JPH09140646A - パワーブラシ式電気掃除機の安全装置 - Google Patents
パワーブラシ式電気掃除機の安全装置Info
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- JPH09140646A JPH09140646A JP32829695A JP32829695A JPH09140646A JP H09140646 A JPH09140646 A JP H09140646A JP 32829695 A JP32829695 A JP 32829695A JP 32829695 A JP32829695 A JP 32829695A JP H09140646 A JPH09140646 A JP H09140646A
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- power
- suction port
- vacuum cleaner
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 使用中に吸込口本体を反転させた場合に、こ
の吸引口本体の回転ブラシを停止させ、回転ブラシとの
接触による怪我や事故を防止する。 【解決手段】吸引口本体1の駆動源4とコード5間に電
力供給を制御する制御手段7を設ける。制御手段7に検
知手段8とを連繋させる。吸引口本体1の反転時に制御
手段7と検知手段8との連繋が解除して、駆動源の電力
供給を停止し、回転ブラシ2の高速回転を停止させる。
の吸引口本体の回転ブラシを停止させ、回転ブラシとの
接触による怪我や事故を防止する。 【解決手段】吸引口本体1の駆動源4とコード5間に電
力供給を制御する制御手段7を設ける。制御手段7に検
知手段8とを連繋させる。吸引口本体1の反転時に制御
手段7と検知手段8との連繋が解除して、駆動源の電力
供給を停止し、回転ブラシ2の高速回転を停止させる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はパワーブラシ式電気
掃除機の安全装置に係り、詳しくは、吸込口本体に回転
ブラシを備えた電気掃除機において、吸込口本体が反転
した場合には回転ブラシの回転が停止し、使用状態では
回転ブラシが回転するようにして、回転ブラシと身体の
部位との接触による怪我や事故を防止し得るパワーブラ
シ式電気掃除機の安全装置に関するものである。
掃除機の安全装置に係り、詳しくは、吸込口本体に回転
ブラシを備えた電気掃除機において、吸込口本体が反転
した場合には回転ブラシの回転が停止し、使用状態では
回転ブラシが回転するようにして、回転ブラシと身体の
部位との接触による怪我や事故を防止し得るパワーブラ
シ式電気掃除機の安全装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、床面にじゅうたんやカーペットを
使用する面積の増加に伴い、これらのじゅうたんやカー
ペット等を掃除するための専用の掃除機への要望が高ま
っている。
使用する面積の増加に伴い、これらのじゅうたんやカー
ペット等を掃除するための専用の掃除機への要望が高ま
っている。
【0003】しかし、じゅうたんやカーペット等の毛足
を有する面の掃除においては、フローリング床や畳面と
は異なり、通常の吸引力より強力な吸引力が必要とされ
る。
を有する面の掃除においては、フローリング床や畳面と
は異なり、通常の吸引力より強力な吸引力が必要とされ
る。
【0004】そこで、最近では、強力な清掃能力を具備
させるために、吸込口本体に専用モータで回転する回転
ブラシを取り付けて、じゅうたんやカーペット等の毛足
内の塵埃を掻き出して強力に吸い込むというパワーブラ
シ式電気掃除機もあり、短時間で奇麗に掃除できるとい
う点から、最近では多くの家庭に普及している。
させるために、吸込口本体に専用モータで回転する回転
ブラシを取り付けて、じゅうたんやカーペット等の毛足
内の塵埃を掻き出して強力に吸い込むというパワーブラ
シ式電気掃除機もあり、短時間で奇麗に掃除できるとい
う点から、最近では多くの家庭に普及している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、このパワー
ブラシ式電気掃除機は、清掃能力は抜群に良いのである
が、回転力が強力なため、掃除機本体が転倒したことに
起因して、これに連結された吸込口本体が反転した場合
や、使用中に吸込口本体を故意に反転させた場合に、こ
の吸引口本体の回転ブラシが使用者の身体の一部分や
手、或いは指に接触し、怪我や事故を起こす危険性があ
り、近年、製造物に対する安全性が求められている状況
では、尚更大きな責任問題を追求される原因となってい
る。
ブラシ式電気掃除機は、清掃能力は抜群に良いのである
が、回転力が強力なため、掃除機本体が転倒したことに
起因して、これに連結された吸込口本体が反転した場合
や、使用中に吸込口本体を故意に反転させた場合に、こ
の吸引口本体の回転ブラシが使用者の身体の一部分や
手、或いは指に接触し、怪我や事故を起こす危険性があ
り、近年、製造物に対する安全性が求められている状況
では、尚更大きな責任問題を追求される原因となってい
る。
【0006】本発明の目的は、このような問題を解消す
るためになされたもので、使用中に吸込口本体を反転さ
せた場合には、吸込口本体の回転ブラシが停止し、また
元位置に復帰させた場合には、元のように吸込口本体の
回転ブラシが作動するようにして、安全性に優れた電気
掃除機の安全装置を提供するにある。
るためになされたもので、使用中に吸込口本体を反転さ
せた場合には、吸込口本体の回転ブラシが停止し、また
元位置に復帰させた場合には、元のように吸込口本体の
回転ブラシが作動するようにして、安全性に優れた電気
掃除機の安全装置を提供するにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明のパワーブラシ式
電気掃除機の安全装置は、吸引口本体に回転ブラシと該
回転ブラシを稼動させる駆動源を内装し、外部電源から
コードを介して供給される電力により回転ブラシを回転
させながら塵埃を吸引するパワーブラシ式電気掃除機の
吸引口本体において、該吸引口本体の駆動源とコード間
に電力供給を制御する制御手段を設け、該制御手段に検
知手段とを連繋させて成り、吸引口本体の反転時に制御
手段と検知手段との連繋が解除するよう構成する事を特
徴とするものである。
電気掃除機の安全装置は、吸引口本体に回転ブラシと該
回転ブラシを稼動させる駆動源を内装し、外部電源から
コードを介して供給される電力により回転ブラシを回転
させながら塵埃を吸引するパワーブラシ式電気掃除機の
吸引口本体において、該吸引口本体の駆動源とコード間
に電力供給を制御する制御手段を設け、該制御手段に検
知手段とを連繋させて成り、吸引口本体の反転時に制御
手段と検知手段との連繋が解除するよう構成する事を特
徴とするものである。
【0008】また、本発明のパワーブラシ式電気掃除機
の安全装置における制御手段は、コードを接続するリミ
ット端子と電源供給の入切を切替するリミットスイッチ
とを具備するリミットと、該リミットの一端に付設され
た元位置復帰可能な長寸切替板とから成り、該切替板の
中部位でリミットスイッチに押力を付与し、電源供給を
行うよう構成する事を特徴とするものである。
の安全装置における制御手段は、コードを接続するリミ
ット端子と電源供給の入切を切替するリミットスイッチ
とを具備するリミットと、該リミットの一端に付設され
た元位置復帰可能な長寸切替板とから成り、該切替板の
中部位でリミットスイッチに押力を付与し、電源供給を
行うよう構成する事を特徴とするものである。
【0009】更に、本発明のパワーブラシ式電気掃除機
の安全装置における制御手段は、コードを接続するリミ
ット端子と電源供給の入切を切替するリミットスイッチ
とを具備するリミットと、該リミットの一端にバネ付勢
されて付設された元位置復帰可能な長寸切替板とから成
り、該切替板の中部位でリミットスイッチに押力を付与
し、電源供給を行うよう構成する事を特徴とするもので
ある。
の安全装置における制御手段は、コードを接続するリミ
ット端子と電源供給の入切を切替するリミットスイッチ
とを具備するリミットと、該リミットの一端にバネ付勢
されて付設された元位置復帰可能な長寸切替板とから成
り、該切替板の中部位でリミットスイッチに押力を付与
し、電源供給を行うよう構成する事を特徴とするもので
ある。
【0010】更にまた、本発明のパワーブラシ式電気掃
除機の安全装置における検知手段は、前記制御手段と連
繋可能に並設され、出没自在な出没部材と、該出没部材
の略中央に連繋側が相反方向へのみ傾倒するよう枢止さ
れる共に連繋側他方に重錘体を固着した連繋部材とから
成り、吸引口本体の反転時に制御手段と連繋部材との連
繋が解除するよう構成する事を特徴とするものである。
除機の安全装置における検知手段は、前記制御手段と連
繋可能に並設され、出没自在な出没部材と、該出没部材
の略中央に連繋側が相反方向へのみ傾倒するよう枢止さ
れる共に連繋側他方に重錘体を固着した連繋部材とから
成り、吸引口本体の反転時に制御手段と連繋部材との連
繋が解除するよう構成する事を特徴とするものである。
【0011】更に本発明のパワーブラシ式電気掃除機の
安全装置における検知手段は、前記制御手段と連繋可能
に並設され、一方向へ付勢されて出没自在な出没部材
と、該出没部材の略中央に連繋側が相反方向へのみ傾倒
するよう枢止される共に連繋側他方に重錘体を固着した
連繋部材とから成り、吸引口本体の反転時に制御手段と
連繋部材との連繋が解除するよう構成する事を特徴とす
るものである。
安全装置における検知手段は、前記制御手段と連繋可能
に並設され、一方向へ付勢されて出没自在な出没部材
と、該出没部材の略中央に連繋側が相反方向へのみ傾倒
するよう枢止される共に連繋側他方に重錘体を固着した
連繋部材とから成り、吸引口本体の反転時に制御手段と
連繋部材との連繋が解除するよう構成する事を特徴とす
るものである。
【0012】
【作用】本発明のパワーブラシ式電気掃除機の安全装置
は、上記のような構成を採用することにより次のような
作用をもたらす。
は、上記のような構成を採用することにより次のような
作用をもたらす。
【0013】すなわち、本発明は、駆動源とコード間に
電力供給を制御する制御手段を設け、該制御手段に検知
手段とを連繋させて成り、吸引口本体の反転時に制御手
段と検知手段との連繋が解除するようにしているため、
通常の使用においては特に問題はなく、掃除機本体が転
倒したことに起因して、これに連結された吸込口本体が
反転した場合や、使用中に吸込口本体を故意に反転した
場合に、駆動源への電力供給は解除され、回転ブラシの
回転は停止し、回転ブラシの回転により使用者の身体の
一部分や手、或いは指に接触し、怪我や事故を起こす危
険性がなくなる。
電力供給を制御する制御手段を設け、該制御手段に検知
手段とを連繋させて成り、吸引口本体の反転時に制御手
段と検知手段との連繋が解除するようにしているため、
通常の使用においては特に問題はなく、掃除機本体が転
倒したことに起因して、これに連結された吸込口本体が
反転した場合や、使用中に吸込口本体を故意に反転した
場合に、駆動源への電力供給は解除され、回転ブラシの
回転は停止し、回転ブラシの回転により使用者の身体の
一部分や手、或いは指に接触し、怪我や事故を起こす危
険性がなくなる。
【0014】また本発明は、駆動源とコード間に電力供
給を制御する制御手段を設け、該制御手段に検知手段と
を連繋させて成り、吸引口本体の反転時にのみ制御手段
と検知手段との連繋が解除するようにしているため、元
位置に復帰させた場合は、元のように吸込口本体の回転
ブラシが作動し、安全性及び機能性にも優れている。
給を制御する制御手段を設け、該制御手段に検知手段と
を連繋させて成り、吸引口本体の反転時にのみ制御手段
と検知手段との連繋が解除するようにしているため、元
位置に復帰させた場合は、元のように吸込口本体の回転
ブラシが作動し、安全性及び機能性にも優れている。
【0015】
【発明の実施の態様】本発明のパワーブラシ式電気掃除
機の安全装置の一実施例を図面に基づき詳細に説明す
る。
機の安全装置の一実施例を図面に基づき詳細に説明す
る。
【0016】図5は、パワーブラシ式電気掃除機の裏面
側内部の吸引口本体1と、これに本発明のパワーブラシ
式電気掃除機の安全装置6を使用した状態を示す説明図
であり、吸引口本体1の内部に回転ブラシ2と、ベルト
3を介して該回転ブラシ2を稼動させる駆動源4を内装
し、外部電源からコード5を介して供給される電力によ
り、前記回転ブラシ2を回転させながら塵埃を吸引する
ようにしている。
側内部の吸引口本体1と、これに本発明のパワーブラシ
式電気掃除機の安全装置6を使用した状態を示す説明図
であり、吸引口本体1の内部に回転ブラシ2と、ベルト
3を介して該回転ブラシ2を稼動させる駆動源4を内装
し、外部電源からコード5を介して供給される電力によ
り、前記回転ブラシ2を回転させながら塵埃を吸引する
ようにしている。
【0017】また、本発明のパワーブラシ式電気掃除機
の安全装置6は、前記駆動源4とコード5間に電力供給
を制御する制御手段7を設け、該制御手段7に検知手段
8とを連繋させて構成され、吸引口本体1の反転時に制
御手段7と検知手段8との連繋が解除するようにしてい
るのである。
の安全装置6は、前記駆動源4とコード5間に電力供給
を制御する制御手段7を設け、該制御手段7に検知手段
8とを連繋させて構成され、吸引口本体1の反転時に制
御手段7と検知手段8との連繋が解除するようにしてい
るのである。
【0018】すなわち、前記制御手段7は、図1乃至図
5に示したように、吸引口本体1の一側に内装固定さ
れ、前記コード5を接続するリミット端子72・72と
電源供給の入切を切替するリミットスイッチ73とを具
備するリミット71と、該リミット71の一端に付設さ
れた元位置復帰可能な長寸切替板74とで構成され、該
切替板74の中部位近郊で前記リミットスイッチ73に
押力を付与し、電源供給を行うようにしており、前記長
寸切替板74と前記リミットスイッチ73との接触が解
除された状態で電源供給を解除する事ができるようにし
ている。
5に示したように、吸引口本体1の一側に内装固定さ
れ、前記コード5を接続するリミット端子72・72と
電源供給の入切を切替するリミットスイッチ73とを具
備するリミット71と、該リミット71の一端に付設さ
れた元位置復帰可能な長寸切替板74とで構成され、該
切替板74の中部位近郊で前記リミットスイッチ73に
押力を付与し、電源供給を行うようにしており、前記長
寸切替板74と前記リミットスイッチ73との接触が解
除された状態で電源供給を解除する事ができるようにし
ている。
【0019】また、前記長寸切替板74は、バネ付勢さ
れており、前記リミットスイッチ73に押力を付与した
後、これを解除した場合は、即座に元位置に復帰するよ
うに構成されている。
れており、前記リミットスイッチ73に押力を付与した
後、これを解除した場合は、即座に元位置に復帰するよ
うに構成されている。
【0020】尚、上記したように、図面では、制御手段
7はリミット71である場合を例示したが、これに限る
ものではなく、長寸切替板74を有し、該切替板74或
いはこれに類する部材の接触により電源供給を行い、接
触解除により電源供給解除できるものであれば、どのよ
うなものであってもよい事は言及するまでもない。
7はリミット71である場合を例示したが、これに限る
ものではなく、長寸切替板74を有し、該切替板74或
いはこれに類する部材の接触により電源供給を行い、接
触解除により電源供給解除できるものであれば、どのよ
うなものであってもよい事は言及するまでもない。
【0021】前記検知手段8は、図1及び図2に示した
ように、前記制御手段7であるリミット71の長寸切替
板74と連繋可能に並設されており、出没自在(図面で
は下方へ出没自在である例を示している。)な出没部材
82と、該出没部材82の略中央に連繋側、すなわち前
記長寸切替板74側(図面では左側)が長寸切替板74
と相反方向へのみ傾倒(図面では下方へ傾倒し、水平状
態で維持できるようにする例を示している。)するよう
枢止される共に、この出没部材82の連繋側他方、すな
わち前記長寸切替板74連繋側他方(図面では右側)に
重錘体83を固着した連繋部材81とから成り、吸引口
本体1を反転した場合に、制御手段7であるリミット7
1の長寸切替板74と連繋部材81との接触は、重錘体
83の重みにより連繋部材81は水平状態から傾倒して
不均衡状態になり、これら長寸切替板74と連繋部材8
1との接触は解除され、連繋が解除するようにしている
のである。
ように、前記制御手段7であるリミット71の長寸切替
板74と連繋可能に並設されており、出没自在(図面で
は下方へ出没自在である例を示している。)な出没部材
82と、該出没部材82の略中央に連繋側、すなわち前
記長寸切替板74側(図面では左側)が長寸切替板74
と相反方向へのみ傾倒(図面では下方へ傾倒し、水平状
態で維持できるようにする例を示している。)するよう
枢止される共に、この出没部材82の連繋側他方、すな
わち前記長寸切替板74連繋側他方(図面では右側)に
重錘体83を固着した連繋部材81とから成り、吸引口
本体1を反転した場合に、制御手段7であるリミット7
1の長寸切替板74と連繋部材81との接触は、重錘体
83の重みにより連繋部材81は水平状態から傾倒して
不均衡状態になり、これら長寸切替板74と連繋部材8
1との接触は解除され、連繋が解除するようにしている
のである。
【0022】尚、前記重錘体83は、吸引口本体1が、
図面のような通常の使用状態にある場合には、前記長寸
切替板74と連繋部材81が接触している状態でも、連
繋部材81は、十分に水平を保つ事のできる重量を確保
したものであり、吸引口本体1を反転した場合には、こ
の重錘体83の自重により、重錘体83側が下方へ移動
して(図面では上方へ移動)、連繋部材81は水平状態
から傾倒するのである。
図面のような通常の使用状態にある場合には、前記長寸
切替板74と連繋部材81が接触している状態でも、連
繋部材81は、十分に水平を保つ事のできる重量を確保
したものであり、吸引口本体1を反転した場合には、こ
の重錘体83の自重により、重錘体83側が下方へ移動
して(図面では上方へ移動)、連繋部材81は水平状態
から傾倒するのである。
【0023】更に、前記出没部材82は、下端部の引っ
掛かりを可及的に少なくするために、球状形成している
が、これに代えて、図3に示したように、該出没部材8
2の下端にソリー状の板材84や、図4に示したよう
に、該出没部材82の下端に可回動ローラ85を設けて
もよい。
掛かりを可及的に少なくするために、球状形成している
が、これに代えて、図3に示したように、該出没部材8
2の下端にソリー状の板材84や、図4に示したよう
に、該出没部材82の下端に可回動ローラ85を設けて
もよい。
【0024】更にまた、前記出没部材82は、上部にバ
ネ付勢されて一方向(図面では下方)へ出没自在に突出
するように構成し、吸引口本体1が通常の使用状態にあ
る場合でも、出没部材82の自重のみによらず、常時下
方へ出没しやすいようにすることができるのである。
ネ付勢されて一方向(図面では下方)へ出没自在に突出
するように構成し、吸引口本体1が通常の使用状態にあ
る場合でも、出没部材82の自重のみによらず、常時下
方へ出没しやすいようにすることができるのである。
【0025】上記のように構成される本発明のパワーブ
ラシ式電気掃除機の安全装置を使用するにあっては、吸
引口本体1の裏面側が下方に位置するようにして使用す
るだけでよく、吸引口本体1の裏面部11が床面に接触
する状態で、出没部材82は上方へ押し上げられ、これ
と共に連繋部材81が水平を保ちながら上方へ押し上げ
られ、これと連繋する長寸切替板74も上方へ押し上げ
られてリミットスイッチ73を入力し、駆動源4を稼動
させて吸引口本体1内部の回転ブラシ2を回転させるこ
とができるのである。
ラシ式電気掃除機の安全装置を使用するにあっては、吸
引口本体1の裏面側が下方に位置するようにして使用す
るだけでよく、吸引口本体1の裏面部11が床面に接触
する状態で、出没部材82は上方へ押し上げられ、これ
と共に連繋部材81が水平を保ちながら上方へ押し上げ
られ、これと連繋する長寸切替板74も上方へ押し上げ
られてリミットスイッチ73を入力し、駆動源4を稼動
させて吸引口本体1内部の回転ブラシ2を回転させるこ
とができるのである。
【0026】また、吸引口本体1の裏面部11が床面と
離れた状態にした場合には、出没部材82は下方へ復帰
し、これと共に連繋部材81が水平を保ちながら下方へ
下がり、これと連繋する長寸切替板74も下方へ下げら
れるため、リミットスイッチ73は解除され、駆動源4
を停止させて吸引口本体1内部の回転ブラシ2の回転も
停止させることができるのである。
離れた状態にした場合には、出没部材82は下方へ復帰
し、これと共に連繋部材81が水平を保ちながら下方へ
下がり、これと連繋する長寸切替板74も下方へ下げら
れるため、リミットスイッチ73は解除され、駆動源4
を停止させて吸引口本体1内部の回転ブラシ2の回転も
停止させることができるのである。
【0027】更に、掃除機本体が転倒したことに起因し
て、これに連結された吸込口本体1が反転した場合や、
使用中に吸込口本体1を故意に反転させた場合は、出没
部材82に枢止された連繋部材81の重錘体83自身の
重量により、重錘体83側が下方へ下がり、連繋部材8
1は不均衡な状態となり長寸切替板74側は枢止部を中
心として上方へ持ち上げられ、連繋部材81と長寸切替
板74とは離反した状態となる。
て、これに連結された吸込口本体1が反転した場合や、
使用中に吸込口本体1を故意に反転させた場合は、出没
部材82に枢止された連繋部材81の重錘体83自身の
重量により、重錘体83側が下方へ下がり、連繋部材8
1は不均衡な状態となり長寸切替板74側は枢止部を中
心として上方へ持ち上げられ、連繋部材81と長寸切替
板74とは離反した状態となる。
【0028】従って、長寸切替板74とリミットスイッ
チ73との接触は解除され、駆動源4を停止させて吸引
口本体1内部の回転ブラシ2の回転も停止させることが
できるのである。
チ73との接触は解除され、駆動源4を停止させて吸引
口本体1内部の回転ブラシ2の回転も停止させることが
できるのである。
【0029】
【発明の効果】以上のように、本発明のパワーブラシ式
電気掃除機の安全装置は、吸引口本体に回転ブラシと該
回転ブラシを稼動させる駆動源を内装し、外部電源から
コードを介して供給される電力により回転ブラシを回転
させながら塵埃を吸引するパワーブラシ式電気掃除機の
吸引口本体内に、該吸引口本体の駆動源とコード間に電
力供給を制御する制御手段を設け、該制御手段に検知手
段とを連繋させて、吸引口本体が反転した場合に制御手
段と検知手段との連繋を解除して、回転ブラシの回転を
停止させるように構成しているため、従来のパワーブラ
シ式電気掃除機のように吸引口本体の回転ブラシが使用
者の身体の一部分や手、或いは指に接触し、怪我や事故
を起こす危険性がない。
電気掃除機の安全装置は、吸引口本体に回転ブラシと該
回転ブラシを稼動させる駆動源を内装し、外部電源から
コードを介して供給される電力により回転ブラシを回転
させながら塵埃を吸引するパワーブラシ式電気掃除機の
吸引口本体内に、該吸引口本体の駆動源とコード間に電
力供給を制御する制御手段を設け、該制御手段に検知手
段とを連繋させて、吸引口本体が反転した場合に制御手
段と検知手段との連繋を解除して、回転ブラシの回転を
停止させるように構成しているため、従来のパワーブラ
シ式電気掃除機のように吸引口本体の回転ブラシが使用
者の身体の一部分や手、或いは指に接触し、怪我や事故
を起こす危険性がない。
【0030】また本発明の安全装置は、吸引口本体と床
面とが接触することで、検知手段と制御手段が作動する
ように構成しているため、通常の使用時においても、吸
引口本体を床面から離した状態でも回転ブラシの回転は
停止し、無駄な電力供給を防止でき、経済的且つ合理的
である。
面とが接触することで、検知手段と制御手段が作動する
ように構成しているため、通常の使用時においても、吸
引口本体を床面から離した状態でも回転ブラシの回転は
停止し、無駄な電力供給を防止でき、経済的且つ合理的
である。
【0031】よって本発明は、従来の各種問題点を解決
し、安全性を重要視し、しかも経済的で合理的なもので
ある。
し、安全性を重要視し、しかも経済的で合理的なもので
ある。
【図1】本発明のパワーブラシ式電気掃除機の安全装置
の一実施例を示す説明図である。
の一実施例を示す説明図である。
【図2】本発明のパワーブラシ式電気掃除機の安全装置
の一実施例を示す説明図である。
の一実施例を示す説明図である。
【図3】本発明のパワーブラシ式電気掃除機の安全装置
の他の実施例を示す説明図である。
の他の実施例を示す説明図である。
【図4】本発明のパワーブラシ式電気掃除機の安全装置
の他の実施例を示す説明図である。
の他の実施例を示す説明図である。
【図5】パワーブラシ式電気掃除機の吸引口本体に本発
明のパワーブラシ式電気掃除機の安全装置を設置した状
態を示す説明図である。
明のパワーブラシ式電気掃除機の安全装置を設置した状
態を示す説明図である。
1 吸引口本体 2 回転ブラシ 3 ベルト 4 駆動源 5 コード 6 パワーブラシ式電気掃除機の安全装置 7 制御手段 71 リミット 72 リミット端子 73 リミットスイッチ 74 長寸切替板 71 リミット 71 リミット 8 検知手段 81 連繋部材 82 出没部材 83 重錘体
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成8年2月20日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0027
【補正方法】変更
【補正内容】
【0027】更に、掃除機本体が転倒したことに起因し
て、これに連結された吸込口本体1が反転した場合や、
使用中に吸込口本体1を故意に反転させた場合は、出没
部材82に枢止された連繋部材81の重錘体83自身の
重量により、重錘体83側が下方へ下がり、連繋部材8
1は不均衡な状態となり長寸切替板74側は枢止部を中
心として上方へ持ち上げられると共に、吸引口本体1の
裏面部11が床面と離れた状態になる為、出没部材82
はばね付勢されて上方へ突出復帰し、連繋部材81と長
寸切替板74とは離反した状態となる。
て、これに連結された吸込口本体1が反転した場合や、
使用中に吸込口本体1を故意に反転させた場合は、出没
部材82に枢止された連繋部材81の重錘体83自身の
重量により、重錘体83側が下方へ下がり、連繋部材8
1は不均衡な状態となり長寸切替板74側は枢止部を中
心として上方へ持ち上げられると共に、吸引口本体1の
裏面部11が床面と離れた状態になる為、出没部材82
はばね付勢されて上方へ突出復帰し、連繋部材81と長
寸切替板74とは離反した状態となる。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0028
【補正方法】変更
【補正内容】
【0028】従って、長寸切替板74とリミットスイッ
チ73との接触は解除され、駆動源4を停止させて吸引
口本体1内部の回転ブラシ2の回転も停止させることが
できるのである。また、この場合の連繋部材81は不均
衡な状態となっている為、突出している出没部材82を
誤って押した場合においても、連繋部材81と長寸切替
板74とは離反した状態にあり、駆動源4を作動させる
ことはなく、吸引口本体1内部の回転ブラシ2を誤回転
させることもない。
チ73との接触は解除され、駆動源4を停止させて吸引
口本体1内部の回転ブラシ2の回転も停止させることが
できるのである。また、この場合の連繋部材81は不均
衡な状態となっている為、突出している出没部材82を
誤って押した場合においても、連繋部材81と長寸切替
板74とは離反した状態にあり、駆動源4を作動させる
ことはなく、吸引口本体1内部の回転ブラシ2を誤回転
させることもない。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0029
【補正方法】変更
【補正内容】
【0029】
【発明の効果】以上のように、本発明のパワーブラシ式
電気掃除機の安全装置は、吸引口本体に回転ブラシと該
回転ブラシを稼動させる駆動源を内装し、外部電源から
コードを介して供給される電力により回転ブラシを回転
させながら塵埃を吸引するパワーブラシ式電気掃除機の
吸引口本体内に、該吸引口本体の駆動源とコード間に電
力供給を制御する制御手段を設け、該制御手段に検知手
段とを連繋させて、吸引口本体が反転した場合や出没部
材が突出した状態で、制御手段と検知手段との連繋を解
除して、回転ブラシの回転を停止させるように構成して
いるため、従来のパワーブラシ式電気掃除機のように吸
引口本体の回転ブラシが使用者の身体の一部分や手、或
いは指に接触し、怪我や事故を起こす危険性がない。
電気掃除機の安全装置は、吸引口本体に回転ブラシと該
回転ブラシを稼動させる駆動源を内装し、外部電源から
コードを介して供給される電力により回転ブラシを回転
させながら塵埃を吸引するパワーブラシ式電気掃除機の
吸引口本体内に、該吸引口本体の駆動源とコード間に電
力供給を制御する制御手段を設け、該制御手段に検知手
段とを連繋させて、吸引口本体が反転した場合や出没部
材が突出した状態で、制御手段と検知手段との連繋を解
除して、回転ブラシの回転を停止させるように構成して
いるため、従来のパワーブラシ式電気掃除機のように吸
引口本体の回転ブラシが使用者の身体の一部分や手、或
いは指に接触し、怪我や事故を起こす危険性がない。
Claims (5)
- 【請求項1】 吸引口本体に回転ブラシと該回転ブラシ
を稼動させる駆動源を内装し、外部電源からコードを介
して供給される電力により回転ブラシを回転させながら
塵埃を吸引するパワーブラシ式電気掃除機の吸引口本体
において、該吸引口本体の駆動源とコード間に電力供給
を制御する制御手段を設け、該制御手段に検知手段とを
連繋させて成り、吸引口本体の反転時に制御手段と検知
手段との連繋が解除するよう構成する事を特徴とするパ
ワーブラシ式電気掃除機の安全装置。 - 【請求項2】 前記制御手段は、コードを接続するリミ
ット端子と電源供給の入切を切替するリミットスイッチ
とを具備するリミットと、該リミットの一端に付設され
て元位置復帰可能な長寸切替板とから成り、該切替板の
中部位でリミットスイッチに押力を付与し、電源供給を
行うよう構成する事を特徴とする請求項1のパワーブラ
シ式電気掃除機の安全装置。 - 【請求項3】 前記制御手段は、コードを接続するリミ
ット端子と電源供給の入切を切替するリミットスイッチ
とを具備するリミットと、該リミットの一端にバネ付勢
されて付設された元位置復帰可能な長寸切替板とから成
り、該切替板の中部位でリミットスイッチに押力を付与
し、電源供給を行うよう構成する事を特徴とする請求項
1のパワーブラシ式電気掃除機の安全装置。 - 【請求項4】 前記検知手段は、前記制御手段と連繋可
能に並設され、出没自在な出没部材と、該出没部材の略
中央に連繋側が相反方向へのみ傾倒するよう枢止される
共に連繋側他方に重錘体を固着した連繋部材とから成
り、吸引口本体の反転時に制御手段と連繋部材との連繋
が解除するよう構成する事を特徴とする請求項1乃至請
求項3のパワーブラシ式電気掃除機の安全装置。 - 【請求項5】 前記検知手段は、前記制御手段と連繋可
能に並設され、一方向へ付勢されて出没自在な出没部材
と、該出没部材の略中央に連繋側が相反方向へのみ傾倒
するよう枢止される共に連繋側他方に重錘体を固着した
連繋部材とから成り、吸引口本体の反転時に制御手段と
連繋部材との連繋が解除するよう構成する事を特徴とす
る請求項1乃至請求項3のパワーブラシ式電気掃除機の
安全装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP32829695A JPH09140646A (ja) | 1995-11-21 | 1995-11-21 | パワーブラシ式電気掃除機の安全装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP32829695A JPH09140646A (ja) | 1995-11-21 | 1995-11-21 | パワーブラシ式電気掃除機の安全装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09140646A true JPH09140646A (ja) | 1997-06-03 |
Family
ID=18208649
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP32829695A Pending JPH09140646A (ja) | 1995-11-21 | 1995-11-21 | パワーブラシ式電気掃除機の安全装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH09140646A (ja) |
-
1995
- 1995-11-21 JP JP32829695A patent/JPH09140646A/ja active Pending
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