JPH05253149A - 床面検知器付電気掃除機の床ノズル - Google Patents
床面検知器付電気掃除機の床ノズルInfo
- Publication number
- JPH05253149A JPH05253149A JP5334092A JP5334092A JPH05253149A JP H05253149 A JPH05253149 A JP H05253149A JP 5334092 A JP5334092 A JP 5334092A JP 5334092 A JP5334092 A JP 5334092A JP H05253149 A JPH05253149 A JP H05253149A
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- JP
- Japan
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- floor
- rotary brush
- rotation
- floor surface
- nozzle
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 本発明は、床面の状態に応じて電気掃除機の
床ノズルのロータリブラシの駆動，停止を自動的に制御
することを目的とする。 【構成】 床ノズル本体には床面の塵をかきあげるロー
タリブラシと、床面の状態に応じて検知用タイヤが回転
する機構を備える床面検知器と、回転を検知し床面を自
動的に判定しロータリブラシ回転用のモータを制御する
制御回路とを備える。本発明の床面検知器は、床面状態
によって多角形の形状を有するタイヤ８が床面の種類に
よる摩擦抵抗の差違によってタイヤの回転数が異なるこ
とを利用し、ロータリブラシの制御を行うものである。
この結果、床面検知器が床面を自動的に検知し、その回
転を制御することができる。
床ノズルのロータリブラシの駆動，停止を自動的に制御
することを目的とする。 【構成】 床ノズル本体には床面の塵をかきあげるロー
タリブラシと、床面の状態に応じて検知用タイヤが回転
する機構を備える床面検知器と、回転を検知し床面を自
動的に判定しロータリブラシ回転用のモータを制御する
制御回路とを備える。本発明の床面検知器は、床面状態
によって多角形の形状を有するタイヤ８が床面の種類に
よる摩擦抵抗の差違によってタイヤの回転数が異なるこ
とを利用し、ロータリブラシの制御を行うものである。
この結果、床面検知器が床面を自動的に検知し、その回
転を制御することができる。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、床面検知器を取り付け
たモータにより回転させるロータリブラシを備える電気
掃除機の床ノズルとその制御に関するものである。
たモータにより回転させるロータリブラシを備える電気
掃除機の床ノズルとその制御に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】近年、電気掃除機の自動化の要求、特に
塵埃量や床面の種類等の状態に応じてその吸引力やロー
タリブラシの制御を自動的に行う電気掃除機に対する要
求が高まっている。従来、電気掃除機の床ノズルのロー
タリブラシを床面の種類によって回転させたりあるいは
停止させる手段として、使用者が手動により操作してい
た。例えば、従来の床ノズルは図５に示すように構成さ
れている。すなわち、１は床ノズルケーシング、４はホ
ース取り付け部材で、電気掃除機の延長管またはホース
に接続する。２は空気吸引口で、床ノズルを床面等に沿
って移動させることにより床面の塵埃等を２の空気吸引
口より電気掃除機本体内部に吸引することができる。３
はロータリブラシでモータにより回転する。すなわち、
絨毯深部の塵埃をその回転により掻き出し、空気吸引口
２より電気掃除機に内部に吸い込ませる。
塵埃量や床面の種類等の状態に応じてその吸引力やロー
タリブラシの制御を自動的に行う電気掃除機に対する要
求が高まっている。従来、電気掃除機の床ノズルのロー
タリブラシを床面の種類によって回転させたりあるいは
停止させる手段として、使用者が手動により操作してい
た。例えば、従来の床ノズルは図５に示すように構成さ
れている。すなわち、１は床ノズルケーシング、４はホ
ース取り付け部材で、電気掃除機の延長管またはホース
に接続する。２は空気吸引口で、床ノズルを床面等に沿
って移動させることにより床面の塵埃等を２の空気吸引
口より電気掃除機本体内部に吸引することができる。３
はロータリブラシでモータにより回転する。すなわち、
絨毯深部の塵埃をその回転により掻き出し、空気吸引口
２より電気掃除機に内部に吸い込ませる。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】従来方式では使用者が
床面の種類や状態に応じて切り換えレバーやスイッチを
用いて手動で操作しなければならず、操作が煩雑であっ
た。また、使用者が絨毯上以外でロータリブラシを作動
させた場合、床面に傷を生じさせる場合もあった。さら
に、掃除を行なっていない場合等のロータリブラシの空
転は、電力が無駄に消費されるばかりでなく、ロータリ
ブラシの回転部分に触れると手指が負傷する等の問題が
ある。
床面の種類や状態に応じて切り換えレバーやスイッチを
用いて手動で操作しなければならず、操作が煩雑であっ
た。また、使用者が絨毯上以外でロータリブラシを作動
させた場合、床面に傷を生じさせる場合もあった。さら
に、掃除を行なっていない場合等のロータリブラシの空
転は、電力が無駄に消費されるばかりでなく、ロータリ
ブラシの回転部分に触れると手指が負傷する等の問題が
ある。
【０００４】本発明は上記欠点を解決するために、床面
の種類や状態に応じて床面ノズルのロータリブラシの駆
動，停止を自動的に制御することを目的とする。
の種類や状態に応じて床面ノズルのロータリブラシの駆
動，停止を自動的に制御することを目的とする。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本発明の電気掃除機用床
ノズルは、床ノズル本体と、床面の塵をかきあげるロー
タリブラシと、床面の種類や状態に応じて回転する多角
形の形状を有する検知用タイヤを備える床面検知器と、
その回転を検知する遮光板とフォトインタラプタからな
るセンサと、センサからの信号によって床面を自動的に
判定しロータリブラシの回転を制御する制御回路と、ロ
ータリブラシを回転させるモータとを備え、床面の種類
や状態に応じてロータリブラシの駆動を自動的に制御す
るものである。
ノズルは、床ノズル本体と、床面の塵をかきあげるロー
タリブラシと、床面の種類や状態に応じて回転する多角
形の形状を有する検知用タイヤを備える床面検知器と、
その回転を検知する遮光板とフォトインタラプタからな
るセンサと、センサからの信号によって床面を自動的に
判定しロータリブラシの回転を制御する制御回路と、ロ
ータリブラシを回転させるモータとを備え、床面の種類
や状態に応じてロータリブラシの駆動を自動的に制御す
るものである。
【０００６】
【作用】上記構成において、床面の種類や状態に応じて
その摩擦抵抗が異なることを利用し、つまり多角形の形
状を有する検知タイヤの回転数が床面によって異なるこ
とを用いて床面を判定する。そしてその床面判定に基づ
いて、ロータリブラシの回転を自動的に制御し、絨毯あ
るいは床，畳等床面に応じた使用が行えるものである。
その摩擦抵抗が異なることを利用し、つまり多角形の形
状を有する検知タイヤの回転数が床面によって異なるこ
とを用いて床面を判定する。そしてその床面判定に基づ
いて、ロータリブラシの回転を自動的に制御し、絨毯あ
るいは床，畳等床面に応じた使用が行えるものである。
【０００７】
【実施例】以下に本発明の一実施例を示す。図１は床ノ
ズルの下面、図２は床面検知器の断面、図３は検知器の
タイヤの一例、図４はロータリブラシの制御回路構成を
示す。図において、１は床ノズルのケーシング、２は空
気吸引口でここより塵埃等が電気掃除機本体内部に吸引
される。３はロータリブラシで絨毯深部の塵埃等を掻き
出す働きをする。４は電気掃除機の延長管等に取り付け
るホース取り付け部材、５は床面検知器、６ａと６ｂは
それぞれ床ノズルを床面に沿って移動させるための走行
タイヤの後輪及び前輪、７は床面検知器のケーシング、
８は多角形の形状を有した床面検出用タイヤ、９は８を
回転させるために７に取り付けられた回転軸、１０ａは
フォトインタラプタの発光部、１０ｂはフォトインタラ
プタの受光部、１１はフォトインタラプタの光路を遮断
する遮光板でこれによりタイヤの回転を検出する。１２
はフォトインタラプタ受光部からの信号を数える回転計
数回路、１３は計数に基づいて床面を判定する床面判定
回路、１４は判定結果よりロータリブラシの回転を制御
するモータ制御回路、１５はロータリブラシ回転用モー
タである。
ズルの下面、図２は床面検知器の断面、図３は検知器の
タイヤの一例、図４はロータリブラシの制御回路構成を
示す。図において、１は床ノズルのケーシング、２は空
気吸引口でここより塵埃等が電気掃除機本体内部に吸引
される。３はロータリブラシで絨毯深部の塵埃等を掻き
出す働きをする。４は電気掃除機の延長管等に取り付け
るホース取り付け部材、５は床面検知器、６ａと６ｂは
それぞれ床ノズルを床面に沿って移動させるための走行
タイヤの後輪及び前輪、７は床面検知器のケーシング、
８は多角形の形状を有した床面検出用タイヤ、９は８を
回転させるために７に取り付けられた回転軸、１０ａは
フォトインタラプタの発光部、１０ｂはフォトインタラ
プタの受光部、１１はフォトインタラプタの光路を遮断
する遮光板でこれによりタイヤの回転を検出する。１２
はフォトインタラプタ受光部からの信号を数える回転計
数回路、１３は計数に基づいて床面を判定する床面判定
回路、１４は判定結果よりロータリブラシの回転を制御
するモータ制御回路、１５はロータリブラシ回転用モー
タである。
【０００８】次に上記構成の作用を説明する。本発明に
関わる電気掃除機の床ノズルを床面上に沿って移動させ
る。この際、床ノズルが絨毯上を移動した場合、床面検
知器のタイヤは絨毯の摩擦抵抗等により常に回転する。
また、床ノズルが畳上を移動した場合、その摩擦抵抗が
絨毯に比べて小さくなるためタイヤは間欠的に回転す
る。床ノズルが床上を移動した場合、その摩擦抵抗が前
記よりも小さいためタイヤはほとんど回転しない。この
ように、床面の種類や状態によってタイヤの回転数が異
なることを利用し、図４に示した回路構成によりロータ
リブラシの制御を行うものである。
関わる電気掃除機の床ノズルを床面上に沿って移動させ
る。この際、床ノズルが絨毯上を移動した場合、床面検
知器のタイヤは絨毯の摩擦抵抗等により常に回転する。
また、床ノズルが畳上を移動した場合、その摩擦抵抗が
絨毯に比べて小さくなるためタイヤは間欠的に回転す
る。床ノズルが床上を移動した場合、その摩擦抵抗が前
記よりも小さいためタイヤはほとんど回転しない。この
ように、床面の種類や状態によってタイヤの回転数が異
なることを利用し、図４に示した回路構成によりロータ
リブラシの制御を行うものである。
【０００９】
【発明の効果】以上述べてきたように、本発明は多角形
の形状を有した床面検出タイヤを用い床面の摩擦抵抗の
差違により床面の種類や状態を検知する床面検知器と、
ロータリブラシの回転を制御させるための制御回路によ
り構成した。この結果、本発明の床面検知器が床面を検
知し、床ノズルのロータリブラシの回転を自動的に制御
することができる。なお、図３に示した床面検知タイヤ
の一例は、円筒に３枚の板羽根を取り付けた形状となっ
ているが、検知に用いるタイヤの形状は、絨毯，畳，床
等の摩擦抵抗の差違により回転数が異なるような任意の
多角形状のタイヤを用いることができる。
の形状を有した床面検出タイヤを用い床面の摩擦抵抗の
差違により床面の種類や状態を検知する床面検知器と、
ロータリブラシの回転を制御させるための制御回路によ
り構成した。この結果、本発明の床面検知器が床面を検
知し、床ノズルのロータリブラシの回転を自動的に制御
することができる。なお、図３に示した床面検知タイヤ
の一例は、円筒に３枚の板羽根を取り付けた形状となっ
ているが、検知に用いるタイヤの形状は、絨毯，畳，床
等の摩擦抵抗の差違により回転数が異なるような任意の
多角形状のタイヤを用いることができる。
【００１０】さらに、制御回路から出力される床面識別
の信号を用いて、電気掃除機本体のモータを制御して吸
引力等をも変化させることができる。
の信号を用いて、電気掃除機本体のモータを制御して吸
引力等をも変化させることができる。
【００１１】よって、本発明によれば、取扱が簡便な電
気掃除機の床面検出器を実現することができる。
気掃除機の床面検出器を実現することができる。
【図１】本発明の一実施例の床ノズル下面図
【図２】同床面検知器の断面図
【図３】同床面検知タイヤの全体斜視図
【図４】同ロータリブラシの制御回路構成図
【図５】従来の床ノズル下面図
１ 床ノズルケーシング ２ 空気吸引口 ３ ロータリブラシ ５ 床面検知器 ７ 床面検知器ケーシング ８ 床面検知用タイヤ １０ａ フォトインタラプタ発光部 １０ｂ フォトインタラプタ受光部 １１ 遮光板 １２ 回転計数回路 １３ 床面判定回路 １４ モータ制御回路 １５ ロータリブラシ回転用モータ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 北川 晃博 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内
Claims (1)
- 【請求項１】 モータによってロータリブラシを回転さ
せる方式による電気掃除機の床ノズルにおいて、ロータ
リブラシのケーシングの下面に多角形の形状を有する床
面検知タイヤを備え、その回転を遮光板を用いたフォト
インタラプタによって検出する床面検知器と、ロータリ
ブラシの回転を制御する制御回路を取り付けた床面検知
器付電気掃除機の床ノズル。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5334092A JPH05253149A (ja) | 1992-03-12 | 1992-03-12 | 床面検知器付電気掃除機の床ノズル |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5334092A JPH05253149A (ja) | 1992-03-12 | 1992-03-12 | 床面検知器付電気掃除機の床ノズル |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05253149A true JPH05253149A (ja) | 1993-10-05 |
Family
ID=12940034
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5334092A Pending JPH05253149A (ja) | 1992-03-12 | 1992-03-12 | 床面検知器付電気掃除機の床ノズル |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05253149A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| FR2720258A1 (fr) * | 1994-05-26 | 1995-12-01 | Moulinex Sa | Aspirateur de poussières comportant une unité de commande à logique floue. |
| WO1996002179A1 (fr) * | 1994-07-13 | 1996-02-01 | Moulinex S.A. | Aspirateur de poussieres comportant une unite de commande a logique floue |
-
1992
- 1992-03-12 JP JP5334092A patent/JPH05253149A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| FR2720258A1 (fr) * | 1994-05-26 | 1995-12-01 | Moulinex Sa | Aspirateur de poussières comportant une unité de commande à logique floue. |
| WO1996002179A1 (fr) * | 1994-07-13 | 1996-02-01 | Moulinex S.A. | Aspirateur de poussieres comportant une unite de commande a logique floue |
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