JPH0574304A - 入力パルス電流により作動する切換スイツチ - Google Patents

入力パルス電流により作動する切換スイツチ

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JPH0574304A
JPH0574304A JP30573891A JP30573891A JPH0574304A JP H0574304 A JPH0574304 A JP H0574304A JP 30573891 A JP30573891 A JP 30573891A JP 30573891 A JP30573891 A JP 30573891A JP H0574304 A JPH0574304 A JP H0574304A
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JP
Japan
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lever
actuator
substrate
pulse current
plunger
Prior art date
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Pending
Application number
JP30573891A
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English (en)
Inventor
Itsuki Ban
五紀 伴
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Secoh Giken Co Ltd
Original Assignee
Secoh Giken Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 所定巾のパルス電流により切換動作が行なわ
れる大電流切換用の切換スイッチを得ることが目的であ
る。 【構成】 所定巾のパルス電流の入力により作動子が所
定のストロークで往復動する電磁プランジャ及びその作
動子の往復動により、切換レバーを所定角だけ左右に交
互に回動し、左右の回動により切換レバーの遊端部を2
個の端子板と電気的に交互に接続する構成の切換スイッ
チとなっている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】入力パルス電流により切換動作が
行なわれる切換スイッチとして利用される。特に大きい
電流を切換える場合に有効な手段となる。
【0002】
【従来の技術】小電流の場合には周知の手段があるが、
大電流の場合に使用されるものはない。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】電磁プランジャを2個
使用して、切換スイッチの切換レバーを左右に回動して
切換スイッチを構成することは周知である。しかし1個
の電磁プランジャにパルス電流を供電して、入力パルス
電流を通電する毎に切換スイッチを作動する手段はな
い。かかる手段によると切換スイッチを小型軽量化する
ことができ、又大電流の切換えができるので有効な技術
となる。上述した技術手段を得ることが本発明の課題で
ある。
【0004】
【課題を解決するための手段】基板に固定された電磁プ
ランジャと、該電磁プランジャの励磁コイルに通電する
ことにより所定のストロークだけ基板に平行に吸引移動
され、通電を断つとスプリングバックする作動子と、該
作動子の端部において垂直に中央部が固着されたレバー
と、該レバーの両端より基板面の方向に突出されるとと
もに作動子の吸引方向に傾斜して折曲された第1,第2
の突出部と、前記したレバーが基板に対して平行に保持
され、作動子の軸方向の正逆のトルクが作用したときの
みに正逆方向に回動せしめられ、該トルクの消滅により
復帰する装置と、基板と作動子との間に介在されるとと
もに、基板に垂直な支軸により回動自在に支持され、支
軸の両側部が延長されてそれぞれ第1,第2のレバーと
なる導体で作られた切換レバーと、パルス電流を励磁コ
イルに入力することにより、作動子が吸引されて前記し
たレバーがともに移動したときに、第1の突出部と第1
のレバーが係合して切換レバーを所定角だけ回動せしめ
ることにより、第1のレバーの端部が基板上に固定され
た第1の導体部に摺接して保持され、次に作動子はスプ
リングバックし、次にパルス電流を再び励磁コイルに入
力することにより、作動子が吸引されて前記したレバー
がともに移動したときに、第2の突出部と第2のレバー
が係合して切換レバーを所定角だけ逆方向に回動せしめ
ることにより、第2のレバーの端部が基板上に固定され
た第2の導体部に摺接して保持され、次に作動子がスプ
リングバックする装置と、第1,第2の導体部より導出
された第1,第2の端子及び切換レバーより導出された
第3の端子とより構成されたものである。
【0005】
【作用】図1の基板1に固定した電磁プランジャ2の作
動子2aは、励磁コイルに入力パルス電流がある毎に1
往復する。作動子2aの端部にはレバー3が設けられて
ともに設定されたストロークだけ1往復する。作動子2
aが吸引されて往動するときに、レバー3の突出部3a
により、切換レバー(図3の切換レバー5)は、突出部
3aと係合して回動して図3の導体部6bと摺接して保
持され、作動子2のみがスプリングバックする。上述し
た動作において、突出部3aは図2に示すように傾いて
いるので、突出部3aは、切換レバー5と係合してこれ
を時計方向に回動するときに、図3に示す基板1に近接
する方向に移動せしめられる。従って突出部3bは基板
1より、離間する方向に移動して、切換レバー5と衝合
することを避けることができる。次に作動子2がレバー
3とともに復動するときには、突出部3bの斜面の下側
と切換レバー5は摺接して、レバー3は反対方向に回動
して切換レバー5を乗越えて図示の位置に復帰する。切
換レバー5は点線Fの位置より図示の位置となる。再び
次に励磁コイルにパルス電流を入力すると、作動子2は
1往復して、切換レバー5を点線Fの位置とする。切換
レバー5は導体で作られているので、端子板6は、励磁
コイルの通電毎に端子板6aと6b間との接続が切換え
られる作用がある。必要あれば、端子板6a,6bはナ
イフスイッチの構成とすることができるので大電流の切
換えのできる切換えスイッチとすることができる。
【0006】
【実施例】図1において、平板状の基板1には、電磁プ
ランジャ2が固定され、その作動子2aは、基板1に平
行に、矢印Bの方向に移動する。電磁プランジャ2の内
部の励磁コイルに通電すると、作動子2aは電磁力によ
り吸引されて矢印B方向に設定された距離だけ移動し、
通電を断つとスプリングバックして図示の位置となる。
板ばね1aの上端は基板1に螺着され、その遊端部は作
動子2aのスリット2b内に挿入されている。従って作
動子2は左右に自由に移動することができるが、軸方向
のまわりに回動せしめたときには復帰する弾撥力が作動
するように構成されている。
【0007】作動子2aの右端には、レバー3の中央部
が固定されている。その詳細を斜視図で示された図2に
つき次に説明する。作動子2aにはレバー3の中央部が
固着され、その両端には突出部3a,3bが設けられ
る。突出部3a,3bはプレス加工により作られ、設定
された角度だけ作動子2aの方向に折曲傾斜されてい
る。レバー3は図1の基板1に設けた板ばね1aにより
基板1に対して平行に保持されているが、レバー3に作
動子2aの軸のまわりに回転するトルクが印加される
と、矢印C若しくはその反対方向に回動し、印加トルク
が消滅すると復帰する。レバー3の突出部3a,3bに
より、図1の点線Eで示す装置が作動するものである
が、その詳細を図3につき説明する。
【0008】図1を矢印A方向よりみた平面図が図3で
ある。図3において、切換レバー5(導体で作られる)
と端子板6,6a,6bが図1の点線Eで示した装置
で、作動子2a,レバー3と基板1との間の空間に介在
されている。切換レバー5を矢印C方向よりみた図が、
図4に示されているので図3と図4につき詳細を説明す
る。
【0009】切換レバー5には偏平な円柱5aが固着さ
れ、支軸5bが植立される。支軸5bは基板1(図4に
おいて点線Gで示す)の軸受に回動自在に支持される。
切換レバー5の端部には摺動子となる板ばね7の基部が
固定される。基板1はプラスチック製で、その表面に導
体で作られた端子板6,6a,6bが表面を露出して埋
設される。摺動子7は端子板6a,6bに摺接するが、
その動作を次に説明する。
【0010】電磁プランジャ2の励磁コイルに所定の巾
のパルス電流を入力すると、作動子2aは往復動する。
左方に往動すると、突出部3bがレバー5に当接するの
で、その傾斜面により、レバー3は回転せしめられ、突
出部3bは基板1に近接する方向に移動し、突出部3b
と切換レバー5は係合して、これを点線Fの方向に回動
する。このときに突出部3aは基板1より離間する方向
に移動しているので、切換レバー5と衝合することが避
けられる。摺動子7は端子板6bと摺接して摩擦力によ
り電気的接触が保持される。作動子2aが復動するとき
には、突出部3aの傾斜部下面が切換レバー5に当接す
るが、突出部3aは基板1より浮上して切換レバー5を
乗越えてレバー3は図示の位置に復帰する。
【0011】この状態で更に電磁プランジャ2に所定の
巾のパルス電流を入力すると再び作動子2aは1往復動
する。往動時には、突出部3aが切換レバー5(点線F
で示す)と係合して時計方向に回転して図示の位置と
し、摺動子7は端子板6aと摺接して停止保持される。
作動子2aとレバー3は復動して図示の位置となる。こ
の往復動時に、突出部3a,3bがその傾斜部により、
紙面の上下方向に移動して、切換レバー5との衝合を回
避することは前述した場合と同様なので説明を省略す
る。
【0012】端子板6は図示のようにスプリングにより
切換レバー5に接続されているので、電磁プランジャ2
に1回の通電を行なう毎に端子板6と端子板6a,6b
の接続が切換られる切換スイッチが得られる。通電はパ
ルス的なので電力消費が僅少となり発熱もない作用効果
がある。摺動子7を利用しているので大電流の切換作用
のできる特徴がある。端子板6a,6bのいずれかを使
用しない場合若しくはいずれかを除去することにより、
オンオフの開閉スイッチとして利用することができる。
【0013】更に大電流の切換の場合には、端子板6
a,6bの代りにナイフスイッチに慣用されている端子
板を利用する。図4の板ばね7は除去される。図5にお
いて、電磁プランジャ2にパルス電流を入力すると切換
レバー5は図示の位置に回転して、その端部はナイフス
イッチ型の端子板11aの空隙に圧入されて保接され、
もう1回通電すると、切換レバー5は点線Fの位置まで
回転するので、ナイフスイッチ型の端子板11bの空隙
に圧入されて保持される。上述した説明より理解される
ように、端子12は端子12a,12bとの接続がパル
ス電流の入力毎に交替される切換スイッチとなる。ナイ
フスイッチの形式となっているので大電流の切換スイッ
チ若しくは開閉スイッチとして使用することができる作
用効果がある。
【0014】図6は、本発明装置により電源バッテリを
切換る場合の例を示したものである。バッテリ9aが、
端子8a,8bにより負荷の通電を行なっている場合
に、バッテリ9aの放電により電圧が降下したときに、
押釦スイッチを押圧して電磁プランジャ2に通電する
と、端子10と10bの接続に切換られて、バッテリ9
bにより負荷の通電が行なわれる。この間にバッテリ9
aを充電し、バッテリ9bの放電の終了したときに押釦
スイッチを押圧することにより、電磁プランジャ2が通
電されて端子10と10aが接続するので、バッテリ9
aにより負荷の通電を行なうことができる。同様な手段
により、負荷に大電流が必要とする場合の電源の切換ス
イッチとして使用することができる。
【0015】
【発明の効果】電磁プランジャに所定巾のパルス通電を
行なう毎に、大電流の通電の切換を行なうことのできる
切換スイッチを構成することができ、又その構成は簡素
化される。周知の継電器のように使用中に継続した電流
を励磁コイル通電する必要がないので、発熱がなく又電
力消費が著しく少なくなる。
【0016】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明装置の構成の説明図
【図2】作動子2aとレバー3の斜視図
【図3】図1を矢印A方向よりみた平面図
【図4】切換レバー5の説明図
【図5】切換レバー5を含む他の実施例の説明図
【図6】本発明装置によるバッテリ9a,9bの切換回
路図
【0017】
【符号の説明】
1,G 基板 2,2a 電磁プランジャとその作動子 1a 板ばね 2b スリット 3,3a,3b レバーと両端の突出部 5,5a 切換レバー 7 板ばね 6,6a,6b 端子板 11a,11b ナイフスイッチ型の端子板 9a,9b バッテリ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】基板に固定された電磁プランジャと、該電
    磁プランジャの励磁コイルに通電することにより所定の
    ストロークだけ基板に平行に吸引移動され、通電を断つ
    とスプリングバックする作動子と、該作動子の端部にお
    いて垂直に中央部が固着されたレバーと、該レバーの両
    端より基板面の方向に突出されるとともに作動子の吸引
    方向に傾斜して折曲された第1,第2の突出部と、前記
    したレバーが基板に対して平行に保持され、作動子の軸
    方向の正逆のトルクが作用したときのみに正逆方向に回
    動せしめられ、該トルクの消滅により復帰する装置と、
    基板と作動子との間に介在されるとともに、基板に垂直
    な支軸により回動自在に支持され、支軸の両側部が延長
    されてそれぞれ第1,第2のレバーとなる導体で作られ
    た切換レバーと、パルス電流を励磁コイルに入力するこ
    とにより、作動子が吸引されて前記したレバーがともに
    移動したときに、第1の突出部と第1のレバーが係合し
    て切換レバーを所定角だけ回動せしめることにより、第
    1のレバーの端部が基板上に固定された第1の導体部に
    摺接して保持され、次に作動子はスプリングバックし、
    次にパルス電流を再び励磁コイルに入力することによ
    り、作動子が吸引されて前記したレバーがともに移動し
    たときに、第2の突出部と第2のレバーが係合して切換
    レバーを所定角だけ逆方向に回動せしめることにより、
    第2のレバーの端部が基板上に固定された第2の導体部
    に摺接して保持され、次に作動子がスプリングバックす
    る装置と、第1,第2の導体部より導出された第1,第
    2の端子及び切換レバーより導出された第3の端子とよ
    り構成されたことを特徴とする入力パルス電流により作
    動する切換スイッチ。
JP30573891A 1991-09-09 1991-09-09 入力パルス電流により作動する切換スイツチ Pending JPH0574304A (ja)

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JP (1) JPH0574304A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7793399B2 (en) 2006-05-31 2010-09-14 Kabushiki Kaisha Toshiba Method for removing a crack in an electromechanical rotor
US7866020B2 (en) 2005-12-28 2011-01-11 Kabushiki Kaisha Toshiba Method for repairing a crack in an electromechanical rotor, method for preventing crack growth in the same, electromechanical rotor and rotary electrical machine
US8333006B2 (en) 2005-12-28 2012-12-18 Kabushiki Kaisha Toshiba Method for removing a crack in an electromechanical rotor
CN107993896A (zh) * 2017-12-29 2018-05-04 杭州英菲菱集成电路有限公司 一种具有电磁操作机械保持的机构

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US8333006B2 (en) 2005-12-28 2012-12-18 Kabushiki Kaisha Toshiba Method for removing a crack in an electromechanical rotor
US7793399B2 (en) 2006-05-31 2010-09-14 Kabushiki Kaisha Toshiba Method for removing a crack in an electromechanical rotor
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