JPH0252621A - 電気掃除機のパワーブラッシ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 本発明はパワーブラッシを備えた電気掃除機のパワーブ
ラッシの改良に関するものである。

［従来の技術］ 近来一般住宅におけるじゅうたんの利用が普及するにつ
れて、家庭用電気掃除機もじゅうたん床清掃のためのパ
ワーブラッシを具備するものが増加してきている。

第５図は上記パワーブラッシの（ａ）は平面断面図、（
ｂ）は側面断面図で、図中１はケーシング、２は空気吸
入口、３はロータリブラッシ、３ａはそのブラック、４
はモータ、５はベルト、６は制御部、７はホース取り付
は部、８は後車輪、９は前車輪、１０はコネクタ、１１
は床面である。

図に見るように、パワーブラッシは空気吸入口２の上面
に配置したロータリブラッシ３をモータ４及びベルト５
で駆動するように構成されている。

パワーブラッシを使用してじゅうたん床を清掃する場合
、モータ４に通電してロータリブラッシ３を回転させる
と、ロータリブラッシ３のブラック３ａがじゅうたんの
毛脚間の埃を叩き出しそれを空気ともに吸引するので、
じゅうたん床の清掃に効果をあげるのである。なお板床
面やたたみ床を清掃する場合は、ロータリブラッシ３は
回転させず吸引口２からの空気吸引のみである。またモ
ータ４への給電はコネクタ１０に接続するコードによっ
て行う。

［発明が解決しようとする課題］ ところで上記パワーブラッシを使用して掃除する場合、
板床やたたみ床ではロータリブラッシ３を回転させず、
じゅうたん床の場合にのみロータリブラッシ３を回転さ
せる。このため掃除機使用中は、掃除機の使用者は絶え
ず床面を見なからモータ４のスイッチを０Ｎ１０ＦＦさ
せねばならない。板床、たたみ床あるいはじゅうたん床
が混在している日本家屋の床を清掃する場合、こうした
作業は結構面倒がられ、かねてよりその対策が要望され
ていた。

また一般に掃除機を部屋から部屋へ移動したり掃除を暫
く休止する時は、掃除機のスイッチを押しロータリブラ
ッシのモータは停止させる。しかし掃除中のパワーブラ
ッシの僅かの移動や住少時間の休止の度にはロータリブ
ラッシのモータは停止させない。しかしこうした僅かの
無駄も度重なると相当な電力の無駄となるため、何等が
の措置が考えられるべきである。

本発明は電気掃除機の従来のパワーブラッシの上記問題
点を解消するためになされたもので、床面の状態を検知
しそれに応じた清掃条件を自動的に選択するとともに、
無駄な電力消費を押さえた電気掃除機のパワーブラッシ
を提供しようとするものである。

［課題を解決するための手段］ 上記目的を達成するため、本発明に係るパワーブラッシ
は、じゅうたん床面とそれ以外の床面とを判別する床面
センサを備え、該床面センサの床面の状態に関する情報
に応じてロータリブラッシを制御するように構成されて
いる。

また本発明に係るパワーブラッシは、上記床面センサと
、パワーブラッシと床面との相対位置を検出する持ち上
げセンサとよりなる床面検出器を備え、該床面検出器の
床面の状態に関する情報あるいはパワーブラッシと床面
との相対位置に関する情報に応じて、ロータリブラッシ
を制御するように構成されている。

［作用］ 上記床面センサにより床面がじゅうたん床面であること
の情報が出力されると、パワーコントローラはその情報
に応じて自動的にロータリブラッシを回転させ、じゅう
たん以外の床面の場合は、ロータリブラッシの回転を停
止させる。

また上記床面検出器の床面情報に応じて、ロータリブラ
ッシを回転または停止させるとともに、パワーブラッシ
が床面を離れた位置にある場合は、ロータリブラッシの
回転を自動的に停止させる。

［発明の実施例］ 第１図は本発明の一実施例を示すパワーブラッシの（ａ
）は平面断面図、（ｂ）は側面一部所面図、また第２図
は床面センサの拡大図で（ａ）は正面図、（ｂ）は側面
図、（Ｃ）はじゅうたん床面上における床面センサの正
面図である。図中１〜１１は従来装置と同一または相当
部品、２０は床面センサ、２１はその車輪である。

図にみるように、床面センサ２０はパワーブラッシの底
面に、その車輪２１が多少の上下動が可能なように固着
されている。第２図（ａ）にみるように、板床面上を走
行中は車輪２１の接床部はパワーブラッシの車輪９と同
じ平面上にある。しかし同図（Ｃ）にみるようにじゅう
たん床面上にあっては、幅の広いパワーブラッシの車輪
９はじゅうたん床面上を走行するが、床面センサの車輪
２１は幅が狭くまた床面に対し押圧力がかけられている
のでじゅうたんの表面にめり込み、車輪２１のパワーブ
ラッシのケーシング１に対する相対位置が板床面の場合
と異なってくる。したがってこの車輪２１の位置に関す
る情報をパワーコントローラに出力することにより、じ
ゅうたん床面を判別することが可能となる。よってパワ
ーコントローラがこの情報に応じてロークリブラッシを
制御するように構成すれば、床面の状態に応じて清掃条
件を自動的に選択することが出来る。

第３図は本発明の他の実施例の床面検出器を備えたパワ
ーブラッシの（ａ）は平面図、（ｂ）は側面図、また第
４図は床面検出器の正面図で、（ａ）はじゅうたん床面
上に゛ある時の、（ｂ）は床面を離れた時のものである
。本実施例の床面検出器３０は床面センサとともに持ち
上げセンサを備えてなり、３１はその接触子である。第
４図（ａ）に示すように、じゅうたん床面上を走行して
いても、（ｂ）にみるようにパワーブラッシが床面を離
れると、持ち上げセンサの接触子３１の位置が下降する
ので、その情報をパワーコントローラに出力すれば、コ
ントローラはその情報に応じてロータリブラッシの停止
の指令を出力し、ロータリブラッシの回転は停止する。

したがってパワーブラッシが床面を離れるすなわち清掃
休止中は電力の消費は減少する。

［発明の効果］ 本発明は電気掃除機のパワーブラッシにおいて、床面セ
ンサを備え、じゅうたん床面と他の床面とを判別し、そ
れに応じてロータリブラッシを回転または停止させるよ
うに構成したので、板床、たたみ床あるいはじゅうたん
床の混在する場所を清掃する場合、床面を目視して床面
の状態の変化する度にロータリブラッシを回転または停
止させる必要がなく、自動的にその操作が行われるので
、清掃の効率が格段に向上した。

またパワーブラッシに、上記床面センサと持ち上げセン
サとよりなる床面検出器を備えたので、上記効果と併せ
清掃しない時は自動的にロークリブラッシを停止させ、
省エネルギ上の大きな効果をあげることが出来た。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例を示す床面センサを備えたパ
ワーブラッシの（ａ）は平面断面図、（ｂ）は側面断面
図、第２図は床面センサの拡大図で、（ａ）は正面図、
（ｂ）は側面図、（Ｃ）はじゅうたん床面上の床面セン
サの正面図、第３図は他の実施例を示す床面検出器を備
えたパワーブラッシの平面断面図、第４図（ａ）はじゅ
うたん床を走行中の、同（ｂ）はパワーブラッシを床面
から離した時の上記床面検出器の正面図、第５図は従来
のパワーブラッシの（ａ）は平面断面図、（ｂ）は側面
断面図である。 図中、２０は床面センサ、２１は車輪、３０は床面検出
器、３１は接触子である。 なお図中同一符号は同一または相当部品を示すものとす
る。

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）回転自在のロータリブラッシを具備する電気掃除
   機のパワーブラッシにおいて、 床面センサを備え、 該床面センサの床面の状態に関する情報に応じて上記ロ
   ータリブラッシの回転を制御するように構成した ことを特徴とする電気掃除機のパワーブラッシ。
2. （２）上記電気掃除機のパワーブラッシにおいて、床面
   センサと持上げセンサとよりなる床面検出器を備え、 該床面センサの床面の状態に関する情報に応じて上記ロ
   ータリブラッシの回転を制御するとともに、上記持上げ
   センサによるパワーブラッシの床面からの離隔の情報に
   応じてロータリブラッシの回転を停止させるように構成
   した ことを特徴とする請求項（１）に記載の電気掃除機のパ
   ワーブラッシ。