JPH052538A - パラレルデータ通信方式 - Google Patents
パラレルデータ通信方式Info
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- JPH052538A JPH052538A JP3153514A JP15351491A JPH052538A JP H052538 A JPH052538 A JP H052538A JP 3153514 A JP3153514 A JP 3153514A JP 15351491 A JP15351491 A JP 15351491A JP H052538 A JPH052538 A JP H052538A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】機能の増加に伴うコントロールラインの増加を
抑制する。 【構成】コントロールラインX8がHレベルであると、
コントロールラインXA〜XCはステータス情報を伝送
する。コントロールラインX8,Y8がLレベルである
と、コントロールラインX9,XA,Y9,YAの状態
に応じてデータラインを伝送される信号の意味が変化す
る。
抑制する。 【構成】コントロールラインX8がHレベルであると、
コントロールラインXA〜XCはステータス情報を伝送
する。コントロールラインX8,Y8がLレベルである
と、コントロールラインX9,XA,Y9,YAの状態
に応じてデータラインを伝送される信号の意味が変化す
る。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複数本のラインを並設
した信号線を介して複数の機器の間でビットパラレルで
データを伝送するパラレルデータ通信方式に関するもの
である。
した信号線を介して複数の機器の間でビットパラレルで
データを伝送するパラレルデータ通信方式に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】従来より、この種のパラレルデータ通信
方式において用いる信号線は、ビットパラレルでデータ
を伝送するための複数本のデータラインと、ハンドシェ
ーク用の複数本のハンドシェークラインと、信号線に接
続されている各機器の動作状態を他の機器に知らせるス
テータス情報や各機器の動作状態を他の機器から指定す
るコマンド情報を伝送する複数本のコントロールライン
とを備えている。このほかに、給電用の電源ラインを備
えたものもある。
方式において用いる信号線は、ビットパラレルでデータ
を伝送するための複数本のデータラインと、ハンドシェ
ーク用の複数本のハンドシェークラインと、信号線に接
続されている各機器の動作状態を他の機器に知らせるス
テータス情報や各機器の動作状態を他の機器から指定す
るコマンド情報を伝送する複数本のコントロールライン
とを備えている。このほかに、給電用の電源ラインを備
えたものもある。
【0003】ところで、ステータス情報やコマンド情報
を伝送する形式としては、各コントロールラインにそれ
ぞれ異なるステータス情報およびコマンド情報を割り付
けた形式と、データラインによってステータス情報やコ
マンド情報を伝送するとともにデータラインを伝送する
ステータス情報やコマンド情報の意味をコントロールラ
インを伝送する情報信号によって指示する形式とが考え
られている。
を伝送する形式としては、各コントロールラインにそれ
ぞれ異なるステータス情報およびコマンド情報を割り付
けた形式と、データラインによってステータス情報やコ
マンド情報を伝送するとともにデータラインを伝送する
ステータス情報やコマンド情報の意味をコントロールラ
インを伝送する情報信号によって指示する形式とが考え
られている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、機器が高機
能化するに従ってステータス情報やコマンド情報の種類
が多くなるから、各コントロールラインに各別にステー
タス情報およびコマンド情報を割り付けた前者の形式で
は、機器の機能の増加に伴って信号線のライン数が増加
するという問題が生じる。
能化するに従ってステータス情報やコマンド情報の種類
が多くなるから、各コントロールラインに各別にステー
タス情報およびコマンド情報を割り付けた前者の形式で
は、機器の機能の増加に伴って信号線のライン数が増加
するという問題が生じる。
【0005】いま、入出力のデータ伝送であって、デー
タラインが入出力で各8本、ハンドシェークラインが入
出力で各2本であるとき、16種類のステータス情報と
10種類のコマンド情報とを授受するものと仮定すれ
ば、前者の形式では、信号線は46(=8×2+2×2
+16+10)本のラインが必要になるのである。これ
に対して、データラインを用いてステータス情報やコマ
ンド情報を伝送する後者の形式では、データラインが入
出力で各8本であるから、ステータス情報とコマンド情
報とはともにデータラインの意味をそれぞれ2種類の解
釈ができるように設定すればよく、データラインはデー
タを伝送する状態を含めて3状態に切り換えることがで
きればよいことになる。したがって、コントロールライ
ンが入出力について各2本になるのである。その結果、
後者の形式では、信号線は24(8×2+2×2+2+
2)本のラインでよいことになる。すなわち、後者の形
式では、機器の機能が増加しても信号線のライン数の増
加は少ないのである。
タラインが入出力で各8本、ハンドシェークラインが入
出力で各2本であるとき、16種類のステータス情報と
10種類のコマンド情報とを授受するものと仮定すれ
ば、前者の形式では、信号線は46(=8×2+2×2
+16+10)本のラインが必要になるのである。これ
に対して、データラインを用いてステータス情報やコマ
ンド情報を伝送する後者の形式では、データラインが入
出力で各8本であるから、ステータス情報とコマンド情
報とはともにデータラインの意味をそれぞれ2種類の解
釈ができるように設定すればよく、データラインはデー
タを伝送する状態を含めて3状態に切り換えることがで
きればよいことになる。したがって、コントロールライ
ンが入出力について各2本になるのである。その結果、
後者の形式では、信号線は24(8×2+2×2+2+
2)本のラインでよいことになる。すなわち、後者の形
式では、機器の機能が増加しても信号線のライン数の増
加は少ないのである。
【0006】しかしながら、ステータス情報やコマンド
情報の受信側で情報の意味をその都度解読しなければな
らないから、受信側での処理が複雑になり、通信用のハ
ードウェアやソフトウェアの負担が大きくなるという問
題が生じる。本発明は上記問題点の解決を目的とするも
のであり、優先的に使用するステータス情報やコマンド
情報については処理の負担を少なくしながらも、機能の
増加に伴うコントロールラインの増加を抑制したパラレ
ルデータ通信方式を提供しようとするものである。
情報の受信側で情報の意味をその都度解読しなければな
らないから、受信側での処理が複雑になり、通信用のハ
ードウェアやソフトウェアの負担が大きくなるという問
題が生じる。本発明は上記問題点の解決を目的とするも
のであり、優先的に使用するステータス情報やコマンド
情報については処理の負担を少なくしながらも、機能の
増加に伴うコントロールラインの増加を抑制したパラレ
ルデータ通信方式を提供しようとするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明では、上記目的を
達成するために、複数本のラインを並設した信号線を介
して複数の機器の間でビットパラレルでデータを伝送す
るパラレルデータ通信方式において、信号線は、各機器
の動作状態を他の機器に知らせるステータス情報や各機
器の動作状態を他の機器から指定するコマンド情報を伝
送する複数本のコントロールラインを備え、コントロー
ルラインの一部は、データラインおよび残りのコントロ
ールラインを伝送されるステータス情報やコマンド情報
の意味を切り換える切換信号を伝送するのである。
達成するために、複数本のラインを並設した信号線を介
して複数の機器の間でビットパラレルでデータを伝送す
るパラレルデータ通信方式において、信号線は、各機器
の動作状態を他の機器に知らせるステータス情報や各機
器の動作状態を他の機器から指定するコマンド情報を伝
送する複数本のコントロールラインを備え、コントロー
ルラインの一部は、データラインおよび残りのコントロ
ールラインを伝送されるステータス情報やコマンド情報
の意味を切り換える切換信号を伝送するのである。
【0008】
【作用】本発明によれば、コントロールラインの一部
を、データラインおよび残りのコントロールラインを伝
送されるステータス情報やコマンド情報の意味を切り換
える切換信号の伝送用に用いているので、データライン
やコントロールラインを伝送されるステータス情報やコ
マンド情報の意味を切り換えることができ、コントロー
ルラインのライン数を比較的少なくしながらも、多種類
のステータス情報やコマンド情報を伝送することが可能
になるのである。
を、データラインおよび残りのコントロールラインを伝
送されるステータス情報やコマンド情報の意味を切り換
える切換信号の伝送用に用いているので、データライン
やコントロールラインを伝送されるステータス情報やコ
マンド情報の意味を切り換えることができ、コントロー
ルラインのライン数を比較的少なくしながらも、多種類
のステータス情報やコマンド情報を伝送することが可能
になるのである。
【0009】さらに、たとえば使用頻度が高いステータ
ス情報やコマンド情報を1つの切換信号に対応するよう
に設定しておき、他の切換信号ではデータラインを伝送
される信号がデータ以外にステータス情報やコマンド情
報を伝送する状態を選択し、そのときのステータス情報
やコマンド情報の意味を残りのデータラインの情報信号
を用いて指示するようにすれば、使用頻度の高いステー
タス情報やコマンド情報のみをデータと同時に伝送し、
他の使用頻度の低いステータス情報やコマンド情報はデ
ータラインを用いて伝送することになるから、データの
伝送中に伝送する必要があるステータス情報やコマンド
情報を伝送することができて、優先的に使用するステー
タス情報やコマンド情報については処理の負担を軽減で
き、しかも、ステータス情報やコマンド情報のすべてを
コントロールラインを用いて伝送する場合に比較すれ
ば、コントロールラインのライン数を少なくすることが
できるのである。
ス情報やコマンド情報を1つの切換信号に対応するよう
に設定しておき、他の切換信号ではデータラインを伝送
される信号がデータ以外にステータス情報やコマンド情
報を伝送する状態を選択し、そのときのステータス情報
やコマンド情報の意味を残りのデータラインの情報信号
を用いて指示するようにすれば、使用頻度の高いステー
タス情報やコマンド情報のみをデータと同時に伝送し、
他の使用頻度の低いステータス情報やコマンド情報はデ
ータラインを用いて伝送することになるから、データの
伝送中に伝送する必要があるステータス情報やコマンド
情報を伝送することができて、優先的に使用するステー
タス情報やコマンド情報については処理の負担を軽減で
き、しかも、ステータス情報やコマンド情報のすべてを
コントロールラインを用いて伝送する場合に比較すれ
ば、コントロールラインのライン数を少なくすることが
できるのである。
【0010】
【実施例】本実施例では、図3に示すように、データ通
信を行う機器としてプログラマブルコントローラBを外
部機器として接続することができる表示装置Aを例示す
る。この表示装置Aは、プログラマブルコントローラB
の動作状態に応じたメッセージ等を表示することによっ
て、プログラマブルコントローラBによって制御されて
いる機器の動作過程を監視するなどの目的で用いられ
る。また、表示装置Aは、プログラマブルコントローラ
Bの動作状態を表示するだけではなく、動作状態に対応
した作業指示を行うことができるようにスイッチ13を
備えている。表示装置Aとプログラマブルコントローラ
Bとの間のデータ通信は、パラレル信号線Pとシリアル
信号線Sとを同時に用いて行われる。したがって、パラ
レル信号線PはプログラマブルコントローラBの入力ユ
ニットB1 に接続され、シリアル信号線Sはパラレル通
信用ユニットB2 に接続される。
信を行う機器としてプログラマブルコントローラBを外
部機器として接続することができる表示装置Aを例示す
る。この表示装置Aは、プログラマブルコントローラB
の動作状態に応じたメッセージ等を表示することによっ
て、プログラマブルコントローラBによって制御されて
いる機器の動作過程を監視するなどの目的で用いられ
る。また、表示装置Aは、プログラマブルコントローラ
Bの動作状態を表示するだけではなく、動作状態に対応
した作業指示を行うことができるようにスイッチ13を
備えている。表示装置Aとプログラマブルコントローラ
Bとの間のデータ通信は、パラレル信号線Pとシリアル
信号線Sとを同時に用いて行われる。したがって、パラ
レル信号線PはプログラマブルコントローラBの入力ユ
ニットB1 に接続され、シリアル信号線Sはパラレル通
信用ユニットB2 に接続される。
【0011】表示装置Aは、図2に示すように、プログ
ラマブルコントローラBとの間で通信を行うための入出
力インタフェースであって、パラレル信号線Pに接続さ
れるパラレルインタフェース11とシリアル信号線Sに
接続されるシリアルインタフェース12とを備えてい
る。パラレルインタフェース11およびシリアルインタ
フェース12を通してプログラマブルコントローラBと
の間で授受した信号は、マイクロプロセッサなどからな
る制御部10を介してCRTやLCDよりなる表示部1
3に表示される。制御部10と表示部13との間には、
表示部13を制御する表示用コントローラ16が設けら
れる。表示装置AとプログラマブルコントローラBとの
間では、伝送効率を高めるために、通常はコードのみを
伝送している。表示部13には各コードを表示してもよ
いが、それでは表示内容の意味がわかりにくい。そこ
で、制御部10ではメモリ14に格納されたテーブルに
基づいて、各データに対応するメッセージ等を表示部1
3に表示させるようになっている。データとメッセージ
等との対応関係は、表示部13での表示画面の構成(表
示位置や表示内容)をプログラミングする際に設定さ
れ、メモリ14にテーブルとして格納されるのである。
制御部10にはスイッチ14が接続されており、スイッ
チ14を操作すれば、制御部10ではメモリ14から対
応する信号情報を読み出し、その信号情報をパラレルイ
ンタフェース11およびシリアルインタフェース12か
らプログラマブルコントローラBに対して送出する。こ
こにおいて、スイッチ14と信号情報との対応関係はメ
モリ14にテーブルとして格納されており、テーブルは
表示部13での表示画面の構成をプログラミングする際
に設定される。
ラマブルコントローラBとの間で通信を行うための入出
力インタフェースであって、パラレル信号線Pに接続さ
れるパラレルインタフェース11とシリアル信号線Sに
接続されるシリアルインタフェース12とを備えてい
る。パラレルインタフェース11およびシリアルインタ
フェース12を通してプログラマブルコントローラBと
の間で授受した信号は、マイクロプロセッサなどからな
る制御部10を介してCRTやLCDよりなる表示部1
3に表示される。制御部10と表示部13との間には、
表示部13を制御する表示用コントローラ16が設けら
れる。表示装置AとプログラマブルコントローラBとの
間では、伝送効率を高めるために、通常はコードのみを
伝送している。表示部13には各コードを表示してもよ
いが、それでは表示内容の意味がわかりにくい。そこ
で、制御部10ではメモリ14に格納されたテーブルに
基づいて、各データに対応するメッセージ等を表示部1
3に表示させるようになっている。データとメッセージ
等との対応関係は、表示部13での表示画面の構成(表
示位置や表示内容)をプログラミングする際に設定さ
れ、メモリ14にテーブルとして格納されるのである。
制御部10にはスイッチ14が接続されており、スイッ
チ14を操作すれば、制御部10ではメモリ14から対
応する信号情報を読み出し、その信号情報をパラレルイ
ンタフェース11およびシリアルインタフェース12か
らプログラマブルコントローラBに対して送出する。こ
こにおいて、スイッチ14と信号情報との対応関係はメ
モリ14にテーブルとして格納されており、テーブルは
表示部13での表示画面の構成をプログラミングする際
に設定される。
【0012】ところで、プログラマブルコントローラB
に対してスイッチ14の操作情報を伝送する際に、プロ
ブラマブルコントローラBに接続されている機器を手動
で位置決めするような微調整が必要な場合がある。この
ような場合には、スイッチ14のオン、オフの情報をプ
ログラマブルコントローラBに対して瞬時に伝送するこ
とが必要である。スイッチ14の操作情報をシリアル信
号線Sのみで伝送しようとすると、スイッチ14の種類
とスイッチ14のオン、オフの情報とをシリアル信号線
Sによって伝送することが必要であるから、スイッチ1
4の操作情報を図5(a)のようにシリアルデータで伝
送し始めてから、図5(b)のようにプログラマブルコ
ントローラBでオン、オフの情報が認識されるまでに
は、情報の1単位(たとえば、8ビット)分の遅れ時間
tが生じることになる。
に対してスイッチ14の操作情報を伝送する際に、プロ
ブラマブルコントローラBに接続されている機器を手動
で位置決めするような微調整が必要な場合がある。この
ような場合には、スイッチ14のオン、オフの情報をプ
ログラマブルコントローラBに対して瞬時に伝送するこ
とが必要である。スイッチ14の操作情報をシリアル信
号線Sのみで伝送しようとすると、スイッチ14の種類
とスイッチ14のオン、オフの情報とをシリアル信号線
Sによって伝送することが必要であるから、スイッチ1
4の操作情報を図5(a)のようにシリアルデータで伝
送し始めてから、図5(b)のようにプログラマブルコ
ントローラBでオン、オフの情報が認識されるまでに
は、情報の1単位(たとえば、8ビット)分の遅れ時間
tが生じることになる。
【0013】そこで、本実施例では、パラレル信号線P
の特定のラインをスイッチ14のオン、オフ情報の伝送
用に用いているのであって、シリアル信号線Sではスイ
ッチ14の種別のみを伝送する。このような伝送形式を
採用すれば、プログラマブルコントローラBの動作条件
に応じて、その動作条件のもとで操作してよいスイッチ
14の種類をあらかじめシリアル信号線Sによって伝送
しておくことにより、、図4(a)に示すように、パラ
レル信号線Sの特定ビットがHレベルかLレベルかに対
応して、プログラマブルコントローラBでは、図4
(b)に示すように、スイッチ14のオン、オフの情報
を時間遅れなく認識することができるのである。要する
に、パラレル信号線Sは特定のビットがスイッチ14の
オン、オフ情報を伝送するように割り付けられていて、
シリアル信号線Pによってスイッチ14の種類を伝送す
るようにしているから、スイッチ14の種類とオン、オ
フの情報とを別の信号線で伝送できるのである。その結
果、スイッチ14のオン、オフの操作を時間遅れなくプ
ログラマブルコントローラBに認識させることができる
のである。
の特定のラインをスイッチ14のオン、オフ情報の伝送
用に用いているのであって、シリアル信号線Sではスイ
ッチ14の種別のみを伝送する。このような伝送形式を
採用すれば、プログラマブルコントローラBの動作条件
に応じて、その動作条件のもとで操作してよいスイッチ
14の種類をあらかじめシリアル信号線Sによって伝送
しておくことにより、、図4(a)に示すように、パラ
レル信号線Sの特定ビットがHレベルかLレベルかに対
応して、プログラマブルコントローラBでは、図4
(b)に示すように、スイッチ14のオン、オフの情報
を時間遅れなく認識することができるのである。要する
に、パラレル信号線Sは特定のビットがスイッチ14の
オン、オフ情報を伝送するように割り付けられていて、
シリアル信号線Pによってスイッチ14の種類を伝送す
るようにしているから、スイッチ14の種類とオン、オ
フの情報とを別の信号線で伝送できるのである。その結
果、スイッチ14のオン、オフの操作を時間遅れなくプ
ログラマブルコントローラBに認識させることができる
のである。
【0014】ところで、パラレル信号線Sは、以下のよ
うな構成を有している。すなわち、ビットパラレルでデ
ータを伝送する入出力各8本のデータラインX0〜X
7,Y0〜Y7と、ハンドシェーク用の入出力各3本の
ハンドシェークラインXD〜XF,YE〜YFと、ステ
ータス情報およびコマンド情報を伝送する各5本のコン
トロールラインX8〜XC,Y8〜YCとを備えてい
る。それぞれのラインの割り付けは、下表のようにな
る。
うな構成を有している。すなわち、ビットパラレルでデ
ータを伝送する入出力各8本のデータラインX0〜X
7,Y0〜Y7と、ハンドシェーク用の入出力各3本の
ハンドシェークラインXD〜XF,YE〜YFと、ステ
ータス情報およびコマンド情報を伝送する各5本のコン
トロールラインX8〜XC,Y8〜YCとを備えてい
る。それぞれのラインの割り付けは、下表のようにな
る。
【0015】
【0016】上表において、DI0〜DI7は入力デー
タ、DO0〜DO7は出力データ、MSはスイッチ14
の機能名の表示部12へのオン、オフ、BLは表示部1
2に設けたバックライトのオン、オフ、BZは制御部1
0に接続したブザーのオン、オフ、C1,C2は16ビ
ットデータを8ビットのビットパラレルで伝送する際の
上位ビットと下位ビット、BUSYはビジー信号、ST
RBはストローブ信号、SELはセレクト信号、ALM
はアラーム信号、DATAはデータ、COMMはコマン
ド情報またはステータス情報、ADRはアドレス、TE
XTはテキスト、FFは固定的に設定された固定情報、
VFはユーザがプログラムで指示できる可変情報、LE
Dは表示装置Aに設けた発光ダイオード、MLは表示部
12のカーソル位置指定をそれぞれ意味している。
タ、DO0〜DO7は出力データ、MSはスイッチ14
の機能名の表示部12へのオン、オフ、BLは表示部1
2に設けたバックライトのオン、オフ、BZは制御部1
0に接続したブザーのオン、オフ、C1,C2は16ビ
ットデータを8ビットのビットパラレルで伝送する際の
上位ビットと下位ビット、BUSYはビジー信号、ST
RBはストローブ信号、SELはセレクト信号、ALM
はアラーム信号、DATAはデータ、COMMはコマン
ド情報またはステータス情報、ADRはアドレス、TE
XTはテキスト、FFは固定的に設定された固定情報、
VFはユーザがプログラムで指示できる可変情報、LE
Dは表示装置Aに設けた発光ダイオード、MLは表示部
12のカーソル位置指定をそれぞれ意味している。
【0017】すなわち、入力側のコントロールラインX
8〜XCは、図1(a)に示すように、コントロールラ
インX8が0(Lレベル)であるときには、コントロー
ルラインXA,XB,XCは、それぞれスイッチ14の
機能名の呼出、バックライトのオン、オフ、ブザーのオ
ン、オフに関するステータス情報を表す。これらのステ
ータス情報は他の情報に優先して伝送されることにな
る。このとき、入力側のデータラインX0〜X8は画面
番号を示す。
8〜XCは、図1(a)に示すように、コントロールラ
インX8が0(Lレベル)であるときには、コントロー
ルラインXA,XB,XCは、それぞれスイッチ14の
機能名の呼出、バックライトのオン、オフ、ブザーのオ
ン、オフに関するステータス情報を表す。これらのステ
ータス情報は他の情報に優先して伝送されることにな
る。このとき、入力側のデータラインX0〜X8は画面
番号を示す。
【0018】図1(b)に示すように、コントロールラ
インX8が1(Hレベル)であるときには、データライ
ンX0〜X7によってデータを通信する状態であること
を示し、このとき、コントロールラインX9が1であれ
ばステータス情報を伝送する状態であることを示す。ま
た、ステータス情報には固定情報と可変情報とがあり、
コントロールラインXAによって指示することができ
る。固定情報は、コントロールラインXBで発光ダイオ
ードの点滅、コントロールラインXCでカーソル位置を
指示する。一方、コントロールラインX9が0であれば
データを伝送する状態を示し、このときコントロールラ
インXAが、0であればアドレスデータ、1であればテ
キストデータを伝送する状態であることを示す。アドレ
スデータやテキストデータは16ビットデータである
が、データラインX0〜X7は8ビットであるから、コ
ントロールラインXB,XCによって上位ビットか下位
ビットかを指示する。
インX8が1(Hレベル)であるときには、データライ
ンX0〜X7によってデータを通信する状態であること
を示し、このとき、コントロールラインX9が1であれ
ばステータス情報を伝送する状態であることを示す。ま
た、ステータス情報には固定情報と可変情報とがあり、
コントロールラインXAによって指示することができ
る。固定情報は、コントロールラインXBで発光ダイオ
ードの点滅、コントロールラインXCでカーソル位置を
指示する。一方、コントロールラインX9が0であれば
データを伝送する状態を示し、このときコントロールラ
インXAが、0であればアドレスデータ、1であればテ
キストデータを伝送する状態であることを示す。アドレ
スデータやテキストデータは16ビットデータである
が、データラインX0〜X7は8ビットであるから、コ
ントロールラインXB,XCによって上位ビットか下位
ビットかを指示する。
【0019】一方、出力側のデータラインY0〜Y7
は、コントロールラインY8が0であれば、スイッチ1
4に関する情報(キーコード)を伝送することができ
る。キーコードは、上述のようにスイッチ14のオン、
オフの情報を伝送するが、スイッチ14の種別を伝送す
るようにしてもよい。また、このとき、コントロールラ
インYBは、バックライトの点滅情報をコマンド情報と
して指示する。また、コントロールラインY8,Y9が
ともに1であるときには、データラインY0〜Y7によ
ってコマンド情報を伝送する状態を示し、コントロール
ラインXAが,0であれば固定情報、1であれば可変情
報を示す。出力側についても他の情報については入力側
と同様である。
は、コントロールラインY8が0であれば、スイッチ1
4に関する情報(キーコード)を伝送することができ
る。キーコードは、上述のようにスイッチ14のオン、
オフの情報を伝送するが、スイッチ14の種別を伝送す
るようにしてもよい。また、このとき、コントロールラ
インYBは、バックライトの点滅情報をコマンド情報と
して指示する。また、コントロールラインY8,Y9が
ともに1であるときには、データラインY0〜Y7によ
ってコマンド情報を伝送する状態を示し、コントロール
ラインXAが,0であれば固定情報、1であれば可変情
報を示す。出力側についても他の情報については入力側
と同様である。
【0020】以上のように、コントロールラインX8,
X9,Y8〜YAは切換信号の伝送専用、コントロール
ラインXAは切換信号とステータス情報との伝送兼用、
コントロールラインXB,XCはステータス情報の伝送
専用、コントロールラインYB,YCはコマンド情報の
伝送専用に利用されるのである。このように、コントロ
ールラインX8〜XC,Y8〜YCの一部を用いて切換
信号を伝送することによって、残りのコントロールライ
ンやデータラインの意味を変更できるようにしているの
で、比較的少ないライン数でありながら、多数のステー
タス情報やコマンド情報を伝送することができ、しか
も、優先的に伝送することが必要なステータス情報やコ
マンド情報はコントロールラインX8〜XC,Y8〜Y
Cを用いてただちに伝送することができるのである。
X9,Y8〜YAは切換信号の伝送専用、コントロール
ラインXAは切換信号とステータス情報との伝送兼用、
コントロールラインXB,XCはステータス情報の伝送
専用、コントロールラインYB,YCはコマンド情報の
伝送専用に利用されるのである。このように、コントロ
ールラインX8〜XC,Y8〜YCの一部を用いて切換
信号を伝送することによって、残りのコントロールライ
ンやデータラインの意味を変更できるようにしているの
で、比較的少ないライン数でありながら、多数のステー
タス情報やコマンド情報を伝送することができ、しか
も、優先的に伝送することが必要なステータス情報やコ
マンド情報はコントロールラインX8〜XC,Y8〜Y
Cを用いてただちに伝送することができるのである。
【0021】
【発明の効果】本発明は上述のように、コントロールラ
インの一部を、データラインおよび残りのコントロール
ラインを伝送されるステータス情報やコマンド情報の意
味を切り換える切換信号の伝送用に用いているので、デ
ータラインやコントロールラインを伝送されるステータ
ス情報やコマンド情報の意味を切り換えることができ、
コントロールラインのライン数を比較的少なくしながら
も、多種類のステータス情報やコマンド情報を伝送する
ことが可能になるという利点がある。
インの一部を、データラインおよび残りのコントロール
ラインを伝送されるステータス情報やコマンド情報の意
味を切り換える切換信号の伝送用に用いているので、デ
ータラインやコントロールラインを伝送されるステータ
ス情報やコマンド情報の意味を切り換えることができ、
コントロールラインのライン数を比較的少なくしながら
も、多種類のステータス情報やコマンド情報を伝送する
ことが可能になるという利点がある。
【0022】さらに、たとえば使用頻度が高いステータ
ス情報やコマンド情報を1つの切換信号に対応するよう
に設定しておき、他の切換信号ではデータラインを伝送
される信号がデータ以外にステータス情報やコマンド情
報を伝送する状態を選択し、そのときのステータス情報
やコマンド情報の意味を残りのデータラインの情報信号
を用いて指示するようにすれば、使用頻度の高いステー
タス情報やコマンド情報のみをデータと同時に伝送し、
他の使用頻度の低いステータス情報やコマンド情報はデ
ータラインを用いて伝送することになるから、データの
伝送中に伝送する必要があるステータス情報やコマンド
情報を伝送することができて、優先的に使用するステー
タス情報やコマンド情報については処理の負担を軽減で
き、しかも、ステータス情報やコマンド情報のすべてを
コントロールラインを用いて伝送する場合に比較すれ
ば、コントロールラインのライン数を少なくすることが
できるという効果を奏するのである。
ス情報やコマンド情報を1つの切換信号に対応するよう
に設定しておき、他の切換信号ではデータラインを伝送
される信号がデータ以外にステータス情報やコマンド情
報を伝送する状態を選択し、そのときのステータス情報
やコマンド情報の意味を残りのデータラインの情報信号
を用いて指示するようにすれば、使用頻度の高いステー
タス情報やコマンド情報のみをデータと同時に伝送し、
他の使用頻度の低いステータス情報やコマンド情報はデ
ータラインを用いて伝送することになるから、データの
伝送中に伝送する必要があるステータス情報やコマンド
情報を伝送することができて、優先的に使用するステー
タス情報やコマンド情報については処理の負担を軽減で
き、しかも、ステータス情報やコマンド情報のすべてを
コントロールラインを用いて伝送する場合に比較すれ
ば、コントロールラインのライン数を少なくすることが
できるという効果を奏するのである。
【図1】実施例を示す動作説明図である。
【図2】実施例に用いる表示装置のブロック図である。
【図3】実施例の接続例を示す概略構成図である。
【図4】実施例の動作説明図である。
【図5】比較例の動作説明図である。
X0〜X7 データライン X8〜XC コントロールライン XD〜XF ハンドシェークライン Y0〜Y7 データライン Y8〜YC コントロールライン YD〜YF ハンドシェークライン
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H04L 29/08 (72)発明者 西野 修史 大阪府門真市大字門真1048番地松下電工株 式会社内
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 【請求項1】 複数本のラインを並設した信号線を介し
て複数の機器の間でビットパラレルでデータを伝送する
パラレルデータ通信方式において、信号線は、各機器の
動作状態を他の機器に知らせるステータス情報や各機器
の動作状態を他の機器から指定するコマンド情報を伝送
する複数本のコントロールラインを備え、コントロール
ラインの一部は、データラインおよび残りのコントロー
ルラインを伝送されるステータス情報やコマンド情報の
意味を切り換える切換信号を伝送することを特徴とする
データパラレルデータ通信方式。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3153514A JPH052538A (ja) | 1991-06-25 | 1991-06-25 | パラレルデータ通信方式 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3153514A JPH052538A (ja) | 1991-06-25 | 1991-06-25 | パラレルデータ通信方式 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH052538A true JPH052538A (ja) | 1993-01-08 |
Family
ID=15564205
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3153514A Pending JPH052538A (ja) | 1991-06-25 | 1991-06-25 | パラレルデータ通信方式 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH052538A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0924179A (ja) * | 1995-07-10 | 1997-01-28 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 洗濯機 |
US8082377B2 (en) | 2008-04-22 | 2011-12-20 | Seiko Epson Corporation | Data transmission and reception system, master device, and slave device |
-
1991
- 1991-06-25 JP JP3153514A patent/JPH052538A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0924179A (ja) * | 1995-07-10 | 1997-01-28 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 洗濯機 |
US8082377B2 (en) | 2008-04-22 | 2011-12-20 | Seiko Epson Corporation | Data transmission and reception system, master device, and slave device |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20020115 |