JPH03140133A - 掃除機 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 床ノズルに回転ブラシが搭載されている家庭用電気掃除
機に関するものである。

従来の技術 従来の電気掃除機は、絨穂等に付着した塵埃を取り除き
易くするために、清掃面に接す・るように床ノズルの吸
い込み口付近に回転ブラシを設けている。この回転ブラ
シは清掃面が絨しである場合、回転動作により絨琶の毛
の間に付着した塵埃をたたき出す機能を有するもので、
この塵埃は吸塵用のモータで吸引して清掃を行うもので
ある。

従って、清掃面が畳や板床のように平坦で毛が無い場合
は、回転ブラシは不用である。このような場合に回転ブ
ラシを使用すれば、回転ブラシが回ることにより清掃面
を傷つける恐れもある。そこで使用者は、掃除機を使用
するに際して、清掃面の種類を目視で判断し、手動で回
転ブラシを回転させたり回転を止めたりしていた。

発明が解決しよ、つとする課題 前記したように従来の構成の掃除機では、床・畳・絨穂
等の清掃面の種類に応じて、床ノズルの回転ブラシを回
転させたり休出させたりする切り変え動作を手動で行う
ものであった。このような手動による切り変え動作は、
使用者にとって場合によっては煩わしく面倒なものであ
った。

本発明はこのような従来の構成が有していた課題に鑑み
でなされたもので、その目的とするところは、清掃面の
種類に応じた回転ブラシの切り変え動作を自動的に行う
ことのできる掃除機を提供することにある。

課題を解決するための手段 前記した目的を達成するための手段は、清掃面に対して
衝撃力を与える衝撃力発生手段と、その衝撃力を検知す
る衝撃力検知手段と、この衝撃力検知手段からの信号に
より清掃面の種類を判別する床面判別手段と、床面判別
手段からの信号により床ノズルの回転ブラシモータを制
御する回転ブラシモータ制御手段を有する構成の掃除機
とするものである。

作　　用 前記した手段は以下のように作用するものである。即ち
、清掃面に対して衝撃力を与え、清掃面が受けた衝撃力
を検出し、検出した衝撃力に基づいて清掃面の種類を判
別して、自動的に清掃面の種類に応じて床ノズルの回転
ブラシを制御もするものである。

実施例 以下本発明の一実施例を、第１図・第２図に基づいて説
明する。第１図は電気掃除機の床ノズルの内部構成を示
す外観図であり、第２図は電気掃除機の制御装置のブロ
ック図である。１は掃除機の床ノズルを示し、回転ブラ
シ２と、清掃面に対して衝撃力を発生する衝撃力発生手
段３とを備えている。衝撃力発生手段３は電磁石のコイ
ル３ａと、このコイル３ａ内を出没する軸棒３ｂと、軸
棒３ｂの先端に設けられている衝撃センサ３ｃとよりな
っている。衝撃センサ３ｃは公知のものであって、少な
（とも表面はプラスチック製であり、軸棒３ｂの出没運
動によって清掃面に衝突したときの衝撃力を電気信号に
変換して、衝撃力検知手段４　ｂを含んでいる制御装置
４に伝達する。

制御装置４は前記した衝撃力発生手段３を構成する電磁
石のコイル３ａを駆動するコイル駆動装置４ａさ、床面
判別手段４ｃの信号を受けて、回転ブラシ２の回転を停
止するか回転を継続するかの制御を行う回転ブラシ制御
手段４ｄを備えている。

以下、本実施例の動作について説明する。まず、フィル
駆動手段４ａから間欠的に電磁石のコイル３ａに電流が
供給される。この電流が供給されている間は軸棒３ｂが
吸引され、コイル３ａ内に没する。従って軸棒３ｂに固
定された衝撃センサ３Ｃは床ノズルの内側に入り、清掃
面から離れる。また電磁石のコイル３ａに電流が供給さ
れていない間は、軸棒３ｂが吸引されず、コイル３ｃの
外に出る。これに伴って、軸棒３ｂに固定された衝撃セ
ンサ３ｃは床ノズル１の外側に出て、清掃面に衝突しこ
の衝撃力を受ける。つまり衝撃力発生手段３は間欠的に
清掃面の種類に応じた衝撃力を受けることになる。この
とき衝撃センサ３ｃ（こ発生した振動波形か？＃撃力検
知手段４ｂにより電気信号として検出される。第３図に
この衝撃センサ３ｃが種々の清掃面に衝突した時のＷＪ
撃力検出手段８により検出された振動波形を示している
。同図（ａ）は清掃面が板床の時を、（ｂ）は清掃面が
畳の時を、（ｃ）は清掃面が絨穂の時の振動波形を示す
。衝撃力検知手段４ｂにより検出された振動波形出力は
、床面判別手段４ｃに入力される。床面判別手段４ｃは
、衝撃力検知手段４ｂにより検知された振動波形の電圧
振幅の大小を判別することにより、清掃面が板床が、畳
が、絨穂かを識別する。つまり、第３図に示すように衝
撃力検知手段４ｂにより検知された振動波形圧力の電圧
振幅が大きい場合は板床、電圧振幅が中くらいの場合に
は畳、電圧振幅が小さい場合には絨穂と判断する。そし
て、板床と畳の場合は回転ブラシ２をオフさせ、絨穂の
場合は回転ブラシ２をオンさせる信号を回転ブラシモー
タ制御手段４ｄに出力する。回転ブラシモータ制御手段
４ｄは床面判別手段４ｃの信号に応じて回転ブラシ２を
制御する。

発明の効果 このように本発明によれば、衝撃力発生手段により床面
に対して衝撃力を与え、衝撃力検知手段で、そのＷｉ撃
力を検知し、この衝撃力検知手段がらの信号の電圧振幅
で床面判別手段が清掃面を識別するとともに、清掃面に
応じた回転ブラシのオン・オフ信号を回転ブラシモータ
制御手段が出力することにより、板床・畳・絨穂等の清
掃面の循類に応じて、自動的に床ノズルの回転ブラシを
オ第１図は本発明の一実施例に係わる床ノズルを中心と
した電気掃除機の概略構成図、第２図は同電気掃除機の
ブロック図、第３図は同衝撃力検出手段により検出され
た種々の清掃面の振動波形図である。

１・・・床ノズル、２・・・回転ブラシ、３・・・衝撃
力発生手段、４ａ・・・コイル駆動手段、４ｂ・・・衝
撃力検出手段、４ｃ・・・床面判別手段、４ｄ・・・回
転ブラシモータ制御手段。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 清掃面に対して衝撃力を与える衝撃力発生手段と、その
   衝撃力を検知する衝撃力検知手段と、この衝撃力検知手
   段からの信号により清掃面の種類を判別する床面判別手
   段と、床面判別手段からの信号により床ノズルの回転ブ
   ラシモータを制御する回転ブラシモータ制御手段を有す
   る掃除機。