に設けた引っかけ部20は、こ
のとき操作部12が切替スイッチ2の作動部16内に設
けられたばね18によって押し戻されるのを防止し、最
大入力運転が不要になった際、つまみ8aを操作して一
定以上の力を加えると、そのばね性からたわみ、ばね1
8が作動部16を押し戻し、つまみ8aを瞬時に可変抵
抗3側に戻し、接点間で飛ぶアークを最小限にとどめる
ことができるものである。
【0045】(実施例5)次に本発明の第5の実施例を
図8を用いて説明する。なお、上記実施例と同一部品に
ついては同一符号を付して説明を省略する。
【0046】前述の実施例における操作体8を略円板状
のロータリーつまみ25としたもので、可変抵抗3と直
列に配置し、且つ可変抵抗3の最大入力側に設ける。こ
のロータリーつまみ25と可変抵抗3との間に連結棒2
2を設け、連結棒22の一端は可変抵抗3の入力可変部
7と回動自在に係合する保持部23を設け、他端にはロ
ータリーつまみ25の中心部以外の部分に回動自在に係
合する第2保持部24を設けている。
【0047】さらに切替スイッチ2は可変抵抗3とロー
タリーつまみ25とを結ぶ中心線上で、かつロータリー
つまみ25の反可変抵抗3側に配置している。
【0048】ロータリーつまみ25を可変抵抗3の最大
入力位置に操作した際、前記切替スイッチ2を操作する
突出部29をロータリーつまみ25の円周部の一部に設
け、この突出部29が切替スイッチ2を操作した後、ロ
ータリーつまみ25の回動をとめるストッパー部27を
切替スイッチ2の近傍に設ける。
【0049】またロータリーつまみ25を可変抵抗3の
最小入力位置に操作した後、前記突出部29の動きをと
めるストッパー部28を同じくロータリーつまみ25近
傍に設ける。
【0050】上記構成による作用は以下の通りである。
ロータリーつまみつまみ25をまわすことにより、それ
に連結された連結棒22が前後し、その保持部23が可
変抵抗3の入力可変部7を上下させ位相制御回路4によ
る入力可変ができる。このようにロータリーつまみ25
を設けることで、操作体8を摺動させるための開口部9
aを本体9に設ける必要がないので、本体9内に塵埃が
侵入することがない。又、細長い可変抵抗の形状に合わ
せて操作体を直線運動させる必要がなくなるのでつまみ
の組み込み用のスペースが削減できる。
【0051】またロータリーつまみ25を可変抵抗3の
最大入力位置に操作すると、同時にロータリーつまみ2
5の操作部29が切替スイッチ2を動作させて最大入力
に切り替えられ、さらにストッパー部27,28を設け
たことによりロータリーつまみ25を回しすぎる事はな
い。
【0052】(実施例6)次に本発明の第6の実施例に
ついて図9を用いて説明する。なお、上記実施例と同一
部品については同一符号を付して説明を省略する。
【0053】前述第5の実施例における切替スイッチ2
を、可変抵抗3とロータリーつまみ25を結んだ中心線
よりややずれた位置(図では中心線より左側)に設けた
ものである。
【0054】上記構成による作用は以下の通りである。
可変抵抗3の入力可変部7を最大入力位置まで移動させ
て、可変抵抗3の抵抗の可変で得られる最大入力を得た
後、ロータリーつまみ25をさらに同一方向(図の場合
時計方向)に回転させると、少し入力が下がると同時に
ロータリーつまみ25の操作部29が切替スイッチ2を
動作させ、位相制御回路4が回路から外され、最大入力
側に切り替えられる。
【0055】さらに可変抵抗3により可変できる最大入
力の上限値まで、可変抵抗3を抵抗を有効利用すること
ができる。
【0056】又、同図に於いて、入・切スイッチ5を、
可変抵抗3とロータリーつまみ25を結ぶ中心線上で、
かつロータリーつまみ25と可変抵抗3との間に設けて
いる。これによりロータリーつまみ25を操作して可変
抵抗3の入力可変部7を最小入力位置に達すると、可変
抵抗3の抵抗の可変で得られる最小入力を得た後、ロー
タリーつまみ25の操作部29が入・切スイッチ5を動
作させモーターへの電源供給が停止される。これにより
可変抵抗により可変できる最小入力の下限値まで可変抵
抗の抵抗を有効利用することができる。
【0057】
【発明の効果】以上の実施例からも明らかなように本発
明の請求項1記載の発明によれば、モ−タ−のステ−タ
−より複数個の中間タップを出し、そのタップを切り替
えることにより入力を可変させる電気掃除機において、
最大入力以外のタップに切り替わっているときは位相制
御回路で入力を可変し、最大入力のタップに切り替えた
ときに位相制御回路を使用しないようにしたので、最大
入力時の高調波成分を大幅に減らせ、他機器への影響を
防ぐ事ができ、さらに1個のつまみで位相制御による入
力の可変と、最大入力への切替が出来るものである。
【0058】本発明の請求項2記載の発明によれば、可
変抵抗の小入力側の近傍に本体の電源の入・切スイッチ
を設けたので、1個の調整つまみで電源の入り切り、位
相制御による入力の可変さらには、位相制御回路を介さ
ない最大入力への切替が出来るものである。
【0059】本発明の請求項3記載の発明によれば、最
大入力のタップに切り替わるスイッチあるいは本体の電
源の入・切スイッチにシーソウ形のイッチを設けたの
で、最大入力に切り替わるとき、または、本体電源の入
切時に使用者が感じる操作感を向上させる事ができる。
【0060】本発明の請求項4記載の発明によれば、最
大入力のタップに切り替わるスイッチに自動復帰式のス
イッチを用いる事により、スイッチの接点部に発生する
アークを減少させ、スイッチを長寿命化できる。
【0061】本発明の請求項5記載の発明によれば、入
力調整つまみをロータリーつまみとし、可変抵抗を大入
力側に操作した際に最大入力のタップに切り替わるスイ
ッチを入力調整つまみ近傍に設けた事により、可変抵抗
の形状に合わせて入力調整つまみを直線運動させる必要
がなく、また、本体外郭に開口部を形成する必要がない
ので塵埃の侵入を防ぐことができる。
【0062】本発明の請求項6記載の発明によれば、入
力調整つまみをロータリーつまみとし、可変抵抗の最大
入力部を折り返してロータリーつまみをさらに少し回し
た位置に最大入力のタップに切り替えるスイッチを設け
たことで、可変抵抗により可変できる最大入力の上限値
まで有効利用できる。
【0063】本発明の請求項7記載の発明によれば、入
力調整つまみをロータリーつまみとし、可変抵抗の最小
入力部を折り返して少し進んだところで本体の電源の入
り切りを行うスイッチを設けたので、可変抵抗により可
変できる最小入力の下限値まで有効利用できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例を示す電気掃除機の回路
【図2】(a)同電気掃除機の要部側面図 (b)同切替スイッチを最大入力側に切り替えた場合の
電気掃除機の要部側面図
【図3】同切替スイッチを最大入力側に切り替えた場合
の電気掃除機の回路図
【図4】(a)本発明の第2の実施例を示す電気掃除機
の要部斜視図 (b)同電気掃除機の要部断面図
【図5】本発明の第3の実施例を示す電気掃除機の要部
側面図
【図6】本発明の第4の実施例を示す電気掃除機の要部
断面図
【図7】同電気掃除機の要部平面図
【図8】本発明の第5の実施例を示す電気掃除機の要部
側面図
【図9】本発明の第6の実施例を示す電気掃除機の要部
側面図
【図10】従来の電気掃除機の回路図
【図11】同電気掃除機の外観斜視図
【符号の説明】
1 モーター 1a ステーター 1b,1e 最大入力取り出し用タップ 1c,1d 最大入力以下の入力取り出し用タップ 2 切替スイッチ 3 可変抵抗 4 位相制御回路 8 操作体 20 引っかけ部 21 突出部 22 連結棒 25 ロータリーつまみ 27 ストッパー部

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 最大入力取り出し用タップと最大入力以
    下の入力取り出し用タップを設けたステーターを有する
    モーターと、前記モーターの入力を可変する位相制御回
    路と、前記位相制御回路と接続され入力可変部を有する
    可変抵抗と、入力可変部を操作する操作体と、前記タッ
    プと前記位相制御回路との間並びに前記タップと電源と
    の間の電気的接続を切り替える切替スイッチとを設け、
    前記操作体の可動範囲の最大入力側に前記切替スイッチ
    を配置するとともに、前記操作体を最大入力側に移動さ
    せたとき前記切替スイッチにより、電源を最大入力取り
    出し用タップに切り替える電気掃除機。
  2. 【請求項2】 操作体の可動範囲の最小入力側に本体の
    電源を入切する入・切スイッチを設け、前記操作体を最
    小入力側の端部に移動させたとき前記入・切スイッチを
    動作させて、電源を切るようにした請求項1記載の電気
    掃除機。
  3. 【請求項3】 切替スイッチ又は入・切スイッチをシー
    ソウ形のスイッチとした請求項2記載の電気掃除機。
  4. 【請求項4】 切替スイッチを自動復帰式のスイッチと
    し、操作体に突出部を設け、弾性を有し前記操作体が前
    記切替スイッチを動作させたときに前記突出部に係合す
    る引っかけ部を本体外郭に設けた請求項1〜3のいずれ
    か1項記載の電気掃除機。
  5. 【請求項5】 操作体を略円盤状で一部に突出部を有す
    るロータリーつまみとし、一端が入力可変部に回動自在
    に係合し他端が前記ロータリーつまみの中心部を外した
    位置に回動自在に係合した連結棒を設け、切替スイッチ
    をロータリーつまみ近傍に配し、前記突出部が切替スイ
    ッチを動作させた後に当接するストッパー部をロータリ
    ーつまみの近傍に設けた請求項1〜4のいずれか1項記
    載の電気掃除機。
  6. 【請求項6】 切替スイッチを、可変抵抗とロータリー
    つまみとを結ぶ中心線よりややずらした位置に配した請
    求項5記載のの電気掃除機。
  7. 【請求項7】 ロータリーつまみを小入力側に回転さ
    せ、最小入力点に達したときにロータリーつまみに設け
    た突出部が当接して入・切スイッチを動作させてなる請
    求項5または6記載の電気掃除機。
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