JP3505723B2 - 電気掃除機の床ノズル - Google Patents
電気掃除機の床ノズルInfo
- Publication number
- JP3505723B2 JP3505723B2 JP22824592A JP22824592A JP3505723B2 JP 3505723 B2 JP3505723 B2 JP 3505723B2 JP 22824592 A JP22824592 A JP 22824592A JP 22824592 A JP22824592 A JP 22824592A JP 3505723 B2 JP3505723 B2 JP 3505723B2
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- JP
- Japan
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- floor nozzle
- floor
- vacuum cleaner
- optical sensors
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- Nozzles For Electric Vacuum Cleaners (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、光センサ素子を取り付
けた電気掃除機の回転ブラシを備えた床ノズルとその制
御に関するものである。
けた電気掃除機の回転ブラシを備えた床ノズルとその制
御に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】近年、家電機器に関する安全性が社会的
な問題となっている。電気掃除機に関しては、例えば床
ノズルの回転ブラシ回転中に誤って手指等を触れると負
傷するという事故が発生している。そこで従来、例えば
床ノズルを裏返した場合、床ノズル内部に取り付けられ
たおもりがその上部に取り付けられたスイッチを押し上
げて作動させ、その結果強制的にブラシの回転を停止さ
せる機能を備えた床ノズルが考案された。また、床ノズ
ルの下面にスイッチを取り付け、床ノズルが床面から浮
き上がった場合にスイッチが切れ、回転ブラシが停止す
る機能を備えた床ノズルも考案された。
な問題となっている。電気掃除機に関しては、例えば床
ノズルの回転ブラシ回転中に誤って手指等を触れると負
傷するという事故が発生している。そこで従来、例えば
床ノズルを裏返した場合、床ノズル内部に取り付けられ
たおもりがその上部に取り付けられたスイッチを押し上
げて作動させ、その結果強制的にブラシの回転を停止さ
せる機能を備えた床ノズルが考案された。また、床ノズ
ルの下面にスイッチを取り付け、床ノズルが床面から浮
き上がった場合にスイッチが切れ、回転ブラシが停止す
る機能を備えた床ノズルも考案された。
【０００３】図２に示すように、床ノズルの外形は床ノ
ズルケーシング１とホース取り付け部材２で構成されて
いる。回転ブラシ４は、ベルト５を介してモータ７の回
転によって駆動し、絨毯等の深部塵埃を掻き出す作用を
する。掻き出された塵埃等は空気の吸引力により、ホー
ス取り付け部材２に取り付けられたホースを通り、掃除
機本体に吸引される。
ズルケーシング１とホース取り付け部材２で構成されて
いる。回転ブラシ４は、ベルト５を介してモータ７の回
転によって駆動し、絨毯等の深部塵埃を掻き出す作用を
する。掻き出された塵埃等は空気の吸引力により、ホー
ス取り付け部材２に取り付けられたホースを通り、掃除
機本体に吸引される。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このような機
能では、床ノズルを裏返しにしなければ回転ブラシは停
止しない等、依然として手指等を負傷する可能性が多く
残る。また、機械的構造のため構造が大型化し、床ノズ
ルの軽量化、小型化が困難になる。そのため、回転ブラ
シの制御は手動によるものが依然として多い。
能では、床ノズルを裏返しにしなければ回転ブラシは停
止しない等、依然として手指等を負傷する可能性が多く
残る。また、機械的構造のため構造が大型化し、床ノズ
ルの軽量化、小型化が困難になる。そのため、回転ブラ
シの制御は手動によるものが依然として多い。
【０００５】本発明は上記欠点を解決し、床ノズルの使
用状態に応じて床ノズルの回転ブラシの停止を自動的に
制御することを目的とする。
用状態に応じて床ノズルの回転ブラシの停止を自動的に
制御することを目的とする。
【０００６】
【課題を解決するための手段】本発明の電気掃除機用床
ノズルは、床面の塵をかきあげる回転ブラシと、前記回
転ブラシを駆動させるモータと、本体を構成するケーシ
ングと、ケーシングの下面に設けた複数の光センサと、
前記複数の光センサの相互の起電力差を検出する機能を
有する制御回路とを備え、前記制御回路は、前記複数個
の光センサより発生した起電力を検出するとともに、前
記発生した起電力に相互の差が少ない場合に、前記ケー
シングの下面が床面に接触しているか否かの判定を行う
ものである。また、複数個の光センサをケーシングの下
面よりも奥に配設したものである。
ノズルは、床面の塵をかきあげる回転ブラシと、前記回
転ブラシを駆動させるモータと、本体を構成するケーシ
ングと、ケーシングの下面に設けた複数の光センサと、
前記複数の光センサの相互の起電力差を検出する機能を
有する制御回路とを備え、前記制御回路は、前記複数個
の光センサより発生した起電力を検出するとともに、前
記発生した起電力に相互の差が少ない場合に、前記ケー
シングの下面が床面に接触しているか否かの判定を行う
ものである。また、複数個の光センサをケーシングの下
面よりも奥に配設したものである。
【０００７】
【作用】本発明は上述した構成の床ノズルを床面より浮
き上がらせた場合、複数個から構成されている光センサ
が外光を受け起電力を発生し、床ノズルの状態判定回路
が光センサ相互の起電力を検出し、判定回路が床ノズル
が床面から離されたと判定すると床ノズルの回転ブラシ
を強制的に停止させる制御を行う。また、床ノズルの底
面よりも奥まって光センサを取り付けることにより、外
光の影響を容易に受けないようにするものである。
き上がらせた場合、複数個から構成されている光センサ
が外光を受け起電力を発生し、床ノズルの状態判定回路
が光センサ相互の起電力を検出し、判定回路が床ノズル
が床面から離されたと判定すると床ノズルの回転ブラシ
を強制的に停止させる制御を行う。また、床ノズルの底
面よりも奥まって光センサを取り付けることにより、外
光の影響を容易に受けないようにするものである。
【０００８】
【実施例】以下、本発明の一実施例について、図１およ
び図２を参照しながら説明する。図に示すように、ノズ
ル本体は、上下の床ノズルケーシング１、３で外形を構
成する。塵埃等は、空気吸い込み口６で吸い上げられホ
ース取り付け部材２、ホースを通して掃除機本体に吸引
される。４は回転ブラシで絨毯深部の塵埃等を掻き出す
働きをする。７はモータで、５のベルトを介して回転ブ
ラシ４を駆動させる。８は床ノズルの走行を容易にする
ための走行用タイヤである。９は光センサで床ノズルの
下面に多少奥まって複数個取り付けられている。これ
は、外光の影響を容易に受けないようにするための配慮
である。図３は回転ブラシ用のモータ制御回路構成であ
る。複数個から構成されている光センサ９の起電力を用
いて床ノズル状態判定回路１０で床ノズルが床面に接触
しているか否かの判定をし、判定結果に基づきＯＮ／Ｏ
ＦＦ回路１１により床ノズル回転ブラシ駆動用のモータ
７の回転を制御する。
び図２を参照しながら説明する。図に示すように、ノズ
ル本体は、上下の床ノズルケーシング１、３で外形を構
成する。塵埃等は、空気吸い込み口６で吸い上げられホ
ース取り付け部材２、ホースを通して掃除機本体に吸引
される。４は回転ブラシで絨毯深部の塵埃等を掻き出す
働きをする。７はモータで、５のベルトを介して回転ブ
ラシ４を駆動させる。８は床ノズルの走行を容易にする
ための走行用タイヤである。９は光センサで床ノズルの
下面に多少奥まって複数個取り付けられている。これ
は、外光の影響を容易に受けないようにするための配慮
である。図３は回転ブラシ用のモータ制御回路構成であ
る。複数個から構成されている光センサ９の起電力を用
いて床ノズル状態判定回路１０で床ノズルが床面に接触
しているか否かの判定をし、判定結果に基づきＯＮ／Ｏ
ＦＦ回路１１により床ノズル回転ブラシ駆動用のモータ
７の回転を制御する。
【０００９】次に上記構成の作用を図４に沿って説明す
る。本発明に関わる電気掃除機の床ノズルは通常の掃除
をしている状態では床面に沿って移動させ使用する。こ
の際、床ノズルの下面は床面に接しており、床ノズル下
面に設けられた光センサ９にはほとんど光が入らない。
従って光センサ９にほとんど起電力が発生しない。これ
とは逆に床ノズルを使用しない状態では床面から床ノズ
ルを離す。この際、床ノズル下面に設けられた光センサ
９にわずかながら光が入る。この結果、光センサ９には
起電力が発生し、起電力を検出した床ノズル状態判定回
路１０が床ノズルが床面より離されたと判定する。
る。本発明に関わる電気掃除機の床ノズルは通常の掃除
をしている状態では床面に沿って移動させ使用する。こ
の際、床ノズルの下面は床面に接しており、床ノズル下
面に設けられた光センサ９にはほとんど光が入らない。
従って光センサ９にほとんど起電力が発生しない。これ
とは逆に床ノズルを使用しない状態では床面から床ノズ
ルを離す。この際、床ノズル下面に設けられた光センサ
９にわずかながら光が入る。この結果、光センサ９には
起電力が発生し、起電力を検出した床ノズル状態判定回
路１０が床ノズルが床面より離されたと判定する。
【００１０】但し、床ノズル状態判定回路１０は誤判定
を避けるために、複数個の光センサ９相互の起電力差が
少ない場合に判定を行うという条件を付与している回路
構成となっている。この判定がモータのＯＮ／ＯＦＦ回
路１１を作動させ、モータ７を停止させるように機能す
る。このように、床ノズルを床面から浮かせた場合、強
制的に回転ブラシ４の回転を停止させる機能を有する。
を避けるために、複数個の光センサ９相互の起電力差が
少ない場合に判定を行うという条件を付与している回路
構成となっている。この判定がモータのＯＮ／ＯＦＦ回
路１１を作動させ、モータ７を停止させるように機能す
る。このように、床ノズルを床面から浮かせた場合、強
制的に回転ブラシ４の回転を停止させる機能を有する。
【００１１】
【発明の効果】以上述べてきたように、本発明は床ノズ
ルに備えられた光センサを用い、床ノズルが床面より浮
かせた場合に光センサが外光を受け、回転ブラシの回転
を自動的に停止させる機能をもつ。さらに、光センサを
複数個床ノズルに配し光センサ相互の起電力差を判定条
件に付与した結果、誤判定を減少できる。よってこの結
果、本発明の床ノズルを備えた電気掃除機の回転ブラシ
による手指等の負傷事故が減少させることができる。
ルに備えられた光センサを用い、床ノズルが床面より浮
かせた場合に光センサが外光を受け、回転ブラシの回転
を自動的に停止させる機能をもつ。さらに、光センサを
複数個床ノズルに配し光センサ相互の起電力差を判定条
件に付与した結果、誤判定を減少できる。よってこの結
果、本発明の床ノズルを備えた電気掃除機の回転ブラシ
による手指等の負傷事故が減少させることができる。
【００１２】また、本発明の構造は機械的構造が少ない
ため、床ノズルの軽量化、小型化を図ることができる。
また、床ノズルの底面よりも奥まって光センサを取り付
けることにより、外光の影響を容易に受けないように
し、誤判定を減少できる。
ため、床ノズルの軽量化、小型化を図ることができる。
また、床ノズルの底面よりも奥まって光センサを取り付
けることにより、外光の影響を容易に受けないように
し、誤判定を減少できる。
【００１３】なお、光センサ９はｃｄ−ｓ、太陽電池等
に代表される安価で構造的にも強い光センサ素子を用い
ることによって、より一層の軽量化、小型化を図ること
ができる。
に代表される安価で構造的にも強い光センサ素子を用い
ることによって、より一層の軽量化、小型化を図ること
ができる。
【図１】本発明の一実施例の床ノズル下面を示す斜視図
【図２】本発明の一実施例および従来の床ノズル上面お
よび内部を示す斜視図
よび内部を示す斜視図
【図３】本発明の一実施例の回転ブラシ制御回路の一例
の図
の図
【図４】同制御機能の説明図
【符号の説明】
１ 床ノズルケーシング上面
２ ホース取り付け部材
３ 床ノズルケーシング下面
４ 回転ブラシ
５ ベルト
７ モータ
９ 光センサ素子
１０ 床ノズル状態判定回路
１１ ＯＮ／ＯＦＦ回路
フロントページの続き
(58)調査した分野(Int.Cl.7，ＤＢ名)
A47L 9/28
A47L 9/02
G01N 21/47
Claims (2)
- 【請求項１】 床面の塵をかきあげる回転ブラシと、前
記回転ブラシを駆動させるモータと、本体を構成するケ
ーシングと、ケーシングの下面に設けた複数の光センサ
と、前記複数の光センサの相互の起電力差を検出する機
能を有する制御回路とを備え、前記制御回路は、前記複
数個の光センサより発生した起電力を検出するととも
に、前記発生した起電力に相互の差が少ない場合に、前
記ケーシングの下面が床面に接触しているか否かの判定
を行う電気掃除機の床ノズル。 - 【請求項２】 複数個の光センサをケーシングの下面よ
りも奥に配設した請求項１記載の電気掃除機の床ノズ
ル。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP22824592A JP3505723B2 (ja) | 1992-08-27 | 1992-08-27 | 電気掃除機の床ノズル |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP22824592A JP3505723B2 (ja) | 1992-08-27 | 1992-08-27 | 電気掃除機の床ノズル |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0670873A JPH0670873A (ja) | 1994-03-15 |
| JP3505723B2 true JP3505723B2 (ja) | 2004-03-15 |
Family
ID=16873441
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP22824592A Expired - Fee Related JP3505723B2 (ja) | 1992-08-27 | 1992-08-27 | 電気掃除機の床ノズル |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3505723B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| AU2013201115B2 (en) * | 2008-01-17 | 2013-12-19 | Bissell Inc. | Vacuum accessory tool |
| US8214968B2 (en) | 2008-01-17 | 2012-07-10 | Bissell Homecare, Inc. | Vacuum accessory tool |
-
1992
- 1992-08-27 JP JP22824592A patent/JP3505723B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0670873A (ja) | 1994-03-15 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20031208 |
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