JPH0525540U - 仮名漢字頻度管理装置 - Google Patents

仮名漢字頻度管理装置

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JPH0525540U
JPH0525540U JP7274291U JP7274291U JPH0525540U JP H0525540 U JPH0525540 U JP H0525540U JP 7274291 U JP7274291 U JP 7274291U JP 7274291 U JP7274291 U JP 7274291U JP H0525540 U JPH0525540 U JP H0525540U
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JP
Japan
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kanji
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hiro
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Application number
JP7274291U
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English (en)
Inventor
幹夫 新村
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Casio Computer Co Ltd
Original Assignee
Casio Computer Co Ltd
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Publication of JPH0525540U publication Critical patent/JPH0525540U/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 変換回数および直前の変換内容を考慮し、使
用者が変換したい漢字へ素早く変換できるようにする。 【構成】 読みを仮名入力して漢字を選択すると、選択
された漢字の頻度データaと、選択された漢字よりも変
換順位が1つ上の漢字の頻度データbとを比較する(ス
テップS1)。「a<b」と判断された場合は、選択さ
れた漢字よりも変換順位が1つ上の漢字の頻度データb
に「1」を加算した演算結果が、選択された漢字の新た
な頻度データaとなり(ステップS2)、選択された漢
字の変換順位は1段階上位に変更される(ステップS
4)。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は日本語ワードプロセッサにおける仮名漢字頻度管理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の日本語ワードプロセッサにおいては、仮名を漢字に変換する場合に、変 換回数による頻度管理を行ない、変換順位を決めている。例えば、「ひろし」と いう読みを入力して「弘」という漢字に100回変換し、同じく「ひろし」とい う読みを入力して「浩」という漢字に80回変換した場合には、「ひろし」→「 弘」の変換の方が「ひろし」→「浩」の変換よりも20回多く変換され、頻度が 高いものとされていた。
【0003】 図5は、従来の頻度管理における変換順位メモリを示す図であり、漢字に対応 する数字は変換回数を示すものである。この場合、図5(A)は「弘」が100 回、「広」が90回、「浩」が80回、夫々これまでに変換されている状態を示 す。図5(B)は「ひろし」という読みで「浩」という漢字に変換した後の状態 を示すもので「浩」という漢字の変換回数が81回に増えている。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
従って、最初に「ひろし」という読みを入力して「弘」という漢字に100回 変換したとすると、その後の仮名漢字変換における「ひろし」という入力では、 常に「弘」→「浩」という変換順序になる。即ち、「ひろし」という読みで「浩 」という漢字に変換した回数が100回を越えない限り、「ひろし」→「浩」と いう仮名漢字変換が最初には行なわれないという欠点があった。
【0005】 この考案の課題は、変換回数および直前の変換内容を考慮し、使用者が変換し たい漢字へ素早く変換できるようにすることである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
この考案の手段は次の通りである。 入力手段1(図1の機能ブロック図を参照、以下同じ)は、仮名入力を行なう 。 変換候補記憶手段2は、仮名に対する変換候補を記憶する。 出力順位記憶手段3は、変換候補の出力順位を記憶する。 候補出力手段4は、入力された仮名を変換候補記憶手段2に記憶されている変 換候補に変換する際に出力順位記憶手段3に記憶されている出力順位の順に出力 する。 選択手段5は、出力される変換候補を選択する。 出力順位変更手段6は、選択手段5により選択された選択候補の出力順位を、 選択候補より先に出力された候補の出力順位に変更する。
【0007】
【作用】
この考案の手段の作用は次の通りである。 入力手段1により仮名が入力されると、候補出力手段4は変換候補記憶手段2 に記憶されている変換候補に変換する際に出力順位記憶手段3に記憶されている 出力順位の順に出力する。変換候補が選択手段5により選択されると、選択され た選択候補の出力順位を出力順位変更手段6が選択候補より先に出力された候補 の出力順位に変更する。 従って、変換回数および直前の変換内容を考慮し、使用者が変換したい漢字へ 素早く変換できる。
【0008】
【実施例】
以下、本考案の一実施例を図2ないし図4を参照して説明する。 図2は、本考案を適用した仮名漢字頻度管理装置の回路構成を示すブロック図 である。
【0009】 キーボード11は仮名キー,変換キー等の各種キーを備えている。そして、キ ーボード11でキーが操作されると、そのキー操作に応じたキー入力信号がキー ボード制御部12を介してCPU13に入力される。
【0010】 CPU13は、ROM14に予め記憶した制御プログラムに基づいて各部を制 御すると共に、各種処理を実行する。また、CPU13にはキーボード11、R OM14以外に文書メモリ15、CRT制御部17、外部記憶制御部20、プリ ンタ制御部22が接続されている。
【0011】 文書メモリ15は、例えばRAMにより構成されるもので、文書データを記憶 すると共に、頻度管理テーブル15aを備えている。頻度管理テーブル15aは 仮名−漢字変換における変換順位を記憶するもので、仮名−漢字変換の頻度デー タ(=変換回数)を漢字に対応して記憶する頻度データエリアを有する。
【0012】 CRT16は文書データを表示する表示部であり、CRT制御部17により表 示制御される。VRAM18はCRT16に表示される表示データを記憶する表 示用メモリである。FDD19は外部記憶部であり、外部記憶制御部20により 制御される。プリンタ21はプリンタ制御部22により制御され、文書データを 印字する。
【0013】 次に、図3および図4を参照して上記実施例の動作を説明する。図3は仮名− 漢字変換による頻度管理テーブル15aの記憶内容の変化を示す図である。図4 は仮名漢字変換に伴う順位変更処理の動作を示すフローチャートである。
【0014】 当初、頻度管理テーブル15aは図3(A)に示すように「弘」が100回、 「広」が90回、「浩」が80回、「洋」が78回、夫々これまでに変換されて いる状態が記憶されている。なお、図4において、aは選択された漢字の頻度デ ータを示し、bは選択された漢字よりも変換順位が1つ上の漢字の頻度データを 示している。
【0015】 例えば、読み「ひろし」を入力して、漢字「浩」を選択したとすると、この漢 字選択により図4の処理が開始される。
【0016】 まず、ステップS1では「a:b」が比較される。即ち、選択された漢字「浩 」の頻度データaと、選択された漢字「浩」よりも変換順位が1つ上の漢字「広 」の頻度データbとを比較する。このステップS1で、「a<b」と判断された 場合はステップS2に進み、「a=b」と判断された場合はステップS3に進む 。
【0017】 いま、図3(A)に示すように、選択された漢字「浩」の頻度データaは「8 0」であり、選択された漢字「浩」よりも変換順位が1つ上の漢字「広」の頻度 データbは「90」であるから、「a<b」と判断されてステップS2に進む。
【0018】 ステップS2においては「a←b+1」の演算が実行される。即ち、選択され た漢字「浩」よりも変換順位が1つ上の漢字「広」の頻度データb(=90)に 「1」を加算した演算結果「91」が、選択された漢字「浩」の新たな頻度デー タaとなる。ステップS2からはステップS4に進む。
【0019】 ステップS4では変換順位変更処理が行なわれ、新たな頻度データa(=91 )が選択された漢字「浩」に対応する頻度管理テーブル15aの頻度データエリ アに書き込まれる。この結果、頻度管理テーブル15aは図3(B)に示す状態 となり、漢字「浩」は頻度データが「91」で変換順位は第3位から第2位にな る。ステップS4の実行後は図4の処理を終了する。
【0020】 次に、読み「ひろし」を入力して、漢字「浩」をもう1度選択したとすると、 上述と同様に図4の処理が開始される。
【0021】 ステップS1では「a:b」が比較され、いま図3(B)に示すように、選択 された漢字「浩」の頻度データaは「91」であり、選択された漢字「浩」より も変換順位が1つ上の漢字「弘」の頻度データbは「100」であるから、「a <b」と判断されてステップS2に進む。
【0022】 ステップS2においては、上述と同様に「a←b+1」の演算が実行され、選 択された漢字「浩」よりも変換順位が1つ上の漢字「弘」の頻度データb(=1 00)に「1」を加算した演算結果「101」が、選択された漢字「浩」の新た な頻度データaとなる。
【0023】 次のステップS4では、新たな頻度データa(=101)が選択された漢字「 浩」に対応する頻度管理テーブル15aの頻度データエリアに書き込まれる。こ の結果、頻度管理テーブル15aは図3(C)に示す状態となり、漢字「浩」は 頻度データが「101」で変換順位は第2位から第1位になる。
【0024】 また、ステップS1で「a=b」と判断された場合、即ち選択された漢字「浩 」の頻度データaと、選択された漢字「浩」よりも変換順位が1つ上の漢字「広 」の頻度データbとが等しい場合はステップS3に進む。
【0025】 ステップS3では「a←a+1」の演算が実行される。即ち、選択された漢字 「浩」の頻度データa(=80)に「1」を加算した演算結果「81」が新たな 頻度データaとなる。ステップS4においては、新たな頻度データa(=81) が選択された漢字「浩」に対応する頻度管理テーブル15aの頻度データエリア に書き込まれる。この結果、選択された漢字「浩」は頻度データa(=81)は 選択された漢字「浩」よりも変換順位が1つ上の漢字「広」の頻度データb(= 80)よりも「1」だけ大きくなり、選択された漢字「浩」の変換順位は1段階 上位に変更される。
【0026】
【考案の効果】
この考案によれば、変換回数および直前の変換内容を考慮し、使用者が変換し たい漢字へ素早く変換できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の機能ブロック図である。
【図2】回路構成を示すブロック図である。
【図3】仮名−漢字変換によるメモリ内容の変化を示す
図である。
【図4】動作を示すフローチャートである。
【図5】従来例を示す図である。
【符号の説明】
1…入力手段 2…変換候補記憶手段 3…出力順位記憶手段 4…候補出力手段 5…選択手段 6…出力順位変更手段 11…キーボード 13…CPU 14…ROM 15…文書メモリ 15a…頻度管理テーブル 16…CRT 21…プリンタ

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 仮名入力を行なう入力手段と、仮名に対
    する変換候補を記憶する変換候補記憶手段と、変換候補
    の出力順位を記憶する出力順位記憶手段と、入力された
    仮名を上記変換候補記憶手段に記憶されている変換候補
    に変換する際に上記出力順位記憶手段に記憶されている
    出力順位の順に出力する候補出力手段と、出力される変
    換候補を選択する選択手段と、この選択手段により選択
    された候補の出力順位を選択された候補より先に出力さ
    れた候補の出力順位に変更する出力順位変更手段とを具
    備したことを特徴とする仮名漢字頻度管理装置。
JP7274291U 1991-09-10 1991-09-10 仮名漢字頻度管理装置 Pending JPH0525540U (ja)

Priority Applications (1)

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JP7274291U JPH0525540U (ja) 1991-09-10 1991-09-10 仮名漢字頻度管理装置

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JP7274291U JPH0525540U (ja) 1991-09-10 1991-09-10 仮名漢字頻度管理装置

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Publication Number Publication Date
JPH0525540U true JPH0525540U (ja) 1993-04-02

Family

ID=13498121

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JP7274291U Pending JPH0525540U (ja) 1991-09-10 1991-09-10 仮名漢字頻度管理装置

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