JPH11216085A - 電気掃除機 - Google Patents

電気掃除機

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Publication number
JPH11216085A
JPH11216085A JP2178698A JP2178698A JPH11216085A JP H11216085 A JPH11216085 A JP H11216085A JP 2178698 A JP2178698 A JP 2178698A JP 2178698 A JP2178698 A JP 2178698A JP H11216085 A JPH11216085 A JP H11216085A
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JP
Japan
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suction tool
main body
pipe
suction
support member
Prior art date
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Pending
Application number
JP2178698A
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English (en)
Inventor
Hiroshi Nakamoto
博司 仲本
Kiminori Kato
公軌 加藤
Hiromi Kawashima
裕美 川島
Tamaki Nishigori
環 錦織
Toru Kodachi
徹 小立
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP2178698A priority Critical patent/JPH11216085A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本体スタンド時に回転ブラシが回転した状態
でも、本体が独りでに前進することを防止できる掃除機
を提供する。 【解決手段】 本体37をパイプ19を介して吸込具1
0に傾動自在に接続し、パイプ19の回動軸19a側面
にパイプ19の回動により床面に対して出没自在な支持
部材20が設けたものである。本体37をスタンド状態
となるように傾動させると、パイプ19が回動して、そ
の回動軸19a側面に設けた支持部材20も回動し、支
持部材20の先端が床面に接触し、摩擦抵抗としての機
能を果たし、吸込具10内の回転ブラシ14が回転して
いても、本体37が独りでに前進することを防止できる
のである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、一般家庭で使用さ
れる電気掃除機に関するもので、特に吸込具の自走性と
本体スタンド時の使用性向上に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の電気掃除機は特開平6−2098
81号公報に示されたものが一般的であった。以下図面
にしたがって説明する。
【0003】図13において、本体2内部には電動送風
機室および集塵室を配し、電動送風機室に配した電動送
風機の吸引力により塵埃を吸い込み集塵室内の集塵袋に
溜めるようになっている。また本体2の下部には集塵室
に連通する接続口1を設け、前記接続口1と吸込具3は
着脱自在に接続されている。前記吸込具3は電動機(図
示せず)と攪拌帯39を有した回転ブラシ40が設けら
れている。また本体2上方にはハンドル4を有してお
り、前記ハンドル4には前記電動送風機と前記吸込具3
の電動機の駆動を入り切りさせる本体スイッチ(図示せ
ず)が設けられている。
【0004】上記構成により、前記吸込具3の電動機の
駆動力で攪拌帯39を有した回転ブラシ40を回転さ
せ、前記攪拌帯39によりじゅうたん上のごみをかき上
げて本体2の電動送風機の吸引力により集塵室にごみを
集塵させていた。
【0005】また、近年では吸込具3にスイッチ(図示
せず)を設け、吸込具3を床面から浮かせるとスイッチ
が切れて電動機に流れる電流が遮断され、回転ブラシ4
0の回転が止まり、更に吸込具3を床面に接地させると
スイッチが入り、電動機に電流が流れて再び回転ブラシ
40が回転させるようにしたものもある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】図13に示すような構
成では、吸込具3を床面に接地させた状態で、本体2を
スタンド状態、すなわち、図に示すように本体2を立た
せた状態で放置したとき、吸込具3が床面に接地された
状態であるので、回転ブラシ40の回転が止まらず、吸
込具3が接地している床面、例えば、じゅうたん上ある
いはたたみ等のささくれが起こりやすく、さらには使用
者がハンドル4から手を放すと掃除機の本体2が回転ブ
ラシ40の回転により独りでに走りだす可能性があり、
使い勝手が悪いという課題を有していた。この課題を解
決する方法として、使用者がスタンド状態にするときに
はその都度、吸込具3の電動機のスイッチをオフしてや
ればよいが、掃除の使用形態としては、掃除する場所の
障害物、例えば、机の下を掃除する場合には椅子等を移
動させる必要があり、そのような短時間の場合には掃除
機をスタンド状態にしておき、椅子等を移動させること
が一般的で、椅子等を移動させる毎に吸込具3の電動機
のスイッチをオフするのは、非常に面倒なものであり、
使い勝手が悪かった。
【0007】本発明は上記課題に鑑み、電気掃除機をス
タンド状態にする際の使い勝手の向上を図ることを目的
とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明は、吸引力を発生する電動送風機を内蔵する本
体と、この本体下方に位置する吸込具と、前記吸込具内
に配した回転ブラシと、前記吸込具に対し前記本体が傾
動自在となるように前記吸込具側に回動軸を有し、前記
吸込具と本体とを接続するパイプを備え、前記吸込具内
にはパイプの回動動作に応じて回動し、吸込具の下方に
出没自在とした支持部材を設け、前記本体をスタンド状
態となるように回動すると支持部材の一部が床面に接触
するようにしたものである。
【0009】上記構成により、本体のスタンド時に回転
ブラシが回転した状態でも、パイプが回動して支持板が
床面に接触するので、回転ブラシが床面から浮いた状態
となり本体が独りでに前進することを防止できるのであ
る。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1記載の発明は、
吸引力を発生する電動送風機を内蔵する本体と、この本
体下方に位置する吸込具と、前記吸込具内に配した回転
ブラシと、前記吸込具に対し前記本体が傾動自在となる
ように前記吸込具側に回動軸を有し、前記吸込具と本体
とを接続するパイプを備え、前記吸込具内にはパイプの
回動動作に応じて回動し、吸込具の下方に出没自在とし
た支持部材を設け、前記本体をスタンド状態となるよう
に回動すると支持部材の一部が床面に接触するようにし
たもので、上記構成により、本体スタンド時に回転ブラ
シが回転した状態でも、パイプが回動して支持板が床面
に接触するので、回転ブラシが床面から浮いた状態とな
り本体が独りでに前進することを防止できるのである。
【0011】本発明の請求項2記載の発明は、請求項1
における支持部材を略L字形とし、パイプの回動軸側に
一端側を取り付け、他端側を吸込具の下方に出没自在と
し、前記支持部材の他端側にゴム等の弾性体を設けたも
ので、上記構成により、ゴム等の弾性体を床面に接地さ
せているため、本体が独りでに走り出すことと床面への
傷つきがなくなるのである。
【0012】本発明の請求項3記載の発明は、吸引力を
発生する電動送風機を内蔵する本体と、この本体下方に
位置する吸込具と、前記吸込具内に配した回転ブラシ
と、前記吸込具に対し前記本体が傾動自在となるように
前記吸込具側に回動軸を有し、かつ前記吸込具と本体と
を接続するパイプを備え、前記吸込具内にはパイプの回
動動作に応じて回動する支持部材を設け、前記本体をス
タンド状態に傾けた状態で支持部材の一部が吸込具のロ
−ラ−の回転軸外周に設けた複数個の凸部を当接させた
もので、上記構成により、スタンド状態にした時、支持
板の一部がロ−ラ−の回転軸外周に設けた複数個の凸部
に引っ掛かることにより、ロ−ラ−の回転が止まるた
め、本体が独りでに前進することを防止でき、また、支
持板を床面に接地させないため、敷居等の段差を乗り越
える場合の引っかかり及び、床面に対しての傷つきもな
くなるのである。
【0013】本発明の請求項4記載の発明は、吸引力を
発生する電動送風機を内蔵する本体と、この本体下方に
位置する吸込具と、前記吸込具内に配した回転ブラシ
と、前記吸込具内に上下動自在に配され、前記回転ブラ
シを軸支する軸受と、前記吸込具に対し前記本体が傾動
自在となるように前記吸込具側に回動軸を有し、かつ前
記吸込具と本体とを接続するパイプを備え、前記吸込具
内にはパイプの回動動作に応じて回動する支持部材を設
けるとともに、この支持部材の回動動作を前記軸受の上
下動動作に変換するレバーを設け、前記本体をスタンド
状態に傾けた状態で、前記レバ−が前記回転ブラシを上
方へ移動させるもので、上記構成により、本体スタンド
時、回転ブラシが床面に接地しないため独りでに自走す
ることがなく畳や床面への傷つきがなくなる。
【0014】本発明の請求項5記載の発明は、吸引力を
発生する電動送風機を内蔵する本体と、この本体下方に
位置する吸込具と、前記吸込具内に配した回転ブラシ
と、この回転ブラシを回転駆動する電動機と、前記吸込
具に対し前記本体が傾動自在となるように前記吸込具側
に回動軸を有し、かつ前記吸込具と本体とを接続するパ
イプを備え、前記吸込具内にはパイプの回動動作に応じ
て回動する支持部材を設けるとともに、この支持部材の
回動動作を前記電動機を移動させる動作に変換する部材
を設け、前記本体をスタンド状態に傾けた状態で、前記
部材が電動機を移動させて電動機から回転ブラシへの回
転力を遮断させる構成のもので、上記構成により、本体
スタンド時、回転ブラシの回転を止めるため、毛足の長
いじゅうたん上でもささくれが起きることがなくなるの
である。
【0015】本発明の請求項6記載の発明は、吸引力を
発生する電動送風機を内蔵する本体と、この本体下方に
位置する吸込具と、前記吸込具内に配した回転ブラシ
と、この回転ブラシを回転駆動する電動機と、電動機へ
の通電をオン、オフするスイッチと、前記吸込具に対し
前記本体が傾動自在となるように前記吸込具側に回動軸
を有し、かつ前記吸込具と本体とを接続するパイプを備
え、前記吸込具内にはパイプの回動動作に応じて回動す
る支持部材を設けるとともに、この支持部材の回動動作
を前記スイッチをオン、オフさせる動作に変換するレバ
ー設け、前記本体をスタンド状態に傾けた状態で、前記
レバーがスイッチをオフさせるもので、上記構成によ
り、本体スタンド時、回転ブラシの回転を止めるため、
毛足の長いじゅうたん上でもささくれが起きることがな
く、安価に構成できる。
【0016】
【実施例】(実施例1)以下、本発明の第1の実施例
を、図1〜図3を用いて説明する。
【0017】まず、全体構成を図2により説明する。本
体37上方にはハンドル9を取り付け、本体37下方内
部には電動送風機5を収容する電動送風機室6を形成
し、本体37上方内部には電動送風機5の吸引口に連通
する集塵室7を設けている。本体37後方下部には吸込
具10を着脱自在に接続できる接続口8を設け、前記接
続口8は接続管12着脱自在に取り付けられ、この接続
管12は集塵室7と連通するホ−ス11が接続されてい
る。
【0018】吸込具10は下部ケ−ス11と上部ケース
11aとから構成されており、吸込具10の前方の吸込
室12には複数個の攪拌帯13を床面に対し圧接させた
回転ブラシ14が回転自在に配設されている。吸込具1
0の後方には図3に示すように電動機15が配され、電
動機15の回転軸16と回転ブラシ14の回転軸との間
にベルト17が張架され、電動機15の回転を回転ブラ
シ14に伝達させるようになっている。下部ケ−ス11
後方両側面にはロ−ラ−18が回転自在に取りつけられ
ている。下部ケ−ス11後方中心部に前記接続口8に着
脱自在で、本体37を吸込具10に対して傾動自在に接
続するパイプ19が設けられている。パイプ19は図
1、3に示すように、その回動軸19a側面に略L形状
の支持部材20の一端を取り付け、他端側がパイプ19
の回動動作に従い床面側に出没自在となるようにしてい
る。すなわち、パイプ19の回動により本体37をスタ
ンド状態にしたときに支持部材20の他端側が床面に対
して接触するようになっており、下部ケ−ス11下面に
は支持板20の回動時にその他端部が接触しないよう開
口孔21を設けている。
【0019】上記構成による作用は以下の通りである。
すなわち、本体37をスタンド状態にするために本体3
7を吸込具10に対して傾動させると、接続パイプ19
が回動軸19aを中心に回動し、接続パイプ19の回動
軸19a側面に設けた略L型形状の支持板20も回動す
る。支持板20が回動すると、その端部が床面に接触
し、摩擦抵抗としての機能を果たし、回転ブラシ14を
回転させた状態で本体37をスタンド状態としても、本
体37が独りでに前進することを防止できるのである。
【0020】(実施例2)次に本発明の第2の実施例
を、図4を用いて説明する。なお上記第1の実施例と同
一構成部品については同一符号を付して、その説明を省
略する。
【0021】パイプ19の回動軸19a側面に設けた略
L型形状の支持板20の床面当接側先端にゴム等の弾性
体21を設けた構成のものである。
【0022】上記構成による作用は以下の通りである。
すなわち、ゴム等の弾性体21を床面に接地させている
ため、床面を傷つける事なく、本体37が独りでに前進
することを防止できるのである。
【0023】(実施例3)次に本発明の第3の実施例
を、図5、図6を用いて説明する。なお上記第1の実施
例と同一構成部品については同一符号を付して、その説
明を省略する。
【0024】パイプ19の回動時、パイプ19の回動軸
19a側面に設けた略L型形状の支持板20の先端部と
ロ−ラ−18の回転軸22外周に設けた複数個の凸部2
3を当接させた構成のものである。なお、本実施例の支
持部材20の回動軸19aと反対側の端部は床面に当接
する必要はなく、ロ−ラ−18の回転を阻止できるよう
にロ−ラ−18の凸部23に当接すればよい。
【0025】上記構成による作用は以下の通りである。
すなわち、パイプ19を回動させてスタンド状態にした
時、支持板20の先端部がロ−ラ−18の回転軸22外
周に設けた複数個の凸部23に引っ掛かることにより、
ロ−ラ−18の回転が止まるため本体37が独りでに前
進することを防止でき、支持板20を床面に接地させな
いため、敷居等の段差を乗り越える場合の引っかかり及
び、床面に対しての傷つきもなくなるのである。
【0026】(実施例4)次に本発明の第4の実施例
を、図7、図8を用いて説明する。なお上記第1の実施
例と同一構成部品については同一符号を付して、その説
明を省略する。
【0027】吸込具10は回転ブラシ14の端部の回転
軸を軸支する軸受25を上下動自在に支持し、この軸受
25は上部ケ−ス24内面に一端を当接させたバネ26
により下方に付勢されている。吸込具の下部ケ−ス11
には回動支持されたクランク形状の回動レバ−27が設
けられ、その回動レバー27の一端は前記軸受25下方
部に当接され、他端はパイプ19回動軸19a側面に設
けた略L型形状の支持板20と当接した構成のものであ
る。
【0028】上記構成による作用は以下の通りである。
すなわち、本体37のスタンド時、パイプ19が回動
し、前記支持板20が回動レバ−27の他端を押し下げ
るので、回動レバー27の一端側は軸受25を押し上
げ、回転ブラシ14を上方へ移動させる。したがって、
回転ブラシ14が床面に接地しないため独りでに自走す
ることがなく畳や床面への傷つきがなくなる。
【0029】(実施例5)次に本発明の第5の実施例
を、図9、図10を用いて説明する。なお上記第1の実
施例と同一構成部品については同一符号を付して、その
説明を省略する。
【0030】吸込具10の電動機15が上方部が開口し
たケ−ス28に固定され、前記電動機15の回転軸29
先端部には円錐状の凸部30が設けられている。また円
錐状の凹部を有したプ−リ−31外周には電動機15の
駆動力を回転ブラシ14に伝達するベルト38が掛けら
れており、前記電動機15の凸部30が前記プ−リ−3
1に設けられた円錐状の凹部に嵌合することで電動機1
5の駆動力を伝えることができる。前記ケ−ス28側面
には上方が短辺となる台形状の凸部32が設けられてい
る。また前記ケ−ス28後面と吸込具の下部ケ−ス11
間にバネ33が配設され、パイプ19の回動時、パイプ
19回動軸側面に設けた略L型形状の支持板20の先端
部と前記ケ−ス28側面に設けた凸部32を当接させる
構成のものである。
【0031】上記構成による作用は以下の通りである。
すなわち、本体37のスタンド時、パイプ19が回動す
ることにより、パイプ19に設けた支持板20の先端部
がケ−ス28側面に設けた台形状の凸部32の傾斜に沿
って回動する。この時前記ケ−ス28は前記支持板20
の先端部で凸部32の傾斜に沿ってバネ33の圧縮方向
に押されて電動機15ごと移動するため、電動機15の
凸部30がプ−リ−31の凹部から外れることにより電
動機15の駆動力が解除されて回転ブラシ14の回転が
止まることになる。毛足の長いじゅうたん上でもささく
れが起きることがなくなるのである。
【0032】(実施例6)次に本発明の第6の実施例
を、図11、図12を用いて説明する。なお上記第1の
実施例と同一構成部品については同一符号を付して、そ
の説明を省略する。
【0033】吸込具10の下部ケ−ス11にスイッチ3
4とバネ35で付勢されたスイッチレバ−36が設けら
れている。下部ケ−ス11に回動支持されたハ型形状の
回動レバ−37の一端はスイッチレバ−36と当接さ
れ、回動レバ−37の他端はパイプ19の回動時、パイ
プ19回動軸側面に設けた略L型形状の支持板20の先
端部と当接させる構成のものである。
【0034】上記構成による作用は以下の通りである。
すなわち、本体37のスタンド時、回動レバ−37に設
けた支持板20の先端部が回動レバ−37の一端を押し
下げ、他端はスイッチレバ−36を押し上げる。この時
スイッチ34が切る状態となり、電動機15の電流を遮
断し、回転ブラシ14の回転を止めるため、毛足の長い
じゅうたん上でもささくれが起きることがなく、安価に
構成できる。
【0035】
【発明の効果】本発明の請求項1記載の発明によれば、
本体スタンド時にパイプが回動し、パイプの回動により
床面側に出没する支持板の一部を床面に接触させること
により、本体が独りでに走り出すことを防止する。
【0036】本発明の請求項2記載の発明によれば、支
持部材の床面接触側にゴム等の弾性体を設けているの
で、本体が独りでに走り出すことと床面への傷つきがな
くなるのである。
【0037】本発明の請求項3記載の発明によれば、支
持部材の回動により吸込具のロ−ラ−の回転を止めるた
め、本体が独りでに走り出すことがなく、また、支持部
材の一部を床面に接触させるように突出させる必要がな
いので、敷居等の段差を乗り越える場合の引っかかりも
なく、床面に対しての傷つきもなくなるのである。
【0038】本発明の請求項4記載の発明によれば、本
体スタンド時、支持部材の回動により回転ブラシを上方
に移動させるので、回転ブラシが床面に接地しないため
独りでに自走することがなく畳や床面への傷つきがなく
なる。
【0039】本発明の請求項5記載の発明によれば、本
体スタンド時、支持部材の回動により電動機を移動させ
て、回転ブラシ側に電動機の回転力が伝わらないように
しているため、毛足の長いじゅうたん上でもささくれが
起きることがなくなるのである。
【0040】本発明の請求項6記載の発明によれば、本
体スタンド時、支持部材の回動によりスイッチをオフ動
作させて、回転ブラシの電動機への通電を遮断している
ため、毛足の長いじゅうたん上でもささくれが起きるこ
とがなくなり、安価に構成できるのである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例を示す電気掃除機の要部
断面図
【図2】同電気掃除機の断面図
【図3】同電気掃除機の吸込具の上部ケースを外した状
態の平面図
【図4】本発明の第2の実施例を示す電気掃除機のパイ
プの斜視図
【図5】本発明の第3の実施例を示す電気掃除機の吸込
具の上部ケースを外した状態の平面図
【図6】同電気掃除機のパイプの要部断面図
【図7】本発明の第4の実施例を示す電気掃除機の吸込
具の上部ケースを外した状態の平面図
【図8】同電気掃除機の要部断面図
【図9】本発明の第5の実施例を示す電気掃除機の吸込
具の上部ケースを外した状態の平面図
【図10】同電気掃除機の吸込具の要部断面図
【図11】本発明の第6の実施例を示す電気掃除機の吸
込具の上部ケースを外した状態の平面図
【図12】同電気掃除機の吸込具の要部断面図
【図13】従来例を示す電気掃除機の側面図
【符号の説明】
5 電動送風機 10 吸込具 14 回転ブラシ 15 電動機 16 電動機の回転軸軸 18 ロ−ラ− 19 パイプ 19a 回動軸 20 支持部材 21a 弾性体 22 ロ−ラ−の回転軸 23 凸部 25 軸受 27 回動レバー 32 凸部 34 スイッチ 36 スイッチレバー 37 回動レバー 37 本体
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 錦織 環 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 小立 徹 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 吸引力を発生する電動送風機を内蔵する
    本体と、この本体下方に位置する吸込具と、前記吸込具
    内に配した回転ブラシと、前記吸込具に対し前記本体が
    傾動自在となるように前記吸込具側に回動軸を有し、か
    つ前記吸込具と本体とを接続するパイプを備え、前記吸
    込具内にはパイプの回動動作に応じて回動し、吸込具の
    下方に出没自在とした支持部材を設け、前記本体をスタ
    ンド状態に傾けた状態で支持部材の一部が床面に接触す
    るようにした電気掃除機。
  2. 【請求項2】 支持部材は略L字形とし、パイプの回動
    軸側に一端側を取り付け、他端側を吸込具の下方に出没
    自在とし、前記支持部材の他端側にゴム等の弾性体を設
    けたことを特徴とする請求項1記載の電気掃除機。
  3. 【請求項3】 吸引力を発生する電動送風機を内蔵する
    本体と、この本体下方に位置する吸込具と、前記吸込具
    内に配した回転ブラシと、前記吸込具に対し前記本体が
    傾動自在となるように前記吸込具側に回動軸を有し、か
    つ前記吸込具と本体とを接続するパイプを備え、前記吸
    込具内にはパイプの回動動作に応じて回動する支持部材
    を設け、前記本体をスタンド状態に傾けた状態で支持部
    材の一部が吸込具のロ−ラ−の回転軸外周に設けた複数
    個の凸部を当接させたことを特徴とする電気掃除機。
  4. 【請求項4】 吸引力を発生する電動送風機を内蔵する
    本体と、この本体下方に位置する吸込具と、前記吸込具
    内に配した回転ブラシと、前記吸込具内に上下動自在に
    配され、前記回転ブラシを軸支する軸受と、前記吸込具
    に対し前記本体が傾動自在となるように前記吸込具側に
    回動軸を有し、かつ前記吸込具と本体とを接続するパイ
    プを備え、前記吸込具内にはパイプの回動動作に応じて
    回動する支持部材を設けるとともに、この支持部材の回
    動動作を前記軸受の上下動動作に変換するレバーを設
    け、前記本体をスタンド状態に傾けた状態で、前記レバ
    −が前記回転ブラシを上方へ移動させることを特徴とす
    る電気掃除機。
  5. 【請求項5】 吸引力を発生する電動送風機を内蔵する
    本体と、この本体下方に位置する吸込具と、前記吸込具
    内に配した回転ブラシと、この回転ブラシを回転駆動す
    る電動機と、前記吸込具に対し前記本体が傾動自在とな
    るように前記吸込具側に回動軸を有し、かつ前記吸込具
    と本体とを接続するパイプを備え、前記吸込具内にはパ
    イプの回動動作に応じて回動する支持部材を設けるとと
    もに、この支持部材の回動動作を前記電動機を移動させ
    る動作に変換する部材を設け、前記本体をスタンド状態
    に傾けた状態で、前記部材が電動機を移動させて電動機
    から回転ブラシへの回転力を遮断させることを特徴とす
    る電気掃除機。
  6. 【請求項6】 吸引力を発生する電動送風機を内蔵する
    本体と、この本体下方に位置する吸込具と、前記吸込具
    内に配した回転ブラシと、この回転ブラシを回転駆動す
    る電動機と、電動機への通電をオン、オフするスイッチ
    と、前記吸込具に対し前記本体が傾動自在となるように
    前記吸込具側に回動軸を有し、かつ前記吸込具と本体と
    を接続するパイプを備え、前記吸込具内にはパイプの回
    動動作に応じて回動する支持部材を設けるとともに、こ
    の支持部材の回動動作を前記スイッチをオン、オフさせ
    る動作に変換するレバー設け、前記本体をスタンド状態
    に傾けた状態で、前記レバーがスイッチをオフさせるこ
    とを特徴とする電気掃除機。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN1332625C (zh) * 2000-01-31 2007-08-22 松下电器产业株式会社 电动吸尘器
JP2008526415A (ja) * 2005-01-18 2008-07-24 ダイソン・テクノロジー・リミテッド 表面処理装置

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